村田修一引退セレモニー

 元巨人男・村田修一選手」が引退をしましたね。彼が「男」と呼ばれた理由の一つに体の強靱さがありました。たとえ骨が折れていても、レントゲンを撮らなければ誰も分からない。試合に出られるか、出られないかを決めるのは自分。どこかが痛くてもチームに貢献できる自信があるのならば、俺は出る、と公言していましたね。私は彼が巨人を自由契約になってからずっと動向を追いかけてきました。「若返り」各球団共通のキーワードが、今年38歳となる村田選手の前に立ちはだかりました。確かに計算できるベテランに頼れば、若手のプレー機会が奪われ、最高の育成の場である実戦に出ることができません。どのチームも明確な戦略ビジョンを持ち、長期的視野に立って構想を練っています。一方で、条件面は「1軍最低年俸保障でも構わない」と公言し、オファーを待ち続けた歴戦の猛者に救いの手を差し伸べる球団はありませんでした。まだまだ十分戦力として計算できる選手でした。目の前の1勝のための選択肢は多いにこしたことはないはずなんですが、残念です。各球団ファンからの村田選手獲得を願う生の声があふれていましたが。WBCや五輪など多くの国際大会も経験したプロ野球界の功労者が、大記録を前にして、まだ力を残し、燃え尽きることもなくユニホームを脱ぎます。2000本の「名球会」にあと135本と、松坂世代で最も名球会に近いとされた功労者です。ファンの目には、プロ野球チームの器量も問われているように映ってなりません。

 巨人―横浜の最終戦に、村田選手の記念セレモニーが開かれました。大型ビジョンに流れる自身の功績をまとめたVTR映像を口を真一文字に結んで見つめていた村田選手は、引き続き挨拶のためスーツ姿でマイクの前に立ちました。「え~皆様、お久しぶりです」と一言。両チームのファンから大きな拍手と声援を受けました。そして、クライマックスシリーズ(CS)出場を懸けた大事な1戦の前にセレモニーを開いてもらったことや、両球団関係者、BCリーグ・栃木などに感謝の言葉を述べた後で、ファンへの熱い思いを吐露しました。「色々なBCリーグの球場で声をかけてくださったファンの皆様。そして、今シーズン、NPBで、NPBの球場で、僕が以前使用していた応援歌を歌ってくださった…」。ここまで話すと声が震え、「…ファンの皆様にもこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います」。声の震えを抑えながら一気に言い切ると、「巨人ファンの皆様、横浜ファンの皆様、そして野球ファンの皆様。本当にありがとうございました」と続けました。優勝という目標を達成できないまま途中で飛び出す形となった古巣横浜ファンに向けては、「チームを強くすることはできませんでした。横浜ファンの皆様、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪する場面もありました。巨人への移籍については「ただ、勝ちたい。その気持ちを胸に飛び込んできました」とし、「自分の考え方、野球スタイル。色々なことが状況とともに変化していったような気がします。しかし、それも自分が選んだ道。どんな時も前を向いて進んできたつもりです」と振り返り、「優勝する喜びを教えていただきました。本当にありがとうございました」と感謝しました。「未練がないと言ったら嘘になるかもしれませんが、自分が選択して歩んできた道に後悔はありません」とも話した村田選手「長い間ご声援本当にありがとうございました!」とひときわ大きな声を張り上げ、16年間のプロ野球生活に別れを告げると、スタンドからは何度も盛大な「村田コール」が鳴り響きました。

 挨拶後には村田選手の「背番号25」の継承者でもあるDeNA・筒香嘉智外野手(26歳)、巨人・岡本和真内野手(22歳)の両主砲から花束を受け取り、あふれ出る感情を必死に抑えながら後輩たちと固い握手を交わした村田選手は、引き上げる際には巨人ベンチに歩み寄って、高橋由伸監督(43歳)とも固い握手。最後はスタンドへ手を振りました。

 試合は、大先輩村田選手を慕う巨人・長野久義外野手(33)が、最終回に劇的なサヨナラホームランで息詰まる投手戦に決着をつけました。チームは3位に再浮上。勝利投手の菅野智之投手とともにお立ち台に上がった長野選手は、「うれしいですけど…2回のチャンスで打てなかったので、その分が残念です」と、2回無死二、三塁と絶好の先制機に右飛に終わり、結局この回チームが無得点に終わった自らの反省の弁からスタート。「出塁することを心がけて打席に入ったんで、入ってくれて良かったです」と冷静な口調で振り返りました。サヨナラ弾は2013年8月29日の阪神戦(東京D)以来5年ぶり自身3度目です。お立ち台を通じて冷静さを装った長野選手でしたが、最後に一言求められると「村田さん、見てますか〜!」と絶叫。日大、巨人を通じての大先輩に向けて渾身のエールを送りました。

 試合後、巨人・横浜時代の応援歌を大合唱する両軍ファンに手を振りながら場内を一周。両チームの選手が出てきて、村田選手が現役時代に守り続けた定位置のサードベース付近で胴上げを行い、5度宙に舞いました。若返りをはかる巨人は昨年のオフ、「村田ならどこかの球団が獲得するはず」との判断もあり、本人のためを考えて早めに「自由契約」という形で放出しました。しかし、現実には、待てど暮らせど手を挙げる球団はなく、結果的に現役引退に追い込まれてしまいました。村田選手にとった処遇に責任を感じている巨人は、来季は、村田選手を二軍もしくは三軍のコーチとして招聘するべく、話を進めているという噂も聞こえてきました。やはり巨人が首にしたのは間違いでした。♠♠♠

【追記】 あれだけ苦労したペナントレースと打って変わって、髙橋由伸監督が辞意を表明してからの巨人は、見違えるような強い戦いをしています。クライマックスシリーズでは、2位のヤクルトに連勝して、広島戦にコマを進めました。しかも、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手三冠に輝いた菅野智之投手の、史上初ノーヒット・ノーランというおまけ付きで(三振7 内野ゴロ6 内野飛球3 外野飛球11 四球1 投球数113球)。最近の試合運びを見ていて、改めて思ったことは、野球はピッチャーが辛抱して抑えていればちゃんと勝てるんだということ。そして打てないからといってコロコロと打線や打順をいじくってはダメだということ。デンと構えていればよろしい。最近はピッチャーが最少失点に抑えていて、打つべき人が打っています。キャッチャーは、いくら打てなくても小林誠治捕手で固定することです。彼は強肩だし、守備の要です。打てなくてもきちんと守ってくれるだけでよしとしましょう。頑張れ!巨人!!

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島根大学医学部怪文書事件

 医学部入試の不正疑惑が大きな問題となりました。女子や浪人生を合否判定で不利に扱う、合否判定に不適切な点が認められるなど、不正が疑われています。これに関して思い出すことがあります。

 今から3年前の出来事になりますが、2015年の1月に新聞紙上で、島根大学医学部の怪文書事件が報道されました。前年の10月20日に実施された、医学部のオープンキャンパスに、次のようなビラが校内数カ所の学生向け掲示板に、無断で貼られていたというものです。インターネット上でも拡散されたようです。大学側は「悪質な行為に、困惑を通り越して怒りに達している」とコメントしました。

受験生の皆さんへ深刻な、島根県の「医者不足」解消 のため

ぜひ、島根大学医学部 医学科を受験してください!

地域枠の推薦入試「定員・10名」なら

センター試験、500点台後半~600点台前半(900点満点中)で 
なんと 合格!!!できます!!

☆昨年は志願者が少なく16名の受験者でした。

今年は、たくさんの方々の 受験 をお待ちしております。

「今や、医者になるのは夢ではありません!!」

 当時、あながちデマとは断定できないと感じたことを思い出しました。間違いなく、事情に詳しい教育関係者の仕業です。信じられないような学力の生徒が、この「地域枠推薦」を利用して合格しているという実態が確かにありました。もちろん、医学を志す生徒たちですから、大半は学力の高い優秀な生徒たちがほとんどです。でも島根大学医学部は、全国的にも入試が最も易しい大学の一つですから(追加合格も出る)、センター試験で思うような点が取れなかった県外の生徒たちが、全国から押し寄せてきます。そのような生徒たちが合格すると、大学でしっかり鍛えても、島根県に残ることなく出身県へと帰ってしまいます(このことは地方大学の医学部に共通の問題です)。私は西部の地域で教えていたこともあるので、島根県西部の医師不足が大変深刻であることも目の当たりにしてきました。そのようなジレンマの中から生まれたのが、この「地域枠」という制度でした。そしてこの怪文書では、この制度を使えば、センター得点が低くても簡単に合格できるということを訴えている(茶化している)のでした。

 大学側は「虚偽情報だ」として相手にしませんでしたが、全くのデタラメとは思えない具体的な数字が並んでおり、間違いなく確信犯の仕業(内部告発?)だと感じていました。詳しいことは控えますが、私もこの「地域枠」創設の際に、ちょっとだけ絡んだことがあって、関心を持って見ていたんです。その後は実態はどうなんでしょうね?一つだけ言えることは、正規の入試よりも低い点で合格できることだけは確かでしょう。あまりにもひどい学力の生徒が合格した実態をこの目で見ていますから。

 私が以前、心臓の手術を経験したときに(無自覚性心筋梗塞)、手術室で執刀医が途中で代わるということがありました。うまくいかなくて途中でベテランの先生に代わったんです。母から小さい頃にもらっていたお守りを、手術着のポケットに入れていたんですが、思わずそれを握りしめ「神様、助けて!」と心の中で叫んでいました。その先生は不安に怯える私に「大丈夫ですよ。もうすぐに終わりますからね」と声をかけてくださいました。この言葉でどれだけ勇気百倍になったことか!幸い無事に手術は終わり、退院することができました。右手から大量に出血したのを放置されたために、一ヶ月間は右手を使うことができませんでした。こんな経験をしたもので、今通っている心臓外科の先生から、精密検査入院をして来るように言われたときも、この出来事を話し、上手な先生でないと嫌です、とわがままを言わせてもらっています。先日も、年1回の教員の健康診断で「心電図」を撮ると「ABNORMAL」と印字されてくるのが、なんとも嫌なんです。私は手術をすれば正常に戻ると思っていたんですが、その痕跡がずっと残るんだそうです。心筋の壊死した箇所が2カ所ほどあって、それが「心電図」にも現れると聞きました。翌日に、再び心臓外科で精密検査をしてもらいましたが、心配ないと言われ、ホッとしました。

 間違いなく腕のいいお医者さんと、下手くそなお医者さんがおられます。私が担任した教え子がたくさん医者になっているんですが、彼らは「先生の命は僕たちが守る!」と嬉しいことを言ってくれます。入院するときには必ず知らせるように、そうしたら自分たちが一番腕のいい先生に手術して貰いますから、と励ましてもらっています。持つべき者は教え子ですね。

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「口福堂」

◎週末はグルメ情報です!!今週は「おはぎ」

 「ゆめタウン出雲」内の「Tジョイ出雲」で映画を見た後、「イオンモール出雲」までタクシーを飛ばして、昼食を食べて(金久衛門)帰ろうと、1階に降りてきました。大通りに出ようと店内を歩いていると、1軒の和菓子屋さんが目に留まりました。なにやら美味しそうな「きなこ餅」が店頭に出ています。口福堂」という和菓子屋さんです。私は、人と違って餡は「つぶ餡」ではなく「こし餡」が大好きなんですが、その「こし餡」の手作り「ぼた餅」も出ていました。早速ぼた餅」「きなこ餅」をお願いすると、「今作りますからちょっとお待ちください」と言われ、店員の方が目の前で、お餅をこねて丸めていかれます。それをきな粉につけてぐるぐると転がしていかれます。さらにたっぷりときな粉をかけて出来上がり。目の前で作ってくれるというところが気に入りました。容器にもこれでもかというぐらいきな粉をふりかけてくれます。 家に帰って食べるとこの「きなこ餅」がメッチャ美味しいんです。こし餡のぼた餅も美味しかった。これは次回イオンに行ったときには、絶対に立ち寄らねばなりません。

 家に帰って調べると、レストランやお惣菜などで有名な「柿安」が経営されている和菓子屋さんです。店名の「口福堂」とは美味しいものを食べれば幸せな気持ちになることから、食べることの「口腹」と幸せな時の「福」を重ね合わせて「口福堂」と名付けられたそうです。お店に並ぶ和菓子は、昔から現在に至るまで、一つ一つ丹念に手作りされているそうで、保存料、人口甘味料、香料は一切使用せず、素材本来の持つ味を生かした和菓子作りを守られているそうですよ。

 ということで、一ヶ月後、今日は再び出雲に出かけ、「口福堂」に立ち寄ってきました。店員の方とお話ししたところでは、8月にオープンした新しいお店(島根県初出店)だそうです。美味しいので松江からわざわざ買いに来た、と言うと、ずいぶん喜んでくださって、「中にはそうやってわざわざ知らせて下さる人もおられて嬉しいんですよ」とのことでした。今日は前回は気づかなかった「わらび餅」も買って帰ったんですが、これもプルンプルンで、実にこしがあって美味しい。大収穫でした。「口福堂」のファンになった八幡でした。❤❤❤

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「京都丹後鉄道」

 「京都丹後鉄道」は、「北近畿タンゴ鉄道」の運行部分を引継ぎ、WILLER TRAINS株式会社が運行する、京都府北部の丹波、丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る鉄道です。舞鶴市と宮津市を結ぶ「宮舞線」、宮津市から与謝野町、京丹後市を経て、兵庫県の豊岡市を結ぶ「宮豊線」と、福知山市と宮津市を結ぶ「宮福線」があります。今日は少しこの鉄道の歴史を遡ってみたいと思います。

 丹後半島地図

  「宮福線」は、京都府北部地域と京阪神地域を短絡する路線として、昭和63年に第三セクター「宮福鉄道株式会社」により開業し、平成元年に社名を「北近畿タンゴ鉄道株式会社」(以下KTRという)に変更しました。「宮津線」は、昭和7年に全線開通し昭和55年に国鉄再建法による廃止対象路線に指定されましたが、「鉄道として存続させる」という沿線住民の悲願を実現するため、「宮福鉄道株式会社」が運営を引き受けることとなり、平成2年にKTRに移管・開業されました。開業以来、通勤・通学をはじめ地域の人々の生活の足として、また、ビジネス、観光、レジャーなどに幅広く利用されてきましたが、少子高齢化や道路網の整備、モータリゼーションの進展等により、利用者数・運輸収入が減少し、大変厳しい経営環境となっていました。KTRは、地域の公共交通の中心を担っており、今後も地域に貢献する鉄道として存続させることが求められていましたが、2013年度の乗客数は186万人とピーク時の1993年度の303万人の約6割にまで落ち込んでいました。2013年度の赤字約9億円は、第3セクター鉄道で最も大きいものでした。赤字脱却に向けて、京都府は車両や駅をKTRが保有したまま運行を委託する「上下分離方式」を採用し、平成26年5月に公募で委託先に決まったのが、大手高速バス会社WILLER ALLIANCE株式会社でした。これにより、鉄道施設等を北近畿タンゴ鉄道株式会社が保有し、WILLER TRAINS株式会社がそれを借り受けて運行するという、「上下分離方式」による新たな運行体制が、平成27年4月からスタート。鉄道通称名は、「京都丹後鉄道(丹鉄)」となりました。バス事業のノウハウを鉄道再生に生かそうという試みで注目を集めました。

 沿線にある天橋立などをイメージした「丹鉄」のロゴマークを作成、KTRで働いていた約190人のほとんどを雇用し、運行のノウハウを引き継ぎました。「地域に活力を生み、住民が愛着を持てる鉄道を目指したい」という決意でスタートしたんです。「丹後あかまつ号」(私の乗車レポートはコチラ)、「丹後あおまつ号」(レポートはコチラ)、特急「丹後の海」(乗車レポートはコチラといった、水戸岡鋭治先生デザインのユニークな列車を走らせ、マニアの間では大人気となっています。私も乗ってきました。ただ残念ながら乗客数は伸び悩んでいるようですね。そもそも人口の少ない、それでいて山間地を縫うように走っている路線です。飛躍的な数字の伸びを期待するほうが無理なのかもしれません。でも地域にとっては大切な足です。何とか工夫を重ねて(各名所を通る度に案内を放送で流していました)、発展して欲しいと願っています。下の写真は現在「京都丹後鉄道」を走っている各種列車です。❤❤❤

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「モジニライン」絶好調!

◎「こんなの欲しかった!!」待望の蛍光ペン

 以前にこのブログで、(株)ゼブラが発売した(8月10日)、ボールペンの文字にラインを引いても文字がにじまない新開発のインクを搭載した蛍光ペン「ジャストフィット モジニライン」をご紹介しましたが、売れ行きが絶好調のようですよ。⇒私の紹介記事はコチラです

 従来の蛍光ペンは、ボールペンで書いた文字の上から引くと水性ボールペンのインクがにじんで、紙も汚れ、ペン先も汚れてしまう欠点があり不満に思っていました。「モジニライン」は、水性ペンのインクが“マイナスの電荷”を帯びていることに注目し、蛍光ペンのインクに“プラスの電荷”を帯びた新成分を配合し、互いのイオンが結合してボールペンのインクが紙面に固まり、にじみを抑えることを実現しました。ボールペンの上からベタ塗りしても大丈夫です。このイオンの力でボールペンの文字がにじまないインクの開発、というところがオンリーワンのすごいところですね。また、従来の「ジャストフィット」と同様に、ペン先に柔らかい素材のナイロンを使用しており、しなって紙面にピタッとフィットするようになっています。均一の力で線を引くことができるので、厚い参考書の曲面などに簡単にマーキングすることができますね。縁をなぞっても縁取りもキレイにできます。教室で話題にしたところ、使っている生徒は、文字がにじまないのは嬉しいのだが、紙の裏写りが気になると言っていました。

 私は仕事上(辞書・教材・発表資料・原稿等々)、蛍光マーカーを頻繁に使うので、この製品は非常に重宝しています。ぺんてる「ノック式ハンディラインS」のようにノック式だとさらに便利だと思うんですが。ご検討下さい。


     私の勤める松江北高の購買でも、最近から取り扱いが始まり、写真のように素敵なポップ(!)を作って販売してくださっています。売れ行き好調のようですよ。北高生は購買で!インクの色は、ピンク、オレンジ、黄、緑、青の5色で、価格は1本税抜100円です。私も大切にしている「人のやらないことをやる!」精神が、ゼブラの魅力です。❤❤❤

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『コンパスローズ英和辞典』速報!

 来たる11月19日に、(株)研究社から赤須 薫(編)『コンパスローズ英和辞典』が発売になります。今日、今井書店井上さんがチラシを持って来て下さいました。八幡が約3年間原稿執筆に取り組んだ最新辞典で、『ライトハウス英和辞典』の上級版学習辞典となります(かつての『ルミナス英和辞典』級)。大きな特徴としては、大西泰斗、ポール・マクベイ両先生に、「語のイメージ」を監修していただいていることでしょうか。文法(文の骨組み[フレームワーク])とイメージ(語の核心[ハート])をガッチリと組み合わせて、実践力をつける英語学習を可能にしてくれる辞典です。大学入試の新しい流れを見すえた編集となっており、収録項目は10万5千語になります。

 ちなみに「コンパスローズ」(羅針図)というのは、地図や羅針盤の文字盤の中で方位を表示する図案のことですが、「英語」という大海に乗り出して進路に迷わないための指針となる辞書を目指しています。『ライトハウス英和辞典』の上級版という位置づけのため、いずれも「(英語という大海での)航海を助けるもの」というイメージで統一しています(ライトハウスは「灯台」ですね)。主な特長は次の通りです(研究社ホームページより)。

●収録項目10万5千
新語・新語義・時事用語を豊富に収録した、上級の学習辞典。

●語のイメージ+語義インデックス
最重要語では「語のイメージ」の広がりを示して、多義語の意味の関連をわかりやすく表示。基本となる「コアイメージ」と、拡張された「派生イメージ」を関連づけて、単語をひとつながりのまとまったイメージで把握できるよう工夫した。単語の核心をネイティブのように感覚的に捉えて、読解だけでなく、書くこと、話すことにも応用がきくような理解に導く。

●語義のマッピング
語源も考慮に入れて、複数の意味のつながり方をマッピング。語の全体像を一望できるようにした。

●語根で覚えよう
語彙を増やすためには、語の成り立ちを知るのが近道。共通の語根を把握することで、複数の単語をまとめて記憶できる。

●語法
特に電球マークを付けた「語法」欄は、文法的理解とともに感覚的理解の仕方を説明。

●構文
大学入試に役立つような重要な構文について、そのパターンをとる動詞や形容詞、名詞をまとめて表示。

●コロケーション
使用頻度が高く、英語らしいコロケーションをまとめて紹介。

●会話に役立つ例文
会話や作文に使える例文を多数収録。

●ポライトネス
コミュニケーションの鍵となるポライトネス(敬語などの使い方)を豊富な用例とともに解説。

●日英比較
発想・ニュアンスが日本語と違うために間違いやすい点に注目。

●「類義語」の解説も充実。

●TOEIC®テスト頻出の約2000語句を3段階に分けて明示。

●巻末に「イメージ」の新しい視点も取り入れた文法解説を収録。

 主な特長や、具体的なページ見本パンフレット」についてはコチラをご覧下さい。『ライトハウス英和辞典』ともどもよろしくお願いいたします。毎晩徹夜して原稿執筆に明け暮れ、細かな作業に没頭したことが思い出されます。❤❤❤

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「口内炎」の治療

 私は教材を作るためにパソコン画面と長時間にらめっこしたり、辞書の仕事で、小さな活字を熟読したり、小さな文字をゲラに書き込んだりすることが多く、ちょっと無理をすると、口の中や唇に表面が白くなる「口内炎」がよくできるんです。ちょっと根を詰めたり、食事で野菜不足になったり、仕事が立て込んで疲れたり、夜更かしをして睡眠不足で生活が不規則になったときによくできるようです。何にもせずに放っておいても、だいたい一週間ぐらいすると治るんですが、その間痛くて物が食べれないし、何を食べても美味しくない。集中力もそがれます。いやーな毎日を過ごすことになります。「口内炎」は小さい頃からずっと苦しんできたんです。当時は、治るまでずっと我慢をして過ごしていました。

 最近は、近所のかかりつけの歯医者さん(多田歯科医院)で、「アフターゾロン」という塗り薬をいただいて患部に塗っておくと治りが早いことを経験してからは、「口内炎」ができる度に、いつもこのお薬をもらっていました。⇒コチラです  今日も痛くて堪らないので、歯医者さんの治療の際に、「口内炎が下唇にできて痛いので、アフターゾロンをもらえませんか?」とお願いしたら、先生が「レーザー治療をしましょう」ということで、レーザーで焼いてもらいました。光線が当たる度にちくちく痛みます。我慢、我慢。これが終わると、小さくて赤い丸いシールを患部に貼られました。このシールには薬がついているそうで、だんだん溶けて白く変色していく、飲み込んでもオブラートみたいな物だから害はないとのことでした。時間が経つにつれ、赤かったシールがどんどん白くなっていきます。半日ぐらいで真っ白になって剥がれました。そこへ「アフターゾロン」を塗り込みます。アッという間に楽チンになりました。翌日にはもう快適な生活に戻っていました。これから「口内炎」の治療はもうこれに限りますね。医学は確実に進歩しています。感謝、感謝!☺☺☺

 私の大好きな大ベストセラー作家アーサー・ヘイリー『ホテル』『大空港』など企業の内幕暴露小説で有名。のぼせて読んだものです)の長男スティーブン君(「口内炎」で学校を欠席)が、元気になって学校に登校する際に、先生宛に持たせた「短信」がふるっています。この詩が学校ではアッという間に大評判となり、クラス中に読まれ、職員室では回し読みされて、スティーブン少年は一躍英雄となりました〔笑〕。大作家のやることは違いますね。❤❤❤

第一次大戦のさなか 長き年月
  兵士のこらえし数多くの病の中に
不治の病と言われし 耐え難き
  歯ぐきの炎症―
今、わが息子は
  同じ苦しみと対決せり、
  その名を  口内炎と人は言う―
燃えたぎる 歯ぐきにより、この若者は
  痛みと必死に戦いつつ
ペニシリンに助けを求めつつ
  絶え間なく 軟膏をぬり続け、
ついに回復、仲間のもとへ帰りたもう       (加藤タキ訳)
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「模範解答」

 以前に、リッツ・カールトン・ホテル高野 登(たかののぼる)さんのお話で、99℃と100℃では大きな違いであることを話題にしました。⇒コチラです  両者はたった1度違うだけです。しかしこの1度の差が大きな違いを生み出します。どちらも熱いに変わりはないのですが、99℃でやめてしまったら、何も起きません。100℃になって初めて、いろいろと違う世界が生まれてきます。100℃に達すると沸騰を始め、沸騰した水は蒸気になって、蒸気機関をも動かす大きな力となるのです。成功しようと思ったら、99℃でやめるな、この100℃を超えろ、と生徒たちには言っています。

 最近、2学期の中間試験が終わりまして、答案を返却する際に「模範解答」も一緒に配布しました。解答が書いてあるだけです。生徒たちはそれを見て、自分の答案を直して終わり。私は今までずっと「模範解答」を作る際には(定期考査、課題テスト、校内模試、業者模試を問わず)、採点した際に間違いの多かった問題が一目で分かるように工夫し(★★、★印)、そして横に典型的な誤答を添えて、簡単なコメントを付けて、生徒たちに注意喚起を図っていました。ほんのちょっとした手間の差なんですが、この姿勢で3年間ずっと指導していくと、大きな違いを生み出すんです。私は「答案返却」の際には、平均点、得点分布だけでなく、特徴的な傾向、そして間違いの多かった問題の解説に1時間を費やしていました。解答を配って終わりと、少しばかり答案に踏み込んで解説を加えるのは、ちょうど99℃と100℃の違いのようなものであると感じています。でもこのほんのわずかな一手間が重要だと思ってやってきました。私の以前の定期考査の「模範解答」の一例を「ダウンロードサイト」に登録しておきました。⇒コチラです

 採点をする時に、生徒たちの大半が間違える問題にはちゃんとそれなりの理由があります。それを考えながら採点する。そして注意喚起を図る。それを長年続けていくと、生徒たちがどこで間違えるか?が手に取るように分かるようになります。以前に、北高の元ALT・ナディーン・ライト先生が、生徒の英作文の採点をする際に、数多くの生徒たちに共通する間違い英語表現をメモしてくれていたので、一緒に「日本の高校生の間違いやすい英語」という、高校生が陥りやすい誤り表現リストを作成しました。⇒コチラで全文を読むことが出来ます  当然のことながらこの知識・体験は問題作りに生かすことができます。試験の平均点をいかようにも調整することができます。校内模試」を校内平均40点/100点になるように作成する際には、予め問題作成の時に、各設問ごとに上位層と下位層の点数を予測し、全体がきちんとその近辺に収まるように電卓を入れながら調整していたものです。今はそういうことのできる教員が非常に少なくなりました。作りっぱなしで、ひどい結果になっても反省が生かされません。そもそも全体の平均点をコントロールしようという意識が希薄です。教員は問題作成で力がついていくんです。それを疎かにしていては、生徒の力も絶対につかない、というのが私の長年の持論です。模範解答」を見ながら、そんなことを考えていました。

 答案返却についても、思い出があります。私が若い頃に鍛えていただいた松江南高校・英語科では(ここで先輩の先生方にいろいろと教えていただいたことが、その後の教員人生に大きく影響しました。感謝あるのみです)、定期考査だろうが課題テストだろうが、実施日の次の時間には絶対に返却していました。当時は学年団による回し採点で、一人が遅いとみんなに迷惑がかかるので、結構苦しかったんですが、尊敬する先輩の先生からは、生徒はこの試験のためにものすごい勉強をして臨んでいるのだから、我々教員もそれに応えて早く採点をして返却してやらねばならない。「鉄は熱いうちに打て」で、記憶の新しいうちに反省を迫るのだ。1週間経ってから返しても生徒は全部忘れている!」と教えて貰いました。以来、そう思って、ずっと続けてきました。その気になればいくらでもできるんです。あるときなど、2時間目に終わった「課題テスト」を、6限の授業で返したときなどは、生徒は驚き呆れていましたが…。それを「忙しい…」と言い訳をして、1週間も投げておく、それでは力がつくわけもありません。尊敬していた故・渡部昇一先生も、「できない理由を探さない!」と言っておられました。私は今までそういう気持ちで教師を続けてきたように思います。❤❤❤

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「失敗」と書いて「成長」と読む

 標題の言葉は、私の大好きな野球評論家の野村克也(のむらかつや)さんが、数々の著書の中で書いておられる「野村語録」の一つで、私も気に入ってよく使わせてもらっています。昨日読んだばかりの、最新のご著書『短期決戦の勝ち方』(祥伝社新書、2018年10月) から引用してみましょう。

 どんなに強いチームであってもミスはする。問題は、ミスをした後の態度だ。弱いチーム、大事なところで勝ちを逃すチームには、ひとつの特徴がある。それは、ミスをしても笑ってごまかしてしまうことだ。万年Bクラス(4位、5位、最下位)に甘んじているチームは決まってそうだ。エラーをしてもアタマをかいて笑いながら、ベンチに戻ってくるような選手がいる。周囲の連中も笑って「ドンマイ、ドンマイ」だ。しかし、仮にもプロの選手であるなら、ミスや失敗は「恥ずかしいことである」と感じなければ失格である。恥ずかしいと感じるから、「二度とミスはしない」と思う。さらに「では、どうすれば失敗を回避できるか、自分の技術を改善し向上できるか」と考える。つまり、恥の意識が人を努力へと向かわせるのである。日頃から、こうした教えが徹底されているチームは強い。(pp.20-21)

 「勉強」も同じです。試験でミスすることは恥ずかしいことではありません。恥ずかしいのは、そのミスを放置して、再び同じ間違いを繰り返すことです。私がうるさく、テストは「見直して初めて力がつく!」と公言するのはそういうことなんです。このことは巣立っていった多くの卒業生たちが実感していることのようで、そういった言葉を後輩たちに残してくれています(「合格体験記」「あむーる」など)。力のつかない生徒たちの共通点がここにあります。「やりっ放し」なんです。野村さんがよく口にされる、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という、江戸時代後期の平戸藩主で剣の達人としても知られる松浦靜山(まつらせいざん)の言葉を思い起こしましょう。勝っても謙虚な気持ちを忘れずに、負けたら敗因を徹底的に究明する姿勢こそが大切です。

 今日は、9月に行われました「3年生進研・駿台共催マーク模試」「見直しプリント」「ダウンロードサイト」に登録しておきました。非常に簡単だったようで、高得点が続出の試験でした。私は長年こうやって、試験実施の翌日に、このプリントを配布して生徒たちに「見直し」を迫っているんです。

・「2018年3年生9月進研・駿台共催マーク模試」見直しプリント 島根県立松江北高等学校 八幡成人 ⇒コチラです

 模擬試験の基準日前の実施の学校には、業者が「解答・解説」冊子を送ってくれない、と聞きました(基準日を過ぎてから送ってくれる)。全国そこら中で不正を働くふらちな高校生が多い、ということの対策なんでしょうね。高得点を取らせたい一心で、事前に問題を見て、生徒たちに問題情報を漏洩する教師が存在するという実態もあると聞きます。島根県でも、県の高校入試の英語の問題作成者が、友人に漏らし、塾で事前に演習したという嘆かわしい事件が起こり大騒ぎになったことがあります。「人間教育」が必要ですね。♠♠♠

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「だんだん」

◎週末はグルメ情報です!!

 島根県庁に近い松江市片原町の堀川沿いに店を構える居酒屋が、「だんだん」です。だんだん」というのは、出雲弁で「ありがとう」という意味。かつてNHKの朝の連続ドラマ『だんだん』で、一躍有名になった出雲弁ですね。出 雲の神様の導きで偶然出会った双子姉妹の運命的な出会いが、家族やふるさとの人の輪に広がっていく「縁結びの物語」でした。元気一杯の双子姉妹マナカナ(三倉茉奈、佳奈)がヒロインを演じたこのドラマの松江ロケでは、松江北高4階&通学坂&グランドがロケ地に選ばれ、松江北高生30人がエキストラでテレビ出演しました。朝6時からの早朝ロケにもかかわらず、誰一人遅れることなくやって来て、撮影に協力しました。当時、総務部長だった私は、生徒部長の松田先生と一緒に、このドラマの撮影に関わり協力させていただきました。NHKからは「だんだん」と言って感謝され、打ち上げにも呼んでいただいたのはいい思い出です〔笑〕。余興のジャンケン大会では、豪華景品がかかっていたのですが、私は一回戦敗退でした〔笑〕。

 さてこちらの居酒屋「だんだん」で、いつもお世話になっている株)ラーンズの営業担当宮次博康さんと、豚しゃぶ」コースをいただいてきました。店内は落ち着いた雰囲気で、2階席からは「堀川」やライトアップされた「カラコロ工房」を見渡すことができるよい景色なんですが、現在痛みで左膝が曲がらないので座れない私は、1階のテーブル席でいただきました。ここは「ポテトサラダ」が目茶苦茶有名なんです。⇒私の紹介記事はコチラです  「ポテトサラダ」に関してはチョットうるさい私は、このお店がお気に入りで、追加注文していただきました。実は、このお店の一番人気メニューがこの「ポテトサラダ」なんです。その名も「ともだちのポテサラ」です。テレビで紹介されたこともあって、一躍人気となりました。東京にもお店があってファンは多いみたいですよ。円錐上に盛られたフォルムと、黄みがかった色相、がっつり振られている黒こしょう、白こしょうのインパクトに食欲をそそられますね。見た目は塩辛そうに見えるんですが、こしょうはあくまで香りづけで、食べてみると意外とまろやかな味で美味しいんです。たまごの風味がよく、もっちりとした「ポテトサラダ」です。ハムとジャガイモ、玉子のつぶしかたのバランスが絶妙。味付けも食材の風味を生かしたものです。胡椒がアクセントとなっていますね。今まで食べた「ポテトサラダ」の中でNo.1かNo.2といってもいいぐらいです。コース料理のメインは「豚しゃぶ」で、たらふくお肉をたいらげました。面白いことにお肉はいくら食べてもいいが、野菜は別料金ということでした。続いて、唐揚げ、〆のうどん、デザートを堪能しました。帰り途には、お気に入りの「珈琲館」で(八幡はいつもこの二階で堀川遊覧を眺めながら原稿を書いています)、コーヒーを飲んで別れました。❤❤❤

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権藤さんの意見

 『日本経済新聞』に、たまーに権藤 博(ごんどうひろし)さんの「悠々球論」という短いエッセイが掲載されるのを楽しみにしています。滅法面白い!9月13日のエッセイを読んで、「そうだ、そうだ!」と膝を打ちました。権藤さんと言えば、来る日も、来る日もマウンドに立ち続け、権藤、権藤、雨、権藤…』と言われ、流行語にもなりましたね。1961年、中日の新人投手だった権藤さんはひたすら投げまくり、35勝を挙げ最多勝、新人王、沢村賞、ベストナインなど賞を総なめにしました。翌年も30勝をマークしますが、登板過多は確実に彼の肩を疲弊させました。権藤さんを最後に、年間35勝以上の投手は出ていません。⇒私の権藤評はコチラ

 権藤さんが口を酸っぱくして言われるには、野球中継の最後の「ヒーローインタビュー」が面白くない。「みんながチャンスを作ってくれたので返そうと思った」「打者が点をとってくれたので、抑えようと思った」そんなこと改めて聞かなくても分かる当たり前のことですね。「ファンのみなさんの声援のおかげで打てました」声援で打てるくらいなら、簡単なことでしょう(もちろんファンの声援に感謝することは重要ですが)。そしてインタビューの最後はいつも判で押したように「応援よろしくお願いします」です。全く面白くない。「企業秘密まで話してくれとは言わないが、もっと技術に触れて欲しい」と権藤さんはおっしゃいます。チラッとでいいから技術を語ることで、やっぱりプロはすごいやと勝負の迫力を伝えて欲しいと。昔はすぐウソと分かる話をする選手もいて、それはそれで味があって面白かったと言い、小山正明投手や打者の例を引いておられました。全く同感です。紋切り型のコメントなど聞いていて面白くもありません。巨人の髙橋由伸監督の勝利監督インタビューなど、何の面白みも、ファンサービスの精神のかけらも感じられません(辞められるみたいですね。当然でしょう)。誰もが言わない権藤さんの鋭い指摘に感心したところです。確かに、権藤さんのテレビ解説は滅法面白い。「見ててご覧なさい。こうなりますから…」と予言すると、本当にそうなるので、流石ということになります。言われることが実にユニークです。今の野球解説者で面白いなあと感じさせてくれるのは、他に落合博満さんと野村克也さんぐらいでしょうか。要は、よく勉強しているから、自分の理論を持ち、人とは違った視点での野球の捉え方ができるんですね。当たり前のことをしゃべっても、それは解説とは呼びません。野村さんが解説者時代にどれだけ苦労して勉強されたかは、数々の著書から感じ取ることができます。プロのすごさをきちんと伝えることのできる解説が聞きたいな~。今朝も『日刊スポーツ』に載った権藤さんの完封勝利した阪神・藤浪評を面白く読みました。視点がやはり人と違います。♠♠♠

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「センター本」続々と採用!

 私の最新センター試験対策教材『2019年度英語センター対策本』(自費出版、200円)を、口コミで一括学年採用していただく学校が増えており、発送に嬉しい悲鳴をあげております。今週も233冊ご注文をいただき発送いたしました。ありがとうございます。2年前に出した親本『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円)のエッセンスをギュッと詰め込んだコンパクト版です。両方をご希望になる学校もございます。せっかくですので、現在この「親本」をご注文いただいた学校には、コンパクト版も無料サービスで付けさせて頂いております。勉強の仕方・解法のコツ」を、最新の2018年本試験の問題を例にとって解説している小冊子です。20ページほどの薄~い冊子ですが、内容はどうしてどうして濃いものになっています。カラー印刷してありますので、見やすく分かりやすい構成と評判です。さらに特典として「発音・アクセント問題過去出題語(1990~2018年)」というカラー印刷リストを全員につけさせていただいており、これを音読することで、第1問「発音・アクセント問第」の完全な対策が可能になりました。別売のCD(300円)を1枚買って頂いて、収録された「MP3ファイル」をスマホ等にダウンロードしてコピーをして頂ければ、さらに強力な勉強が可能です。CDの中には、私が松江北高補習科で4月から演習を重ねてきた50枚の問題・解説プリントも収録されていますから、これを生徒たちに配布して自学あるいは解説することで、勉強の仕方」がさらに身につくことでしょう。私がかつて作りました英単語記憶本『英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』(現在品切れ)のPDFデータが、このCDには入っているので、ご注文いただいた先生方は喜んでいただいているようです。

 なかなか「これは!」というセンター教材がない中で、この冊子は重宝されているようです。反響はコチラコチラをご覧下さい。センター対策に苦労なさっておられる全国の先生方には、福音となる冊子であることは間違いのない自信作です。ぜひ手に取ってご検討ください。一人でも多くの生徒のみなさんにこの本を使って高得点を取っていただきたいと思い、「利他」の精神で心を込めて作りました。

 松江・米子・出雲に住んでいる生徒の皆さんは、今週から今井書店グループ」に置いてくださっていますので、そちらでお求め下さい。この本のために、今井書店で作って下さったポップがとても手が込んでいて素敵で、私は気に入っています。このポップのデータを今井書店より提供していただきました。⇒現物はコチラをご覧ください 今井書店には感謝の言葉もありません。この冊子も親本も在庫はたくさん持っておりますので、ご遠慮なくご照会ください。

 ちなみに今20冊以上ご注文いただいた先生方には、御礼にDVD英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3(下記写真参照)をお送りさせていただいております。センター・二次対策指導資料データ集」最新版(非売品)で、私の41年間にわたる長き教員生活で、特に松江北高で作りました417本の指導資料を惜しみなく収録しております。株)ラーンズさんが、私の研究会のために特別に作って下さいました。センター試験の「第1問~第6問」、「その他」、「リスニング」、「二次試験対策」、「模擬試験対策」、「特別オマケ」、「八幡最近の著作から」といったフォルダーに、該当する最新資料が収められており、先生方が日頃の指導にすぐに使っていただけるものばかりです。「417本って、どういった資料が収録されているんですか?」というご質問をいただきますが、「一覧表」にまとめてありますのでどうぞご覧下さい。⇒コチラです ❤❤

▲417本の指導資料が収録されたDVDデータ集 東京・土浦の研究会で大好評でした!

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副島隆彦なる人物

 副島隆彦(そえじまたかひこ)なる人物が、この度『傷だらけの人生~ダマされないで生き延びる知恵』(ベスト新書、9月)という本を出しました。今の若い英語の先生たちは知らない人も多いと思いますが、彼は代々木ゼミナール講師時代に「宝島事件」と世に呼ばれる「大騒動」を起こして、その後大学教授に転じた人物です。当時は、英語教育界で大騒ぎに発展しました。

 平成元年(1989年)10月26日付けの『朝日新聞』朝刊に、「日本でいちばん売れている英和辞典はダメ辞典だ!」という極めて挑発的な文言と共に、副島隆彦&Dictionary-Busters著『欠陥英和辞典の研究』(JICC出版局)の大々的な宣伝が掲載されました。対象となった辞典は、研究社発刊の『新英和中辞典』(1985年、第5版)『ライトハウス英和辞典』(1984年、初版)の2冊でした。新聞広告では、研究社の辞書2冊の外箱が、ビリビリに破られ、押し潰されて、両辞典から引き裂かれた何十頁分もの頁と共に、まるでゴミ屑のように打ち捨てられた衝撃的なものでした(上写真左)。私の母はこの広告を見た途端に卒倒しました。可愛い子供(私!)が全精力を傾注して長年取り組んで、その苦労を目の当たりに見てきた作品を、このように罵倒されたのですから無理もありません。副島氏はさらに、『英和辞書大論争!』(別冊「宝島」113号;1990年6月)を出版し、こんどの表紙には、「タダの予備校講師・副島隆彦が天下の研究社をノックアウト!『欠陥英和辞典の研究』の批判に耐えきれず、研究社は卑怯にも裁判所へ駆け込んだ。あれからいったいどうなった?と思っているあなたへ」という、再び過激で挑発的な字句が並んでおり、研究社の2辞典の写真には、今回はしめ縄まで張ってある〔笑〕という異常なものでした(上写真右)。

 2著とも私たち編著者を「バカ、アホ、マヌケ」「恥も外聞のないマヌケ集団」呼ばわりして、読むに耐えない極めて不快な文章でした。もちろん辞典には完全なものはありません。私たちの『ライトハウス英和』にも誤り、不適切な項目も中には含まれているのも事実です。しかしそれを建設的、共栄的に指摘して少しでも良いものにしていこうという姿勢の批判なら喜んで耳を傾けるのですが(いい指摘もあった)、そうではありません。面白オカシク揚げ足を取って、一方的に見下してこき下ろすというものでした。その人間性・言葉遣いには不快感しか感じませんでした。さらに、見当違いの誤り・批判も数多く含まれており、ちゃんとした専門家が見れば、彼の破壊的な姿勢には大きな誤りが含まれていることは自明でありました(例えば山岸勝榮教授は、いち早くその点を正していただきました)。しかしながら、信念・良心のかけらもないマスコミは、この話題にすぐ飛びつき、彼を持ち上げ、はやし立て、面白オカシクねつ造報道を繰り返したのでありました。

 研究社は当然のことながら、すみやかに「名誉毀損、悪質な営業妨害」として、著者の副島隆彦氏と出版元の宝島社を東京地裁に提訴しました。私も詳細に彼の多数の誤謬・謬見を分析して資料を提出したものです。それから長い年月を経た1996年(平成8年)2月28日に、東京高裁の控訴審判決が下りて、「権威への挑戦として許される過激さ、誇張の域を越え、公正な論評としての域を逸脱するもの」と述べ、名誉毀損に当たるとして、『欠陥英和辞典の研究』の出版元である宝島社に400万円の支払いを命じました。宝島社らは高裁判決については上告せず、判決が確定したのでした。これが「宝島事件」の全容です。残念ながら、あれだけ面白オカシクちゃかしてねつ造報道を繰り返した新聞・週刊誌は、この結末をきちんと報道することはありませんでした。謝罪もありません。マスコミの姿勢とはこんなものか、信念のかけらもないのかと憤慨したのを覚えています。学問の世界は「言ったもん勝ち」にしてはなりません。判決文を挙げておきます。

 学術上の論争と言えども相当の節度及び公正さが要求されることは論を待たない。(中略)特に辞書においては本両辞典(ライトハウス英和と英和中辞典の2冊を指す)を含めて、通常の場合相当の業績を有する学者が編者となり、多数の執筆者及び校閲者が関与し、何万語の見出し語とそれに対する語義、用法指示、例文など、他の辞書や文献等を参照しながら選別記述した学術的労作である。このような対象を批判するにあたってはその表現方法や表現内容についてもそれなりの節度を要求してしかるべきである。以上のような諸事情を総合考慮すると、編集方針など批判する右部分における本主張の記載は、権威の批判の挑戦として許される過激さ、誇張の域をはるかに超え、前提として指摘する事実の一部に真実であると認められるものはあっても、全体として公正な論評としての域を逸脱するものであると言わざるを得ない。

 その副島氏は、その後経済学の大学教授とやらに転身し(!)、相変わらずマスコミ受けする言動や著書で世間を賑わせているようでした。私は、以来一切この人の著書に関わることはありませんでした。最近、その彼が初めて書いた「実用書」として、今井書店に並んでいましたので、思わず手に取って買ってしまいました。タイトルから、もしかしたらあの時の事に言及・反省の弁を述べているかもしれないと思ったからでした。私は、何か偉い先生が、高みに立って、偉そうに「拙者が皆の衆に教えて進ぜよう」という本はもう書きたくない、と思うようになった。今は、「上から目線で何か言う」のが、一番嫌われる時代だ。もうひとつ、「お前が、それを言うな」、「お前にだけは、言われたくない」というコトバがあって国民によく使われている。私はこのことを察知して知っている。ということは、私のような爺が、上から目線で、偉そうなことを書いてはいけない、となる。それで、私はハタと困った。それなのに、自分から言い出して、この新書を丸々一冊、実用書を書かなければいけない。しかも、これまでに私が書いてきたものとは違う、何か新しいことを書かなければいけない。私は、この3ヶ月間、七転八倒して苦しんだ。そして出来たのが、この本だ。私はもう、ムズかしいことを書きたくない。威張りたくないんだ。偉そうなことは書きたくないんだ、もう、そんなのには飽きたんだ、とブツブツ言いながら、書いたのがこの本だ。脱「威張りん坊」という新しいアイデアでやってみた本である。」と「あとがき」に書きながら、相変わらずあの時のままのいやらしさでした。世の中は自分を中心に回っていて、他の人間は全部クズである、という魂胆が見え見えです。人間は変わらないんですね。銀行員時代や大学教授時代に嫌がらせを受けた「傷」はいやというほど書いてありましたが、あの予備校時代の「傷」には一切触れていませんでした(触れることが出来なかった?)。読みながらあの当時の不快感が蘇ってきました。

 そうそう、この本の中には、彼が信条として大切にしているという言葉・原理が紹介されていました。それは「いいことは悪いことだ。悪いことはいいことだ」「良いことが悪いことで、悪いことのほうが良いことだ」(pp.122-123)というものです。宝島事件」を思い起こしてこの言葉と照らし合わせてみると、いかに皮肉なことかがわかります。私自身は、「良いものは良い、悪いものは悪い」「ダメなものはダメ」という信念の持ち主ですから、両者が相容れないのは当然のことでしょう。♠♠♠

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「鳥取私塾の会」で講演

 9月25日(火)、米子国際ファミリープラザで行われた「鳥取私塾の会」9月定例会において講演をさせていただきました。実は9月6日松江北高に、同会幹事の白土茂幸先生(英会話タイムライフ学校長)遠藤卓也先生(成蹊塾)が訪ねて来られて依頼を受けました。遠藤先生が長年私のことを追いかけてくださっていたそうで、一度ぜひお話しを聞きたいとの有り難いお申し出でした。遠藤先生には、再び松江北高に講演資料を取りに来て頂きました。講演が終わってからも遠藤先生からは「長年の夢が叶い感無量です」とのお言葉をいただき嬉しく思いました。帰りましてからもメールでコメントをいただいております。ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。

▲北高に依頼にみえた白土先生(左)と遠藤先生(右)

▲多くの先生から「今日の公演は本当に良かった」とか「ここ数年の公演の中で一番素晴らしかった」とか言って頂き、皆さん本当に喜んでおられました。

▲先生の講演の後、講演について会員同士で話し合いましたが、会員一人一人がとても満足していました。本当に有難う御座います。

▲当日は大変貴重なお話をありがとうございました。先生の教育への情熱を強く感じました。

 私の「紹介映像」を流した後で、いつものように「ダイスの透視」から本番スタートです。これは最近の私の講演の定番メニューとなっております。東京では大失敗をやらかしてしまいましたが、以降は寸分の狂いもなく演じております。実に不思議な現象ですが、「コツコツ正しい努力を積み重ねる」ことで、こんなに大きなことも出来るようになる、という私の持論の証明として演じさせてもらっています。今日もバッチリでした。弟子入りを希望する先生もおられましたよ〔笑〕。

 英語の先生も何人かいらっしゃましたが、それ以外の先生もおられましたので、英語の指導だけでなく、どうやったら「生徒の心に火を付ける」ことが出来るか、という点を中心にお話しさせていただきました。私の目標は「分かりやすい授業」ではなく、「ワクワクする授業」「生徒の心に火をつける授業」「もっとやってみようと思う授業」です。私が赴任した頃松江北高は、そんな精神で、「伸びる 伸ばす」をモットーにそれぞれが手を尽くしていました。

 講演でも述べましたが、私は学校ではできないことを、塾の先生方にサポートしてもらいたいと思っています。私がまだ若い時、松江南高校に勤めていた頃、指導内容のいい加減さは言うまでもなく、南高を批判したり、南高の先生方の悪口を並べたてて生徒募集をしておられた塾がありましたが、本来の姿ではありません。今でも信用しないことにしています。また、最近塾校舎の前に毎日だらしなく多くの自転車をぐちゃぐちゃに放置して、大道路にまではみだしている大手の塾などは、人間的に信用なりません。塾の先生方には、学校では手の行き届かない面にまで細かくフォローして頂くことで、お互いにWin-Winの関係になればよいと考えています。学校でいい加減な取り組みをして、塾に抱っこにおんぶという生徒たちをたくさん見ていますが、これでは伸びるはずもありません。私は点さえ取ればそれでよい、という教育には関わりたくありません。

 お話しをさせていただいた後で、会のご好意で私のセンター教材の即売会を行いました。『2019年度英語センター対策本』・『2017年英語センター対策本』・CD『発音・アクセント過去出題語』をたくさん買っていただきました。帰りましてからも数多く発送させていただいております。講演の中でご紹介した『英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』が好評で、ぜひ欲しいという先生が数名いらっしゃいましたが、コチラは残念ながら品切れで差し上げることができませんでした。でも上記のCDの中に本のデータはPDFで全部収録してありますので、プリントアウトして使って頂けたらと思います(昨日も東京の先生からこの本が欲しいとメールが届いておりました。昔作ったものを要望していただくのは嬉しいものです)。先生方と一緒に昼食をいただき、懐かしい昔話で盛り上がりました。最後に会場前で記念撮影をして、皆さんに送られてエレベーターに乗り込みました。ご参加いただいたみなさん、本当に有り難うございました。会のホームページにこの例会の報告が載っています。⇒コチラです  ところで、今日お話しさせていただいた3階の会場に「稲盛ホール」と名前がついていたのですが、私の尊敬する稲盛和夫先生と何か関係があるのでしょうか??❤❤❤

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センター本、今井書店に!

 私の最新刊『2019年度英語センター対策本』(自費出版、200円)が、今週から今井書店グループに並んでいます。松江、米子、出雲の各今井書店でお求めになることができます。本の中には、「発音・アクセント問題過去出題語(1990~2018)」リスト(カラー印刷)も挟み込まれています。第1問は、このリストから模試や本番に出題されることが多い(「お色直し」)ので、これを音読するだけでずいぶん得点率がアップするのです。松江北高では先日希望する生徒たちに販売を済ませています。わずか20ページの小冊子ですが、内容はグッと濃いものになっています。全国の先生方からいただいた、この本に対する反響はコチラコチラをご覧ください。カラー印刷されていますから、ポイントが分かりやすいと評判です。手に取って自分の目で確かめてください。気に入ってくださったらぜひご購入ください。200円ポッキリですよ。

▲松江北高での販売

 この本のために、今井書店では手の込んだ素敵なポップまで作ってくださいました。このポップ、とっても素敵で気に入っています(下写真)。本のポイントを簡潔に分かりやすくまとめていただきました。ありがとうございます。ぜひこちらにも注目ください。今井書店井上さんを始め、ポップを作ってくださった担当者、全ての関係いただいた方に厚く御礼申し上げます。感謝の言葉もありません。❤❤❤

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「幸福三説」

 明治末期から大正初期にかけ、日本は暗闇の時代が続きました。事業の失敗や失業、貧困など、さまざまな外的原因によって自らを不幸だと思い込み、悩み、苦しみ、陰惨な思いに沈む人が数多くいました。そんな中で、幸田露伴(こうだろはん)は、「どうすれば人は必ず幸福になれるか」といったスタイルの「幸福論」は絶対不可能であると考え、「どういう心がけで生きれば、不本意なことが多い世にあって人生を肯定的に生きられるか」を説きました。それが名著『努力論』でした。

 露伴の家はもとは徳川幕府のお茶坊主を務めた家系でした。彼は旧制東京府立中学や東京英学校に学びましたが、どちらも家計の事情で中退しています。その後、漢学塾に入り、電信修技学校に入り電信技手になり北海道に赴任します。しかし作家への思いが断ちがたく、職を辞して東京へ歩いて帰ります(お金がなかったのです)。「露伴」というペンネームはその帰りの苦難の旅の途中に、二本松で詠んだ句「里通し いざ露と寝ん 草まくら」に由来すると言われています。このように努力に努力を重ねて自ら作家への道を切り開いた露伴ですから、『五重塔』といった小説だけでなく、随筆や史伝にも卓見が満ちあふれています。

 40代前半に、幸福を引き寄せるために、露伴「幸福三説」なる3つの工夫を述べています。幸福三説」は、「惜福」「分福」「植福」の三つからなっています。これを若い時に知ったことは、私の生き方の上で、大きな影響を与えました。私は今まで努めてこれを実践するようにしてきました。

 「惜福」(せきふく)とは、文字通り福を惜しむことです。自らに与えられた福を、取り尽くし、使い尽くしてしまわずに、天に預けておく、ということ。その心掛けが、再度運にめぐり合う確率を高くする、と説かれます。露伴「幸福に遇う人を観ると、多くは「惜福」の工夫のある人であって、然らざる否運の人を観ると、十の八、九までは少しも惜福の工夫のない人である。福を取り尽くしてしまわぬが惜福であり、また使い尽くしてしまわぬが惜福である。惜福の工夫を積んでいる人が、不思議にまた福に遇うものであり、惜福の工夫に欠けて居る人が不思議に福に遇わぬものであることは、面白い世間の現象である」と述べています。例えば、宝くじで1億円が当たったら〔笑〕、全部使ってしまわずに、2千万円くらいは貯金に回しておこう、つまり福を大事にする精神のことですね。よそ行きのいい洋服を作ってもらったら、それまで着ていたまだ十分着れる服をさっさと捨てて、いい洋服を普段着のように着回すのではなく、ちゃんとよそ行き用だけに着て、古い普段着はさらにブラシをかけて着る。控えめにして、自ら抑制する、いい福が来たら、それを惜しむような態度でいると、福が集まるということです。

 「分福」(ぶんぷく)とは、幸福を人に分け与えること。いい事があったら一人占めにせず、他の人にも福をおすそ分けをすることです。自分一人の幸福はありえない、周囲を幸福にすることが、自らの幸福につながる、と説かれます。「恩送り」「情けは人のためならず」と近い考え方ですね。露伴「すべて人世の事は時計の振子のようなもので、右へ動かした丈は左へ動き、 左へ動いた丈は右に動くもの、自分から福を分ち与えれば人もまた自分に福を分ち与えるものだ」と述べています。露伴によれば、恵まれた福を分かつことは、春風の和らぎ、春の日の暖かみのようなものであると言います。春風はものを長ずる力であり、暖かさでは夏の風にはかなわないが、冬を和らげ、みんなを懐かしい気持ちに誘うことができる。それと同じように、福を分かつ心を抱いていると、その心を受けた者はやすらかな感情を抱くものです。分福をあえてなす者は周囲に和やかな気を与えることができるのです。どこからお土産をたくさんもらったら、それをお裾分けする。ただし、あくまでも好意で分けるのですから、「見返り」を期待してはいけません。福は天からの授かり物であって、自分に何かいいことが起こったら、それを天の一角に返す気持ちで他人に分ける、そういう気持ちが大切です。するとめぐりめぐって、いつの日か再び自分に回ってくるということです。上司に褒められた場合も、「ありがとうございます。これも、同僚や先輩の皆さんがお力を貸してくださったおかげです」と一言添えるのも一種の分福と言えるでしょう。商売で儲けたときに、社長が、利益を従業員に分けてあげると、儲かると自分たちにもいいことがあるんだと分かり、熱心に業務に励もうと努力する、と露伴は例を挙げています。分福をせずに商売で得た利益を独り占めして、社長が自分の懐を潤すだけなら、儲けようが損をしようが、自分たちには関係ないと考えて、熱心に働く気も失せ、やがてはその店はもうけのチャンスを逃すことになるだろうと言っています。

 「植福」(しょくふく)とは、後世の人々の幸せのために「福の種」を植えることであり、3つの福の中でこれが最も大切だと露伴は言います。将来にわたって幸せであり続けるように、今から幸福の種を蒔いておくこと、精進(正しい努力)し続けることが重要です。過去に自らが蒔いた種が芽を出し、今の自分を創っている。過去を書き替えることはできないが、今から良い種を蒔き続ければ、望ましい未来につなげることが出来る、と説かれます。例えば、60歳になるおじいさんが、自分の土地に植林を始めたとしましょう。小さな苗木を1本1本と何日もかかって植えていきます。この木が成長して材木などに利用できるようになるまでには、何十年とかかります。その頃にはもうこのおじいさんは生きてはいません。あれだけ丹精を込めて育てた苗の恩恵を自分は全く受けないかもしれません。でも自分が恩恵をこうむらなくても、子孫や村、ひいてはお国のためには、福となって返ってくるのです。自分に返らないことがわかっていながら、なおかつ福を植えるという気構え、これが植福です。1人の植福がどれだけ社会全体を幸福にするか計り知れません。植福において、個人と社会の福がつながってくるのです。植福とは、自分の力・情・智をもって、人の世に幸福をもたらす物質・清趣・知識を提供することを言うのである。すなわち、人の世の慶福を増進長育するところの行為を植福と言う」と、露伴は説いています。

 福とは天に向かって矢を放った状態だといえます。矢は必ず落ちてきます。つまり、そのままにしておいては福はなくなります。福をなくさないためにも、さらには福を増やすためにも、「惜福」「分福」「植福」の3つの工夫があるのです。露伴はこれをやったら必ず幸せになれると言っているのではありません。自分のやることに責任を持ち(⇒コチラに露伴の考え方を記しました)、「惜福」「分福」「植福」を地道に積み重ねることこそ大切なことだと感じています。私は若い時に、故・渡部昇一先生の影響で、幸田露伴の本を読んで、ずいぶん生き方の参考にさせてもらっています。❤❤❤

【追記】お亡くなりになった渡部昇一先生の過去の著作を、もう一度丁寧に読み返しているところですが、考え方が少しも古くなっていない、全部今でも通用することばかりです。先生の卓見に今更ながら感銘を受けているところです。

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「はし友ラーメン」

◎週末はグルメ情報です!! はずれ…

 米子の錦町にある「今井書店錦町店」に立ち寄った帰り道、公会堂の方へ向かって歩いていると、昔「ほか弁」があった場所にラーメン屋さんが出来ていました。米子で結構有名な「はし友ラーメン」が移転してきたようです(2018年1月)。テレビで紹介しているのを見たことがあったので、入ってみることにしました。山陰で唯一「横浜家系ラーメン」を看板に掲げるお店のようです。

 お店に入ると食券機で食券を買って下さいと店員。カウンター10席とテーブル1卓の店内です。ずいぶんとたくさんのメニューがありましたが、まずは定番の「ラーメン」を注文しました。さてお味は。先ずはスープを一口、チー脂の甘い香りにガツンとくる醤油と旨味。なるほど家系してますね。三枚の海苔にほうれん草は家系の定番です。麺は平打ちの太麺で長い。チャーシューはノーマルなチャーシューでした。ただ私にはこのスープは濃すぎて合いません。私はあっさり系のスープのラーメンが好きなんです。「ローダン」「大和」などのラーメンの方が好きですね。麺も半分残してお店を出ました。ネットの評判はずいぶんと高いお店ですが、ラーメンというのはこのように個人の好みで合う、合わないがはっきりと分かれるんです。ちょっと期待外れのお店でした。😢😢😢

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ジョージ・ゴーディエンコ

 私は熱狂的なプロレス・ファンですが、昔の選手で今でも無性に印象に残って忘れられないプロレスラーがいます。182センチ 、123キロ、カナダ・マニトバ州ウィニペグ出身のロシア系カナダ人です。北米王座(カルガリー=1957年)、英連邦王座(ニュージーランド=1968年、イングランド=1959年&1971年)に輝いていますが、世界チャンピオンの実力がありながらアメリカの表舞台には登場せずじまいでした。1950年代から1970年代を彩ったトップレスラーの「岩石男」ジョージ・ゴーディエンコといい、日本には1968年と1972年の二度国際プロレスに来ていました。ジャイアント馬場アントニオ猪木とは対戦していないので、知名度で割を食っている点は否めませんが、ありとあらゆるレスラーがその強さを称賛し、幾人ものレスラーが史上最強の評価を下しています。あの金網の鬼、故ラッシャー木村「私がこれまで戦った中で一番強かったのはゴーディエンコです」と語っています。イギリスで日本人として最後に彼に会った前田日明さんもゴーディエンコというのは滅多に他人を誉めないゴッチさんでさえ認める選手でね。テーズロビンソンもクソミソにけなすゴッチさんが『じゃあゴーディエンコは?』と聞くと黙ってしまって、『あれは自分より後の時代の選手だから』と語ろうとしなかった」 『週刊ファイト』紙「ローラン・ボック特集号」でも、ボック「こいつは強かったな。ブロックバスターを得意技にしていたわけだが、観客やレフェリーには分からない嫌らしい攻め方を知っていた。あんまり汚いので脚をへし折ってやったよ」と強さを絶賛し、最強ボックも舌を巻く強者として、伝説が若い層にもインプットされました。近年のボックのインタビューでは「日本では、真剣で強い選手もシューターと言うのか?私の理解では、シューターとはプロモーターに雇われて生意気なアマレス上がりをつぶす仕事師だ。だから私の人生で出会ったシューターは、ゴーディエンコだけだ」とか言ってましたね。あの鉄人ルー・テーズをしても「ディック・ハットン、ダニー・ホッジ、ゴーディエンコ、力動山の4人が私の生涯対戦相手のベスト・フォー」と言わしめています。

 ボディスラムの要領で抱え上げた相手を、上体を反らしながら自分の頭越しに後方へ叩き付けるように豪快に放り投げる。国際プロレスへの初来日時、この技を巨漢のマンモス鈴木に日本で初公開して、一発KO。観客の度肝を抜きました。投げられた相手は全身を叩きつけられ、受け身がとれません。当時のテレビ中継では「回転原爆投げ」と呼んでいましたね。当時の私もテレビに釘付けになったものでした。この技は残念ながらその後使い手がおらず、ゴーディエンコ1代きりの技になってしまったようです。晩年はフラッシュ・ゴードンのリングネームでバンクーバーやカルガリーで活躍しました。

 引退後はカナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるキャンベル・リバーという人里離れた山奥で仙人のような暮らしをしていました。画家として高い評価を受けています。イギリスに遠征してビリー・ライレー・ジム(蛇の穴)と抗争をしている時、試合がない日にはロンドンの美術館をめぐるのが日課になっていました。油絵を描くようになったのもこの頃からでした。この当時ビル・ロビンソンとのブリテン王座の争奪戦が熾烈を究めます。1975年に現役を引退。イタリアに住みつき本格的に画家を目指し、セントマーチンズ美術学校に通って一からペインティングを勉強し直しています。一度だけあのパブロ・ピカソとコーヒータイムを共にしたこともあったそうですよ。実はこの巨匠も大のプロレスファンだったそうです。1985年にトリノで初めて個展を開いたところ、展示した50以上の絵が全部売れしてしまいます。絵描きになって金持ちになろうとは一度も思いませんでしたが、この時に手に入ったお金はスゴかったと言います。その縁でイタリアにエージェントがいて、彼が描いた絵が売れる度に送金がなされます。カナダの山奥で静かに暮らせるのも、イタリアにおける名声のお陰でした。騒々しい場所では絶対に良い作品は描けない、イタリアを去らないと自分のアートワークが違う方向へ行ってしまうと感じて、カナダの山奥へ引っ込んでしまうのです。2002年5月13日に亡くなりました。74歳でした。♠♠♠

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風の音を聞いても悟る人がいる

 松下幸之助さんのベストセラー本『松下幸之助 成功の金言365』の改訂新版が刊行されました。運命を生かす  松下幸之助 成功の金言365』(PHP出版、2018年9月)です。松下幸之助さんの膨大な著作と発言記録から、知恵と勇気に満ち溢れる文章を厳選、抜粋・収録・編集しています。携帯に便利な新書版サイズで、毎日読んでもへこたれないような堅牢な特製ビニールクロス表紙を使用しているので、いつも持ち歩いて読んでいる私にとっては、本当に有り難い新版となっています。その4月30日付けには、次のような言葉が載っていました。

 全く同じ話を聞いても“いい話だった”と感動する人と“つまらない話だった”と思う人がいますね。ということは、話のよしあしは、その内容より、むしろ聞く側の態度によって決まってくる。聞く側に大部分の責任があるともいえるわけです。ピューという風の音にでも悟る人がいるのですから・・・・・。

 この言葉は松下幸之助さんの名言だと思います。かつて松下さんの側近中の側近だった江口克彦さんがこのことを回想しておられました。京都の松下さんの別邸「真々庵」でのこと。そこの茶室「青松茶室」で、二人だけ。釜から、ゆるやかに湯気が立っていました。外は木枯らし。庭の杉木立が木枯らしでヒューヒューと鳴っていました。松下さんが飲んで、次に江口さんが飲んで、それでも二人の間で会話はなく、静寂の、わずかな一瞬が流れていると思ったその次の一瞬、松下さんが一言、話しかけてきました。きみなあ、風の音を聞いても悟る人がおるわなあ」―「はあ・・・」 江口さんは、そのとき、この人が何を言っているのか、理解することができなかったと言います。わからないことを言う人だなあ、なにを言っているんだろうか?なぜ、私に言ったのだろうか?頭の中を2~3日、この言葉が駆け巡っていたそうです。と、3日ほど経ったとき、ふと、この言葉が自分を叱責、あるいは注意を促している言葉だと気が付きます。松下さんの思いはこうかもしれない。

 もう少し、わしの話を、意識をもって聞きなさい。意識をもって聞けば、なにかきみの考えが出てくる、そういうことにもなるだろう。そういう、いわば問題意識をもって聞くという心掛けが大事だ。きみを見ていると、ただわしの話を聞いて、適当に返事をしているだけで、それでは、きみの身につかんし、ためにもならない。問題意識をもっていれば、たとえ、なんでもない杉木立を鳴らす風の音を聞くだけでも、あっ、そうか、そういうことか、と悟ることもできる。そうして悟ったり、新しいことを発見したり、気が付いたりした人たちは、過去にもいっぱいいるだろう。まして、それなりにわしが話しているのだから、その話のなかから、そうか、そういうことか、なるほど、こうも考えられる、というふうでなければならん。

 松下さんは、そういうことを「風の音を聞いても悟る人がいる」と教え下さっていたんだ、ということに、はたと気付いたまだ若かった江口さんは、その一瞬、体が凍る思いがしたことを覚えている、と回想しておられました。

 さて、「聞く側に大部分の責任がある」ということについて、それを例証する有名な出来事があります。松下さんがかつて中小企業の経営者の方々を対象に、ダム経営」について講演をされたときのことです。ダム経営」というのは、川にダムをつくり水を貯めておくように、企業も余裕のある経営をしようという松下さんの持論です。話が終わって、400人ほどいた経営者の一人が手を挙げて質問しました。「おっしゃるとおりなのですが、なかなかそれができないのです。どうすればダムがつくれるのでしょうか?」松下さんは「やはりまず大切なのは、ダム経営をやろうと思うことですな」と答えました。会場からは“なんだ、そんなことか”という失笑が起こりました。ところが、その中にたった一人だけ衝撃を受けた人物がいました。それは、京セラを起業してまだ間もない頃の稲盛和夫(いなもりかずお)さんです。

 そのとき、私はほんとうにガツンと感じたのです。何か簡単な方法を教えてくれというような生半可な考えでは、経営はできない。実現できるかできないかではなく、まず『そうでありたい、自分は経営をこうしよう』という強い願望を持つことが大切なのだ、そのことを松下さんが言っておられるんだ。と、そう感じたとき、非常に感動したんです。

 参加していた400人もの経営者がみな同じ話を聞いています。しかし、そのように受け取った人は稲盛さんただ一人でした。そのように受け止めるだけの力量が稲盛さんにはあったということです。その後、京セラがどれほどの発展を遂げたかは言うまでもありません。さて、私たちは、風の音を聞いても悟ることができるほど、問題意識を持って1日を過ごしているでしょうか?

 学校の授業も全く同様です。聞く側の生徒にそれだけの準備と受け止める力があれば、教師の何気ない一言も、一生を左右するような金言に早変わりするんです。風の音を聞いても悟る人がいる」は、そんなことを改めて考えさせくれる一言でした。私はこの本を持ち歩いて、適当にページを開いては感じ入っている毎日です。❤❤❤

▲広島・江田島にて

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鬼束ちひろ「ヒナギク」

★「月光」時の鬼束さんが帰って来た!

 シンガー・ソングライターの鬼束ちひろがニューシングル「ヒナギク」を8月22日にリリースしました。鬼束ファンの私は、早速田和山の「スタジオワンダー」に買いに行ってきました。この「ヒナギク」は、久し振りに彼女の大ヒット曲「月光」「infection」時代を彷彿とさせる、彼女の真骨頂とも言える楽曲でいたく気に入りました。対するカップリング「Twilight Dreams」は、愛する者へ捧げる究極のラブバラードです。私は「月光」時代の鬼束さんの圧倒的な歌唱力が忘れられません。⇒コチラです  その後、彼女はどんどんオカシクなってしまい、警察沙汰を起こしたり、情緒不安定な言動を繰り返すなど、一線から遠のいてしまいました。ようやく結婚して落ち着いてきたらしく、今回の「ヒナギク」です。荘厳さと絶望を醸し出すグランドロマンと愛と情念の哀歌。彼女の中では、ヒナギクは可憐ではあるがすごい毒を持っているイメージで、凜とした怖さがあると言います。その歌詞の世界観を体現したヒナギクに囲まれながら歌唱する映像の美しさに注目のミュージックビデオが公開されています。

 鬼束さんが曲作りで心がけていることは、「不純物を混ぜないようにっていうのは思ってます。明るい曲でも暗い曲でもとことんそっちに寄せる。めっちゃ明るいか、めっちゃ暗いか。中途半端はイヤなんで」ということなんですが、これは祖父も父も漁師だった家系によるものかもしれません。海の男の潔さを生き方にも感じるところです。さらには「自分で言うのもなんだけど、芸術家肌なんでしょうね。歌手になってなかったとしても何かを作っていたと思う。今歌手をやってるのも運がよかっただけで、私より歌がうまい人はいっぱいいますからね。私が歌ってるのは自分が若いとき音楽に救われたんで、その恩返しをしてるだけなんです」と。今までの活動を振り返り、「無駄と思えることも絶対につながるってことが37年生きてきてわかったんです。ヒナギクも無駄に花の名前を覚えていた時期があってそれで知ったし。私は「人生の無駄は心の宝」って思ってて、無駄をすごく大事にしてる。くだらないことを真剣にやる。やらないと気が済まないんですよね」

 私が購入した初回限定盤(CD+DVD ¥1700)には、ヒナギク」のミュージックビデオが収録されたDVDが付属しています。ヒナギク」とカップリングのTwilight Dreams」(旦那さんをイメージしたウェディングソング曲)、さらには2017年5月1日に「ゼップ名古屋」で開催されたライブから帰り路をなくして」「ラストメロディー」「X」が収録されています。久々に私の愛する「鬼束節」を聞かせてもらいました。♪♬♫

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さだまさしニューアルバム

 大好きなさだまさしさん(66歳)が、今回のアルバム『Reborn~生まれたてのさだまさし』から、所属レコード会社をビクターエンターテインメントに移籍しました。アルバム・ジャケットは、生まれたての卵にリボンのラッピング、というさだ流の洒落の利いたものになっています。ナオト・インティライミさんやレキシさんとのコラボが実現していますが、「こういう歌、こういうサウンドは俺の発想にはなかった、というものを持って来てくれるとうれしくなる」と語っています。このアルバムの第1曲目「大盛況~生まれたてのさだまさし」は、ファミリーマートの入店音で始まっています。笑ってしまいますね。さださんの曲の中で最短の26秒です。「オフィシャルな自分からプライベートな自分に戻って、最初に行くのがコンビニ。非日常なライブ音源で「生まれたてのさだまさし」と歌っているのはさださんではなくお客さんです。さださんは「バカじゃないの?」と笑っているだけです。このような日常と非日常が混ざり合う錯乱状態を、ナオトさんは強く推したと言います。「若い子が日ごろ聴いている音楽と、僕のやってきたものは音楽性、鳴らす音、組み立て方まで全然違う。そこに身を投じると、本当に楽しい。音楽には制限がないって思う。僕が無理やりに作っても、『無理してるな、さだ』と付け焼き刃に聞こえてしまう。でもそうは聞こえないでしょ?」さだまさしそのものをリセットすることはできないけれど、ステージ・メンバーや照明、PAといった音楽環境をリセットして生き直すことはできる。神社を例に喩えれば、神様は変わらないけれど、神様の住まいは常に新しいものでいて、音楽の神様からきれい、清らか、新しい、面白いものをいただける環境でキャッチしたい、という考えから、そういった環境を作って自分自身に揺さぶりをかけたかった、とおっしゃっておられました。今回のアルバムから所属レコード会社を移籍したのは、そういう意味合いからでした。①春日大社を歌った壮大な「おんまつり」、②ヒグラシを歌った茅蜩(かなかな)」、②ナオトさんと作った「きみのとなりに」(ピアノの調べが特に)が、私のベスト3です。

 グレープ時代の初アルバム『わすれもの』から毎年のようにアルバムを発表して、今作で通算45枚になります。45年の活動で45枚のアルバムとは!コンサートは4300回を超えています。グレープ時代を含めて作った曲が570曲!すごい記録です。またその45年間のうち40年は借金返済に四苦八苦していたさださんです〔笑〕。半世紀近い音楽人生において、数々の名曲を残してきたさださんですが、未だに満たされることはないと言います。「やりたいことの7合目まで行っていない。間に合うかな、という焦りはある。もっといい音楽に出会いたい。もっといい作品を作りたい。」と、貪欲な姿勢は変わりません。

 今後の目標は、もっとストレートな歌を書くこと。ポンとそこに置くだけで、ものすごく意味を持つような歌を書きたい。かつて、故・山本直純(やまもとなおずみ)さん(作曲家、指揮者)と「歌の長さを誰が5分と決めたんだ?お前は25分の歌を書かなければだめだ!」と、いつか25分の歌を書くことを約束しました。「25分の曲を書けば、見えないものが見えてくる」と言われて書いたのが、「親父の一番長い日」ですが、まだ12分半です。半分にしかなりません。25分の歌を書くにはまだまだ修行が足りないと言います。さださんの寿命と音楽寿命との勝負が待っています。

 『スポーツ報知』8月4日付けにさださんの特集記事が載りました(上写真)。「明日のことは考えない。今日やれることは全部やる」 現役で投げる以上、コンサートの「完全試合」を狙っていると言います。ぐうの音も出ないような、コンサートが終わった後にお客さんが立てないぐらいのものができたら、最高だとおっしゃいます。そんなさださんに健康の秘訣を聞くと、「歌うこと、コンサート」と即答されます。「毀誉褒貶に始まり、言いたいことも言えない、言われたいだけ言われる。そういうストレスを引っくるめて発散している。嫌なこと、腹立つこともステージ上では考えなくて済む。上がってしまえば一生懸命。コンサートがあったから、日々を乗り越えてこられたと思う。借金もね」と〔笑〕。❤❤❤

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Thank you very much.

 松江北高の前ALTエドワード・デルモニコ先生(アメリカアリゾナ州出身)は、何か彼にしてあげると、いつも“Thank you so much.”と御礼を言われるのでした。彼から“Thank you very much.”という表現を聞いたことはありません。soをいつも強く発音しておられました。soを強く発音することで「本当に」というニュアンスが加わり、「社交辞令ではないホンネの感謝の気持ちが伝わります」(デイビッド・セイン)

If you would like to express your appreciation with passion, or very deep appreciation, people tend to use “thank you so much(e.g. when someone gives you a very sweet gift).”

     標題の英語は、もちろんネイティブの人たちも使う表現ですが、連発すると機械的に聞こえてしまうので注意が必要です。非常に堅苦しい表現で、フォーマルな席以外ではあまり使わなれないようです。Oh, thank you./ Thanks a lot./ Many thanks./ Thanks for everything.などが一押しの表現です。

 デイビッド・セイン先生の最新刊『「なんで?」はWhy?じゃいけない!』(新星 出版社、2018年9月)によれば、「誤解される英語」として、Thank you very much.は感謝が伝わらない、としておられます。聞こえ方次第では「それはそれはありがとう存じます」と響くことがあるというのです(pp.188-189)。

 Thank you very much.「どうもありがとう」と言うと、微妙なニュアンスが発生してしまいます。例えば抑揚をつけずに言うと、口先だけの言葉に聞こえたり、状況によっては皮肉を言っているように聞こえたりしがち。ただし、自分に親切にしてくれた見知らぬ人や接客の際に使う場合は、おかしくありません。このときveryをsoに換えて、Thank you so much.と言うと、好感度がアップします。

  こんな観察も読んだことがあります。

「通常の会話で、感謝の意を伝えるときに「Thank you very much.」を使うと、嫌味っぽいニュアンスで伝わってしまいます。何げない会話のあとのお礼であれば、「Thanks a lot.」が一般的です。」

「ネイティブスピーカーはこう訳します。「はいはい、どーもね。」もしくは「よくもやってくれたね。」何故そんなにネガティブな意味になってしまうのでしょうか。理由は、このフレーズって普通過ぎるというか頻繁に使われ過ぎて、逆にあまり気持ちがこもっていないように聞こえるんです。例えば、良かれと思って、相手に何かした時に、Thank you very muchと言われたら、相手は内心怒っていて「余計な事してくれたね、どーもね」と皮肉を言っている事が多いので、要注意です。もちろん、言う時の表情、イントネーション、シチュエーションでとらえ方が変わります。veryを強調して言えば、本当に感謝していると言う意味でとらえてもらえます。しかし通常の会話ではなかなか使われません….。では、本当に感謝の気持ちを伝えるときはどうすれば良いのでしょうか。どうもありがとう!は、こうです。Thank you so much. これが正解です。」

 ここら辺の細かなニュアンスについては、今まで習ったこともなければ、参考書で学習したこともありません。デイビッド・セイン先生の数ある著書は、そういった点にまで踏み込んで解説してあるので、私は大いに勉強させてもらっています。❤❤❤

▲セイン先生の最新刊

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「再婚列車殺人事件」

 「スカパー」テレビ朝日チャンネル2で昔の「再婚列車殺人事件 ~出雲で死んだ女」(1998年)を放送していました。故・三橋達也(みはしたつや)さんが十津川警部を演じて、故・愛川欽也(あいわかきんや)さんが亀井刑事役です。三橋さんの十津川警部は渋くて実に味わい深い。原作者の西村京太郎先生(87歳)が惚れ込むわけです。昔の十津川警部物も全部録画してあるので、暇ができれば1本1本のんびりと見てみたいものです(まだそんな日は来ない!)。こんな筋書きのドラマでした。

 鳥取発博多行きの急行「さんべ3号」のグリーン車で男性が毒殺された。この列車は長門市駅から、山陰本線経由と美祢線経由に列車が分かれ、下関で再び併合し終点の博多までむかう特殊な列車である。 事件が起きたのは美祢線経由の列車で、死亡推定時刻から列車が長門市駅を出てから新下関駅までの間に殺害された事が分かった。捜査線上に浮かび上がった容疑者は、その時間帯に山陰本線経由の列車に乗っていたという鉄壁のアリバイがある事が分かった。容疑者はどうやって、美祢線経由の列車内で被害者を毒殺できたのか?

 急行「さんべ3号」は鳥取を午前8時22分に発車。山陰線を西へ進み、長門市(山口県)に午後3時半に着きます。この駅で同列車は「離婚」。グリーン車を含む編成は同3時36分に発車し美祢線山陽線へ。残りの編成はそのまま山陰線をひた走り、同5時17分に下関に到着する。その3分後、美祢線を回ってきた編成が追い付いて、晴れて「再婚」を果たします。再び元の「さんべ3号」に戻った列車は関門トンネルをくぐり、終点の博多に同6時51分に到着します。いったんは別れて別々になった列車が、その後再び一緒になる、このユニークな運行形態を「再婚」に喩えたものです。この「分割、再連結」という運用は1985年まで実施されたといいます。急行「さんべ」は、長らく山陰地方と九州方面を結ぶ急行として、運行区間の延長と短縮、運行本数の削減、夜行列車の臨時列車化など、時勢に合わせて運行形態を変化しながら、1997年に日中の定期列車を廃止。1999年に臨時の夜行列車も完全に廃止されました。「再婚列車」、この名称は、あくまで鉄道好きの間で言われていただけで、現地で実際にそのように呼ばれていたわけではありません。いったんは別れながら、相手を待たせることなく再会する「さんべ」の絶妙な運行ダイヤを可能にしたのは、長門市-下関の距離にあったようで、調べてみると、山陰線直行が77.7キロ、美祢線回りが79.8キロと、ほぼ同じなんです。

 原作は、西村京太郎先生「再婚旅行殺人事件」(『別冊小説宝石』1981年5月)です。先生はこの作品が収録された1982年刊の『蜜月列車殺人事件(ハネムーントレイン)』の「あとがき」において、「長谷川章さんの『鉄道面白事典』が、簡潔で、しかも面白いので、ときどき参考にさせていただくのだが、山陰本線に、「さんべ」という面白い急行が走っているのを知ったのも、この本からである」として、次のように述べておられます。

 途中で切り離して、別々の場所へ行く列車は、よくあるのを知っていたが、いったん分かれて、また、一緒になって、終着駅へ走るというのは知らなかった。この、いわば再婚みたいな列車のことを、『鉄道面白事典』で知って書いたのが、「再婚旅行殺人事件」である。

▲2016年7月に西村先生をお訪ねした

  「再婚列車」で起きた謎の殺人事件で、現場に残された白い封筒に、完全犯罪の秘密が隠されていました。実際の作品内のクレジットでは、愛川欽也さんがトップに表記されていましたが(出番も一番多い)、新聞欄では緒形 拳(おがたけん)さんがトップに表記されることが多かったようです。もう全部故人となってしまいましたね。今回ゲストで出演した緒形 拳と、主演の愛川欽也島崎喜美男監督は、ともに俳優座養成所の研究生として同じ釜の飯を食った仲だそうです。ドラマ中に、米子「皆生グランドホテル」が出てきて、小さい頃よく行ったので懐かしく思い出しました。皆生ヘルスランド」へもよく行ったものです。❤❤❤

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「きたがき」の「牛骨ラーメン」

◎週末はグルメ情報です!!

  松江「きたがき」と言えば、コロッケが超有名ですね。何せ1日に1,800個も売れるそうですから。⇒私の紹介はコチラ  その道路を挟んで向かい側にミートショップ「きたがき」直営の焼き肉店「きたがき」があります。橋南から宍道湖大橋を北に渡って、最初の交差点のすぐ先にあります。以前に、牛タン専門店の「旨味牛タン玉田屋」があった場所です。

 引き戸を開けて中に入ると、シックで落ちついた店内です。お店を訪れた有名人のサインもいっぱい飾ってありました。靴を脱いで、1Fのカウンター席(9席)に案内されました。2Fにもお座敷(5卓)があります。テレビ番組でも紹介されていた「牛骨ラーメン」(750円)をオーダーします。オーダー後、6分ほどでラーメン登場。トッピングは、切り落としの島根和牛肉、もやし、白髪ねぎ、ワカメ。鳥取県の牛骨ラーメンとは一線を画したビジュアルです。牛骨、牛スジを15時間煮込んだという透明感のある、わずかに琥珀色のスープ。液面を覆う脂。熱々のスープ。牛の旨味と風味が凝縮されています。スッキリしつつもコクが深い味です。シコシコの中細縮れ麺。茹で加減は良いです。カウンターの向こうからすぐに出て来て、仕上げて時間がかからずに供されるのがプラスに働いてます。焼き肉店の一杯、美味しいラーメンでした。

 『Lazuda』の今月号(9月号)は「うまい拉麺に逢いに行く~“新発見”を楽しむ拉麺特集2018」というラーメン特集号です。そこにも今日の「きたがき」の牛骨ラーメンが、「専門店じゃないのにうまいラーメン屋」として紹介されていました。ラーメン通には堪らない特集です。

 やはり「きたがき」と言えば、ミートショップというだけにお肉の店です。本物で、やわらかく、新鮮な島根和牛肉を提供するお店です。ということで2日連続で、今度はプレート・ランチの「牛肉ランチ」(1300円)を食べに行ってきました。お肉が美味しいのは当然ですね。 そして、地味に山盛りライス、ほんのり甘みがあって、かなり美味しいです。ごはんのお代わりは無料です。食事後にはデザートとしてプリンとコーヒーがついてきます。❤❤❤

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十津川警部TBS vs テレビ朝日

 この一週間の間に、内藤剛志さん主演のTBS系「十津川警部シリーズ」第6弾高橋英樹さん主演のテレビ朝日系「十津川警部シリーズ」第69弾が矢継ぎ早に放送されました。私は熱狂的な西村京太郎(87歳)&十津川ファンですので、両方を見比べながら鑑賞しました。結論を先に言えば、高橋十津川警部の圧勝です。

 まずは2017年からTBS系で放送されている内藤十津川シリーズ「日光・恋と裏切りの鬼怒川」から。十津川警部と妻の直子(池上季実子)が旅行に訪れた日光で殺人事件が発生します。殺された女は殺害に遭う前に「私は彼を殺します」という不気味なメッセージを残していました。手がかりは被害者の「ゆみ」という名前のみ。事件の鍵を握る東京の美人弁護士(星野真里)は被害者とは面識がないときっぱり否定しました。謎が深まる中、電話で情報提供を申し出てきた男が殺されます。さらに日光でも「ゆみ」の身元を知る手がかりと期待された、石仏を彫った病院院長が拳銃で射殺され、手がかりの書類も消えてしまいます。栃木県警の刑事とともに、懸命な捜査を続ける十津川班の刑事たち。その最中、弁護士を見かけ、後を追った亀井刑事が何者かに撃たれ負傷します。最強のコンビが離脱し、十津川警部最大のピンチが訪れるのです。烏丸せつこ、根本りつ子、ベンガル、早瀬久美、河合雪之丞、井上裕介(NON STYLE)ほかがゲスト出演していました。映画監督の林海象が病院院長役にキャスティング。劇中、河合雪之丞が薪能の「鉄輪」を演じます。迫真の舞です。十津川はその姿に被害者女性の無念、恨みを感じ取るのでした。

 まずこのドラマの原作となったのは、西村京太郎先生『京都・恋と裏切りの嵯峨野』(1999年)です。原作では舞台は京都なんですが、ドラマは日光市でロケが行われています。ドラマ自体はきれいな映像で、日光市、特に鬼怒川温泉近辺の自然美を映像化しており、私も若い頃に訪れているので見覚えのある観光スポットがたくさん出てきていました。「特急スペーシア」や「SL大樹」まで出てきていました。しかし架空のスポットがあたかも実在するかのように描かれていたり(例えば「今一神社」(笑)イマイチだな)、地元の人からするとあり得ないような地理上の設定もあり、「おいおい、それはあまりにも無理だろう」と思わせる部分も多々ありました。内藤十津川警部シリーズは、3時間スペシャルで放映されることが多く、今回も3時間ドラマでしたが、余計なエピソードが数多く挟まれていて、本筋がぼやけてしまった感は否めません。奥さんとのだらだらとした散歩シーン、バーでのIKKOさんのシーン、NON STYLE井上さんと友近さんの取調室でのかけあい(最後も不要)、等々本筋には不要なシーンが多すぎます。渡瀬・伊東さんの前十津川警部シリーズでもこの作品は京都を舞台に映像化されていますが、きちんと2時間でしまった展開を見せていました。たまに3時間になるときは、それなりの理由があって説得力もあったんですが、内藤さんのシリーズは構成がゆるーくなってしまって、ダラダラと間延び感が漂います。余計なシーンをカットすれば、2時間で十分にお釣りがくると思います。ということで、高評価はあげられません。

 さて今度は、テレビ朝日『土曜ワイド劇場』の頃から高い人気を獲得している髙橋英樹さん演じる『日曜プライム』で放送された「金沢~東京・殺人ルート 2時間33分の罠」に移ります。十津川警部シリーズはそもそも『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)枠でスタートしました。スタート当初は故・三橋達也さんが十津川警部を演じ(時々見直していますが実に味のある演技です)、髙橋さんは2000年の第34作から登板しています。実は1990年から1991年でも『火曜ミステリー劇場』でも十津川を演じていたので、合計すると約28年にわたって同じ役を演じ続けていることになります。安定感があるはずです。そんな髙橋さんがこのシリーズに寄せる思いを語っておられました。

やはり西村京太郎先生の原作が素晴らしい! 人間の本質を深く描いていますし、日本人が愛してやまない鉄道や名所などの魅力をうまく取り入れて、その街に生きる人間たちの悲哀を表現しています。まさに鉄道ミステリー作品の原点ともいえるシリーズですよね。僕たちもよく、風光明媚な崖の上で犯人を追い詰めたり、事件の捜査なのにお城に寄ったりしますが(笑)、これもまた、作品の魅力のひとつなんですよね。

元々、三橋さんが出演していた作品を見ていて「面白いなぁ」と思っていたんです。縁あって私がやらせていただくことになり、三橋さんが築いてきたイメージを壊さないよう、自分なりに新しい十津川像を作ろうと、最初は苦心しました。でも、それはとてもやりがいのある仕事でしたね。

これだけ長く演じ続けているキャラクターは、ほかにはないですね。長年演じてきただけあって、どこに行っても“十津川警部”と声をかけられます。僕はよく“100%犯人を捕まえる十津川です”と挨拶するのですが、そうすると皆さんどっと笑ってくださいます。十津川警部なら必ず犯人を捕まえてくれる――そういった十津川の内包する“安心感”のようなものをいちばん大切にしてきました。また、この作品は地方にロケに出かけ、皆で同じ釜の飯を食べながらその街で撮り上げていくというよさがあります。スタッフ、キャスト全員がひとつのものを一生懸命作り上げていくという工程は、本当にほかでは得難いものです。

そして今、“純ちゃん”と一緒ですが、高田純次という人間は、非常に真面目。皆さんが感じるちゃらんぽらんな部分というのは、私に言わせると“演じているのかな”と思うところがあります。芝居に関しては、“そんなに真面目にやらなくていいんじゃない?”と思うぐらい、とにかくすごく真面目な人なんですよ!一方で、彼はロケに行くと、すごく元気なんです。今回も昼間、暑い暑いとこぼしていたので疲れ果てちゃったかなと思っていたのですが、夜になったら元気に出かけていましたからね(笑)。

犯人探しの面白さはもちろんですが、登場する女性たちの苦悩が丁寧に描かれています。必死に生きている人間たちの苦しみ、悲しみ。そしてそれを理解し、真相究明に奔走する十津川、亀井のやさしい思いが胸を打つ作品になっています。ぜひ次回、第70作へと続くよう、大勢の皆さんに見ていただけたらうれしいですね!

 前68作は『土曜ワイド劇場』が終了したために、水曜日の『ミステリースペシャル』で放送されました。しかし曜日移動のための告知不足からか、視聴率がこれまでより少しばかり低かったために、もうこれで新作は登場しないのかもしれない、とファンの間では危惧されていました。これまでの年2回のペースから、2018年になっても今まで新作の放映はありませんでしたから。

 第69弾となる今回は、亀井刑事(高田純次)が北陸新幹線の車内で誘拐犯に間違えられた挙句、殺人事件に巻き込まれるというストーリー。誰が何のために、亀井刑事を誘拐犯の一味に仕立て上げたのか?チケットの交換を申し入れてきた謎の女が関わっていることは間違いありません。古都・金沢を舞台に、十津川&亀井の“最強コンビ”が、憎しみの連鎖が生んだ事件の真相に迫ります。今回は、“亀さん”が事件に巻き込まれ、彼自身が苦悩しながら捜査に当たるストーリーなので、それを支え、事件解決に向かって協力しあっていく、十津川との“絆”を描いたシーンが増えています。背後に見え隠れする2人の美女の影。古都・金沢を舞台に、両刑事の信頼感や仲のよさを、柔らかく、そしてちょっぴり面白おかしく表現していました。

 ロケの大半が金沢で行われており、私も見覚えのある観光名所が何カ所も登場しており懐かしかったです。JR金沢駅、北陸新幹線「かがやき」のゴージャスなグランクラス、金沢城公園、武家屋敷跡、兼六園茶屋街、金沢港大浜埠頭など素敵な映像でした。原作は西村京太郎先生『北陸新幹線殺人事件』です。さらにはお馴染みの東京駅丸の内口新宿歌舞伎町のビルなども登場していました。列車のトリックは一切なしで、北陸新幹線の車内、外観映像をたっぷりと使っていましたね。北条刑事役で山村紅葉さんが出ているだけで、ファンには安心感があります。お馴染みの西本刑事役・森本レオさんが出ていない、とネットで騒がれていましたが、西本刑事は『絹の遺産と上信電鉄』(最近文庫化!)ですでに殉職していますから、仕方のないところでしょう。でも常連の森本レオさんや宇梶剛士さんがいないのは、チョット寂しい気もしますね。高橋さんの十津川警部はもう長いだけあって、安定感と安心感が漂います。亀井刑事役の高田純次さんが愛川欽也さんに変わった時には、ものすごい違和感があったんですが、今はどうして、どうしてなかなかの名コンビとなっています。最後のシーンで十津川警部と亀井刑事がイチャつく場面がありましたが、これはわざとらしかった。笑い転げていました。

 やはり安定感を感じる高橋十津川警部に軍配を上げたいと思います。❤❤❤

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八幡へのメッセージ

 最近私が発刊しました『2019年度英語センター対策本』(第14版、自費出版)CD-ROM「発音・アクセントセンター過去出題語」に関して、全国の数多くの先生方から激励のメッセージをいただいております。幾つかをご紹介しましょう。⇒「反響その1」はコチラです  先週北高でありました「9月進研・駿台共催マーク模試」でも(非常に簡単!)十分にその成果は発揮されて、9割越え(180点)続出でした(満点200点までも)。正しい努力でコツコツ積み上げれば、英語は絶対に裏切らない!」のです。ぜひ生徒さんに薦めてあげてください。松江・出雲・米子 に住んでいる方には、もうすぐ今井書店グループ」にも置いていただくことになっています。感謝、感謝!それと、CD -ROMの中に、私が松江北高補習科で4月からやってきた過去問・解説50枚のプリントが収録されているんですが、これをやるといいですよ。今も毎日郵便局に通って発送しております。クラス、学年単位のお申し込みにも対応させていただいております。現在、20冊以上のお申し込みをいただいた先生方には、八幡からの特別プレゼントCDデータ集「英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3」を引き続き贈呈させていただいております。これは、私が松江北高で作り続けた417本の英語指導資料ファイルが収録された増補改訂最新版です。冊子、CDご希望の先生方はメールでお申し込みください。

さて、先日は、センター対策本をお送りくださいまして、誠にありがとうございました。前回の親本で最後だと思っていたところに最新版発行の知らせ。心躍りました。大問を解くうえでのエッセンスがコンパクトに詰め込んであり、今後のセンター対策指導へのやる気を増大させていただきました。勤務校では三年学年主任を仰せつかっています。これまでも八幡先生の本をつかって,センター試験・二次試験への種まきをしてきましたが、2学期以降が正念場です。今回送っていただいた対策本も活用しながら生徒とともにがんばりたいと思います。(N先生)

▲この度はCD-ROMを送って下さりありがとうございました。予想以上の内容に感謝の気持ちでいっぱいです。生徒への指導に必ず役立てます。(O先生)

▲本校でも、毎年活用させていただいております。生徒もわかりやすいと好評です。(Y先生)

▲この度は、御多忙の中英語センター対策CD-ROMを郵送下さり、本当に有り難う御座いました。生徒様への愛情が込められた八幡先生の著作、拝受致しました。音源を聴かせて頂き、エドワード先生の優しさを感じ取ることができました。松江北高等学校の生徒様の力になりたい、との思いが沢山詰まっておりました。残念なことではありますが、恥ずかしさからか、未だに発音をしようとしない生徒が多数おります。しかし、正しい発音に触れることは語学学習の原点です。エドワード先生と八幡先生の真心を繰り返し聴かせて頂き、小生自身も精進して参ります。また、様々な参考資料にも感激しております。特に、「英単語はアタマ・オナカ・シッポ」のわかりやすさには驚愕致しました。中学校と高等学校の習得単語料の違いに戸惑う生徒も多い中、少しでも覚えやすいようにとの八幡先生の工夫には頭が上がりません。(W先生)

▲近年は、アクティブラーニングやコミュニケーションといった 言葉が流行するなかで、私は英語教師にいつの時代も求められる力は、問題作成力と教材開発力だと信じております。特に教材開発力は、私もそうですが忙しさを言い訳にしてついつい市販のもので簡単に済ませてしまうことがあります。教材は食べ物と同じで、外で買ってきて簡単に済ますよりも、愛情込めて手作りした方が良いに決まっています。御著書の内容の素晴らしさは言うまでもありませんが、英語教師としてのあり方を問い直す良い機会になり、非常に大きな刺激を頂きました。私も日々研究を重ねながら、いつかは自分が胸を張って生徒に持たせることができる教材を開発します。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。(O先生)

▲今回の対策本はコンパクト版ながらエッセンスが詰まっており、また勉強になります。先生のブログもいつも更新を楽しみにしております。(H先生)

 また最近、私の授業を見学された若手のK先生からは、「授業見学からその後のお話しまで、充実した時間を過ごさせていただきありがとうございました。授業見学では、八幡先生の英語愛が生徒にも見事に乗り移っているなと、感心して拝見しておりました。」とのコメントをいただきました。医学部に合格した生徒からは、「本番では直前まで単語を見て全力を出しました。先生の授業のお陰で力もつき、英語の理解も深まったように思います。本当にありがとうございました」と感謝してもらいました。

 昨年教えた、現在浪人生からは、

▲話は変わりますが、約半年間八幡先生のご指導を受けて良かったなとすごく思っています。先生は英語に関する知識はもちろんですが、周りの環境の大切さや学校を休まないことなど、日常生活で役に立つことをとても教えてくださいました。去年もそうですが浪人生となった今でも先生のおっしゃっていたことが本当だなととても実感しています。先生には感謝したくてもしきれません。三月には合格報告ができるようこれからも勉強を頑張ります。また、スキマ時間を活用しながら先生のブログもチェックしています。

 最近は、私の話を聞きたいと、各所から呼んでいただける機会が増えてきました。ちょっと真似の出来ない資料を基に「理想の教師像VSOP」の話をさせていただいております。⇒詳しくはコチラ  私は基本的に、火曜日金曜日には授業がなくお休みなので、私でお役に立つことであれば、喜んで出かけさせていただいております。今月25日(火)には、「鳥取私塾の会」で講演をさせていただきます。⇒案内はコチラです

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野津実希さん、ご結婚おめでとう!

 松江北高教え子の野津実希(のづみき)さんが、8月12日に結婚式を挙げました。お相手は松江北高理数科の同級生安井勇気(やすいゆうき)くんです。在学時からおつきあいをしていたのですが、高校卒業後もずっと続いて、めでたくゴールインしました。私は高校3年生の時に、彼らに英語を教えました。野津さんは、大学時代からいつも帰省する度に顔をのぞかせては、元気な姿を見せてくれていました。⇒例えばコチラ  彼女は大学卒業後四年間、広島市立瀬野小学校の先生をやっています。交際の充実ぶりについても、いつもアツアツの写真を送ってくれたり、報告をしてもらっていました。

 実にめでたい!これはお祝いをしなければなりません。松江北高の総務部長・武藤立樹(むとうたつき)先生と二人で、お祝いを京店の老舗「みなみ」で行いました。ご主人の安井くんは京都大学・博士課程に在学中で、今回は大学に帰らなくてはならず、残念ながら欠席でした。なぜ武藤先生が??という疑問には、深~い訳があるんですが、それは内緒…(これを話すと大爆笑になりますので…。講演会のネタにしましょう)。食事を始める前に、外に出て「みなみ」の素敵なお庭で三人で記念撮影です。


 いつ来ても美味しい和食料理に舌鼓を打ちながら(私はここの鯛飯」の大大ファンです)、二人のなれそめから、式の3冊のアルバムを見ながら、将来の設計について、三人で楽しく語らいました。美味しい食事に十分に楽しいひとときを過ごした後で、ロビーでもう一度記念撮影を。お幸せにね!❤❤❤

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髙橋真梨子3000回コンサート

 本日レコード会社のビクター・エンタテインメントから、髙橋真梨子(たかはしまりこ)さんの「サイン入りクリアファイル」が、宅急便で送られてきてビックリしました。彼女の最新アルバム『カタルシス』を購入したときに、応募していた懸賞に当選したとのことです。ラッキーでした。若い頃はよく懸賞に応募しては当選することが多かったのですが、最近はほとんど応募することもなかったので、久しぶりに嬉しい体験でしたね。

▲当選したクリアファイル

 大好きな歌手の高橋真梨子さん(69歳)が8月31日、神奈川・相模原市の相模女子大学グリーンホールで、ソロとして3,000回の節目となる公演を行いました。1973年に「ペドロ&カプリシャス」の2代目ボーカルとしてデビューし、1978年にソロに転向。翌年6月に東京・有楽町の読売ホールで行ったのが初のソロ公演でした。それから40年かけてたどり着いた金字塔。最初のあいさつで「ソロになって3,000回公演の記念すべき日です」と約2,000人のファンに伝えると、会場が大きな拍手に包まれました。「外は暑いけれど、今日を違う意味の『熱い日』にして一生懸命に歌います」と続け、45周年記念最新アルバム『カタルシス』の中の収録曲「雲母の波」「カリソメ」や、ヒット曲「桃色吐息」「ごめんね…」など、23曲を約2時間かけて披露しました。客席から「今日も世界で一番かわいいで~す」と声がかかると、ステージでフルートなどを演奏しているだんなさんのヘンリー広瀬(74歳)「ダンナはどうなの?」と笑顔で質問。僕もそう思っています」の返事に照れるシーンもあったそうです〔爆笑〕。

 最近、7月23日から、朝日新聞』で10回にわたって、「語る~人生の贈りもの」という髙橋真梨子さんの連載記事が掲載されましたね。なかなか中身の濃いインタビューを基に構成された記事でした。そこで、心に留まった発言を再録しておきます。

歌うとき、心の中や頭の中には感情がものすごく入っているんです。それをサラッと歌うのが私のやり方。歌詞がドバッと入ったところに、感情を入れすぎると、結構しつこいと思うんですね。感情を込めて、それでも邪魔にならないように歌うことに、ただひたすら集中しています。

中学で不良グループに入り、学校をさぼって喫煙もした。だがコーラス部は続け、中2からは歌を習った。嫌なことを忘れられた、という。

◎ホテルに帰ると、ヘンリーさんが私の部屋のバスタブにお湯を張って「お風呂入ってもう寝なさいよ」。そう言って自室に戻って行ったんです。私は酔ってるから、とにかく脱いでザブンと入るじゃないですか。バッチリだったんですよ。ぬるくもなく熱くもなく、うわーっ、あの人の配慮はすごいなーって。移動の電車はいつもヘンリーさんの隣の席だったので、 次の日、「昨日のお風呂の湯加減が最高だった」と伝えました。それがきっかけで、仕事以外のこともいろいろと話すようになったんです。彼は本当はものすごく愉快で面白い人なのに、キザっぽく自分を作っていたんです。だから付き合っている間に、私が衣を剥がしてあげたの。11年の交際を経て結婚。今年で25年になる。今のお風呂は自動で温素設定できるけど、コンサートで泊まる地方のホテルが自動じゃないと、今でもヘンリーさんが湯温を調節してくれます。何分後に入るかを計算して、ぴったりになるように。何から何まで尽くされっぱなし。彼がいなかったら私は生きていないんじゃないかと思います。

◎歌うことに妥協はしたくありません。いつでも同じ姿勢で、私は音楽と向き合ってきました。

◎でも、ここ数年は、体調が良くないのに歌っていていいのか、声がでなくなるんじゃないか、歌手生命が危ぶまれるんじゃないか、という恐怖心と闘っています。

 更年期障害に悩まされ、激しい疲労・発汗、震えや耳鳴り、食事もできなくなるなど、辛い日々を過ごされた真梨子さんでしたが、所属レコード会社によれば、2,000人以上収容の大規模ホールで、年間25公演以上を40年も続けている女性ソロ歌手は髙橋真梨子さんしかいません(男性歌手では、私の大好きなさだまさしさんが、45年間4300回以上のコンサートというのが大記録です)。コンサート終盤には、「来年にはラッキーセブン(70歳)になります。これからも1日1日、1本1本のコンサートを大切にしていきます」と誓いました。

 最新の『栄養と料理』10月号(女子栄養大学出版部)には、髙橋さんの「思い出の味」に関する興味深い情報が載っていました。 故郷でお母さんが作ってくれた「ちらしずし」の味が忘れられないと言います。博多で育った真梨子さんの得意料理は、ほどよい甘味のある筑前煮や肉じゃが、牛丼などの煮物全般。だんなさんが必ず朝食を作り、蒸し野菜を出してくれる。ブロッコリーや玉ねぎ、にんじん、しめじ、まいたけをポン酢やえごまオイルで味わう。今はアボガド納豆がブームで、ペースト状にしたアボガドに納豆を混ぜておしょうゆで食べる。これらの栄養価の高い朝食が、パワーの源になっていると言います。好きな食べ物は「バタートースト。バターが大好きで、全粒粉パンのトーストにたっぷりと塗って食べています。夫の倍は縫っていますね(笑)」。コンサートの前の食事はいつも「とりそぼろ弁当」。とりそぼろと卵の2色弁当に大根の煮物、こんにゃくとひじき。そしてステージ前には、お菓子のチョコパイをよく食べると言います。チョコレートの甘みがのどを潤して「さあ、歌うか」という気分にさせてくれるそうです。歌声を保つために、「ふだんの会話をできるだけ大きな声でしないようにすることかな。自宅で発声練習をすることもありますが、のどを休ませながら大事に使っています」と。

 この日で、ソロ公演の動員数は693万人を突破し、来年の700万人動員も見えてきました。あらためて、来ていただいたお客さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。お客さまの顔を見ると元気をもらえる。これからも前を向いていきますソロになって40年。レコードデビューからだと45年。圧倒的な歌唱力と存在感で心の琴線に触れる希代の女性ボーカリストは、ファンへの感謝の思いを胸にこれからも走り続けます。以下は、真梨子さんの残したとてつもない記録です。♠♠♠

▼2015年に発売したカバーアルバム「ClaChic」が、オリコントップ10入りの女性部門最年長記録(66歳3カ月)。2010年に「No Reason 2」で作った自己記録を更新しました。2017年のNHK紅白歌合戦に68歳9カ月で出場。これも自身の最年長記録を更新しています。

▼「音楽の殿堂」と呼ばれる米国カーネギーホールの大ホールで日本人で唯一、3回(1993年、2008年、2016年)もの公演を行いました。

▼300曲を超えるソロ作品中、150以上の楽曲で作詞を手掛け、ドラマや映画の主題歌を25曲も担当しています。

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「サービスが先、利益は後」

 「サービスが先、利益は後」を社訓にして、急成長してきた会社が「ヤマト運輸」でした。故・小倉昌男(おぐらまさお)社長が喝破した言葉ですが、最近のヤマトの水増し請求の不祥事は、この小倉さんの哲学が忘れ去られたために起こった出来事と私は感じています。それでも、すぐに反省して、企業だけでなく一般の引っ越し業務も全面ストップにして引き受けない、という大胆な対応策を打ち出したのはさすがと言わねばなりません。私はどこに荷物を送るにも、引っ越しも昔から「クロネコヤマト」と決めているんです。⇒引っ越しの嫌な思い出と素敵な思い出についてはコチラ  今日はこの「サービスが先、利益は後」について考えてみたいと思います。2つほどそんな企業の例を挙げます。

 私はカジュアルの洋服は、「ラコステ」「ブルックス・ブラザーズ」に決めています。広島市そごう新館」6階にある「ラコステ」のお店には、もう15年以上通っています。かつてここには親切な店員(藤岡さんがおられて、新しいものが入荷するとすぐに丁重な案内のお手紙を送ってくださっていたんです。私の大好きな「ブルー系」の商品が入荷すると、「絶対にお気に召す色が入ってまーす」と。品質についてはお墨付きの高級品ですから(⇒コチラに私の解説が)、別にわざわざ旅費を使わなくても、松江市内の一畑百貨店の中にあるラコステ売り場で買ってもいいんですが、やはり広島まで足を運んで買いに行きますね。これが「営業(サービス)の力」というんでしょう。いつも品物をいっぱい大人買いして自宅まで宅配便で送ってもらうんですが、この店員さんは荷物の中に長いお手紙を添えて送ってくださっていました。「先日お越しになったときのネクタイが素敵でした」とか、「帽子がかわいかった」とか、ファッション業界の店員さんらしく観察眼鋭く、それでいて「お仕事頑張ってくださいね」と優しく励ましてもらう内容のお手紙でした。これで「よし、また買いに行こう!」と思うわけです。こうやって贔屓(ひいき)のお客さんがつくんでしょうね。残念ながら、この店員さんは今は辞めてしまってもうおられないのですが、引き継いだ方(岡本さん)も、いつお邪魔しても歓待していただき、お話が上手で、いいものを薦めてくださるので、仲よくさせてもらっています。先日の荷物の中にはこんなメッセージが添えられていました。「先日はたくさんお買い上げいただきありがとうございます。今から夏本番になりますので、体調には気をつけてくださいね。またのご来店、お待ちしております。 広島そごうラコステ 岡本」 なんだ、簡単なことじゃないか、と思うかもしれませんが、実はこんなことができる人はそう多くありません(教員でも…)。最近は、荷物の中に商品だけが入って会社がほとんどですから。お客さんの心をとらえて離さないのは、実はこういったさりげない心遣いが大きな要因なのかもしれませんね。業界の方、ぜひ実行してみてください。

 私が3年前に松江北高を退職してブラブラと遊んでいた時に(わずか2ヶ月だけの悠々自適期間!)、(株)ラーンズ清水大雄前社長と編集者の方がわざわざ自宅に訪ねて来られました。教材を使ってくださっている先生方に喜んでいただくために研究会(無料)のようなものを開催したいのだが、協力いただけないだろうか、という依頼の訪問でした。「それはいいことです」と全面的に協力させていただき、以来毎年継続して参加させて頂いております。これは営業畑に長かった清水社長の英断でした。清水社長は退職なさいましたが、その思いは西島一博社長にも引き継いでいただき、先生方に好評です。忙しい中を先生方に足を運んで頂くわけですから、飛びきりの資料をご用意して、おみやげまで準備して開催していただいています(今年は6月に東京・市ヶ谷茨城土浦で開催)。朝早くから、ラーンズの方々が会場準備・機

▲喜んでいただいているDVDデータ集

材設営にあたられ、資料・お茶を席に準備して受け入れ体勢を整えて頂きます。先生方がお帰りになって、終わってからも手際よく後片付けに奮闘しておられます。もちろん当日を迎えるまでに、打ち合わせに担当者が松江まで足を運ばれ、詳細に会の内容を詰めていきます。毎回おみやげに無料で配布して喜んで頂いているDVDデータ集(今年は417本の資料収録)の作成にも時間をかけていただいています。旅費・宿泊費もバカにはなりません。これだけの手間ひまと経費をかけて、無料で開催し、先生方に喜んでいただくことで、後に問題集を採用して頂いたり、学校訪問した際の情報交換、先生方との人間関係につながっていきます。やはり「サービスが先、利益は後」なのです。今では教科を横断してものすごい数の研究会を開催しておられ、先生方をつなぐことに積極的に貢献をしていただいています。⇒コチラ  きっと後から「利益」は付いてくると信じています。

▲お世話になっているラーンズ西島一博社長さんと

 私が退職金をはたいて、種々の教材を生徒たちに届けているのもこの精神です。私が自費出版した『センター対策本』を、卒業後も家庭教師や塾講師のバイトに愛用してくれている卒業生たちが、表紙も中身もボロボロに使い込んだ現物を持って見せてくれました。ここまで使ってもらえるのなら、ちょっとやそっとでは破れない上質のコート紙を使って、表紙も厚手の上等の紙を使って印刷したらきっと将来喜んでくれるだろうと、後先も考えずに印刷したところ(第13版)、とんでもない額の請求書が届いて驚いたことがありました。でもこの年には生徒たちが発奮してくれて、過去最高のセンター平均点で恩返しをしてくれました。この生徒たちはなんと模試成績が過去最低と言われていた生徒たちでしたから、喜びもひとしおだったのをはっきりと覚えています。今回も(第14版)、引き続きコート紙を使い、カラー印刷までしてしまいました〔笑〕。音声のデータが欲しいという要望に応えて、データCDまで作ってしまいました。やはり「サービスが先、利益は後」です。これを使って希望の大学に入学した卒業生たちが、何年か経って「ありがとうございました」と感謝の言葉をくれますから、私の思いは必ず報われるんです。❤❤❤

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「ハウステンボスライナー」

 「シーサイドライナー」長崎―佐世保を走る大村線の快速列車の名称です。かなり年期の入った真っ青な車体の車両で運行をしています。大浦湾の海の色を想起させる車体ですね。約1時間に1本運行しており、車両は少し古いキハ66・67系です。前日の長崎駅のホームでこの列車を見ていましたので、翌日もこれに乗って、ハウステンボス駅へ向かう予定でいました。ところが…。

 翌日、長崎駅1番ホームに入線してきた佐世保行きの列車を見てビックリしました。まるでハウステンボスを思わせる橙色の車両です。思わず「特急ハウステンボス」の新型車両と見間違えるところでした。ハウステンボスライナー」と呼ばれる仕様に変更されたんだそうです。この「ハウステンボスライナー」に変更されたキハ66・67系は12番ユニットで、塗装は白に橙のツートンカラーになっているのが特徴です。したがって、従来の青色の「SSL色」の車両と比べてみても、一際目立っているのもわかります。もちろん、この12番ユニットも、塗り替えられる前の塗装は以下のように青の「SSL色」でした。これが上の塗装に変更される訳ですから、急に変化したような印象です。またドアには、ハウステンボスのロゴである、王冠と2頭のライオンが描かれていました。座席も色とりどりのハウステンボスカラーです。すっかりハウステンボス気分になってしまいました。途中、大浦湾の素敵な景色を堪能しながら、目指すハウステンボス駅(⇒私の解説はコチラです)に向かいました。

 座席もハウステンボス気分のものでした。❤❤❤

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地産料理「あお山」

◎週末はグルメ情報です!!

 地産料理 あお山は、昨年の5月にオープンした和食の新しいお店です。松江市末次本町の京店商店街、「月ヶ瀬」の2階にある和食料理店です。場所は松江京店商店街。昔の「魚盛り屋 鮮楽」さん跡地です。日本料理一筋17年の店主が手掛ける海鮮料理を味わうことができます。中でも、隠岐産の岩ガキや「しまね和牛」、宍道湖のヤマトシジミなど島根の厳選食材を使用した料理がオススメだそうです。新鮮で安心、地元の食材を使った料理が楽しむことができます。この場所は、お団子で有名な「月ヶ瀬」の2階です。「月ヶ瀬」にはよく来るのですが、2階に上がったことは今までありませんでした。

 午前11時からランチ営業もやっておられます。「月ヶ瀬」で大好きなお団子を買ってから、階段を上って2階へと上がっていきます。扉を開けると、入り口で靴を脱いで、お座敷へと進みます。カウンター席と個室がありました。掘りごたつ式で足は楽チンです。メニューを見ると、限定10食の「日替わりランチ」(800円)もあります。私は「天丼定食」(1000円)をオーダーしました。バラエティ豊かな海鮮や野菜の天ぷら9種がのった天丼がやってきました。秘伝のタレが味の決め手と聞きました(私にはちょっと甘いかなと感じましたが。やはり「魚一」の天丼の上品さが私は好きです)。やまとしじみのお味噌汁、茶碗蒸しや日替わりの小鉢なども付いており、男性も満足できるボリューム感です。アフター・ドリンク(デミタスコーヒー)とデザートもついていました。お買い得なランチでした。私がカウンターで食べている間にも、次々と家族連れがやってきて繁盛していました。❤❤❤

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「MEG ザ・モンスター」

 現在日本の興行成績第1位の映画「MEG ザ・モンスター」(9月7日公開)を見てきました。残念ながら松江では上映していないので、電車で出雲Tジョイ」まで出かけてきたんです。私は 火曜日は授業がなくお休みの日なので、朝早くに自宅を出てバスで松江駅まで、松江駅から電車に40分ほど乗って出雲駅まで、出雲駅からバスで「ゆめタウン」3階へ。私は有り難いことに、「シニア料金」の1,100円で見ることができます。後でじっくりと鑑賞するためにこの作品の「パンフレット」(720円)も購入しておきました。映画を堪能した後は、タクシーで「イオンモール」へ。お気に入りの「金久衛門」で昼食を取った後、歩いて「エディオン」そして「BOOKOFF」へ(左膝を痛めているので歩くのが大変です)。今、峰 隆一郎(みねりゅういちろう)という作家のトラベル・ミステリーにのぼせているんですが、旧作が手に入らないので(絶版)、アマゾンの古本や古書店を巡って集めているところなんです(現在30冊ほど集まりました)。今日はここで2冊ほど収穫がありました。タクシーを飛ばして出雲駅に帰り、再び電車に揺られて松江駅まで。隣の「一畑百貨店」「資生堂」で買い物をして、地下に降りて、お気に入りの八六亭」でエビカツ、牛肉コロッケ、最後のポテトサラダを購入。顔なじみの店員さんと世間話をしながら、火曜日が一番暇で月曜日が一番よく売れる、私の大好きな「だし巻き玉子」は11月1日から再開されるという情報をゲット。歩いて「リトルマーメード」へ戻り、パンを購入して帰宅しました。のんびりと好きなことをして過ごした一日でした。巨人は負けて気分は最悪でしたが…。

     さて映画に戻って。未知の深海で、体長20メートル(大型バス2台分)、体重20トン(アフリカ象3頭分以上)を超える太古の巨大ザメ「メガドン」(MEG)と人間たちの死闘・サバイバルを描き、21世紀版「ジョーズ」と評判の海洋パニック・アクションムービーです。「エクスペンダブルズ」「ワイルド・スピード」シリーズなどでおなじみの人気アクション俳優ジェイソン・ステイサムが主演し(ジョナス・テイラー役)、「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとっています。人類未踏とされるマリアナ海溝をさらに超える深海が発見され、沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で調査に乗り出します。幻想的な未知の生物が生きる新たな深海の世界を発見し、心躍らせる一同でしたが、その時、巨大な「何か」が襲いかかってきます。レスキュー・ダイバーのジョナス・テイラーは、以前に潜水艇のSOSを受けて東シナ海の海溝に潜った際に、信じられないほど巨大なサメ、メガロドンを目撃します。しかし信じる者は誰一人おらず、彼は同僚を死なせた責任を取り、海難救助の一線から退き、酒浸りの生活に溺れていました。深海で身動きがとれなくなり消息を絶った探査船チームの救助に、ジョナスに白羽の矢が立てられます。一度は断った彼ですが、探査船に海洋研究者の元妻が乗り込んでいたことを知り、復帰を決意して現地に飛びます。そんな彼は、200万年前に絶滅したとされる、体長23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメの「メガロドン」に再び遭遇するのです。絶滅したはずの古代モンスターが現代に姿を現し、人間たちを恐怖のどん底に陥れていく様子をスリリングに描いていました。研究所のスポンサーは、この世紀の大発見を儲け話に換えようと捕獲を命じます。捕獲作戦は実行に移され、船は凶暴なメグの暴走により無惨に破壊され、海洋に投げ出された彼らの身に危険が迫ります。さらに悪いことには、暖流に乗ってメグは海水浴客で賑わうビーチに接近していました。果たしてこの危機をどう乗り切るのか、手に汗握る死闘が続きます。最後の壮絶な死闘シーンは圧巻でした。

 いったんは捕獲に成功し、喜ぶ一同で映画は終わるのかな、物足りないな、と思っていたら、そこにメグはもう一頭出現し、大パニックに陥ります。ここからさらにスリルとサスペンスの展開が待っていました。やはりこれでなくちゃあ。映画の中では思わずニヤッとするユーモアや、上質の笑いが時々顔をのぞかせていました。巨大イカ⇒深海⇒海水浴場パニックは、それぞれ別の映画を連想させる構成なのかな?恐怖で海洋を泳いで逃げ惑う子犬ピピンちゃんがとっても可愛らしかった。映画では、マシ・オカ(東京都出身)が日本人海洋研究者トシを演じていました。劇中では感動的で壮絶な死を遂げるんです。原作の小説版では、彼が巨大でどう猛なメガドロンに立ち向かう様子が詳しく描かれているそうです。

 この映画の監督が、お客さんへのメッセージとして「ビックリして、笑ってほしいね。もっと深いところで言えば、僕らの苦労が報われて観客の皆さんが楽しい体験を味わってくれたら嬉しいよ。過去に作った作品では観客に難しい愚問を提起したり、深い考察をしてもらったりしたこともある。でも今回は、とにかく映画館から出てきたときに「これはスゲー!」と言ってもらえたらいいね。」と言っておられましたが、私はまさにその通りになりました。オススメの映画です。❤❤❤

【追記】 映画の前半に「いい香りだ。サンダルウッド?」という字幕スーパー(担当:アンゼたかし)が出てきましたが、これではいかにも不親切です。私も一瞬何のことだ?と思いました。英語を知らない人には何のことかさっぱり分からないでしょう。

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東山魁夷『山雲濤声』

 9月8日(土)のテレビ番組「美の巨人たち」(テレビ東京系)では、東山魁夷(ひがしやまかいい)画伯「唐招提寺御影堂障壁画(床の間の絵及び襖絵全六十八面)」が取り上げられていました。この番組は、作家の一枚の作品(絵)にスポットを当てて、その一枚に塗り込められた秘密を深く追いかけることで、美の巨人たちの人間像を探っていく良質の番組で、私はよく見ています。東山魁夷は、私の大好きな風景画家で、自分でも白い馬シリーズの絵を集めたりしています。この唐招提寺の御影堂は、現在大規模な修復工事を行っていて(2021年春完成予定)、御影堂障壁画の現地拝観はかないません。私は今年の春に、唐招提寺にお参りして、この絵が捧げられた鑑真和上の像に手を合わせてきました。拝観が叶わないので、数年前から全国の美術館を巡って特別展示を行っていて、私は2016年に、太宰府「九州国立博物館」で拝観しています。描かれている圧倒的な風景はどれも幻想的で、ついつい見入ってしまうものばかりでした。日本海の荒波を描いた「濤声(とうせい)」は、本当に波の音が聞こえて来そうな位の臨場感がありました!⇒私の訪問記はコチラです

 この障壁画を描くために、かつて日本の原風景を求め8カ月にも及び本州全土を旅した東山魁夷画伯。旅を終えた東山画伯は、奈良・唐招提寺へ向かいました。そこで挑んだのが、長老に依頼を受けた、寺の開祖・鑑真和上に捧げる『山雲濤声(さんうんとうせいです。上段の間の霧に煙る「山雲」と、宸殿の間に波がさざめく「濤声」からなる巨大障壁画です。写生の旅では極寒の日本海を東山画伯特有の「群青」(東山ブルー)で表現していたのに、障壁画では穏やかな「緑青」の世界に変わっています。一体なぜ?さらに構図にもある秘密が…。そこには日本伝統の美が息づいていたのです。また「山雲」に描かれた唯一の生き物ホトトギスには、盲目の僧に美しき日本の風景を捧げるためのある仕掛けがしてありました!なぜホトトギスだったのか?風景画の巨匠が、絵に込めた狙いと新たなる挑戦に真正面から迫る良い番組でした。番組内では、この障壁画の引き手」の依頼を受けた若き匠の苦悩と奮闘ぶりも描かれていて、とても勉強になりました。私が太宰府で見た時には、この「引き手」にまでは鑑賞が及びませんでした(残念!)。今度見る機会があれば、ぜひじっくり味わいたいと思います(写真は番組HPより拝借)。

 番組では触れていませんでしたが、日本の山を深い霧で覆ったのも、東山画伯鑑真和上に対する思いです。霧は湿気から生まれるもの。湿気は肌で感じられるものですよね。湿潤な日本の風景美の中にも、盲目の鑑真への深い思いやりが込められています。

 渡り鳥のホトトギス。現在、日本ではあまり見られなくなっているようですね。昔はよく鳴き声を聞きましたが、最近は全く聞くことがなくなり、少し寂しい気持ちになりました。番組では鳴き声が響き渡り、すがすがしさを感じたことでした。東山画伯が、このホトトギスに込めた鑑真和上への思いにも感動したことでした。

 6回もの執念の渡航でようやく日本にたどりついた盲目の渡来僧・鑑真に、日本の山と海の原風景を捧げたいと描いたのがこの作品です。東山さんは、鑑真のために描くべき風景を探し求め、本州全土にある山と海を旅しています。しかも、8ヶ月のも長期に渡り。なぜ8ヶ月にも及んだのか?時は高度経済の末期頃、日本中に開発の手が伸び、人の手が入っていない山と海がなくなり始めていたんです。山を描こうにも送電線が走り、海を描こうにも、テトラポットと防波堤。東山さんはまさに執念で、鑑真に捧げるべく日本の貴重な原風景を見つけるんです。それはどの場所のどんな風景だったのか?当時の画伯の絵画制作の貴重な記録映像も流れていました。この番組を見てから、あの障壁画を鑑賞したかったですね。

 実は今、普段は奈良・唐招提寺にあるこの障壁画『山雲濤声』を、展覧会で見ることができるんです。生誕110年 東山魁夷展」京都国立近代美術館で、10月8日まで。東京・国立新美術館では、10月24日~12月3日まで開催です。お近くの方はぜひ見に行ってくださいね。きっとあの圧倒的な迫力にうちひしがれることでしょう。❤❤❤ 

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ブログ

  「チーム八ちゃん」ブログを始めてから、早いものでもう6年が経とうとしています。「スキマ時間」を見つけては、せっせと毎日更新を続けてきました(15分の活用法は、竹内 均先生から教わりました)。チョット時間があるときにサッサッと書いて保存しておくんです。また暇な時に引き出してはちょっと手直し。間をおいてはまた手直し。これの繰り返しです。『老人と海』で有名なアメリカのノーベル賞作家・アーネスト・ヘミングウェイは、作品をささーっと書き上げると、ろくに読み返しもしないで銀行の貸金庫の中に入れていたそうです。時間が相当過ぎたところで、それを取り出してきて、手を入れる。それでもまだ気に入らないと、再び貸金庫に戻す。こういうことを繰り返して、これでよしとなったところで、出版社に渡して作品が世に出ました。ヘミングウェイが鉄砲自殺をしたときには、貸金庫からそういった未定稿がトランクいっぱいに出てきて、世間をびっくりさせました。このやり方、使えるかもしれないな、と思って真似をしているんです。今日の時点で「管理画面」を確認しますと、1008本の「下書き原稿」が登録されていました。これから約3年分のブログ原稿がすでに書かれていることになります。「スキマ時間」、恐るべし!ですね。やはり「コツ、コツ」が秘訣です。

 毎日たくさんの方々(先生・生徒・保護者・業者さん)に見ていただいており、嬉しく思っております。いろいろな所で、「毎日見てますよ」と、ブログのことに触れていただきます。今日もかなり昔の南高の生徒から声をかけられました。最近も、「毎日、先生のHPを拝見するのが1日の始まりの日課であります。元気と智恵と生きる道しるべを教えていただいております。誠にありがとうございます。」▲「先生のブログからいつもパワーを頂戴しております」▲「毎日のように先生のブログを読ませていただきながら、英語のことだけでなく、人としての生き方についても勉強させていただいています。」▲「先生のブログもいつも楽しく拝見させていただき、「利他の精神」「give and give」などのお言葉に感銘を受け、自分もそうありたいと常々感じております。」▲「チーム八ちゃんのオフィシャルサイト、楽しく読ませていただいています。文具の分析、最高です」▲「八幡先生のブログを拝見いたしました。 先生の利他の精神に感銘を受けております」 など、身に余る温かいお言葉を頂戴しています。毎日の生活の中で、私の興味を惹いた事柄を取り上げては話題にしてきました。何せ好奇心のかたまりのような人間ですので。若い頃、恩師の故・安藤貞雄(あんどうさだお)先生から、どんな短い文章を書くときでも、何か一つ、これは新しい情報ですよ、新知見ですよ、というものを入れるようにしなさいと、アドバイスをいただき、以来心がけてきました。このブログの文章も常にそのような気持ちで書いているんですが、いかがでしょうか?今日も3本、下書き原稿を登録しました。

 「写真が綺麗ですね」と、お褒めの言葉をいただくこともあるんですが、これはカメラが上等だからで、腕ではありません〔笑〕。出入りの写真館のカメラマンの方に、いろいろと指導してもらって知恵をつけてはいただいているんですが、一向に上達しません。以前はキャノンを使っていましたが、最近はもっぱらソニーを愛用しています。ただ、今までに、同じレンズを5本落としてパーにしました。レンズ交換の際のちょっとした不注意で落とすんですが、コツンといっただけで、もう認識してくれません。⇒顛末はコチラ  デリケートなカメラです。その都度買い直していますが、これが結構バカにならないお金なんです〔笑〕。♠♠♠

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奈良公園のシカはおじぎをする?

 芝生の広がる奈良公園で草を食む鹿の姿は、奈良を代表する風景です。奈良公園の代名詞ともなっているシカはみな人なつっこく、そばに寄ってきてはあのつぶらな瞳で見つめられたら、そのかわいさに誰でもゾッコン!鹿とのふれあいを楽しむために、奈良公園を何度も訪れるリピーターも多いようです。私もカメラを向けながら、イチコロでその魅力にまいってしまいましたね。

 奈良公園のシカは公園内に鎮座する春日大社の神使であるとされており、創建の際に、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が白い神鹿に乗ってやってきたと伝えられています。このため、奈良公園のシカは古くから手厚く保護されてきており、昔は殺めると厳しい刑罰を受けました*。言い伝えでは誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が鹿の死骸とともに生き埋めとなり、その墓とされる塚は奈良公園に残されています。シカたちは、現在野生の動物として生息しており、今年は1360頭が確認されています。国の天然記念物にも指定されています。また奈良公園のマスコット的存在として観光客や地元住民から愛されている一方、交通事故による被害も多発しており(年間100頭前後のシカが交通事故の被害に遭っているそうです)、鹿と人間の共存も大きな課題となってきています。

 さて奈良公園のシカは、「鹿せんべい」をもらう時におじぎをすることでも知られていますね。これが実に可愛らしいんです。それが人気の一つでもあるのですが、その様子を見たいがために、集まってきたシカに、シカせんべいをなかなかあげないでじらしてしまい、その結果かみつかれたりする理由の一つにもなっています。一枚の鹿せんべいでお辞儀をたくさん見たいがために、じらしたりすると、鹿が怒って体当たりをしたり、鹿せんべいごと手を噛んだりすることもあるのだそうです。シカはなぜ、おじぎをするのでしょうか?監察報告によれば、おじぎの回数が多いほど「シカせんべいをもらえる回数は多かった」といいます。さらに、シカせんべいを見せると「ほとんどのシカがおじぎをした」が、せんべいを持っていない場合はほとんどのシカが「おじぎをしなかった」とのこと。つまり、「おじぎすることが、せんべいをもらうのに有利」な行動だということが、シカの間で学習された結果のようです。お母さんジカがおじぎをしながら、観光客からせんべいをもらっているのをみた子ジカたちが、それを真似たのでしょう。シカにとっては間違いなく「催促」の行動なんですが、それを受け取る人間側は「あいさつ」「感謝」などとズレた受け止め方をしているのかもしれませんね。

 ここで一つ疑問が。奈良公園には「鹿せんべい」を売っている売店があるんですが、そこには「鹿せんべい」がむき出しにたくさん置いてあります。その売店を襲うことはないのでしょうか?売店の方に聞いたところでは、人気のまばらな早朝などに、売り場を襲うこともあるんだそうです。しかし、観光客がいるときはそちらからもらった方が楽だということを知っているから、売り場を襲うシーンを目撃することがほとんどない、とのことでした。なるほど。鹿せんべいの材料は、米ぬかと小麦粉が主成分で、栄養価が高いといっても、何十枚食べたとしても「おやつ」のようなものです。シカは、奈良公園の広大なが主食で、1日に食べる草の量は約5キロだそうです。そしてシカの出すフンは、コガネムシ(通称フン虫)がエサとして食べるのだそうです。自然界の掃除屋さんですね。夜は周辺の林に数十頭単位のグループを作って寝ているそうですよ。今日は奈良公園シカについて考えてみました。❤❤❤

【追記】 *「奈良の寝倒れ」という言葉があって、店先でシカが死んでいると、シカ殺しの嫌疑がかけられる恐れがあり、こっそりと隣の店の前に動かして、次々と自分の店の前から隣へと動かしていき、最後に寝坊で有名な男の店前に置かれました。その結果、その寝坊の男性は死罪となり、それ以降、奈良の商家はどこも朝が早いとのことです。江戸時代に、道ばたなどのシカの死骸を住民らが処理することは許されず、興福寺に依頼する必要がありました。費用はその敷地の住民持ち。自宅前などで死骸を見つけた住民は隣の家の前に移動させ、一番寝坊した人が割を食う。寝ていると費用がかさむことを「寝倒れ」と言ったという言い伝えです。

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センター試験の「第1問」

★★★明らかに「準備不足」!!!「当たり前のことをバカになってちゃんとやる」姿勢★★★

 全国には、センター試験の第1問「発音・アクセント問題」を苦手にしている生徒がたくさんいます。私も高校時代にいつもこの分野は落としていましたから実によく分かるんですが、原因は明らかに準備不足です。ちょっとした準備を怠らずにやれば、満点を取ることのできる問題なんです。なのに何の準備もせずに模試等を受験しています。過去のセンター本・追試験・私立大学の発音・アクセント問題のデータ分析から、狙われる単語は決まっている!」ということが分かったので、私は自分の『センター対策本』(自費出版)4種類の「頻出語リスト」を作成し、その全単語をALTに読んで貰って音声CDを作成して(チェルシー先生、お願いします!」(2枚組CD)、品切れ)、生徒たちに音読を迫りました。これだけで得点率がずいぶん違ってきます。この2枚組CDは、私の退職金をはたいて2,000枚作りましたが、全国の先生方からお申し込みが相次ぎ、アッという間になくなってしまいました。今でも欲しいと言ってくださる先生方がおられるのですが、残念ながら私の手元には余分は1枚もありません。ご請求いただいてもお送りできないんです。悪しからず。

 最近は、センター試験は、過去に出題された単語が再び問われることが多いことから(お色直し)、1990年~2018年のセンター本試験・追試験に出題された語をリストにして音読を迫っています。本番がそうなのですから、それを想定した模試でも出題されることが多いのは当然のことと言えます。⇒センター試験本番での「お色直し」の実態はコチラをご覧ください  中でも、日本人学習者が間違い易い単語は繰り返し複数回出題されています(例えば、energy, southern)。最近も、東京・茨城の研究会で配布した「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(裏表カラー刷り1枚)という資料を、ひたすら音読させています。このリストの音声が欲しいと言われる先生・生徒がたくさんおられたので、私は、ALTにこれらの単語を全部ポーズをつけて読んでもらい、音読の参考にしてもらうように音声ファイル(MP3)を作成、CD化しました。CD-ROM「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)というものですが、全国の先生方から申し込みが殺到して、現在せっせと発送しているところです。このCD-ROMには幾つかの特典ファイルが収録されていて、先生方の日頃のご指導に役立つものとなっています。ご希望の先生方は私にメールでお申し込み下さい。この音読作業だけでずいぶん得点アップが見込めます。ちなみに、7月に松江北高で行われた3種類の模擬試験(進研M模試、全統M模試、駿台M模試)においても、これらの過去出題単語リストから出題がおこなわれています(下表参照)。模試も本番も、このリストからかなりの単語が出題されることが、明らかに予想されるんです。第1問の駿台の出題状況の的中率を見ると、試験の難易度が高いことが読み取れますね。

◎7月に行われたM模試の第1問出題状況(センター既出語より)
         進研M模試     全統M模試        駿台M模試
発音問題     12/12語    5/12         3/12
(的中率)        (100%)          (42%)                 (25%)
アクセント     9/16     10/16        5/16 
問題             (56%)           (66%)                 (31%)
(的中率)

 私はいつもたったこれだけのことをうるさく言い続けているんですが、やらない人はやらない。ぶっつけ本番で問題にあたっています。こういった小さなことが出来ない人は絶対に伸びません。たり前のことをカになってゃんとやる」(ABC)ことの出来ない人に、神様は決して味方はしてはくれません。みなさん、たったこれだけの準備をやっておくだけで、満点が期待できる分野が「第1問」なんですよ。

 もう一つ。アクセント問題に関しては、「基本アクセントルール」を押さえておくと、ずいぶん応用力につながります。主なルールを知っていると、①未知の単語に応用ができる、②迷ったときに威力を発揮する、③ルールで絞り込んで消去法で解答ができる、といったメリットが見込めるんです。最新の『2019年度英語センター対策本』(コンパクト版、自費出版、2018年)では、その中でも特に重要と思われる10個だけを抜粋しました。詳細なルールに関しては、親本の『2017年英語センター対策本』(自費出版、2016年)に全部まとめてありますのでご参照ください。⇒主なルールはコチラをご覧ください

 「発音・アクセント問題」に苦労している受験生、指導に苦慮しておられる先生方、ぜひこの「勉強の仕方」で対策してみてください。今週末も松江北高では「ベネッセ・駿台共催マーク模試」が予定されていますが、効果は保証します。❤❤❤

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「ホテルアルファ・ザ・土浦」英語のひどさ

 茨城県土浦市で2日間泊まったのは、「ホテルアルファ・ザ・土浦」でした。JR土浦駅・東口から徒歩1分ぐらいの便利なところにあり、場所的にはグッドです。周りには食事をするところもあり、コンビニもローソンとファミマ、少し離れてセブンイレブンがあります。徒歩数分で湖畔の散歩も可能です。私も朝早くに散歩で出かけて見ました。すがすがしかったです。隣が「東横イン」でした。ホテルのエントランスは、開放感あふれるしなやかさを感じる居心地の良さ。ただしフロント係は親切なんですが、対応はちょっと手間がかかり過ぎ。何を尋ねてもすぐに対応ができない(例:宅急便の箱をお願いしても値段が調べられない)ぐずぐず感がありました。どうやら専門職の方ではなかったみたいです。少々古いホテルですが(部屋には昔ながらのカギで入る)、お部屋は汚くはありません。ゆったりとした部屋は広めで居心地が良く、ベットも堅めで、くつろぐことが出来ました。何よりいいのは、「四川飯店アルファ」が、パテイオ(中庭)を挟んでホテルの中にあることでしょう。宿泊棟とレストランの間にはグリーンがいっぱいで癒やしを与えてくれます。緑を眺めながら本格的な中国料理を味わうことができます。味もグッドでしたよ。❤❤❤

 ▶ただ一点だけ、これはひどいなと思ったのは、フロントでいただいた「ホテルアルファ・ザ・土浦」「パンフレット」の英語です。英単語の綴りの間違い(considerration, whith)、三単現の間違い(We offers/ It offer)、文法的な間違い(each guest rooms)、意味の取り違え、不自然な表現など、それはもう全面オンパレード、できの悪い高校生レベルのひどさです。間違いなく日本人素人の作文です。一度ネイティブに見てもらえば、それこそ真っ赤っかに訂正されることでしょう。ここら辺は、宿泊する外国人の数も増えていますから、細心の配慮が必要でしょうね。ちょっとの手間を惜しむと、こんな大問題が生じるのです。帰ってからホテルにもメールでお知らせしましたが、3ヶ月間なしのつぶてです(ここら辺の対応でホテルの格がわかろうというものですね)。私は全国そこらじゅうのホテルに泊まっていますが、一流どころでも、結構間違いが多いんです(超一流は絶対にありません。きちんとチェックがされていてさすがです)。(例えば)⇒コチラをご覧ください。

 ▶以前に、「とっとり花回廊」のシャトルバスの時刻表の英語がヒドイという報告をしましたが(⇒コチラ)、担当者からは、すぐに英語の専門家に見てもらって訂正するとのお礼の言葉をもらっていたので、最近どうなっているのか行ってみたら、掲示ごと全てなくなっていました〔笑〕。安易な解決法でしたね。😠😠😠

 ▶数年前に、松江市内の「島根県立はつらつ体育館(松江市上乃木7丁目)の国道沿いの案内標識が「Shimane Lively Gymnasium」となっており、「「はつらつ」を、英語の副詞「Lively(活発な、生き生きとした)」と表記している」と『朝日新聞』に批判されました。lively副詞と書く朝日新聞の記者の英語力もひどいもんだなあ、と思って読んだのを覚えています。ネイティブにちょっと見てもらえば、このコロケーションの不自然さはすぐに分かるはずです。現在この標識は、元の箇所の上にプレートを貼って Shimane Hatsuratsu Gymnasiumと書き換えられています。何のことか余計に分からなくなってしまいましたね〔笑〕。😠😠😠

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「カメノ食堂」

◎週末はグルメ情報です!!

 白潟天満宮の近くに美味しい定食屋さんができているよ、と教えてもらって行ってきました。松江市寺町101-10の「カメノ食堂」です。11時半の開店と同時に入ってみました。きれいなお店です。カウンター席について、注文しようとすると、「八幡先生じゃないですか!!」と女性のご主人。松江南高校で英語を教えていた隠岐出身の亀谷さんです!今年の5月22日に、ここに新しくお店を出したんだそうです。あー、びっくり!!亀谷さんが腕をふるう、洋食が食べられるお店です。まだオープンしたばかりとあって、お店の中は清潔感たっぷりです。そうそう、お店の名前は、谷」の名前に、お祖母さんの名前「ハツさんから取られている(カメノ)と教えてもらいました。

 ハンバーグとデミグラスソースが自慢の洋食屋さんです。夜はアルコールもあります。隠岐の島の海士町で45年以上愛されるデミグラスソースが有名なお店です。「カメノ食堂」のこだわりは「隠岐郡海士町で45年愛され続ける10日以上煮込んだ野菜の甘みとお肉の旨みがタップリ凝縮された特製デミグラスソース!!」とのこと。

 オススメの「ハンバーグ定食」(950円)を注文しました。熱々の鉄板で(火傷注意)出されるハンバーグは肉汁もたっぷりで、とても美味しい一品でした!デミグラスソースがいい味でしたね。野菜の旨味がギュッと凝縮されている感じです。味噌汁とお漬物もついています。丁寧な仕事が伺える王道の味で勝負しておられますね。カウンターが8席前後、テーブルが3つあります。25名~30名というところでしょうか。昼も夜も営業され、松江駅からも徒歩圏内です。亀谷さんの話によれば、松江南高当時の同級生たちも次々と来店しているようですよ。懐かしい名前をいっぱい聞きました。いろんなメニューを制覇しに通いたいと思います。定食は昼夜味わえるそうですよ。街中にできた新しい洋食屋さんです。❤❤❤

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卒業生訪問

 この夏休みに学校に行くと、私の机の上には、会えなかった卒業生たちからの手紙やメモ、お土産がいっぱい置いてありました。なにせ週に3回しか学校に行かず、授業が終わったらサッサと帰る生活です。特に夏休みは特別授業で不規則になるために、せっかく会いに来てくれても、私がいない、ということが多くあったみたいです。ごめんなさい。お土産ありがとうね!八幡は元気にやっております。

 今日は、昨年補習科で教えた岩崎くん(広島大学・法学部)が、TOEICの成績を報告に学校に訪ねてくれました。大学一年生にしてはかなりの高得点を取っていましたね。何回も挑戦して900点以上を目指すように激励した八幡でした。立派な法律家目指して頑張って下さい。❤❤❤

 今日は、昨年補習科で担当した森脇さん(鳥取大学・医学部)が近況報告に訪ねてくれました。医者を目指して、刺激的な毎日を送っていると、大学での様子を語ってくれました。❤❤❤

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分かりやすい授業?

 「理想の教師像」に引き続き、「理想の授業」について述べます。「先生の授業は分かりやすい」と言っていただくことも多いんですが、私の目指しているのはそんな事ではありません。私は生徒の心に火をつける授業」を目指しているのであって、教師の仕事はそれに尽きるのではないかと思っています。「ああ、英語って面白いな」「もっと勉強してみよう!」「次は何に挑戦しようか」「絶対にこの英文を読み解いてやる!」と思ってくれる生徒を育てたいと思って、毎日苦労しています。そして英語の面白さを知った生徒の何人かが、英語教師の道を志してくれればいいなと思って取り組んできました。今私は進学校に勤務していますが、決して大学に入れるために授業をしているのではありません。英語の力」さえつけてやれば、大学は後から付いてきます。

 昨年読んだ、おおたとしまさ『名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと』(集英社新書、2017年9月)の中にこんな言葉が出てきます。「御三家」の武蔵高校で繰り広げられている教育の世界を描き出した名著です。⇒試し読みはコチラ まさにここに書かれている世界こそが、教育の本質だと感じています。ご一読をお薦めいたします。

「武蔵において先生とは、答えを教える存在ではありません。手取足取り教えてくれる人
ではありません
良い授業とは、わかりやすい授業ではありません。わくわくする授業です
「校門の前で塾がチラシを配っていることがありました。そこには『合格おめでとう!
次は東大だ』と書かれていました。武蔵ではそんな教育はしていません。東大を目指す教
育と結果として東大に合格することは全く違います
勝ち負けではない。点数を競わない、そういう学びを目指してください
「授業も同じです。懇切丁寧に100パーセントわかる授業は必要ありません。わくわく
のある授業がいちばんいい授業なんです。これってよくわかんないけど面白いなと思って
食い付いてくれる生徒が4~5人いればいい。全員が食い付いてくれなくてもいいんです」
「そう。こんな面白い世界があるぞ、いらっしゃい、いらっしゃいみたいに、それぞれの
教科の教員がみんなでやっているんですよ」

 経済評論家の奥村 宏さんの本の中に、とある経済学者が書いた本の言葉が引用されていました。「利潤圧縮メカニズムとは労働分配率の上昇によって利潤分配率が低下する現象のことであるが、それは賃金上昇率が付加価値生産性上昇率を上回ることによって生じる」????? 笑ってしまいますね。なぜ「会社の儲け分より、社員たちに払う給料分が多くなったら、経営が大変ですよ」と簡単に言えないのでしょうか?学者一流の言葉遣いでしょうか?(奥村さんは学者の「擬態性難解症」と皮肉っておられました)何かを説明する際に、人は次の4つのタイプに分類できます。

①難しいことを難しく言う人・・・・・不親切そのもの

②易しいことを難しく言う人・・・・・バカ

③易しいことを易しく言う人・・・・・そのまんま

④難しいことを易しく言う人・・・・・理想的

 当然教員は、でなくてはなりません。力のある人ほど、難しいことを易しくかみ砕いて説明することができます。英作文でも同じ事が言えます。力のある教師(生徒)は、難しい内容を「和文和訳」をして、自分の言葉で易しく書くことが出来ます。以前に、松江北高から東京大学の理科三類に合格したWくんは、私の所にいつも中学生の語彙を使って難しい内容を書いて来ていました。これが本物の力です。今週私の補習科での教材は、京都大学の英文和訳問題でしたが、いかに簡単にかみ砕いて説明できるかという点に焦点を当てて、生徒に迫り、解説しました。訳はできても何を言っているのかが分からないようではダメです。「一言で言うとどうなる??」♦♦♦

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新ALTジーノ先生

 松江北高では、エドワード先生の後任に、新しくジーノ先生(Genero Allen D’Arco、24歳)が着任されました。ニューヨーク市の出身です。名前からしてイタリア系ですね。私の大好きなエド・マクベインの小説にもこの名前の刑事が出てきます。大学はナッシュビルで医学・心理学を専攻されました。小さい頃に日本に興味を持ち(寿司・侍)、昨年まで名古屋の中京大学の交換留学生で勉強されました。名古屋大学で、ボランティアでTeaching Assistantを経験しておられます。名古屋での好物は「まぜそば」「味噌カツ」でした。8月に北高に初めて挨拶に来られたとき、私も大好きな名古屋味噌カツの名店「矢場トン」の話で盛り上がりました。実に真面目で真摯な好青年です。私は朝が早いのですが、彼も朝早くから来ておられます。

 ジーノ先生の趣味は、ビデオゲーム、映画、モーターバイク、ボクシング、学校(?)です。お姉さんがおられ、彼女はオランダのテーマパークで、Disney Princessをやっておられるとか。愛猫が三匹(Benny, Baily, Chika)。

 今日はジーノ先生の北高での初授業(1年生24R)でした。めっちゃ緊張したと言っておられました。日本人高校生はshyで、何を言われても反応がないので、後ろで見ていてハラハラしていました。授業が終わって研究室に帰った後に、日本の高校生心理についても少しお話ししておきました。これからティーム・テーチングが始まります。ジーノ先生、松江北高のALT生活をエンジョイしてくださいね。よろしく! ❤❤❤

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VSOP

 今日は、先日の東京市ヶ谷・茨城土浦の研究会の最後にも触れさせていただいた、私の「理想の教師像VSOP」について述べたいと思います。まず、私の尊敬する恩師の故・安藤貞雄(あんどうさだお)先生(広島大学名誉教授)は、次のような条件を「理想の教師像」として掲げられておられました。安藤先生に習い、私も今までそのような教師でありたいとずっと努力を続けてきました(到底達成はできませんでしたが)。

a.  教え方が上手であること―これは大切である。日本語も英語も、いい発音で明快に教えないと生徒に十分理解させることができないからである。

b.  生徒にえこひいきしないこと。

c.  叱るべき時には叱る(怒るのではない)が、意地の悪い叱り方をしないこと。

d.  生徒に親切で思いやりがあること。

e.  生徒の質問にごまかさずに誠実に答えること。自信をもって答えられない場合は、十分に調べた上、のちほど報告すること。(生徒に誠実でありたいと思うならば、このような措置は当然であろう。)

f.  時には生徒と平等の立場(footing)に立つこと―教師は生徒を教え指導する立場では、権威をもって、生徒より一段高い位置に立って差し支えないが(そのためには時には礼儀も敬語の使い方も教えなければならないことがあろう)、生徒が何かcriticalな状況にある時は、教師は「教師」であることをやめて、生徒と同じ(恐らくは「人間同士」という)footingに立って、”まごころ”をもって生徒の悩みと付き合う用意がなければならない。

g.  last but not leastには、教師は肝の奥底に何かゆるぎない信念を持っていなければならない―その信念が恐らくその人の人格を統一しているのであろうが、それが何であるかは、人によって異なっていてもいいのではないか。ただ、それは狂信的でない、理性と普遍性に裏打ちされたものであることが望ましい。(私の場合は、それは「生命の尊厳」という言葉で言い表せるように思われる。〔そこから、平和への決意も、ヒューマニズムも生じてくる。〕

  以上のような資質を兼ね備えた教師が私の「理想の教師像」です。それは、私にとっては、恐らく生涯かけても到達し得ない、にも拘らず、志向することをやめてはならないイデーなのです。(安藤貞雄)

 そんな安藤先生が、今から30年以上も前、愛媛県の高英研で英語教師の文法研究」と題して講演をなさった際に、私のことに触れておられます。

 英語の研究法ということでは、まず、私の島根大学時代の教え子のY君のことをお話ししたいと思います。彼は、まだ29歳の若さですが、既に英語語法関係の論文を十数編書いており、東京外語大の竹林教授に認められて色々と辞書の項目を執筆しています。Y君の勉強ぶりは本格的なもので、そのことは、外国の学会の会員になったり、海外の学術誌に載る第一次論文にもよく目を通していること、内外に多くの学問上の知己を持っていることなどで窺えると思います。彼はまた良い教師でもあります。Y君はよくAsahi Evening News のAnn Landersをcorpusとして利用していますが、あそこへ投書する人の英語が必ずしも良いとは限らないということを承知の上で、あれを一月分位集めるとかなりの資料になると思います。それを(パソコンでも利用して)あらゆる角度から分析していけば、平均的なアメリカ人の日常英語の生態が浮かび上がって来るかもしれません。

 私自身は、「理想の教師像」としてVSOP」を掲げています。これは「外資系トップ」のメンターとして長年活躍してこられた新 将命(あたらしまさみ)さんの著書をヒントに、「教師像」に応用したものです。決してブランデーのお話しではありません〔笑〕。V=Vitality   S=Specialty   O=Originality   P=Personality の頭文字を取ったものです。中身を解説します。

Vitality  文字通り体力活力です。「肉体的強靭」さに恵まれていると「体力的に無理がきく」ということです。私も今でこそ6軒の病院通いの身ですが、若い頃は元気のかたまりでした。病気一つしたことがありませんでした。20代~30代の頃は、朝5時に起き、ひと仕事してから学校へ行き、授業を終え、担任・分掌の仕事をこなし、部活動(ソフトテニス)の指導にあたり、家に帰ってからは毎晩徹夜して英語の勉強(=辞書の執筆)にあたっていました。あれだけの体力があった時代を、今は懐かしく思います。「失敗してもやり直しがきく」ということも特権です。年をとってからでは恥ずかしくて許されないような失敗でも、「まだ若いのだから」ということで大目に見てもらえました。また、時間のゆとりが十分にあるため、失敗してもリカバリー・ショットを打つこともできます。元気」がキーワードです。

Specialty  プロのレベルの「パーソナル・コア・コンピテンス」です。自分の得意技、それもちょっとやそっとのことでは人後に落ちないという、高いレベルのスキルを身につけたいものです。私自身は「英語の語法」に関する勉強を続けて、誰にも引けをとらないというレベルに近づけようとがむしゃらに頑張っていたように思います。どんなに辛くても、自分の好きなことですから少しも苦になりません。これだけは人に絶対に負けないという「専門性」を持ちたいものです。

Originality  私は「人のやらないことをする」ことに大きな価値を見いだしてきました。教材作りでも、本の執筆でも、人のやらないことをやってきました。人がほとんど読まないような本を読んで、大きなヒントをもらっていました。人真似ではない個性を生かした「独創性」ですね(もちろん最初は真似から入るのですが、歌舞伎で言う「守破離」の世界です)。

Personality  「人間力」です。先日のブログで “a man of integrity”について書きましたが(⇒コチラです)、まさにこのことです。新 将命さんは条件として次の5つを挙げておられました。リーダーはまさにこうでなくてはなりません。

1.言行にウラオモテがない(正直で誠実な)人
2.一貫性(右顧左眄しない、ぶれない信念)のある人
3.信頼できて尊敬のできる人
4.あの人の後に付いていきたい、あの人のためなら、と思われる人
5.ゆるぎない信念と理想を持っている人

 「VSOP」、私はそんな教師でありたいと思って努力を続けてきました。若い先生方も、VSOP」を目指して頑張ってくださいね。 

【追記】 さんは「人生年代別VSOP論」を唱えておられ、一つの目安として、VITALITY 〔20代は体力と活力で勝負〕SPECIALTY〔30代は専門性で勝負〕 ORIGINALITY〔40代は独自性で勝負〕 PERSONALITY〔50代以降は人間力で勝負〕と述べておられます。50代には一応の完成をみたいものだ、と結んでおられます。なるほど。

 最後に、私が退職時に生徒からもらった手紙を二つほど挙げておきますね。

 八幡先生!まず、2年間ESSで大変お世話になりました。ESSは、とてもアットホームな部活で、毎回の部活がとても楽しみでした。パーティーで先生のお家に何度もお邪魔させてもらったのも良い思い出です。先生のマジック部屋にまた行きたいです!(笑)もちろん遊ぶ以外にも先生には英語の豆知識をたくさん教えてもらってとても為になりました。でもやっぱり一番心に残っているのは、先生から頂いた大量の写真です(笑)。写真を見返すたびにESSでの楽しかった思い出がよみがえってきます。その他、花回廊で偶然お会いしたことなど、先生との思い出はまだまだ尽きませんが、先生のことは一生忘れません(笑)。お体に気をつけて、新しい人生を楽しんで下さい!私も受験頑張ります!!

 ◎八幡先生、今までありがとうございました。2年間先生と一緒にESSの活動ができて本当によかったなあと思っています。先生が顧問のおかげで毎回毎回、ESSの部活が凄く楽しみでした!英語だけではなくマジックも教えてくださるなんて最高でした!先生は何でも気軽に話せるし、おもしろいし、おじいちゃんみたいな感じです(笑)。いつまでも元気に、第2の人生を思いっきり楽しんで下さい。たまには遊びに行かせて下さいね!

 思い出すに、私が高校時代に英語を教えていただいた故・大谷静夫(おおたにしずお)先生三島房夫(みしまふさお)先生のご自宅によく遊びに行かせていただいては、面白いお話しを伺ったり、ごちそうになったり、本を貸していただいたり、という素敵な思い出がたくさんあります。そんな訳で、私の家にも生徒たちがよく来ているようです。全国研究発表の練習に、生徒たちが私の家に泊まり込んで合宿したこと、スピーチの練習をしていた所、学校が閉まるので私の家に場所を移して夜中まで特訓して優勝したこと、部活のパーティーで自宅にたくさんの生徒たちが集まり盛り上がったこと(写真下)、など全部がいい思い出となっています。❤❤❤

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CDの中身は?

 先週1週間は学園祭準備・本番のために授業が全てなくなり、私は晴れて自由の身になったんですが、新刊のセンター対策本や、CD-ROMのお申し込みが全国から相次ぎ、毎日のように大量の梱包、段ボール詰めに明け暮れ、郵便局通い・宅急便のコンビニ通いとなってしまいました。てなわけで、遠出は断念した八幡です。恨めしや~。今日も数多くのお申し込みがありました。一人で発送業務を行っておりますので、順次発送しております。今しばらくお待ち下さい。

 8月29日付けのブログ記事で、新しく作りましたCD-ROM「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)について触れました。多くの先生方から、以前に作りました2枚組CD「チェルシー先生、お願いします!」とは中身が違うのですか?という質問をお寄せいただきました。記事をお読みいただければ理解していただけると思うのですが、今回のCD-ROMは全く内容が異なるものです。収録されているのは次の5つです。

(1)特典「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(裏表カラー刷り1枚)の原盤エクセルファイル

(2)上記の全単語をALTエドワード先生に読んでもらったMP3ファイル

(3)4月からの「松江北高補習科センター対策講座」で使った、第1問~第6問の「大問の解き方」の演習プリント(問題+解説全部でB4版50枚)(★PDF)

(4)小冊子『発音・アクセント問題の攻略法』(22ページ、自費出版、2013年、品切れ)(★PDF)

(5)『英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』(71ページ、自費出版、2011年、品切れ)(★PDF)

 (2)は、MP3ファイルをスマホ・タブレット・ウォークマン・パソコンにダウンロードして音読練習をしていただきたく思っております。これをやるだけで、第1問「発音・アクセント」問題の正答率がグーンとアップすることは、松江北高で証明済みです。第1問を苦手としている生徒たちのほとんどが「準備不足」です。この練習をするだけで、見違えるほど点が取れるようになるのです。保証します。

(3)は最新のセンター問題(本試・追試)を題材に、その「解き方のコツ」や「勉強法」を解説した50枚のB4プリントです。私は4月からこの資料を用いて、第1問から第6問までの対策を講じてきました。きっと先生方のご指導のお役に立つ資料だと思います。新刊のセンター対策本と一緒に使っていただくと効果倍増だと思います。

(5)以前、松江北高職員室前に、毎日昼休み、限定100枚を置いたところ、長蛇の行列ができた伝説のプリントを基に再構成した冊子(71ページ)です。こういう単語の勉強の仕方は、松江北高校の故・山本和夫先生(後に島根県立短期大学教授)から教わったものです。語彙の定着度が全く違ってきます。山本先生に感謝です。

 このような中身の濃いCD-ROMです。新刊のセンター冊子と併用していただければ、きっと効果抜群だと思いますので、ぜひ使ってみて下さい。お申し込みに関しては、上記8月29日のブログ記事をご参照下さい。現在特典を2つつけてサービスをさせてもらっています。

【A】送料・梱包料込みで計1,500円

◎最新版『2019年度英語センター対策本』(20ページ、自費出版、200円)×5冊セット

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)…2016年の本試験の問題を用いて「勉強の仕方」を解説【5冊のお申し込みにつき1冊】
◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」(カラー印刷)…過去に出題された語をアルファベット順に一覧表にしたもの。複数回出題された重要語はカラー化されており一目で分かる。先日の東京・茨城の研究会でアッという間になくなった貴重資料です【5冊のお申し込みにつき5枚】

【B】送料・梱包料込みで計1,300円

◎『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円、144ページ)(800円)

◎『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)1冊

◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」1枚

【C】1枚の場合は送料・梱包料込みで計500円 

◎最新CD-ROM「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)  枚数は何枚でも受け付けます

 【A】と【C】、【B】と【C】、【C】のみ、【A】、【B】といった形式でお申し込み下さい。なお、お申し込みの際には、希望する教材の種類(【A】【B】【C】)、冊数(枚数)、ご氏名、送付先(郵便番号を忘れずに!)、勤務校を添えて、メールでお申し込み下さい。本が届き次第、郵便小為替でご送金をいただいております。引き続き20冊以上のお申し込みをいただいた先生方には、八幡からの㊙特別プレゼントCDデータ集「英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3」を贈呈させていただいております。417本のファイルが収録された増補改訂最新版で、先日の東京・茨城の研究会でお配りした🉐CDです。

 「利他」の精神で作ったこれらの教材が、みなさんのお役に立つことを念願しております。肝心の松江北高では、まだ生徒たちは持っておりません。学園祭でバタバタしていたので、来週の10日(月)に販売予定です。♠♠♠

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morning callは和製英語?

 北九州市立大学の言語学の准教授であり、福岡で新聞連載・レギュラー番組を持つ注目のアメリカ人女性“アンちゃん”ことアン・クレシーニ先生(アンちゃん)『バリバリウケるジャパングリッシュ』(アルク ソクデジBOOKS、2018年4月)はもう読まれましたか?「和製英語」の読み物として、とっても面白いです。先生方にオススメしておきますね。私たちの日常生活にあふれている「カタカナ英語」を、アメリカ人のアン先生が、自身の体験談を交えながら、カタカナ英語の面白さや、カタカナ英語を「通じる」英語で言うには?を紹介しています。普段から特によく使う言葉「○○アップ」や「マイ○○」など、12個がピックアップされて取り上げられています。本書は(株)アルクの語学情報ウェブマガジン「GOTCHA!」に連載されたものを再構成し、新たな内容を加えて電子書籍としてまとめたものです。先日の先生のテレビ番組「ワタシが日本に住む理由」もずいぶん話題になりましたね。先生の博多弁と英語のバイリンガルブログ「アンちゃんから見るニッポン」も要チェックですよ。日本語と英語の両方で書かれているので、私は生徒たちに英語の勉強になるよ、と薦めています。⇒コチラです

 そのクレシーニ先生の最新刊が、『ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?』(ぴあ、2018年8月)です。アンちゃんは、見た目のクールさとは裏腹に、愉快で豪快な人間性に惚れ込む人が続出し、現在ではテレビのレギュラー番組や新聞連載など、九州地方でどんどん知名度を上げ、今や全国区のニュース番組でも密着されるようになりました。本書は、そんなアンちゃん念願の「和製英語本」です。「和製英語は魅力的な日本語のコミュニケーション・ツール」と考えるアンちゃんが渾身の力を込めた、おもしろおかしく、それでいてとっても役に立つ、そして何よりも誰かに話したくなる内容となっています。英語だと思って使っているけれど、実は英語圏では通じない「ペットボトル」、「フライドポテト」、「スリーサイズ」、「ペーパードライバー」「SNS」「ヴァージンロード」「チャイルドシート」などの「和製英語」。日常生活にあふれるこれらの言葉を、200の実例と多角的な切り口で徹底解説したのが本書です。最初から読んでも、もくじより自分の気になる単語からチェックしても、適当に開いたところから眺めても、 驚きながら、笑いながら、いつのまにか愉しく知識が増えていくこと間違いなしの一冊です。肩の凝らない読み物として、それでいてためになる、みなさんにお薦めしたい一冊です。⇒本の詳細はコチラ

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 上の写真でも分かるように、この本では、「モーニングコール」は和製英語と断じられています。このことはほとんどの辞典・参考書を参照しても明らかだと思われます。今日はこの話題に触れてみたいと思います。アン先生は、「警鐘」の意味で使われることにも注意を喚起しておられました。

 私たちは『ライトハウス英和辞典』(研究社)の改訂作業(1994年時点)で、He requested a morning call at 8 a.m. by the hotel operator. / I asked the hotel desk for a morning call at 6./ Request a morning call at the front desk.のような用例を示して、イルソン博士、アルジオ博士に判定を求めました。イルソン博士は、a wake-up callが普通の英語だから、morning callは削除するようにとおっしゃいました。アルジオ博士は、自分の知る限り、そのような表現は存在しない。a wake-up callまたはa call in the morningというのが普通である、と述べられました。このことから、「和製英語」と考えても良さそうです。

Give me a call in the morning, will you?
*Give me a morning call, will you?

 さて、ここからが本題です。一応、「モーニングコール」「和製英語」です。しかしながら、アン先生の前著『バリバリウケるジャパングリッシュ』では、「和製英語」と述べながらも、ちょっとニュアンスの違う書き方です(下線部参照)。

 それから「 モーニング コール」 も 和製英語 です。 これ は 純粋 な 和製英語 だ けど、 英語 圏 で 使っ た として も、 文脈 で 分かっ て もらえる 可能性 は 高い と 思い ます。 英語 では、 wake-up call と 言い ます。 wake up は 英語 で「 起こす」 の 意味 です。 だから、 wake-up call の 意味 は、「 電話 で、 私 を 起こし てね!」 です。 Can I get a wake-up call for 6 a. m.?  午前 6 時 に モーニング コール を お願い でき ます か。

 この点をもう少し考えてみましょう。亀田尚己・青柳由紀江・J.M.クリスチャンセン『和製英語事典』(丸善出版、2014年)は、すぐれた和製英語研究書として私が高く評価している本ですが、そこには△(通じる場合もある)という判定が付けられています。その理由は次の通りです。

 モーニングコールとは、ホテルなどで、朝の指定された時刻に部屋に電話して宿泊客を起こすサービスのことをいいます。英語ではa wake-up callといいます。wake upとは「目が覚めること、目覚め」また「起こす」ことを意味しますので、a wake-up callで、「目覚ましのための電話」になります。一方英語のa morning callは本来「午前中の訪問」を意味します*。ただcallには、動詞でも名詞でも、「訪問」の意味だけでなく、「電話」の意味もありますので、モーニングコールで午前中の電話のことかと類推されるでしょう。

 モーニングコールには「目覚ましのための電話」という意味はありませんが、時間を指定すれば、a wake-up callだと解釈してもらえるでしょう。一般的な表現ではありませんが、日本人が間違ってよく使うせいか、理解してもらえる和製英語になったといえます

 また、尊敬するデイビッド・セイン先生の最新刊『ネイティブが「がっかり」する英語140』(PHP出版、2018年8月)には次のようにあります(私の調査によればイギリスでもwake-up callが普通の英語ですが)。

 日本語ではモーニングコールが一般的ですが、これはイギリス英語のため、アメリカでは通じないこともあります。アメリカではwake-up callと言います。

 その他、ウィキペディアの記述、実際にホテルで使うこともあるという報告、さらには『現代英語教育』8月号(1994年)&10月号(1994年)の現地調査報告やコーパス検索結果を読むと、使用可能性がゼロとは言い切れないでしょう。ちゃんと理解してくれる人もいることは間違いありません。これらを全部総合して、私たちの『ライトハウス英和辞典』(第6版、2012年)が、「日英 「モーニングコール」のことを英語でmorning callとは普通言わない」(s.v. wake-up call)としている意味が(「普通」と但し書きを入れている)これでお分かりいただけるかと思います。❤❤❤

*アルジオ博士の観察によれば、この「午前中の訪問」の語義はすでには古語です(『ジーニアス英和』『ウィズダム英和』にはちゃんと≪古≫とありますね)。もはやそのような習慣はないので、全面的に削除するようにとのことでした。まだこの語義を堂々と載せている英和辞典もあります。困ったものです。

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「ひるがお」

◎週末はグルメ情報です!!

 先日食べたラーメン「せたが屋」(⇒私のレポートはコチラです)ブランドの姉妹店で、塩ラーメン専門の「ひるがお」が、東京駅ラーメンストリート」(八重洲地下中央口出てすぐ)に入っています。この場所には全国選りすぐりの8店舗のラーメン屋さんが入っています。今日は土浦から帰る途中に東京駅に着いた所で、立ち寄ってみました。10時30分に開店で、私がお店に着いたのは3~4分過ぎ。もうお店は満席で、行列が出来ていました!ここで諦めては食べられないので、行列嫌いの私も最後尾に並びました。こちらのお店はまず食券を券売機で購入してから、行列に並びます。行列に並んでいると店員さんが食券を確認しに来ます。ここの一番人気「塩玉ラーメン」を注文です。他のお店もずいぶんと並んでいましたね。待つことしばし(10分くらい?)。席に着いて10分程でやって来ました。

 スープは、アッサリした透明なスープで、アルデンテ気味の細麺との相性も、いいですね。澄んだ黄金色のスープは、鶏ガラのコクと魚介の旨みのバランスがとれています(やはりスープは「せたが屋」を想起させる魚介系です)。ベトナム・カンホアの塩を使用した完全無化調のスープにコシのある麺がぴったりです。デフォのメンマ、チャーシュー、白髪ネギ、あおさのりとの相性も良く、アッという間に完食しました。ホタテと貝柱が主役の魚介風味際立つ上品な一杯です。従来の「塩ラーメン=あっさり」という印象を覆した厚みのあるスープは、魚介スープに加え、煮干し・鶏ガラスープを絶妙なバランスで整えていました。せたが屋」同様に、魚介系のクセのあるスープですが、美味しい塩ラーメンでした。開店と同時に長蛇の行列も分かるような気がしました。ご馳走様でした!😋😋😋

▲完食してしまいました!スープは半分ほどにしておきなさいと病院で注意されていますが…

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大阪桐蔭の「人間力」

 夏の高校野球、甲子園決勝戦の前日のテレビはもう異常でした。どこのチャンネルをつけても金足農業高校の報道ばかり、これでもかというぐらいに持ち上げていました(もちろん同校が素晴らしいことは言うまでもありませんが)。「秋田」「農業」「公立」「秋田出身者のみ」「第1回以来決勝進出」「一人で全部投げきる吉田投手」などを大々的に取り上げて、ワイドショーらしくもてはやしていました。一方、史上初の2回目の春夏2連覇がかかる大阪桐蔭はまるで「悪者(ヒール)」扱いです。ほとんど掘り下げられることはありませんでした。完全にアウェイの中行われた試合となりました。いかにも日本のマスコミらしいな、と思ってテレビを付けっぱなしにしていました。

 金足農業をボコボコにやっつけて、史上初となる2度目の春夏連覇を達成し、自身の甲子園優勝回数も春夏合わせて7度目で、PL学園中村順司監督を抜き単独トップに立った西谷浩一監督(48歳)は、「1年間の目標として、最高のチームを作ろう。そして本物のチームを作ろう。最後に最強のチームになろうと言いましたが、今日、最強のチームになったことを本当にうれしく思います」と語りました。昨年の夏3回戦での敗れ方が衝撃的だっただけに(最後のアウトとなるショートゴロを1塁手がベースを踏みそこねて、その後サヨナラ負け)、今回の優勝の喜びはひとしおだったことと思います。全国から有名選手ばかりを集めているのだから勝って当然だ、と陰口・批判する声が聞こえますが、とんでもない思い違いです。強い選手を集めてもそれだけでは勝てないことは、近年の巨人軍を見たら一目瞭然ですね。では何が必要なのか。西谷監督はハッキリ断言します。野球は体でやるもんじゃない。心でやるスポーツだ!」 「心」のチーム作りに取り組んだ結果です。

 ド派手なガッツポーズが話題になった今大会でしたが、大阪桐蔭の選手はホームランを打った時でも一喜一憂せずに淡々とベースを回っています。一切のガッツポーズはありません。⇒私の意見はコチラ  聞くところによると、キャプテンが中心となって口酸っぱく注意していたと言います。あのイチローがガッツポーズなどしたところを見たことがありませんね。三冠王を三度取った落合博光もそうです。あれだけホームランを打った世界のホームラン王・王 貞治さんも、ホームランの世界記録を樹立した瞬間に、両手を天に広げたことぐらいしか記憶にありません。お互いが持てる力を全部ぶつけて、真剣勝負を挑んで出た結果です。派手なガッツポーズは、相手に対する冒涜だと感じます。大リーグなら間違いなく報復されるところです。米国の大リーグでホームランを打った選手がガッツポーズなどしないのは、1)真剣勝負の結果、たまたま自分が勝っただけで、相手に対する敬意は揺るぎないから2)自分の力からすれば打ったのはごく当たり前のことと思っているという自信から、と聞いたことがあります。やはり日本とは、ハードルの高さが違うようですね。ちょっとしたことでガッツポーズが出てくるのは、本人のレベルがいかに低いかの証明でもあります。高校野球で、こうしたことを指導できる指導者がいかに少ないことか!野球部のレベルの低さを目の当たりにするところです。

 寮生活でも、携帯電話は禁止、時間厳守、下級生の部屋にはなるべく入らないなどの規則があり、「日本一の寮生活にしよう!」との号令がかけられると言います。遠征帰りのバスの中でも勉強している選手もいるそうです。バスを降りたら3年生が一番に走り、1年生よりも先にグランドにトンボをかけ、道具も出す。挨拶、掃除も一生懸命。朝早く起きて勉強する選手も。

 野球の強さだけでなく、こうした徹底した「人間教育」が本物の強さを作り上げていることを、もっとマスコミは報道すべきだと思います。ちなみに私の大好きな巨人軍が、V9(9年連続日本一!)というとてつもない記録を樹立したときの川上哲治監督は、常日頃から、野球の話はせずに「人間としての教育」に励んだと言います。スリッパの脱ぎ方まで口うるさく注意したと言いますから。最近の巨人軍の不祥事続きを見るに、こうした伝統が全く失われてしまったことが明らかです。今の巨人の指導者の顔ぶれを見るに、川上さんのような「人間指導」ができる人がいるとは、およそ思われません。私は高校教育でもそうした「人間力」を指導することこそ、「本物の学力」をつける近道だと信じています。最近の松江北高の低迷を見るにつけ、そうしたことを感じています。♠♠♠

【追記】 大阪桐蔭高校のゴルフ部で、賭けゴルフや下級生への暴力行為で、部を一時活動停止処分にしていたことが、最近明らかになりました。ゴルフ部は毎年のように全国大会に出場する強豪校のようですが、「人間力」の指導が学校全体に行き渡っていたわけではないようです。要は指導者の問題でしょう。

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「祇園会」(ぎおんえ)

 大好きなさだまさしさんが、フォークデュオグレープ」を解散後(1976年)、15年の年月を経て結成したデュオレーズン」(これは「グレープ(ぶどう)」が年月を経て「レーズン(ほしブドウ)」になったという超一流のユーモア!)として、吉田政美(よしだまさみ)さんと発表したアルバム『あの頃について』(1991年)の中に「祇園会」(ぎおんえ)という歌があります。さださんの歌には、京都・奈良を歌い込んだものが相当数あるのですが、この歌は京都の「祇園祭」を舞台にした楽曲で、私が一番好きな京都歌です。京都の有名どころがたくさん出てきます。歌詞の最初に出てくる「三年坂」清水寺へ登る坂の途中にある石段です。「三年坂」というのは通称で、正式には産寧坂(さんねいざか)と呼ぶのですが、この通称と、グレープの最後のアルバムである『グレープ・ライブ 三年坂をかけていることを読み取らなければなりません。「解散してから随分日が経ちましたね」という挨拶から始まっているんです〔笑〕。さださんはこういう洒落たことをするのが大好きな人なんです。

     祇園会             作詞・作曲 さだまさし  

三年坂で別れてから 随分経ちますね
会いたくなくて とても会いたくて
ふとすれ違えば宵山
会えたら何て言おうかしらと ずっと思ってたのに
息が止まりそうで 目をそらした
まるで無言詣のように
  息を切らして新橋あたり人波に    <※ここから吉田さんとのハモリ!>
  流され移ろって加茂河原
  私は更に臆病になり あなたは
  ずっとすてきになった
  そっと振り向けば風の音
  いえ遠く祇園囃  

 さださんがデビュー当時からずっと続けてくれていることで、私がすごいなあと思っていることの一つに、アルバムを発表するときには必ず、その曲を作った背景や言われ・歌詞の意味合いなどを解説してくれる、詳細な「ライナー・ノーツ」を付けてくれていることです。これを丁寧に読むことで、私たちも曲の中に入り込んで、さだまさし気分を深く味わうことができるんです。この「祇園会」の歌詞を正確に理解するためには、京都の「祇園祭」の知識が不可欠です。ユーモアたっぷりのこんな解説を彼は付けてくれています。

 山鉾の巡行が7月17日。その前夜がいわゆる宵山。「無言詣」は、花街の女性が、密かな願をかけ、八坂さんへ詣る旧いならわし。誰とも口をきかずに七年詣で続けると満願となる。祇園祭は7月の1ヶ月間を通じて、行われ、24日の還幸祭を「後の祭」と通称するらしい。祇園会は、ギヲンエと読んでその祇園祭のこと。決して舞妓さんの同窓会などではない。「どっかあん」。それは擬音え。

 メロディーの美しさ、歌詞の奥深さ、相棒の吉田政美さんのギター・テクニックの素晴らしさ、サビの部分から始まる二人の味のあるハモリ(吉田さんはこんなに歌がうまかったっけ?このアルバムでは「糸電話」(いい歌なのに全然売れなかった)で初めてのリード・ボーカルを担当しています)、チラっと出てくる武部聡志(たけべさとし)さんの美しいピアノの調べ、どれをとっても感動的な歌です。♪♪♪

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北 雅行先生

 松江市殿町の「タウンプラザしまね」1階イベントホールで、元県立高校美術教諭の北 雅行先生(きたまさゆき、77歳)による木版スケッチ展「郷園(ふるさと)」が開かれています(入場無料、~9月1日まで)。ご案内をいただき、今日行ってきました。版画に取り組み始めてからの約70年間に制作なさった、えりすぐりの木版画約100点が並んでいました。先生の作品は風景画を中心に、いずれもはっきりとした線を基調とした緻密な描写が特徴です。地元・松江城天守閣から眺めた、松江市東西南北の眺望を季節ごとに描いた多色刷りの作品に感銘を受けました。定年退職後のマイカーの旅で「第二のふるさと」と感じた全国各地、千葉の犬吠埼や福井の東尋坊、高知の足摺岬など、海辺の景色を捉えた版画などが並んでいました。奈良新薬師寺十二神将像社刻」はものすごい迫力で見る人に迫ってきます。たくさんの来場者がリアリティーある情景に見入っていました。先生は、多くの来場者からの質問に丁寧に答えておられました。会場には先生の木版画の素敵なポストカードが販売されており、私も「絵はがきセット」と、単体のお気に入りの素敵な絵はがきを7枚ほど購入して帰りました。これらの売り上げは今夏の西日本豪雨災害で被災された地域への支援とふるさと復興に充てられるそうです。

  北先生が版画を始められたのは10歳の時だそうです。参加した版画講習会で、現代日本版画の先駆者の一人、故・平塚運一氏に会い、楽しさに引き込まれたといいます。会場には、先生がこの小学校4年生の時の作品も展示されていました。私は毎年、北先生から年賀状でいただく木版画の世界に、目を奪われていたものです。

 北先生には、私が島根県高等学校教員としてスタートした平田高等学校で、ずいぶん可愛がっていただきました。右も左も分からない教員なりたての私が、何とか教員としてのスタートを切ることが出来たのも、北先生を始め、当時の平田高校の諸先生方のおかげと感謝しています。放課後に将棋もよく教えていただきました。北先生はバスケットボールの名指導者でもあり、私も引率教員として先生と遠征にご一緒したこともありました。部員生徒たちと山代のご自宅にお邪魔したこともいい思い出です。その後、松江南高校でもご一緒させていただいたのも不思議なご縁でした。そんな先生に久しぶりにお会いして、昔話に花が咲きました。松江城天守から松江北高を臨む1枚をバックに記念写真を撮らせていただきました。富士山麓にアトリエを構えて描いておられるそうです。北先生、いつまでもお元気で。これからも素敵な作品を我々に見せてやってください。❤❤❤

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CD完成!

★CDが完成しました!!お申し込みを受け付けます★

▲来日当時松江「トンカツ一番」にてトンカツを美味しそうにほうばるALTエドワード先生

 予告しておりましたCD-Rが、プレス会社からあがってきました。新しく刊行したばかりの『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)の特典に付けた「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(裏表カラー刷り1枚)の音声がぜひ欲しいと希望する生徒・先生が数多くおられました。そこで松江北高の前ALTエドワード・デルモニコ先生(Edward Delmonico、アメリカ・アリゾナ州出身)がアメリカに帰国する間際に、北高生の音読の参考にといって録音してくれました。全ての語を1語1語ポーズを空けて読んでくれていて、彼について音読できるようになっています。この練習をするだけで、間違いなく、第1問「発音・アクセント問題」の正答率がぐ~んと上がります。エドワード先生、帰国前の忙しい時期に無理を聞いてもらってありがとう!今回はMP3の音声ファイルで収録していますので、スマホやタブレットやウォークマンやパソコン等にダウンロードして使ってください。ちょっとした空き時間を利用して練習するのがコツですよ。3年生だけでなく「発音・アクセント問題」が苦手な2年生のみなさんにも、模試対策としてこの勉強法をオススメします。

 せっかく私の退職金を使ってCD化するのですから、MP3「音声ファイル」だけでなく、4月からの松江北高補習科センター対策講座」で使った、第1問~第6問の「大問の解き方」の演習プリント(問題+解説全部でB4版50枚)PDF形式で収録してあります。これを1枚1枚解くことでセンター試験(筆記)の「勉強の仕方」が分かるように編集されています。上の「センター過去出題語」の原盤ファイルも、エクセル形式で収録していますので、プリントアウトして使っていただくことができます。今回は、他にも下記のようなファイルを収めております。

 「発音・アクセント問題」の指導に関して、私が以前に作成した決定版小冊子『発音・アクセント問題の攻略法』(22ページ、自費出版、2013年、品切れ)は、残念ながら全部お分けしてしまい、現在は品切れ状態なんですが、今でも欲しいという北高生&先生方がおられますので、丸1冊分のデータも一緒に入れてあります(PDF)。プリントアウトして使って頂けたらという思いです。

 さらに、英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』(71ページ、自費出版、2011年、品切れ)のデータもPDFで収録しました。かつて昼休みに毎日、松江北高の職員室前に生徒の大行列ができたプリントを基に再編集した冊子です。英語学習で生徒が一番苦労している英単語の記憶」を、少しでも負担を軽くしてあげたいと思って作った冊子です。私はここに示されたようなやり方で、1年生時より少しずつ語彙力増強に努めています。丸暗記と比べて、ずいぶん語彙力がつくことは実証済みです。ご参考に、ほんの数ページだけ下に示しておきますね。1枚ずつ配布して生徒の頭を整理してやると、効果は抜群ですよ。

 以上からもお分かりのように、実に中身の濃い充実の1枚となっています。今回も余分にプレスしておりますので、ご希望の方に1枚300円でお分けすることができます。前回ご案内いたしました【A】【B】と併せて、【C】として扱いたいと思います。本と併せて効果的に活用して下さい。

【A】送料・梱包料込みで計1,500円

◎最新版『2019年度英語センター対策本』(20ページ、自費出版、200円)×5冊セット

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)…2016年の本試験の問題を用いて「勉強の仕方」を解説【5冊のお申し込みにつき1冊】
◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」(カラー印刷)…過去に出題された語をアルファベット順に一覧表にしたもの。複数回出題された重要語はカラー化されており一目で分かる。先日の東京・茨城の研究会でアッという間になくなった貴重資料です【5冊のお申し込みにつき5枚】

【B】送料・梱包料込みで計1,300円

◎『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円、144ページ)(800円)

◎『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)1冊

◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」1枚

【C】1枚の場合は送料・梱包料込みで計500円 <今回のご案内>

◎最新CD「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)  枚数は何枚でも受け付けます

 【A】と【C】、【B】と【C】、【C】のみ、【A】、【B】といった形式でお申し込み下さい。なお、お申し込みの際には、希望する教材の種類(【A】【B】【C】)、冊数(枚数)、ご氏名、送付先(郵便番号を忘れずに!)、勤務校を添えて、メールでお申し込み下さい。本が届き次第、郵便小為替でご送金をいただいております。生徒さんのセンター講習用に330冊、250冊、50冊、25冊、20冊、10冊といった多数のお申し込みもいただいております。数は十分印刷しておりますので、きっと生徒のみなさんには役立てて頂

▲八幡英語指導の集大成です!

けるものと確信しております。現在、20冊以上のお申し込みをいただいた先生方には、八幡からの㊙特別プレゼントCDデータ集「英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3」(右写真)を贈呈させていただいております。417本のファイルが収録された増補改訂最新版で、収録内容については先日のブログをご覧ください。⇒コチラ  数に限りがありますのでお急ぎ下さい。❤❤❤

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最新刊「センター対策本」の反響

★こんな声をいただいています!!

 このほど刊行した『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)に、全国の先生方からお褒めの言葉をたくさんいただいております。一部をご紹介しますね。「勉強の仕方」をこの夏に指導したら、点数が30点も上がったという喜びの声も寄せられております。

▲わずか20ページの薄い冊子ですが中身はギュッと濃い!

▶じっくりと目を通させて頂いております。先生のこれまでの指導を感じるエッセンスが凝縮されているように感じました。私自身、まだ若輩でセンター試験(やそれに係る英文法、読解)の分析が(しているつもりで)全然できていなかったことを痛感いたしました。こういった力をいかに生徒が身に付けられるのか、これからの授業や補習等に繋げられるよう、研鑽を積んでいきたいと考えております。また、これからもチーム八ちゃん等を通じて先生方の実践や研究を参考にさせて頂ければと思っております。

▶今まで、業者のセンター対策問題集に頼りがちでしたが、先生の教材を基本とし、センター試験の過去問集(駿台文庫青本)を活用し、本番まで生徒とともにがんばりたいと思います。先生の教材は生徒思いで、英語が苦手な本校の生徒たちにもきっと役に立ちます。ぶれずに2学期もいきたいと思います。

▶八幡先生の思いが存分に詰まっており、言葉にならないほど感激致しました。松江北高等学校の生徒様は幸せですね。隅から隅まで熟読し、小生の宝物とさせて頂きたく存じます。

▶この本の作成にあたられた先生の生徒への思い、そして、分かりやすくセンター試験の勉強の仕方を提示するという方針を改めて知りました。私はセンター試験対策を勉強し直す立場ですので、大いに助けられます。本当にありがとうございます。

この本を活用して生徒に力をつけてやりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

▶先生の作成された教材はとても愛があふれていて私はいつも感銘を受けています。頑張ろう、という意欲が湧いてきます。

▶小粒でぴりりとパンチの効いた内容で、いつも先生の分析の細やかさに驚き、憧れの気持ちで読ませていただいています。

▶先日は茨城において「楽しい」研究会に参加させていただき、ありがとうございました。先生のお話とパワ-が忘れらません。先週4日間行われた夏季学習会において、前回購入させていただいた冊子を参考にさせていただきました。この場をお借りして、御礼と感謝を申し上げます。具体的には、駿台・ベネッセの進研模試の9月の過去問の解説の折、活用させていただき、エッセンスを生徒たちに伝えました。先生の説明(解説)は具体的で、わかりやすく、拙い私を通じてでしたが、生徒たちの目が輝いていました。また、早稲田大学のパンフレットも手に入れ、一緒にいらした教え子さんのメッセ-ジも拝読させていただきました。栃木から研究会に参加し、ほんとうに良かったと思っています。

▶自分が指導してきたことが非常にわかりやすく、そしてまとめられているのでとても見やすいですね。先生のアイデアを1300円で得られるのであればとても価値があると思います。大切に使わせていただきます。ありがとうございます。

▶10年近く前に先生のセンター対策本を購入し、その内容の素晴らしさに圧倒され、また、生徒への指導に当たって大いに助けられたことがあります。

▶私は勿論、全国の高校生、受験生とその保護者、先生方が刊行を心待ちしていた冊子を遂に手に取ることが出来ました!!厚く厚くお礼申し上げます。センター試験勉強に向けた英語学習のストラテジーが凝縮されたバイブルになりますね。改めて英語学習の奥深さを実感することも出来ました。

▶今回も大変お世話になりました。ありがとうございます。最新対策本、本冊子と合わせて大切に使い、生徒の英語力向上に役立てたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

▶今回の本をきっかけに、少しでも生徒の進学希望が実現するように、職員一同、生徒ともに努力を積み重ねていきたいと考えております。

▶とても役立つ情報が満載で感心しました。生徒たちにとって有益なものになるはずです。

 ぜひこの本を使ってセンター対策をやってみてください。センター試験第1問~第6問の解法のエッセンスをギュッと詰め込んであり、効果は保証します。気に入っていただけましたら、ぜひ、生徒のみなさんにも薦めてあげてください。お申し込み方法はコチラをご覧ください。❤❤❤

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