2点違うと…?

 今日は耳の痛い話です。センター試験の「発音・アクセント問題」「文法・語法問題」は、1問わずか2点です。この2点が馬鹿になりません。それが後半の長文問題になると5~6点にもなります。模擬試験受験後には自己採点をやっていますが、大半の生徒が自己採点ミスを犯しています。数十点も違う生徒も珍しくありません。センター本番でも、間違いなく自己採点と実際の点がずれています(この追跡をやっている学校がどのくらいあるんでしょうね?)。自己採点をきちんとしなさい!」と、担任教師が口でいくら言っても、効果はありません。松江北高でも自己採点を完璧に行っているのは、クラスに数人いるかいないかです。現役で夢が叶わず、一浪して十分事の重みを分かっているはずの補習科クラスでも、誤差0点パーフェクトは半分もいません。それがどういう意味を持っているのか?!本人の自覚がない限り、いくら注意してもぬかに釘です。英語の諺で、このことを、You can lead a horse to water, but you cannot make him drink.(馬を水際まで連れてはいけるが、水を飲ませることはできない)と言います。私の長年の観察では、自己採点がいい加減な人は、成績下位に多いようです。

 今年2017年度のセンター本試験(筆記)の平均点は、123.73点でした。受験人数は540,029人、標準偏差は44.95でした(大学入試センター発表による)。松江北高の同僚の数学科・正村 修(しょうむらおさむ)先生が、平均点付近(ここが最もたくさんの受験生がひしめく)で2点違うと(123点と125点)どのくらいの人数がそこにいるのか(順位が違ってくるのか)、正規分布表を使って計算で算出してくださいました。それによれば、9,504人です。長文問題1問6点違うと(123点と129点)、28,621人です。どうです。馬鹿にならないことが一目瞭然でしょう?たった1問でこれだけ順位が異なってくるのです。模試の判定でも、自己採点がデタラメ状態では、デタラメな結果しか返って来ません。ましてやこれが本番となると…?

 私が松江北高に赴任した頃は、担当者が模試の度に追跡をかけて、クラス別に実態を把握・集約して、学年会でも話題として、一丸となって生徒に注意を喚起していたものです。このことを重く見たベネッセは「進研マーク模試」で、生徒の自己採点との誤差まで調べて実態を通知してくれるサービスを続行しています。問題は現場のリーダーがどれだけ分かっているかです。2点の重みが分かると、徐々にきちんと自己採点も出来るようになってきます。自己採点を見直すこともなく放置。ここでも、私がいつも言っている「やりっ放し」が横行しています。やりっ放しからは良い結果は生まれません。英語の①~④(○×)の自己採点くらい、きちんとできて当たり前だと、私は生徒に迫っています。♠♠♠

◎自己採点のミスが命取りに!

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