再び「科捜研の女」

 「科捜研の女」前クールの最終回の放送は4月7日でしたが、その時の冒頭部分には、シリーズ開始直後の同作の映像が流れ、「23年の感謝をこめて」というメッセージが表示されたほか、ラストシーンでは複数の登場人物がマリコに対し、これまでの感謝の言葉を述べるという、あたかもシリーズそのものが終わるかのような演出がありました。さらに報道によれば、同番組が放送される木曜20時枠そのものが終わるとの話に絡め、シリーズ終了の可能性について言及していました。てっきりシリーズそのものが終了して、打ちきりだと思っていました。⇒打ち切りに関する私の記事はコチラです

 ところが、1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきた歴史ある作品の最新作「科捜研の女 2022」(テレビ朝日系・毎週火曜よる9時~)が曜日を移して帰ってきました!その会見が東映京都撮影所で行われ、榊マリコ役の沢口靖子、土門薫刑事役の内藤剛志、新メンバー・君嶋直樹役の小池徹平が作品にかける思いを語り、新しくなった科捜研のセットも公開されました。

 「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)ら個性あふれる研究員たちが、科学捜査で難事件に挑む人気サスペンス。木曜よる8時の「木曜ミステリー枠」から、火曜よる9時の新ドラマ枠に場所を移し、大人の科学ミステリーとして新たなステージ(シーズン22)のスタートを切ります。

 主演の沢口靖子さんは、新たなステージへの移動について「これまでの歴史が一段落する寂しさも感じる中、“またマリコに息を吹き込むことができるんだ”……と、うれしい気持ちになりました」と告白。現場の士気も高く「演出、カメラワーク、照明、衣装など、すべてにおいてクールで硬質でスピード感あるドラマをみなさんに提示しようと挑戦しています」と語ります。さらに、「マリコの真実への探究心は変わりませんし、マイペースぶりも健在です。私自身も作品に向き合う基本的な姿勢は変わりませんが、放送時間が8時台から9時台に繰り下がることもあり、“大人モード”を醸し出していきたい」と、ドラマの軸はそのままに、大人路線へのシフトを宣言。「お芝居も、より“大人の科学のプロフェッショナル”であることを意識して取り組んでいます。ファッションもシックになり、“マリコが大人になった”と感じていただけたらうれしいです」

 科捜研のセットも、最新設備が揃った「今どきの科学ラボという印象」に変化。沢口さんは「私のいちばんのお気に入りは、マリコのラボを囲むオレンジ色のスモークガラス。クールな空間の中にも温かみを感じさせる色味が、マリコの人間味を表している気がします。このガラスはワンタッチで視線を遮ることができる上、巨大スクリーンにも変身するので、迫力ある映像を投影することもでき、それが演出にも生かされています」と明かしました。「日刊スポーツ」10月16日付けの「日曜日のヒロイン」で、沢口靖子さんが取り上げられました。以下は沢口さんの言葉です。

 台本をもらうと、最初はいつも付箋がいっぱいになります。自分で調べたり、専門家の方に聞いたりしながら理解して、付箋が減っていくという感じです。使い慣れてる人の言葉にするため、自分の中でそしゃくして、口の中でなじませてから現場に立つようにはしています。ひたすら素振りです。何回も何回も。ナチュラルに出るようにします。

 代表作と言われる作品に出会えるということはそうあることではないと思いますし、本当に俳優冥利に尽きます。運命的な出会いをさせていただいたと思っています。この作品が俳優として育ててくれたとも思っています。

 第1話をもって、渡部秀さんが演じる物理担当研究員の橋口呂太(ろたくん)が「卒業」します。ろたくんは2017年から出演していましたが、「新たな道を選択して科捜研を卒業」するとのこと。ろたくんの進路は第1話で明かされるとのこと。新キャストとして、物理研究員の君嶋直樹(きみじま・なおき)役で小池徹平さんが出演する。土門薫(内藤剛志さん)や風丘早月(若村麻由美さん)、宇佐見裕也(風間トオルさん)らレギュラー陣は引き続き登場します。♥♥♥

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