『山陰中央新報』に勝田ケ丘志学館が

 鳥取県立米子東高等学校には、1960年から「専攻科」という浪人生のクラスがあったのですが、「官から民へ」の流れの中で、県の判断で2013年3月に廃止されてしまいました。その後、浪人者数は、横ばい状態であるにもかかわらず、同校では、県外の予備校や自宅での独学を選択する生徒が年々増加していました。これらの生徒たちを支援し、保護者の経済的な負担を軽減し、高い学びへの志を持って大学進学へ立ち向かうことができる環境を整備しよう、という目的で準備・計画されたのが、「勝田ケ丘志学館」(かんだがおかしがくかん)でした。米子東高校の同窓会やPTAなどが、NPO法人を設立して開設されました。同校校長を退職なさった山根孝正館長は、「高校と同じリズムで通え、地域の仲間と支え合いながら目標に向かって進める環境が整う。質の高い授業も提供できる」と設立の趣旨を話されました。

 私も、米子東高校専攻科時代には、何度か授業をさせていただいたご縁もあり、設立当初からこの学校にお手伝いに行かせていただいています。この四月からは五年目になります。生徒さんたちの志望校合格実現に、少しでも貢献できるように頑張りたいと思っています。電車通勤で週に3日授業(火・水・金)なので、退職前にひたすら思い描いて楽しみにしていた、悠々自適の生活とはなかなかなりませんが、「ご恩返し」と思って頑張っています。

 そんな志学館」が3月15日付けの『山陰中央新報』に大きく取り上げられました(写真上)。「志のある生徒に幅広く門戸を開いている。地域に支えられて大学に進む生徒が一人でも多く増えてほしい」山根館長。存在感が高まりつつあります。♥♥♥

▲開校当時に入り口にて 今は16キロ痩せました

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