京つけもの「大安」

◎週末はグルメ情報!!今週はお漬物

 京つけもの「大安」(だいやす)の創業は、明治35年。創業者の大角安次郎が16歳の時に、家族だけで小さな「大安商店」を開くことに始まりました。それから百有余年、今も昔ながらのつけ込み方法や伝統を大切に守り伝えています。例えば、「大安本社工房。あえて工場」と呼ばずに、工房」と呼んでいるのは、つくるだけでなく、考える場所でもありたいという気持が託されているのです。手づくり、心づくりを基本に、野菜との対話を忘れずに、創業の精神を受け継いでいきたいという願いです。

 創業明治35年。「大安」の京つけものは、国産野菜を吟味し、野菜本来の風味を生かすため、化学調味料を一切使わず、天然のだしを使った味づくりをしています。また、合成保存料・合成着色料も使用していません。野菜本来の旨みを引き出すための味づくりにこだわっているんです。「野菜のおいしさ大切に」をモットーにする「大安」では、大根や白菜など厳しく吟味した国産野菜を使用しています。化学調味料を使わず、こだわりのだしを使って素材本来の旨みを大切にした味づくりをしています。

 「大安」のおつけものは野菜と塩の他に、天然の素材や調味料を使っています。使用する調味料は、野菜の持ち味を最大限に生かすために、色々と使い分けをしています。 もちろん全て国内産で、中には創業以来のこだわりで使い続けているものもたくさんあります。たとえば「米酢」は、京都の村山造酢謹製。享保年間(1716~1736)に酒造を創業し、醸造蔵は当時からのものを使われている老舗です。通称「千鳥酢」と呼ばれている「京酢加茂千鳥」は、1200年の京都の食文化に育まれ、全国的にも高い評価を得ています。「本みりん」は宝酒造謹製、「初雪みりん粕」は愛知県の角谷文治郎商店謹製。

 本物にこだわり、上質なものだけを作り続けている方々の想いも込められた「大安」の京つけもの。化学調味料は使用せず、国内産原料にこだわるのは、お客様に安心して召し上がっていただきたいという気持ちと、お取引業者様の信頼と期待にお応えしなければという想いがあるからです。心を込めて漬けあげた大安のおつけものです。普通の人は、有名な「千枚漬け」を求めるのでしょうが、私は京都駅でこのお店の「奈良漬け」を買いました。やはり味が全然違いますね。♥♥♥

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