人と違うことをやれ!

 「黒い呪術師」アブドーラ・ザ・ブッチャーという凶悪レスラーがいました。⇒私の紹介記事はコチラです  隠し持ったフォーク五寸釘で相手をめったづきして血の海に沈める、空手の地獄突から、全体重を乗せたエルボードロップで相手をKOする巨漢ヒールでした(ジャイアント馬場さんもあれを食らったら息ができない、とおっしゃっておられました)。試合の途中で、彼が空手の「決めポーズ」を出すと会場全体が沸いて大盛り上がりです。出生時は4ポンド(約1800グラム)にも満たない小さな新生児だったと言いますから、分からないものです。両親と男女8人の兄弟姉妹に囲まれ、幼少期は貧しいながらも幸せな家庭で育ちました。ほどなくして家計を助けるため廃品リサイクル、新聞売り、靴磨き等の小遣い稼ぎを経ながら、幼い頃から独自のビジネス感覚を習得してゆきます。先日たまたまテレビ朝日2「ワールドプロレスリング 俺の激闘」という番組をスカパーで見ていましたら、偶然ブッチャーの特集をやっていて、蝶野正洋ブッチャーにインタビューをしていました。これが実に面白い。中でも家計を助けるために路上で新聞売りをしていたエピソードが印象的でした。

 ブッチャーが12歳の時、父母の家計を助けるために、新聞売りを路上で行っていました。彼は新聞を手に持ち泣いているのです。すると道行く人が「ぼうや、どうしたの?」と尋ねてきます。「この新聞が売れないと家に帰れない」と訴えます。すると新聞を買ってくれただけでなく、余分にお金を渡してくれたと言います。こうやって彼は新聞を巧みに売っていたのです。そしてまた別の道に行って同じことを繰り返す。あるとき、この作戦で新聞を売っていたところ、偶然父親が通りかかり、大人が自分の息子を泣かせていると勘違いした彼は、その通行人に怒ります。家に連れ帰られたブッチャー少年は、事情を話して許しを乞います。もう二度とこんな真似はするなと父親と約束したものの、二週間後にはまた同じことを路上でやっていたと言います。もうこの少年時代から、人と違うこと」をやってお金もうけをすることを覚えていたのでした。ブッチャー少年の「金儲け」の原点は「人と違うことをやる」でした。

 ある日たまたま、プロレス興行を見に行き、「自分もプロレスで稼げるのではないか」と考えるようになりました。そしてこの世界に入り、人とは違う」何かを考案しては、観客を喜ばせるエンターテイナーとして活躍するのでした。フォーク五寸釘も、観客を喜ばせるためのギミックだったということです。

 私は生徒たちにも、「人とは違うことをやれ!」とよく話します。かつて島根県・出雲市を日本一の都市に導いた岩國哲人(いわくにてつんど)出雲市長が、職員に仕事の心構えとして徹底していたことは、人より早く人より多く、そのどちらもできないときには、人と違ったやり方で、の三つでした。人と同じことをしていても、進歩はありません。人がやらないこと、人とは違う手法で新たなことに挑戦したいものです。最近の若い先生方を見ていて不満に思うことは、言われたことしかしない、今まで通りのことしかしない、自分で工夫して誰も気がつかない観点から取り組むことがない、でしょうか。自分独自の手法で、新しい見方を吹き込めば、斬新なものができると思うんですが。松江北高で目にするさまざまな資料を見ていても、十数年前と同じものしか出てきません。伝統を守ることも大事ですが、新しいチャレンジもそれ以上に大切です。やらない理由は簡単。前と同じことをやるのが一番手間もかからず簡単だからです。私は教科であれ、校務分掌であれ、人が作らない資料を、時間をかけて自分で工夫しながら今までやってきました。あの松下幸之助さんの側近中の側近であった江口克彦さんは、それを「プラスアルファの仕事」と呼んで、同じ単純な仕事でも、平凡な仕事でも「自分の仕事」にしていくことが大切だと述べておられます。♥♥♥

 「プラスアルファの仕事」をすれば、「与えられた仕事」が「自分の仕事」になります。
「与えられた仕事」は、必ずつまらなくなるものですが、「自分の仕事」となれば、これほど楽しいことはありません。
 与えられた仕事に、自分の工夫を加える。
 プラスアルファで、自分なりの仕事の仕方を考え、上司に言われた以上の成果を出していく。これは、将来あなたが「社内の階段」を上がっていくときに、そして何より「人生の階段」を上がっていくときに気づくと思いますが、極めて重要なことです。
 なぜなら、あなたがその上司から教えられた通りのやり方、指示された通りのやり方で、指示された通りの成果を出し続けていくとされば、いつまでたってもその上司を追い抜くことはできません。いつまでたっても、その上司のレベル以下です。
                 ―江口克彦『仕事の基本』(日本実業出版)
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ホーランエンヤ

 10年に一度、江戸時代から連綿と受け継がれる、約100隻の船が大橋川と意宇川を舞台に繰り広げる、絢爛豪華大船行列「ホーランエンヤ」。豊作祈願を起源とする370年の歴史を有す松江城山稲荷神社式年神幸祭の通称で、水の都松江が誇る「日本三大舟神事」の一つの船祭りが、5月18日(土)にスタートしました。9日間にわたって執り行われる神幸祭の見所は、何と言っても「渡御祭」と「中日祭」と「還御祭」。五大地と呼ばれる地域の人々が色とりどりに装飾した「櫂伝馬船」(かいでんません)に乗り組み、松江市指定無形民俗文化財「櫂伝馬踊り」を勇壮に披露しました。中日祭では陸船の上で披露されます。威勢のいい「ホーランエンヤ」の唄声に整然と揃う櫂さばき、舳先で威風堂々見得を切る歌舞伎風衣装の剣櫂、艫で艶めかしく身をくねらす女姿の采振りと、眼前では空前絶後の一大錦絵巻が繰り広げられます。18日の飾りを施した「櫂伝馬船」では、歌舞伎の影響を受けた勇壮な衣装に身を包んだ若者らが、櫂を剣に見立てた力強く華麗な踊りが披露され、一糸乱れぬ櫂の動きに、14万人の観客が壮大な歴史水上絵巻に酔いしれました。川岸や橋の上など、ものすごい観客でしたよ。

 ここでその歴史をちょっと。時は松江城築城開始から1年後の慶長13年(1608)のこと、本丸の石垣を築きますが、なぜか何度も崩落を繰り返し、人夫の中にはケガをするもの、もののけに襲われるものまで続出します。そんなとき、出雲郷(あだかえ)という村にある阿太加夜神社(あだかやじんじゃ)に八卦をよく見るという神主・松岡兵庫頭(まつおかひょうごのかみ)の評判が伝わり、祈祷を依頼することになりました。こうして二夜三日の祈祷が行われ、崩壊の原因は「荒神と首の祟り」であることが判明。現地を掘ると、出てきたのは戦国時代の刀や人間の首だったのです。それらは丁重に掘り起こされて手厚く葬られました。以来、兵庫頭は松江城の神主職を兼ねることとなり、慶長16年(1611)松江城は見事に完成します。寛永15年(1638)松平直政公(まつだいらなおまさ)がお国入り松江城主となりました。10年目の慶安元年(1648)、領地では天候不順が続き、凶作が予想される事態に心を痛めた城主は、兵庫頭を頼り大祈祷が行われることになりました。城山稲荷神社の御神霊を乗せた神輿を、兵庫頭の本務社である阿太加夜神社まで船で運び、安定した天候と五穀豊穣の大祈祷を行って、再び城山稲荷にお戻りいただくというものでした。こうして祈祷は見事に成就し、以来10年に一度の式年神幸が行われるようになったのです。そしていつの頃からか、この神事は、船の櫂をこぐ際の掛け合い言葉「ソーラ」「エンヤ」が「ホーラ」「エーヤ」になり、やがて「ホーランエンヤ」と呼ばれるようになったと伝わっています。

 午前10時過ぎから約100隻にのぼる大船団が、大橋川に架かる宍道湖大橋松江大橋新大橋などの橋の間を旋回。神輿船を先導する櫂伝馬船の舳先では、華やかな時代衣装に身を包んだ若い踊り手が「櫂伝馬踊り」を披露しました。歌舞伎役者のように見得を切ると、橋の上や川沿いに集まった約14万人の観客から拍手や大きな歓声が上がっていました。

 日本政策投資銀行の試算によれば、島根県内への経済効果は38億2,000万円とのこと。観光客の宿泊費、交通費、飲食費などの直接効果が25億6,000万円、直接効果に必要な原材料費の増加分などを含む波及効果を12億6,000万円と試算しています。❤❤❤

 

 

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不二家「松江ロール」

◎週末はグルメ情報!今週はフルーツロール

 博多・天神のデパート岩田屋」さんの地下の食品売り場に、「エクラタン」というケーキ屋さんがありましてね、私が10年以上通った美味しいケーキ屋さんです。私が津和野高校に勤めていた三年間で37回も博多を訪れたのには、このケーキ屋さんが目標でもありました。中でも中に大粒のフルーツがどっさり入った「フルーツケーキ」は絶品でして、大ファンでした。最近は売れていません。

 今日は辛島美登里さんの最新アルバムを買うために「松江イオン」を訪れました。帰ろうと思って、1階の出口に向かった所、前から入っている「不二家」のお店のド派手な看板が目に止まりました。「当店限定!松江ロール販売中」とありました。ショーウィンドウに近づいてみると、あの「エクラタン」で私が買っていた「フルーツケーキ」と外観がよく似ていますよ。新発売の「松江ロール(フルーツ)」(1200円)ありました。これは買わなくてはいけません。


食べた感想を。大粒のフルーツがいっぱい入っていて美味しかったです。味もあの「エクラタン」と似ていたような。当分は販売すると店員の方はおっしゃっていましたから、また食べることもできそうですね。「松江ロール」のご紹介でした。❤❤❤

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「Turn」

 この映像を見たときに信じられませんでした。私はパケット・マジックが大好きで世界中のものを相当数収集していますから、だいたいのカラクリは分かるんですが、これは全く同じようにカウントしているにもかかわらず、計6回も表・裏が変化していきます。何度も何度もカードがひっくり返って、さらに思わぬ変化をする様は圧巻です。最強のパケット・トリックと言ってもよいかと思います。考案者のPeter Pellikaanは、かつてAlakazam Magicから「Transcendance」という作品を購入したことがあり、この時もその奇抜性(使われているカウントの練習には長時間がかかりましたが)には驚かされていたマジシャンです。今回の最新作「Turn」にも超ビックリです!

 現象はこうです。まずは4枚の表が白いブランクカードを示します(第1段)。1枚のカードだけを裏向きにします。カードの裏の色は青色です。ここで4枚を数えると、4枚のカード全てが裏向き(青色)になってしまいます(第2段)。再び1枚のカードを表向きにするとクイーン(Q)となっています。カウントすると、4枚のカードが全て表向きになって、全てクイーン(Q)になっています(第3段)。1枚のカードを裏向きにします。すると、今度は裏の色が赤色になっています。数えてみると、4枚のカードが全て裏向きになって赤色になってしまいます(第4段)。再度1枚のカードを表向きにすると、今度はジョーカーになっています。さらに、4枚のカードが全て表向きになって、全てジョーカーになっています(第5段)。最後にカードの裏面を見てみると・・・赤、青、黄、緑のカラフルな4色に変化しているではありませんか!(第6段)。オイオイ、いったいどうなっているんだ?!添付されたカードは、フィニックス・デックのもので、実に綺麗に加工されています。これいっぺんで気に入りました。ただのっけから使っているカウントはなかなかハードなんです。今、一生懸命このマジック使われている一風変わったジョン・バノンのカウント練習をしています。マニアには受けるマジックだと思います。相手の予想を超えたリアクションの大きなトリックです。 ♠♣♥♦

 In short, this trick with four cards is an ADVENTURE. Cards change from blue to red to green to multicolored, and the faces change from blank to Queens to Jokers. But it’s the smooth-as-silk handling that sets this packet trick apart. Dare we say, it might be the most efficient, amazing packet trick we’ve ever seen. It is certainly our VERY favorite Peter Pellikaan creation to date. Usually in tricks of this kind, there are necessary adjustments. You have to change the count you do, or move a card from top to bottom, or do a secret reversal, or take a card out, or add one in. GONE! In TURN, the handling looks identical in each phase, and one phase flows seamlessly into the next.

◎コレ、たまげました!!

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「共通テスト」はこう変わる!<リーディング>

 松江北高補習科でも、現役の3年生のクラスでも、先日の岡山県立笠岡高等学校でも、勝田ケ丘志学館の授業でも、冒頭に、再来年から新しく始まる『共通テスト』の大きな変化について言及して、みんなはこれ以上浪人することはできないよ、と注意喚起をしたところです。現在、今までに2回行われた「共通テスト試行テスト」を分析しているところなんですが、リーディングリスニングも、今までにはない大きな変化が見られます(配点は100点:100点に)。詳細は別の形で公にすることになりますが、リーディングで、中でも私が特に注目している変化は、次の7つです。

①センター試験で出題されていた「発音・アクセント」「文法・語法」問題は出題されません

全ての問題は「読むこと」の力を把握する読解問題となります。些末な文法事項など、難度の高い言語材料に関する出題はありません。

②種々の文章形式が取り上げられます

「試行テスト」を見る限り、伝言メモ・ウェブサイト・ブログ・プレゼン・記事・物語・論説など、多様な文章形式が採用されています。全て身近で日常的に接する機会の多い素材ということです。現行のセンター試験の第3問B、第4問A、第4問B、第5問、第6問などによく似た長文問題が出題されています。

③「本文」の分量が多くなります

私がカウントしたところでは、従来のセンター試験の語数よりも、1,000語以上多くなっています(4,221words⇒5,314words)。限られた時間内に相当量の英文を読まなければなりません。現行の「センター試験」でも英語の苦手な人は最後まで読み切れずに途中で終わってしまうのですから、これは大変ですよ。書かれた内容をダラダラとまんべんなく読んでいくのではなく、必要な情報を素早くキャッチする「情報検索技術」が今まで以上に問われることになります。文章自体は基本的で難しくはありません(CEFR A1 ~B1レベル)。

④「思考力・判断力」が問われます

思考力判断力を問う問題が出題されます。例えば、事実(fact)であるか意見(opinion)であるかを見分ける問題や、正解が1つとは限らず、当てはまるものを全て選ぶ問題(問い方については検討中)、直接の言及はないが与えられた情報から推測する問題、情報を時系列で整理する力を問う問題、複数の情報を統合したり、整理したりする力を問う問題などです。

⑤問題指示文は全て英語で与えられます

日頃の教室の授業の中で行われている「言語活動」の反映と考えることができますね。

⑥全て選択式の問題ですが、間接的に「表現力」も問われます

ディベートプレゼンテーションレポートなどの、しゃべったり、書いたりする場面を想定した問題が見られます。実際の日常場面でのコミュニケーションが問われるのです。

⑦平均点は5割程度に

現行のセンター試験は平均点が6割になるように作られています。「共通テスト」は、平均点を5割程度に設定しています。実際に昨年11月に行われた試行テストの平均点を見ると、51.25点でした。

 これに、民間試験が課せられる大学もありますから、生徒の負担は今よりもずいぶん増大するものと思われます。しっかり対策をしたいものです。まずは、「試行テスト」の問題を、先生方がしっかりと分析することから始めないといけません。「大学入試センター」からは、この4月4日に、この試行テスト(2018年11月実施)の詳細な分析が公表されています。⇒コチラ(全体)とコチラです(科目別分析)です ♠♠♠

 そのために、私が考える対策とは次のようなものです。❤❤❤

①個々の文の内容を正確に素早く理解する力(「精読」+「速読」)を養う

②多様な素材の英語の文章をできるだけたくさん読む

③そのためにも「語彙力」を磨いておく必要

④基礎的な知識を確実に定着させる必要

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may well/ may as well/ might as well…as

 「勝田ケ丘志学館」の英作文の授業で、「君が自分の町の長い歴史を誇りに思うのももっともだ」「早めに宿題を片づけた方がいいよ」「次のバスを待つくらいなら歩いた方がましだ」という和文英訳問題が出てきました。それぞれ、You may well be proud of the long history of your own./ You may as well finish your homework as soon as possible./ We might as well walk as wait for the next bus.といった英文が書かれました。そこで、「may well Vの意味は何となく分かるんだが、may as well Vがどうしてこんな意味になるのかが分からない」という質問が発せられました。私はこういうときには、その場で答えないで、「ちょっと考えてみよう」と宿題にすることが多いんです。こうやって考える習慣を植え付けたいと思っています。さて、次の週に教室に入ると、前面の両方のホワイトボードにびっしりと書き込まれていました。might as well A as B(BするくらいならAしたほうがましだ)にまで踏み込んで、その成り立ちが解説してあります。私はすぐにカメラを持って来て、写真に撮っておきました。それが下の写真です。彼にはそれを説明してもらい、皆で納得しました。good jobでした。

 may well V(Vするのももっともだ)、may as wellV(Vしたほうがよい)、may [might] as well V1 as V2(V2するくらいならV1したほうがましだ)の3つの成句は、どの文法参考書にも助動詞のところに載っています。でもそれがなぜそんな意味になるのかは、まず書いてありません。私は単に丸暗記するのではなく、その成り立ちにまで踏み込んで考えてもらいたいと思って、長年そのような指導をしてきました。こうして「なぜ?」を意識すると、丸暗記に比べて忘れにくいだけでなく、他の分野にもよい影響が大きいと思っています。私は故・安藤貞雄先生(広島大学名誉教授)からそのような指導を受けました。単語の記憶に関しても、故・山本和夫先生(島根県立短期大学)からその面白さを手ほどきしていただきました。私がよく言う「あー、そうだったのか体験」です。

 松江北高で使っている文法参考書の小寺茂明(監修)『デュアルスコープ総合英語』(新訂版、2016年、数研出版)には、文法参考書には珍しくこのことが解説してあります。


①1) may well(~かもしれない)+well(たぶん、おそらく)→may well「たぶん~だろう」となる。推量(~かもしれない)のmayの意味がwellにより強められたもの。

①2) このwellは「道理にかなって、もっともで」の意。may(~してもよい)+well(もっともで)→may well「もっともな理由があって~してもよい」→「~するのはもっともだ」となる。 [八幡注]現代英語ではこの意味で使われることはまずありません。そのことはこのブログでも「あー、そうだったのか体験(私の授業観)」と題して明らかにしましたコチラです

② このwellも①の2)と同じ「もっともで」の意味。文末にはas notが省略されていると考える。「~しないのと同じくらい道理にかなっている」「あえて言えば~したほうがよい」といったような消極的な意味合いで「~したほうがよい」という言い方。過去形のmightを使うとより控えめな言い方になる。

③ ある不快な状況が別の不快な状況と同程度だと言うときに使う表現。「…するのと~するのは同じくらい道理にかなっている[→同じようなものだ]→「…するなら~するほうがましだ」という意味。下の例では、「彼に助言を求めること」について、彼が適切な助言をしてくれるとはとうてい思えないので、「壁と話をするほうがましだ」と言っている。

You might as well talk to the wall as ask him for some advice.(彼に助言を求めるくらいなら壁と話をしたほうがましだ/彼に何か助言を求めるのは壁と話をするのと同じようなものだ)


 ここの生徒たちからは、毎回さまざまな疑問が寄せられます。例えば今までに、「quite a fewがなぜ「たくさんの」という意味になるのか?」「仮定法で今のことを表すのに過去形を使うのはなぜか?」「plantに「植物」と「工場」という意味があるのはなぜか?」「see to it that~はなぜ「~に気をつけなさい」という意味になるのか?itは何者か?」「opportunityはなぜ「好機」の意味になるのか?」「shouldにどうして「万一~したら」という意味があるのか?」などが寄せられました。生徒たちは自分で調べて納得したと言って、報告に来てくれます。授業をしていてとっても楽しいんです。私が帰ってきたばかりの松江北高はちょうどこんな感じでした。授業中にも手を挙げて質問が出る、授業が終わっても質問攻めで次の授業に行かせてもらえない、早朝や休憩時間は職員室に質問にやって来る。それがこの5,6年くらいでしょうか、全くなくなりました。まるで別の学校の様です。学校ではアクティブ・ラーニングと称して、相当数の時間を割いて取り組んでいるにも関わらず、肝心の授業では『考える』ことがなくなっているのは、何とも皮肉な結果です。語彙力もないのにディベートをやりなさい、知識もないのに討論しなさい、では本末転倒と言わざるを得ません。♠♠♠

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「リチャード・クレーダーマン」コンサート

▲会場となった米子市公会堂

 5月13日(月)米子市公会堂で「リチャード・クレーダーマン2019 with ストリングス・トリオ&パーカッション」が開催され、私は「勝田ケ丘志学館」の授業を終えて行ってきました。彼が初めて日本でコンサートを行ってから、今年で40年目を迎えます。ツアーの回数は42回を数えます。今年のツアー初日の「茨城・つくば」公演が通算770回目だそうですよ。意外なことに、会場では「当日券」も販売されていました。クレーダーマンのコンサートに行くのは久しぶりです。私は若い頃から、彼のピアノが大好きで、辞典の仕事で毎日徹夜をする際にも、いつも仕事部屋に彼の美しいピアノの調べが流れていました。若い頃から出し続けている学級通信・進路指導部だより・学校通信・英語通信のタイトルを「あむーる」としたのも、彼のアルバムタイトルから取ったものです。

 コンサートは19時5分に開演しました。2部構成で、途中15分の休憩を挟み、終わったのが21時20分頃。サービス精神満点のコンサートでした(遅くなったので特急「やくも」で家に帰りついたのは夜の11時を回っていました)。公会堂の3階席まで見えるようにと大型スクリーンがステージ上に置かれ、彼の指の動きまでしっかりと見ることができました。演奏が終わる度に、最前列の観客に楽譜をプレゼントしたり、プレゼントするものがなくなると、椅子や楽器まであげようとする仕草を見せて観客を笑わせます。演奏の途中でピアノの上にチャイムを置いて、「チーーン」と鳴らせて笑いをとってみたり、曲の後半を自らの口笛で演奏してみたりと、随所に観客を飽きさせない工夫が凝らされていました。バイオリン・ビオラ・チェロ担当のメンバーにお花をプレゼントするも、最後の1本を観客に贈呈してしまい、落ち込むパーカッション奏者にあげる物がなくなってしまい、一生懸命プレゼントを探す様子は吉本新喜劇ばりですね。会場中全体が手拍子で盛り上がるシーンも何度もありました。公演中、何度もクレーダーマンがフランス語で話すんですが、フランス語の分からない私はチンプンカンプン。通訳が欲しかった(何回かはスクリーン上に出たことは出たんですが…)。

 私は冒頭の「鳥を夢見て」「秋のささやき」「炎のランナー」「渚のアデリーヌ」あたりで、すでにうるうるきていました。これらの曲に何度励まされて、夜中の仕事に打ち込んでいたことか!夢の中のウェディング」も懐かしく思いました。会場入り口では、コンサート・グッズの販売が行われており、私は今回の来日記念盤CD『終わりなきこの愛』と特製ハンカチを買って帰りました。❤❤❤

《演奏曲目》
<Part 1>
想い出のシンフォニー
鳥を夢見て/秋のささやき/炎のランナー/渚のアデリーヌ
オール・アイ・アスク・オブ・ユー/オペラ座の怪人
ルートビア・ラグ
タイタニック・シンフォニー
デュエット
マイ・トイ
夢の中のウェディング
ロシア・メドレー
 ―(15分休憩)―
<Part 2>
ニュー・ブルー・ロンド
ブロックバスター(超大作)映画メドレー
ウィア・オール・アローン/アメリカ
終わりなきこの愛
わたしを夢見て
パリ・メドレー
ソーダ・ポップ
ニューヨークの想い
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渡部昇一先生のエピソード(1)

 私は若いときに、故・渡部昇一先生(上智大学名誉教授)『知的生活の方法』(講談社現代新書、1976年)を読んで以来、熱狂的ファンになりました(当時の先輩にあたる教授たちの中には、この本に対して露骨に反感・嫌悪感を示す方もあったことを、先生の『発想法』新版の「まえがき」に書いておられます。まだ若僧の教師が何を言うか!生意気な、という感じだったんでしょうね)。現在でも着々と版を重ねるこのロングセラーは、当時まだ一般的でなかった書斎・エアコンの重要性を説くなど、不朽の名著となっています。渡部先生曰く、「これは自信を持って言えますが、僕はこの本に書いたことを全部実行し、おかげで世界有数の個人蔵書を持つこともできた。嘘を書くくらいなら本など書かないことです」と。渡部先生は、この本の34年後、傘寿を迎え『知的余生の方法』(新潮社、2010年)を刊行なさいます。「特に世の中は変わったな。僕は当時、多くの人を怒らせたんですよ。当時は左翼全盛ですから、個人が書庫を持つなんて贅沢だ、それより図書館を整備する方が社会のためだと、綺麗事を並べた人が何をしました?そうこうする間にネットで何でも調べられる時代になり、建前や偽善は何も生まなかった。つまり世の中がどうなんて考えても始まらない、人間は自分がやりたいことをやるのが一番で、僕は個人の財産も所有欲も否定しません」 私は、先生の著書、論文、雑誌に至るまで、手に入れられるものはそれこそ全部入手して読み漁ってきました。松江にご講演にいらっしゃった時に、知人が会わせてあげようと紹介してくださって、夢心地でホテル一畑」で初めてお会いさせていただきました。ものものしい警備の中、別室で握手していただいたときの感激は忘れられません。『ライトハウス英和辞典』(研究社)を編集委員として出版した際には、「推薦文を書いてあげよう」とおっしゃって下さり、天にも昇る思いでした。3年前に私が退職した際には、あの達筆な書で(先生は長年書を習っておられました)ねぎらいのお言葉を頂きました。私の宝物です。このブログでも、度々先生のことを取り上げています。残念ながら、先生は、2017年4月17日に86歳でお亡くなりになりました。⇒私の追悼記事はコチラです

 そんな渡部先生の余り知られていないエピソードを、不定期でご紹介してみようと思います。今日はその第1回目です。

◎健康でいる限り貧乏なんて恐くない!◎

 先生は、若い頃は非常にストイックな生活を送られました。お金がなかったせいでもあるのですが、その頃の経験が、以後の学究生活に大きな影響を与えておられます。山形県の田舎から東京の上智大学(当時はまだ私塾のような学校だった)に入学した渡部先生は、親からギリギリの仕送りをもらって授業料を払っておられたんですが、大学1年生の半ばに、お父さんが失業したために、次の年からは仕送りを受ける見込みが全くなりなります。奨学金授業料免除がなかったら、それこそ退学の絶体絶命の状況でした。授業料免除は学科で成績1番になれば取れるので、先生は全教科100点を取るべく必死で勉強されました。⇒コチラ 成績が1番とか2番とかいうと、どうしても同級生との競争になるわけで、他の人の成績を気にしながら勉強するというのは気詰まりです。そこで全科目100点を目標とすると、焦点がはっきりして、やることがくっきりと明確になったのでした。一日の授業が終わると、どこにも寄らずに真っ直ぐ寮に帰ってすぐに勉強です。進駐軍のカマボコ兵舎を転用した学生寮に住んでいました。寮の消灯時間は11時ですから、夜中に勉強するわけにはいきません。毎朝4時45分に起きて、水をかぶって気合いを入れる。これは羽黒山の修験行者のイメージがあったのかもしれない、と回想しておられました。1日の最初にしんどいことをやってしまうと、大概のことはおっくうでなくなり、後は大したことはない、どんなことでもやれるという気分になれたそうです。そして早朝2時間勉強しました。

 その一方で、必死の思いで倹約しておられます。1ヶ月の生活費が当時2,000円ぐらいでした。寮費が3食付きで1,500円ですから、小遣いや自由に使えるお金はほとんどありませんでした。遊ぶお金はありませんから、部屋に籠もって四六時中本ばかり読んでおられました。2ヶ月分くらいの奨学金がまとまって入った時には本を買いました。アルバイトはしませんでした。全科目100点を目標にしていましたから、バイトなんかやっている暇はないわけです。そんな時間があったら勉強です。東京では喫茶店に一度も足を踏み入れたことはありませんし(唯一の例外は、たった一回だけ先輩にコーヒーをおごられたことぐらい)、映画館に入ったこともないし、遊びに出かけるということもありませんでした。先生は「東京では映画は絶対にみない」という方針を立てていました。同級生に過激派の運動から逃げるために早稲田から転学してきた男がいて、「『麦秋』という映画はいいから見に行こう」と先生を誘います。先生が「俺は行かないことにしている。東京で行かないのは俺の伝統なんだ」と言うと、「伝統だなんて…」と嘲りました。以降いっさい行かなかったら、そのうちに一目置かれるようになったそうです。そんな余裕はないし、お金ももったいない。時間ももったいないという心境ですね。

 そうそう、1回だけ夏休みの2週間田舎に帰った時、恩師に「非常に優秀な子供がいる。どうしても外交官になりたいとお母さんが言っているから家庭教師をしてくれないか」と、どうしてもと頼まれて、英語の家庭教師のアルバイトをしたことがあります。夏休みだからまとめて本を読みたい先生は、その時間をアルバイトに取られるのは耐えがたいことでした。そこで先生は1日が始まる前の時間なら教えてもいいと、毎朝3時半に起きて、朝の4時から英語を教えておられます。家から15分ぐらいのところの家へ自転車で行って、1時間半ほど教えて帰ってくるというスケジュールでした。朝の6時からは自分の勉強を始めたかったのです。その少年は、将来外交官になるための受験勉強だったので、特に英語に力を入れたいということで、英文法を二週間、毎朝二時間やれば一応成果が上がるだろうということで引き受けました。先生の教え方は、英文法を教えるのに相当迫力があったようで、その少年は語学の方が好きになってしまい、その後言語学者になり、都内の某大学の教授となりました。今ではちょっと考えられないエピソードですね。1回100円のアルバイト料でした。2週間続けて1,400円もらい、これで以前から欲しいと思っていた本を買おうと思っていました。

 当時、先生の実家では、代々、真っ黒なネコを飼っていました。ところが、そのネコが病気になってしまい、放っておくわけにもいかず、獣医の所に連れて行き、注射をしてもらいます。治療代はいくらかと聞くと、1,500円だと言います。せっかくもらったバイト料がたちまちにして吹っ飛んでしまいます〔笑〕。シャクにさわってしょうがなかった、と回想しておられます。こうして先生は、お金も最小限に切り詰め、時間も切り詰めて、ご自分の勉強に打ち込んでおられたのです。でもちゃんと見てくれている人はいるもので、救いの手が差し伸べられ、鶴岡の風間家の奨学金(年3万円)、旧藩主酒井家と酒田の本間家の奨学金(2ヶ月ごとに1,400円)、地方の団体の奨学金を2つもらえるようになりました。これに日本育英会の奨学金(月2,000円)をもらい学生寮から通いました。若い頃の貧乏な生活を回想して、ストイックな生活をしていればおのずと道は開けてくるものだ、と実感しておられます。極限に近い体験が、健康でさえいる限りは、貧乏というのは最終的にはちっとも恐くないものであるということを、教えてくれたのでした。(→以下(2)に続く。お楽しみに)❤❤❤

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道具を大切に!

 松江市出身のテニスプレーヤー錦織 圭選手が、「全豪オープン」で活躍しましたね(ジョコビッチ選手に負けてベスト8止まり)。地元松江市出身の期待の選手ですから、応援したい気持ちは山々なのですが、彼には一つ悪い癖があって、以前このブログでも苦言を呈したことがあります。⇒コチラです   思うようなプレーができない自分に腹を立てて、ラケットを投げつける悪癖が未だに治っていません。ラケットが折れ曲がってしまうことも。このような精神状態でプレーする限りは、超一流プレーヤーの仲間入りをすることはまず無理でしょう、というのが私の見方です。私も長くソフトテニスの監督を務めてきましたが、試合中にそのような行動をする選手で(ラケットに八つ当たりをする、相棒に罵声を浴びせる、審判に噛みつく)、上位に君臨した選手を知りません。いくら強い選手でも、途中で取りこぼして、負けていったように記憶しています。やはり大活躍でランクキング世界1位の、全米オープンを制覇した大坂なおみ選手(祝・全豪オープン優勝!)も、以前よりは少なくなったものの、自制できずにラケットをコートに叩きつけて八つ当たりすることがよくあります。実に見苦しい。両選手とも、自分よりもはるかに格下の選手にポロポロ取りこぼしをするのは(マドリード・オープンでも)、こんな精神面に要因があると私は感じています。

 最近引退したあのスーパースターのイチロー選手が、少年野球教室などで、小さい子どもたちから「強い選手になるにはどうしたらいいですか?」と質問を受けたときに、彼は何と答えたと思いますか?

 大事なバットを芝生の上に寝かせたりしないことです。ほんのわずかな芝生の湿り気が、バットのバランスを崩すこともある。バットを地面に叩きつけるなどはもってのほかです。地面にぶつかった衝撃で、重さや木目、密度のバランスが崩れるかもしれません。バットを作る樹は自然が長い時間をかけて育てています。バットは、この自然の樹から手作りされているのです。一度バットを投げたとき、とても嫌な気持ちになりました。それ以来、自然を大切にし、バットを作ってくれた人の気持ちを考えて、僕はバットを投げることも、地面に叩きつけることもしません。もともと道具を大事に扱うのは、プロとして当然のことです。ボールを投げたり打ったりする前に、まずはそういうところに気持ちをもっていかなければダメです。

 上の発言の中でも触れているように、実は、そのイチロー選手自身もかつて、1996年7月6日、近鉄戦で左腕小池秀郎投手にふがいない三振を喫して、思わずバットを叩きつけたことが一度だけありました。あれだけのバットを作ってもらって打てなかったら自分の責任ですよ」と、イチロー選手は反省し、その後、我に返って、バットを作っていただいた名工・久保田五十一さんに、謝罪のメッセージを送っています。「何人かの選手から、自分の手掛けたバットについてお礼を言われたことは過去にもありました。でも、バットへの行為そのものを謝罪されたのはあの一度だけですね」と、伝説的なバット職人・久保田さんは語りました。道具に対する意識の高さは、イチロー流準備の特徴です。フリー打撃を終えた選手たちが、それぞれのバットを芝生の上に平気で放り投げる中、イチロー選手だけが、バットをグラブでそっと包み、まるで眠った赤ん坊をベットに横たえるように置いていました。彼は普段、特製のジュラルミンケースに入れて、バットを持ち歩いています。ケース内には乾燥剤を入れるポケットがあり、湿気による重量増を防いでいるのです。それぐらいに道具への強い愛着・こだわりがあるんですね。私は個人的にはイチロー選手は好きになれませんが(自分の成績にしか興味が無い)、この道具を大切にする姿勢だけは、みんな見習わなくてはいけないと感じて

 「道具を大切にできない人は、いつかその道具に裏切られる」とは、プロゴルファーの青木 功(あおきいさお)さんが、週刊誌に連載したコラムに書いた言葉です。錦織選手・大坂選手にも、この点をしっかりと肝に銘じて、さらなる高みを目指してもらいたいものです。あの松下幸之助さんも、次のように言っています。♠♠♠

 世間は誰ひとりとして、きみの成功を邪魔したりせんよ。出来ないというのは、外部の事情というよりも、自分自身に原因があるものなんや。外部のせいではない、理由は自分にあるんだということを、常に心しておく必要があるな。(松下幸之助)

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「大手まんぢゅう」

◎週末はグルメ情報です!今週はお饅頭

 岡山に来たときのお土産には、岡山駅のお土産売場(サンステ)で、必ず「大手まんぢゅう」を買って帰ります。みなさんに喜んでいただいています。私も大好きなお饅頭です。

 「大手饅頭」は、天保八年(1837年)弊店の初代伊部屋永吉が、いまの営業地・京橋町で創業しましたが、当時の備前藩主池田侯から特に寵愛を受け御茶会の席には 必ず伊部焼の茶器とともに愛用されてきました。「大手饅頭」の名称は、店が岡山城大手門の附近にあったため藩侯からいただいたと伝えられています。その親 しみやすい名前と風味豊かな味わいは、当時の人たちに備前名物として好評を博しまし

▲岡山路面電車にも「大手まんじゅう」の文字が

た。以来、180余年、贈答にお土産にと喜ばれています。備前岡山は古くから米処と言われています。「大手まんぢゅう」は、その良質の備前米を材料として、まず糀(こうじ)からつくり始め、もち米などを加えながらじっくり日数をかけて、成熟した甘酒を仕上げていきます。これに小麦粉を混合し発酵させて生地を調製します。この丹念に仕上げた生地で、北海道産小豆を特製の白双糖で練り上げた漉餡を、薄く包み、蒸し上げると、甘酒の豊潤な香りを漂わせながら出来上がってきます。昔から伝えられた酒饅頭の基本製法で作られているので、甘酒のコクが餡の甘さとほどよく調和して、実にまろやかな味わいとなっています。美味しい!!漱石門下の岡山市出身の小説家内田百聞(うちだひゃっけん)「大手まんぢゅう」が大好物でした。故郷の岡山への愛郷心は人一倍強く、岡山での幼少時の思い出を幾度も繰り返し書き続けました。百閒「大手まんぢゅう」について、彼の随筆で幾度となく言及しており、大手まんぢゅう」になら「押しつぶされてもいい」とまで書いています〔笑〕。❤❤❤

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「鬼太郎列車」全6両制覇!

 世間では10連休で観光に浮かれている時期に、私は「勝田ケ丘志学館」で毎日授業をしていました。これまでの私の連休体験では、どこかに必ず出かけていたのですが、今年はそれもできずひたすら米子に通勤していました。そのおかげもあって、JR境線(さかいせん/米子駅〜境港市、17.9km)で運転されている「鬼太郎列車」6種類に全部乗ることができました。「鬼太郎列車」「ねずみ男列車」「ねこ娘列車」「目玉おやじ列車」「こなきじじい列車」「砂かけばばあ列車」の6編成です(⇒私の解説はコチラです)。私がいつも通勤する際に待っているのは1両だけで満員なんですが、この10連休中は3両編成に増結されて観光客であふれかえっていましたよ。この「鬼太郎列車」に使われているのは、マニアには懐かしい国鉄キハ40系気動車です。外装だけでなく、車内の座席、天井、トイレにもイラストが描かれているのも、『ゲゲゲの鬼太郎』ファンにはたまらない魅力ですね。以下は、私が撮影したトイレに描かれているイラストです。

 実は、「JR境線」16駅には、すべて『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪の名前が、愛称として付けられているのです。私が乗る米子駅「ねずみ男駅」、2分間だけ乗車して、降りるのは博労町駅「コロポックル駅」です。❤❤❤

 

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『科捜研の女』

 「テレビ朝日開局60周年記念」として、4月18日から来年令和2年3月までの1年間にわたるロングラン放送が始まった、テレビ朝日系木曜ミステリー『科捜研の女』(毎週木曜午後8時~)は、主人公の京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを演じる沢口靖子(さわぐちやすこ)さんと、京都府警捜査一課の土門薫刑事役の内藤剛志(ないとうたかし)さんが活躍する一話完結型ドラマです。科学を武器に、凶悪化・ハイテク化する犯罪に立ち向かう法医学研究員の姿を描き、1999年の放送開始から19年間で17シリーズ191話、スペシャル10本が放送され、常に2桁キープの安定した視聴率を獲得しています。ファンの間からは、“どもマリ”と親しまれている名コンビで、今回の『科捜研の女』19シーズンは、20年目に突入します。1999年(平成11年)の初回放送前の製作発表では、「専門用語が多いので、それを早口でしゃべるのが難しい」と話していましたが、この20年間難解な専門用語を独学で勉強を続け、セリフを理解する努力を積み重ねてきました。先日もこのお二人が「徹子の部屋」にゲストで呼ばれて、この番組に対する思いを語っておられましたね。テレビ朝日のプライム帯のドラマが通年で放送されるのは、1998年11月から1999年9月まで放送された『暴れん坊将軍』以来、20年ぶりのことだそうです。

 「season1」の第1話から現在まで、すべての『科捜研の女』で、主人公のマリコ役を演じてきた沢口さんは、同一人物による主演、同曜日、同時間帯放送では最長記録を更新中です。1984年デビューの沢口さんは今年で芸能生活35周年を迎えます。「頂いた使命の大きさに心が踊りました。作品を評価していただいたからこそと受け止め、心から感謝して、フルマラソンを走り抜きたい」「1年間、撮影所のある京の旬の野菜やハモを積極的に食べて体力を維持したい」と語りました。

 お二人にとって『科捜研の女』とは?

【沢口】30代半ばで出会いまして、俳優として育ててもらった作品だと思っています。

【内藤】ここまできたらライフワーク。この船がどこに行き着くのか見たいです。しかも、今年は1年もやっちゃん(沢口)とご一緒できる! 土門はマリコのことを「お前」って呼ぶんですよ。こんな役得はない。ありがたいことです。

 科学捜査はどんどん進化していますね。私は初年度からずっと追いかけて見ていますが、マリコもだいぶ変わりましたよね。初期のころは、マリコが一人で突っ走ってしまって、周りはちょっとついて行けない、といった感じもあったと思うのですが、今はマリコを中心に見事なチームワークができている感じがしますね。土門もはじめはマリコとVSの関係にあって、「科学がなんだ、捜査は人間がするものだ」というスタンスだったんですが、だんだん変わってきて、今はものすごく科捜研を信頼しています。20年もやって基本的には2人の距離感が接近しないのはえらいことだと思っているのですが、何かの事件が起きたときに急接近するかもしれませんね。どんなストーリーになるのか、楽しみです。じゃあ、事件は起きた方がいいですね(笑)。確かにマリコと土門は“男女”だけど恋愛関係ではないという良さがあります。これはプロデューサーさんや脚本家の方々、なにより視聴者のみなさんが20年間で作ってくださった関係だと思うんです。なのでこの1年間でどうなるかは視聴者の皆さんに決めていただきたいと思います、と内藤さん。前述の「徹子の部屋」黒柳徹子さんが「1年間も続いて話のネタは大丈夫なんですか?」と率直な疑問をぶつけておられましたが、科学捜査の進歩は日進月歩でどんどん進化しているので、いくらでもネタは尽きないと自信をのぞかせておられました。❤❤❤

 

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『ピアノスイッチ』

 私の大好きなピアニスト西村由紀江(にしむらゆきえ)さん(51歳)が4月24日に通算40枚目の新アルバム『ピアノスイッチ~ベストセレクション~』をリリースされました。繊細な表現力とオリジナリティあふれるメロディーに、多方面からリスペクトされ続ける孤高のピアニストです。年間60本を超えるコンサートの他、ライフワークとして「学校コンサート」(以前、大田高校にも来て頂きました)、「病院コンサート」、被災地にピアノを届ける活動(Smile Piano 500)を継続しておられます。通算40枚目となる新作は、ファン屈指の人気曲と新曲を織り交ぜた、全曲ニュー・レコーディングで臨むピアノ・ソロアルバムです。私はDVDの付いた特別盤を購入しました。彼女がまだ音大生の頃から応援しているんです。ドラマ『101回目のプロポーズ』の音楽担当になった記念のイベントに、東京・渋谷のベルコモンズまで出かけて、担任の女生徒に頼まれていた楽譜にサインをいただいたのもいい思い出です。若い頃、私の深夜の仕事部屋には、西村さんの美しいメロディーがいつも流れていました。そんな西村さんも、以前、約20年間所属した財団法人「ヤマハ音楽振興会」から思わぬリストラをつきつけられ、辛い思いを経験しておられます。なんで自分がこんな目に遭わなければいけないのか、と自問し悶々とする日々を送っておられます。そんな苦悶の様子は、以前にこのブログでも詳しく紹介しました。(→なぜ私がこんな目に~西村由紀江」コチラです)あの辛さを乗り越えたからこそ、今日の西村さんがあります。

▲セカンドアルバム  まだ音大生の頃のあどけない西村由紀江さん

 「なんで自分がこういう目に遭わなければいけないんだろう」と、悲観的に考えていたが、日ごとに、「きっと離れる時期だったんだ」と思えるようになった。急に環境が変わるときには、起こっていること一つひとつに腹を立てたりしがちだが、人生の中の大きな流れとして客観的に見てみると、必要があっての変化なんだと納得できる。―西村由紀江『私が輝くとき』(成美堂、2007年)

 「ピアノは楽しい。興味のある人が弾きたくなる、弾いて楽しくなる曲を作りたい。そんな思いから生まれたメロディーを新アルバムに収録しました」と彼女。40作目の節目を迎え原点に回帰する思いで、過去39枚のアルバムから、人気曲のリアレンジ版に、新曲を加えた全15曲に仕上げました。「弾く人が楽しくなるようなアレンジを考えました。例えば、演奏中に手を交差させてパーカッションの用に弾く場面や、黒鍵だけで弾けるように作り直しました」。これらリアレンジ版のピアノ曲集(楽譜)も、あえて楽曲ごとに難易度を提示、本人による演奏アドバイスも掲載したものを同時発売しています。「ピアノを弾く『憧れときっかけ』になれるような1枚です」と笑顔いっぱいです。

 アルバムタイトルは、昨年初めて共演したアーティストの大塚 愛さんから「8歳の頃、(西村の楽曲)『夢を追いかけて』でピアノ好きスイッチが入りました」と掛けられた言葉から名付けられたものです。昨年5月に開催された「第6回ならピ!」(Nara Piano Friends)の終了後、大塚さんから「ピアノを続けられたのは西村さんのおかげなんです」と声をかけられました。レッスンでピアノの先生から怒られて、もうピアノをやめようかと思った時に、西村さんの「夢を追いかけて」を弾いて、こんなに情景が浮かぶピアノの世界があるのか、と驚いたと言います。


西村さんは8歳の私に、ピアノが景色や人の表情、言葉を浮かばせてくれるものだと教えてくれました。「夢を追いかけて」でピアノ好きスイッチが入りました。   〜大塚  愛~


 今回のアルバムのコンセプトは、シンガーソングライター・大塚 愛さんのそんな言葉から生まれた、と西村さんは言います。「あるイベントでご一緒させていただいた時、大塚さんがピアノの弾き語りをされていました。ピアノが好きだという気持ちがひしひしと伝わってきて、素敵だなと思って見ていたんです。でも、私のことなんてご存知ないだろうと思っていたら、こんな言葉をいただいて」かねてから、ピアノの伝道師としてその楽しさを伝えていきたいと考えていた西村さんにとって、“ピアノスイッチ”という表現は言い得て妙。胸にストンと落ちたその言葉をキーワードに、アルバム制作がスタートしました。収録曲は、これまでの作品のリアレンジ版と新曲を織り交ぜた全15曲。でも過去の作品とひと口にいっても、その数はCDになっているものだけでも500曲以上に及びます。「曲の取捨選択は意外とスムーズでしたね。私がデビューしたのはディスコサウンドが流行っていた時代。ポピュラリティ―がないとか、地味、キャッチーじゃないなどと言われました。その記憶があって、耳に残る曲、口ずさめる曲をつくらなければいけないと、ずっと勝手に思い込んでいたんです。でも、今回“ピアノが弾きたくなる曲”という観点から選曲してみると、こんなに自分らしくいられるんだという発見がありました。デビュー33年目にして、新人に戻ったような気分でしたね」 すべての曲をリアレンジし、レコーディングに臨みました。私が若い頃にのぼせて聴いていた名曲がいっぱい詰まったアルバムです。ベスト盤ですが、15曲全て、弾く姿勢・向き合い方を変えて音源も録り直しています。全てが新曲の気分だとおっしゃいます。常に新しいことにチャレンジし続ける西村さんらしい試みです。最新の『月刊ピアノ』5月号には、今回のアルバムに関して、西村さんのインタビューが掲載されていて興味深く読みました。❤❤❤

《今回のアルバム収録曲目》
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1. あなたに最高のしあわせを
2. オルゴールを聴きながら
3. objet
4. 天空のワルツ
5. 夢を追いかけて〜薫のテーマ〜
6. 手紙
7. やさしさ
8. 雪の路
9. My Classic
10. 黒鍵
11. 少女がみたもの
12. 終わらない旅
13. DREAMS
14. すき
15. 時のきらめき
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DVD収録映像
「オルゴールを聴きながら」MV(新作)
「少女がみたもの」オーケストラVer. ※2016年6月放送MBSテレビ「ならピ!」より

【補足情報】

 上のCDのジャケット写真は、西村さん初めての着物姿です。大正15年に制作された日本画家 中村大三郎作・屏風「ピアノ」(京都市美術館所蔵)を参考にしています。ピアノを弾いている女性は、中村大三郎さんの奥様、都由子さんで、描かれているピアノは、チェコスロバキア製「ペトロフ」です。丁寧に描きこまれた楽譜から、演奏しているのは「トロイメライと小さなロマンス」であることがわかります。この「ペトロフ」は大正時代に京都・明倫小学校に校区の有志から寄贈されたピアノで、戦争や小学校の統廃合など、長年の間に痛みが進み京都芸術センターとなった校舎に保管されたままとなっていました。このピアノの存在を知る方々のお声がけによって、忘れられていた響きと容姿をもう一度蘇らせようと、京都芸術センターの協力のもと「明倫ペトロフの会」ができました。ピアノ修復のため2005年から15回のコンサートを開催し、その収益で屏風「ピアノ」に描かれた姿を元に、脚部や譜面台も忠実に再現した姿にピアノを蘇らせ、2008年11月15日に修復完成コンサートを開きました。現在も京都芸術センターに保存され、年に2回春秋コンサートも開かれています。2018年には100年を迎えました。

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be familiar with~を考える

  We are familiar with the song. 私たちはその歌をよく知っています

 ある参考書に出ている用例です。be familiar with~=「~をよく知っている」といった、不用意な理解をしておられる先生方がかなりおられます。私も高校時代は先生からそう習い、そのような理解をしていました。いつもは信頼のおける『ロングマン現代英語辞典』(LDCE)も(他の辞典同様)そのように書いてありますから、仕方のないところかもしれません。このことは、今でも生徒たちが使うほとんどの単語集や熟語集や参考書にも、そのように書いてあるから当然かもしれません(ユメタン』(「~に精通している」など、とんでもない理解です)しかり、システム英熟語』しかり)。しかし、これは正確な理解ではありません。この表現は、”I have heard it before and remember it”くらいの意味で、「私たちはその歌を何回か聞いたことがあります」と訳すべきものです。必ずしも「よく知っている」という意味ではありません(=a person has some knowledge about something, not necessarily that he knows it well) ネイティブの語感を捉えた正確な定義は、次のようなものです。

having some knowledge about (something) : We are familiar with the situation.(=we know about the situation)   [Merriam-Webster’s Advanced Learner’s English Dictionary]

 私たちの『ライトハウス英和辞典』(研究社)では、「必ずしも詳しく知っていることは意味しない」と注記をしていますね。私たちの最新の『コンパスローズ英和辞典』(研究社、2018年)では「この意味では1と違って必ずしも詳しく知っていることは意味しない。疑問文・否定文で使われることが多い」と記述しています。この中で、私たちが必ずしも」と断っている意味は、後に挙げる編集顧問・故・D.ボリンジャー博士のコメントの後半をお読みいただけると、お分かりになると思います。普通の理解は「~をよく知っている」ではありません。

 ところが厄介なことに、It was a familiar song.は「それはよく知っている歌だった」(=It was a song I knew very well)という意味になります。この意味をそのまま上に当てはめてしまったために起こった誤解だと思われます。英語も一筋縄ではいきませんね。念のために故・ボリンジャー博士の見解を紹介しておきます。いつもながらに、博士らしい言語観察の鋭い指摘が見られます。1つ1つの項目に関して、こうやって博士の裏付けをとって、私たちの記述を正確なものにしていきました。

    I can say that I am familiar with something if I have barely more than an indexical knowledge of it―enough to know where to turn to find out more. I believe that most Americans would agree that it does not imply intimate knowledge.  Oddly, however, when intensified with quite it does imply intimate knowledge : I’m quite familiar with that. And it does not exclude intimate knowledge : Are you familiar with that ?―Yes.―How familiar―really familiar?

    On the other hand, a familiar song is a song that is known well, just as a familiar fact is one that practically everyone knows.

 ここまでお読みいただければ、ウィズダム英和辞典』(三省堂、第4版、2018年)に見られる、次のような書き換えがナンセンスであることは自明ですね。

I’m familiar with his work. ≒ His work is familiar to me.   彼の仕事はよく知っているよ。

 さらに、be familiar with~の後に人が続く場合、単なる親しさではなく、馴れ馴れしく度を超した不快な親しさを表すこともあり(文脈に依存するところが大きいが)、tooの修飾を受けることが多い、という赤野(1985)のコーパスからの指摘も心に留めておいてよいでしょう。このように理解が不十分な表現が、現場には数多く見られるんです(In fact/ After all/ Indeed/ Actually/be willing to V/on good terms with~などをすぐに挙げることができます)。いつまでたっても負の連鎖は消えません。♠♠♠

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「ドトール」で仕事

 世間では10連休でのんびりしている人が多いと思いますが、今年の私は、毎日「勝田ケ丘志学館」で特別授業をやっています。昨日は、「4月進研記述模試」を解いてもらいました。今日は、再来年から新しく始まる「共通テスト」の試行テスト(2018年11月実施)の問題を解いてもらいました。満点を取った人が2人いたので、さだまさしさんの「あ、さだ飴」(⇒この飴の詳しい解説はコチラです)をご褒美にあげておきました。

 電車で毎日米子に通っているんですが、少し早く家を出て、時間待ちの間を、松江駅の構内にある「ドトールコーヒー」で1時間ほど仕事をしています。これまでは、松江市・殿町の「珈琲館」が仕事場だったんですが、つぶれてしまい、今は「ドトール」が仕事場代わりになりました。美味しいコーヒーを飲みながら、今抱えている仕事の原稿の手直しを行っています。私はずっと昔から「ドトールコーヒー」のファンです。全国どこへ行っても「ドトールコーヒー」を見つけては入ってしまいます。初めて「ドトール」を知ったのは、もう何十年も前、東京・銀座の「伊東屋」の開店を待つ待ち時間に、裏手にあったお店を利用した時だったと思います(今はもうありません)。以前私は、ドトールコーヒー社長の鳥羽博道(とばひろみち)さんを取り上げて、「ドトール」の歴史について詳しく述べたことがあります。⇒コチラです

 「ドトール」は、鳥羽博道(とりばひろみち)前社長が、1962年24歳の春に起こした会社です。高校中退後、レストランやコーヒー豆焙煎卸営業会社での勤務を経て、ブラジルに単身渡航。十代の頃下宿していたサンパウロの「ドトール・ピント・フェイラス通り85番地」への思い入れから採られた会社の名前です。ドトールはポルトガル語で「医者」の意味で、ブラジルの医療に貢献したピント先生の功績を讃えてつけられたIMG_1368地名だそうです。資本金50万円、従業員2名、間口たった二間の事務所兼焙煎所兼倉庫で、焙煎機1台と中古の軽四輪車からのスタートでした。彼の理想は、19歳の時の思い「一杯のコーヒーを通じて安らぎと活力を提供することこそが喫茶業の使命」でした。「願いが正しければ、時至れば必ず成就する」という徳川家康の言葉、金の貧乏をしても心の貧乏するな」という父の言葉を座右の銘としながら、どれだけ苦労されたのかは、彼の『想うことが思うようになる努力』(プレジデント社)と、その改訂文庫版『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』(日経ビジネス文庫)に詳しく出ています。やはりパナソニック創業者・松下幸之助さんの影響がここにも見られました。

 早朝の松江駅「ドトール」はいつも混み合っていますが、その割に静かで仕事がはかどるんです。毎日ここで、赤ペン片手に、原稿に朱を入れながら、どんどん完成に近づいている八幡でした。世間は連休なのにね…。❤❤❤

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サプライズ!

▲私が毎日乗って通っている「快速アクアライナー」

 今日は、ビックリすることがありました。連休中は毎日、米子東高校内にある「勝田ケ丘志学館」へ特別授業に電車で通っているんです。いつものように、松江駅構内にある「ドトールコーヒー」で1時間ばかり原稿の手直しをしてから、「快速アクアライナー」に乗り込みました。連休中で車内は混んでいます。スポーツ新聞を読みながら乗っていると、途中の荒島駅で一人の女性が乗ってきて、私の前の席に座りました。思わずふと顔を上げると、お互いに「先生!」「前田じゃないか!」と叫んでいました。松江南高校で○○年前に担任した吉岡(旧姓 前田)美保さんです。すぐ分かりました。もう卒業してからずいぶん経っていますが、覚えているんですね。大学を卒業してからは、香川県高松市に住んでいて、毎年年賀状のやりとりはしていました。一昨日、昨日のことはすぐに忘れてしまう私なんですが〔笑〕、以前の教え子のことは今でもハッキリと記憶しています。彼女の妹さんも私が南高で担任しました。まだ認知症は大丈夫そうですね。連休で実家へ里帰りだったそうです。昔の高校時代の懐かしい話をずっとしながら米子駅まで。駅で硬い握手をして別れました。お嬢さんが今年4月 、地元・高松高校の1年生に入学したそうです。英語の勉強に使ってもらうべく、私の『ライトハウス英和辞典』(第6版、研究社)をプレゼントに送っておきました。

    本当に偶然ってあるものですね。今日の「志学館」の授業では、この思いがけない出会いの話をしたついでに、accidental(思いもかけない、予期せぬ)という単語を紹介して、「4alの法則」(語尾の-alを含む4文字を囲むとその前の母音にアクセント)&「円樽上(えんたるじょう)の法則」(-entalの上にアクセント)を確認しておきました。【類例】fundamental, oriental, experimental, environmental ❤❤❤

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但馬牛リベンジを!

◎週末はグルメ情報です!!今週は但馬牛

 城崎温泉に泊まる、と決めた時から、一つ大きな目標がありました。当地特産の「但馬牛」のステーキを食べるということでした。遠く平安時代の書物に「耕運、輓車、食用に適す」と記されていた但馬牛。骨が細く、皮下脂肪が少なく、良質な筋繊維を持つ但馬牛は「赤身と脂の旨さ」の絶妙なバランスが特長です。長年、たじまの生産者によって大切に育種改良された但馬牛は、肉の味を決める食感、甘み、香りのすべてを世界中のグルメに絶賛されています。但馬牛が世界中のグルメに絶賛される理由は、「サシ」と呼ばれる霜降り部分の質の良さにあります。この「サシ」は、但馬牛のしなやかで締まりの良い筋肉が、良質で適度な脂肪を内面に留まらせることで生まれます。肉そのものとしての味が良く、そこに良質な脂肪の甘みが加わった但馬牛の「サシ」は、まさしく“とろけるような味わい”とのことです。

 教えてもらったところでは、城崎駅のすぐそばに(徒歩3分)「いろりダイニング三國」というお店があって人気店で行列ができているとのことでした。事前に電話して予約をしておこうと思ったところ、ランチは予約を受け付けていないとのことでした。開店は11時。私が城崎駅に到着するのは11時29分。電話で「食べられますか?」とお聞きすると、日曜日は開店と同時に行列ができて、30分~1時間待ちはザラです、とのことでした。この「三國」では、但馬牛の中でも、数々の共進会でチャンピオン牛を出す香美町村岡の契約牧場「上田畜産」から月2~3頭しか出荷されない厳選された「但馬玄」を直接半頭買い。環境、飼育方法、特別なエサ、全てにおいて愛情注いで育てた「但馬玄」は他の牛とは一線を画す味わいとのこと。脂の融点が低いのが特徴で、まさにとろけるような味わいとのことです。塩、米、野菜も地元の食材にこだわり但馬の味を楽しむことができると聞きました。もう何としても食べて帰りたいと思い、駅に到着すると小走りに向かいました。2階のお店に上がると、超満員です。店内はものすごい熱気です。案内の方にお聞きすると、お待ちのお客さんが多く、1時間は待ってもらわないといけません、と申し訳なさそうに言われました。ここで1時間潰してしまうと、他のスケジュールに穴が開いてしまうので、オーダーストップは午後2時と伺い、先に「城崎マリンワールド」を目指しました。水族館を堪能した後でタクシーを飛ばして、再び「三國」へ。入り口でタクシーを待たせておいて、2階に上がっていくと、今日のランチの受付は終了しました」という掲示が。おい、おい。まだ2時15分前でしたが、盛況で売り切れてしまったのでしょう。これ以上お客さんを受け入れることができない。あーあ。残念!仕方がないので、諦めて「城崎文芸館」へタクシーを走らせました。今夜のディナーを予約するという手もあったんですが、夜はカニのフルコースをすでに予約していたので、さすがの私もこの歳ではカニを食べた後で、ステーキ・ディナーはない〔笑〕。ということで今回は泣く泣く断念した次第です。今回の旅で、ただ一つ心残りだったのが、この食べ損ねた「三國」のフルコースでした。「いつかきっとリベンジするぞ!」と強く思っていたら、その機会がすぐにやってきそうです。兵庫県の近くの高等学校から、センター試験対策の授業を依頼されました。今度はどんなことをしても食べてきます。❤❤❤

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『PHP』誌に学ぶ

 現在、PHP』誌は、わずか定価190円(税込205円)で、毎月販売されています。これだけの啓発内容を盛り込んで、今の時代、この安さは驚愕ですね。私も毎月読んでいます。生きるための大きな指針・ヒントを与えてくれる記事も多く、その都度切り抜いてファイルしています。それにしても自社以外の広告もなく、この値段、安すぎです!!

 かつて、島根県大田市で、義手・義足を作っておられる「中村ブレース」の社長・中村俊郎(なかむらとしろう)さんに、故・澄田信好知事より、島根県教育委員の就任要請があります。教育委員会で中村さんは、試験の点数ではなく、本当に子どもが好きな人を教員として採用してください。心底先生になりたいと思っている人を採用してください。」と強く訴えられました。点数の高さだけで採用された教師の中には、教師として適性の疑わしい人がいる、というのが中村さんの実感だったのでしょう。島根県の全ての県立高等学校の図書館に、この雑誌『PHP』を毎月、長年(平成20年1月号―平成25年1月号)贈り続けていただいたことは、島根の生徒の心の教育を」という、中村さんの心よりの熱い想いからでした。実に有り難いことでした。中村さんに関しては、詳しくこのブログに取り上げたことがあります。⇒コチラです

 ここで、この雑誌の歴史を回顧。PHP』誌は、松下幸之助さんのPHP(Peace and Happiness through Prosperity、「繁栄によって平和と幸福を」の頭文字)の考え方を広く世に伝えるための、いわば機関誌であり、PHP研究所」設立の翌年に創刊されました。PHP』では、人間とは何か、真に豊かな人生とは何か、幸福とは何か、といった、いつの時代にも変わらぬ人類普遍のテーマである「生き方」について、様々な角度から取り上げています。多くの方々の体験にもとづく貴重な意見・提言をもとに、物の見方・考え方についてのヒントを小・中学生からお年寄りまで、多くの読者とともに考える広場となっています。

 「PHP研究所」は、松下さんが私財と思いをつぎ込んで「繁栄によって平和と幸福」を追求する社会啓蒙活動として、昭和21年11月3日に始まりました。平和」「幸福」を得るためには「物質的な繁栄」がなければならないとしたところが、松下さんの「哲学」です(渡部昇一談)。PHP研究所」を創設した翌年の昭和22年4月に、雑誌『PHP』は発刊されています。当初は発行部数1万部でした。何度も挫折・苦悩を繰り返し「もうPHPを閉じよう!」というところまでいきました。発行部数100万部にまで拡大した『PHP』誌も、ほとんどは松下電器の買い上げで、松下さんの「道楽」と見なされる始末です。創刊30年間にわたって、経営はずっと赤字続きだったのです。常に松下電器の支援が9割を占めていました。赤字になると、松下さんがポケットからポンと財布を出して補填してくれるような状況でした。そんな経営状態を見かねた周辺からは、PHP活動は、世のため人のためなのだから、財団法人にすべきです」という進言が何度も行われました。松下さんは、財団法人はあかん。資金を集めて、その資金でやっていく、あるいは、その運用でやっていくわけや。足らなくなると、資金集めや。他に頼る。そこには自主自立の気概も生まれにくい。たいてい安易しか生まれてこんわね。だから、いつまでたっても赤字や。PHP研究所を株式会社にしたのは、そういう真剣味をつくるためや。会社というのはね、生きるか死ぬか。そういう心持ちが、会社を発展させるんや。財団法人にしたらあかん」と、かたくなに拒んだと言います。側近中の側近の江口克彦さんが担当され、悪戦苦闘の末、経営が軌道に乗ったのでした。

 『PHP』の2019年1月号に掲載された、作家の江上 剛(えがみたけし)さんの「今日一日を楽しく生きる」という特集を興味深く読みました。その中に、故郷の丹波の自宅の五右衛門風呂で江上さんがまだ小さい頃、早く温まりたくて自分の方へ自分の方へとお湯を必死でかいていると、お母さんが「自分の方にかいたお湯は、おまえの脇から全部外に出て行くよ。お湯は向こうへ向こうへとかきなさい。そうすると、まわって自分のところに来る。世の中も同じで、全部自分のものにしようと欲張ると、かえって自分から離れていくよ」と、生きていく上で大切なことをいくつも教えて下さったそうです。これは今で言う「たらいの法則」ですね。⇒私の解説はコチラ

 お母さんはさらに「“のに病”になるな」と教えてくださいました。真面目に働いたのに、出世しない」「姑の言う通りにしたのに、ありがとうの一つもない」「子どもにいろいろしてあげたのに、家に帰っても来やしない」「前の会社ではこうだったのに…」など、人生では、“のに”が報われることはないし、言い始めると苦しくて仕方なくなりますね。なるほど。このように、生きる上で指針となるメッセージがいっぱい詰まった雑誌が『PHP』誌です。みなさんにオススメします。❤❤❤

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サロンカー「令和」

 連休中は毎日米子「勝田ケ丘志学館」に特別授業に行っています。今日も松江駅の「ドトール」で一仕事した後、2番ホームに上がって「快速アクアライナー」を待ちました。するとベルが鳴って見慣れない臨時列車が入って来ました。よく見ると、なんと先頭車両には「令和」のヘッドマークが!素敵なサロンカーの特別列車でした。

 家に帰って調べてみると、2019年4月30日から5月1日(夜行運転)にかけて、日本旅行主催の団体臨時列車「改元の瞬間を夜汽車で!往復サロンカーなにわで行く出雲の旅」の往路が大阪→出雲市間で「サロンカーなにわ」5両を使用して運転されたのでした。欧風客車「サロンカーなにわ」を使用して,改元の瞬間を夜汽車の車内で体験できるツアーという触れ込みです。その列車が大阪へ向けてちょうど帰る時(昼間運転)に遭遇したのでした。牽引機はDD51-1191で、特製の「サロンカー令和」と書かれたヘッドマークが掲げられて運転。ちょうどグッドタイミングで出くわしたのでした。この列車は、1983年に登場し、団体臨時列車のほか、多客時の臨時列車としても運行されるもので、「お召し列車」として利用されることもある豪華なものです。全車グリーン車です。サロンカーだけあって、ゆっくりとくつろげる素敵な車両でした。この臨時列車を見て、世の中は連休だということがしみじみと分かりました。あー、私も旅に出たいな~。❤❤❤

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「鬼太郎列車」

  境港~米子~御来屋駅間は、実は山陰初の鉄道として、明治35年11月1日に開業しました。境港が北前船の公益拠点でもあり、西日本屈指の水揚げを誇る港だったこともありますが、山陰の鉄道建設のために資材を境港に降ろし、それから鉄道建設を始めたため、最初に開業したのです。明治41年に米子~安来間が開業するに伴い、米子~境港間は、支線に格下げされました。米子駅前にはその「山陰鉄道発祥之地」の碑が誇らしげに建っています。

 

 「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる先生の故郷である境港市に、「水木しげるロード」(約800m)が整備された1993(平成5)年、車体に妖怪たちが描かれた「イラスト列車」も初めて登場しました。その後、リニューアルが重ねられ、年々ユニークなイラストにパワーアップしてきました。現在、鬼太郎、ネズミ男、ねこ娘、目玉おやじ、こなきじじい、砂かけばばあの6種類の「鬼太郎列車」が、平日は1日18往復、土・日・祝は16往復しています。使われている車両は、懐かしい国鉄「キハ40系」の気動車です。鳥取県の米子駅境港駅を結ぶ約18km程を、約45分かけてのんびりと走っています。そしてその間には16の駅があり、それぞれ愛称として「妖怪駅名」が付けられています。妖怪の町へと向かう出発地となる米子駅は、「ねずみ男駅」。妖怪の町の入口である境港駅「鬼太郎駅」です。その間の駅には全国各地に伝わる妖怪の名前がずらっと並んでいます。例えば北海道の「コロポックル」や、四国の「こなきじじい」など、全国いろんな妖怪たちを知ることができるのも楽しみの一つです。列車の外も中も妖怪に囲まれ、のんびり揺られながら、着いた先にはいよいよ「妖怪の国」が待っているというわけです。鬼太郎列車」は、外装だけでなく、車内にもイラストが描かれ、子ども達を中心に、家族連れに人気を博しています。座席、天井、トイレの側面にもびっしりとイラストが描かれていますよ。

 起点となる山陰本線、伯備線のターミナルでもある米子駅「0番線ホーム」が、鬼太郎列車」が発着する乗り場です。わざわざ「霊番線ホーム」と改めるところが芸が細かいですね。このたびの水木しげるロード」のリニューアルに併せて、この境線の車両もリニューアルをしました。2018年1月に「砂かけばばあ」「こなきじじい」が、3月3日に「鬼太郎」「ねこ娘」が、7月に「ねずみ男」「目玉おやじ」車両が、それぞれリニューアルして登場しています。私は、4月からこの列車に乗って「博労町」(コロポックル駅)まで通勤しています。この連休中も毎日「特別講座」のために、超満員の列車に揺られています。6車両全部制覇するのが当面の目標です(現在5種類制覇)。「鬼太郎列車」に乗り込むと、早速ゲゲゲの鬼太郎、ネコ娘、お父さんのアナウンスが始まります。鬼太郎「みなさん、境線へようこそ。ゲゲゲの鬼太郎です。父さんとネコ娘と一緒に終点の境港まで各駅を紹介していきます。」 ⇒ネコ娘「ここ米子駅はねずみ男駅という愛称があるのよ」⇒お父さん「これからわしらが終点まで各駅を紹介していくぞ。楽しみにしておるのじゃぞ」 帰りの列車内では、「次は終点米子、米子です」「愛称名はねずみ男です」「わしらの紹介、楽しんでもらえたかのう。また会おう!」とアナウンスがされました。実に楽しい!通勤の楽しみの一つとなっています。 ❤❤❤

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「みしまや北堀店」閉店

 「みしまや北堀店」は、昭和48年に開店以来(私が高校を卒業した年)、46年間営業を続け、地域の食を支えてきた老舗のスーパーマーケットです。平成最後の日、4月30日(火)の午後6時をもって閉店しました。松江北高のだらだら坂を下りて、少し行ったところにあったスーパーでとても便利だったんです。「北堀郵便局」に出かけた帰りにちょこっと買い物をして帰ったりしていました。いつもスコッティのティッシュペーパーをここで買うんです。閉店ということで、先日も買いだめをしておこうと行ってみましたが、もう品物はほとんどなくなっていて、棚もガラガラでした。今日は「全品20%引き」で、売り尽くしを狙っておられるのでしょう。46年にもにわたって地域の生活を支えてこられたスーパーの閉店、特にこのあたりはマジでスーパーもコンビニも少ないですから、ご近所の方は不便になりますね…。淋しいことです。この界隈はお年寄りが多く住んでおられますから、本当に買い物が不便になりますね。「みしまやヴェルデ中央店」「ラパン城北店」「イオン菅田店」ぐらいまで出向かないと買い物ができません。実に大きな痛手です。前々から閉店の噂は絶えませんでしたが、ついに現実のものとなりました。跡地は戸建ての住宅になると聞きました。長い間、お世話になりました。それにしても民間の経営というのは厳しいものです。😢😢😢

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負けないで、岡村さん!

 2日ほど家を留守にしていたんです。帰宅してみると、このブログの私のずいぶん昔の記事「岡村孝子さんの若かりし頃(⇒コチラです)に、異様なくらいに多くのアクセスが殺到・記録されていました。私は若い頃から彼女の歌が大好きで、「あみん」時代からずっと応援をしていました。そんな私の思いを綴った2013年頃の文章です。「いったい、どうしたんだろう?何があったのか?」と不思議に思っていると、テレビの報道を見て納得がいきました。岡村さんが「急性白血病」を発症して緊急入院した、とのことです。ビックリでした。

 岡村孝子さん(57歳)は最近「肩こりがする」「体がだるい」「動悸がする」「疲れる」など軽い体調不良を訴えていたそうです。ニューアルバム『fierte』(フィエルテ)の発売(5月22日予定)と、6月からのコンサートが4公演控えていたことから、念のために病院で診察を受けたところ、4月17日に「急性白血病」と診断され、翌日に緊急入院。医師からは、最低でも数ヶ月の入院と治療が必要と言われているそうです。岡村さんは、今年初めまで6年ぶりの新アルバム『fierte(タイトルはフランス語で「誇り」「自信」の意味)のレコーディングを行っていて、3月にジャケット写真の撮影を滞りなく終え、この春からプロモーション活動に入るところでした。新アルバムは予定通り発売されますが、プロモーション活動(ラジオ、テレビ、雑誌)はすべてキャンセルされました。6月からのコンサートツアー4本は中止が決まっています。新アルバムの発売が待たれますが、このほどトレーラー映像が公開されました。彼女の溢れるばかりの優しさがこもった歌声に、少しウルウルきてしまった八幡でした。

 岡村さんは椙山女学園大学に在学中、同級生の加藤晴子さんと女子大生デュオ「あみん」を結成し(「あみん」というのは、彼女が大ファンだったさだまさしさんの名曲「パンプキンパイとシナモンティー」に出て来る喫茶店の名前です)、1982年「ヤマハポプコン」でグランプリを獲得、同7月に「待つわ」でデビューしました。透明感のある声で女心を歌いながら、ポーカーフェイスを崩さないスタイルは、いきなりのミリオン・ヒットで国民的な人気を集めます(120万枚、1982年売り上げ1位)。華々しい活躍の裏で苦悩も重ねます。分刻みのスケジュールに追われ、東京でテレビ番組に出演した後で、ハイヤーに飛び乗り、名古屋まで毛布にくるまりながら睡眠。翌朝に大学でテストを受けたこともありました。2人の活動は約1年半で解散。当時について岡村さんは「曲が独り歩きして私たちの手から離れていって、やりたいことが見えたころには『あみん』は終わってしまった」と回想しています。大学を中退した岡村さんは音楽活動に専念し、女性の心情を見事に描ききる歌詞で共感を呼び、「OLの教祖」と呼ばれ、シンガー・ソングライターとして大活躍をしてきました。その間、借金の返済、離婚という苦難も乗り越えておられます。病を克服して、ファンと再会する日を待ちわびながら、岡村さんは闘病生活に入りました。公開された直筆のメッセージは、「また、皆さんとお会いできる日を信じて頑張ります。どうか応援していてください」の言葉で結ばれていました。お嬢さんが昨年成人式を迎え、大学卒業も近くなり(現在4年生)、「長年軸足を置いた育児も一段落し、より音楽と向き合っていくと意気込んでいたところだった」のに、予期せぬ病魔に襲われました。さぞや無念なことだと推察します。治療に専念していただいて、「夢をあきらめないで」また元気な姿で戻ってきていただきたいと切に願っています。頑張れ!岡村さん!!負けないで!!♦♦♦

▲岡村さんの病気を伝えるスポーツ各紙

 

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「アトリエ・ヌー」~かばんストリート

 講演にやって来た豊岡市は、古くからかばんの生産地で、かばんの街」だそうです。街の商店街には、「かばんストリート」と呼ばれる通りがあるということで、タクシーを走らせました。到着したその目の前に、なんと「かばんの自動販売機」がありました!販売しているのは缶ジュースではなく、トートバッグ」です。種類豊富な自販機で、どれも一律1500円で買うことができます。よく見てみるとほとんどが「売り切れ」のサインが。今回は目移りしそうなトートバッグがなかったので、次のお目当てのカバンのお店「Atelier nuu(アトリエ・ヌー)」さんに歩いて向かいました。なぜこのお店かというとですね、前日降り立った、城崎温泉駅改札口にある「おみやげ街道」で、ここのお店の可愛らしい革の小物がいっぱい販売されていて、私は大好きな青色の「コインケース」を買っていたからでした。素敵なデザインの小物がたくさん販売されていました。そこで、このお店を実際にこの目で見ておきたいと目指したわけです。ズラッと立ち並ぶカバン屋さんの「かばんストリート」をちょっと外れた裏側に、ちょっとおしゃれな外見のお店が見えました。

 お店に入ると、たくさんのカバンがズラーッと並んでいます。お出かけに使えるスプリングカラーのカバンや、メンズライクなカバン、普段使いに活躍しそうなトートバッグなどなど、女性のカバンだけでなく、メンズコーナーもあります。ビジネスにも使えるカバンから、お出かけ用のものまで様々な種類がありましたよ。

 さらにお店の一角には、かわいい革製小物がお手頃価格でいっぱい陳列されています。リーズナブルでとても可愛かったので、思わず購入してしまいました。革のコードクリップ小銭入れミンティアフリスクの専用ケースも購入しました。他にも気になる革小物がありました。これに入れたミンティアが、ささっとカバンから出てきたら、なんかめちゃかっこいいですね。色々と目移りしてしまう革小物がたくさんありました。

 カバンの町豊岡で創業し、半世紀の歴史があるお店です。ファクトリーだからこそできるお店作りをと、2008年にセミオーダーのお店をオープン、2015年に自社ブランドのセレクトショップとしてリニューアルされました。お店の奥には、実際のカバン作りの工程を見ることのできるアトリエも併設されています。カバンの町で、カバンの直営店だからこそできるこだわり。また、世界各国から選び抜いた素材で作ったカバンを最高のコスト・パフォーマンスで届ける。そういったことも直営店の強みとされています。厳選された素材を生かしたオリジナルデザインのカバンや革小物など、豊富なラインアップが、オシャレな店内にズラッと並んでいました。大人買いして送ってもらったですが、送料も無料サービスで、店員さんもとっても気さくで親切な方たちでした。このお店「通販」でも取り扱っておられます。⇒コチラです ここで購入した革のバッグで、最近気に入って使っているのが下の写真のものです。❤❤❤

 

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「ダドガド」

◎週末はグルメ情報!今週はラーメン!

 境線に乗って、(鳥取県)境港駅「ねずみ男列車」を降りて、真っ直ぐ「水木しげるロード」を進むと、やがて左手に「水木しげる記念館」が、そのすぐ真ん前に「牛骨拉麵 ダドガド」があります。面白い名前のお店ですね。店内はカウンターとテーブル席、店の奥にもカウンター席があるようです。ラーメン店としてはかなりオシャレな造りになっています。前回来た時は、やはり近くの「逢莱」に入りましたが(⇒その時のレポートはコチラ)、今回はこのお店が目標でした。

 めっぽうお腹が空いていたので、牛骨ラーメン(700円)ギョーザ(400円)ご飯(150円)を注文しました。鳥取県の主力ラーメンである「牛骨ラーメン」といえば、油ぎとぎとを連想するんですが、ここのラーメンは油控えめで、ラーメンのスープは比較的あっさりしています。醤油色はしているものの、透き通ったスープです。お店のご主人もそれが特徴だとおっしゃっておられました。コクがあって旨い。ラーメンのトッピングはチャーシュー2枚にネギ、もやし、メンマ。このチャーシューが旨い!小ぶりですが、厚みがあり味付けも良いですから。麺は縮れ麺で茹で加減も良く美味しいです!他店の牛骨ラーメンの麺より低加水麺でしょうか?ご主人によれば、麺には一切卵を使っていないので、時間が経つとのびてしまうのだとか。アレルギーの人たちのことを考えて作っておられるのだそうですよ。ギョーザが特に美味しかった。皮がパリッと焼かれており、熱々で旨い。ごちそうさまでした。

 「ダドガド」というのは変わった名前ですが、ギター弾きにはすぐわかるそうです。そう、アイリッシュ系のギタリストが好むチューニングです。解放弦の音色を使うことで弦のテンション変え、音色の変化を求めるときや、運指を容易にしたいときなどに用いるものです。とても美しい響きを得ることができるチューニングです。
そう、ご主人はギタリストなんです。お話によれば、ラーメンの修行をしたことはないんだそうです。ひたすらラーメンを食べ歩き、脱サラしてお店をオープンされたそうです。退職後の第二の人生に、アコギライブとかができる、カフェの経営等を目して熟慮中だったが、考えを改め、牛骨拉麺「ダドガド」という名のラーメン店をオープンすることとなったのでした。オープンして4年目のお店だ、とご主人。開店直後(11時~)にお邪魔したので、お客は私一人で、ゆっくりとご主人のお話を伺うことが出来ました。ラーメン談義に花が咲きましたよ。ちなみにご主人が松江にお越しになるときには、西尾町「をっちゃんラーメン」にいつも立ち寄るとのこと。このお店は、私も大好きなラーメン屋さんです。⇒私の紹介記事はコチラ❤❤❤

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10連休

 いよいよゴールデンウィーク(今年は皇位継承に伴い10連休)が始まりましたね(golden weekは元々映画興行界の用語が起こりと言われますが、英米にはこのような習慣はありませんから「和製英語」で通じません。説明してあげる必要があります。日本に滞在経験の長い英米人はよくご存じで、私の知り合いのALTなどはよく使っています)。先週、いつもお世話になっている「日本旅行」の教え子をのぞいたら、ものすごい予約状況だそうです。国内線・国際線・JRグループの鉄道も、ここ10年で過去最高の予約率。北海道・沖縄・東北・北陸・中国四国・九州方面が人気だそうですよ。JTBの推計では、このゴールデンウィーク期間中の国内と海外を合わせた旅行者数は、1.2%増の2467万人で過去最高になる見通しです。国内旅行者数は2401万人で1.1%増とか。JRグループ6社では、新幹線や特急列車の指定席の予約席数が6割も増えたそうですよ。島根県の観光地では、出雲大社とその周辺が45万人、松江城周辺と松江フォーゲルパークなどが17万人、県立島根海洋館アクアスが6万5000人と予想されています。

 さて私も毎年この時期には、必ずどこかに旅をしています。昨年はUSJでした。⇒コチラです 一昨年は由布院です。⇒コチラです さて今年は…?なんと毎日、米子東高内に新設された「勝田ケ丘志学館」に授業に行きます。旅行は一切無し!こんなことも珍しいことです。この期間中も毎日授業が組まれているんです。志学館」の一日は午前8時に始まり、平日は午後7時まで、土・日は午後6時まで。休みは年末年始とお盆休みのほかは月に1,2日程度です。信じられないようなハード・スケジュールですね(このハードスケジュール」ははたして多くの辞典が言うように「和製英語」でしょうか?私の回答はコチラです)。英語はかき入れ時です。今、『勉強の仕方』を徹底して叩き込んでいる所で、センター試験、長文読解、英作文、文法・語法をテーマに、どういう勉強をしたら成績が伸びるのかを、一生懸命語っている所なんです。

▲『朝日新聞』4月21日付け(鳥取版)

 『朝日新聞』4月21日付け(鳥取版)に、志学館」が大きく取り上げられ、二人の生徒がインタビューされていました。最初はスケジュールがきつかったが、いまは慣れてきた。自分の意思の弱さもあって浪人になったと思うので、どうしても勉強しなければならない環境があるのは私にとってはいい」「各教科ごとに適切な勉強方法から学べる。規則正しい生活習慣が自然に身につき、受験に向かって仲間と一緒に頑張れる一体感があるのもいい」 いいことを言っています。こういう生徒たちの思いを受けとめての連休出校です。旅行に行けないのは残念ですが、チャレンジを後押ししてあげたいと思っています。『内外教育』4月9日第6741号にも、山根孝正館長の思いが大きく取り上げられました。今各所で注目されています。❤❤❤

▲『内外教育』で思いを語る山根孝正館長

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さだまさしアコースティックコンサート2019

 4月21日(日)、「さだまさしアコースティックコンサート2019(17時開演)に「米子・ビッグシップ」に出かけてきました。午前中は、「鳥取花回廊」のチューリップ祭りで心を癒やされて、米子に戻り「ローダン」の「醤油チャーシューメン」でお腹を満腹にした後で、歩いてホテルに帰る時に、ちょっと会場の「ビッグシップ」をのぞいてみたんです。すると、駐車場にさださんのコンサートツアー・トラック(20㌧車)が停まっていました。写真をパチリ。すると一台の車が止まり、中からさださんの弟さんの繁理(しげり)さんが降りてこられました〔ビックリ〕。

 17時06分開演です。終わったのが19時58分。いつものように3時間近くの長丁場コンサートでした。今日のコンサートは、さださんがソロになってからなんと4,363回目です。あのイチロー選手は日米通算4,367本のヒットを打っていますから、あと4回のコンサートで肩を並べることになりますね。今日のコンサートは、昔からのファンには堪らない選曲ばかりで、今から45年~46年前のヒット曲「精霊流し」「無縁坂」から始まり、途中「秋桜」「檸檬」「償い」という豪華なラインアップ。エンディングは「まほろば」「修二会」というとんでもない終わり方です。そしてアンコールは定番の「風に立つライオン」で締め。昔のさださんの曲が大好きな私にとっては最高のコンサートとなりました。トークも「エレクトーン・はい事件」「鉄骨アルバイト」という爆笑物で絶好調。新ネタでは、高齢者ドライバーが事故を多発するので「運転を控えろ」という最近の社会事情に、2点から異議を唱えられました。一つは高齢者にも個体差があること。80歳を過ぎても加山雄三さんのように元気な人もいるので、ひとくくりにはできない。二つ目には、その原因に誰も触れようとしないこと。高齢者が運転しなければいけないような家族構成の、社会構造に触れないとだめだとおっしゃいます。以前は家族が面倒を見てくれたので、高齢者が運転などをする必要がなかった。でも今は高齢者が一人なので運転せざるを得ない事情があるのだ、と言います。さださんは以前から、この家族形態には「これでいいの?」と警鐘を鳴らしておられて、1970年代には家族の歌ばかり歌って嫌われたという経験を持っておられます。この深刻な問題提起には考えさせられました。

《コンサート曲目・内容》
1.精霊流し
2.無縁坂
<トーク> 5年ぶりの米子 来れなかった理由
3.雨やどり ※「前歯から4本目に虫歯がありまして」の歌詞のところで曲を一時スト
ップしてトーク開始。歯医者さんの会合に招かれた際に、この歯には名前があるのです
か?と聞いたところ「小臼歯」(しょうきゅうし)と言うんだそうです。曲を途中でス
トップする「小休止」とかけた、さださんらしい一発ギャグでした。
4.秋桜
5.檸檬
<トーク> 婚礼に呼ばれない 「エレクトーン・はい事件」
6.案山子
7.関白宣言
<トーク> 学生時代のアルバイト 卒業旅行の楽しさ 
8.北の国から
<トーク> 鉄骨アルバイト ピエロ 「惜しいなあ~」 
9.主人公
10.いのちの理由
<トーク> 風に立つライオン基金  高校生ボランティアアワード  
11.償い
12.生々流転
<トーク> 高齢者ドライバーの事故と社会問題  新アルバムのオマケDVD紹介
13.まほろば
14.修二会
アンコール 風に立つライオン

 一つ残念だったのは、私の隣に座った「高齢の女性」(翻訳すると=ババア)が、さださんが歌う度に、一緒になって歌うんです。私はこんな人の歌を聞きに来たのではありません。目をつぶって歌声に酔いしれたいんです。さらには、トークの時にも、さださんの言ったことをブツブツ反芻するんです。たまったもんじゃありません。そして時折、黄色い(?)声を上げて「アルバム予約しました!」とか「さださん素敵!」と発狂しておられました。さんざんでした。これさえなかったら最高だったんですが…〔笑〕。

 コンサート中「拍手はいいから買って!」と懇願しておられた、5月15日発売のさださんのニューアルバム『新自分風土記I&II』のトレイラー映像が公開されました。すごい映像がオマケについているとコンサートでも紹介がありましたね。この約7分におよぶ『新自分風土記』トレイラー映像では、長崎を代表する教会の一つ・浦上教会(浦上天主堂)で、地元コーラス隊とコラボした「精霊流し」「神の恵み」や、天主堂の美しいステンドグラスをバックに弾き語りで「祈り」を献歌するパフォーマンス映像、東大寺二月堂 での荘厳な「修二会」東大寺大仏殿での「償い」春日大社林檎の庭での「生生流転」飛火野での「まほろば」といったユネスコの世界遺産にも認定されている奈良の名所での奉納歌唱パフォーマンスなど、全7曲をダイジェスト版で見ることができます。長崎でのパフォーマンスは『新自分風土記 I ~望郷篇~』に、奈良でのパフォーマンスは『新自分風土記 II ~まほろば篇~』に収録され、さださん本人のナレーション解説を含んだ、それぞれ約40分に及ぶ美しい映像作品となっているので、必見の内容です。発売日が待たれます。私は「五番街」で予約しました。❤❤❤

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ZARDよ永遠なれ

 4月20日にNHK BSプレミアムで、ZARDの2時間特番「ZARDよ永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた」(午後9時~11時)が放送されました。ZARDの大ファンとしてはとっても面白く、そして懐かしく思いました。

 湾岸戦争が勃発し、ソ連が崩壊した平成3年(1991年)にデビューして、「負けないで」「揺れる想い」など平成を代表する数々のミリオンヒット曲を世に送り出してきたZARD坂井泉水(さかいいずみ)さん。社会に閉塞感が漂う中、彼女の透明感あふれる歌声と、楽曲の魅力、自身が作詞した飾らない言葉で綴った歌詞が共感を呼び、多く人々の心をつかんできました。その多くは恋愛ソングでしたが、そこには、孤独や弱さを抱えて生きる人々に寄り添うメッセージが込められていました。そんな坂井さんが作品に込めた想いを紐解く番組となっていました。

 もともと石川啄木が好きな文学少女で、時代を捉えるために毎日ニュースを見ていたという坂井さん。発表された155曲中、自ら作詞した151曲を生み出すために、デビュー時から40歳で急逝する死の間際までの16年間、毎日のように書き溜めていた膨大なメモが残っています。デビュー前、プロデューサーから「アーティストとして生き抜くために、自分の言葉で歌うべき」と言われた坂井さんは、40歳という若さで亡くなるまで、作詞するために毎日のように膨大なメモを書き留めていました。そのメモには恥じらいや嫉妬、劣等感など自分の心の弱い部分も、時に長文で、時には短く綴られていました。残されたその500枚以上にわたるメモを詳細に紐解くことで、これまで知られていなかった、坂井さんの実像や思いが浮かび上がってきました。一見恋愛ソングですが、よく聴くと人生の「何か」を歌っているのが坂井さんの歌です。生前、彼女はメディアに露出することが極めて少なかった人です。その素顔を捉えた映像や収録音源など、これまで未公開であった貴重な資料も紹介しつつ、今もなお幅広い世代の人々から愛され続ける彼女の名曲誕生の秘密に迫っていました。彼女は何を伝えたかったのか、生前公開されなかった収録の様子や素顔を捉えた映像、関係者、同じアーティストとして交流のあった大黒魔季さんの証言から、なぜ坂井さんの歌が、人々の心を捉えるのか迫っていく番組でした。坂井さんがCD発売の間際まで何度もアレンジや歌い方を変え、音の響きや発音など細部にまでこだわり、納得のいくまで試行錯誤を重ねている様子は心を打たれましたね。

 名曲「負けないで」「揺れる思い」の、貴重なデモテープや音源が初公開されました。名曲誕生の舞台裏が明かされたのです。⇒私の解説記事はコチラです  常に世の中のさまざまな人の視点に寄り添い、勇気ある励ましを送っていた坂井さん。ジャケットやミュージックビデオの撮影現場で見せるおちゃめな一面も可愛らしかったですね。ステラ』(NHK)の最新号(4月17日号)には、この番組のプロデューサーが、番組にかける思いを吐露しておられ、興味深く読みました。

 アシェットから現在刊行中の「ZARDコレクション」も、今では第57号まで進みました。好評につき全67号までに延長されており、現在は貴重な映像がDVDとなってついて来ていて、私は当時を懐かしみながら思いを馳せています。❤❤❤

 

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ゼブラ「ブレン」

 「文具屋さん大賞2019」のボールペン部門で第1位に輝いたのが、ゼブラ「ブレン」です。最近いろんなお店で大々的に宣伝されています。メーカー希望価格150円のボールペンですが、価格の割にプラスチックの安っぽさを感じない、すっきりとしたスタイリッシュなデザインになっています。中に秘められた高機能にも驚きです。今日は「文房具の八ちゃん」から、その中身をご紹介しますね。

ZEBRA「ブレン」02

ZEBRA「ブレン」03

ZEBRA「ブレン」04

 グリップ部分はゴムになっていますが、それ以外はプラスチック製。同価格帯のボールペンを見ると透明でツルツルした軸のものが多いですが、ブレンは透明ではありませんし、軸の肌触りもややエンボスがあるのを感じられます。安っぽくありません。「ブレン」は150円という低価格でありながら、デザインにもかなり力が入っていておしゃれです(「文具屋さん大賞グランプリを獲得したコクヨののり「Gloo」をデザインしたnendoとのコラボだそうですよ)。「ブレン」最大の魅力は、名前の通り、とにかく「ブレない」こと。「ブレることが書く際のストレスになっている」という点に注目して作られたボールペンがブレンなのです。例えばシャープペンでも、「クルトガはペン先がブレるから使いづらい」なんて話をよく聞きますし、ボールペンでもペン先がブレるものがよくあります。ペン先がブレるボールペンはカタカタ音が鳴るのが気になるんですよね。ものを書くときには、紙とペン先との間や、ペン内部で微妙な「振動(ブレ)」が小事、それが指先に伝わり、ユーザーに潜在的なストレスを与えていました。それを解消するために、徹底して筆記振動を制御する「ブレンシステム」を採用することで、ストレス・フリーな書きやすさを実現しました。中芯をホールドしてパーツ間のスキマも削減することで、ペン先とペン内部の振動を徹底的に防止したのです。口プラ(ペン先のパーツ)が特殊な作りになっており、ペン先をしっかりホールドしてくれます。だから筆記時にペン先が揺れてカタカタと音が鳴ることがないのです。「ブレン」を持ってちょっと振ってみると、カチャカチャと音が鳴りません!こちらも先端と同じで、中の隙間を極力無くしているので、替芯やノック機構部分が揺れたりしないようになっているそうです。口プラはグリップと一体化しています。口プラとグリップが別々のパーツになっているとペン先がぶれやすくなるため、口プラとグリップと一体化させたのでしょう。また口プラの穴とリフィルの直径をぴったりにするためか、リフィルはブレンオリジナルのものとなっています。「ブレない」を実現するために専用のリフィルまで作ったのなら、やはりゼブラ「ブレン」にかなりの力が入れていますね…!

 「ブレン」は低重心設計のボールペンです。オモリをグリップ内部に入れて低重心を実現して、筆記時のブレを防ぎ、書きやすさがアップしています。ペンを垂直に近い角度で握ると書きやすい設計ですね。低重心の方がペン先を狙ったポイントに当てやすいので、「狙いがブレない」ところもこだわりを感じます。

 「ブレン」はインクに「エマルジョンインク」を採用しています。エマルジョンインクとはゼブラが開発した油性インクと水性インクを融合させて、二種のインクのいいとこ取りをしたインクになります。油性インクのように速乾性や耐水性優れ、且つ水性インクのようにスラスラと滑らかな書き味が特徴です。またインクの色も濃く、黒・青・赤いずれの色もはっきりとした文字が書けます。ペン先の細さは0.7ミリと0.5ミリの二種類あります。軸の色は、白、グレー、黒の3種類です。重さだって12.3gしかありません。

 まとめると、「ブレン」は…

①デザインが安っぽくない!スタイリッシュ!

②とにかくブレない!こだわり

③エマルジョンインクで書き味も良くなめらか!

 これで「本当に150円でいいの!?」と感じるコスパ良すぎなボールペンです!特にブレなささは「凄い」の一言。ペン先も、狙いも、そしてノック部分もブレません。150円で購入可能なストレスフリー「ブレン」、本当に素晴らしいボールペンですよ。

▲松江市「ぶんぶん堂」にて

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『見ている人は見ている』

▲2019年の早稲田大学学校案内

 米子東高校の「勝田ケ丘志学館」の授業を終えて、職員室に帰ってきた時、一人の女生徒がやって来ました。話を聞くと、自分は早稲田大学に憧れていて、早稲田「学校案内」も隅から隅まで読んでいるとのこと。そこに登場する学生の各写真に添えられた出身高校まで追いかけながら、なめるように全部読んだと言います。その中に鳥取県・島根県でただ一人登場する島根県立松江北高校出身の小川綾音(文学部)さんを見つけて、自分もこんな風になりたいと思ったと言います。そのために一生懸命勉強する、と宣言しました。私もこの冊子は本人からいただいていて、時々先輩の話として北高でも話題にしていました。私は小川さんを高校1年生の時からずっと見てきたので(英語を教えたのは2年生から3年生)、よく知っているよと答えました。私立大学は学費が高いので、経済的な負担が心配なのだが、このページを読んでちょっと不安が解消したとも言っていました。小川さんが登場するのは、奨学金などを特集したページです(p.154)。米子まで来て、小川さんの話をすることになるとは夢にも思いませんでした。彼女とは昨年、東京土浦で一緒に講演会までやっていて、お越しになった先生方からとても喜んでいただきました。⇒コチラです   今、彼女はフランス(レンヌ大学)に留学して学んでいます。「見ている人は見ている」んですね。今日は、小川さんにこの嬉しい出来事をメールしておきました。

 最近、プロ野球でも同じようなことを感じました。私は小さい頃からの熱狂的な巨人ファンで、ここ数年は悔しい思いばかりしていましたが、今年はチョット違う、期待できそうです。原 辰徳監督の下で生まれ変わったようにチームが明るくなりました。やはり部下がこの人のためにと意気に感じて仕事をする雰囲気が漂うと、チームは上向きます(実は学校現場も事情は全く同じです)。今年はやってくれそうですね。4月13日(土)ヤクルト戦、4点差という苦戦の中を打撃陣が奮起して追いつき追い越して1点リードで迎えた7回、一死一、二塁で亀井山田哲の放った右飛を捕った時、一、二塁ランナーとも飛び出していました。そのまま二塁に投げていれば、併殺でチェンジでした。ところが一瞬ためらった後に二塁に投げましたがもう間に合いません。視野が広く肩も強くて守備の上手い亀井選手にしては、信じられないボーンヘッドでした。3アウトチェンジが一転、ランナーが残りました。その直後に吉川光バレンティンに3ランホームランを打たれるのです。後続もズルズルと流れを止められずに、今季初の2桁失点で逆転負けを喫し、首位陥落しました。やはりきちんとアウトにすべき所でアウトにしておかないといけません。『神様はちゃんと見ている』のでした。

 今日は、『見ている人は見ている』というお話しでした。❤❤❤

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松江市営バスのおもてなし

 米子東高校内にある「勝田ケ丘志学館」に通うために、早朝、自宅近くのバス停から松江市営バスを利用しています。この時間帯は通勤客・通学の学生に加え、附属小学校の学童たちで超満員なんです。立っているのもやっとです。今日はそんな市営バスの運転手さんの気配りに感動しましたので報告しますね。いつもは停留所を紹介する通り一遍のアナウンスが流れています。今日の運転手さんは、違いました。「止まります。足もとにお気を付け下さい。」「右に曲がります、ご注意下さい。」「動きます、ご注意下さい。」「信号停車です」「お忘れ物、落とし物のございませんようにご注意下さい」事故の起きないように一言一言注意喚起を行っておられます。ぎゅうぎゅう詰めで、後ろの方で降りるにも移動ができないお客さんがおられると、「前と中程のドアを開けます。中ほどより奥の方で前に出にくい方は、いったん中のドアから降りていただいて、前の方へお越し下さい。」 そして何度も何度も、「本日は車内混み合いまして、ご不便、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」とお詫びしておられました。「止まりましたらご案内しますので、そのまま座ってお待ち下さい」と至れり尽くせりの案内です。ここまで丁寧な案内をされる運転手さんは初めて見ました。そして見ていると、降りるお客さん一人一人に丁寧に頭を下げ「ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました。」とお詫びをしておられます。他の運転手さんと際だって違うのは、本当に心から言葉を発しておられる点です。口先だけではありません。こういう心からのおもてなしは、聞いていて大変気持ちのいいものです。言葉でも「おもてなし」ができるんですね。松江駅で降りる際に、運転席後ろの運転手さんの名前を見たら「山根 元」さんとありました。朝からすがすがしい気分で、仕事に向かうことができました。また乗りたいな~。❤❤❤

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天ぷら海鮮「米福」

◎週末はグルメ情報です!今週は天ぷら!

 天ぷら海鮮「米福」シャミネ松江店は、3月22日(金)に新規オープンしたばかりの“天ぷらと海鮮”の新しいお店です。4回ぐらい行きましたが、いずれも満員で入ることができませんでした。今日はお昼が空いていたので、開店の11時前に並んで入ることができました。大阪を中心に直営・ライセンス契約店も含めて10数店舗を展開されていて、「米福」としては島根県初出店になります。シャミネ松江のHPによると、「関西の人気店が松江初出店。100%米油だけで揚げたサクサクの天ぷらと、地元山陰の旬の魚介、食材をお楽しみいただけます。「安くて旨い」誰もが楽しめるお店です。」とありました。米子にも直営店の「天ぷら海鮮 米福 山陰本店」がありますね。

  この日は普通の「天丼」(890円)をいただきました。海老2本、鶏天、なす、南京、半熟玉子、小鉢2(ポテトサラダ・冷や奴)、味噌汁、漬物がついていました。なかなかいけます。

 2回目に行った時には、メニューに「大海老天丼」(1290円)というそそり立つような大海老の入った料理があったので、注文してみました。やってきました。「大海老天丼」到着です!!おおお~、海老がそびえ立っていますね~。まずは見た目を楽しみましょう。そそり立つ壁のような圧巻の見た目!!思わず写真に収めたくなりますね。デカすぎてカメラに納まりきらない。インスタ映えを狙っているのでしょうか?しばらく眺めながらいただきました。一番威勢を放っていた大海老。プリプリ食感でボリューム満点です。下の方に埋まっていたごはんを、甘ダレと絡めていただきました。しっかり味が染み込んでいて美味しかったです。テンションが上がったのは、天ぷらに半熟玉子があったこと。中から黄身がジワ〜っと溢れてきて、絶品でした!!味噌汁と小鉢も付いてます。今日はポテトサラダとひじきでした。天ぷらがめっちゃ美味しいので、ご飯大盛り(無料)ならもう少しご飯にボリュームがあると嬉しいんすが。まぁ腹八分が身体にイイですからね。次から次からお客さんが入店され、おねえさん店員さんが、忙しそうに海老のタワー(?)を運んでおられました〔笑〕。

 「安くて旨いが一番!」ヘルシーな100%米油だけで揚げる自慢の天ぷらはサクサク軽い食感で、油っこくなく胃にもたれにくいのが特徴です。食用油の中では、健康維持のための天然栄養成分が圧倒的に豊富で、コレステロールを下げる植物ステロールが群を抜いて多く含まれていますから、油が気になる人も安心して楽しむことができます。たっぷり盛り付ける刺身の盛り合わせも人気だとか。地元松江をはじめ山陰の魚介や食材を使ったメニューも豊富です。夜の宴会コースも充実しており、居酒屋使いにも食事使いにもいける「食べて良し、飲んで良し」、どなたにも楽しんでいただける使い勝手のいいお店といった感じです。松江駅の改札口から、徒歩で1分と便利な場所にありますから、繁盛間違いなしですね。今度は夜の部にも行ってみたいと思っています。❤❤❤

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「天王寺動物園」

 「天王寺動物園」は大正4年(1915)に、日本で「上野動物園京都市動物園」に続く3番目の動物園として開園。あべのハルカス」からすぐそば、大阪市の中心にある立地のよさもあって、日々多くの来園客を集めています。2006年には総入場者数はなんと1億人を突破。この数字は「上野動物園」に次ぐ2番目の記録です。東の「上野動物園」に対し、西の「天王寺動物園」とも呼ぶべき存在であると言えるでしょう。年末に、大坂市立美術館「ルーブル展」を見た後で、入ってみました(美術館を出たその真ん前が動物園でした)。

 約11haの園内には、ライオン・チンパンジーなどをはじめ、人気者のコアラや「天王寺動物園」でしか見ることのできないニュージーランドの国鳥・キーウィや、真っ黒顔が特徴的なドリルなど、200種1,000点の動物が飼育されています。動物の生息地の景観を可能な限り再現した展示や、おやつタイムの実施などを取り入れています。昨年度の入園者は約173万人。同園では現在、動物の生息地の環境を可能な限り再現し、そこに暮らす動物の様子を紹介する「生態的展示」の実施を進めている最中です。例えば、生息地の現地調査を踏まえた爬虫類生態館「アイファー」や、日本初の水中透視展示プールを有するカバ舎、アフリカのサバンナを再現したサイ舎などがそれにあたります。2006年にオープン、アフリカのサバンナを再現したこのエリア。東アフリカの国立公園をモデルとして、コピエと呼ばれる岩石群に囲まれた環境はサバンナの雰囲気を強く感じさせます。サバンナに生息する多くの動物たちがありのままの姿で闊歩しているエリアです。

 まるでジャングルや、本物のサバンナを歩いているかのようなコースとなっていて、世界で一番背の高いアミメキリン、サバンナの掃除屋と呼ばれるハイエナ、群れを作って生活するライオンなどの、自然に近い姿を見られます。肉食動物エリアの一部は透明パネルになっているので、目と鼻の先までライオンが近づいてくることもあります。今日渾身の一枚がこのライオンの写真でした。

 大変広い園内をグルグルと歩き回ったせいでしょうか、とても足が疲れました。松江に戻ったら、古傷の左膝が強烈に痛み出して、整形外科に駆け込んで治療を受けました。このせいで、年末までずっとベッド暮らしでした。痛み止めを打ってもらったらウソのように回復し、大晦日には起き上がることができ、大掃除に精を出したこともいい思い出でした。❤❤❤

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世界で一番長い単語

 時々授業で、生徒たちに「自分の知っている最も綴りの長い英単語を書いてごらん」と問いかけることがあります。彼らは自分の語彙力を目一杯総動員して、handkerchief、anthropologist、simultaneouslyなどの、めいめいが知っている長い単語を挙げます。 私はおもむろに黒板に向かって、次の単語を書き始めます。「!!」「…」「?」長々と書くものだからみんな唖然としています。英語辞書に記載されている英単語の中で、最も長い英単語がこれです(45文字)。

pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis

「ニューモノウルトラマイクロスコウピックシリコヴォルケイノコニオシス」と発音します。ネイティブ・スピーカでさえも知っている人がそんなにいないこの単語を、私は高校2年生の時に覚えました。病気で学校に行けず寝ていた時に、何かの本にこれが「世界一長い単語」と書いてあって、面白そうだから覚えちゃえ、ということで暗記したのです。「超微視的珪質火山塵肺疾患」という病気の名前です。以来忘れずに、ずーっと私の記憶の中でとどまっています。英単語の意味を覚えるには、普段からその成り立ちや構成を理解することが効果的なことは、いつも授業で触れていることですね。では、この長い英単語を分解してその成り立ちを見てみましょう。

  • pneumono (ラテン語で「肺」

  • ultra (ラテン語で「超(ウルトラ)」

  • microscopic – 微視的・顕微鏡(ラテン語の mikron「小さい」、skopos 「視界」

  • silico – (ラテン語で「ケイ素」(珪素)

  • volcano – (ラテン語で「火山」

  • coni – (ギリシア語の 「konis」(塵)

  • osis – (ギリシア語で「病気・症状」

 このように分解して成り立ちをみると、どんな病気かというところまで想像できてしまいますね。「非常に微視的な珪質の火山塵を吸い込むことによって引き起こされる肺の病気」ということです。辞書には「塵肺症」と出ています。こんな単語覚えていても、大学受験にも何にも役には立ちませんが、私はこんなムダをやったおかげで、いろいろな場面でこの単語を披露してヒーローになってきました(ムダは決してムダではない!のです)。

 当時、高校時代の英語の先生が、「君たち、英語の単語で一番長い単語を知っているか?」と尋ねられました。私はこの単語をすでに知っていましたが、黙っていると、「それはsmilesという単語だ」と種明かし。 ―生徒「???」 先生、曰く、「単語の始め(s)から終わり(s)までにmile(1マイル=1.6キロ)あるじゃないか!!」 生徒に全然受けずに、先生しょげておられたのを覚えています〔笑〕。やはり世界で一番長い単語は上の単語です。❤❤❤

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通勤

 4月から、米子東高校にある「勝田ケ丘志学館」に教えに行くために、電車通勤をしています。学生時代以来の電車通勤で、慣れるのが大変です。それでも何回か通って大分様子が分かってきました。7時半に自宅近くの「淞北台団地入り口」のバス停で、松江市営バスに乗って松江駅を目指します。松江駅構内にある「ドトール」に直行してコーヒーを飲みながら、今抱えている仕事の原稿を手直しするのが日課になりました。お客さんは多いんですが、静かに集中できるので結構はかどります。大好きな「ドトール」のコーヒが、仕事の効率を上げてくれるんです。松江駅「ドトール」が、最近私の仕事場となっています(「珈琲館」が潰れてしまったので)。

 私が利用する山陰線は、都会と違って1時間に1本しか列車がありません。ところが、この時間帯だけ珍しく、8時35分発米子行きと、8時45発米子行きの2本の列車が10分間隔で出るんです。あり得ない!これはどういうことか?駅員さんに聞いてみると、特に理由はないけれど、出雲からやって来る電車に加えて、米子から通勤客を乗せてきた電車が折り返すんです。35分発の電車の方が早く着くので、みんなそちらに乗ってしまいます。したがって45分発の電車はガラガラなんです。私一人だけということもたまにあります。ガラガラの車内で、のんびりと新聞や本を読みながら、約47分を過ごします(普通は30分程度で着く距離なんですが、荒島駅で2本の特急列車(特急「やくも」寝台特急「サンライズ出雲」)を待ち合わせるために13分も停車するんです)。米子駅の1番乗り場に着くと、境線に乗り換えるために0番乗り場(ねずみおとこ駅)に急ぎます。ここで待っている電車が「鬼太郎列車」というユニークな電車なんです。全部で6種類の「鬼太郎列車」があるので(ねずみ男車両」・「目玉おやじ車両」・「鬼太郎車両」・「ねこ娘車両」・「砂かけ婆車両」・「こなき爺車両」、それに全部乗れればいいなと思っています(現在時点で4種類を制覇)。電車の外観にも境港出身の水木しげる先生の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが描かれているだけでなく、車内の座席シートや天井にまでびっしりと描かれています。博労町駅(コロポックル駅)まで、わずか2分ほどの乗車なんですが、結構楽しんで行くことが出来ます。たまに「鬼太郎列車」でなく、普通の電車だったりするとガッカリですね。

 博労町駅で降りると、テクテクと米子東高校まで約10分歩きます。いい運動になります。途中「勝田神社」(かんだじんじゃ)があって、お参りしたりすることも。「勝田志学館」で午後3時半までびっしり授業をして、再び博労町駅まで歩いて、来た時と逆の経路で松江へと戻ります。お昼休みには階下に米子東高生のための「食堂」があって、ここがメニュー豊富で美味しいんです。今全メニューを制覇しようと一つずつ試しているところです。夕食は松江市内でいろいろな場所で済ませます。こうして家に帰るのが7時過ぎ。週に2日、このペースに大分慣れてきました。生徒たちには、英語の「勉強の仕方」を一生懸命説明しているところです。❤❤❤

▲「勝田神社」

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4段スタンプオフィス

 境線の後藤駅を降りて、踏切を渡ったところの米子「ホープタウン」3階にある「キャン・ドゥ」(Can★ Do)をのぞいていたら、面白いものを見つけましたよ。仕事で役立つキーワードがセットになった4段のスタンプです。ユニークなイラストが添えてあるので、注目度をアップさせるだけでなく、会話のネタにもなること間違いなしです! インク補充済みなので、スタンプ台を用意しなくてもすぐに使えるところが便利ですね。フタを開けてただ押すだけです。「4段スタンプ オフィス」という商品で、108円です。

キャンドゥ:4段スタンプオフィス:

 回覧用の資料も、スタンプ一つで楽しくアピールできますね。回覧したい書類をより目立たせるのに最適な、学校や会社で役立つキーワードを詰めたスタンプで、「回覧・済・重要・至急」の4種類の文字がセットになっており、添えられたイラストも可愛らしくデザインもユニークで目を引くものです。その他の文字の4段スタンプもあったので一緒に買って帰りました。それにしても、よくこんな手の込んだものが100円で作れるものです。

 100均ショップで売られている文房具は、本当に見た目がキュートで、ついつい色々と買ってしまいますよね。文房具は使いやすさと同時に見た目も可愛かったら、仕事や勉強もはかどりそうです。そんな100均ショップの文房具を特集したムックを先日書店で見つけました。『100均文房具ベストバイ』(ダイアプレス、2019年4月)です。ダイソーセリアキャン・ドゥで見つけられる可愛らしい文房具が、300点以上紹介されています。「文房具の八ちゃん」には堪らない一冊でした。❤❤❤

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『ハンターキラー 潜航せよ』

《あらすじ》 ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦「タンパ・ベイ」が消息を絶った。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は捜索に向かった先で、現場付近に無残に沈んでいたロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。未曾有の緊急事態を回避するため、「ハンターキラー」には限りなく0に近い成功率の任務が下る。それは、絶対不可侵の水中兵器ひしめくロシア海域への潜航命令でもあった。グラスは任務遂行のため、シールズとタッグを組み、禁断の作戦実行を決断するが・・・。世界の運命は、一隻の潜水艦に託された。

 4月12日に公開された『ハンターキラー 潜航せよ』(Hunter Killer)を、早速出雲Tジョイ」に見に行ってきました。私の見たい映画はどういうわけか、松江東宝」では全然やってくれないものですから、こうして電車でいつも出雲まで出かけています(私はシニア料金の1,100円で見ることができます)。もちろん英語の勉強を兼ねています。タイトルの「ハンターキラー」というのは、潜水艦を狩り出し(Hunter)、これを攻撃・撃沈する(Killer)能力を併せ持った攻撃型潜水艦のことです。

 警戒態勢の中、新たな音を探知した「ハンターキラー」が、その正体であるロシア原潜と激しい交戦を繰り広げるシーンから物語が始まります。ソナー音に耳を澄ませ緊張が走る乗組員たち。両艦の距離わずか260メートルという至近距離から突然魚雷の襲撃を受けた上に、敵艦に分厚い氷の真下の陣を取られ、一瞬の猶予も許されない圧倒的不利の状態で、グラス艦長はとっさの判断で魚雷の進行方向を変えることを指示。敵艦を見事に撃沈させ、喜びの声を上げる乗組員たち。が、敵側の魚雷はまだ生きていました。まさに「そこは音だけが《見える》戦場」という本作のキャッチコピーそのものを体現した緊迫のシーンです。

 『レッド・オクトーバーを追え!』『クリムゾン・タイド』『U-571』といった潜水艦アクション傑作映画の魅力をしっかりと継承しつつ(「潜水艦モノ」にハズレずれなしと言いますね)、最新鋭艦の描写で新次元のリアリティーを実現し、最新鋭のテクノロジーを取り入れた、さらには陸上戦と海上戦も融合して、壮大なスケールで描かれた映画でした。米国防省米海軍の全面協力を得られたおかげで、2004年就役の最新艦であるヴァージニア級攻撃型原潜の実物を撮影しており、海軍顧問のアドバイスで、艦内の様子を細部に至るまでセットで再現しています。パール・ハーバーに着岸している原子力潜水艦が2日間にわたり開放され、撮影が許可されたそうです。原作も元米海軍潜水艦艦長によるものです。

 潜水艦映画の面白さは、水深数百メートルの海中という閉鎖空間が舞台であるがゆえに、死と隣り合わせの緊迫した空間で、運命共同体である乗組員たちの濃密なドラマが繰り広げられる点です。さらには、潜水艦も魚雷も、海中の抵抗の大きさゆえに速すぎずほどよいスピード感の中で、艦長の対抗措置・操艦など、頭脳戦が見応えあるアクションで描かれる点でしょう。

 この映画を見終わって、爽快感が漂ったのは、本作が人間の信頼』をテーマとしてからでしょう。グラス艦長と若い乗員との信頼関係。またアメリカとロシアの信頼関係。攻撃型原潜「ハンターキラー」を指揮するグラス艦長は、敵艦ロシア原潜に置き去りにされたアンドロポフ艦長を、救出して捕虜とします。グラスの説得に、最初は警戒心をあらわにしていたアンドロポフ艦長が、心の揺れを感じさせる場面なども実に印象的でした。敵ながらこの二人の間に芽生えた揺るぎない「信頼」こそが、「ハンターキラー」を救うことになります。アンドロポフ艦長を演じていたのは、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の敵役のミカエル・ニクヴィストです。彼は2017年6月、肺ガンとの闘病で56歳の若さで惜しくも亡くなり、この作品が遺作の一つとなりました。彼は撮影現場のインタビューでこんなことを言っていました。「我々は、多くの人が恐れを抱いている時代に生きている。だが、もっと信じ合い、語り合えるかもしれない」

 ロシア国防相が自国の大統領を監禁するクーデターを起こし、アメリカを巻き込み第三次世界大戦を引き起こそうとします。この事実が明らかになると、ネイビーシールズの精鋭3人がロシア大統領のSPと共に、無数の兵士がひしめく国防相の拠点に突入し、決死の大統領救出劇を繰り広げる様子が捉えられていました。クーデター側との激しい銃撃戦の末、シールズのひとりが負傷、大統領をその場から救出する約10分間の場面も迫力満点でした。アメリカが敵のロシアの大統領を救出する、まさに「信頼」なくしては不可能な筋書きです。ロシア艦隊と対峙して攻撃される場面でも、グラス艦長は最後の最後まで「信頼」にかけて、攻撃を踏みとどまりました。その勇気ある決断が第三次世界大戦を防ぎます。そしてかつてアンドロポフ艦長の薫陶を受けた若いロシア兵たちが、正しい行動を起こします。最終的には、人と人との信頼関係こそが、世界を平和に導くのです。

 スクリーンを前に、英語に耳をそばだてて聞いていましたが、分からない単語や表現が山のようにありました。乗員たちのスラングも山ほど出てきました。bunkie, chicken switches, fish, joe navy, skimmer, S.S.N.,crazy Ivanなどはその一例です。「潜水艦乗員用語集」のようなものがないと、きちんと聞くことができませんでした。いい勉強です。スリルと感動を味わえながら、楽しめた2時間2分の映画でした。❤❤❤

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「第4回吉川英治文庫賞」に西村京太郎先生が!

▲2016年7月に西村先生をお訪ねしました

 私の大好きな西村京太郎先生が、3月4日、「第4回吉川英治文庫賞」を受賞されました。吉川英治国民文化振興会は、講談社の後援を得て、2016年、「吉川英治文学賞・吉川英治文化賞」が、第50回の節目を迎えるのを機に、吉川英治の名を冠した新しい賞を創設しました。シリーズ大衆文学作品と、その著者を顕彰するもので、「吉川英治文庫賞」という名称です(正賞は銀杯、副賞100万円)。近年「シリーズ大衆文学作品」が隆盛ですが、刊行が複数年にわたるシリーズ作品は、これまでの文学賞の評価の枠組みでは、顕彰しきれないこともありました。いっぽう吉川英治は、大長編大衆文学の代表作家です。優れたシリーズ作品を顕彰するときに、吉川英治という名こそ、最もふさわしいものかもしれません。

 受賞の対象は、複数年にわたり、5巻以上の複数巻の文庫が刊行されている大衆シリーズ文学作品と、その著者です。12月1日から翌年11月30日までに、文庫最新巻が刊行された作品のなかから、受賞作品を決定します。シリーズ作品の顕彰ということから、従来の文学賞とは違う選考方式を採用しており、約50名の選考委員に選考を委嘱し、候補作の推薦および受賞作の選出投票をお願いする方式です。約50名の選考委員は、講談社を含む出版社からの代表者(各社1名)、識者、出版流通関係者で構成します。その「第4回吉川英治文庫賞」が、3月4日に発表があり、西村京太郎先生「十津川警部シリーズ」が選ばれたのです。第1回~第3回も最終候補作にあがっていましたが、今年第4回目での受賞となりました。

 西村先生の描く十津川省三は警視庁捜査一課の警部です。初登場は1973年発表の『赤い帆船(クルーザー)』で、当時は30歳の警部補でした。その後、警部に昇進し、1979年発表の『夜間飛行殺人事件』で40歳に。それ以降の作品では40歳という設定でほぼ変化はありません。鉄道に関わるものを中心に、数多くの難事件を解決してきた日本を代表する刑事です。現在、西村先生は12社に作品を書いておられ(角川文庫・講談社文庫・光文社文庫・実業之日本社文庫・集英社文庫・小学館文庫・祥伝社文庫・新潮文庫・中公文庫・徳間文庫・双葉文庫・文春文庫)、年に2回の取材旅行に出かけておられます。1回の取材で2作品を書くというスタイルが確立しています。

 対象期間内の文庫新刊は、『「ななつ星」極秘作戦』/『十津川警部 北陸新幹線「かがやき」の客たち』/『神戸電鉄殺人事件』/『十津川警部 南風の中で眠れ』/『「ななつ星」1005番目の乗客』/『十津川警部 北陸新幹線殺人事件』/『十津川警部 高山本線の昼と夜』/『空と海と陸を結ぶ境港』/『十津川警部 絹の遺産と上信電鉄』/『房総の列車が停まった日』/『内房線の猫たち 異説里見八犬伝』/『寝台特急に殺意をのせて』/『鳴門の渦潮を見ていた女』でした。目標の635冊に向けて、88歳を迎えてもなお冴えまくる(現在619冊西村先生へのさらなる飛躍をという期待を込めた、最高のプレゼントだったことです。先生、おめでとうございました!❤❤❤

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かに雑炊

◎週末はグルメ情報!今週は「かに雑炊」

 城崎温泉で泊まった「川口屋城崎リバーサイドホテル」(実に素敵なお宿でした)の夕食で、カニのフルコースをいただきました。カニの刺身や茹でガニ、焼きガニにお鍋などカニづくしの豪勢な料理に舌鼓を打ちました。こんなに沢山カニを食べたのは初めてです。それで最後の〆に出てきたのが、「かに雑炊」でした。仲居さんがつきっきりで作って下さったんですが、最後にもみ海苔を振りかけて完成。これが滅法美味い。これ、プロの味です。鍋からお茶碗に3杯も〔笑〕いただいてしまいました。だし汁が堪らなく美味しいんです。いくらでも食べられました。


 翌朝、ホテルの女将さんに「かに雑炊が堪らなく美味しかったです!」とお伝えして喜んでもらい、お土産品コーナーで「かに雑炊」を探しましたがありません。「あー、また食べたいなー」と思いながら、城崎温泉駅に向かってテクテク歩いていたら、海鮮お土産物屋さんの店頭に「かにぞうすいの素」(5袋入り)を見つけました。早速買って帰って、家で、溶き卵・もみ海苔を落として試してみましたが、手間いらずであの時の味です。カニだけでなく、にんじん、パプリカ、ネギも全部入っています。う~ん、堪らなく美味しい。もっと買って帰れば良かったのに…。❤❤❤

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「あべのハルカス(展望台)」

 「あべのハルカス」は、大阪市・阿倍野区に立地する超高層ビルです。2010年(平成22年)1月9日に着工され、2014年(平成26年)3月7日に全面開業しました。日本で最も高いビルで、日本初のスーパートール(高層ビル・都市居住協議会の基準による300m以上の超高層建築物)でもあります。2017年には、グッドデザイン賞」を受賞しています。もともとは、近畿日本鉄道の前身である大阪鉄道が大阪阿部野橋駅構内で、1937年(昭和12年)から営業を行ってきた阿部野橋ターミナルビル旧本館(百貨店西館。久野節による設計)の建替計画により建築された建物で、建築規模は高さ300m、延床面積21万2,000㎡、地上60階・地下5階。「横浜ランドマークタワー」(高さ296m)の高さを抜き、日本一高いビル」の称号が大阪に移りました。総事業費約1,300億円をかけ高さ300mの超高層ビルとなりました。300mとした理由については、切りの良い数字であり、日本初のスーパートールになることと、高さ制限が青天井ではいずれ抜かされるところまで考慮したものであり、記者会見で、近鉄の岡本直之副社長(当時)は「平成の通天閣として親しまれるビルにしたい」と意気込みを語りました。ビル名称の「ハルカス」は古語の「晴るかす」に由来しています。この言葉には「人の心を晴れ晴れとさせる」という意味があり、ビルの上層階から晴れやかな景色を見渡して爽快感を味わえることや、多彩で充実した施設で来訪者に心地よさを感じてもらいたい、という思いが込められているのでしょう。なお、地名は「あべの」ですが、これに関しては「大阪」「天王寺」「上方」などの案もありました。しかし、日本一の超高層ビルになることで、知名度を上げていけるのなら「あべの」を全国区にしたいという意図により、「あべの」が採用されました。

  屋上空間には緑地空間が設けられ、周辺の公園施設と協調して、緑のネットワークを形成するほか、建物内部では吹き抜け空間を利用した「光と風の道」を創出することでエネルギー消費量を低減する、などの最新環境対策が取られています。あべのハルカス」の低層階には近鉄百貨店(あべのハルカス近鉄本店)と、美術館(あべのハルカス美術館)、中層階にはオフィス、高層階にはホテル(大阪マリオット都ホテル)や展望台が入居しています。施工場所は道路・鉄道が複雑に入り混じる交通の結節点であることに加え、百貨店の東館(ターミナルビル新館・現:ウイング館)を営業しながら、立体的に複雑な構造の超高層ビルを敷地一杯に建設するという工事であり、施工した竹中工務店の作業所長に「日本一難しい現場」と言わしめるほどの難所でした。

 「あべのハルカス」は、2014年に開業した日本一高い高層ビルとして、高さ300メートルもの高さから、大阪市の絶景を見渡すことができます。ちなみに、この高さはビルとしては第1位ですが、タワーを含めても第3位の高さを誇ります。第1位が「東京スカイツリー」の634メートル、第2位が「東京タワー」の332メートルです。ちなみに「あべのハルカス」ができるまでは、「横浜ランドマークタワー」の295メートルが第3位でした。この「あべのハルカス」は、商業施設とオフィス、ホテルが入る複合商業ビルですが、その最上階である58階から60階が、あべのハルカス展望台」として、大阪から京都、更には四国兵庫あたりまで見渡すことができる大パノラマを堪能することができるのです。今日は、日本一の高さのビル、関西随一の絶景を誇る、あべのハルカス展望台」をご紹介しますね。私は昨年末に上がってきました(実は高所恐怖症なんですが…)。

 「あべのハルカス展望台」(1500円)の魅力は、大阪市内だけではなく、京都兵庫、更には四国までも見渡すことができる大パノラマを堪能できる点にあります。この大絶景ですが、単純に展望台として楽しむ以外にも、周囲を絶景に囲まれた空間の中で、食事を楽しめるレストランや、天空庭園などもあり、さまざまな見所が存在します。

 「あべのハルカス展望台」の最大の見所が、最上階である60階、地上300メートルから眺める天空の絶景ですね。地上300メートルの高さと言われてもなかなか体感しないことには想像がつきませんが、眼下に広がる景色は、大阪の中心的な存在である大阪城などの市街地だけではなく、遠く大阪湾や京都、更には兵庫の六甲山、比叡山、などを見渡すことができます。また、天気が良ければ明石大橋から淡路島を経て四国、瀬戸内海まで見ることができるのです。眼下には大阪の高層マンションがはるか下に広がり、地上300メートルの高さがどれほど高いのかを実感出来ました。この地上60階は、周囲を強化ガラスの窓で取り囲まれ、一周できる構造になっており、この「天空回廊」といわれる吹き抜けのフロアを一周するだけで、大阪を中心とした周囲の絶景を目の当たりにすることができるのです。ちなみにこの吹き抜けの下には58階の「天空庭園」が一望できます。実に雄大な眺めでしたよ。

 60階の「天空回廊」の吹き抜けからすぐ下に見えるのが、58階の「天空庭園」とカフェレストランです。この58階にある「天空庭園」は中央にウッドデッキを備えた周囲に盆栽などの植物が植えられています。この「天空庭園」のウッドデッキではイベントが開催されたり、暖かい季節には周囲の眺めを楽しみながらくつろぐのに最適な場所といえるでしょう。併設されているカフェレストランの食事も楽しむことが出来ます。カフェレストランは「SKY GARDEN 300」というカフェバーで、全部で120席あり、お昼のランチから夜の食事、お酒まで対応しています。

 60階の最上階と58階の「天空庭園」の間にあるのが59階で、こちらが帰りの出口です。この59階にはショップがあり、ハルカス300グッズなどのお土産を購入することが出来ます。実にいろいろなグッズが販売されていました。

 「あべのハルカス展望台」の見所の一つとして、もう一つご紹介したいのが高速で高さ300メートルまで上がる「エレベーター」です。地上16階から60階まで上がる2台のエレベーターは、なんとその速度は分速360メートルもの超高速で、約50秒で60階まで直通運転します。シースルータイプのかご室と、昇降路内に設置されたLED照明により、エレベーターが昇降する際には、光で演出された空間を体感できるようになっています。こちらも「あべのハルカス展望台」の大きな見所の一つと言えるでしょうね。

 「あべのハルカス」は、商業施設とホテルなどが一体となった複合商業施設であるため、展望台へアクセスするためには、専用の「入場フロア」である16階まで行く必要があります。様々な施設が入っており、展望台への入り口は少しわかりにくいのですが、入り口であり当日券販売所である16階には直通エレベータがあり、地上2階、地下1階からそのままアクセスすることが可能です(JR天王寺駅からすぐ)。その後、16階の「チケットカウンター」で当日券を購入し(私は美術館との共通券を購入しました)、一気に60階まで上ることが出来ます。最上階である60階のさらにその上には、ヘリポート」が設けられています。この「ヘリポート」には、見学ツアーが用意されており、その全貌を目の当たりにすることができます。❤❤❤

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ショック!

 私の大好きだった「ウィーンの森」殿町店が店じまいをしたことをお知らせしました。⇒コチラ  今度は、私がよく仕事に利用していた、ツタの絡まる煉瓦造りの素敵な建物「珈琲館」京店店(写真上)が、入り口に「臨時休業」のお知らせがずっと貼ってあって閉店しています。どうやらここも店じまいのようですね。「ウィーンの森」の系列店ですから、田和山店に行ったときに聞いてみましたが、「まだ何も決まっていません」と、口を濁しておられました。私は仕事のアイデアに煮詰まった時には、いつもこのお店の2階で川面を眺めながら、トーストとコーヒーを飲みながら原稿を書いていました。私の仕事場の喫茶店でした。大学生の頃からよく通ったお店です。⇒私の紹介記事はコチラです  日頃から結構利用客は多かった様に感じていました。が、最近は、営業時間が急に短くなったりと、何か不穏な動きがあったんですが、やはりこういうことになってしまいました。

 また、私が月に一度は食べに行っていた学園通りの「風々ラーメン」も昨年の12月末をもって店じまいしています。これも痛い!チャーハンと醤油ラーメンの「まんぷく唐揚げセット」のファンだったんですが。今日、散髪屋さんに行ったら、北高の坂を下りたところにある、「みしまや」北堀店も、4月いっぱいで閉店取り壊しだと教えてもらいました。北高のすぐそばにあったので、比較的重宝していたスーパーだったんですが…。以前から噂では、なくなる、なくなるという話はよく聞いていましたが、とうとう現実のものとなってきました。「みしまや」さいか店も閉まるそうです。

 民間は、こうやってちょっとでも売り上げが悪いと潰れていきます。一方、学校は潰れる心配がないので、どんなに成績が落ち込もうが、左うちわでのんびりしたものです。「危機感」などまったくありません。今年の北高はひどい進学結果だったのを、他校の先生が心配して「緊急の職員会議でも開いておられないんですか?」という問い合わせをいただいたりしていますが、およそそんな話は聞いたことがありません。ここら辺が、民間との温度差でしょうかね。私が松江北高に赴任したころの教員同士の合い言葉が、『伸びる! 伸ばす!』でした。今ではそんな言葉を聞くこともなくなってしまいました。原点回帰と行きたいところですが…。私はたり前のことをカになってゃんとやる』(ABC)『英語は絶対に裏切らない!』を信条にして、毎日『コツコツ』と授業を積み上げています。『散歩のついでに富士山に登った人はいない』のですから。♠♠♠

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小田さんツアーの巨大風船

 昨年の小田和正さんの全国ツアー「Encore!!」のコンサート中(⇒私の松江公演の詳細レポートはコチラ)、アンコール終盤に、コンサート・ロゴの入ったさまざまな色の巨大な風船(半端なくデカイ!)が会場に放たれて、観客みんながそれを突っついて会場全体に風船が飛び交うという微笑ましいシーンがありましたね。私も松江市総合体育館会場で、何度も手を出して風船をパスしたのを覚えています。いい思い出になりました。小田さんも一緒になって、風船を突っついておられました。風船が、一生懸命歌う小田さんにぶつかったり、それを蹴飛ばす小田さん。色とりどりの巨大風船が、コンサート会場全体を行ったり来たり舞っている光景は、実に圧巻でした。今日はこの「巨大風船」に関するうちうちの情報です(『会報』のVol.341に出ていました)。たしか、2016年の全国ツアー『KAZUMASA ODA TOUR2016  君住む街へ』でも、この巨大バルーンは登場していましたね。

 あのバルーンは、オレンジ、赤、緑、黄色、ピンク、白、青、水色の8種類があり、各色30個ずつの計240個が製作されました。全国会場の客席の広さなどの条件を考慮に入れて、一公演ごとに10~16個を膨らませて準備しています。どういうわけか、「赤」のバルーンが他の色に比べて割れやすかったようです。無事に公演を乗り切ると、スタッフ全員で「今日は割れなかったね~、よかったよかった」と喜び合っていたそうです。割れた風船は、適宜再製作して補充をして、最終的には、総製作数は380個ほどだったそうです。コンサート会場で舞っていたバルーンには、そういう舞台裏があったんですね。❤❤❤

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千手院のしだれ桜を愛でる

 松江市石橋町にある桜の名所「千手院」(せんじゅいん)にある枝垂れ桜(しだれ桜)の樹齢は約250年と言われています。松江市の天然記念物です。よく植わっているソメイヨシノは、寿命60年と言われています。が、管理の仕方によっては樹齢100年を超えている物もあります。ソメイヨシノは全部がクローン。種で増やすと同じものができない可能性が高いので、接ぎ木挿し木で増やしたものばかり。そういうわけで、同じ時期に同じような色の花が沢山咲くわけなんです!!話を戻して「千手院」の枝垂れ桜です。私はここの枝垂れ桜が大好きで、この時期になると何度も足を運んで、癒やされているんです。ちょうど今、春満開を迎えています。

 樹齢250年にもなってくると木そのものがかなり弱ってきます。「こんなに花咲かせちゃっていいの?」な気もします。土壌改良をして木を持たせているとのこと。春を告げる大木で素敵な「千手院の枝垂れ桜。ここには、シダレザクラ2本、ソメイヨシノ27本があります。地元の人には、特にシダレザクラが有名ですね。 緑深い「千手院」は、小高い山の上にあるお寺です。松江市緑地保全地区第一号の指定を受け、町中の寺とは思えない静かなたたずまいをみせています。参道の両側は桜とつつじそして紫陽花などが植えられており、教百年のもみじの巨木と、境内にあるこの地方第一の「しだれ桜」が枝を広げて迎えてくれています。しだれ桜は、山ザクラやソメイヨシノと違い、満開になると、柳の木か藤の花のように、サクラのすだれとなり風になびきます。枝張りは、四方約18メートルに広がっています。 2つのしだれ桜は、開花時期がずれていて、3月下旬から4月上旬まで花見が楽しめます。花の色はソメイヨシノよりも赤く、満開時、紅色の花が空を覆わんばかりに見事に咲き誇る姿は圧巻といえます。 境内からは、松江城松江城下町を一望でき絶景ですよ。また夜はライトアップも行われ、幻想的な姿を浮かび上がらせます。このお花見の時期には、お抹茶の接待も受けられるそうです。そもそも、千手院」は、高野山真言宗の寺院です。この寺は、もとは戦国大名の尼子氏の居城のあった安来市広瀬町富田にあったといわれていますが(私の故郷です)、江戸時代初め、堀尾吉晴らが松江城を築く際、本丸の鬼門(北東方向)封じとして、この地に移転しました。⇒このお寺の詳しい歴史は以前このブログに書きました ❤❤❤

▲千手院から松江市街地を臨む

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『LIFE-SIZE2018』

 今日夕方、小田和正(71歳)さんの『LIFE-SIZE  KAZUMASA ODA 2018』が届きました。『LIFE-SIZE』というのは、小田さんの1年間の活動をまとめたDVDで、小田さんのファンクラブであるファー・イースト・プレス」会員だけが購入できるものです。毎年、1月~12月までの音楽活動を撮影した映像を、小田さんご自身も編集に参加して、いつもこの時期に届けてもらいます。近年は2時間越えの超大作となっているんですが、今年のものはなんと157分もありました。主に、昨年行われた全国ツアー「Encore!!」の各会場を追いかける構成となっていました。ツアーのコーラス・ワークを入念に練習する姿が印象的でした。早速、八幡家のリビングの65インチのプラズマ・テレビで観ました。実に見応えがありましたね。

 この中で、特に印象に残ったことが2つありました。1つは、いきものがかり」水野良樹さんのプロデュースをする中で、水野さんが小田さんに「歌詞に「風」がよく出てきますね」と問いかけました。確かに小田さんの歌には、「風」が頻繁に出てきますし、ご自分でも「風好き」を認めておられます。小田さんファンなら、よくご存じのことで、新曲が出る度に「あ、また風が出てきた」と感じることが多いんです。私も退職前に、長年スクラップ&ファイルしておいた昔の小田さんのインタビュー記事を整理していたら、その中に、小田さんの原点の発言が出てきて納得しました。この思いが小田さんを『風』好きにさせたのかもしれません。水野さんと小田さんのこのコラボ曲「You」コチラでチョコットだけ聴くことができます。

 風を意識しているところはあるね。風をどう表現しようかとか。中学・高校と野球部にいて外野を守っていたんだけど、外野手って退屈なんだよ。なかなか球も飛んでこないし。そのときいちばん感じるのは風なんだよ。ずーっと風が吹いてて、顔の角度を変えると、風の音が大きく聞こえたり。風といるという感じがしたね。

 今回の水野さんの問いかけに対して、小田さんは自ら「風好き」を認めた上で、「風はいろんなものを運んできてくれる、思い出などを…」 それが好きなんだと語っておられました。そういうことなのね。❤❤❤

◎『クリ約』中止の真相が…

 もう1点。昨年末の「クリスマスの約束」が中止になったのは、とっても残念だったんですが、その舞台裏が全て明らかになりました。この番組のTBSプロデューサー阿部龍二郎さんとのミーティングを重ねる様子が、初回から映し出されていましたね。全国ツアーの厳しい日程の合間に、練習する時間が取れないという懸念と危機感を抱く中で、徐々に日程が近づくにつれて、『誤魔化すことはできない』『クォリティを下げることは…』と言う小田さん。いつもなら食い下がる阿部さんも、今回だけは理解を示し、譲歩する姿がとても印象的でした。そんな中で中止・延期して、先日放送されたのが、「風のようにうたが流れていた」だったんですね。中止して正解でした。⇒番組の私のレポートがコチラです❤❤❤

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「勝田ケ丘志学館」入学式

 4月3日(水)、米子東高校内に新たに出来た「勝田ケ丘志学館」開館式ならびに入学式が、米子東高校多目的ホールで、多くのご来賓のご臨席をいただき、開催されました。坂口千加広理事長の祝辞に続いて、山根孝正館長のご挨拶がありました。その中で、この開館にあたって、1,400人の方からご寄付をいただいたこと、「志学館」の名前の由来を話されました。「志」を立てて「学ぶ」「志」を高く掲げて「学ぶ」ことへの期待を込めて命名されていることを語られました。会が終わった後は、同窓会館に移動して「校名版」が入り口に掲示されました。多くのみなさんの期待に支えられて、この組織がいよいよ船出を迎えたのです。教室に入って、教職員の自己紹介を行いました。私も「英語は絶対に裏切らない!」という自身の哲学を語り、英語の勉強の楽しさを一緒に学ぼうと呼びかけました。

 当日取材に来ておられた『山陰中央新報』の4月4日付けに、この式の模様が報道されました。取材に見えておられた記者の佐伯 学さんは、私が松江南高校に勤めていたときの生徒さんでした。リクルート社「スタディサプリ」を使わせてもらうので、説明会が行われましたが、担当の越野遙菜さんも松江南高校のご出身でした。人の輪とは、いろんな所でつながっているということを痛感したことです。『日本海新聞』でも、この式典の様子が取り上げられました(写真下)。

 4月5日(金)、私は初めての授業をやってきました。10時40分から、途中昼食休憩を挟んで、15時30分までの長丁場の授業です。今日はこれから1年間、どんな心構えで、何に力を入れて勉強に励んだらよいかを、パワーポイントのスライドを用いながら、生徒諸君に説明をしました。結局は「勉強の仕方」を知っている生徒が一番伸びるということを、私の長年の経験を基にお話ししました。最後は、先日行われた入学試験の問題をもう一度振り返りながら、正答率の入った詳細な解説プリントを配布して、絶対に「やりっ放し」にしない姿勢の重要性を説きました。発音・アクセント問題への迫り方を、いくつかの具体例を交えて(oaの発音、ngの発音、「子チビ母チビの法則」「愛の法則」「エイトの法則」など)、今後の「勉強の仕方」について説明を加えました。第2問題の文法・語法に関しては「解いた問題の量がモノを言う」ので、「きりはらの森」のアプリをスマホにダウンロードして、クイズ感覚で演習を始めてもらいたいと思います。⇒このアプリの詳細はコチラ  いずれにしても英語の学習は「単語力」がほとんどですから、しっかりと「語彙力」を鍛えてもらいたいと思います。そのためにも音声を大切して、丸暗記ではなく、「語の成り立ち」に注目して効率的に覚えることが重要です。それにもう一つ単語学習には大切なことがあるんですが、それは次の授業で話します。私が今年一年間この教室で使う教材は、次の通りです。さあ、頑張りましょうね。❤❤❤

■『2017年センター対策本』(八幡自費出版)  
■『2019年度英語センター対策本』(八幡自費出版) 
■『2020進研[センター試験]対策英語 重要問題演習 英語(筆 記)』 (ラーンズ) 
■『センター試験英語過去問題集 文法・語法頻出17項目の演習  TREND 17』(桐原書店) 
■『Reading High-level』(ラーンズ) 
■『大学入試システム英作文』(桐原書店) 
■『進研[センター試験]対策英語 重要問題演習 英語(リスニング)』 (ラーンズ)

 

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米子「天心」

◎週末はグルメ情報!今週はラーメン!

 「先生、米子東高校の近くに美味しいラーメン屋さんがありますよ」と、ラーンズ宮次博康さんから教えてもらっていました。「天心」(てんしん)というお店です。宮次さんのイチオシは「みそ野菜ラーメン」でした。4月から米子東高校に新設される、浪人生のための「志学館」に教えに行くことになっているので、リハーサルを兼ねて電車に乗って出かけてきました。ご挨拶を終えて、早速このラーメン屋に向かいます。東高の方からは、「もうこの時間は行列ができていますよ」と教えてもらいました。歩くこと5分、到着しました。平日の開店直後(11時~)だというのにもう満員です。私が席についてからもどんどんお客さんが入ってこられ、外にはすでに行列が出来ています。お店は女性が3人で切り盛りしておられました。

 カウンター上のメニュー(右写真)を見ますが、宮次さんに聞いた「みそ野菜ラーメン」というのは載っていません。それでもテーブル席やカウンター席に座っている人たちが、みんな「みそ野菜、みそ野菜」と気軽にオーダーしています。裏メニューなんでしょうね。私も真似をして「みそ野菜」(800円でした)と言ってみました。10分ぐらいしてラーメンが来ました。もやし主体で、キャベツ、人参、玉ねぎ、豚バラ、ミンチの野菜炒めに、仕上げに青ねぎがバラリと乗っています。玉ねぎは甘みが出るくらいにトロリとするまで、もやしはシャキシャキ感が楽しめるように、炒め方が変えてあるのでしょう。キャベツは歯ごたえがあります。野菜炒めを先につくっているようですが、その際にお肉も塊とミンチを両方使用しているようで、肉の食感とミンチから出た油が絶妙で美味しかったです。野菜もキャベツ、ねぎ、もやし、にんじんのバランスも良かったです。スープは鶏ガラ、豚骨、煮干しから取ってあり、香ばしい風味、コクと旨味がしっかりとありながらも、どこか和むような優しい甘めの味わい。炒めた野菜の甘味が凝縮されたスープです。麺はモチっとコシのある自家製の中細ストレート麺。たっぷりの野菜はさっと炒めてあり、細切れにされているために麺によく絡みます。野菜の中には豚バラとひき肉も入ってました。炒め野菜とみそスープって本当に相性抜群です。野菜のボリューム感は結構ありましたが(「大山」級?)、野菜たっぷりでヘルシーなのでどんどん箸が進みます。食べ進んでいくうちにどんどん美味しくなっていく感じ、ちょうど良い濃さのスープの香ばしい風味が、なんだか病みつきになります。美味しかったです!

 1984年から創業されている、米子の老舗ラーメン店だそうです。そもそも有名店や行列を作りやすいお店は、都会であったり観光地であったりする場合が多いのですが、ここ「天心」さんはそういう訳でもなく、ごく普通の場所にあるにもかかわらず繁盛しています。やはり美味しさが地元の人に伝わり、口コミも広がりこれだけの人気店になったのだなと体感してきました。メニューも、よくある「餃子」や「炒飯」などのサイドメニューが一切無く、ラーメン1本で勝負されていることから、よりラーメンに集中して伝統的な味を守られているのだと実感できました。また、学生さん限定(米子東高校・米子工業高校の学生?)に安く提供されたり、細かいニーズにも対応されているのも好感が持てました。米子を代表する人気店ですので、いつまでも頑張って頂きたいお店ですね。他のラーメンも美味しいということなので、これから八幡は常連になりそうです(次回はワンタンラーメン&チャーシューラーメンかな?)。定休日は日曜です。❤❤❤

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本を読まない!

 全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)が昨年行った調査によれば、電子機器を含めた1日の読書時間ゼロ大学生が、53%にものぼることが分かりました。一方で、スマホの使用時間は、1日平均177分間だそうです。今から15年前の平成15年に文部科学省が実施した調査結果によれば、平日に読書をしない子供の割合は、小学生が28%、中学生が48%、高校生が61%という惨憺たる状態でしたから、その芽が発芽したのがこの惨状と言えましょう。今年発表された最新調査結果でも、1日の読書時間ゼロの大学生が48%にのぼりました。昨年より5%下がりましたが、依然として高い数字です。一方、「1時間以上」の学生は前回より約8%増え、読書をする層としない層の二極化が進んでいます。大学生協連の担当者は、「受験勉強や部活動で忙しい高校時代に読書週間が失われている。大学入学後に時間的なゆとりができ、一部の学生は再び本を手に取るが、読書週間が戻らない学生も多いようだ」と分析しておられました。

 松江北高の生徒たちを見ていても、このことは一致しています。本を読みません。「忙しい、時間がない」と言います。しかしこれは事実ではありません。読んでいる生徒はちゃんと読んでいますから。「忙しい」というのは単なる言い訳にすぎません。こういう生徒はたとえ時間があったとしても、本に目を向けようとはしないのです。一般に、成績のいい生徒と読書の相関が高いようですよ。

 人生は限られている。実生活の中で何もかも体験することはできない。そこで読書が重要になる。本や新聞の中には無尽蔵の知識や情報が満ちている。人間の思考のさまざまな道筋が痕跡を残している。それをたどることは論理的思考の訓練となろう。

 感動の追体験は情緒をはぐくみ、正義を愛し卑怯を憎むことを学んで徳性を養うこともできる。読書はそうした人間の基礎をつくる国語力を涵養する。そのおおいなる力をもう一度思い返したい。   ―『産経新聞』2006年10月29日

 元・松江北高の校長で、東出雲町町長在職時、2010年末に急死された尊敬する鞁嶋弘明(かわしまひろあき)先生は、まず小学校3校、中学校1校に専任の学校司書を配置されました。そしてとてつもない規模と充実した中身の東出雲町立中学校図書館を作られました。その結果、素晴らしい成果を残され、モデル校として全国から見学者が絶えません。なぜ先生は学校図書館の充実に尽力されたのか?というと、実は松江北高の進路部長、校長時代の経験に遡ることができます。北高で、学年の途中から、ぐ~んと成績が伸びる生徒がいるので、なぜか?と思って調べて追跡してみたところ、その生徒たちの共通点は、とてもよく本を読んできた生徒だったのです。以来、松江北高が、毎年図書館の書籍購入予算(県下NO.1)に、ことのほか力を入れて頂いているのには(財政難で県内のどこの学校も図書購入費を削る傾向にある)、こんな歴史があったのです。

 私は、ほぼ毎日のように本屋さんをのぞいていますね。欲しい本がなくても、グルグル店内を回っていると、「あ、これ面白そうだ!」と思える本に出くわすから不思議です。もちろん、買って帰った本の全てが当たりということはありません。羊頭狗肉のものもたくさんあります。でも、そんな場合はすぐに読むのを止めればいいだけのことです。いい本はじっくりとマークをしながら読みます。そして記録に留め、私の頭の中に寝かせておきます。それが時を経て、意外な所で目を覚まします。私が日頃の授業で本の話をよくするのは、本を読むこんな喜びを、若い高校生のうちに身につけてもらいたいと願っているからです。

 今日も「今井書店」学園通り店をグルグル回っていると、文庫本の新刊コーナーに、小前 亮『残業税 マルザの憂鬱』(光文社文庫)という書き下ろしの文庫本(写真右)を見つけました。小前くんは、私が松江南高校で英語を教えた生徒です。高校時代から作家になると公言していた優秀な生徒でした。英語も抜群の成績で、現役で東京大学・文科3類に合格し、在学中にアルバイトをしていた田中芳樹事務所で田中さんにその才能を見い出され、『李世民』でデビューしました(東京大学大学院修士課程修了)。松江北高図書館にも彼から贈られたサインが飾ってあります。以来、順調に作を重ね、立派な作家となりましたね。⇒彼のブログはコチラです   今日のこの本は私も全くノーマークだったので、本屋さんをのぞいた予期せぬ収穫でした。今から読みます。❤❤❤

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最新『2020重要問題演習(筆記)』できました!

▲絶賛発売中です!

 センター試験が最後となる来年度の教材『2020進研[センター試験]対策英語 重要問題演習英語(筆記)』(ラーンズ)が、2月28日に発売されました。先日3月13日に、岡山県立笠岡高等学校で授業をさせていただいた際にも、2年生の191名全員が、すでにこの本を購入して持っていてくださり、嬉しく思いました。出版と同時に手に入れていただいたようです。ありがとうございます。中でもこの教材に付いている別冊付録「ナビゲーター」冊子は、センター試験の大問ごとの「勉強の仕方」を教えてくれると、全国にファンがおられ、たくさんご採用をいただいています。来年が最後となるセンター試験、今年度が、私も最後の執筆となりました。もう長い間、この「ナビゲーター」冊子を担当してきましたので、私にとっては思い入れの強い教材です。この冊子で勉強の方向性を定め、問題部分で練習を積んでいただくことで、英語のセンター試験対策はバッチリですよ。

▲延原社長(当時)さんと大阪で

 振り返ってみますに、私がこのお仕事をするきっかけとなったのは、心臓の手術をして日赤を退院直後のことでした。当時の(株)ラーンズ延原範昭社長、編集部の大岸洋子さん、営業の中原茂樹さんが、わざわざ松江を訪ねてくださり、センター試験の教材に協力していただけないか、というご相談をいただきました。当時のセンター対策参考書の世界は、満足のいく教材が少なく、ただ演習問題と解答・解説が載っているだけで、「勉強の仕方」にまで踏み込んだものは皆無でした。以前から私なりに独自の「センター対策本」を自前で作っていたのは、そういう訳だったんです(現在、第14版です)。そのようなものができれば、全国の現場の先生方のみならず、多くの生徒諸君の指標になるだろうということで、健康に不安を抱えながらもお引き受けして、出来上がったのが、今みなさんが全国でお使い頂いている『進研[センター試験]対策英語 重要問題演習英語(筆記)』(ラーンズ)です。単なる問題集ではなく、何が大切で、「勉強の仕方」を押さえ、頻出事項・データを分かりやすく整理したことが好評を博した理由でしょう。今でこそ、各社が設問への迫り方を解説するページや冊子を付けるようになりましたが、当時はそのようなものは皆無で、この本が初めての草分け的存在で、画期的だったんですね。わがまま放題に書かせて頂いたものを、編集の大岸さんの丁寧なお仕事や、辣腕営業の中原さんのご尽力により、全国で多くの学校に使って頂けるようになり、毎年バージョンアップ、レイアウトの大幅な変更を重ねながら進化してきたのは、みなさんご承知のとおりです。当時の物から、今年の物まで年度順にずらーっと並べてみると、年を重ねるごとに充実度を増していく様子や、時々の苦労や締め切りに追われつつ注いだ情熱が懐かしく思い出されます。この教材も今年で最後となりますが、各所にデータを加筆したり、差し替えを行い、最新傾向に準拠した内容となっています。

 この冊子で繰り返し、センター試験大問の「勉強の仕方」を学び、私の『2019年度英語センター試験対策本』(第14版、自費出版、200円)で最新のセンター本番問題で解き方を学習しながら、問題演習に入るのが一番でしょう。両方の冊子を持ってくれている笠岡高校の生徒諸君も、ぜひやってみてくださいね。❤❤❤

▲今井書店グループではこんな素敵なポップを作って販売してくださっています

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特番「風のようにうたが流れていた」

 先日お伝えした小田和正(71歳)さんの音楽特番「風のようにうたが流れていた」の収録は、小田さんの出身校である聖光学院」(神奈川県横浜市)にて実施されました。番組最後には、 オフコース時代の名曲「YES-YES-YES」を、ゲスト陣が壮大に歌い継ぐシーンも見られましたね。3月29日(金)、全国TBS系にて深夜24時20分から、1時間半放送されました。「風のように歌が流れていた」は、かつてTBSで2004年10月~12月に放送された、小田さんが初めて取り組んだレギュラー音楽番組(全11回)のタイトルです。小田さんが幼いころからこれまでに触れてきた音楽を、自身の解説やエピソードと共に年代ごとに紹介する、小田さんの“私的音楽史”と言っても過言ではない番組でした。さらに、島倉千代子、山本潤子、ムッシュかまやつ、財津和夫をはじめとする時代を彩ったアーティストたちをスタジオに招き、貴重な競演を多数届けました。昨年末の「クリスマスの約束」が、残念なことに中止となった代わりの、小田さんからのプレゼントが、今日の番組でした。

小田和正による音楽特番『風のようにうたが流れていた』、3月にオンエア決定の画像1-1

 今回、番組の収録は、小田さんの母校である聖光学院(神奈川県横浜市)で実施されました(小田さんはここを卒業後、東北大学、そして早稲田大学・大学院で建築を専攻されました)。初登場となるさんや、矢野顕子さんをはじめ、11名の豪華ゲストアーティストたちと、春の訪れを感じさせるようなすがすがしいライブとなりました。冒頭、「この道を」で始まったステージ。「ど~も~!」と柔らかな笑顔の小田さんが会場に姿を現すと、客席からあたたかな拍手が。ステージ上に用意されたグランドピアノの前に立った小田さんが、「皆さん、きっと喜んでくれると思います。私もとってもうれしいです。矢野顕子さんがニューヨークから来てくれました!」と、ゲスト・アーティストの矢野さんを呼び込むと、客席からどよめきが起こります!矢野さんと小田さんの付き合いはもう長く、矢野さんはオフコースの楽曲をカバーしたこともあります。小田さんが「ちょっと弾いて」とリクエストすると、矢野さんはオフコース「Yes-No」を即興で披露。会場内が一瞬で、矢野さんのピアノとあの声に魅了され、小田さんはかつて矢野さんが弾く「Yes-No」を聴いたとき、「こんな『Yes-No』があるのか?と驚いたというエピソードを語りました。そして、「あっこちゃんとの会話のひとつひとつが楽しい」「また何か一緒にやろうね」と言い、矢野さんの楽曲である「David」、カバー曲「中央線」を二人で披露しました。

 続いて登場したさんは、小田さんのリクエストで、松田聖子さん「SWEET MEMORIES」を、和田 唱さん(TRICERATOPS)& 小田さんのギター伴奏で歌いました。学生時代に聖歌隊に入っていた経験があるさんは「ちょっと緊張しています」と言いながらも、「家事をしながら音楽を聴いていたら、お鍋がピカピカになりました」と笑わせます。小田さんが「ちょっと変わった歌をうたう人をみつけた」と紹介するさんは、女優やナレーションといった声の仕事でも活躍する一方、歌い手としての魅力も素晴らしく、会場内の空気を第一声で自分色に染めあげました。

 スキマスイッチ大橋卓弥さんが「放課後の教室でワイワイやっているみたいな曲はどうか?」と思い提案したというカーペンターズ往年の名曲は、歌詞を見たときに「これは私の曲だわ」と思ったというJUJUさんがメインヴォーカルを。小田、杏、大橋、熊木杏里、常田真太郎(スキマスイッチ)、矢井田瞳、和田さんたちと共に美しいハーモニーを響かせました。

 小田さんを含む「小委員会」メンバーのスキマスイッチ、根本要さん(STARDUST REVUE)、水野良樹さん(いきものがかり)は、「いかにも春らしい女の子の歌をあえて男だけでやろうと決めた」と、多くの歌い手にカバーされている竹内まりやさんの名曲「元気をだして」を披露。やさしく寄り添う歌声に、うっとりさせられました。いつも思うことですが、小田さんの「追っかけハモリ」は何て素敵なんでしょうね。

 そして終盤、小田さんと和田さんが“春の映画音楽メドレー”で会場を盛り上げると、いよいよクライマックスへ!小田さんがオフコースの名曲「YES-YES-YES」の曲名を口にすると、会場の温度がぐっと上がりました。小田さんと佐藤竹善さんの力強い歌唱から始まり、大橋さんと和田さんが続き、女性陣のコーラスとゲストたちが声を重ねて大合唱!そのさまに会場は大興奮となり、思わず席を立って曲に合わせて体を揺らす人、小田さんに続いて一緒に歌う人、曲の途中で小田さんが行うおなじみの人差し指の振りを合わせる人など、会場の熱気はまさに最高潮に達しました。久しぶりにこの名曲を聞きました。いい曲です。

 すべての収録が終わると、小田さんは感謝の言葉を述べ、地元ソング「my home town」の一節を口ずさみます。この歌の歌詞に登場する“丘の上”が、まさに番組の収録が行われたこの聖光学院です。小田さんは「この場所ね」と足元を指してステージを後にしました。学舎の映像とエンディングロールをバックに、小田さんの「my home town」の歌声が流れました。矢野さんも番組内で指摘しておられましたが、この番組を作り上げるために、どれだけの準備とハードな練習が重ねられたかと思うと、71歳になる小田さんに、尊敬の念しか浮かびません。小田さんのつぶやいた「何の不安もなくやりたい」という言葉が象徴的で印象的でした。完璧主義者の小田さんらしい言葉です。3月29日(金)当日の『読売新聞』朝刊には、この番組の全面広告が出ていましたね(写真下) 。私は先日、岡山県立笠岡高等学校での授業で、71歳の小田さんのこの声は「反則」だ、という話を生徒たちにしたばかりです。オフコース時代には、ブレイクするまで10年を要しましたが、努力は実ったし、この息の長い大活躍、私たちも負けてはいられません。❤❤❤

出演:小田和正
ゲスト(※50音順):杏 / 熊木杏里 / 佐藤竹善 / JUJU / スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎) / 根本 要(STARDUST REVUE) / 水野良樹(いきものがかり) / 矢井田瞳 / 矢野顕子 / 和田 唱(TRICERATOPS)

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統一地方選挙啓発ポスター

 4月7日(日)は、統一地方選挙の日です。若い人たちにも自分の一票で、政治を変える意思を表明してもらいたいと思います。必ず選挙には行きましょうね。自分一人くらい行かなくても、と思ってはいけません。その一票の積み重ねで世の中は動いていくんですから。

 さて、「平成30年度 明るい選挙啓発ポスターコンクール」において、松江北高・美術部の1年21R・齊田詩乃(さいだしの)さんの作品(上記写真)が、島根県内の審査会で の最 高賞を経て 全国 へ出品され、全国で最優秀賞となる「文部科学大臣・総務大臣賞」を受賞しました。⇒コチラです  「私たちの夢 この一票に 乗せて」をキャッチフレーズに、私たちの夢や希望を、投票用紙を片手に持ち未来を見つめる高校生を主人公に、青い空と飛び立っていく飛行機に象徴させて描いていますね。何度見ても、実に素敵な構図のポスターです。全国で、高校の部411校5,590名の応募の中から、見事第1位に輝き、昨年12月上旬に、島根県庁において溝口善兵衛島根県知事より、直接表彰をしていただきました。このポスターは、様々な県内の選挙啓発活動に活用され、最近も、『松江市報』や、民放テレビCMにも使われています。テレビCMでは北高美術部の生徒たちも特別出演して、「投票に行こう!」と呼びかけていましたね。『朝日新聞』の広告(下写真)にも出ていました。

 ちなみに、松江北高の美術部は、各種コンクールで毎年素晴らしい成績を残しています。私が北高に帰って来てからも、ずっと島根県でトップの実績を残している素晴らしい部活動です。私の英語センター教材やこのウェブサイトのイラストを描いてくれていたのも、現役で東京藝術大学に合格した、美術部土井遼太(どいりょうた)くん(⇒紹介はコチラ)でした。❤❤❤

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寺本安里さん

 新山口にある「北九州予備校」で、浪人生活を送っていた松江北高卒業生の寺本安里(てらもとあんり)さんが、合格の報告に訪ねて来てくれました。私は以前、島根県最西端の津和野高校に勤務している時に、北九州予備校にはずいぶん生徒がお世話になった経験があります。厳しい生活指導の下に、「受験勉強は団体戦」という哲学に沿って学力をつけてもらい、皆志望校に合格していきました。松江に帰ってからも、数名お世話になり、良い結果を残してもらっています。数年前に大野 芳『努力は実る!驚異の北予備メソッド』(講談社、2011年)の中で、その秘密については詳しく報告されており、私も熟読しています。有名なのは、「北予備生の基本方針~十の鉄則」しょう。

鉄則の一 必ず授業に出ること。
鉄則の二 最低でも一日三時間の自習を欠かさないこと。
鉄則の三 テキスト中心・授業中心の学習を行うこと。
鉄則の四 予習・授業・復習のサイクルを守ること。特に復習は重要。不明箇所は残さな
     いこと。先生、チューター、友人に尋ねよう。
鉄則の五 得意科目は予習中心、不得意科目は復習中心、習ったことは覚え込む。暗記物
     はカードにして持ち歩こう。
鉄則の六 週間計画を立てよう。復習調整日を作ること。
鉄則の七 模試を弱点の発見と補強の場にしよう。成績で一喜一憂しないこと。本番でで
     きればよい。
鉄則の八 直前期は復習のみを行うこと。このために日頃のノート作りが重要になる。コ
     ピー、蛍光ペン(赤・黄・青)などを駆使して効率を上げること。
鉄則の九 遅刻・欠席、携帯電話、茶髪、ピアスなどは隣席の居眠りと同じく、クラス全
     体のヤル気を損ない、スキを作る。思わぬ不覚の原因となる。一人一人の自覚
     が全体に影響する。受験生としての自覚を忘れないこと。特に携帯電話は受験
     生の大敵である。志望大学と合格大学に大きな差が出る。けじめをつけて利用
     しよう。
鉄則の十 親、兄弟、友人、先生、チューター、職員などの助力と協力によって受験勉強
     が成り立っている。素直な心、感謝の心を忘れないこと。「おはようございま
     す」「行ってきます」「ただいま」「ありがとうございました」など、感謝の
     言葉で快適環境を作ろう。  

 寺本さんには以前から、「北九州予備校」の中身(授業・生活指導・環境)について、実際に生活してみた感想を、北高の後輩たちに詳しく紹介してもらえないか、とお願いしていたところでした。今日はその詳細なレポートを書いて持って来てくれたので、来年度の生徒たちに読ませてあげようと思います。他にもいろいろとこの予備校の情報を教えてもらいました。寺本さん、どうもありがとうね。大学でしっかり勉強して、はばたいてください。


 おみやげのお菓子だけでなく、こんな素敵な記念の品までいただきました。卵形の透明なガラス容器に入ったプリザーブド・フラワーのバラです。それも僕の大好きな青色のバラでした。大切にしますね。八幡家のリビングに飾らせてもらっています。どうもありがとうございました。❤❤❤

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