城崎「川口屋リバ-サイドホテル」

 「城崎(きのさき)温泉」は、兵庫県豊岡市にあり、約1400年という長い歴史を誇る関西屈指の温泉街です。文豪・志賀直哉『城崎にて』で有名ですね。私が泊まった円山川沿いに建つ「川口屋リバーサイドホテル」は、城崎名物のカニをはじめとする、日本海の幸を思う存分堪能できる政府登録国際観光旅館・老舗のホテルです。翌日の豊岡高校での講演に備えて、ここで前泊しました。

 決して華やかで豪華なつくりではありませんが、大規模旅館にはないきめ細やかなおもてなしと、小規模旅館にはない快適な空間の備わったお宿でした。こちらのホテルに宿泊すると、「デジタル外湯券 ゆめぱ」がもらえ、城崎が誇る7ケ所の外湯を無料でめぐることができるんです!昼は、志賀直哉も愛した情緒あふれる温泉街へ、湯めぐりに出かけてみましょう。夜はホテルの大浴場でゆったりと城崎の名湯を楽しめば、美味しい料理とともに素敵な思い出を作ることができますね。7つの外湯めぐりは城崎の名物になっています「一の湯」、「御所の湯」、「まんだら湯」、「さとの湯」、「柳湯」、「地蔵湯」、「鴻の湯」という七湯全部をめぐって、それぞれのお湯の違いを堪能してみましょう!どこのお湯も、私の体験した他の観光地の温泉よりも、お湯がめっぽう熱いという印象でした。

 カニ料理で有名な「川口屋リバーサイドホテル」。どんな料理がいただけるのでしょうか?冬の日本海の味覚の王者といえば、やはりカニですね。城崎を代表する食材でもあるカニをさまざまな調理法でいただくことができる「川口屋リバーサイドホテル」は、カニが美味しいと有名なホテルなんですよ。カニのお刺身はとろりとした食感を楽しめ、絶品です。海老とカニとマグロのお造り。三種盛りになっているので、ほかの食材と食べ比べてみると濃厚なカニの美味しさがよくわかります。こちらは甲羅味噌焼きです。カニ味噌が入っているので、まったりとした旨みの強さを堪能することができます。だんだんと火が通っていく様子を眺めていると、よだれが垂れてしまいそう。紅ズワイガニの炭火焼は、焼きあがっていくにつれ、良い香りが漂ってきます。まるでカニのファッションショーを見ているような気持ちになりますね。上質なカニの味を感じることができるひと品です。ふわりとした身に、ほんの少し焼き目がついて香ばしさも加わっています。カニを食べると美味しさに夢中になって、ついつい無言になってしまいますよね。カニの身をほぐすときに、専用のフォークでするりと外せると気分がぐっと盛り上がります。何度かやっているうちに、だんだんとコツをつかんで上手になっていくのが自分でもわかって、さらに楽しくなってしまいます。さらにカニすき鍋です。殻ごと入れて煮込むので、お出汁がしっかりと出て野菜も美味しくなります。冬の味覚を味わい尽くすことができますね。一番最後に、仲居さんに作ってもらった「かに雑炊」の美味しさを忘れることができません。私はこの「かに雑炊」が手に入りませんか?と仲居さんに尋ねてみましたが、販売していないとのこと。帰り道のお土産物店の店頭で、インスタントの「かに雑炊の素」を見つけて買って帰りました。これが玉子ともみのりを落として、実に美味しかった。♥♥♥

▲絶品の「カニ雑炊」 美味しかった!!

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