中村 元さんの生き方

 日本でただ一人「水族館プロデューサー」の肩書きを持つ中村 元(なかむらはじめ)さんの本を面白く読んでいます。私は水族館が大好きなので、日本中の水族館を制覇しようと企んでいますが、その際に、中村さんの数々の水族館本は格好のガイドとなります。今日ご紹介したいのは、中村さんがこれまでの生き方、仕事の流儀を『常識はずれの増客術』(講談社α新書、2014年)の中に書いておられまして、これが私たちにもずいぶん役に立つと思いました。

(1)弱点をプラスに換える・・・一件、不利な条件やマイナス要因であると思われることを、そのまま克服しようとするのではなく、新たな強みになるように換えていく。

(2)崖っぷちの状況を作る・・・もうこれ以上後がないというギリギリのところに立てば、今までだれも気づかなかった新たな道を見つけることができる。

(3)常識を疑う・・・世の中であたりまえとされていることをそのまま受け入れるのではなく、まず疑ってみる。そして、必ず抜け道や裏道があると信じる。“前例がない”や“常識と違う”を言い訳にしない。

(4)お客さんが何をもとめているかを探る・・・お客さんが言っていることは、常にお客さんの本心であるとは限らない。“本当にお客さんが求めていること、望んでいること”を、こちらが探る出していくことが大切。

(5)プロモーションを考えながら水族館をつくる・・・キャッチフレーズやネーミングにもこだわり、マスコミが喜びそうなストーリーを展示に仕込んでいく。

 私たちにも参考になる生き方の極意と感じます。❤❤❤

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