死んだ犬を蹴る者はいない

 諺に「死んだ犬を蹴る者はいない」というのがあります。人は本当にダメな人に追い打ちをかけたりはしません。思わず蹴りそうになるのは、それが反感をかうほど素晴らしいからです。何か活動をしていると、非難されたり、誹謗中傷されることもあるけれど、それはその人がアクティブに活動しているからであって、何もせずにじっとしている人は、非難されたりすることはない、ということを言ったものです。このことは、D.カーネギー『道は開ける』にも取り上げられています。何かを為そうと考えれば、必ず周りからいろんなことを言われることもあります。中には足を引っ張る者や、裏に回って陰口をたたく者も現れます。私も体験したところです。でもそれは、自分がしっかりと活動していることの裏返しであって、何もしない人にはそんなことは起こるはずもありません。そしてそういう人は、何年経っても何も成し遂げることはないのです。

 蹴飛ばされたり、非難されたりしたとき、そのような行為によって、相手は優越感を味わおうとしている場合が少なくないことを覚えておきましょう。それはしばしば、あなたが何かの業績を上げており、他人から注目されていることを意味しているのです。世間には、自分たちより高い教育を受けた人間や成功した人々を悪しざまに言って、野蛮な満足感を味わっている連中が多数います。「死んだ犬を蹴飛ばす者はいない」とは、「重要でない人を非難する奴はいない」と言い換えてもよいと思います。非難、要するに嫉妬なんです。そもそも嫉妬って、自分が得ることができないものを、人が持っていたりすると起こる感情。人を非難することで、自分の得ることのできないものを、いらないものにすり替えていく。嫉妬して満足感を味わうより、憧れを抱くほうがいいんですが。

 不当な非難の原因は、

(1)相手が自分に嫉妬しているのかもしれません。
(2)相手が自分のことを何か誤解しているのかもしれません。
(3)相手には人を非難する悪いクセがあるのかもしれません。
(4)相手には自分が知らない何か深い事情があるのかもしれません。
(5)相手がその時たまたま機嫌が悪かっただけなのかもしれません。
(6)相手が自分のことを嫌いでおとしめようとしているのかもしれません。

これらは全て「相手の問題」です。自分に非がないのなら、「相手の問題」で振り回されることなく、受け流しておけばよいでしょう。

 私たちが不当な非難に悩みそうになったときのために、ぜひこれだけは覚えておきましょう。不当な非難は、しばしば擬装された賛辞であるということなのです。誹謗中傷されているのなら、あなたが輝いている証拠です。成功へ向けて生きている証拠です。周りがあなたの事を気になって仕方のない存在になっている証拠でしかありません。素敵な人である証拠なのです。「死んだ犬を蹴飛ばす者はいない」ことを思い出しましょう。少々の困難や障害や非難が発生しても、「そんなこともあるものだ」と受け流しておけばよいのです。繰り返します。不当な非難は、しばしば擬装された賛辞であることを忘れてはなりません。♥♥♥

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