模試ラッシュ

◎終わった模試の見直しが次の模試の準備に!!

 松江北高では現役・補習科共に、10月は毎週末模擬試験が予定されています。「進研・駿台記述模試」「全統記述模試」「全統共通テスト模試」「進研・駿台共通テスト模試」と続きます。生徒は試験に追われて大変なのですが、私が松江北高に赴任して来た頃の生徒と、最近の生徒には大きな違いを観察しています。当時は、模試が終わる度に「見直し」を必死でやって、次の模試に備えていました。次の模試の準備が、終わった模試の「見直し」だったのです。そのことは翌年卒業後に刊行される「合格体験記」を読むと、ほとんど全員が「模試の見直しは大変だったけれど、力がついた」という主旨のことを書いていました。まるで担任がそう書きなさいと指導(やらせ)しているかのように。でも生徒達にはこれが実感だったと思われます。私もそれを後押しするために、「見直しプリント」を月曜日に配布して、生徒達の復習に協力をしていました。長年、生徒の受験と同時に問題を解き、徹夜で必死にパソコンに向かい、「模試の見直しプリント」を完成させ、翌週の月曜日に配布しているのは、こういう背景がありました。今までに作った「見直しプリント」の実例は、私の「ダウンロードサイト」をご覧ください。

    それが最近は、「忙しい」と称してやりっ放しになっています。授業で終わった模試の話をしても反応が薄いです。それでもやっている数少ない人たちのために「見直しプリント」は配布していますが、当時と比べてやり甲斐は薄くなっています。近年の合格体験記」を読むに、「模試の見直し」に言及する生徒はめっきり少なくなりました。ここら辺も、北高の英語の力が低落している一つの要因だと感じています。

 今回やった「10月進研・駿台記述模試」に関しては、生徒達は長文問題(3と4)がめちゃ難しかったと言います。じゃあそれで、もう一度読んで悪戦苦闘して理解に繋げているかというと、残念ながらそのまま放置です。だから授業で解説してもピンときません。文章と文章の繋がりを理詰めで読んでいくと、本当に力がつくいい素材文です。分からなかった箇所が「分かったぞ!」と実感できるから、力がついていくのです。今日の授業では、模試の復習が、次の模試の準備になるのだ、ということをコンコンと話しました。一人でも二人でもこのことに気付いて、力をつけてもらいたいと心から願っています。♥♥♥

・「8月全統共通テストマーク模試」見直しプリント⇒コチラで見ることができます

・「9月進駿共通テストマーク模試」見直しプリント⇒コチラで見ることができます

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