「再婚列車殺人事件」

 「スカパー」テレビ朝日チャンネル2で昔の「再婚列車殺人事件 ~出雲で死んだ女」(1998年)を放送していました。故・三橋達也(みはしたつや)さんが十津川警部を演じて、故・愛川欽也(あいわかきんや)さんが亀井刑事役です。三橋さんの十津川警部は渋くて実に味わい深い。原作者の西村京太郎先生(87歳)が惚れ込むわけです。昔の十津川警部物も全部録画してあるので、暇ができれば1本1本のんびりと見てみたいものです(まだそんな日は来ない!)。こんな筋書きのドラマでした。

 鳥取発博多行きの急行「さんべ3号」のグリーン車で男性が毒殺された。この列車は長門市駅から、山陰本線経由と美祢線経由に列車が分かれ、下関で再び併合し終点の博多までむかう特殊な列車である。 事件が起きたのは美祢線経由の列車で、死亡推定時刻から列車が長門市駅を出てから新下関駅までの間に殺害された事が分かった。捜査線上に浮かび上がった容疑者は、その時間帯に山陰本線経由の列車に乗っていたという鉄壁のアリバイがある事が分かった。容疑者はどうやって、美祢線経由の列車内で被害者を毒殺できたのか?

 急行「さんべ3号」は鳥取を午前8時22分に発車。山陰線を西へ進み、長門市(山口県)に午後3時半に着きます。この駅で同列車は「離婚」。グリーン車を含む編成は同3時36分に発車し美祢線山陽線へ。残りの編成はそのまま山陰線をひた走り、同5時17分に下関に到着する。その3分後、美祢線を回ってきた編成が追い付いて、晴れて「再婚」を果たします。再び元の「さんべ3号」に戻った列車は関門トンネルをくぐり、終点の博多に同6時51分に到着します。いったんは別れて別々になった列車が、その後再び一緒になる、このユニークな運行形態を「再婚」に喩えたものです。この「分割、再連結」という運用は1985年まで実施されたといいます。急行「さんべ」は、長らく山陰地方と九州方面を結ぶ急行として、運行区間の延長と短縮、運行本数の削減、夜行列車の臨時列車化など、時勢に合わせて運行形態を変化しながら、1997年に日中の定期列車を廃止。1999年に臨時の夜行列車も完全に廃止されました。「再婚列車」、この名称は、あくまで鉄道好きの間で言われていただけで、現地で実際にそのように呼ばれていたわけではありません。いったんは別れながら、相手を待たせることなく再会する「さんべ」の絶妙な運行ダイヤを可能にしたのは、長門市-下関の距離にあったようで、調べてみると、山陰線直行が77.7キロ、美祢線回りが79.8キロと、ほぼ同じなんです。

 原作は、西村京太郎先生「再婚旅行殺人事件」(『別冊小説宝石』1981年5月)です。先生はこの作品が収録された1982年刊の『蜜月列車殺人事件(ハネムーントレイン)』の「あとがき」において、「長谷川章さんの『鉄道面白事典』が、簡潔で、しかも面白いので、ときどき参考にさせていただくのだが、山陰本線に、「さんべ」という面白い急行が走っているのを知ったのも、この本からである」として、次のように述べておられます。

 途中で切り離して、別々の場所へ行く列車は、よくあるのを知っていたが、いったん分かれて、また、一緒になって、終着駅へ走るというのは知らなかった。この、いわば再婚みたいな列車のことを、『鉄道面白事典』で知って書いたのが、「再婚旅行殺人事件」である。

▲2016年7月に西村先生をお訪ねした

  「再婚列車」で起きた謎の殺人事件で、現場に残された白い封筒に、完全犯罪の秘密が隠されていました。実際の作品内のクレジットでは、愛川欽也さんがトップに表記されていましたが(出番も一番多い)、新聞欄では緒形 拳(おがたけん)さんがトップに表記されることが多かったようです。もう全部故人となってしまいましたね。今回ゲストで出演した緒形 拳と、主演の愛川欽也島崎喜美男監督は、ともに俳優座養成所の研究生として同じ釜の飯を食った仲だそうです。ドラマ中に、米子「皆生グランドホテル」が出てきて、小さい頃よく行ったので懐かしく思い出しました。皆生ヘルスランド」へもよく行ったものです。❤❤❤

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「きたがき」の「牛骨ラーメン」

◎週末はグルメ情報です!!

  松江「きたがき」と言えば、コロッケが超有名ですね。何せ1日に1,800個も売れるそうですから。⇒私の紹介はコチラ  その道路を挟んで向かい側にミートショップ「きたがき」直営の焼き肉店「きたがき」があります。橋南から宍道湖大橋を北に渡って、最初の交差点のすぐ先にあります。以前に、牛タン専門店の「旨味牛タン玉田屋」があった場所です。

 引き戸を開けて中に入ると、シックで落ちついた店内です。お店を訪れた有名人のサインもいっぱい飾ってありました。靴を脱いで、1Fのカウンター席(9席)に案内されました。2Fにもお座敷(5卓)があります。テレビ番組でも紹介されていた「牛骨ラーメン」(750円)をオーダーします。オーダー後、6分ほどでラーメン登場。トッピングは、切り落としの島根和牛肉、もやし、白髪ねぎ、ワカメ。鳥取県の牛骨ラーメンとは一線を画したビジュアルです。牛骨、牛スジを15時間煮込んだという透明感のある、わずかに琥珀色のスープ。液面を覆う脂。熱々のスープ。牛の旨味と風味が凝縮されています。スッキリしつつもコクが深い味です。シコシコの中細縮れ麺。茹で加減は良いです。カウンターの向こうからすぐに出て来て、仕上げて時間がかからずに供されるのがプラスに働いてます。焼き肉店の一杯、美味しいラーメンでした。

 『Lazuda』の今月号(9月号)は「うまい拉麺に逢いに行く~“新発見”を楽しむ拉麺特集2018」というラーメン特集号です。そこにも今日の「きたがき」の牛骨ラーメンが、「専門店じゃないのにうまいラーメン屋」として紹介されていました。ラーメン通には堪らない特集です。

 やはり「きたがき」と言えば、ミートショップというだけにお肉の店です。本物で、やわらかく、新鮮な島根和牛肉を提供するお店です。ということで2日連続で、今度はプレート・ランチの「牛肉ランチ」(1300円)を食べに行ってきました。お肉が美味しいのは当然ですね。 そして、地味に山盛りライス、ほんのり甘みがあって、かなり美味しいです。ごはんのお代わりは無料です。食事後にはデザートとしてプリンとコーヒーがついてきます。❤❤❤

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十津川警部TBS vs テレビ朝日

 この一週間の間に、内藤剛志さん主演のTBS系「十津川警部シリーズ」第6弾高橋英樹さん主演のテレビ朝日系「十津川警部シリーズ」第69弾が矢継ぎ早に放送されました。私は熱狂的な西村京太郎(87歳)&十津川ファンですので、両方を見比べながら鑑賞しました。結論を先に言えば、高橋十津川警部の圧勝です。

 まずは2017年からTBS系で放送されている内藤十津川シリーズ「日光・恋と裏切りの鬼怒川」から。十津川警部と妻の直子(池上季実子)が旅行に訪れた日光で殺人事件が発生します。殺された女は殺害に遭う前に「私は彼を殺します」という不気味なメッセージを残していました。手がかりは被害者の「ゆみ」という名前のみ。事件の鍵を握る東京の美人弁護士(星野真里)は被害者とは面識がないときっぱり否定しました。謎が深まる中、電話で情報提供を申し出てきた男が殺されます。さらに日光でも「ゆみ」の身元を知る手がかりと期待された、石仏を彫った病院院長が拳銃で射殺され、手がかりの書類も消えてしまいます。栃木県警の刑事とともに、懸命な捜査を続ける十津川班の刑事たち。その最中、弁護士を見かけ、後を追った亀井刑事が何者かに撃たれ負傷します。最強のコンビが離脱し、十津川警部最大のピンチが訪れるのです。烏丸せつこ、根本りつ子、ベンガル、早瀬久美、河合雪之丞、井上裕介(NON STYLE)ほかがゲスト出演していました。映画監督の林海象が病院院長役にキャスティング。劇中、河合雪之丞が薪能の「鉄輪」を演じます。迫真の舞です。十津川はその姿に被害者女性の無念、恨みを感じ取るのでした。

 まずこのドラマの原作となったのは、西村京太郎先生『京都・恋と裏切りの嵯峨野』(1999年)です。原作では舞台は京都なんですが、ドラマは日光市でロケが行われています。ドラマ自体はきれいな映像で、日光市、特に鬼怒川温泉近辺の自然美を映像化しており、私も若い頃に訪れているので見覚えのある観光スポットがたくさん出てきていました。「特急スペーシア」や「SL大樹」まで出てきていました。しかし架空のスポットがあたかも実在するかのように描かれていたり(例えば「今一神社」(笑)イマイチだな)、地元の人からするとあり得ないような地理上の設定もあり、「おいおい、それはあまりにも無理だろう」と思わせる部分も多々ありました。内藤十津川警部シリーズは、3時間スペシャルで放映されることが多く、今回も3時間ドラマでしたが、余計なエピソードが数多く挟まれていて、本筋がぼやけてしまった感は否めません。奥さんとのだらだらとした散歩シーン、バーでのIKKOさんのシーン、NON STYLE井上さんと友近さんの取調室でのかけあい(最後も不要)、等々本筋には不要なシーンが多すぎます。渡瀬・伊東さんの前十津川警部シリーズでもこの作品は京都を舞台に映像化されていますが、きちんと2時間でしまった展開を見せていました。たまに3時間になるときは、それなりの理由があって説得力もあったんですが、内藤さんのシリーズは構成がゆるーくなってしまって、ダラダラと間延び感が漂います。余計なシーンをカットすれば、2時間で十分にお釣りがくると思います。ということで、高評価はあげられません。

 さて今度は、テレビ朝日『土曜ワイド劇場』の頃から高い人気を獲得している髙橋英樹さん演じる『日曜プライム』で放送された「金沢~東京・殺人ルート 2時間33分の罠」に移ります。十津川警部シリーズはそもそも『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)枠でスタートしました。スタート当初は故・三橋達也さんが十津川警部を演じ(時々見直していますが実に味のある演技です)、髙橋さんは2000年の第34作から登板しています。実は1990年から1991年でも『火曜ミステリー劇場』でも十津川を演じていたので、合計すると約28年にわたって同じ役を演じ続けていることになります。安定感があるはずです。そんな髙橋さんがこのシリーズに寄せる思いを語っておられました。

やはり西村京太郎先生の原作が素晴らしい! 人間の本質を深く描いていますし、日本人が愛してやまない鉄道や名所などの魅力をうまく取り入れて、その街に生きる人間たちの悲哀を表現しています。まさに鉄道ミステリー作品の原点ともいえるシリーズですよね。僕たちもよく、風光明媚な崖の上で犯人を追い詰めたり、事件の捜査なのにお城に寄ったりしますが(笑)、これもまた、作品の魅力のひとつなんですよね。

元々、三橋さんが出演していた作品を見ていて「面白いなぁ」と思っていたんです。縁あって私がやらせていただくことになり、三橋さんが築いてきたイメージを壊さないよう、自分なりに新しい十津川像を作ろうと、最初は苦心しました。でも、それはとてもやりがいのある仕事でしたね。

これだけ長く演じ続けているキャラクターは、ほかにはないですね。長年演じてきただけあって、どこに行っても“十津川警部”と声をかけられます。僕はよく“100%犯人を捕まえる十津川です”と挨拶するのですが、そうすると皆さんどっと笑ってくださいます。十津川警部なら必ず犯人を捕まえてくれる――そういった十津川の内包する“安心感”のようなものをいちばん大切にしてきました。また、この作品は地方にロケに出かけ、皆で同じ釜の飯を食べながらその街で撮り上げていくというよさがあります。スタッフ、キャスト全員がひとつのものを一生懸命作り上げていくという工程は、本当にほかでは得難いものです。

そして今、“純ちゃん”と一緒ですが、高田純次という人間は、非常に真面目。皆さんが感じるちゃらんぽらんな部分というのは、私に言わせると“演じているのかな”と思うところがあります。芝居に関しては、“そんなに真面目にやらなくていいんじゃない?”と思うぐらい、とにかくすごく真面目な人なんですよ!一方で、彼はロケに行くと、すごく元気なんです。今回も昼間、暑い暑いとこぼしていたので疲れ果てちゃったかなと思っていたのですが、夜になったら元気に出かけていましたからね(笑)。

犯人探しの面白さはもちろんですが、登場する女性たちの苦悩が丁寧に描かれています。必死に生きている人間たちの苦しみ、悲しみ。そしてそれを理解し、真相究明に奔走する十津川、亀井のやさしい思いが胸を打つ作品になっています。ぜひ次回、第70作へと続くよう、大勢の皆さんに見ていただけたらうれしいですね!

 前68作は『土曜ワイド劇場』が終了したために、水曜日の『ミステリースペシャル』で放送されました。しかし曜日移動のための告知不足からか、視聴率がこれまでより少しばかり低かったために、もうこれで新作は登場しないのかもしれない、とファンの間では危惧されていました。これまでの年2回のペースから、2018年になっても今まで新作の放映はありませんでしたから。

 第69弾となる今回は、亀井刑事(高田純次)が北陸新幹線の車内で誘拐犯に間違えられた挙句、殺人事件に巻き込まれるというストーリー。誰が何のために、亀井刑事を誘拐犯の一味に仕立て上げたのか?チケットの交換を申し入れてきた謎の女が関わっていることは間違いありません。古都・金沢を舞台に、十津川&亀井の“最強コンビ”が、憎しみの連鎖が生んだ事件の真相に迫ります。今回は、“亀さん”が事件に巻き込まれ、彼自身が苦悩しながら捜査に当たるストーリーなので、それを支え、事件解決に向かって協力しあっていく、十津川との“絆”を描いたシーンが増えています。背後に見え隠れする2人の美女の影。古都・金沢を舞台に、両刑事の信頼感や仲のよさを、柔らかく、そしてちょっぴり面白おかしく表現していました。

 ロケの大半が金沢で行われており、私も見覚えのある観光名所が何カ所も登場しており懐かしかったです。JR金沢駅、北陸新幹線「かがやき」のゴージャスなグランクラス、金沢城公園、武家屋敷跡、兼六園茶屋街、金沢港大浜埠頭など素敵な映像でした。原作は西村京太郎先生『北陸新幹線殺人事件』です。さらにはお馴染みの東京駅丸の内口新宿歌舞伎町のビルなども登場していました。列車のトリックは一切なしで、北陸新幹線の車内、外観映像をたっぷりと使っていましたね。北条刑事役で山村紅葉さんが出ているだけで、ファンには安心感があります。お馴染みの西本刑事役・森本レオさんが出ていない、とネットで騒がれていましたが、西本刑事は『絹の遺産と上信電鉄』(最近文庫化!)ですでに殉職していますから、仕方のないところでしょう。でも常連の森本レオさんや宇梶剛士さんがいないのは、チョット寂しい気もしますね。高橋さんの十津川警部はもう長いだけあって、安定感と安心感が漂います。亀井刑事役の高田純次さんが愛川欽也さんに変わった時には、ものすごい違和感があったんですが、今はどうして、どうしてなかなかの名コンビとなっています。最後のシーンで十津川警部と亀井刑事がイチャつく場面がありましたが、これはわざとらしかった。笑い転げていました。

 やはり安定感を感じる高橋十津川警部に軍配を上げたいと思います。❤❤❤

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八幡へのメッセージ

 最近私が発刊しました『2019年度英語センター対策本』(第14版、自費出版)CD-ROM「発音・アクセントセンター過去出題語」に関して、全国の数多くの先生方から激励のメッセージをいただいております。幾つかをご紹介しましょう。⇒「反響その1」はコチラです  先週北高でありました「9月進研・駿台共催マーク模試」でも(非常に簡単!)十分にその成果は発揮されて、9割越え(180点)続出でした(満点200点までも)。正しい努力でコツコツ積み上げれば、英語は絶対に裏切らない!」のです。ぜひ生徒さんに薦めてあげてください。松江・出雲・米子 に住んでいる方には、もうすぐ今井書店グループ」にも置いていただくことになっています。感謝、感謝!それと、CD -ROMの中に、私が松江北高補習科で4月からやってきた過去問・解説50枚のプリントが収録されているんですが、これをやるといいですよ。今も毎日郵便局に通って発送しております。クラス、学年単位のお申し込みにも対応させていただいております。現在、20冊以上のお申し込みをいただいた先生方には、八幡からの特別プレゼントCDデータ集「英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3」を引き続き贈呈させていただいております。これは、私が松江北高で作り続けた417本の英語指導資料ファイルが収録された増補改訂最新版です。冊子、CDご希望の先生方はメールでお申し込みください。

さて、先日は、センター対策本をお送りくださいまして、誠にありがとうございました。前回の親本で最後だと思っていたところに最新版発行の知らせ。心躍りました。大問を解くうえでのエッセンスがコンパクトに詰め込んであり、今後のセンター対策指導へのやる気を増大させていただきました。勤務校では三年学年主任を仰せつかっています。これまでも八幡先生の本をつかって,センター試験・二次試験への種まきをしてきましたが、2学期以降が正念場です。今回送っていただいた対策本も活用しながら生徒とともにがんばりたいと思います。(N先生)

▲この度はCD-ROMを送って下さりありがとうございました。予想以上の内容に感謝の気持ちでいっぱいです。生徒への指導に必ず役立てます。(O先生)

▲本校でも、毎年活用させていただいております。生徒もわかりやすいと好評です。(Y先生)

▲この度は、御多忙の中英語センター対策CD-ROMを郵送下さり、本当に有り難う御座いました。生徒様への愛情が込められた八幡先生の著作、拝受致しました。音源を聴かせて頂き、エドワード先生の優しさを感じ取ることができました。松江北高等学校の生徒様の力になりたい、との思いが沢山詰まっておりました。残念なことではありますが、恥ずかしさからか、未だに発音をしようとしない生徒が多数おります。しかし、正しい発音に触れることは語学学習の原点です。エドワード先生と八幡先生の真心を繰り返し聴かせて頂き、小生自身も精進して参ります。また、様々な参考資料にも感激しております。特に、「英単語はアタマ・オナカ・シッポ」のわかりやすさには驚愕致しました。中学校と高等学校の習得単語料の違いに戸惑う生徒も多い中、少しでも覚えやすいようにとの八幡先生の工夫には頭が上がりません。(W先生)

▲近年は、アクティブラーニングやコミュニケーションといった 言葉が流行するなかで、私は英語教師にいつの時代も求められる力は、問題作成力と教材開発力だと信じております。特に教材開発力は、私もそうですが忙しさを言い訳にしてついつい市販のもので簡単に済ませてしまうことがあります。教材は食べ物と同じで、外で買ってきて簡単に済ますよりも、愛情込めて手作りした方が良いに決まっています。御著書の内容の素晴らしさは言うまでもありませんが、英語教師としてのあり方を問い直す良い機会になり、非常に大きな刺激を頂きました。私も日々研究を重ねながら、いつかは自分が胸を張って生徒に持たせることができる教材を開発します。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。(O先生)

▲今回の対策本はコンパクト版ながらエッセンスが詰まっており、また勉強になります。先生のブログもいつも更新を楽しみにしております。(H先生)

 また最近、私の授業を見学された若手のK先生からは、「授業見学からその後のお話しまで、充実した時間を過ごさせていただきありがとうございました。授業見学では、八幡先生の英語愛が生徒にも見事に乗り移っているなと、感心して拝見しておりました。」とのコメントをいただきました。医学部に合格した生徒からは、「本番では直前まで単語を見て全力を出しました。先生の授業のお陰で力もつき、英語の理解も深まったように思います。本当にありがとうございました」と感謝してもらいました。

 昨年教えた、現在浪人生からは、

▲話は変わりますが、約半年間八幡先生のご指導を受けて良かったなとすごく思っています。先生は英語に関する知識はもちろんですが、周りの環境の大切さや学校を休まないことなど、日常生活で役に立つことをとても教えてくださいました。去年もそうですが浪人生となった今でも先生のおっしゃっていたことが本当だなととても実感しています。先生には感謝したくてもしきれません。三月には合格報告ができるようこれからも勉強を頑張ります。また、スキマ時間を活用しながら先生のブログもチェックしています。

 最近は、私の話を聞きたいと、各所から呼んでいただける機会が増えてきました。ちょっと真似の出来ない資料を基に「理想の教師像VSOP」の話をさせていただいております。⇒詳しくはコチラ  私は基本的に、火曜日金曜日には授業がなくお休みなので、私でお役に立つことであれば、喜んで出かけさせていただいております。今月25日(火)には、「鳥取私塾の会」で講演をさせていただきます。⇒案内はコチラです

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野津実希さん、ご結婚おめでとう!

 松江北高教え子の野津実希(のづみき)さんが、8月12日に結婚式を挙げました。お相手は松江北高理数科の同級生安井勇気(やすいゆうき)くんです。在学時からおつきあいをしていたのですが、高校卒業後もずっと続いて、めでたくゴールインしました。私は高校3年生の時に、彼らに英語を教えました。野津さんは、大学時代からいつも帰省する度に顔をのぞかせては、元気な姿を見せてくれていました。⇒例えばコチラ  彼女は大学卒業後四年間、広島市立瀬野小学校の先生をやっています。交際の充実ぶりについても、いつもアツアツの写真を送ってくれたり、報告をしてもらっていました。

 実にめでたい!これはお祝いをしなければなりません。松江北高の総務部長・武藤立樹(むとうたつき)先生と二人で、お祝いを京店の老舗「みなみ」で行いました。ご主人の安井くんは京都大学・博士課程に在学中で、今回は大学に帰らなくてはならず、残念ながら欠席でした。なぜ武藤先生が??という疑問には、深~い訳があるんですが、それは内緒…(これを話すと大爆笑になりますので…。講演会のネタにしましょう)。食事を始める前に、外に出て「みなみ」の素敵なお庭で三人で記念撮影です。


 いつ来ても美味しい和食料理に舌鼓を打ちながら(私はここの鯛飯」の大大ファンです)、二人のなれそめから、式の3冊のアルバムを見ながら、将来の設計について、三人で楽しく語らいました。美味しい食事に十分に楽しいひとときを過ごした後で、ロビーでもう一度記念撮影を。お幸せにね!❤❤❤

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髙橋真梨子3000回コンサート

 本日レコード会社のビクター・エンタテインメントから、髙橋真梨子(たかはしまりこ)さんの「サイン入りクリアファイル」が、宅急便で送られてきてビックリしました。彼女の最新アルバム『カタルシス』を購入したときに、応募していた懸賞に当選したとのことです。ラッキーでした。若い頃はよく懸賞に応募しては当選することが多かったのですが、最近はほとんど応募することもなかったので、久しぶりに嬉しい体験でしたね。

▲当選したクリアファイル

 大好きな歌手の高橋真梨子さん(69歳)が8月31日、神奈川・相模原市の相模女子大学グリーンホールで、ソロとして3,000回の節目となる公演を行いました。1973年に「ペドロ&カプリシャス」の2代目ボーカルとしてデビューし、1978年にソロに転向。翌年6月に東京・有楽町の読売ホールで行ったのが初のソロ公演でした。それから40年かけてたどり着いた金字塔。最初のあいさつで「ソロになって3,000回公演の記念すべき日です」と約2,000人のファンに伝えると、会場が大きな拍手に包まれました。「外は暑いけれど、今日を違う意味の『熱い日』にして一生懸命に歌います」と続け、45周年記念最新アルバム『カタルシス』の中の収録曲「雲母の波」「カリソメ」や、ヒット曲「桃色吐息」「ごめんね…」など、23曲を約2時間かけて披露しました。客席から「今日も世界で一番かわいいで~す」と声がかかると、ステージでフルートなどを演奏しているだんなさんのヘンリー広瀬(74歳)「ダンナはどうなの?」と笑顔で質問。僕もそう思っています」の返事に照れるシーンもあったそうです〔爆笑〕。

 最近、7月23日から、朝日新聞』で10回にわたって、「語る~人生の贈りもの」という髙橋真梨子さんの連載記事が掲載されましたね。なかなか中身の濃いインタビューを基に構成された記事でした。そこで、心に留まった発言を再録しておきます。

歌うとき、心の中や頭の中には感情がものすごく入っているんです。それをサラッと歌うのが私のやり方。歌詞がドバッと入ったところに、感情を入れすぎると、結構しつこいと思うんですね。感情を込めて、それでも邪魔にならないように歌うことに、ただひたすら集中しています。

中学で不良グループに入り、学校をさぼって喫煙もした。だがコーラス部は続け、中2からは歌を習った。嫌なことを忘れられた、という。

◎ホテルに帰ると、ヘンリーさんが私の部屋のバスタブにお湯を張って「お風呂入ってもう寝なさいよ」。そう言って自室に戻って行ったんです。私は酔ってるから、とにかく脱いでザブンと入るじゃないですか。バッチリだったんですよ。ぬるくもなく熱くもなく、うわーっ、あの人の配慮はすごいなーって。移動の電車はいつもヘンリーさんの隣の席だったので、 次の日、「昨日のお風呂の湯加減が最高だった」と伝えました。それがきっかけで、仕事以外のこともいろいろと話すようになったんです。彼は本当はものすごく愉快で面白い人なのに、キザっぽく自分を作っていたんです。だから付き合っている間に、私が衣を剥がしてあげたの。11年の交際を経て結婚。今年で25年になる。今のお風呂は自動で温素設定できるけど、コンサートで泊まる地方のホテルが自動じゃないと、今でもヘンリーさんが湯温を調節してくれます。何分後に入るかを計算して、ぴったりになるように。何から何まで尽くされっぱなし。彼がいなかったら私は生きていないんじゃないかと思います。

◎歌うことに妥協はしたくありません。いつでも同じ姿勢で、私は音楽と向き合ってきました。

◎でも、ここ数年は、体調が良くないのに歌っていていいのか、声がでなくなるんじゃないか、歌手生命が危ぶまれるんじゃないか、という恐怖心と闘っています。

 更年期障害に悩まされ、激しい疲労・発汗、震えや耳鳴り、食事もできなくなるなど、辛い日々を過ごされた真梨子さんでしたが、所属レコード会社によれば、2,000人以上収容の大規模ホールで、年間25公演以上を40年も続けている女性ソロ歌手は髙橋真梨子さんしかいません(男性歌手では、私の大好きなさだまさしさんが、45年間4300回以上のコンサートというのが大記録です)。コンサート終盤には、「来年にはラッキーセブン(70歳)になります。これからも1日1日、1本1本のコンサートを大切にしていきます」と誓いました。

 最新の『栄養と料理』10月号(女子栄養大学出版部)には、髙橋さんの「思い出の味」に関する興味深い情報が載っていました。 故郷でお母さんが作ってくれた「ちらしずし」の味が忘れられないと言います。博多で育った真梨子さんの得意料理は、ほどよい甘味のある筑前煮や肉じゃが、牛丼などの煮物全般。だんなさんが必ず朝食を作り、蒸し野菜を出してくれる。ブロッコリーや玉ねぎ、にんじん、しめじ、まいたけをポン酢やえごまオイルで味わう。今はアボガド納豆がブームで、ペースト状にしたアボガドに納豆を混ぜておしょうゆで食べる。これらの栄養価の高い朝食が、パワーの源になっていると言います。好きな食べ物は「バタートースト。バターが大好きで、全粒粉パンのトーストにたっぷりと塗って食べています。夫の倍は縫っていますね(笑)」。コンサートの前の食事はいつも「とりそぼろ弁当」。とりそぼろと卵の2色弁当に大根の煮物、こんにゃくとひじき。そしてステージ前には、お菓子のチョコパイをよく食べると言います。チョコレートの甘みがのどを潤して「さあ、歌うか」という気分にさせてくれるそうです。歌声を保つために、「ふだんの会話をできるだけ大きな声でしないようにすることかな。自宅で発声練習をすることもありますが、のどを休ませながら大事に使っています」と。

 この日で、ソロ公演の動員数は693万人を突破し、来年の700万人動員も見えてきました。あらためて、来ていただいたお客さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。お客さまの顔を見ると元気をもらえる。これからも前を向いていきますソロになって40年。レコードデビューからだと45年。圧倒的な歌唱力と存在感で心の琴線に触れる希代の女性ボーカリストは、ファンへの感謝の思いを胸にこれからも走り続けます。以下は、真梨子さんの残したとてつもない記録です。♠♠♠

▼2015年に発売したカバーアルバム「ClaChic」が、オリコントップ10入りの女性部門最年長記録(66歳3カ月)。2010年に「No Reason 2」で作った自己記録を更新しました。2017年のNHK紅白歌合戦に68歳9カ月で出場。これも自身の最年長記録を更新しています。

▼「音楽の殿堂」と呼ばれる米国カーネギーホールの大ホールで日本人で唯一、3回(1993年、2008年、2016年)もの公演を行いました。

▼300曲を超えるソロ作品中、150以上の楽曲で作詞を手掛け、ドラマや映画の主題歌を25曲も担当しています。

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「サービスが先、利益は後」

 「サービスが先、利益は後」を社訓にして、急成長してきた会社が「ヤマト運輸」でした。故・小倉昌男(おぐらまさお)社長が喝破した言葉ですが、最近のヤマトの水増し請求の不祥事は、この小倉さんの哲学が忘れ去られたために起こった出来事と私は感じています。それでも、すぐに反省して、企業だけでなく一般の引っ越し業務も全面ストップにして引き受けない、という大胆な対応策を打ち出したのはさすがと言わねばなりません。私はどこに荷物を送るにも、引っ越しも昔から「クロネコヤマト」と決めているんです。⇒引っ越しの嫌な思い出と素敵な思い出についてはコチラ  今日はこの「サービスが先、利益は後」について考えてみたいと思います。2つほどそんな企業の例を挙げます。

 私はカジュアルの洋服は、「ラコステ」「ブルックス・ブラザーズ」に決めています。広島市そごう新館」6階にある「ラコステ」のお店には、もう15年以上通っています。かつてここには親切な店員(藤岡さんがおられて、新しいものが入荷するとすぐに丁重な案内のお手紙を送ってくださっていたんです。私の大好きな「ブルー系」の商品が入荷すると、「絶対にお気に召す色が入ってまーす」と。品質についてはお墨付きの高級品ですから(⇒コチラに私の解説が)、別にわざわざ旅費を使わなくても、松江市内の一畑百貨店の中にあるラコステ売り場で買ってもいいんですが、やはり広島まで足を運んで買いに行きますね。これが「営業(サービス)の力」というんでしょう。いつも品物をいっぱい大人買いして自宅まで宅配便で送ってもらうんですが、この店員さんは荷物の中に長いお手紙を添えて送ってくださっていました。「先日お越しになったときのネクタイが素敵でした」とか、「帽子がかわいかった」とか、ファッション業界の店員さんらしく観察眼鋭く、それでいて「お仕事頑張ってくださいね」と優しく励ましてもらう内容のお手紙でした。これで「よし、また買いに行こう!」と思うわけです。こうやって贔屓(ひいき)のお客さんがつくんでしょうね。残念ながら、この店員さんは今は辞めてしまってもうおられないのですが、引き継いだ方(岡本さん)も、いつお邪魔しても歓待していただき、お話が上手で、いいものを薦めてくださるので、仲よくさせてもらっています。先日の荷物の中にはこんなメッセージが添えられていました。「先日はたくさんお買い上げいただきありがとうございます。今から夏本番になりますので、体調には気をつけてくださいね。またのご来店、お待ちしております。 広島そごうラコステ 岡本」 なんだ、簡単なことじゃないか、と思うかもしれませんが、実はこんなことができる人はそう多くありません(教員でも…)。最近は、荷物の中に商品だけが入って会社がほとんどですから。お客さんの心をとらえて離さないのは、実はこういったさりげない心遣いが大きな要因なのかもしれませんね。業界の方、ぜひ実行してみてください。

 私が3年前に松江北高を退職してブラブラと遊んでいた時に(わずか2ヶ月だけの悠々自適期間!)、(株)ラーンズ清水大雄前社長と編集者の方がわざわざ自宅に訪ねて来られました。教材を使ってくださっている先生方に喜んでいただくために研究会(無料)のようなものを開催したいのだが、協力いただけないだろうか、という依頼の訪問でした。「それはいいことです」と全面的に協力させていただき、以来毎年継続して参加させて頂いております。これは営業畑に長かった清水社長の英断でした。清水社長は退職なさいましたが、その思いは西島一博社長にも引き継いでいただき、先生方に好評です。忙しい中を先生方に足を運んで頂くわけですから、飛びきりの資料をご用意して、おみやげまで準備して開催していただいています(今年は6月に東京・市ヶ谷茨城土浦で開催)。朝早くから、ラーンズの方々が会場準備・機

▲喜んでいただいているDVDデータ集

材設営にあたられ、資料・お茶を席に準備して受け入れ体勢を整えて頂きます。先生方がお帰りになって、終わってからも手際よく後片付けに奮闘しておられます。もちろん当日を迎えるまでに、打ち合わせに担当者が松江まで足を運ばれ、詳細に会の内容を詰めていきます。毎回おみやげに無料で配布して喜んで頂いているDVDデータ集(今年は417本の資料収録)の作成にも時間をかけていただいています。旅費・宿泊費もバカにはなりません。これだけの手間ひまと経費をかけて、無料で開催し、先生方に喜んでいただくことで、後に問題集を採用して頂いたり、学校訪問した際の情報交換、先生方との人間関係につながっていきます。やはり「サービスが先、利益は後」なのです。今では教科を横断してものすごい数の研究会を開催しておられ、先生方をつなぐことに積極的に貢献をしていただいています。⇒コチラ  きっと後から「利益」は付いてくると信じています。

▲お世話になっているラーンズ西島一博社長さんと

 私が退職金をはたいて、種々の教材を生徒たちに届けているのもこの精神です。私が自費出版した『センター対策本』を、卒業後も家庭教師や塾講師のバイトに愛用してくれている卒業生たちが、表紙も中身もボロボロに使い込んだ現物を持って見せてくれました。ここまで使ってもらえるのなら、ちょっとやそっとでは破れない上質のコート紙を使って、表紙も厚手の上等の紙を使って印刷したらきっと将来喜んでくれるだろうと、後先も考えずに印刷したところ(第13版)、とんでもない額の請求書が届いて驚いたことがありました。でもこの年には生徒たちが発奮してくれて、過去最高のセンター平均点で恩返しをしてくれました。この生徒たちはなんと模試成績が過去最低と言われていた生徒たちでしたから、喜びもひとしおだったのをはっきりと覚えています。今回も(第14版)、引き続きコート紙を使い、カラー印刷までしてしまいました〔笑〕。音声のデータが欲しいという要望に応えて、データCDまで作ってしまいました。やはり「サービスが先、利益は後」です。これを使って希望の大学に入学した卒業生たちが、何年か経って「ありがとうございました」と感謝の言葉をくれますから、私の思いは必ず報われるんです。❤❤❤

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「ハウステンボスライナー」

 「シーサイドライナー」長崎―佐世保を走る大村線の快速列車の名称です。かなり年期の入った真っ青な車体の車両で運行をしています。大浦湾の海の色を想起させる車体ですね。約1時間に1本運行しており、車両は少し古いキハ66・67系です。前日の長崎駅のホームでこの列車を見ていましたので、翌日もこれに乗って、ハウステンボス駅へ向かう予定でいました。ところが…。

 翌日、長崎駅1番ホームに入線してきた佐世保行きの列車を見てビックリしました。まるでハウステンボスを思わせる橙色の車両です。思わず「特急ハウステンボス」の新型車両と見間違えるところでした。ハウステンボスライナー」と呼ばれる仕様に変更されたんだそうです。この「ハウステンボスライナー」に変更されたキハ66・67系は12番ユニットで、塗装は白に橙のツートンカラーになっているのが特徴です。したがって、従来の青色の「SSL色」の車両と比べてみても、一際目立っているのもわかります。もちろん、この12番ユニットも、塗り替えられる前の塗装は以下のように青の「SSL色」でした。これが上の塗装に変更される訳ですから、急に変化したような印象です。またドアには、ハウステンボスのロゴである、王冠と2頭のライオンが描かれていました。座席も色とりどりのハウステンボスカラーです。すっかりハウステンボス気分になってしまいました。途中、大浦湾の素敵な景色を堪能しながら、目指すハウステンボス駅(⇒私の解説はコチラです)に向かいました。

 座席もハウステンボス気分のものでした。❤❤❤

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地産料理「あお山」

◎週末はグルメ情報です!!

 地産料理 あお山は、昨年の5月にオープンした和食の新しいお店です。松江市末次本町の京店商店街、「月ヶ瀬」の2階にある和食料理店です。場所は松江京店商店街。昔の「魚盛り屋 鮮楽」さん跡地です。日本料理一筋17年の店主が手掛ける海鮮料理を味わうことができます。中でも、隠岐産の岩ガキや「しまね和牛」、宍道湖のヤマトシジミなど島根の厳選食材を使用した料理がオススメだそうです。新鮮で安心、地元の食材を使った料理が楽しむことができます。この場所は、お団子で有名な「月ヶ瀬」の2階です。「月ヶ瀬」にはよく来るのですが、2階に上がったことは今までありませんでした。

 午前11時からランチ営業もやっておられます。「月ヶ瀬」で大好きなお団子を買ってから、階段を上って2階へと上がっていきます。扉を開けると、入り口で靴を脱いで、お座敷へと進みます。カウンター席と個室がありました。掘りごたつ式で足は楽チンです。メニューを見ると、限定10食の「日替わりランチ」(800円)もあります。私は「天丼定食」(1000円)をオーダーしました。バラエティ豊かな海鮮や野菜の天ぷら9種がのった天丼がやってきました。秘伝のタレが味の決め手と聞きました(私にはちょっと甘いかなと感じましたが。やはり「魚一」の天丼の上品さが私は好きです)。やまとしじみのお味噌汁、茶碗蒸しや日替わりの小鉢なども付いており、男性も満足できるボリューム感です。アフター・ドリンク(デミタスコーヒー)とデザートもついていました。お買い得なランチでした。私がカウンターで食べている間にも、次々と家族連れがやってきて繁盛していました。❤❤❤

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「MEG ザ・モンスター」

 現在日本の興行成績第1位の映画「MEG ザ・モンスター」(9月7日公開)を見てきました。残念ながら松江では上映していないので、電車で出雲Tジョイ」まで出かけてきたんです。私は 火曜日は授業がなくお休みの日なので、朝早くに自宅を出てバスで松江駅まで、松江駅から電車に40分ほど乗って出雲駅まで、出雲駅からバスで「ゆめタウン」3階へ。私は有り難いことに、「シニア料金」の1,100円で見ることができます。後でじっくりと鑑賞するためにこの作品の「パンフレット」(720円)も購入しておきました。映画を堪能した後は、タクシーで「イオンモール」へ。お気に入りの「金久衛門」で昼食を取った後、歩いて「エディオン」そして「BOOKOFF」へ(左膝を痛めているので歩くのが大変です)。今、峰 隆一郎(みねりゅういちろう)という作家のトラベル・ミステリーにのぼせているんですが、旧作が手に入らないので(絶版)、アマゾンの古本や古書店を巡って集めているところなんです(現在30冊ほど集まりました)。今日はここで2冊ほど収穫がありました。タクシーを飛ばして出雲駅に帰り、再び電車に揺られて松江駅まで。隣の「一畑百貨店」「資生堂」で買い物をして、地下に降りて、お気に入りの八六亭」でエビカツ、牛肉コロッケ、最後のポテトサラダを購入。顔なじみの店員さんと世間話をしながら、火曜日が一番暇で月曜日が一番よく売れる、私の大好きな「だし巻き玉子」は11月1日から再開されるという情報をゲット。歩いて「リトルマーメード」へ戻り、パンを購入して帰宅しました。のんびりと好きなことをして過ごした一日でした。巨人は負けて気分は最悪でしたが…。

     さて映画に戻って。未知の深海で、体長20メートル(大型バス2台分)、体重20トン(アフリカ象3頭分以上)を超える太古の巨大ザメ「メガドン」(MEG)と人間たちの死闘・サバイバルを描き、21世紀版「ジョーズ」と評判の海洋パニック・アクションムービーです。「エクスペンダブルズ」「ワイルド・スピード」シリーズなどでおなじみの人気アクション俳優ジェイソン・ステイサムが主演し(ジョナス・テイラー役)、「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとっています。人類未踏とされるマリアナ海溝をさらに超える深海が発見され、沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で調査に乗り出します。幻想的な未知の生物が生きる新たな深海の世界を発見し、心躍らせる一同でしたが、その時、巨大な「何か」が襲いかかってきます。レスキュー・ダイバーのジョナス・テイラーは、以前に潜水艇のSOSを受けて東シナ海の海溝に潜った際に、信じられないほど巨大なサメ、メガロドンを目撃します。しかし信じる者は誰一人おらず、彼は同僚を死なせた責任を取り、海難救助の一線から退き、酒浸りの生活に溺れていました。深海で身動きがとれなくなり消息を絶った探査船チームの救助に、ジョナスに白羽の矢が立てられます。一度は断った彼ですが、探査船に海洋研究者の元妻が乗り込んでいたことを知り、復帰を決意して現地に飛びます。そんな彼は、200万年前に絶滅したとされる、体長23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメの「メガロドン」に再び遭遇するのです。絶滅したはずの古代モンスターが現代に姿を現し、人間たちを恐怖のどん底に陥れていく様子をスリリングに描いていました。研究所のスポンサーは、この世紀の大発見を儲け話に換えようと捕獲を命じます。捕獲作戦は実行に移され、船は凶暴なメグの暴走により無惨に破壊され、海洋に投げ出された彼らの身に危険が迫ります。さらに悪いことには、暖流に乗ってメグは海水浴客で賑わうビーチに接近していました。果たしてこの危機をどう乗り切るのか、手に汗握る死闘が続きます。最後の壮絶な死闘シーンは圧巻でした。

 いったんは捕獲に成功し、喜ぶ一同で映画は終わるのかな、物足りないな、と思っていたら、そこにメグはもう一頭出現し、大パニックに陥ります。ここからさらにスリルとサスペンスの展開が待っていました。やはりこれでなくちゃあ。映画の中では思わずニヤッとするユーモアや、上質の笑いが時々顔をのぞかせていました。巨大イカ⇒深海⇒海水浴場パニックは、それぞれ別の映画を連想させる構成なのかな?恐怖で海洋を泳いで逃げ惑う子犬ピピンちゃんがとっても可愛らしかった。映画では、マシ・オカ(東京都出身)が日本人海洋研究者トシを演じていました。劇中では感動的で壮絶な死を遂げるんです。原作の小説版では、彼が巨大でどう猛なメガドロンに立ち向かう様子が詳しく描かれているそうです。

 この映画の監督が、お客さんへのメッセージとして「ビックリして、笑ってほしいね。もっと深いところで言えば、僕らの苦労が報われて観客の皆さんが楽しい体験を味わってくれたら嬉しいよ。過去に作った作品では観客に難しい愚問を提起したり、深い考察をしてもらったりしたこともある。でも今回は、とにかく映画館から出てきたときに「これはスゲー!」と言ってもらえたらいいね。」と言っておられましたが、私はまさにその通りになりました。オススメの映画です。❤❤❤

【追記】 映画の前半に「いい香りだ。サンダルウッド?」という字幕スーパー(担当:アンゼたかし)が出てきましたが、これではいかにも不親切です。私も一瞬何のことだ?と思いました。英語を知らない人には何のことかさっぱり分からないでしょう。

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東山魁夷『山雲濤声』

 9月8日(土)のテレビ番組「美の巨人たち」(テレビ東京系)では、東山魁夷(ひがしやまかいい)画伯「唐招提寺御影堂障壁画(床の間の絵及び襖絵全六十八面)」が取り上げられていました。この番組は、作家の一枚の作品(絵)にスポットを当てて、その一枚に塗り込められた秘密を深く追いかけることで、美の巨人たちの人間像を探っていく良質の番組で、私はよく見ています。東山魁夷は、私の大好きな風景画家で、自分でも白い馬シリーズの絵を集めたりしています。この唐招提寺の御影堂は、現在大規模な修復工事を行っていて(2021年春完成予定)、御影堂障壁画の現地拝観はかないません。私は今年の春に、唐招提寺にお参りして、この絵が捧げられた鑑真和上の像に手を合わせてきました。拝観が叶わないので、数年前から全国の美術館を巡って特別展示を行っていて、私は2016年に、太宰府「九州国立博物館」で拝観しています。描かれている圧倒的な風景はどれも幻想的で、ついつい見入ってしまうものばかりでした。日本海の荒波を描いた「濤声(とうせい)」は、本当に波の音が聞こえて来そうな位の臨場感がありました!⇒私の訪問記はコチラです

 この障壁画を描くために、かつて日本の原風景を求め8カ月にも及び本州全土を旅した東山魁夷画伯。旅を終えた東山画伯は、奈良・唐招提寺へ向かいました。そこで挑んだのが、長老に依頼を受けた、寺の開祖・鑑真和上に捧げる『山雲濤声(さんうんとうせいです。上段の間の霧に煙る「山雲」と、宸殿の間に波がさざめく「濤声」からなる巨大障壁画です。写生の旅では極寒の日本海を東山画伯特有の「群青」(東山ブルー)で表現していたのに、障壁画では穏やかな「緑青」の世界に変わっています。一体なぜ?さらに構図にもある秘密が…。そこには日本伝統の美が息づいていたのです。また「山雲」に描かれた唯一の生き物ホトトギスには、盲目の僧に美しき日本の風景を捧げるためのある仕掛けがしてありました!なぜホトトギスだったのか?風景画の巨匠が、絵に込めた狙いと新たなる挑戦に真正面から迫る良い番組でした。番組内では、この障壁画の引き手」の依頼を受けた若き匠の苦悩と奮闘ぶりも描かれていて、とても勉強になりました。私が太宰府で見た時には、この「引き手」にまでは鑑賞が及びませんでした(残念!)。今度見る機会があれば、ぜひじっくり味わいたいと思います(写真は番組HPより拝借)。

 番組では触れていませんでしたが、日本の山を深い霧で覆ったのも、東山画伯鑑真和上に対する思いです。霧は湿気から生まれるもの。湿気は肌で感じられるものですよね。湿潤な日本の風景美の中にも、盲目の鑑真への深い思いやりが込められています。

 渡り鳥のホトトギス。現在、日本ではあまり見られなくなっているようですね。昔はよく鳴き声を聞きましたが、最近は全く聞くことがなくなり、少し寂しい気持ちになりました。番組では鳴き声が響き渡り、すがすがしさを感じたことでした。東山画伯が、このホトトギスに込めた鑑真和上への思いにも感動したことでした。

 6回もの執念の渡航でようやく日本にたどりついた盲目の渡来僧・鑑真に、日本の山と海の原風景を捧げたいと描いたのがこの作品です。東山さんは、鑑真のために描くべき風景を探し求め、本州全土にある山と海を旅しています。しかも、8ヶ月のも長期に渡り。なぜ8ヶ月にも及んだのか?時は高度経済の末期頃、日本中に開発の手が伸び、人の手が入っていない山と海がなくなり始めていたんです。山を描こうにも送電線が走り、海を描こうにも、テトラポットと防波堤。東山さんはまさに執念で、鑑真に捧げるべく日本の貴重な原風景を見つけるんです。それはどの場所のどんな風景だったのか?当時の画伯の絵画制作の貴重な記録映像も流れていました。この番組を見てから、あの障壁画を鑑賞したかったですね。

 実は今、普段は奈良・唐招提寺にあるこの障壁画『山雲濤声』を、展覧会で見ることができるんです。生誕110年 東山魁夷展」京都国立近代美術館で、10月8日まで。東京・国立新美術館では、10月24日~12月3日まで開催です。お近くの方はぜひ見に行ってくださいね。きっとあの圧倒的な迫力にうちひしがれることでしょう。❤❤❤ 

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ブログ

  「チーム八ちゃん」ブログを始めてから、早いものでもう6年が経とうとしています。「スキマ時間」を見つけては、せっせと毎日更新を続けてきました(15分の活用法は、竹内 均先生から教わりました)。チョット時間があるときにサッサッと書いて保存しておくんです。また暇な時に引き出してはちょっと手直し。間をおいてはまた手直し。これの繰り返しです。『老人と海』で有名なアメリカのノーベル賞作家・アーネスト・ヘミングウェイは、作品をささーっと書き上げると、ろくに読み返しもしないで銀行の貸金庫の中に入れていたそうです。時間が相当過ぎたところで、それを取り出してきて、手を入れる。それでもまだ気に入らないと、再び貸金庫に戻す。こういうことを繰り返して、これでよしとなったところで、出版社に渡して作品が世に出ました。ヘミングウェイが鉄砲自殺をしたときには、貸金庫からそういった未定稿がトランクいっぱいに出てきて、世間をびっくりさせました。このやり方、使えるかもしれないな、と思って真似をしているんです。今日の時点で「管理画面」を確認しますと、1008本の「下書き原稿」が登録されていました。これから約3年分のブログ原稿がすでに書かれていることになります。「スキマ時間」、恐るべし!ですね。やはり「コツ、コツ」が秘訣です。

 毎日たくさんの方々(先生・生徒・保護者・業者さん)に見ていただいており、嬉しく思っております。いろいろな所で、「毎日見てますよ」と、ブログのことに触れていただきます。今日もかなり昔の南高の生徒から声をかけられました。最近も、「毎日、先生のHPを拝見するのが1日の始まりの日課であります。元気と智恵と生きる道しるべを教えていただいております。誠にありがとうございます。」▲「先生のブログからいつもパワーを頂戴しております」▲「毎日のように先生のブログを読ませていただきながら、英語のことだけでなく、人としての生き方についても勉強させていただいています。」▲「先生のブログもいつも楽しく拝見させていただき、「利他の精神」「give and give」などのお言葉に感銘を受け、自分もそうありたいと常々感じております。」▲「チーム八ちゃんのオフィシャルサイト、楽しく読ませていただいています。文具の分析、最高です」▲「八幡先生のブログを拝見いたしました。 先生の利他の精神に感銘を受けております」 など、身に余る温かいお言葉を頂戴しています。毎日の生活の中で、私の興味を惹いた事柄を取り上げては話題にしてきました。何せ好奇心のかたまりのような人間ですので。若い頃、恩師の故・安藤貞雄(あんどうさだお)先生から、どんな短い文章を書くときでも、何か一つ、これは新しい情報ですよ、新知見ですよ、というものを入れるようにしなさいと、アドバイスをいただき、以来心がけてきました。このブログの文章も常にそのような気持ちで書いているんですが、いかがでしょうか?今日も3本、下書き原稿を登録しました。

 「写真が綺麗ですね」と、お褒めの言葉をいただくこともあるんですが、これはカメラが上等だからで、腕ではありません〔笑〕。出入りの写真館のカメラマンの方に、いろいろと指導してもらって知恵をつけてはいただいているんですが、一向に上達しません。以前はキャノンを使っていましたが、最近はもっぱらソニーを愛用しています。ただ、今までに、同じレンズを5本落としてパーにしました。レンズ交換の際のちょっとした不注意で落とすんですが、コツンといっただけで、もう認識してくれません。⇒顛末はコチラ  デリケートなカメラです。その都度買い直していますが、これが結構バカにならないお金なんです〔笑〕。♠♠♠

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奈良公園のシカはおじぎをする?

 芝生の広がる奈良公園で草を食む鹿の姿は、奈良を代表する風景です。奈良公園の代名詞ともなっているシカはみな人なつっこく、そばに寄ってきてはあのつぶらな瞳で見つめられたら、そのかわいさに誰でもゾッコン!鹿とのふれあいを楽しむために、奈良公園を何度も訪れるリピーターも多いようです。私もカメラを向けながら、イチコロでその魅力にまいってしまいましたね。

 奈良公園のシカは公園内に鎮座する春日大社の神使であるとされており、創建の際に、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が白い神鹿に乗ってやってきたと伝えられています。このため、奈良公園のシカは古くから手厚く保護されてきており、昔は殺めると厳しい刑罰を受けました*。言い伝えでは誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が鹿の死骸とともに生き埋めとなり、その墓とされる塚は奈良公園に残されています。シカたちは、現在野生の動物として生息しており、今年は1360頭が確認されています。国の天然記念物にも指定されています。また奈良公園のマスコット的存在として観光客や地元住民から愛されている一方、交通事故による被害も多発しており(年間100頭前後のシカが交通事故の被害に遭っているそうです)、鹿と人間の共存も大きな課題となってきています。

 さて奈良公園のシカは、「鹿せんべい」をもらう時におじぎをすることでも知られていますね。これが実に可愛らしいんです。それが人気の一つでもあるのですが、その様子を見たいがために、集まってきたシカに、シカせんべいをなかなかあげないでじらしてしまい、その結果かみつかれたりする理由の一つにもなっています。一枚の鹿せんべいでお辞儀をたくさん見たいがために、じらしたりすると、鹿が怒って体当たりをしたり、鹿せんべいごと手を噛んだりすることもあるのだそうです。シカはなぜ、おじぎをするのでしょうか?監察報告によれば、おじぎの回数が多いほど「シカせんべいをもらえる回数は多かった」といいます。さらに、シカせんべいを見せると「ほとんどのシカがおじぎをした」が、せんべいを持っていない場合はほとんどのシカが「おじぎをしなかった」とのこと。つまり、「おじぎすることが、せんべいをもらうのに有利」な行動だということが、シカの間で学習された結果のようです。お母さんジカがおじぎをしながら、観光客からせんべいをもらっているのをみた子ジカたちが、それを真似たのでしょう。シカにとっては間違いなく「催促」の行動なんですが、それを受け取る人間側は「あいさつ」「感謝」などとズレた受け止め方をしているのかもしれませんね。

 ここで一つ疑問が。奈良公園には「鹿せんべい」を売っている売店があるんですが、そこには「鹿せんべい」がむき出しにたくさん置いてあります。その売店を襲うことはないのでしょうか?売店の方に聞いたところでは、人気のまばらな早朝などに、売り場を襲うこともあるんだそうです。しかし、観光客がいるときはそちらからもらった方が楽だということを知っているから、売り場を襲うシーンを目撃することがほとんどない、とのことでした。なるほど。鹿せんべいの材料は、米ぬかと小麦粉が主成分で、栄養価が高いといっても、何十枚食べたとしても「おやつ」のようなものです。シカは、奈良公園の広大なが主食で、1日に食べる草の量は約5キロだそうです。そしてシカの出すフンは、コガネムシ(通称フン虫)がエサとして食べるのだそうです。自然界の掃除屋さんですね。夜は周辺の林に数十頭単位のグループを作って寝ているそうですよ。今日は奈良公園シカについて考えてみました。❤❤❤

【追記】 *「奈良の寝倒れ」という言葉があって、店先でシカが死んでいると、シカ殺しの嫌疑がかけられる恐れがあり、こっそりと隣の店の前に動かして、次々と自分の店の前から隣へと動かしていき、最後に寝坊で有名な男の店前に置かれました。その結果、その寝坊の男性は死罪となり、それ以降、奈良の商家はどこも朝が早いとのことです。江戸時代に、道ばたなどのシカの死骸を住民らが処理することは許されず、興福寺に依頼する必要がありました。費用はその敷地の住民持ち。自宅前などで死骸を見つけた住民は隣の家の前に移動させ、一番寝坊した人が割を食う。寝ていると費用がかさむことを「寝倒れ」と言ったという言い伝えです。

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センター試験の「第1問」

★★★明らかに「準備不足」!!!「当たり前のことをバカになってちゃんとやる」姿勢★★★

 全国には、センター試験の第1問「発音・アクセント問題」を苦手にしている生徒がたくさんいます。私も高校時代にいつもこの分野は落としていましたから実によく分かるんですが、原因は明らかに準備不足です。ちょっとした準備を怠らずにやれば、満点を取ることのできる問題なんです。なのに何の準備もせずに模試等を受験しています。過去のセンター本・追試験・私立大学の発音・アクセント問題のデータ分析から、狙われる単語は決まっている!」ということが分かったので、私は自分の『センター対策本』(自費出版)4種類の「頻出語リスト」を作成し、その全単語をALTに読んで貰って音声CDを作成して(チェルシー先生、お願いします!」(2枚組CD)、品切れ)、生徒たちに音読を迫りました。これだけで得点率がずいぶん違ってきます。この2枚組CDは、私の退職金をはたいて2,000枚作りましたが、全国の先生方からお申し込みが相次ぎ、アッという間になくなってしまいました。今でも欲しいと言ってくださる先生方がおられるのですが、残念ながら私の手元には余分は1枚もありません。ご請求いただいてもお送りできないんです。悪しからず。

 最近は、センター試験は、過去に出題された単語が再び問われることが多いことから(お色直し)、1990年~2018年のセンター本試験・追試験に出題された語をリストにして音読を迫っています。本番がそうなのですから、それを想定した模試でも出題されることが多いのは当然のことと言えます。⇒センター試験本番での「お色直し」の実態はコチラをご覧ください  中でも、日本人学習者が間違い易い単語は繰り返し複数回出題されています(例えば、energy, southern)。最近も、東京・茨城の研究会で配布した「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(裏表カラー刷り1枚)という資料を、ひたすら音読させています。このリストの音声が欲しいと言われる先生・生徒がたくさんおられたので、私は、ALTにこれらの単語を全部ポーズをつけて読んでもらい、音読の参考にしてもらうように音声ファイル(MP3)を作成、CD化しました。CD-ROM「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)というものですが、全国の先生方から申し込みが殺到して、現在せっせと発送しているところです。このCD-ROMには幾つかの特典ファイルが収録されていて、先生方の日頃のご指導に役立つものとなっています。ご希望の先生方は私にメールでお申し込み下さい。この音読作業だけでずいぶん得点アップが見込めます。ちなみに、7月に松江北高で行われた3種類の模擬試験(進研M模試、全統M模試、駿台M模試)においても、これらの過去出題単語リストから出題がおこなわれています(下表参照)。模試も本番も、このリストからかなりの単語が出題されることが、明らかに予想されるんです。第1問の駿台の出題状況の的中率を見ると、試験の難易度が高いことが読み取れますね。

◎7月に行われたM模試の第1問出題状況(センター既出語より)
         進研M模試     全統M模試        駿台M模試
発音問題     12/12語    5/12         3/12
(的中率)        (100%)          (42%)                 (25%)
アクセント     9/16     10/16        5/16 
問題             (56%)           (66%)                 (31%)
(的中率)

 私はいつもたったこれだけのことをうるさく言い続けているんですが、やらない人はやらない。ぶっつけ本番で問題にあたっています。こういった小さなことが出来ない人は絶対に伸びません。たり前のことをカになってゃんとやる」(ABC)ことの出来ない人に、神様は決して味方はしてはくれません。みなさん、たったこれだけの準備をやっておくだけで、満点が期待できる分野が「第1問」なんですよ。

 もう一つ。アクセント問題に関しては、「基本アクセントルール」を押さえておくと、ずいぶん応用力につながります。主なルールを知っていると、①未知の単語に応用ができる、②迷ったときに威力を発揮する、③ルールで絞り込んで消去法で解答ができる、といったメリットが見込めるんです。最新の『2019年度英語センター対策本』(コンパクト版、自費出版、2018年)では、その中でも特に重要と思われる10個だけを抜粋しました。詳細なルールに関しては、親本の『2017年英語センター対策本』(自費出版、2016年)に全部まとめてありますのでご参照ください。⇒主なルールはコチラをご覧ください

 「発音・アクセント問題」に苦労している受験生、指導に苦慮しておられる先生方、ぜひこの「勉強の仕方」で対策してみてください。今週末も松江北高では「ベネッセ・駿台共催マーク模試」が予定されていますが、効果は保証します。❤❤❤

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「ホテルアルファ・ザ・土浦」英語のひどさ

 茨城県土浦市で2日間泊まったのは、「ホテルアルファ・ザ・土浦」でした。JR土浦駅・東口から徒歩1分ぐらいの便利なところにあり、場所的にはグッドです。周りには食事をするところもあり、コンビニもローソンとファミマ、少し離れてセブンイレブンがあります。徒歩数分で湖畔の散歩も可能です。私も朝早くに散歩で出かけて見ました。すがすがしかったです。隣が「東横イン」でした。ホテルのエントランスは、開放感あふれるしなやかさを感じる居心地の良さ。ただしフロント係は親切なんですが、対応はちょっと手間がかかり過ぎ。何を尋ねてもすぐに対応ができない(例:宅急便の箱をお願いしても値段が調べられない)ぐずぐず感がありました。どうやら専門職の方ではなかったみたいです。少々古いホテルですが(部屋には昔ながらのカギで入る)、お部屋は汚くはありません。ゆったりとした部屋は広めで居心地が良く、ベットも堅めで、くつろぐことが出来ました。何よりいいのは、「四川飯店アルファ」が、パテイオ(中庭)を挟んでホテルの中にあることでしょう。宿泊棟とレストランの間にはグリーンがいっぱいで癒やしを与えてくれます。緑を眺めながら本格的な中国料理を味わうことができます。味もグッドでしたよ。❤❤❤

 ▶ただ一点だけ、これはひどいなと思ったのは、フロントでいただいた「ホテルアルファ・ザ・土浦」「パンフレット」の英語です。英単語の綴りの間違い(considerration, whith)、三単現の間違い(We offers/ It offer)、文法的な間違い(each guest rooms)、意味の取り違え、不自然な表現など、それはもう全面オンパレード、できの悪い高校生レベルのひどさです。間違いなく日本人素人の作文です。一度ネイティブに見てもらえば、それこそ真っ赤っかに訂正されることでしょう。ここら辺は、宿泊する外国人の数も増えていますから、細心の配慮が必要でしょうね。ちょっとの手間を惜しむと、こんな大問題が生じるのです。帰ってからホテルにもメールでお知らせしましたが、3ヶ月間なしのつぶてです(ここら辺の対応でホテルの格がわかろうというものですね)。私は全国そこらじゅうのホテルに泊まっていますが、一流どころでも、結構間違いが多いんです(超一流は絶対にありません。きちんとチェックがされていてさすがです)。(例えば)⇒コチラをご覧ください。

 ▶以前に、「とっとり花回廊」のシャトルバスの時刻表の英語がヒドイという報告をしましたが(⇒コチラ)、担当者からは、すぐに英語の専門家に見てもらって訂正するとのお礼の言葉をもらっていたので、最近どうなっているのか行ってみたら、掲示ごと全てなくなっていました〔笑〕。安易な解決法でしたね。😠😠😠

 ▶数年前に、松江市内の「島根県立はつらつ体育館(松江市上乃木7丁目)の国道沿いの案内標識が「Shimane Lively Gymnasium」となっており、「「はつらつ」を、英語の副詞「Lively(活発な、生き生きとした)」と表記している」と『朝日新聞』に批判されました。lively副詞と書く朝日新聞の記者の英語力もひどいもんだなあ、と思って読んだのを覚えています。ネイティブにちょっと見てもらえば、このコロケーションの不自然さはすぐに分かるはずです。現在この標識は、元の箇所の上にプレートを貼って Shimane Hatsuratsu Gymnasiumと書き換えられています。何のことか余計に分からなくなってしまいましたね〔笑〕。😠😠😠

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「カメノ食堂」

◎週末はグルメ情報です!!

 白潟天満宮の近くに美味しい定食屋さんができているよ、と教えてもらって行ってきました。松江市寺町101-10の「カメノ食堂」です。11時半の開店と同時に入ってみました。きれいなお店です。カウンター席について、注文しようとすると、「八幡先生じゃないですか!!」と女性のご主人。松江南高校で英語を教えていた隠岐出身の亀谷さんです!今年の5月22日に、ここに新しくお店を出したんだそうです。あー、びっくり!!亀谷さんが腕をふるう、洋食が食べられるお店です。まだオープンしたばかりとあって、お店の中は清潔感たっぷりです。そうそう、お店の名前は、谷」の名前に、お祖母さんの名前「ハツさんから取られている(カメノ)と教えてもらいました。

 ハンバーグとデミグラスソースが自慢の洋食屋さんです。夜はアルコールもあります。隠岐の島の海士町で45年以上愛されるデミグラスソースが有名なお店です。「カメノ食堂」のこだわりは「隠岐郡海士町で45年愛され続ける10日以上煮込んだ野菜の甘みとお肉の旨みがタップリ凝縮された特製デミグラスソース!!」とのこと。

 オススメの「ハンバーグ定食」(950円)を注文しました。熱々の鉄板で(火傷注意)出されるハンバーグは肉汁もたっぷりで、とても美味しい一品でした!デミグラスソースがいい味でしたね。野菜の旨味がギュッと凝縮されている感じです。味噌汁とお漬物もついています。丁寧な仕事が伺える王道の味で勝負しておられますね。カウンターが8席前後、テーブルが3つあります。25名~30名というところでしょうか。昼も夜も営業され、松江駅からも徒歩圏内です。亀谷さんの話によれば、松江南高当時の同級生たちも次々と来店しているようですよ。懐かしい名前をいっぱい聞きました。いろんなメニューを制覇しに通いたいと思います。定食は昼夜味わえるそうですよ。街中にできた新しい洋食屋さんです。❤❤❤

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卒業生訪問

 この夏休みに学校に行くと、私の机の上には、会えなかった卒業生たちからの手紙やメモ、お土産がいっぱい置いてありました。なにせ週に3回しか学校に行かず、授業が終わったらサッサと帰る生活です。特に夏休みは特別授業で不規則になるために、せっかく会いに来てくれても、私がいない、ということが多くあったみたいです。ごめんなさい。お土産ありがとうね!八幡は元気にやっております。

 今日は、昨年補習科で教えた岩崎くん(広島大学・法学部)が、TOEICの成績を報告に学校に訪ねてくれました。大学一年生にしてはかなりの高得点を取っていましたね。何回も挑戦して900点以上を目指すように激励した八幡でした。立派な法律家目指して頑張って下さい。❤❤❤

 今日は、昨年補習科で担当した森脇さん(鳥取大学・医学部)が近況報告に訪ねてくれました。医者を目指して、刺激的な毎日を送っていると、大学での様子を語ってくれました。❤❤❤

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分かりやすい授業?

 「理想の教師像」に引き続き、「理想の授業」について述べます。「先生の授業は分かりやすい」と言っていただくことも多いんですが、私の目指しているのはそんな事ではありません。私は生徒の心に火をつける授業」を目指しているのであって、教師の仕事はそれに尽きるのではないかと思っています。「ああ、英語って面白いな」「もっと勉強してみよう!」「次は何に挑戦しようか」「絶対にこの英文を読み解いてやる!」と思ってくれる生徒を育てたいと思って、毎日苦労しています。そして英語の面白さを知った生徒の何人かが、英語教師の道を志してくれればいいなと思って取り組んできました。今私は進学校に勤務していますが、決して大学に入れるために授業をしているのではありません。英語の力」さえつけてやれば、大学は後から付いてきます。

 昨年読んだ、おおたとしまさ『名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと』(集英社新書、2017年9月)の中にこんな言葉が出てきます。「御三家」の武蔵高校で繰り広げられている教育の世界を描き出した名著です。⇒試し読みはコチラ まさにここに書かれている世界こそが、教育の本質だと感じています。ご一読をお薦めいたします。

「武蔵において先生とは、答えを教える存在ではありません。手取足取り教えてくれる人
ではありません
良い授業とは、わかりやすい授業ではありません。わくわくする授業です
「校門の前で塾がチラシを配っていることがありました。そこには『合格おめでとう!
次は東大だ』と書かれていました。武蔵ではそんな教育はしていません。東大を目指す教
育と結果として東大に合格することは全く違います
勝ち負けではない。点数を競わない、そういう学びを目指してください
「授業も同じです。懇切丁寧に100パーセントわかる授業は必要ありません。わくわく
のある授業がいちばんいい授業なんです。これってよくわかんないけど面白いなと思って
食い付いてくれる生徒が4~5人いればいい。全員が食い付いてくれなくてもいいんです」
「そう。こんな面白い世界があるぞ、いらっしゃい、いらっしゃいみたいに、それぞれの
教科の教員がみんなでやっているんですよ」

 経済評論家の奥村 宏さんの本の中に、とある経済学者が書いた本の言葉が引用されていました。「利潤圧縮メカニズムとは労働分配率の上昇によって利潤分配率が低下する現象のことであるが、それは賃金上昇率が付加価値生産性上昇率を上回ることによって生じる」????? 笑ってしまいますね。なぜ「会社の儲け分より、社員たちに払う給料分が多くなったら、経営が大変ですよ」と簡単に言えないのでしょうか?学者一流の言葉遣いでしょうか?(奥村さんは学者の「擬態性難解症」と皮肉っておられました)何かを説明する際に、人は次の4つのタイプに分類できます。

①難しいことを難しく言う人・・・・・不親切そのもの

②易しいことを難しく言う人・・・・・バカ

③易しいことを易しく言う人・・・・・そのまんま

④難しいことを易しく言う人・・・・・理想的

 当然教員は、でなくてはなりません。力のある人ほど、難しいことを易しくかみ砕いて説明することができます。英作文でも同じ事が言えます。力のある教師(生徒)は、難しい内容を「和文和訳」をして、自分の言葉で易しく書くことが出来ます。以前に、松江北高から東京大学の理科三類に合格したWくんは、私の所にいつも中学生の語彙を使って難しい内容を書いて来ていました。これが本物の力です。今週私の補習科での教材は、京都大学の英文和訳問題でしたが、いかに簡単にかみ砕いて説明できるかという点に焦点を当てて、生徒に迫り、解説しました。訳はできても何を言っているのかが分からないようではダメです。「一言で言うとどうなる??」♦♦♦

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新ALTジーノ先生

 松江北高では、エドワード先生の後任に、新しくジーノ先生(Genero Allen D’Arco、24歳)が着任されました。ニューヨーク市の出身です。名前からしてイタリア系ですね。私の大好きなエド・マクベインの小説にもこの名前の刑事が出てきます。大学はナッシュビルで医学・心理学を専攻されました。小さい頃に日本に興味を持ち(寿司・侍)、昨年まで名古屋の中京大学の交換留学生で勉強されました。名古屋大学で、ボランティアでTeaching Assistantを経験しておられます。名古屋での好物は「まぜそば」「味噌カツ」でした。8月に北高に初めて挨拶に来られたとき、私も大好きな名古屋味噌カツの名店「矢場トン」の話で盛り上がりました。実に真面目で真摯な好青年です。私は朝が早いのですが、彼も朝早くから来ておられます。

 ジーノ先生の趣味は、ビデオゲーム、映画、モーターバイク、ボクシング、学校(?)です。お姉さんがおられ、彼女はオランダのテーマパークで、Disney Princessをやっておられるとか。愛猫が三匹(Benny, Baily, Chika)。

 今日はジーノ先生の北高での初授業(1年生24R)でした。めっちゃ緊張したと言っておられました。日本人高校生はshyで、何を言われても反応がないので、後ろで見ていてハラハラしていました。授業が終わって研究室に帰った後に、日本の高校生心理についても少しお話ししておきました。これからティーム・テーチングが始まります。ジーノ先生、松江北高のALT生活をエンジョイしてくださいね。よろしく! ❤❤❤

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VSOP

 今日は、先日の東京市ヶ谷・茨城土浦の研究会の最後にも触れさせていただいた、私の「理想の教師像VSOP」について述べたいと思います。まず、私の尊敬する恩師の故・安藤貞雄(あんどうさだお)先生(広島大学名誉教授)は、次のような条件を「理想の教師像」として掲げられておられました。安藤先生に習い、私も今までそのような教師でありたいとずっと努力を続けてきました(到底達成はできませんでしたが)。

a.  教え方が上手であること―これは大切である。日本語も英語も、いい発音で明快に教えないと生徒に十分理解させることができないからである。

b.  生徒にえこひいきしないこと。

c.  叱るべき時には叱る(怒るのではない)が、意地の悪い叱り方をしないこと。

d.  生徒に親切で思いやりがあること。

e.  生徒の質問にごまかさずに誠実に答えること。自信をもって答えられない場合は、十分に調べた上、のちほど報告すること。(生徒に誠実でありたいと思うならば、このような措置は当然であろう。)

f.  時には生徒と平等の立場(footing)に立つこと―教師は生徒を教え指導する立場では、権威をもって、生徒より一段高い位置に立って差し支えないが(そのためには時には礼儀も敬語の使い方も教えなければならないことがあろう)、生徒が何かcriticalな状況にある時は、教師は「教師」であることをやめて、生徒と同じ(恐らくは「人間同士」という)footingに立って、”まごころ”をもって生徒の悩みと付き合う用意がなければならない。

g.  last but not leastには、教師は肝の奥底に何かゆるぎない信念を持っていなければならない―その信念が恐らくその人の人格を統一しているのであろうが、それが何であるかは、人によって異なっていてもいいのではないか。ただ、それは狂信的でない、理性と普遍性に裏打ちされたものであることが望ましい。(私の場合は、それは「生命の尊厳」という言葉で言い表せるように思われる。〔そこから、平和への決意も、ヒューマニズムも生じてくる。〕

  以上のような資質を兼ね備えた教師が私の「理想の教師像」です。それは、私にとっては、恐らく生涯かけても到達し得ない、にも拘らず、志向することをやめてはならないイデーなのです。(安藤貞雄)

 そんな安藤先生が、今から30年以上も前、愛媛県の高英研で英語教師の文法研究」と題して講演をなさった際に、私のことに触れておられます。

 英語の研究法ということでは、まず、私の島根大学時代の教え子のY君のことをお話ししたいと思います。彼は、まだ29歳の若さですが、既に英語語法関係の論文を十数編書いており、東京外語大の竹林教授に認められて色々と辞書の項目を執筆しています。Y君の勉強ぶりは本格的なもので、そのことは、外国の学会の会員になったり、海外の学術誌に載る第一次論文にもよく目を通していること、内外に多くの学問上の知己を持っていることなどで窺えると思います。彼はまた良い教師でもあります。Y君はよくAsahi Evening News のAnn Landersをcorpusとして利用していますが、あそこへ投書する人の英語が必ずしも良いとは限らないということを承知の上で、あれを一月分位集めるとかなりの資料になると思います。それを(パソコンでも利用して)あらゆる角度から分析していけば、平均的なアメリカ人の日常英語の生態が浮かび上がって来るかもしれません。

 私自身は、「理想の教師像」としてVSOP」を掲げています。これは「外資系トップ」のメンターとして長年活躍してこられた新 将命(あたらしまさみ)さんの著書をヒントに、「教師像」に応用したものです。決してブランデーのお話しではありません〔笑〕。V=Vitality   S=Specialty   O=Originality   P=Personality の頭文字を取ったものです。中身を解説します。

Vitality  文字通り体力活力です。「肉体的強靭」さに恵まれていると「体力的に無理がきく」ということです。私も今でこそ6軒の病院通いの身ですが、若い頃は元気のかたまりでした。病気一つしたことがありませんでした。20代~30代の頃は、朝5時に起き、ひと仕事してから学校へ行き、授業を終え、担任・分掌の仕事をこなし、部活動(ソフトテニス)の指導にあたり、家に帰ってからは毎晩徹夜して英語の勉強(=辞書の執筆)にあたっていました。あれだけの体力があった時代を、今は懐かしく思います。「失敗してもやり直しがきく」ということも特権です。年をとってからでは恥ずかしくて許されないような失敗でも、「まだ若いのだから」ということで大目に見てもらえました。また、時間のゆとりが十分にあるため、失敗してもリカバリー・ショットを打つこともできます。元気」がキーワードです。

Specialty  プロのレベルの「パーソナル・コア・コンピテンス」です。自分の得意技、それもちょっとやそっとのことでは人後に落ちないという、高いレベルのスキルを身につけたいものです。私自身は「英語の語法」に関する勉強を続けて、誰にも引けをとらないというレベルに近づけようとがむしゃらに頑張っていたように思います。どんなに辛くても、自分の好きなことですから少しも苦になりません。これだけは人に絶対に負けないという「専門性」を持ちたいものです。

Originality  私は「人のやらないことをする」ことに大きな価値を見いだしてきました。教材作りでも、本の執筆でも、人のやらないことをやってきました。人がほとんど読まないような本を読んで、大きなヒントをもらっていました。人真似ではない個性を生かした「独創性」ですね(もちろん最初は真似から入るのですが、歌舞伎で言う「守破離」の世界です)。

Personality  「人間力」です。先日のブログで “a man of integrity”について書きましたが(⇒コチラです)、まさにこのことです。新 将命さんは条件として次の5つを挙げておられました。リーダーはまさにこうでなくてはなりません。

1.言行にウラオモテがない(正直で誠実な)人
2.一貫性(右顧左眄しない、ぶれない信念)のある人
3.信頼できて尊敬のできる人
4.あの人の後に付いていきたい、あの人のためなら、と思われる人
5.ゆるぎない信念と理想を持っている人

 「VSOP」、私はそんな教師でありたいと思って努力を続けてきました。若い先生方も、VSOP」を目指して頑張ってくださいね。 

【追記】 さんは「人生年代別VSOP論」を唱えておられ、一つの目安として、VITALITY 〔20代は体力と活力で勝負〕SPECIALTY〔30代は専門性で勝負〕 ORIGINALITY〔40代は独自性で勝負〕 PERSONALITY〔50代以降は人間力で勝負〕と述べておられます。50代には一応の完成をみたいものだ、と結んでおられます。なるほど。

 最後に、私が退職時に生徒からもらった手紙を二つほど挙げておきますね。

 八幡先生!まず、2年間ESSで大変お世話になりました。ESSは、とてもアットホームな部活で、毎回の部活がとても楽しみでした。パーティーで先生のお家に何度もお邪魔させてもらったのも良い思い出です。先生のマジック部屋にまた行きたいです!(笑)もちろん遊ぶ以外にも先生には英語の豆知識をたくさん教えてもらってとても為になりました。でもやっぱり一番心に残っているのは、先生から頂いた大量の写真です(笑)。写真を見返すたびにESSでの楽しかった思い出がよみがえってきます。その他、花回廊で偶然お会いしたことなど、先生との思い出はまだまだ尽きませんが、先生のことは一生忘れません(笑)。お体に気をつけて、新しい人生を楽しんで下さい!私も受験頑張ります!!

 ◎八幡先生、今までありがとうございました。2年間先生と一緒にESSの活動ができて本当によかったなあと思っています。先生が顧問のおかげで毎回毎回、ESSの部活が凄く楽しみでした!英語だけではなくマジックも教えてくださるなんて最高でした!先生は何でも気軽に話せるし、おもしろいし、おじいちゃんみたいな感じです(笑)。いつまでも元気に、第2の人生を思いっきり楽しんで下さい。たまには遊びに行かせて下さいね!

 思い出すに、私が高校時代に英語を教えていただいた故・大谷静夫(おおたにしずお)先生三島房夫(みしまふさお)先生のご自宅によく遊びに行かせていただいては、面白いお話しを伺ったり、ごちそうになったり、本を貸していただいたり、という素敵な思い出がたくさんあります。そんな訳で、私の家にも生徒たちがよく来ているようです。全国研究発表の練習に、生徒たちが私の家に泊まり込んで合宿したこと、スピーチの練習をしていた所、学校が閉まるので私の家に場所を移して夜中まで特訓して優勝したこと、部活のパーティーで自宅にたくさんの生徒たちが集まり盛り上がったこと(写真下)、など全部がいい思い出となっています。❤❤❤

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CDの中身は?

 先週1週間は学園祭準備・本番のために授業が全てなくなり、私は晴れて自由の身になったんですが、新刊のセンター対策本や、CD-ROMのお申し込みが全国から相次ぎ、毎日のように大量の梱包、段ボール詰めに明け暮れ、郵便局通い・宅急便のコンビニ通いとなってしまいました。てなわけで、遠出は断念した八幡です。恨めしや~。今日も数多くのお申し込みがありました。一人で発送業務を行っておりますので、順次発送しております。今しばらくお待ち下さい。

 8月29日付けのブログ記事で、新しく作りましたCD-ROM「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)について触れました。多くの先生方から、以前に作りました2枚組CD「チェルシー先生、お願いします!」とは中身が違うのですか?という質問をお寄せいただきました。記事をお読みいただければ理解していただけると思うのですが、今回のCD-ROMは全く内容が異なるものです。収録されているのは次の5つです。

(1)特典「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(裏表カラー刷り1枚)の原盤エクセルファイル

(2)上記の全単語をALTエドワード先生に読んでもらったMP3ファイル

(3)4月からの「松江北高補習科センター対策講座」で使った、第1問~第6問の「大問の解き方」の演習プリント(問題+解説全部でB4版50枚)(★PDF)

(4)小冊子『発音・アクセント問題の攻略法』(22ページ、自費出版、2013年、品切れ)(★PDF)

(5)『英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』(71ページ、自費出版、2011年、品切れ)(★PDF)

 (2)は、MP3ファイルをスマホ・タブレット・ウォークマン・パソコンにダウンロードして音読練習をしていただきたく思っております。これをやるだけで、第1問「発音・アクセント」問題の正答率がグーンとアップすることは、松江北高で証明済みです。第1問を苦手としている生徒たちのほとんどが「準備不足」です。この練習をするだけで、見違えるほど点が取れるようになるのです。保証します。

(3)は最新のセンター問題(本試・追試)を題材に、その「解き方のコツ」や「勉強法」を解説した50枚のB4プリントです。私は4月からこの資料を用いて、第1問から第6問までの対策を講じてきました。きっと先生方のご指導のお役に立つ資料だと思います。新刊のセンター対策本と一緒に使っていただくと効果倍増だと思います。

(5)以前、松江北高職員室前に、毎日昼休み、限定100枚を置いたところ、長蛇の行列ができた伝説のプリントを基に再構成した冊子(71ページ)です。こういう単語の勉強の仕方は、松江北高校の故・山本和夫先生(後に島根県立短期大学教授)から教わったものです。語彙の定着度が全く違ってきます。山本先生に感謝です。

 このような中身の濃いCD-ROMです。新刊のセンター冊子と併用していただければ、きっと効果抜群だと思いますので、ぜひ使ってみて下さい。お申し込みに関しては、上記8月29日のブログ記事をご参照下さい。現在特典を2つつけてサービスをさせてもらっています。

【A】送料・梱包料込みで計1,500円

◎最新版『2019年度英語センター対策本』(20ページ、自費出版、200円)×5冊セット

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)…2016年の本試験の問題を用いて「勉強の仕方」を解説【5冊のお申し込みにつき1冊】
◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」(カラー印刷)…過去に出題された語をアルファベット順に一覧表にしたもの。複数回出題された重要語はカラー化されており一目で分かる。先日の東京・茨城の研究会でアッという間になくなった貴重資料です【5冊のお申し込みにつき5枚】

【B】送料・梱包料込みで計1,300円

◎『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円、144ページ)(800円)

◎『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)1冊

◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」1枚

【C】1枚の場合は送料・梱包料込みで計500円 

◎最新CD-ROM「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)  枚数は何枚でも受け付けます

 【A】と【C】、【B】と【C】、【C】のみ、【A】、【B】といった形式でお申し込み下さい。なお、お申し込みの際には、希望する教材の種類(【A】【B】【C】)、冊数(枚数)、ご氏名、送付先(郵便番号を忘れずに!)、勤務校を添えて、メールでお申し込み下さい。本が届き次第、郵便小為替でご送金をいただいております。引き続き20冊以上のお申し込みをいただいた先生方には、八幡からの㊙特別プレゼントCDデータ集「英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3」を贈呈させていただいております。417本のファイルが収録された増補改訂最新版で、先日の東京・茨城の研究会でお配りした🉐CDです。

 「利他」の精神で作ったこれらの教材が、みなさんのお役に立つことを念願しております。肝心の松江北高では、まだ生徒たちは持っておりません。学園祭でバタバタしていたので、来週の10日(月)に販売予定です。♠♠♠

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morning callは和製英語?

 北九州市立大学の言語学の准教授であり、福岡で新聞連載・レギュラー番組を持つ注目のアメリカ人女性“アンちゃん”ことアン・クレシーニ先生(アンちゃん)『バリバリウケるジャパングリッシュ』(アルク ソクデジBOOKS、2018年4月)はもう読まれましたか?「和製英語」の読み物として、とっても面白いです。先生方にオススメしておきますね。私たちの日常生活にあふれている「カタカナ英語」を、アメリカ人のアン先生が、自身の体験談を交えながら、カタカナ英語の面白さや、カタカナ英語を「通じる」英語で言うには?を紹介しています。普段から特によく使う言葉「○○アップ」や「マイ○○」など、12個がピックアップされて取り上げられています。本書は(株)アルクの語学情報ウェブマガジン「GOTCHA!」に連載されたものを再構成し、新たな内容を加えて電子書籍としてまとめたものです。先日の先生のテレビ番組「ワタシが日本に住む理由」もずいぶん話題になりましたね。先生の博多弁と英語のバイリンガルブログ「アンちゃんから見るニッポン」も要チェックですよ。日本語と英語の両方で書かれているので、私は生徒たちに英語の勉強になるよ、と薦めています。⇒コチラです

 そのクレシーニ先生の最新刊が、『ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?』(ぴあ、2018年8月)です。アンちゃんは、見た目のクールさとは裏腹に、愉快で豪快な人間性に惚れ込む人が続出し、現在ではテレビのレギュラー番組や新聞連載など、九州地方でどんどん知名度を上げ、今や全国区のニュース番組でも密着されるようになりました。本書は、そんなアンちゃん念願の「和製英語本」です。「和製英語は魅力的な日本語のコミュニケーション・ツール」と考えるアンちゃんが渾身の力を込めた、おもしろおかしく、それでいてとっても役に立つ、そして何よりも誰かに話したくなる内容となっています。英語だと思って使っているけれど、実は英語圏では通じない「ペットボトル」、「フライドポテト」、「スリーサイズ」、「ペーパードライバー」「SNS」「ヴァージンロード」「チャイルドシート」などの「和製英語」。日常生活にあふれるこれらの言葉を、200の実例と多角的な切り口で徹底解説したのが本書です。最初から読んでも、もくじより自分の気になる単語からチェックしても、適当に開いたところから眺めても、 驚きながら、笑いながら、いつのまにか愉しく知識が増えていくこと間違いなしの一冊です。肩の凝らない読み物として、それでいてためになる、みなさんにお薦めしたい一冊です。⇒本の詳細はコチラ

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 上の写真でも分かるように、この本では、「モーニングコール」は和製英語と断じられています。このことはほとんどの辞典・参考書を参照しても明らかだと思われます。今日はこの話題に触れてみたいと思います。アン先生は、「警鐘」の意味で使われることにも注意を喚起しておられました。

 私たちは『ライトハウス英和辞典』(研究社)の改訂作業(1994年時点)で、He requested a morning call at 8 a.m. by the hotel operator. / I asked the hotel desk for a morning call at 6./ Request a morning call at the front desk.のような用例を示して、イルソン博士、アルジオ博士に判定を求めました。イルソン博士は、a wake-up callが普通の英語だから、morning callは削除するようにとおっしゃいました。アルジオ博士は、自分の知る限り、そのような表現は存在しない。a wake-up callまたはa call in the morningというのが普通である、と述べられました。このことから、「和製英語」と考えても良さそうです。

Give me a call in the morning, will you?
*Give me a morning call, will you?

 さて、ここからが本題です。一応、「モーニングコール」「和製英語」です。しかしながら、アン先生の前著『バリバリウケるジャパングリッシュ』では、「和製英語」と述べながらも、ちょっとニュアンスの違う書き方です(下線部参照)。

 それから「 モーニング コール」 も 和製英語 です。 これ は 純粋 な 和製英語 だ けど、 英語 圏 で 使っ た として も、 文脈 で 分かっ て もらえる 可能性 は 高い と 思い ます。 英語 では、 wake-up call と 言い ます。 wake up は 英語 で「 起こす」 の 意味 です。 だから、 wake-up call の 意味 は、「 電話 で、 私 を 起こし てね!」 です。 Can I get a wake-up call for 6 a. m.?  午前 6 時 に モーニング コール を お願い でき ます か。

 この点をもう少し考えてみましょう。亀田尚己・青柳由紀江・J.M.クリスチャンセン『和製英語事典』(丸善出版、2014年)は、すぐれた和製英語研究書として私が高く評価している本ですが、そこには△(通じる場合もある)という判定が付けられています。その理由は次の通りです。

 モーニングコールとは、ホテルなどで、朝の指定された時刻に部屋に電話して宿泊客を起こすサービスのことをいいます。英語ではa wake-up callといいます。wake upとは「目が覚めること、目覚め」また「起こす」ことを意味しますので、a wake-up callで、「目覚ましのための電話」になります。一方英語のa morning callは本来「午前中の訪問」を意味します*。ただcallには、動詞でも名詞でも、「訪問」の意味だけでなく、「電話」の意味もありますので、モーニングコールで午前中の電話のことかと類推されるでしょう。

 モーニングコールには「目覚ましのための電話」という意味はありませんが、時間を指定すれば、a wake-up callだと解釈してもらえるでしょう。一般的な表現ではありませんが、日本人が間違ってよく使うせいか、理解してもらえる和製英語になったといえます

 また、尊敬するデイビッド・セイン先生の最新刊『ネイティブが「がっかり」する英語140』(PHP出版、2018年8月)には次のようにあります(私の調査によればイギリスでもwake-up callが普通の英語ですが)。

 日本語ではモーニングコールが一般的ですが、これはイギリス英語のため、アメリカでは通じないこともあります。アメリカではwake-up callと言います。

 その他、ウィキペディアの記述、実際にホテルで使うこともあるという報告、さらには『現代英語教育』8月号(1994年)&10月号(1994年)の現地調査報告やコーパス検索結果を読むと、使用可能性がゼロとは言い切れないでしょう。ちゃんと理解してくれる人もいることは間違いありません。これらを全部総合して、私たちの『ライトハウス英和辞典』(第6版、2012年)が、「日英 「モーニングコール」のことを英語でmorning callとは普通言わない」(s.v. wake-up call)としている意味が(「普通」と但し書きを入れている)これでお分かりいただけるかと思います。❤❤❤

*アルジオ博士の観察によれば、この「午前中の訪問」の語義はすでには古語です(『ジーニアス英和』『ウィズダム英和』にはちゃんと≪古≫とありますね)。もはやそのような習慣はないので、全面的に削除するようにとのことでした。まだこの語義を堂々と載せている英和辞典もあります。困ったものです。

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「ひるがお」

◎週末はグルメ情報です!!

 先日食べたラーメン「せたが屋」(⇒私のレポートはコチラです)ブランドの姉妹店で、塩ラーメン専門の「ひるがお」が、東京駅ラーメンストリート」(八重洲地下中央口出てすぐ)に入っています。この場所には全国選りすぐりの8店舗のラーメン屋さんが入っています。今日は土浦から帰る途中に東京駅に着いた所で、立ち寄ってみました。10時30分に開店で、私がお店に着いたのは3~4分過ぎ。もうお店は満席で、行列が出来ていました!ここで諦めては食べられないので、行列嫌いの私も最後尾に並びました。こちらのお店はまず食券を券売機で購入してから、行列に並びます。行列に並んでいると店員さんが食券を確認しに来ます。ここの一番人気「塩玉ラーメン」を注文です。他のお店もずいぶんと並んでいましたね。待つことしばし(10分くらい?)。席に着いて10分程でやって来ました。

 スープは、アッサリした透明なスープで、アルデンテ気味の細麺との相性も、いいですね。澄んだ黄金色のスープは、鶏ガラのコクと魚介の旨みのバランスがとれています(やはりスープは「せたが屋」を想起させる魚介系です)。ベトナム・カンホアの塩を使用した完全無化調のスープにコシのある麺がぴったりです。デフォのメンマ、チャーシュー、白髪ネギ、あおさのりとの相性も良く、アッという間に完食しました。ホタテと貝柱が主役の魚介風味際立つ上品な一杯です。従来の「塩ラーメン=あっさり」という印象を覆した厚みのあるスープは、魚介スープに加え、煮干し・鶏ガラスープを絶妙なバランスで整えていました。せたが屋」同様に、魚介系のクセのあるスープですが、美味しい塩ラーメンでした。開店と同時に長蛇の行列も分かるような気がしました。ご馳走様でした!😋😋😋

▲完食してしまいました!スープは半分ほどにしておきなさいと病院で注意されていますが…

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大阪桐蔭の「人間力」

 夏の高校野球、甲子園決勝戦の前日のテレビはもう異常でした。どこのチャンネルをつけても金足農業高校の報道ばかり、これでもかというぐらいに持ち上げていました(もちろん同校が素晴らしいことは言うまでもありませんが)。「秋田」「農業」「公立」「秋田出身者のみ」「第1回以来決勝進出」「一人で全部投げきる吉田投手」などを大々的に取り上げて、ワイドショーらしくもてはやしていました。一方、史上初の2回目の春夏2連覇がかかる大阪桐蔭はまるで「悪者(ヒール)」扱いです。ほとんど掘り下げられることはありませんでした。完全にアウェイの中行われた試合となりました。いかにも日本のマスコミらしいな、と思ってテレビを付けっぱなしにしていました。

 金足農業をボコボコにやっつけて、史上初となる2度目の春夏連覇を達成し、自身の甲子園優勝回数も春夏合わせて7度目で、PL学園中村順司監督を抜き単独トップに立った西谷浩一監督(48歳)は、「1年間の目標として、最高のチームを作ろう。そして本物のチームを作ろう。最後に最強のチームになろうと言いましたが、今日、最強のチームになったことを本当にうれしく思います」と語りました。昨年の夏3回戦での敗れ方が衝撃的だっただけに(最後のアウトとなるショートゴロを1塁手がベースを踏みそこねて、その後サヨナラ負け)、今回の優勝の喜びはひとしおだったことと思います。全国から有名選手ばかりを集めているのだから勝って当然だ、と陰口・批判する声が聞こえますが、とんでもない思い違いです。強い選手を集めてもそれだけでは勝てないことは、近年の巨人軍を見たら一目瞭然ですね。では何が必要なのか。西谷監督はハッキリ断言します。野球は体でやるもんじゃない。心でやるスポーツだ!」 「心」のチーム作りに取り組んだ結果です。

 ド派手なガッツポーズが話題になった今大会でしたが、大阪桐蔭の選手はホームランを打った時でも一喜一憂せずに淡々とベースを回っています。一切のガッツポーズはありません。⇒私の意見はコチラ  聞くところによると、キャプテンが中心となって口酸っぱく注意していたと言います。あのイチローがガッツポーズなどしたところを見たことがありませんね。三冠王を三度取った落合博光もそうです。あれだけホームランを打った世界のホームラン王・王 貞治さんも、ホームランの世界記録を樹立した瞬間に、両手を天に広げたことぐらいしか記憶にありません。お互いが持てる力を全部ぶつけて、真剣勝負を挑んで出た結果です。派手なガッツポーズは、相手に対する冒涜だと感じます。大リーグなら間違いなく報復されるところです。米国の大リーグでホームランを打った選手がガッツポーズなどしないのは、1)真剣勝負の結果、たまたま自分が勝っただけで、相手に対する敬意は揺るぎないから2)自分の力からすれば打ったのはごく当たり前のことと思っているという自信から、と聞いたことがあります。やはり日本とは、ハードルの高さが違うようですね。ちょっとしたことでガッツポーズが出てくるのは、本人のレベルがいかに低いかの証明でもあります。高校野球で、こうしたことを指導できる指導者がいかに少ないことか!野球部のレベルの低さを目の当たりにするところです。

 寮生活でも、携帯電話は禁止、時間厳守、下級生の部屋にはなるべく入らないなどの規則があり、「日本一の寮生活にしよう!」との号令がかけられると言います。遠征帰りのバスの中でも勉強している選手もいるそうです。バスを降りたら3年生が一番に走り、1年生よりも先にグランドにトンボをかけ、道具も出す。挨拶、掃除も一生懸命。朝早く起きて勉強する選手も。

 野球の強さだけでなく、こうした徹底した「人間教育」が本物の強さを作り上げていることを、もっとマスコミは報道すべきだと思います。ちなみに私の大好きな巨人軍が、V9(9年連続日本一!)というとてつもない記録を樹立したときの川上哲治監督は、常日頃から、野球の話はせずに「人間としての教育」に励んだと言います。スリッパの脱ぎ方まで口うるさく注意したと言いますから。最近の巨人軍の不祥事続きを見るに、こうした伝統が全く失われてしまったことが明らかです。今の巨人の指導者の顔ぶれを見るに、川上さんのような「人間指導」ができる人がいるとは、およそ思われません。私は高校教育でもそうした「人間力」を指導することこそ、「本物の学力」をつける近道だと信じています。最近の松江北高の低迷を見るにつけ、そうしたことを感じています。♠♠♠

【追記】 大阪桐蔭高校のゴルフ部で、賭けゴルフや下級生への暴力行為で、部を一時活動停止処分にしていたことが、最近明らかになりました。ゴルフ部は毎年のように全国大会に出場する強豪校のようですが、「人間力」の指導が学校全体に行き渡っていたわけではないようです。要は指導者の問題でしょう。

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「祇園会」(ぎおんえ)

 大好きなさだまさしさんが、フォークデュオグレープ」を解散後(1976年)、15年の年月を経て結成したデュオレーズン」(これは「グレープ(ぶどう)」が年月を経て「レーズン(ほしブドウ)」になったという超一流のユーモア!)として、吉田政美(よしだまさみ)さんと発表したアルバム『あの頃について』(1991年)の中に「祇園会」(ぎおんえ)という歌があります。さださんの歌には、京都・奈良を歌い込んだものが相当数あるのですが、この歌は京都の「祇園祭」を舞台にした楽曲で、私が一番好きな京都歌です。京都の有名どころがたくさん出てきます。歌詞の最初に出てくる「三年坂」清水寺へ登る坂の途中にある石段です。「三年坂」というのは通称で、正式には産寧坂(さんねいざか)と呼ぶのですが、この通称と、グレープの最後のアルバムである『グレープ・ライブ 三年坂をかけていることを読み取らなければなりません。「解散してから随分日が経ちましたね」という挨拶から始まっているんです〔笑〕。さださんはこういう洒落たことをするのが大好きな人なんです。

     祇園会             作詞・作曲 さだまさし  

三年坂で別れてから 随分経ちますね
会いたくなくて とても会いたくて
ふとすれ違えば宵山
会えたら何て言おうかしらと ずっと思ってたのに
息が止まりそうで 目をそらした
まるで無言詣のように
  息を切らして新橋あたり人波に    <※ここから吉田さんとのハモリ!>
  流され移ろって加茂河原
  私は更に臆病になり あなたは
  ずっとすてきになった
  そっと振り向けば風の音
  いえ遠く祇園囃  

 さださんがデビュー当時からずっと続けてくれていることで、私がすごいなあと思っていることの一つに、アルバムを発表するときには必ず、その曲を作った背景や言われ・歌詞の意味合いなどを解説してくれる、詳細な「ライナー・ノーツ」を付けてくれていることです。これを丁寧に読むことで、私たちも曲の中に入り込んで、さだまさし気分を深く味わうことができるんです。この「祇園会」の歌詞を正確に理解するためには、京都の「祇園祭」の知識が不可欠です。ユーモアたっぷりのこんな解説を彼は付けてくれています。

 山鉾の巡行が7月17日。その前夜がいわゆる宵山。「無言詣」は、花街の女性が、密かな願をかけ、八坂さんへ詣る旧いならわし。誰とも口をきかずに七年詣で続けると満願となる。祇園祭は7月の1ヶ月間を通じて、行われ、24日の還幸祭を「後の祭」と通称するらしい。祇園会は、ギヲンエと読んでその祇園祭のこと。決して舞妓さんの同窓会などではない。「どっかあん」。それは擬音え。

 メロディーの美しさ、歌詞の奥深さ、相棒の吉田政美さんのギター・テクニックの素晴らしさ、サビの部分から始まる二人の味のあるハモリ(吉田さんはこんなに歌がうまかったっけ?このアルバムでは「糸電話」(いい歌なのに全然売れなかった)で初めてのリード・ボーカルを担当しています)、チラっと出てくる武部聡志(たけべさとし)さんの美しいピアノの調べ、どれをとっても感動的な歌です。♪♪♪

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北 雅行先生

 松江市殿町の「タウンプラザしまね」1階イベントホールで、元県立高校美術教諭の北 雅行先生(きたまさゆき、77歳)による木版スケッチ展「郷園(ふるさと)」が開かれています(入場無料、~9月1日まで)。ご案内をいただき、今日行ってきました。版画に取り組み始めてからの約70年間に制作なさった、えりすぐりの木版画約100点が並んでいました。先生の作品は風景画を中心に、いずれもはっきりとした線を基調とした緻密な描写が特徴です。地元・松江城天守閣から眺めた、松江市東西南北の眺望を季節ごとに描いた多色刷りの作品に感銘を受けました。定年退職後のマイカーの旅で「第二のふるさと」と感じた全国各地、千葉の犬吠埼や福井の東尋坊、高知の足摺岬など、海辺の景色を捉えた版画などが並んでいました。奈良新薬師寺十二神将像社刻」はものすごい迫力で見る人に迫ってきます。たくさんの来場者がリアリティーある情景に見入っていました。先生は、多くの来場者からの質問に丁寧に答えておられました。会場には先生の木版画の素敵なポストカードが販売されており、私も「絵はがきセット」と、単体のお気に入りの素敵な絵はがきを7枚ほど購入して帰りました。これらの売り上げは今夏の西日本豪雨災害で被災された地域への支援とふるさと復興に充てられるそうです。

  北先生が版画を始められたのは10歳の時だそうです。参加した版画講習会で、現代日本版画の先駆者の一人、故・平塚運一氏に会い、楽しさに引き込まれたといいます。会場には、先生がこの小学校4年生の時の作品も展示されていました。私は毎年、北先生から年賀状でいただく木版画の世界に、目を奪われていたものです。

 北先生には、私が島根県高等学校教員としてスタートした平田高等学校で、ずいぶん可愛がっていただきました。右も左も分からない教員なりたての私が、何とか教員としてのスタートを切ることが出来たのも、北先生を始め、当時の平田高校の諸先生方のおかげと感謝しています。放課後に将棋もよく教えていただきました。北先生はバスケットボールの名指導者でもあり、私も引率教員として先生と遠征にご一緒したこともありました。部員生徒たちと山代のご自宅にお邪魔したこともいい思い出です。その後、松江南高校でもご一緒させていただいたのも不思議なご縁でした。そんな先生に久しぶりにお会いして、昔話に花が咲きました。松江城天守から松江北高を臨む1枚をバックに記念写真を撮らせていただきました。富士山麓にアトリエを構えて描いておられるそうです。北先生、いつまでもお元気で。これからも素敵な作品を我々に見せてやってください。❤❤❤

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CD完成!

★CDが完成しました!!お申し込みを受け付けます★

▲来日当時松江「トンカツ一番」にてトンカツを美味しそうにほうばるALTエドワード先生

 予告しておりましたCD-Rが、プレス会社からあがってきました。新しく刊行したばかりの『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)の特典に付けた「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(裏表カラー刷り1枚)の音声がぜひ欲しいと希望する生徒・先生が数多くおられました。そこで松江北高の前ALTエドワード・デルモニコ先生(Edward Delmonico、アメリカ・アリゾナ州出身)がアメリカに帰国する間際に、北高生の音読の参考にといって録音してくれました。全ての語を1語1語ポーズを空けて読んでくれていて、彼について音読できるようになっています。この練習をするだけで、間違いなく、第1問「発音・アクセント問題」の正答率がぐ~んと上がります。エドワード先生、帰国前の忙しい時期に無理を聞いてもらってありがとう!今回はMP3の音声ファイルで収録していますので、スマホやタブレットやウォークマンやパソコン等にダウンロードして使ってください。ちょっとした空き時間を利用して練習するのがコツですよ。3年生だけでなく「発音・アクセント問題」が苦手な2年生のみなさんにも、模試対策としてこの勉強法をオススメします。

 せっかく私の退職金を使ってCD化するのですから、MP3「音声ファイル」だけでなく、4月からの松江北高補習科センター対策講座」で使った、第1問~第6問の「大問の解き方」の演習プリント(問題+解説全部でB4版50枚)PDF形式で収録してあります。これを1枚1枚解くことでセンター試験(筆記)の「勉強の仕方」が分かるように編集されています。上の「センター過去出題語」の原盤ファイルも、エクセル形式で収録していますので、プリントアウトして使っていただくことができます。今回は、他にも下記のようなファイルを収めております。

 「発音・アクセント問題」の指導に関して、私が以前に作成した決定版小冊子『発音・アクセント問題の攻略法』(22ページ、自費出版、2013年、品切れ)は、残念ながら全部お分けしてしまい、現在は品切れ状態なんですが、今でも欲しいという北高生&先生方がおられますので、丸1冊分のデータも一緒に入れてあります(PDF)。プリントアウトして使って頂けたらという思いです。

 さらに、英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』(71ページ、自費出版、2011年、品切れ)のデータもPDFで収録しました。かつて昼休みに毎日、松江北高の職員室前に生徒の大行列ができたプリントを基に再編集した冊子です。英語学習で生徒が一番苦労している英単語の記憶」を、少しでも負担を軽くしてあげたいと思って作った冊子です。私はここに示されたようなやり方で、1年生時より少しずつ語彙力増強に努めています。丸暗記と比べて、ずいぶん語彙力がつくことは実証済みです。ご参考に、ほんの数ページだけ下に示しておきますね。1枚ずつ配布して生徒の頭を整理してやると、効果は抜群ですよ。

 以上からもお分かりのように、実に中身の濃い充実の1枚となっています。今回も余分にプレスしておりますので、ご希望の方に1枚300円でお分けすることができます。前回ご案内いたしました【A】【B】と併せて、【C】として扱いたいと思います。本と併せて効果的に活用して下さい。

【A】送料・梱包料込みで計1,500円

◎最新版『2019年度英語センター対策本』(20ページ、自費出版、200円)×5冊セット

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)…2016年の本試験の問題を用いて「勉強の仕方」を解説【5冊のお申し込みにつき1冊】
◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」(カラー印刷)…過去に出題された語をアルファベット順に一覧表にしたもの。複数回出題された重要語はカラー化されており一目で分かる。先日の東京・茨城の研究会でアッという間になくなった貴重資料です【5冊のお申し込みにつき5枚】

【B】送料・梱包料込みで計1,300円

◎『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円、144ページ)(800円)

◎『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)1冊

◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990〜2018年)」1枚

【C】1枚の場合は送料・梱包料込みで計500円 <今回のご案内>

◎最新CD「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(1枚、300円)  枚数は何枚でも受け付けます

 【A】と【C】、【B】と【C】、【C】のみ、【A】、【B】といった形式でお申し込み下さい。なお、お申し込みの際には、希望する教材の種類(【A】【B】【C】)、冊数(枚数)、ご氏名、送付先(郵便番号を忘れずに!)、勤務校を添えて、メールでお申し込み下さい。本が届き次第、郵便小為替でご送金をいただいております。生徒さんのセンター講習用に330冊、250冊、50冊、25冊、20冊、10冊といった多数のお申し込みもいただいております。数は十分印刷しておりますので、きっと生徒のみなさんには役立てて頂

▲八幡英語指導の集大成です!

けるものと確信しております。現在、20冊以上のお申し込みをいただいた先生方には、八幡からの㊙特別プレゼントCDデータ集「英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3」(右写真)を贈呈させていただいております。417本のファイルが収録された増補改訂最新版で、収録内容については先日のブログをご覧ください。⇒コチラ  数に限りがありますのでお急ぎ下さい。❤❤❤

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最新刊「センター対策本」の反響

★こんな声をいただいています!!

 このほど刊行した『2019年度英語センター対策本』(第14版、200円)に、全国の先生方からお褒めの言葉をたくさんいただいております。一部をご紹介しますね。「勉強の仕方」をこの夏に指導したら、点数が30点も上がったという喜びの声も寄せられております。

▲わずか20ページの薄い冊子ですが中身はギュッと濃い!

▶じっくりと目を通させて頂いております。先生のこれまでの指導を感じるエッセンスが凝縮されているように感じました。私自身、まだ若輩でセンター試験(やそれに係る英文法、読解)の分析が(しているつもりで)全然できていなかったことを痛感いたしました。こういった力をいかに生徒が身に付けられるのか、これからの授業や補習等に繋げられるよう、研鑽を積んでいきたいと考えております。また、これからもチーム八ちゃん等を通じて先生方の実践や研究を参考にさせて頂ければと思っております。

▶今まで、業者のセンター対策問題集に頼りがちでしたが、先生の教材を基本とし、センター試験の過去問集(駿台文庫青本)を活用し、本番まで生徒とともにがんばりたいと思います。先生の教材は生徒思いで、英語が苦手な本校の生徒たちにもきっと役に立ちます。ぶれずに2学期もいきたいと思います。

▶八幡先生の思いが存分に詰まっており、言葉にならないほど感激致しました。松江北高等学校の生徒様は幸せですね。隅から隅まで熟読し、小生の宝物とさせて頂きたく存じます。

▶この本の作成にあたられた先生の生徒への思い、そして、分かりやすくセンター試験の勉強の仕方を提示するという方針を改めて知りました。私はセンター試験対策を勉強し直す立場ですので、大いに助けられます。本当にありがとうございます。

この本を活用して生徒に力をつけてやりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

▶先生の作成された教材はとても愛があふれていて私はいつも感銘を受けています。頑張ろう、という意欲が湧いてきます。

▶小粒でぴりりとパンチの効いた内容で、いつも先生の分析の細やかさに驚き、憧れの気持ちで読ませていただいています。

▶先日は茨城において「楽しい」研究会に参加させていただき、ありがとうございました。先生のお話とパワ-が忘れらません。先週4日間行われた夏季学習会において、前回購入させていただいた冊子を参考にさせていただきました。この場をお借りして、御礼と感謝を申し上げます。具体的には、駿台・ベネッセの進研模試の9月の過去問の解説の折、活用させていただき、エッセンスを生徒たちに伝えました。先生の説明(解説)は具体的で、わかりやすく、拙い私を通じてでしたが、生徒たちの目が輝いていました。また、早稲田大学のパンフレットも手に入れ、一緒にいらした教え子さんのメッセ-ジも拝読させていただきました。栃木から研究会に参加し、ほんとうに良かったと思っています。

▶自分が指導してきたことが非常にわかりやすく、そしてまとめられているのでとても見やすいですね。先生のアイデアを1300円で得られるのであればとても価値があると思います。大切に使わせていただきます。ありがとうございます。

▶10年近く前に先生のセンター対策本を購入し、その内容の素晴らしさに圧倒され、また、生徒への指導に当たって大いに助けられたことがあります。

▶私は勿論、全国の高校生、受験生とその保護者、先生方が刊行を心待ちしていた冊子を遂に手に取ることが出来ました!!厚く厚くお礼申し上げます。センター試験勉強に向けた英語学習のストラテジーが凝縮されたバイブルになりますね。改めて英語学習の奥深さを実感することも出来ました。

▶今回も大変お世話になりました。ありがとうございます。最新対策本、本冊子と合わせて大切に使い、生徒の英語力向上に役立てたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

▶今回の本をきっかけに、少しでも生徒の進学希望が実現するように、職員一同、生徒ともに努力を積み重ねていきたいと考えております。

▶とても役立つ情報が満載で感心しました。生徒たちにとって有益なものになるはずです。

 ぜひこの本を使ってセンター対策をやってみてください。センター試験第1問~第6問の解法のエッセンスをギュッと詰め込んであり、効果は保証します。気に入っていただけましたら、ぜひ、生徒のみなさんにも薦めてあげてください。お申し込み方法はコチラをご覧ください。❤❤❤

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銀の鈴

    東京駅の定番待ち合わせスポットと言えばココ「銀の鈴」ですね。そのことは上の写真でも分かると思います。東京在住の人も、東京駅を始めて利用する人も、一番スムーズに分かりやすく出会える場所と言われています。1968年(昭和43年)の設置以来、東京駅の待ち合わせ場所として親しまれてきました。でも東京駅はだだ広くて、私は相当回数ここに行っているのですが、何度来てもよく分かりません。今でもすぐに迷子になります。2007年10月25日の、東京駅地下一階エキナカ商業施設グランスタの開業に併せて、4代目となる「銀の鈴」が東京藝術大学学長、金工家・宮田亮平氏の製作により誕生しました。直径約80センチの巨大な鈴です。

 東京駅の改札口は、八重洲口丸の内口と別れています。更にそれぞれ北口中央口南口と3つの出口があります。その内の八重洲中央口を目指して下さい。そこの地下1階グランスタのコンコースに、「銀の鈴」があります。駅構内にあるので、改札を出ないように!構内の案内板に「銀の鈴」という看板もあります。すぐ近くにはベンチも置かれているので、ちょっと休憩してもOKですね。

 さて、なぜ「鈴」なんでしょうね?東京駅は、昭和39年10月に新幹線開業以来、お客さんが急増したため、待ち合わせ場所を作っては?」という社員のアイディアを基に、待ち合わせのお客さんと通常のお客さんを分離することで、混雑緩和と利便性の向上を図る目的を持って設置されました。私たちが神社で鈴をつけた紐をゆすってから拝みますよね。あれは、神様を呼ぶためのものだそうです。古来、鈴は神様だけでなく、人を呼び、注意を促す道具として用いられており、待ち合わせ場所の意味合いと上記内容がマッチしていることと、東京駅の伝統にもふさわしかろうということで、鈴」をモチーフにしたそうですよ。また、神社の鈴は金色が圧倒的に多いと思うのですが、なぜあえて「銀色」にしたのでしょうか?これは設置当時(昭和43年頃)の駅社員の声から、渋く品のある色をということで、銀色」になったそうです。設置当初は地上(南乗り換え改札口前)にありましたが、平成6年の長野新幹線東京駅乗り入れ工事に伴い、地下に移設され、現在に至っています。設置当初から昭和53年ころまでは、憩いの空間を演出するために、鈴の中に設置されたスピーカーから、鈴の音を鳴らしていました。その後、4代目の「銀の鈴」から(平成19年10月設置)、「銀の鈴」広場に6か所設置したスピーカーから毎時00分に環境音楽を数分流して、待ち合わせに不可欠な時報機能を持たせています。今の鈴は4代目ですが、東京駅にかかわる節目節目のタイミングで、代替わりが行われているようですね。❤❤❤

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事故?

 先日行われた「第2回全統マーク模試」で、あまり思うように高得点が取れなかった生徒が私の所に来て、理由を尋ねると事故が起こりました」と述べました。この言葉を聞いて、「あー、この生徒は伸びないな」と感じました。できなかった原因を他人事にしてはなりません。何が足りなかったのか、はっきりと自己分析をして対策を打たねばなりません。つまづいたり、悪い状況に陥った時には、常にその原因を自分に引き寄せて、自分にできたことはなかったか、これからどこを改めたらいいのかを考えることが重要です。

 この生徒の言葉を聞いて、私は幸田露伴(こうだろはん)の言葉を思い出していました。生き方を模索する若い時に、露伴の本を読んで私はずいぶんと勉強になりました。露伴はこんなことを言っています。

 「成功した人と成功していない人を見ると、成功した人は失敗した原因を自分に求める。悪い運を引いたのは自分の手であると考えるから、その手は血にまみれている。ところが失敗ばかりしている人は、手が痛むようなことをせず、手がきれいだ」

 成功する人は、失敗を他人のせいにせずに、自分の責任として捉え、自らの責任において運命の糸を引きます。手は痛み、血だらけとなります。何かしくじる度に、どこがいけなかったのか、自分で何か打つ手はなかったのだろうかと、自らを責めます。それに対して、あらゆる失敗を人のせいにして知らん顔をしているような人は、手から一滴の血も流していません。大成する人は失敗の原因を常に自分に求めているのです。私が好きな故・一倉 定(いちくらさだむ、経営コンサルタント)先生の言葉。「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、すべて社長のせいだと思え」私がいつも「やりっ放しにしない!」と言っているのは、こういうことなんです。

▲「サワイコーヒー」2階で「見直しプリント」の校正をしています。

 いつものように「全統マーク模試」の翌日にB4版4枚の「見直しプリント」を配布して、復習を迫っています。前回の駿台M模試と併せて「ダウンロードサイト」に登録しておきました。

・「2018年3年生7月第2回全統マーク模試」見直しプリント 島根県立松江北高等学校 八幡成人(編) ⇒コチラです

・「2018年3年生7月駿台マーク模試」見直しプリント 島根県立松江北高等学校 八幡成人(編) ⇒コチラです

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「みちくさ」

◎週末はグルメ情報です!!~今どき380円のラーメン? !

 松江市・浜乃木町にある「みちくさ」のラーメンが美味しいよ、と教えてもらいました。本当は昨日お邪魔する予定だったのですが、あまりの暑さにちょっとここまで自転車で遠征するのはキツいということで、今日やって来たんです。お店に入ると昨日はお休みだったことを知り、「やはり日頃の行いが…」と悦に入りました〔笑〕。JR山陰線の「乃木駅」から、目と鼻の先約100mの所にあります。駐車場はとても狭く、5台置ける程度でしょうか。お客さんは地元の常連さんが多いようですね。大衆食堂といった感じです。

 入り口はちょっと入りずらい雰囲気ですが、ドアを開けるとお客さんで一杯です。カウンター席が5人、後は4人掛けのテーブル席が5~6卓でしょうか。テーブル席も昭和の喫茶店風なレトロな感じです。本棚にはやや古い漫画や週刊誌が置いてあります。私は初訪問でびっくりしました!お好み焼きに、焼きそば、焼きめしとなんでもありますが、全てが驚きのチョー低価格です。まさしく庶民の味方です。もちろんベーシックなラーメンを注文。おいおい、¥380!! 今どき驚きの値段です。ほとんど昭和レトロの世界ですね。澄んだ清湯薄口醤油系のスープは、あっさりとした懐かしい味で(チョット化学調味料の香りも)、昔、子供の頃に食べたラーメン(広瀬町には「たかしな」というお店が近所にありました)を思い起こさせます。麺はこの辺りでは珍しい平打ちのストレート麺です。見た目は普通の塩ラーメンです。昔ながらのラーメンどんぶりはかなり年季が入っているようです。具はモヤシと青ネギ。それから焼豚が二切れ入っています。まずスープをすすると予想通りあっさり味。それでいてほのかな旨みを感じます。麺はやや細めでしょうか普通のストレート麺です。スープとの相性は良いようです。焼豚は、脂分もそれなりにあってしっかりした味です。ネギもモヤシもラーメンを引き立てます。これで380円なら間違いなく安いでしょう。お客さんが多いはずです。焼飯(400円)は、パラパラしてなくてかたまりが結構目立ちます(笑)。味は薄味でソースをかけて味を調整するかんじです。ラーメンとチャーハン、どちらも昔懐かしい食堂の味って感じですかね?しかし全てのメニューが驚きの低価格で、この近辺の高等学校の電車通学の学生たちには、なくてはならないお店で、その存在価値は十分にありでしょう。毎日通っても財布に優しいですからね。

 良く見ると、お客さんの大半がラーメンをすすっています。この店はラーメンがお勧めなんですね。他にも焼飯やチキンライス、うどんにお好み焼きもあります。まさに何でもありの「昭和の大衆食堂」です。その間にも次々にお客さんが訪れ、やはりラーメンを注文しています。長くこの土地で変わらぬ味を提供し、常連さんをがっちりとつかんでいるのでしょう。昭和の伝統を食べているようなものですね。店は週3日のみ。週休4日です。老夫婦の経営だから、しかたないでしょうね。お客さんのためにも長く続いて欲しいお店でした。❤❤❤

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大仏様お身拭い

 奈良市の「東大寺大仏殿」で8月7日、大仏(国宝)を清める「お身拭い」が行われました。僧侶や寺職員、信者らがはたきやほうき、手ぬぐいなどを手に大仏のほこりを払い、1年間の汚れを落としました。関係者は早朝、二月堂湯屋で身を清め、白装束に着替えて作業に臨みました。基壇と蓮華(れんげ)座を含めると、大仏様の高さは約20メートルにもなります。午前7時に魂を抜く法要が営まれ、頭に登る人は像の中を通って頭頂部から出ます。顔や胸の作業には天井からつるした3基のゴンドラを使用して1年分のほこりをせっせとお掃除です。巨大な手のひらや頭に登り、はたきをかけました。ほこりが舞う中、約180人が中門も含め大仏殿全体の大掃除をしました。これで大仏様は黒々とした輝きを取り戻しました。

   お身拭い」8月7日に日を定めて毎年実施されるようになったのは昭和39年からです。一般的には、年末に行われるのが普通ですが、大仏は金属製でまさに大きく、冬場だと氷点下になり、手で触ったりすると張り付いたりして、事故になりやすいことから、夏場のお盆の前にすることになったそうです。では何故8月7日かといえば、お盆の前で、他の仏事が重ならない日を選んだら、その日になったということですよ。私は去る3月、小学生の時以来の大仏様を拝んできました。いつ見てもすごい迫力ですね。❤❤❤

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小田和正めざましインタビュー

 8月15日(水)の「めざましテレビ」で、「ENCORE」ツアー真っ最中の小田和正さんのスペシャル・インタビューが放送されました(8月18日(土)朝にも再放送)。三宅・永島・軽部のフジテレビアナウンサー陣で、これで6回目のインタビューになります。「めざましテレビ」のテーマソング「会いに行く」の制作秘話(フジテレビの路線と小田さんのコンサートへの思いが一致した)、同曲の歌詞の意味、最新CDのジャケット写真のいきさつ、「御当地紀行」への思い、ステージ花道を全力で走り回ることへのこだわり、、コンサートでどんな人にマイクを向けるのか?(一生懸命歌っている人、積極的に呼んでくれている人)、小澤征爾さんをラーメン屋で見かけたときにお店の前でずっと待っていて出てこられた時に一緒に写真を取ってもらったという本邦初披露の話、など様々な話題が語られた中身の濃い長時間インタビューでしたが、私が小田さんらしいなと感じ入ったのは、次のような内容の言葉でした(写真はツイッターより拝借)。

 今回めざましの主題歌を作るにあたって、前作主題歌「今日もどこかで」があるので、期待も高いんだろうなと思ってプレッシャーもありました。タイアップの曲は責任もあるしね。

 このテーマソング「会いに行く」が流れ始めた4月のインタビューでも、小田さんは同様のことを明言しています。小田さんはいつも、「責任」という言葉でそれを表現しているようですね。

 責任もあるし。期待通りのものでは満足できないんです。期待以上のものを届けないといけないと思っていつも作っています。

 一切の妥協を許さない完璧主義者の小田さんらしい言葉ですね。小田さんは学生の頃から、知らないうちに目一杯頑張る、もっとできないかと自分で自分を追い詰める人でした。それを知らず知らずのうちに周りの人に求めて、重圧をかけるところから「プレッシャーマン」といったニックネームを頂戴しました。小田さんの事務所の吉田雅道さんは、小田さんを評して「まあいいか、という抜き方をしない人」と言います。「自分がどれだけ一生懸命取り組めたか、悩み、もがき、苦しんだだかに重きを置いて、考えるような人だ。それは小田さんの『目標』というより『生き方』なんだろう。ただその負荷のかけ方がこのところ尋常ではない」と。小田さんからは「身体や心に汗をかいたぶんだけ、その成果は必ず自分に返ってくる」ということを教えられている、と言います。私はこの言葉を聞きながら、松山千春(まつやまちはる)さんを思い出していました。松山さんはコンサートでよくこんな話をします。二人は間違いなく「超一流」のアーティストです。

 人間に「三流」から「超一流」まである。全く期待されない「三流」の人間。期待はされるが、それに応えることのできない「二流」の人間。周りから期待され期待通りの活躍をしてみせる「一流」の人間。そして期待され、その期待以上のことを見事にやってみせるのが「超一流」の人間である、と。そして続けて、俺は「超一流」の歌い手である、と自信満々。(松山千春)

 年をとってあの高いキーでは大変だろう、全音・半音を下げて歌っては、と周りから言われることもあるのだが、自分はここだけにはこだわりがある、と断言されました。あの会場いっぱいに冴えわたる高音の透き通った声、実はあの高音は、小田さん本来の声ではありません。実際、コンサートのリハーサルでは、普通に低い声で歌い、絶対にあの高い声は出しません。「叫び倒して、叫んで、叫んで、職人の指の万年ダコのような声帯になった」結果、出せている声なんです。小田さんはあくまでも、この高い声にこだわり、キーを下げずに歌い続けています。ここら辺も、小田さんの音楽家としての「品格」なんでしょうね(⇒私のブログ記事「小田和正の品格」コチラ)。曲を作った時のキーのままで歌うことにこだわり続ける。幸いまだ声が出るので、高音にこだわり続けたい、と小田さん。出なくなったときがマイクを置く時だと。これを受けて、軽部さんから「マイクを置くときのイメージは小田さんの中では?」という質問に対して、「以前「さよならは言わない」という唄を作った時に、歌詞の中で「決してさよならは言わない」と歌った。さよならは言わないんだよ。それで察して下さい」と小田さん。この考えは、オフコース時代に作った「NEXTのテーマ」「僕らの終わりは 僕らが終わる」と歌ったときから根底にあって、それが進化してきた小田さんの心境の吐露だと、私は感じています。小田さんは、「だから多分、後から振り返ってああ、あれが最後だったなだな、みたいな辞め方になるんじゃない?曲にしろ、ツアーにしろ。「これが最後です」とは絶対に言わないよね、俺。」(『野性時代』7月号、2005年インタビュー)と、かつておっしゃっておられました。小田さんファンにとっては、とっても面白い中身の濃いインタビューでした。70歳になっても第一線で走り続ける小田さん。あんなジジイになるのが私の目標です。❤❤❤

【追記】 先日の松江市総合体育館でのコンサート。私は目の前に小田さんのピアノのある絶好の位置で鑑賞しました。1曲ピアノを弾きながら歌い終わると、「はあー…」とため息をつかれる小田さんを目撃しました。やはり70歳、楽な訳はありませんね。

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「モジニライン」

★画期的なマーカー誕生!!★

 ゼブラ(株)は、ボールペンの文字がにじまない新しいインクを搭載した蛍光ペン「ジャストフィット モジニライン(価格:108円  インク色:ピンク、オレンジ、黄、緑、青 線の太さ:3.5~4mm) を、2018年8月10日(金)より全国の文具取扱店で発売しています。従来の蛍光ペンは、ボールペンで書いた文字の上から線を引くと、ボールペンのインクがにじんで汚れてしまうという欠点がありました。特に、年々市場が拡大している水性ボールペンでは、にじんでしまう傾向が強く、ゼブラ独自調査によれば、約半数の学生が、にじみが原因でノートづくりに失敗したことがあると回答し、不満のタネとなっていました。私も、蛍光マーカーは仕事柄頻繁に使うのですが、確かにボールペンの上からマークするとにじんでしまい、汚くなるのが気にはなっていました。

 今回のゼブラ「ジャストフィット モジニライン」は、インクの中に新成分を配合し、イオンの力で水性ボールペンインクをにじみにくくした最新技術の蛍光ペンです。松江の「ぶんぶん堂」で、男性社員にこの商品のことを聞いてみましたが、全く無知で一生懸命調べているのですが、一向に分からない。その間何の応答もないので、頭にきて「もう結構です!」と言って店を出ました。文房具屋といいながら新商品の知識も全くない。これではプロとは言えません。困ったものです。都会と田舎の大きな違いはこういった点にあります。その点、先日東京の「東急ハンズ」文房具売り場で、やはり新製品のカラーラベルのことを聞いたら、「ありますよ」と、すぐに販売コーナーに連れて行ってもらいました。さすがです。要は自分の分野を勉強しているかどうかですよね。松江中の文房具店を探しましたが、どこにも見当たらないので、ヨドバシカメラから送ってもらいました。

 簡単に仕組みを説明すると、水性ボールペンのインクがマイナスの電荷を帯びていることに注目し、蛍光ペンのインクにプラスの電荷を帯びた新成分を配合しているのが特徴です。互いのイオンが結合して、ボールペンのインクが紙面に固まり、にじみを抑えるのです。それにより、ノートの大事なところににじみを気にせず使えるので、よりカラフルできれいにノートを仕上げることができますね。またペン先には柔らかい素材のナイロンを使用していて、ペン先がしなって平面にも曲面にもしっかりフィットするようになっているので、楽にマーキングできます。均一の力で線を引くことができるので、厚い参考書の曲面など、簡単にマーキングをすることができますね。以下は、開発者たちの思いです。

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 「ジャストフィット モジニライン」は主に水性顔料のボールペンでにじみにくい力を発揮します。水性顔料は、水中に着色剤が分散しているインクであり、分散して安定するためにマイナスの電荷を帯びています。その点に注目し、今回発売される蛍光ペンにプラス電荷をもった新成分を加えることで、着色剤と結合し紙の上に固める機能がはたらきます。この原理は、凝集(ぎょうしゅう)」と呼ばれるもので、主に水質を浄化する際に行う仕組みと同じになります。

 ゼブラの『サラサクリップ』など、学生に人気の高い水性顔料のボールペンで一生懸命勉強していても、蛍光ペンを引いたら汚れてしまうのは、研究者自身も不満に感じていたことの1つでした。ゼブラは、学生の集中力を途切れさせないために、芯が折れないシャープペン『デルガード』などを発売していますが、蛍光ペンでも集中力をサポートする新商品を出したいと考えていました。しかし、研究はなかなかうまくいかず、インクを改良したり、ペン先を見直したり、紙との相性も調べてみました。そんな中、研究チームで知恵を絞り、他業種で使用されているイオンの力で“インクを集めて固める”技術を発見しました。その技術を応用し、蛍光ペンに搭載することで、今回の「ジャストフィット モジニライン」を開発することができました。開発期間は全部で約3年間、試作したインクの数は450種類以上に上ります。

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  ちょっとここで蛇足を。社名の  「ゼブラ」の由来はご存じですか?1897年、石川徳松が初めて純国産の鋼ペン先の製造に成功して「石川ペン先製作所」の名で創業した老舗筆記具メーカーです。縞馬(ZEBRA)は、アフリカの原野に棲息し、個々には外敵から身を守る武器すら持たない非常に温和な動物です。そのために、いつも群れを成し、つねに一致協力して生活を守り続けています。創業石川徳松は、この縞馬(ZEBRA)の生態に自らの会社を重ね合わせ、全社員が相互に堅く団結し、会社を支えていき、文化の向上、発展にかかせない筆記具の製造に邁進することを願って、縞馬(ZEBRA)を商標と定めました。また、縞馬(ZEBRA)の別名である「斑馬」(まだらうま)という文字は文(筆記文具)王(王者・王道)との組み合わせからなり、文具界に身を置く会社にとってまさにふさわしい文字であるとの認識に立って採用したともいわれています。さらに、商標の縞馬(ZEBRA)が後ろをむいているのは、温故知新(古きをたずねて、新しきを知る)を意味し、「人の和の力」「温故知新の精神」がゼブラを支える2本の柱となっています。こうして、縞馬の生態と、「斑」の字に着目して、後ろを振り向く「ゼブラ」マークが制定されたのでした。私の使う筆記具の中には、ゼブラのものが多いみたいです。

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安田女子大学

 少し前のことになりますが、今年の3月、昨年松江北高を卒業した平野栄里奈(ひらのえりな)さん(安田女子大学・心理学部1回生―当時)が、休みに入ったということで訪ねてくれました。以前に、安田女子大学のレポートをお願いしていたんですが、詳細な報告をまとめてくれました。早速「あむーる号外2月号」にまとめました(裏表両面)。パンフレットには書いてない大学の生情報は、そこで体験・生活した人でないと分かりません。今まで私はそのような情報を、多くの卒業生たちに提供してもらって集めてきました。

・「あむーる」号外2月号 八幡成人(編)⇒コチラです

 安田女子大学は、恩師故・安藤貞雄(あんどうさだお)先生が、かつて文学部の大学院で教えておられたこともあり、また最近新しい学部をどんどん新設して勢いのある女子大として、注目していた大学です。学部数日本一の女子大学です。最近テレビのCMでもがんがん流れていますね。⇒大学のホームページはコチラ  中国地方では昔から老舗の伝統校なんですが、それに縛られることなく、新しいチャレンジをどんどんやっている印象ですね。平野さんには、1年間過ごしてみて大学の感想やら、学部の中身について詳しくレポートしてもらいました。今日も直接具体的な大学事情をいろいろと聞くことができ、有益な時間でした。巨大な図書館や「英語カフェ」があったり、セブンイレブンが2店も学内にあり、紀伊國屋書店まで入っているとのこと。すごいですね。平野さん、貴重な情報をありがとうね。

【追記】 安田女子大学ホームページの心理学部の「学科ニュース」に、この平野さんの紹介記事が掲載されています。⇒コチラです

 さて今日(8月21日)は、松江北高で「大学生講話」が開催されました。2年生全員が自分の志望に応じて、松江北高卒業生の大学紹介を2コマ聞くイベントです。沢山の大学生が話しに来てくれました。2回生になった平野さんも「安田女子大学心理学部」の紹介をしてくれました。心理学部の特徴や授業内容、就職状況、高校時代の勉強などについて、生徒たちに興味深い話・アドバイスを送ってくれました。❤❤❤

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大逆転!

 8月19日(日)の、巨人―中日戦のデーゲーム。途中までは、巨人のピッチャーの今村(最近好投が続いています)がヒットを打たれながらも粘って1―2で好勝負を続けていましたが、8回表リリーフした池田・田原が打ち込まれ、1―5とゲームをぶち壊して敗色濃厚に見えました(巨人のリリーフ陣が弱いのは、外角低めの直球でストライクを取るコントロールがないことにつきます)。いつもの私なら、ここでテレビのスイッチをぶち切って仕事に入るところなんですが、今日はなぜかそのまま見入っていたんです。予感がしたんでしょうか?なんと最終回にタイムリー5連打(陽、長野、大城、田中、マギー)を放ち、奇跡の大逆転で6―5でサヨナラ勝ちしました。まるで甲子園の高校野球を見ているようでしたね。巨人に来て2年目で初めてのサヨナラ決勝打を放ったマギーは、今テレビの高校野球にはまっているそうで、「感銘を受けるのは、球児たちがゲームセットまで全力で諦めないでプレーする姿。球児の姿勢を見ていると、そういうことが必要だと思い出させてくれる」と述べました。最終回4点ビハインドからの逆転サヨナラ劇は、2000年9月24日、あの長嶋茂雄監督が監督生活最後の優勝を決めた中日戦以来(江藤の満塁本塁打で追いつき、二岡のサヨナラ本塁打で決着)、18年ぶりの「奇跡劇」でした。

▲プロ初勝利をあげた中川を祝福するマギー 巨人軍HPより拝借

 マギーが決勝打を打ち、ヒーローに選ばれましたが、真のヒーローはルーキーながらヒットでつないだ大城田中俊だったと感じました。誰も言いませんが、1つだけ苦情を。ワンアウト2・3塁で田中がライト線ぎりぎりにヒットを打った際に、2塁代走若林は打球が1・2塁間を抜けるまでハーフウェイで止まっていました。打球のコースを瞬時に判断して全力で3塁に向かわなければいけない打球でした。中日のライト平田は必死に走ってバックホームをしたために、3塁で止まってしまう結果になりました。本来ならば(普通のランナーなら)、このヒットの時点でサヨナラ勝ちしなければいけない打球でした。私はこの打球の時点で、サヨナラ勝ちを確信しましたが、なんとランナーは3塁で止まっていたんです。これはお粗末でした。猛省!

 本当に勝負は下駄を履くまで分からないと言いますが、まさにそれを地で行くような試合でした。あの長嶋茂雄監督「勝負は試合が終わって風呂に入るまで何が起こるか分からない」という名言(迷言)を残しました。よく考えると、試合が終わった時点で勝負はついているんですが…〔笑〕。長嶋さんらしい言葉です。私も若い頃、ソフトテニスの総体の浜田高校戦で、大将同士の決戦となり、ゲームカウント0―3、そのゲームも0―3と、マッチポイントを握られあと1点で絶体絶命の大ピンチ。さすがに私も負けを覚悟しましたが、そこから奇跡が起こってひっくり返して、大逆転勝利でベスト4に進んだという忘れられない思い出があります。あそこで負けていたら中国大会連続出場記録も途絶えていたところでした。勝負は投げてはいけません。最後の最後まで全力を尽くす!。❤❤❤

 

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㊙プレゼント?

▲今回の対策本(第14版)の冒頭ページ 左ページは私が強調するポイントです!

 先週末から、私の最新刊『2019年度英語センター対策本』(自費出版、200円)にご注文をたくさんいただきましてありがとうございます。随時発送をしておりますので、到着までしばらくお待ち下さい。郵便局で聞いた話では、9月1日から「ゆうメール」「規格外」が廃止になるそうで、1キロまでしか送れなくなります(現在は3キロまで可能)。これは実に痛手です。今まで「ゆうメール」で発送出来ていたものが、「ゆうパック」で送らねばならなくなり、割高になりますものね。

 今回作りました最新のセンター対策本は、私が体が空いている土曜日を使って、4月より松江北高補習科で、それぞれの大問の「解き方のコツ」を順次コツコツ解説してきたものを基にまとめた20ページほどの薄い小冊子です。解法のエッセンスをギュギュッと凝縮した、分かりやすいものになっています。ちょっと奮発をしてコート紙を使いカラー印刷をしました。現在、生徒向けの「センター対策講座」に使いたいと、全国の先生方から大量にご注文いただいており、梱包作業に明け暮れております。現役の受験生や保護者の方からも欲しいとお問い合わせがありました。授業の合間を見つけて頑張って発送作業を行っておりますので、今しばらくお待ち下さい。今回は刊行記念に、2つの特典をつけてご提供させていただいております。また、2017年度の旧版(800円)を欲しいという先生方が非常に多かったので、今回は特別に上記のものを全て無料でおつけしてお届けすることにしましたところ(【B】)、予想外に多くの先生方から【B】のお申し込みもありました。少しでも先生方のセンター対策に貢献できれば嬉しく思います。

【A】『2019年度英語センター対策本』5冊(1,000円+送料・梱包料500円=計1,500円)

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)…2016年の本試験問題を用いて「勉強の仕方」を解説【5冊のお申し込みにつき1冊提供】

◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(カラー印刷)…過去に出題された語をアルファベット順に一覧表にしたもの。複数回出題された重要語はカラー化されており一目で分かる。先日の東京・茨城の研究会でアッという間になくなり喜んでいただいた貴重な資料です【5冊のお申し込みにつき5枚提供】

【B】特別提供! 『2017年度英語センター対策本』(第13版、800円)+『2019年度英語センター対策本』(第14版)〔特典その1〕【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』+〔特典その2〕「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」を、800円+送料・梱包封筒代500円=計1300円で提供いたします。数に限りがありますので、在庫がなくなり次第終了とさせていただきます。なお、お申し込みの際には、希望する冊子の種類(【A】か【B】か?)、冊数、ご氏名、送付先(郵便番号をお忘れなく)、勤務校を添えてお申し込み下さい。

㊙プレゼントは??

 先日の告知ブログにおいて、「㊙プレゼントも」と書きました。「中身は何ですか?」というお問い合わせを頂きましたので、種明かししておきますね。今回20冊以上お申し込みいただいた先生方には、私から「特別㊙プレゼント」として、「英語は絶対に裏切らない!~英語センター二次試験参考データ集  Ver.3」(下記写真参照)をお送りさせていただいております。先日の東京・茨城の研究会(主催ラーンズ)でご参加いただいた先生方にお配りしたセンター・二次対策指導資料データ集」最新版(非売品)です。毎回とても好評で、全国の先生方からこの「データ集」だけ欲しいという要望がたくさん寄せられる「宝物」CDデータ集です。私の41年間にわたる長き教員生活で、特に松江北高で作りました種々の資料を惜しみなく収録しております。全部で417本(!)のファイルが収録されています。センター試験の「第1問~第6問」、「その他」、「リスニング」、「二次試験対策」、「模擬試験対策」、「特別オマケ」、「八幡最近の著作から」といったフォルダーに、該当する最新資料が収められており、指導にすぐに使っていただけるものばかりです。「どういった資料が収録されているの?」というご質問には、一覧表にしてありますのでどうぞご覧下さい。⇒コチラ  今回、主催者の(株)ラーンズさんより、ご好意で余分を提供していただきましたので(ご厚情感謝申し上げます)、八幡から心ばかりの御礼におつけしております。数に限りがございますので、ご了承ください。

▲先日の研究会でも喜んでいただいたデータ集です 今回は大幅増補!

 この冊子で第14版になります。もうずいぶん長く継続してきたことになりますね。驚くことに、「高校生時代にこの本にお世話になりました」という若い先生が私の周りにも増え始めております。いつも赤字で、前回の2017年版の収支を今朝見てみたら、802,904円の赤字となっていました。研究会では「私の退職金がどんどん減っていく…」(笑)と冗談を言っておりますが、みなさんに喜んでもらえればそれでいいと思っております。生徒たちには、「お金はいいから、点で返してくれ!」と懇願しましたところ、北高始まって以来のセンター最高平均点を出して「恩返し」をしてくれました。毎回、「利他の精神」で(⇒コチラ)、細々と継続してきた私のライフワークです。「たらいの法則」(⇒コチラに基づいて「見返りを求めない利他の心」「Give and Give」(⇒コチラ)が私の生き方なんです。最近、大分県からわざわざ山口までボランティアで出向いて、2歳児を発見・救出した尾畠春夫さん(78歳)の、「社会への恩返し」という言葉もずんと心に残りました。私が若い頃に本で読んだ、ウェイン・ダイアー博士の次の逸話が気に入っています。❤❤❤

 子猫が自分のしっぽをつかまえようとしているのを見て、大きな猫がこう尋ねた。「どうして自分のしっぽをつかまえようとするの」子猫が答えた。「猫にとって一番大事なのは幸せで、その幸せは僕のしっぽだってことがわかったんだ。だからつかまえようとしているの。しっぽをつかまえたら、きっと幸せになれるんだ」 するとその年取った猫が言った。「坊や、私もそういうことに関心を持ったときがあった。私も幸せは自分のしっぽにあると考えた。けれど、気がついたんだよ。しっぽは追いかけると決まって逃げていく。でも、自分の仕事に精を出していると、しっぽは私がどこへ行っても必ずついてくるみたいだよ」    

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ステーキ館「和」

◎週末はグルメ情報です!!

 もう何年ぶりの訪問でしょうか?松江に帰ってきた頃は、それこそ毎週のように食べに行っていたお店です。心臓を壊してからは、牛肉は自重するようになり、ステーキは控えていました。最後にこのお店に来たのは今から8年前。その時に一緒に来た生徒が、先週の日曜日に結婚式を迎えました。時の経つのは早いものですね。先月の病院検査が良好だったので、今日は、久しぶりに、先日市ヶ谷・土浦の研究会でお世話になった北高卒業生の小川綾音さんと一緒に食べに行ってきました。間違いなく松江で一番ステーキの美味しいステーキ館「和」(さわ)です。東津田町の住宅街にひっそりと佇んでいるお店で、ちょっとわかりにくい場所にあります。

 幻の黒毛和牛と言われる「隠岐牛」や、厳選された「島根和牛」を愉しむなら、このお店です。私が通っていた当時は、昼も夜もお客さんで満員のお店でした。今日はお昼の13時に予約を入れておいたので、さすがにランチのお客さん方も一段落した頃だろうと思って、お店のドアを開けてびっくり!私たちの予約席をのぞいてびっしりと満席のお客さんで大盛況です。相変わらずの繁盛振りに驚きました。リーズナブルな価格でふるまわれる、旨みたっぷりの和牛。見極められた肉は、素材の味わいをしっかりと感じられる調理法で提供されます。レアで焼きあがった肉は、まさに口の中でとろけるような食感。美味しい肉を食べ終わる頃には、心もお腹も満足感で満たされます。温かみのある、くつろぎの空間で、家族や友人、恋人と共に食事をするのには、まさにぴったりのお店です。近所の看板(上写真)と、お店の玄関にあるイラストはこのお店のご主人です。まさにそっくりのイラストですね。

 このお店のお肉は「島根和牛」しか使われていません。当然ちょびっと値段も張ります。でもお値段の元は十分にとることができる美味しさです。私が通っていた当時、ご主人から伺ったところによれば、このお肉を東京で食べたら数万円はするとのことでした。まずは前菜のサラダ。冷たいポタージュスープもさっぱりとして美味し

▲店内はカウンター席と奥にテーブル席

かった。肉はカウンターの前の鉄板でカットされ、焼かれていきます。まず、ブロックから切り出し、脂身の一部を切り離しスジ絶ちの処理をします。肉はバットに移しラップをかけて鉄板の下で常温に戻す。切り離した脂身は鉄板の上で焼かれ、肉を焼くための脂が出たところでスライスしたガーリックと共に鉄板の端へ移動。当然焼けすぎない様にするためです。この作業と並行して、小さいコンロに置かれたステーキ皿で付出しのインゲン、人参、ジャガイモ、コーンが炒められています。そして常温に戻った肉の焼きに移ります。表を焼き、そして裏を焼き、ワインを振り蓋をします。そして焼きあがったステーキがカウンター席へと運ばれてきます。厳選された「島根和牛」のサーロインを使用していますから、美味しくない訳がありません。分厚いお肉ですが、口の中に入れるとろけてしまいます。「この味、この味!」と、久しぶりに味わう「和」のステーキに舌鼓を打ちました。そしてこのお店の特徴でもあるんですが、最後に「ミルク」が出てきます。ステーキミルク?、一見するとどうかなと思われるかもしれませんが、これが意外と合うんですね。私などは、通い詰めていた頃は、このミルクが楽しみでしょうがありませんでした。最後にデミタスコーヒーで口直しをして、今日のランチは終わりました。満足でした。検査をクリアしてまた来ることにしましょう。❤❤❤

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マサ斉藤死す!

 アントニオ猪木との抗争などで一時代を築いた昭和の名プロレスラー、マサ斎藤さん(本名・斎藤昌典)が、7月14日未明に死去したことが発表されました(享年75歳)。1999年頃にパーキンソン病を患い、以来不屈の闘志でリハビリに励んできました。日米マットを沸かせたレジェンドが、長期に渡った闘病の末にまた一人天国へと旅立ちました。妻の倫子さんは、17年にも渡る闘病生活は、“Go For Broke!”(当たって砕けろ)をモットーに掲げる彼にしても、想像を絶するほど辛く厳しいものでした」と振り返り、最後の瞬間を「穏やかながらも、新たなチャレンジへ向かう様な、マサ斎藤らしい力強い旅立ちでした」と綴りました。

 東京都中野区生まれのマサ斎藤(本名:斎藤昌典)さんは、明治大学時代の1963年に、レスリング全日本選手権でフリースタイル、グレコローマンの両ヘビー級で優勝し、1964年「東京五輪」に出場しました。大学卒業後にプロレス入り。一匹狼を貫き、主にフリーランスで海外を渡り歩き、1980年代から新日本プロレスを主戦場にしました。1990年には、ラリー・ズビスコを破ってAWA世界ヘビー級王座を獲得しています。得意技の「バックドロップ」は、ルーテーズばりの反りの効いた美しい必殺技でした。刑務所時代(警官への暴力事件で服役⇒コチラに私の解説)に開発した(?)という「監獄固め」も説得力のある拷問技でしたね。実力を備えた悪役レスラー(ヒール)で、私は好きでした。引退後も、新日本プロレスのテレビ中継の解説者として、味のある解説をなさっておられました。

 でもやはりなんと言っても、マサ斎藤さんを語るときにハイライトとなるのは、1987年10月に行われたアントニオ猪木との「巌流島の決闘」でしょうね。ブラジルでの事業失敗による多額の借金問題や、倍賞美津子との離婚問題の苦悩から、離婚2日後に猪木が死に場所に選んだのがこの巌流島の決闘でした(小佐野景浩『プロレス秘史1972―1999』)。「どうせ死ぬなら、自分らしく戦って死にたい」 時間無制限、ノーレフェリー、無観客で行われた2時間5分14秒の大死闘、両者の規格外の闘いは、今なおファンの間で語り草になっています。1612年に宮本武蔵佐々木小次郎が決闘した巌流島に設置した特設リングで一騎打ちをした試合です。この島は山口県下関市、関門海峡に浮かぶ無人島で、正式な島の名称は「船島」と言います。時間無制限、「お互いのプライドのみがルール」、前代未聞の観客のいないノーピープル戦で行われました。見守るのは報道陣のみ。立会人を務めた坂口征二山本小鉄の両氏が、午後4時半に試合開始を宣言しても、猪木は用意されたテントから出てこず、じれた斎藤が先にリングに上がります。にらみ合いから猪木は予告通りに絞め技で攻撃。大技は猪木のバックドロップのみという静かな攻防が繰り広げられました。日没後、照明と周囲4カ所にかがり火がたかれる中、リング外の攻防へ移っていきます。互いに「まだだ…」と呻きながら、長丁場の試合に突入します。猪木の頭突き4連発で斎藤の頭が割れ、流血。斎藤もかがり火のまきで猪木の額を殴り、両雄とも血をしたたらせながらの戦いです。再びリングに舞台を戻すと、猪木はブレーンバスター、斎藤は延髄斬り、バックドロップと決め技をたたみかける。最後は野戦となり、猪木が「裸絞め」(魔性のスリーパー)で絞め落として、マサ斎藤が崩れ落ちました。血みどろの殴り合いの末、猪木が2時間5分14秒、KO勝ちを収めました。死闘の後は両者とも無言で決戦の地を後にしています。マサさんは、この夜、缶ビール54本を開けたそうですよ。「興奮してるのと身体が痛むので眠れないんだよ。それでビール飲んで、痛みをごまかしてね」(玉袋筋太郎『痛快無比!!プロレス取調室』)

 厳しいリハビリ治療の続く中、2016年12月2日には、リング復帰を果たし、武藤敬司が扮した海賊男をパンチとキックで蹴散らしました。⇒私の記事はコチラ  近年は、モハメド・アリのように、2020年の「東京五輪」で聖火ランナーになることを目標にしてリハビリを続けていたそうです。妻の倫子さんによれば「来年、再びカムバックのチャンスも出てきました。その為にリハビリに意欲を燃やしていた矢先」の急逝だったといいます。ファンに愛された昭和の名レスラーがまた一人、惜しまれながらこの世を去りました。愛読する週刊プロレス』の最新号は、マサさんの追悼号、獄門鬼永遠に…「砕けない心」となりました。♠♠♠

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『2019年度英語センター対策本』刊行!

★最新版できました!!センター対策はコレ!★

 2年前に『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円)を作った時にはもうこれで最後にしようと、丹精を込めて製作し、最高の紙を使い総決算・集大成のつもりでおりました。今年の4月から、松江北高の補習科を担当しているんですが、センター試験の苦手な生徒も多く、土曜日の私の体の空いている日に、第1問から順次「勉強の仕方・コツ」のようなものを、解説してきました。それが最近、ようやく最後の第6問まで終わったので、その時に使った資料を簡潔にまとめておくことにしました。最新版『2019年度英語センター対策本』(第14版、コンパクト版、200円)がそれです。わずか20ペ-ジばかりの小冊子ですが、中身は結構濃いものになっています。奮発してカラー印刷しました。センター筆記試験の【第1問】から【第6問】と、リスニング試験の解法エッセンスだけがぎゅっと詰まったコンパクト版です。題材は最新2018年の本試験の問題を用いて、「勉強の仕方・解法」を解説しています。「センター試験対策講座」などのテキストにうってつけの内容となっています。

 余分に印刷して準備が整いましたので、ご希望の先生・生徒さん方にお分けすることが出来ます。ただし、送料が結構かかりますので、1冊では割高になってしまうことを勘案して、最低5冊以上(ご注意ください!)ということでお申し込みを受け付けることといたしました。例えば、5冊ですと、200円×5+送料・梱包封筒代500円で、総計1500円になります。今回の刊行を記念して、【特典】を二つほどつけることにしました。ただし、どちらも数に限りがありますので、在庫がなくなり次第この特典は終了いたします

◎〔特典その1〕『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』(23ページ)…2016年の本試験の問題を用いて「勉強の仕方」を解説【5冊のお申し込みにつき1冊】

◎〔特典その2〕「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(カラー印刷)…過去に出題された語をアルファベット順に一覧表にしたもの。複数回出題された重要語はカラー化されており一目で分かる。先日の東京・茨城の研究会でアッという間になくなった貴重資料です【5冊のお申し込みにつき5枚】

 ここでもう一つ重要なお知らせを!今でも親本の『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円、144ページ)を欲しいというご依頼が絶えません。先日の研究会でもたくさんの先生方にお求めいただき好評でした。「勉強の仕方」だけでなく、重要な過去出題データも全て網羅されている完全センター対策本です。増刷して在庫は今でもございますので、今回こちらをお求めの方々には、上記の全てを無料でつけてお分けしたいと思います。すなわち、『2017年度英語センター対策本』(800円)+『2019年度英語センター対策本』(第14版)+特典その1『【実践編】英語2016年度センター試験の取り組み方』+特典その2「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」を、800円+送料・梱包封筒代500円=1300円で提供いたします。こちらも数に限りがありますので、在庫がなくなり次第終了とさせていただきます。

 できるだけたくさんの先生方・生徒のみなさんにお使いいただいて、センター試験対策を充実したものにしていただきたいと思っております。多めの数が欲しいというご要望にもお応えできるかと思います。ご相談ください。八幡から特別の㊙プレゼントを用意しております。なお、お申し込みの際には、希望する冊子の種類、冊数、ご氏名、送付先、勤務校を添えてお申し込み下さい。

 ご希望は、このブログ右上の「メールはこちら」からか、yawata@hb.tp1.jp宛てにお申し込み下さい。ところで、最近非常に不愉快なメールがありました。名乗りもしないで、「在庫確認○○ 1冊送れ」というものでした。私は商売でやっているのではありません。自分の生徒たちのために作ったものを、もし喜んでいただけるのであればみなさんにもお分けして役立てていただきたいという「利他」の思いで提供しております。中には代金をお支払いいただけないケースもあります。大赤字の中を、毎回ご好意でお分けしているものです。そこら辺をご理解いただいた上で、お申し込みくださいますようにお願いいたします。なお送本作業は、仕事の合間を縫って一人で行っておりますので、時間が多少かかることもご承知おき下さい。それでは先生方からのご注文をお待ちしております。❤❤❤

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a man of integrity

 授業でよくidentityという単語が出てくると「自己同一性」と訳す生徒がほとんどで「それは一体どういうことですか?」と聞くとハタと答えられなくなってしまいます。私は「自分は一体何者か?」と説明することにしています。このように日本語に非常にしづらい単語が英語にはたくさんあります。今日はその一例を。

 先日、a man of integrityという表現が出てきました。実に訳しづらい表現です。英和辞典によれば、「剛直な人」「清廉潔白の士」「高潔な人」「極めて高潔な人」「廉潔の士」「律儀な男」「節操の固い男」「誠実な人」などさまざまな訳語が与えられていますが、今ひとつピンときませんね。ピタッとはまった翻訳が非常にしづらい単語がこのintegrityです。“APPROVING   the quality of being honest and having strong moral principles that you refuse to change” [CALD]という定義からも分かるように、a man of integrityと言われるのは、欧米では最高の褒め言葉なんです。尊敬する山岸勝榮先生の『スーパーアンカー英和辞典』には、「a person of integrityは自ら説くところと実践するところが食い違わない、倫理的に高く評価される「誠実な人物」で、英米などで人物紹介によく用いられる」とひと味違う解説があり、さすがと思われます。

 私が最近はまっている新 将命(あたらしまさみ)さんの最新著書『社長の教科書』(致知出版、2018年7月)を読んでいたら、その定義が出てきました。さんは、シェル石油、日本コカコーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどで社長を務め、「経営のプロフェッショナル」として50年以上にわたり、伝説の外資系トップとして、メンターとして尊敬されている、まさにa man of integrity”の代表のような方です。このように具体的に示されると、モヤモヤしていた意味が明確に伝わってきますね。

1.言行にウラオモテがない(正直で誠実な)人
2.一貫性(右顧左眄しない、ぶれない信念)のある人
3.信頼できて尊敬のできる人
4.あの人の後に付いていきたい、あの人のためなら、と思われる人
5.ゆるぎない信念と理想を持っている人

 このようなリーダーが職場にいると、働き甲斐がありますね。学校現場ではめったに見ることが出来ませんが。私が松江南高校時代に二年間仕えた石賀 昇(いしがのぼる)校長先生は(⇒コチラです)、数少ないa man of integrity”でした。❤❤❤

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エレファント・テクニック

 「象を食べなさい」と言われたとします。たいていの場合、「無理!あんな大きいものを、どうやって??」と思いますよね。そういうときに、自分にはとても手に負えないとあきらめてしまえばそこで終わりです。でも、食べやすい大きさに切り分けて、毎日少しずつつまんでいけば、いずれはきれいに無くなるんです。同じように、自分には到底出来そうにないと思うことでも、簡単な作業に分解して、毎日少しずつ手をつける。すると、いつの間にか出来ていた!ということになるのです。大きな問題、難しい問題は、問題を小さく切り分け、小さな問題を一つ一つ解決していくことで、問題全体を解決することができるのです。これを「エレファント・テクニック」と呼んでいます。

 私は若い頃に、東大の竹内 均(たけうちひとし)先生から①わずか一日15分という時間でも、それが積み重なると、膨大な量になる。②できる人は、こうした小さな努力を積み重ねていくことで、いつしか、大多数の人に差をつけていく。ということを教えてもらいました。人生は限られた時間の使い方で決まる、その時間は今しかない、だからこそ目標を決めて「スキマ時間」を上手に使おうという先生の教えでした。そして、目標を必ず実現させる「15分成功法」を数々の著書の中で詳しく紹介されています。15分という時間は、とても短いようですが、毎日続けると膨大な量に。例えば一日15分間英会話のテキストで独学したとすると、1年=15分×365日=91時間。これは、週2回1時間の英会話スクールに通うのと同じ時間の量になるんです。時間管理を確実に実行するために最も必要なものは目標。ただし、願望をいくら並べても目標の達成には近づかない。では、どうすれば願望→目標と変換することができるのか?それは、目標の3大要素である「期限がある」「具体的」「見える化」ですね。目標さえ明確にできれば、道はそこから開ける。あとは、実現するための手段を考え、それを実行していけばいいのです。大きな問題や難しい問題は、いきなり解決に取り組めるものではありません。大きな目標は必ず分断せよ!」ということです。そして毎日少しずつやる。

 たとえば、国公立大学の二次試験に必要な英単語の数は約5,000語です。これを覚えようと書店へ行って、「英単語集必須5,000 語」といった本を買ってきたとしましょう。この場合、この本1冊が「エレファント」です。まず、A、B、CのAの項から覚えようとして、Aの「abandon=捨てる」と覚えたところで「まあいいや、そのうちやろう」と思い、本棚にその本を積み上げてしまいます。そのまま一生、読まない。誰しもそんな経験があることと思います。これをそのままほうっておきますと、一生単語を5,000 覚えることなどできません。おそらく、その本はホコリをかぶってゴミとして捨てられることでしょう。「そのうちやろう、そのうちやろう…」という考え、これがいわゆる“そのうち病”と言われるものです。そこで、この5,000の単語を「エレファント・テクニック」で分断します。大きな目標は小さな目標に分断せよ」の手法ですね。高校3年間で5,000語覚えるには、1年間で1,666語、それを12で割れば、1ヵ月約138。それを30日で割った場合、1日約4.6個覚えればいいわけです。1日5個なら何とかできそうでしょう?行き帰りの通学の電車の中でいくらでも覚えてしまうことができますね。つまり、5,000という大きな「象」を、今日の目標5個に分断してしまうわけです。このことは、難題に立ち向かう、大きなレポートを完成する、何か技術を身につけるなど、いろいろな場面に応用できますね。大きな目標やなかなかはかどらない仕事、やりたくない仕事などは、この「エレファント・テクニック」の適用を考えてみてください。結構使えますよ。まずは、その前に目標を明確にしてからではありますが…。そしてコツコツと。

 私がずっと取り組んでいる辞典の仕事も、毎日コツコツの連続です。辞書の原稿を毎日少しずつ書いています。それが2・3年もすると、膨大な量となり、1冊の大きな辞典が出来上がります。これも「エレファント・テクニック」ですね。若いときからこうやって仕事に取り組んできました。少しは成果も上げることができたように思います。❤❤❤

【追記】 8月12日は「世界象の日」(World Elephant Day)でした。カナダの映画監督Patricia Simsさんと、タイにあるゾウ保護団体Elephant Reintroduction Foundationが、密猟などで絶滅の危機にあるゾウの現状と保護を訴える目的で2012年に制定されたものです。ちなみにどのくらい危険な状況かと言うと、欧州各国がアフリカを植民地化する前(1880年代より前?)には約2,000万頭いたアフリカゾウが、1970年頃には100万頭になり、2016年には約35万頭しか生息していないとのこと。アジアゾウの状況はさらに深刻で、現在の生息数は3万5,000~4万5,000頭程度と推測されています。

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天から助けのロープが降りてくる!

 私が最も尊敬していた、昨年4月にお亡くなりになった渡部昇一(わたなべしょういち)先生が、「人生で一番大切なことを一つだけ挙げよ」と求められた時に、いつも口にされたのが、「できない理由を探すな!」でした。この言葉は、私の生き方に大きな勇気と指針を与えて下さいました。どんなに困難なことでも、絶えず努力を絶やさない人には、不思議なことに、天の一角から「助けのロープ」が降りてくる、ともおっしゃっておられました。私も今までにそんな体験を何度したことでしょう。先生はこんなことも書いておられます。

 鉄砲撃ちの名人に、電線の上と地面にいる鳥とどちらが簡単に撃ち落とせるか?と聞いてみる。一見、地面にいる鳥のほうが撃つのはたやすそうである。しかし彼は、電線の上にいる鳥も地面にいる鳥も、撃つには同じくらいの労力と技量が要るというのである。難しさとしては大差なく、むしろ電線の上にいる鳥を撃つほうがかえって楽かもしれないということである。ならば、目標は高く掲げたほうが良い、ということになる。

 私はできない理由を探さずに、目標を高く掲げて、努力せよと、毎日生徒には話しています。渡部先生受け売りですが。先生ご自身がそれを実践しておられます。

 渡部昇一先生が山形から上京し、上智大学一年生の夏休みに帰省すると、お父様が失職して仕送りが出来なくなっていました。このままでは大学の授業料を払うことができません。途方に暮れた先生は、授業料減免の特待生になることを決意し、猛勉強を始めます。当時、先生が住んでいた上智大学の寮には井戸がありました。先生は毎朝5時に起きて井戸水をかぶり、勉強に向かいました。どうしても授業料減免の特待生になろうとすると、他の学生の成績が気になります。しかし全科目百点を取れば、負ける心配はありません。脇目も振らずに必死に勉強しました。その結果は、総合得点で二位の学生に二百点以上の差をつけ、ぶっちぎりの一番で特待生になることができました。以降4年間、先生はずっと特待生で学費を払わずに卒業なさいます。

 学生時代に、アメリカ留学の話が持ち上がりました。先生は当然成績トップの自分が選ばれるものと思っていました。ところが「渡部は社交性がない」という理由で、別の学生が選ばれたのです。貧乏学生で服装はいつも着た切り雀、喫茶店などに入る余裕もなく、勉強勉強の生活です。遊んでいる暇などありませんからね。そんな様子を、アメリカ人教授は非社交的と判断したのでした。それでも先生は腐ることなく、ひたすら全科目百点を目指して勉強を続けます。先生の専攻する英語学はイギリスよりもドイツが進んでいると聞き、ドイツ語の勉強も怠りませんでした。

 大学院を卒業して上智大学の助手になった時に、ある日大学院長に示された難解なドイツ語の一節を完璧に訳したことで、ドイツ留学が決まりました。アメリカ留学話の5年後のことでした。学年でトップの成績の自分がはずされた現実にも、先生は腐ることなく努力を続けていると、天から助けのロープが降りてきて、幸運の女神が微笑んだのでした。ドイツでは、世界初となる英文法史を博士論文として書き上げておられます。留学してからわずか2年で博士論文をドイツ語で書き上げたこの速さから、指導教授に「君はまことに天才である」と大層な誉め言葉を戴きました。ドイツ語で書かれた300ページのこの論文は出版され本となりました。費用は全て大学や機構が引き受けてくれ、名誉ある博士号を与えられ、オックスフォードへの特別旅費まで与えられて、ドイツを後にしておられます。先生が28歳の時のことでした。

 輝かしい実績を引っさげドイツ留学からお戻りになったのですが、最初の本(処女作)を出版されたときにも、ずいぶん苦労されました。先生の博士論文をまとめた『英文法史』(研究社、1965年)という本です。どの会社に持ち込んでも全て断られました。中には侮蔑の態度をとる会社さえあったといいます。最終的には出版してくれることになった研究社にも、一度は断られています。出版費用を先生が負担してもよい、という条件を申し入れたところ、担当者が再検討を約束してくれました。給料の一年半分にもあたる負担を、先生の奥様は文句を言わないどころか、むしろ出版をけしかけるようであった、と先生は回想しておられます。結局は、本の内容・価値を認めた研究社が、費用の半額を負担するということで、出版されました。この本は高価にもかかわらずよく売れました。それ以降の論壇での先生のご活躍は言うまでもないでしょう。

 私が渡部先生から受けた学恩は数知れませんが、中でも一番大きかったものが、どんなに苦しくても、出来ない理由を探さずに努力を絶やさず持続するなら、ある日きっと、「天から助けのロープが降りてくる」であろう、というものでした。日頃、生徒たちにもこの生き方を強調しています。先生がお亡くなりになってから一年とちょっと、新しい著作を読むことのできなくなった私の心には、スキマがポッカリと空いた感じですが、昔の著作を書庫から引っ張り出してきては、ボツボツと読んでいます。

 2015年にハードカバー版で出版された先生の『青春の読書』(ワック出版)が、追悼記念に新装版(廉価版)で2018年4月にワック出版から再発売されています。これを読むと、先生の青春時代が生き生きと蘇ってきます。生前の先生が、出版を最も喜ばれた本だそうです。70歳を過ぎて借金までして建てた新居の書庫(個人蔵書数世界一)の前で微笑む先生の表紙写真は、誠に印象的ですね。❤❤❤

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「砂の美術館」今年は北欧編!

 昨年「砂の美術館(鳥取市福部町湯山)で、第10期展示「砂で世界旅行・アメリカ編」が開催されました。「砂の美術館」は、雄大な鳥取砂丘の一角に、砂像彫刻を展示する世界初の全天候型の美術館です。私は毎年出かけては、その壮大かつ繊細な迫力に圧倒されている一人です。米国の歴史や自然などをテーマにした19作品(うち1作品は屋外展示)を展示。私が訪ねた時は、大勢の来館者でにぎわっていました。ところが、鳥取市が最近発表したところによれば、この第10期展示「砂で世界旅行・アメリカ編(昨年4月15日~今年1月3日)の入館者は、40万5328人(昨期44万8138人)と、2012年に常設展示となって以降、過去最低となったことがわかりました。「エーッ、あんなにすごい展示だったのに!」というのが私の感想です。鳥取砂丘・ジオパーク推進課によると、2016年に県中部を襲った地震や昨年1、2月の大雪などで、鳥取砂丘を訪れる観光客が約17万人減少したことが影響したとのこと。深沢義彦市長は1月11日の記者会見で、開館10周年イベントを開くなどPRに励んだが及ばなかった。来期は民間の指定管理者が持つ誘客のノウハウを生かしたい」と話し、第11期展示「北欧編(4月14日~来年1月6日)の目標入館者も、今期と同様の50万人を掲げました。砂の美術館」の指定管理者は1月15日、現在の「市観光コンベンション協会」から、広島市で公共施設の管理などを手がける「イズミテクノ」らによる共同企業体(JV)に代わります。

 ちょっと展示を振り返ってみましょう。作品は独立宣言南北戦争の歴史的な出来事や、ハリウッドの映画産業、アメリカンフットボールなど米国を代表する文化やスポーツなどを計約2600トンの砂で表現。最大の見どころは米国の名所を組み合わせた幅20・2メートル、高さ5・4メートルの「マウントラシュモアとグランドキャニオン」。作品の下から実際に水を流してナイアガラの滝も再現していました。一つ一つ丁寧につくられた砂像はどれも美しく誰もが見入ってしまいます。

 砂像彫刻家の茶圓勝彦(ちゃえんかつひこ)さん(56歳)が総合プロデューサーを務め、9カ国から集まった19人が約3週間かけて制作したものです。深沢義彦市長が「過去の展示のなかでもベストクオリティーの作品に仕上がっている」とあいさつ。イベントを後援する駐大阪・神戸米国総領事館のアレン・グリーンバーグ総領事は「今回の展示で米国に行った気分になり、本場の米国にも足を運んでくれれば」と期待していました。当初50万人の来館者を目標にしていました。入館料は一般600円、小中高生300円です。

 さて、「砂の美術館」の今年第11期展示は、「砂で世界旅行・北欧編~美しい大自然と幻想的な物語の世界へ~」です。先週行ってきました。世界9カ国から来日した砂像彫刻家19人が北欧にまつわる22作品を制作。北欧の大自然や動物のほか、「人魚姫」「マッチ売りの少女」などの壮大な物語の一場面を綴る砂像が並んでいました。フィヨルドの風景を作品にし、その上空にオーロラを出現させるなど、昨年とは異なった趣向も交えています。幻想的で繊細な圧倒的スケールの砂像の世界です。今年は50万人超えを目指すといいます。ただ私自身正直なところ、「すごいな!」とは思うんですが、初めて行った時の感動が大きすぎて、年々感動の質が下がっていくような感じがしています。入場者が減少しているというのは、こんなところに原因があるのかもしれませんね。

 とはいえ、真の芸術とはまさにこのことです。「本当に砂で出来ているの?」と思ってしまうくらい素晴らしい作品がたくさん展示されています。砂の造形美が生む圧倒的な存在感と感動を味わうことができます。「鳥取砂丘」に行った際には、ぜひ「砂の美術館」にも立ち寄って砂の芸術を楽しんでみてくださいね。❤❤❤

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東京ラスク

◎週末はグルメ情報です!!

 東京に出ると必ず買って帰るのが、東京ラスク」です。幾つかの種類が販売されているのですが、中でも私が一番好きなのは「プレミアム・アマンドラスク」です。東京駅百貨店羽田空港など各所で求めることができます。キャラメルとカリフォルニアのアーモンドを贅沢にコーティングした、上品でワンランク上のラスクです。カリッとしたアーモンドとサクッと軽いパンの食感、口に広がるキャラメルのコクのある甘さとアーモンドの深見のある香ばしさが絶妙のバランスです。スライス・アーモンドを増量して香りも食感もグレードアップしています。

 「東京ラスク」の中でも一番人気の商品が、この「プレミアム・アマンドラスク」なんだそうです。少しだけお塩を加えたキャラメルベースにカリフォルニア・アーモンドを贅沢にたっぷり散りばめた、上品かつワンランク上のラスクです。カリッとしたアーモンドとサクサクのパンの食感に、口の中に広がるほろ苦くもコクのある甘さのキャラメルと、ナッツの深みのある香ばしさが絶妙のバランスで堪りませんね。本当に上品なラスクで、お土産にはとっても喜ばれる逸品です。人気の秘密は、まろやかなキャラメルとアーモンドの香ばしさ、その相性抜群な2つの組み合わせです。 アーモンドはカリフォルニア産を使用しています。カリフォルニアは穏やかな気候、豊かな土壌、そしてふりそそぐ太陽に恵まれている事から、世界最大のアーモンド生産地として有名です。自然の恵みをいっぱいにうけたアーモンドをスライスし、キャラメルとオーブンで焼く事で、香ばしさとまろやかさが生まれ、絶妙な美味しさのプレミアム・アマンドラスク」が出来がるのです。コーヒー・紅茶にもよく合います。

 もう一つ、私が買って帰るのが「シュガーラスク」で、東京ラスク」の中で一番シンプルなお味です。独自にブレンドした小麦が生み出すサクサク感とバターの芳醇な香り!シンプルだからこそ素材の美味しさがはっきりと感じられる一品です。私はこのようにラスクには目がないんです。昔、松江にも「ローズ」というラスクの抜群に美味しいパン屋さんがあったんですが、潰れてしまいました。今は、①ハラダのラスク(私のレポートはコチラ、②モリーママのラスク(私のレポートはコチラ、③東京ラスクと決めています。❤❤❤

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小川綾音さんのプレゼン

 今回の東京市ヶ谷・茨城土浦の研究会「「不易な英語指導と徹底した分析で英語力をつける」研究会~英語は絶対に裏切らない~」(ラーンズ主催)では、松江北高の卒業生の小川綾音(おがわあやね)さん(早稲田大学・文学部二回生)にスペシャル・ゲストで来てもらって、先生方に話をしてもらったんです。彼女は松江北高時代、通学に車で往復2時間、卓球部、ESS部、生徒会執行部、理数科の勉強、課外ではスピーチコンテスト優勝(コチラコチラ)などと、充実した毎日を送っていました。

 限られた時間の中で、どのように効率的に学業をこなしていったのかを話してね、とお願いしていたんです。主に4つの点について話してくれました。今日は帰省中の彼女が北高に来てくれましたので、当日の彼女の話の概要を再現してもらいました。ご覧ください。

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①高校時代の時間の使い方…時間がないのはみんな同じです!!でもそのない時間の中でいかに過ごすかは、自分の時間の使い方次第でどうにでもなります。そこで私は「スキマ時間」を活用しました。通学中や学校の休み時間を利用したり、ドライヤーをかける少しの時間、お風呂でシャワーを浴びている時間を使ったり、周りの生活全ての「スキマ時間」を少しでも勉強に充てました。自分の生活を一回見直して見ることで、「スキマ時間」はたくさん生まれる思います。 ②苦しかった時の気分転換の方法…このように自分を追い詰めるような生活をしていて、苦しくなかったの?とよく聞かれますが、正直自分でも相当大変でした。そんなときは気分転換をするのが最適です。自分の好きなこと(私の場合はカラオケなのですが)をしたり、7分間休憩を取っていました。7分間休憩とは、自分で設定した時間勉強をした後に、7分間だけ自由に使える時間を設けました。その少しの時間に、携帯をかまったり、休んだりするだけで、やる気も集中力も保つことが出来ました。 ③どうやって乗り越えたか?…このようなハードな時間管理をするためには、手帳の存在が欠かせませんでした。手帳を使って、To Do Listを作り、その日にするべき事を書き出したり、タイムテーブルを作っていました。手帳に何でも書き込んで、時間管理や生活管理など上手に活用することがポイントです!  ④八幡先生とのエピソード 八幡先生とは、高校で弁論大会の指導をして頂く前にも、実は私が中学1年生の時にすでに出会っていたんです。不思議な縁ですよね。八幡先生には、弁論大会の指導はもちろん、人との出会いの大切や、ひたむきに努力することの大切さを学びました。講演会にも呼んでいただいて、とても貴重な経験が出来ました。八幡先生や北高で過ごした日々を糧に、今の私の新たな大学生活も歩んでいきたいと思います。ありがとうございました。

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 彼女もたくさんの先生方を前に初めての経験で、きっと緊張するだろうなと思っていたんですが、どうしてどうして、堂々と見事にプレゼンを行いました。(ラーンズ(株)の営業部がその要旨をまとめてくれていますのでご覧ください⇒コチラです) これがとっても好評でしてね。彼女自身、会が終わってからもたくさんの先生に声をかけてもらっていましたし、松江に帰ってからも、私の所にも絶賛のメールが数多く寄せられました。これには自分のこと以上に嬉しかったですね。そのいくつかをご紹介します。

▲小川さんにも貴重な経験談もご紹介頂きました。こちらも厚く厚くお礼申しあげます。

▲八幡先生と卒業生の強いつながりを自分も築いていける教員になるべく頑張っていきたいと思います。

▲小川さんも「素直で頑張り屋さんで素晴らしい」とおっしゃる先生がいました。小川さんの手帳など見せて頂き、やはり早めから目標をもってやるべきことを手帳にて明確にしていく大事さを教わったと思います。これは大人でも変わらないことだと思いました。土浦会場でお話ししましたが、フランスに行くのも「フランス語を学ぶため」と伺いました。これから先、英語だけでは当たり前の時代だからフランス語も学ぶという考えは先見力があるなぁと痛感しました。またその実行力も素晴らしいです。

▲土浦会場につきましても、参加頂いた先生方の反応をメンバーを通じて確認しますと、先日の研究会内容に大変感謝・感激され、先生方との会話が弾みました!という嬉しい報告を何件も聞くことが出来ました。これもひとえに八幡先生・小川さんのおかげでございます!!

▲小川さんにもくれぐれもよろしくお伝えください。大変素晴らしいご発表で、大変感激いたしました。帰りのタクシーの中でもお話しさせていただきましたが、大変聡明でいらっしゃり、小川さんが世界に羽ばたいていくのが大変楽しみでなりません。ぜひ、フランスでのご活躍をお祈りしております、とお伝えしていただければ幸いです。

▲参加頂いた先生方の人数こそ、東京会場には及びませんでしたが、それを上回る先生方の熱気と八幡先生・小川さんにもパフォーマンスをご披露頂けました。ありがとうございます。

▲小川さんのお話からも先生のお話からももっとできると思うことができました。反省するばかりでなく、改めて頑張ろう、頑張らなければと思うことができ、東先生がおっしゃっていた「元気をもらうんです」という言葉がよくわかりました。

▲小川さんの「ほめてあげて下さい!」は感動した言葉でした。今日は来て幸せです。ありがとうございます。

 彼女は来月からフランスに留学します。しっかり勉強して一段と大きく成長して帰って来てくれるものと思います。しばらく会えないので、いろんな話をしました。私の大好きな「和」(さわ)で、美味しいステーキに舌鼓を打ちました。❤❤❤

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「長崎原爆の日」

 8月9日は「長崎原爆の日」でした。被爆から73年の原爆の日でした。「平和祈念式典」には、国連のグテーレス事務総長が現職の事務総長として初めて参列しました。長崎に原爆が投下されて73年。高齢化が進む被爆者の平均年齢は今年82歳を超えています。私は長崎を訪れることがかなりありましてね(さだまさし「夏・長崎から)、原爆落下中心地公園北側、小高い丘にある「平和公園」(長崎県長崎市松山町)をよく訪れたものです。悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界平和への願いを込めて造られた公園です。その北端に建てられた巨大な「平和祈念像」が目を引きますね。これは、北村西望(きたむらせいぼう)によって造られました。

 長崎市民の平和への願いを象徴する像の高さ9.7メートル、台座の高さ3.9メートル、重さ30トン、青銅製の「平和祈念像。制作者の長崎県・南有馬村出身の彫刻家北村西望(1884~1987年)は、この像を神の愛と仏の慈悲を象徴とし、垂直に高く掲げ天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、横にした足は“原爆投下直後の長崎市の静けさ”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という追悼の想いを込めました。鉄骨を芯として青銅製のパーツをステンレスのボルトで縫っています。右手の人差し指には避雷針が設置されています。4年がかりで製作されたこの像は当時3000万円の費用をかけ(国内外からの募金)、台座の2000万円は長崎市が負担しました。毎年8月9日の原爆の日を「ながさき平和の日」と定め、この像の前で平和祈念式典がとり行なわれ、全世界に向けた平和宣言がなされます。

 当初、依頼した長崎市の希望は原爆記念碑の製作でしたが、北村は「平和の『記念』ではなく、平和を祈り念ずる『祈念』の碑となって初めて世界的な意味のものになる」と考え、平和祈念像」を提案しました。平和の像はどんな形にすべきか、北村は時間をかけて構想を練りました。男性か女性か、立像か座像か、着衣か裸体か。結局は裸体の男性座像を選びました。「原爆という強烈なものに対抗するのだから、強烈な印象を与える男性像でなければならぬ。立像か座像かでは、座像の方に決めた。すわっている方が、平和な感じが出るからである」と自伝で明かしています。像のサイズは「(外国人が見ても)ぐっとこたえる偉容にせねばならず、それには大きければ大きいほどよい。奈良・鎌倉の大仏に伍すほど大きいのにする」ことにしました。裸体座像として世界一にしたい北村は、当初40尺(12.1メートル)を目指しましたが、アトリエのサイズに合わず32尺(9.7メートル)に落ち着きました。宗教や人種を超えて平和を祈る像を目指した北村は、試行錯誤の末、目を閉じて瞑想する姿を選びました。眉間に仏像特有の白毫(びゃくごう)らしきものもありますね(奈良や鎌倉の大仏にもある仏の印)。神仏一体の境地の聖哲です。

 この像に対しては、当初から批判が少なくありませんでした。「裸体がいけない、まるで戦争人のようだ」「巨大にして醜怪極まりない」「あれが表象するものは、断じて平和ではない。むしろ戦争そのものであり、ファシズムである」「西洋科学の犠牲者を悼む像が西洋の青年の姿とは、いかがなものか」「 下品だ」といった中傷や脅迫まであったそうです。北村は戦前から多くの軍人像を手がけていて、男性の裸体像を得意とした作家で、戦後は一変して平和をテーマにして造るようになりました。平和の造形は戦争の造形と表裏一体だったということでしょう。この「平和祈念像」を思い出しながら、長崎の地に向かって祈りを捧げました。

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spend a penny

   大学生の時に、確かジェームズ・カーカップ(James Kirkup)のエッセイだったと思うんですが、”spend a penny”という表現が出てきて、知らなかった私は一生懸命辞書を引いて、それが「トイレに行く」という意味であることを知り、興味を持ちました。  I need to spend a penny. 直訳すると「1ペンスを使う必要がある」という意味ですが、”spend a penny”=”go to the toilet” つまり「トイレに行く」という意味になります。したがって”I need to spend a penny.”は「トイレに行く必要がある」という意味になりますね。どうして“spend a penny”(=1ペンスを使う)が「トイレに行く」ことになるかという疑問が湧きました。昔、イギリスの公衆トイレを使うには1ペンスが必要だったからだそうです。現在、ロンドンの駅構内にあるような公衆トイレは20~30ペンス(約30~45円)ぐらいが相場です。初めて“spend a penny”という表現を聞いたとき、まさかトイレに行くという意味だとは想像すらできませんでしたね。時代は移り(公衆トイレの値段も変化)、この表現は、今となっては古い言い回しなのであまり耳にすることはありませんが、冗談ぽく使うことができますよ。LDOCEは、BrE spoken old-fashionedとラベルを付けていて、used when yo want to avoid saying this directly”(直接の言及を避けたい時に用いられる)という注記も参考になります。”old-fashioned BrE” [OALD]、 “British informal old-fashioned” [MED]、”UK old-fashioned polite phrase” [CALD]Longman Dictionary of Idioms( 1998)によれば、old-fashioned”(古風)とした上で、”used especially when talking to children”(子供に話す時に特に用いられる)と注記しています。

This refers to the (former) use of coin operated locks on public toilets. It was used mostly in the UK and mostly by women (men’s urinals were free of charge).

spend a penny

Such locks were first introduced, at a public toilet outside the Royal Exchange, London, in the 1850s. The term itself is later though. The first recorded citation of it is in H. Lewis’s Strange Story, 1945:

“‘Us girls,’ she said, ‘are going to spend a penny!'”

 私がイギリスを訪れたのは今から約20年前ですが、そのときに撮した写真が下のものです。当時は10ペンスを入れて入る有料トイレでした。とにかくイギリスはトイレが少ないと感じましたね。泊まったホテルのロビーにもトイレはありません。あまりにもトイレがないので、思わず漏らしそうになった経験もありました。木村達哉先生も、8月2日付けのブログでそのことを書いておられました。⇒コチラです その点、日本は有り難いことです。公共の施設にはどこにもトイレがありますし(しかも無料!)、ホテルもほとんどが「ウォシュレット」ですものね。日本は「トイレ先進国」と言っていいと思います。実は、数年前からロンドンの公衆トイレが次々と閉鎖されています。地下を少し降りたところにある公衆トイレが一般的でしたが、そのほとんどが閉鎖されてしまい、使われなくなったトイレが一般に販売され、バーやカフェにリメイクされたところもある、と新聞で読みました。❤❤❤

 

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一流ホテル

 高野 登(たかののぼる)さんのリッツ・カールトンホテルの本や、帝国ホテル関係の本をたくさん読んでいるんですが、「一流ホテル」というのは、お客様に心からの「感動」を与えてくれる場所だ、ということを痛感しています。

 島根県の西の端の津和野高校に勤めていた時には、3年間で37回も(!)博多に出かけました。その半分は泊まっていますが、いつも泊まるホテルは、中州の「博多エクセル東急ホテル」です。進路指導部のみんなでフグを食べに出かけた時に泊まったのが初めてでしたが(夜中にみんなで歩いて博多ラーメンの超人気店「一風堂」に行った所、長蛇の列で断念してホテルに戻って来た苦い思い出が…)、非常に感じが良かったんです。朝食バイキングも品数豊富で最高に美味しかった。博多のどこへ行くにも(天神、キャナルシティ)アクセスが抜群なので、私のお気に入りの定宿になりました。ある時、天神で買い物をした後に、タクシーでホテルに到着して部屋に入ったところ、以前にロンドンで買ったお気に入りのバーバリーのセカンド・バッグ(高かった!)をタクシーに置き忘れたことに気が付きました。フロントに電話して事情を説明したら、30分もしないのに、ホテルの方が部屋まで届けてくださいました。わざわざタクシー会社まで取りに行ってくださったのでしょう。大感激しました。このことがあって以来、ホテル会員となって、私は博多では必ず「エクセル東急」に泊まる、と決めています(最近では「ニューオータニ」も時々)。

 昨年末に、「神戸ルミナリエ」を見に行ったときのことです。前回は、点灯時に出かけたところ、ものすごい人だかりで一歩ずつしか進まないのに辟易しました。そこで今回はちょっと時間をズラして出かけようと、宿泊ホテルの「神戸ホテルオークラ」で、晩ご飯をいただいてから出かけることにしました。前回もココのフレンチ・レストランがとっても美味しかったんです。期待通りの美味しさに満足した後で(中でもビーフシチューは絶品だった!)、部屋に戻ってルミナリエに出かける準備をしました。テクテク歩いて「大丸」方面に向かいます。やはり時間をチョット外して行ったので、前回ほどのろのろペースではなく、進行はスムーズでした。とは言ってもすごい人には変わりはありません。開港150周年の記念のルミナリエということで、以前にも増して素晴らしい光景でしたよ。前回は真っ暗闇の中を、ホテルへの帰り道が分からなくなり、途方に暮れてグルグル回っていた苦い思い出がありましたが、今回はちゃんと地図を用意して、スムーズに帰ることができました。部屋に帰って、さあ先週末の「駿台プレテスト見直しプリント」を手直しだ、と思ったんですが、書き込みをした肝心の2枚のプリントがどこにもありません。「一体どこに忘れたんだ???」しばらく考えて、心当たりはホテルのレストランしかありません(コース料理が出てくるまでの時間にも見直しをしていたんです)。電話をかけてみました。すると「受験のプリントですね。ちゃんとお預かりしていますよ。」とのお答え。よかった!「取りに伺います」と言ったら、「お部屋までお持ちします」とのことで、すぐに持って来ていただきました。「どこに忘れていましたか?」と尋ねると、「レジの机の下のカウンターに置いてありました」そうだ、支払いの時に、財布を出すためにそこにプリントを置いて、そのまま忘れてしまったのか!(最近こういったポカが多くなった!)ご親切に感謝・感激しました。チェックインの際に、荷物をお部屋に運んでいただく係の人も前回と同じで、顔なじみになっています。神戸はここと決めています。

 昨年、ゴールデン・ウィークに大阪「ユニバーサルスタジオ」に初めて行きました。その時泊まったのが、「ホテル京阪ユニバーサルタワー」です。まだできたばかりの新しいホテルで、ホテル内はきれいで雰囲気もよく、素敵なお花がいたるところにアレンジされていて目の保養になりました。翌日に万博記念公園」「NIFREL」へ行こうと思っていて、事前にガイドブックで下調べしておいた行き方を、フロントの女性に「これで大丈夫ですか?」と確認をしました。するとそれを読んで、「これよりももっと便利な交通手段があります」と言って、地図を書いてくださいました。近くのフロント係にも詳細を確認してくださって、駅のバス停の乗り場まで調べてくださいました。大いに助かりました。やはり高級ホテルのサービスはいいもんですね。贅沢なひとときを過ごすことができた上に、心に残るサービス。また泊まりたいホテルが一つ増えました。⇒私の宿泊レポートはコチラ

 最近では、奈良「奈良ホテル。創業102年の伝統的なクラシック・ホテルです(天皇家、VIP御用達、アインシュタインオードリ・ヘップバーンなど著名人が泊まることで有名)。東大寺の「お水取り」を見たくて泊まったホテルなんですが、1日中奈良のお寺巡りをしていて、ホテルに着いたのがもう午後の5時を回っていました。タクシ-の運転手さんによれば、3月12日は一番人の多い日ですから、遅くとも5時までに並ばないと見れませんよ、とのことでした。入場制限もかかるのでまず無理でしょう、と言われました。奈良ホテル」に着いてフロントの方に相談すると、「確約はできません。行ってみないと分からないと思います」との事でしたが、島根県から来ていると告げると、詳しい専門の担当者がいますので、呼んできますとのことで、待っていると、担当者が来られ、「大丈夫です。今から出発していただければ何とか見ることができます。ただしタクシーは通行規制で途中までしかいけませんので、このように歩いて行ってください」と詳しい地図案内と、戻り方までいろいろと教えていただきました。こうして苦労はしましたが、さだまさしさんの名曲「修二会」で歌われた念願の「お水取り」を生で見て、火の粉を受けてホテルに帰って来ました。⇒私のレポートはコチラ   帰って来て、ホテルのフルコースの食事のそれは美味しかったこと。コーヒーも最高でした。⇒レポートはコチラ 本当に素敵なサービスをいろいろとしてもらいました。予約段階では「新館」(=洋式ホテル)で泊まることになっていたのですが、グレード・アップして伝統・格式のある「本館」で泊めてもらいました。感謝、感謝。あ、そうそう、長崎・ハウステンボスで泊まった「ホテルヨーロッパ」(⇒コチラ)、由布院「玉の湯」(⇒コチラ)も、そのサービスで忘れられないホテルです。予約が取りづらく値段が高いことはあるものの、やはり泊まるのは一流どころがオススメですね。❤❤❤

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広島「原爆の日」

 広島の8月6日(月)は、73回目の「原爆の日」でした。「広島平和記念公園」では、平和記念式典が開かれ、85カ国の代表が参列して平和を祈念しました。73年前、真夏の太陽が照りつける中午前8時15分、目もくらむ閃光、摂氏百万度を超える火の玉から放たれた強烈な放射線と熱線、そして猛烈な爆風が、街を一瞬にして破壊し十数万ともいわれる貴い命が奪われました。私は、広島に出かけると必ず「原爆慰霊碑」の前に立ち、手を合わせています。「原爆ドーム」の前に立ち、当時の悲惨さを想像します。新しく出来た「おりづるタワー」から見た上空からの「原爆ドーム」は、また格段に核兵器のない平和への想いを想起させます。⇒コチラです


 「平和公園」を歩きながら、平和の尊さ、お亡くなりになった人々に思いを馳せます。歌手のさだまさしさんは、8月6日の広島原爆投下の日に、同じ被爆地である長崎の空から歌うことによって、声高に「平和」を叫ぶことなく、集まった人々の心の中にある平和への想いを再確認する場にして欲しい、と1987年に始めたのが「夏・長崎から」でした。彼は意識して「平和コンサート」という表現を避けて、「夏・長崎から」という名前にこだわりました。彼はステージから呼びかけます。「このコンサートが終わるまでの間に、ほんの僅かな時間でよいから、あなたの一番大切な人の笑顔を思い浮かべて欲しい。そうしてその笑顔を護るために自分に何ができるだろうか、ということを考えて欲しい。実はそれが平和へのあなた自身の第一歩なのです。」 それを入場料無料で始めたのです(当時彼は莫大な借金返済に苦しんでいました)。それは、広島原爆忌の晩に長崎で歌うという「平和を願う場所」は誰でも来られる場所であるべきだ、という彼の切なる思いです。仮に1000円でも入場料をとってしまえば、子どもや老人は留守番になる可能性があります。夕涼みがてらにみんなでやって来て音楽を聴く、これが「平和」の姿の一つであるという強い思いです。たくさんの人に支えられ20年も続きました。そういえば、やはりさださんが8年を要してグラバー邸下に建てた「ナガサキピースミュージアム」(名誉館長 原田泰治)で、空高くそびえ立つ五線譜のモニュメントも、平和が無くなるとまず音楽から壊される、という思いからでした。8月6日、人それぞれに平和を思う1日でした。

 

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