ゴロ合わせ

 「どうすれば英単語を楽に覚えられるか?」「どうしたら一度覚えた英単語を忘れなくできるか?」「初めて会った英単語でも意味を読み取れるか?」といった、生徒たちが日頃最も苦労している「英単語記憶法」に関して、できる限りのヒントを授業中に与えるように心がけています。クラスの雰囲気をなごませる時に私が時々利用しているのが、「ゴロ合わせ」です。教室で紹介する傑作をいくつか挙げてみましょう。

 dictionary字引く書なりです。これはめちゃ受けます。kennel犬寝る」(ケンネル)は「犬小屋」です。調子が出てきたら、denyは「そうでない」から「否定する」と覚えます。あ、結構面白いぞ、となってきたらしめたものです。killは人を切るから「殺す」です。quarrelは人間関係がコワレルから「けんか、口論」です。lawyer牢屋に出入りするに関係がある「弁護士」ですね。その昔、ベストセラーになった『英単語連想記憶術』(青春出版)なる本には、これでもかというぐらい例が挙げられていました。続編・続々編が出たくらいです。barnという結構レベルの高い単語を、「納屋でね」といった意味深な語呂合わせで紹介した同僚がいましたが、この単語がセンター試験の長文読解問題に出た時には、狂喜乱舞したことでした。私が高く評価する単語集『LEAP』(数研出版)でも、所々に竹岡流のギャグが登場していますね。私は「語根」を活用した勉強法を強く薦めているのですが、単語の記憶に使えるものは何でも使おうというスタンスです。♥♥

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