去る7月30日(土)深夜、各ジャンルから超ド級の技を持つマジシャン達が集結して、己の技術とプライドをかけた禁断&前代未聞のマジシャン日本一決定戦が始まりました。「THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦」―日本マジック界の夜が明ける番組でした。
古代から多くの人々を魅了してきた“マジック”。時は流れ、歴史に名を残す数々の天才マジシャンたちの画期的な発明により、現代のマジックは、数多くのジャンルに細分化されていきます。ところが、これまでジャンルの違うマジシャンたちに優劣をつけることは、長らくマジック界の禁忌(タブー)とされてきました。しかし時代は流れて令和の今宵、そんな日本マジック界の夜明けが訪れました。各ジャンルから超ド級の技を持つマジシャン達が集結して、ジャンルの垣根を越えた禁断のマジシャン日本一決定戦が開幕したのです!カードマジックVSイリュージョン?ステージマジックVSメンタルマジック?おのれの技術とプライドをかけた頂上決戦が、今始まりました。
参加するのは、いずれも国内外で輝かしい実績を持つBirdie(バーディー)、才藤大芽、高重翔、DAIKI(ダイキ)、Ars(アルス)の5人のマジシャンたち。審査員はプリンセス天功、Dr.レオン、KiLaの大御所3人が務めました。演技構成、オリジナリティ、テクニック、ショーアップの各25点の100点満点で採点し、3人の合計点で優勝者が決まります。司会はバナナマンの設楽 統(49歳)と東海テレビの速水里彩アナウンサー。リアクター(観客)として、バナナマンの日村勇紀(50歳)、アンミカ(50歳)、夏菜(33歳)、なにわ男子の大西流星(20歳)が登場しました。
お笑い賞レース(M1)や、格闘技イベントさながらの緊張感。審査員は誰もが知るベテラン・マジシャンたち!普段は見せない真剣な表情でガチ審査!披露される超絶マジックにアンミカ&夏菜も立ち上がって驚愕!なにわ男子・大西流星は“画伯”っぷりをいかんなく発揮!そしてバナナマンはなぜか抱腹絶倒!誰もが予想できない展開に!芸人におけるM-1グランプリのような、全てのマジシャンが憧れる新たな賞レースが生まれる瞬間です。
収録を終えた設楽は、「想像をはるかに超えていきました。普通に笑ってしまう楽しさもあり、ものすごいエンターテインメントを見られたという高揚感でいっぱい。ぜひ2回目も」と興奮気味。日村は「ジャンルが違うマジックのいろいろな部分を見られました。最初から最後まで全部が見どころ」と感想を語りました。持ち時間5分の演技終了後に、司会者が出来映えを本人に直接尋ねてそれに正直に答えるという構成は、マジックの世界では新鮮に感じました。
設楽:とても楽しかったですね。マジックの番組ということで元々楽しみでしたが、想像を遥かに超えていきました。普通に笑ってしまう楽しさもありましたが、ものすごいエンタテイメントを観られたという高揚感でいっぱいです。
