「共通テスト」を前にして

 何とか「共通テスト」にギリギリ間に合って退院することができ、松江北高補習科、理数科、勝田ケ丘志学館でそれぞれ2時間授業をすることができました。「共通テスト」を直前に控えて、次のようなことを生徒達に伝えました。私の長年の知恵と体験に基づいたアドバイスです。参考にしてください。♥♥♥

①今年の英語は「難化」の可能性が高いこと。

②問題が配られたら、必ず第1問から第6問までをパラパラと眺めておくこと。昨年の本番問題や日頃の模擬試験とは、微妙に変わった傾向の問題が出る可能性もあるので、一応確認しておくと心強い。変化がなければそのままやればよいし、違う傾向の問題が出ている場合はそれを頭に入れてから解き始めること。

リーディングが終了したら、ただちに音源を耳にして、リスニング試験が始まるまで「耳慣らし」をしておくこと。決してリーディングの答え合わせなどをしてはならない。

④期待した得点が取れなかったからといって、「もう今年はダメだな」などと自分勝手に判断してはならないこと。特に荒れた入試の年ほど、意外な結果が出るものだ。昨年の結果を見れば明らかだ。

⑤正解の選択肢は「言い換え」、誤りの選択肢は「スリ替え」だ。

⑥リーデイング、リスニング共に、ワークシートが与えられている問題は、まずワークシートに目を通してから始めること。「本文はこんな風に進んでいきますよ」ということを教えてくれるのだ。

⑦自己採点後、ネットやマスコミで流れる情報はデマが多いこと。右往左往してはならない。

⑧自己採点後公表される各社判定システムの判定画面で、Aだ、Bだ、Dだ、などと騒ぐのは全くのナンセンスであること。それはなぜか?

⑨リーディング、リスニング共に、長文問題のテーマには「SDGs」「Society 5.0」のトレンドワードが狙われる可能性が高いこと。

⑩(自分の志望校の学部学科の昨年の合格最低点)-(自分の傾斜得点)=合格に必要な二次得点(目安に)を自分で算出し、自分の二次力と照らし合わせておくこと。二次試験で挽回ができるのは二次配点の10%と知ること。

 受験生のみなさんが全力を尽くし、自己ベストを発揮されることを節に願っています。頑張ってください。♥♥♥

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