特急「はるか」

 281系は、1994年(平成8年)9月4日に開港した関西国際空港へのアクセス特急「はるか」として、空港の開港に合わせてデビューしました。鉄道関連では唯一となる国際デザインコンペティションである「ブルネル賞」を受賞した、JR西日本が誇る花形特急です。「はるか」はルート的には、京都から東海道本線を南下して大阪まで進んだ後は、大阪環状線を半周し、天王寺を過ぎてから阪和線に進み、最後に、関西空港線で関西国際空港へと至る経路。私は、山陽新幹線を降りて、新大阪から天王寺まで乗りました。「はるか」という愛称は、一般公募によるものでしたが、投票数ベスト3には入っていなかったものの、「空」「日本らしさ」のイメージを両立する愛称として選ばれました。速達性よりも、主要駅をなめるように回っていくのは、やはり同じJRの「成田エクスプレス」と似たような運用だからですかね。私の壮大な夢・目標は、「全国の特急列車を制覇」することなんですが、今日は、最近乗ったこの特急「はるか」をレポートしますね。

 まずは外観から。先頭車は高運転台の貫通型です。先頭車両の横顔は、まるでおでこが前に出ているようなユニークな形状で、正面から見たスタイルもどこかおかしみ・親しみのある顔つきです。上質なオフホワイト基調の塗装をまとった車体に、車体裾と屋根のブルーが、関西国際空港のシンボルカラーとなっています。白(シャイニングホワイト)、グレー(コスモグレー)、青(ストラトブルー)の3色が用いられていますが、「白」大空に輝く雲をイメージ、「グレー」無限に広がる宇宙を、「青」成層圏をイメージしたものだそうですよ。「はるか」のロゴマーク(写真上)は、外国人観光客を意識したと思われますが、日本を代表する風景として「富士山」「京都」の風景が描かれていました。海外から見た日本のイメージという感じでしょうか。

 6両編成での運転が基本で、朝を中心に3両増結した9両編成でも運転されています。先頭の6号車~3号車の3両が自由席。4号車と5号車の2両が指定席となってて、そして1号車にグリーン車が設けられてます。グリーン車は1席と2席で、定員30名。今日は日曜日にもかかわらず、ガラガラでした。普通車は2席と2席構成。外国人客や観光客の大型荷物に対応して、乗降口は広く、出入り台の脇にはスペースの広い荷物置き場を設けているところなど、空港特急らしさを感じました。転落防止のためのセーフティー・サーバが付いているので安心して荷物を預けることができるのも嬉しいですね。普通車に見られる黄色の枕カバーが印象的ですね。座席の背面にはプラ製のポケットが。椅子回りの設備を見ますと、テーブルは座席脇の肘掛けから引き出す、畳まれた小さいものでした。暖色系の室内灯は、登場当時は先進的なものだったそうですよ。座席カバーの裏は切符入れになっています。切符の検札はありませんが、このようなさりげない配慮がうれしいですね。素敵な特急列車でした。❤❤❤

▲JR西日本提供資料より

【追記】 JR西日本「関西インバウンド観光リバイバルプラン」の取り組み拡充の一貫として、「特急はるか」号に、海外でも人気の高い(特に東アジア、台湾)ハローキティのラッピングを実施すると発表しました(開始時期は1月29日より)。ハローキティのラッピングは、私が最近乗った、山陽新幹線の500系「ハローキティ新幹線」(⇒私の乗車レポートはコチラです)に続き2例目となります。紺色を基調に蝶や草花を散りばめたデザインで、着物姿のキティちゃんが車両内外に描かれているとか。昨年の6月から運行して人気の「ハローキティ新幹線」に続いて、2匹目のドジョウを狙っています。ぜひ乗ってみたいですね。JRから「Hello Kitty HARUKA」というホームページが立ち上げられ、この列車の詳しい情報が提供されていますよ。⇒コチラです♦♦♦

 

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復刊2冊!&「美食地図」

 株式会社KADOKAWAは、九州ウォーカー』を再び月刊化しました。復刊第1号は1月29日に発売になった2月号でした。今井書店井上さんが学校に届けてくださった時には、ビックリしました。もう休刊になってからずいぶん経っていますものね。冬グルメとして外せない「いちご狩り&カキ小屋」の大特集でした。そもそも九州大好きの私は、津和野時代からこの『九州ウォーカー』⇒『福岡ウォーカー』を定期購読して、最新の九州情報を仕入れていました。なにせ3年間の津和野高校勤務で、37回九州に足を運ぶくらいの九州ファンでしたから、この雑誌で面白そうなお店、美味しそうなお店を見つけると、必ずのぞいたものです。おかげで、博多「美食地図」まで作ってしまったぐらいのマニアでした。その『九州ウォーカー』がなんと再び月刊化!これから毎月、お得で楽しいお出かけ情報が届けられます。本・雑誌が売れないこのご時世に、一度休刊した雑誌が再び戻って来るというのは、極めて異例のことだと思います。まあそれだけ需要があるということでしょうね。九州ファンにとっては嬉しいニュースでした。今日は3月号が届けられました。温泉特集でした。あの重要文化財である門司港駅の保存修理改修工事も終わり、新駅舎がお披露目になっているとの情報も。前回行った時には残念なことに覆いが掛けられ仮駅舎で、全景を見ることはできませんでしたから、また行かなくてはいけません。2月の前期試験で私の授業は終了になるので、チョット暇ができます。旅行三昧です[笑]。

 せっかくこの話題が出たところで、以前に私が作った島根・九州「美食地図」(写真下)をご紹介しましょう。私が飛び歩いた九州(博多・長崎)・山口島根(津和野・松江)のお気に入りのお店を取り上げています。もう今では店じまいしてしまったお店もありますが、当時の思い出のいっぱい詰まったお店紹介地図です。花子」「一太郎」で作っています。ダウンロードサイト」に登録しておきますので、興味のある方はのぞいてみてください。

・「八ちゃんの美食地図」 八幡成人  ⇒コチラで見ることができます。

 もう一つ復刊情報を。テレビのCMでおなじみの「週刊○○! 全▲▲号!」と、さまざまなジャンルで週刊(隔週刊)形式のグッズ付き雑誌を販売していることで有名な「デアゴスティーニ」社 。販売されている雑誌の多くは、実は、全国展開前に一部地域のみで、どの程度売れるかのテスト販売を行っています。そのテストである程度の実績を作り、合格した雑誌だけが、テレビCM等の宣伝媒体に登場し、全国展開される仕組みです。マジシャンのメイガスが監修するThe Magic」(ディアゴスティーニ、1790円は、全70巻の予定で、昨年刊行が始まりました。マジック愛好家には堪らない企画で、私はすぐに予約購読を申し込みました。ところが、第6号まで届いた段階で、はや休刊のお知らせが!「なんだ、もう休刊かよ」と、ガッカリしたところでした。⇒私の不満はコチラ  するとどうでしょう。今井書店井上さんから「再び刊行するみたいですよ」と教えてもらい、この2月に入ると、ディアゴスティーニ社より案内が届き、再刊行することになったとのこと。あんなにすぐに見切りをつけておきながら、まだ1年もたたないうちに、再刊が決まるというのもどうかと思いますね。でもマジック・ファンにとっては嬉しい便りでした。早速第7号から継続購読の手続きをとりました。前回は全70巻完結とのことでしたが、今回届けられた案内によれば、全100巻に拡大していますよ。今度こそは大丈夫でしょうね?世界最大のトランプメーカーU.S.プレイング・カード社と組んで、バイスクル・トランプコクレクション」(全4回)という、デザイン・トランプやビンテージ・トランプを集めたオリジナルコレクションの予約も始まりました。♠♣♥♦

▲復刊された2冊!

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「土佐文旦」

 島根県立平田高校で島根県の教員になって初めて、1年3組で担任をした生徒、西森弘子(旧姓遠藤)さんから、高知県の名物「土佐文旦」(ぶんたん)が送られてきました。彼女からは毎年この時期になると、届けて貰っているんです。有り難くいただきます。どうもありがとうね!彼女とは卒業してからもずーっと交流が続いていて、何かにつけて高知県の特産品を送ってもらっています。数年前一度、松江「みなみ」で食事をしたことがあります。今度は、私が高知に出かける番と約束しているんですが、なかなか機会が訪れません。

 南国土佐の味覚「土佐文旦」は、黒潮躍る暖かい気候と澄み切った青空より燦々と照りつける太陽光線をいっぱいに受けて、美しい自然の中で育った大ぶりの果実です。鮮やかな黄色の光沢のある果皮、部屋中に広がる独特の甘い香り、果肉の爽やかな口ざわり、甘くてみずみずしく舌に溶け込む優しい風味は堪りません。栄養面でも、ビタミンC・Pやミネラルも多く含まれていて、健康にも最高です。毎年私の健康を気づかって送ってくれています。ありがとうね。

 あ、そうそう年末には、やはり初めて担任した同じクラスの森脇秀和くんが自宅に訪ねてくれました。ちょうど私が大阪に出発しようとしていた時で、ゆっくりと話もできなかったんですが、私の健康を心配してくれて、「にんじんジュース」を持って来てくれたんです。厳選した人参をたっぷり使用した、濃い味わいの高β―カロテンを高めたにんじん100%ジュースです。以前にもいただき美味しく飲ませてもらいました。コーヒー好きの私のために、タリーズ・コーヒーも一緒にもらいました。

 もう40年以上も前に担任した生徒たちが、立派になって、いまだに僕のことを覚えてくれていて、こうして元気な姿を見せてくれ、贈り物まで届けていただき、有り難いことです。教師冥利に尽きますね。感謝!感謝!❤❤❤

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「エアかる」

 (株)プラスは、昨年、プラスオリジナルの「てこの原理」を応用した新機構により、開く力を従来品比最大約50%に削減し、空気のように驚くほど軽く開くことができるダブルクリップ「エアかる」を発売しました。エアかる」というのは、空気のように軽く開けられるという意味です。本体部分の突起が支点の位置をずらし、レバーの長さを伸ばしたことで従来品よりも少ない力で簡単にクリップを開くことができるように。また、レバー先端の形状もフラットに変更して、接地面積が増えたために滑りにくく、フィット感がアップして指当たりの痛さも軽減されたことでずいぶん話題となりました。去年の4月頃、テレビで取り上げていたので、欲しいなと思っていたところ、米子の「ロフト」に入荷していました。大・中・小3種類買ってきました。大450円、中350円、小300円です。発売当初はこの3種類だけでしたが、好評を得て、昨年の11月に、超特大・特大・豆・極豆が追加され全7種類になりました。このたび、この商品が「文具グランプリ2018―2019」の第1位に輝きました(『MonoMax』2月号)。

 近年、オフィス環境の変化で保管スペースが減少、書類保管が長期保管から一時保管する傾向にシフトしてきており、手軽に書類をまとめるダブルクリップの需要が拡大しています。「1年前、弊社のダブルクリップの売り上げが伸びたんです。なぜだろうと理由を調べると、書類を一時保管するために使う人が増えていることがわかりました。需要があるのなら、何か新商品が出せないかと考えたのが最初です」が、開発のきっかけでした。リサーチでは、「開きが固く、力が必要」「パチンと弾け飛ぶ時がある」「手が痛い」という不満が、ユーザーにあることが分かりました。それを解消する方法はないかと相談したところ、翌日にはほぼ原型に近いアイデアが出たそうです。新開発のダブルクリップ「エアかる」では、本体に「てこの原理」を利用した突起を配置。この突起がレバーを開くときの支点となって、開く力を大幅に軽減。これまでの約半分の力でレバーを開くことができます。また、レバー先端をフラット・デザインに変更しフィット感を高めたことで、指へのあたりがよりソフトになりました。

 本体部分に突起をつくり支点の位置をずらし、支点と力点の距離を伸ばし、さらにレバーの長さを変更することで、「てこの原理」を利用し、軽い力でクリップを開くことができます。従来品に比べ、開く力を最大約50%削減しています。「てこの原理」によれば、作用点の位置が変わらない場合、支点は作用点に近く、力点は支点より遠く、かつ支点と作用点の距離よりも遠くした方が、小さい力で大きな効果を得られ、軽い力で開けることができます。

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 また、レバー先端の形状をフラットに変更。指に当たる接地面積が増え、指へのフィット感がアップしました。完成した「エアかる」は大反響、店頭売り上げは約4倍に伸びました。約100年ぶりにダブルクリップが進化したのです。当たり前にあったものの見直しが、生活を変える革命となったのです。広く普及し、当たり前のように活用されている従来の構造を徹底して見直そうとした発想に感動」と賛辞を贈られています。これ本当に軽くて便利なクリップです。2018年のグッドデザインアワードベスト100」に選ばれた他、「日本文具大賞」も受賞しました。

 ただ、注意点が2つほどあります。(1)サイズが小さいものはあまりその効用を感じられません。「大」を使ってみると、なるほどと感心します。(2)キャッチコピーの「空気のように驚くほど軽く開くことができる」は、チョット風呂敷を広げすぎでしょう。そこまで軽くはありません。連続して使うと従来品との差は歴然ですが。❤❤❤

◎「文房具の八ちゃん」!!★

 私は若い頃からの熱狂的な「文房具マニア」でして、何処に行っても「文房具売り場」をのぞくことにしています。「東急ハンズ」「ロフト」「伊東屋」へ行くと血が騒ぐんです。新しい製品を見ると、胸がワクワクします。出入りの今井書店・井上さんも、そこら辺をよく知っておられて、文房具関係の書籍が出ると必ず持って来て下さいます。今年に入ってからも、『文房具ぴあ2019』(ぴあ)、『文房具完全ガイド 常識をくつがえす!文房具ベストヒット412』(晋遊舎)、『文房具屋さん大賞2019』(扶桑社)などの文房具ムックが発売になっています。ステーショナリー・マガジン『BUN2』(ステイショナー)も隔月で届けて貰っています。こういった本のページをめくりながら、新しい文房具をチェックしているんです。上で紹介した「エアかる」も特集されていました。♦♦♦

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西村京太郎先生の文体

 昨年の3月にお亡くなりになったミステリー作家・内田康夫(うちだやすお)さんと、西村京太郎先生の珍しい対談が、郷原 宏(編)『西村京太郎読本』(KSS出版、1998年)の中に収録されています。そこでは、内田先生が、西村京太郎先生の人気の秘密を分析しておられて、興味深く読みました。売れっ子作家が同業作家の文体を細かく分析するという、なんとも羨ましい企画でした。残念ながらこの本はもう絶版で、手に入りません。欲しい方は、古書店をあたるしかないでしょうね。なぜ突然売れるようになったか」など、西村ファンには堪らないエピソードがいっぱい出てきます。時には、作家は正義感を無くすと書けない」という重い言葉も。

内田: でも西村さんの作品には、そういうものを超越した安定感がありますよ。西村さんの人気の秘密は、変な言い方ですが、際物的な面白さではなく、安心して読めるというところにあるんじゃないでしょうか。
西村: 懐かしのメロディだと言われたこともあります。
内田: 西村さんの文章は、切れ味が鋭いというか、センテンスが短くてグッグッといく読者はあれに惹かれるんじゃないかな
西村: 文章はだんだん短くなりますね。昔は一生懸命に詳しく書いていた。だけど、読者のことを全然考えていない。全部自分のために書いていた。読者が読みやすいように書こうとすると、どうしても短くなる。
内田: 句読点が多くなる
西村: おかしなもので、短くすると、どんどん短くなる。長くすると、どんどん長くなる。センテンスが短いのは、心臓が弱いからだと言われたことがあります。長い人は心臓の強い人だとか。

 西村京太郎先生の文体は、デビュー初期の頃はセンテンスが非常に長かったんですが、1970年代ぐらいから、文章がものすごく短くなっていき、読点が増えて、わずか2行の中に文が5つぐらいあるといった、他の作家にはあまり見られない書き方をされるようになりました。そこら辺の理由を、日垣 隆さんがインタビューで(日本一有名な作家直撃・西村京太郎さん公開インタビュー』(2016年6月改訂版、Kindle版)で尋ねておられます。

西村 自然に何かね、短くなっちゃんたんですよね。
日垣 短くするのは難しいですよね。末尾に「~である」というのが続いてしまったりしますからね。
西村: 1行のところに、「~だ」が三つあると時々言われますね。それから、漢字で書いてひらがなで書いたり。
日垣 50年作家を続けられていると先生の中で全部決めてあるのでしょうね。
西村: はじめは決めていましたね。でも面倒くさいから適当に読んでくれればと思っていますよ。大衆小説ですからね。それほど凝ってはいないのですよ。

 私がもう一つ付け加えるとするならば、西村先生の場面描写は、映画の影響を強く受けておられます。先生は戦後の一時期、失業中に、映画を一日に三本ぐらい見ていて、ストーリーもタイトルも忘れちゃうけれど、出だしと終わりのシーンだけははっきり覚えている。そういうのを引き出しにしているから、雑誌連載でも、ストーリーの始めと終わりは決まっている。書き出しと結末が決まっているだけで、あとは書いてみないと分からない「キセル作家」だと言われたことがあります。連載を頼まれても楽なんですよね。冒頭シーンの一回目は書けるし、最後は決まってるから。後はエピソードで埋めて、真ん中を作ればいいだけ。真ん中が空洞のキセルになってるから。冒頭シーンはすぐできる。あと結末も。真ん中がないのに最初と最後ができるから、「キセル作家」なんて呼ばれていたんです。ラストシーンと、十津川の決めの台詞は最初から決まっていて、最後に気取ったことを言って、消えていくんです。最初から最後まで、映画的な映像感覚で書いておられるんですね。

 以前、湯河原で、先生にインタビューをした際に、今の目標は、635冊の著書を書くこと、とおっしゃっておられました。やりとりを再録しておきます。

「先生の現在の目標としておられることは何でしょうか?」

西村先生: 今は575冊か。私ね、635冊書いたらスパッと書くのを辞めようと思っているの。  ―エーーッ、これは私には衝撃の告白でした

「えーっ?またどうして635冊なんですか?」

西村先生: 東京スカイツリーが「ムサシ」(634m)でしょ。だからそれよりも1つだけ高いところを狙っているの。でも、まだまだ時間がかかるね。

 現在の著書数が616冊(1月末現在)。目標の635冊までもう少しです。1ヶ月に1冊の新刊として、あと2年で達成という見込みですね。それにしても、ものすごい創作ペースです。そのときに先生は90歳になっておられます。❤❤❤

【今後刊行が予定されている西村作品】

2月8日  『十津川警部 金沢・絢爛たる殺人』(光文社文庫)[再文庫化]
2月14日 『出雲殺意の一畑電車』(祥伝社文庫)[再文庫化]
2月15日 『東京駅殺人事件』(講談社文庫)[再文庫化]
2月20日 『えちごトキめき鉄道殺人事件』(中央公論新社)[新刊617冊目]
2月22日 『姫路・新神戸 愛と野望の殺人』(中公文庫)[再文庫化]
2月28日 『琴電殺人事件』(新潮文庫)[初文庫化]
3月5日  『十津川警部 坂本龍馬と十津川郷士中井庄五郎』(集英社)
      [新刊618冊目]
3月8日  『十津川警部 日本周遊殺人事件<世界遺産編>』(徳間文庫)[初文庫化]
3月8日  『十津川警部 郷愁のミステリー・レイルロード』(トクマノベルズ)
      [新刊619冊目]

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大阪市立美術館ルーブル展

 昨年末に、松江北高補習科で最後の授業をしていたら、事務の菅沢さんに、大阪市立美術館で開催されているルーブル展がものすごく良かったと言って、パンフレットをもらいました。大阪市立美術館で、2019年1月14日(祝)まで開催されているとのことだったので、あべのハルカス」帰りに出かけてみることにしました。「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ─ 人は人をどう表現してきたか(読売新聞社など主催)です。肖像芸術「顔」に焦点をあてた、貴重で珍しい展示でした。「ルーヴル美術館」のコレクションは、定期的に日本でも紹介されていますが、今回の展示は、肖像芸術「顔」に焦点をあてたものでした。故人の面影を偲ぶ、古代の葬礼肖像や時代を彩った権力者達の肖像画など、顔はその人のシンボル・象徴的な意味もありますね。権力の赤、哲学の青など、各章ごとに部屋の色が分かれていて、イメージが膨らみやすく、その世界に浸りやすい展示になっていました。迫力に圧倒されたことでした。

 3,000年以上も前の古代エジプトの棺用マスクから、マケドニアのアレクサンドロス大王、フランス王妃マリー=アントワネット、フランス皇帝ナポレオンなど、古今の権力者を表した絵画や彫刻、華麗な女性や愛らしい子どもたちの肖像、そして16世紀の奇才の画家アルチンボルドの肖像画まで、約110点の傑作で肖像芸術の世界を余すところなく紹介していました。

 素晴らしいルーヴル美術館の美術品を、日本にいながらにして鑑賞でき、ここにしかないグッズまで手に入れることができる、素晴らしい機会です。いつか本家のルーヴル美術館に行ってみたい!という気になりました。情報が発達した現代、写真や映像でも作品は見られますが、やっぱり本物っていいですね!精密な彫刻やまるで生きているような絵画に引き込まれますよ。名画を見た余韻に浸りながら、出口を出てすぐの天王寺動物園」に向かいました(これが余計で、松江に帰ってから左膝が動かなくなりました!)。❤❤❤

★この展示は1月14日に閉幕しましたが、入場者数は25万7777人だったそうですよ。

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TTO

 エースが沈みました。2019年2月11日、新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」のメインイベントで、大事件が起こりました。『BULLET CLUB』のジェイ・ホワイト選手が、棚橋弘至選手の持つ『IWGPヘビー級ベルト』に初挑戦して、必殺の「ブレード・ランナー」で初戴冠を実現したのです。キャリアわずか6年の26歳と4ヶ月。まだ若いチャンピオンです。中邑真輔選手、オカダ・カズチカ選手に次ぐ若さでの戴冠劇に「大阪府立体育会館」(エディオンアリーナ大阪)には激震が走りました。大の字の棚橋選手は「もう無理だ……」と言葉を残して、控え室を後にしました(この日も試合前に東京から担当医を呼び寄せ、痛み止めの注射を打って出陣していました)。2012年にやはりここ大阪で起こしたオカダ・カズチカ選手の「レインメーカー・ショック」以来のサプライズは、これからの新日本プロレスの歴史の中で「スウィッチブレード・ショック」として語り継がれていくことになるでしょう。新日本プロレスは、新たな若いチャンピオンの誕生と共に、新時代へと向かうのかもしれません。

 ジェイ・ホワイト選手は来日後、新日本プロレスの入団テストを受けて道場で育ちました。数年前までは、海野翔太選手や成田 蓮選手と同様に、セコンド業務をこなし、先輩のお世話をしていたヤングライオンです。青い目のヤングライオンだったジェイ・ホワイト選手は、2016年6月19日、大阪で壮行試合を行い、海外遠征に旅立ちました。その際、日本語でファンにメッセージを送っていました。「新日本プロレスリングは俺の家だ!(ファンを見て)あなた、あなた、あなた、あなたは私の家族です」と。3年半前、第0試合でROHへと旅立った男は、メインイベンターへと成長を遂げて帰ってきました。お正月のイッテンヨン『レッスルキングダム13』では、オカダ・カズチカ選手をも「ブレードランナー」で完璧に破りました。そして今回の棚橋選手。新日本プロレスで今最も勢いのある男、それが“switch blade”ジェイ・ホワイト選手なのです。試合後も、リング上で控え室で、饒舌に自分の生い立ちをまくしたてアピールしていました。お前ら全員が疑っていたことをすべて成し遂げてやった。俺こそ有言実行の男だ。新しい時代へようこそ!」

 スイッチブレードショーを見たか?ショックを受けているかもしれないが、オマエたちの感情なんてオレにはどうでもいい。オレは言ってきたこと、やるべきことをやってきた。そしていま正式に、レフリーもタナも止められなかった強さをもって、チャンピオンになることができた。デビューして6年、新日本に入門してわずか4年で、この最高の名誉をオレは新日本のためだけではなく、プロレス界のために闘っている。オレこそが真のチャンピオンであり、世界を変える準備はできている。オレは天才だ。オレたちこそがカネを生み出せるヤツらなんだ。(次はMSG?)ニュージャパンカップでの防衛戦はないだろうから、MSGまでオレは防衛戦をするつもりはない。MSGは多くの人間が待っていた大会かもしれないが、みんなオレのことなんて大嫌いだろ?オレは真実のみを掲げ続ける。26歳のオレがこの立場になったことに、多くのヤツが嫉妬するだろう。嫉妬している自分に鏡を見て気づけばいい。みんなオレに焼きもちをやいていることに気づけばいい。新時代だ。(試合後のコメント)

 ジェイ・ホワイト選手の「ブレード・ランナー(変形コンプリートショット)はとんでもない必殺ワザです。レインメーカーを切り返し、ハイフライ・アタックを受け止めて、すぐさま発射し、効果は絶大でした。まさに勝つために生まれた一撃必殺の最高の技です。この技を懸けた攻防も見応えは十分。大阪での棚橋弘至選手との試合終盤でも、幾度となく技の読み合い・切り返しが見られ、見応えたっぷりでしたね。貰ったら即終了の技を高速で繰り出してくるだけに、一瞬の隙すら与えられません。今回の大阪も、勝負どころと放ったハイフライ・フローを見て、オカダ・カズチカ選手ですら、ほぼ全員が勝ったと思った状況から、キャッチされてそのままブレード・ランナーを決められ、ひっくり返されたのですから。今のジェイ・ホワイト選手は桁外れに強い。一体、今度は誰が新時代へと挑むのでしょうね?ちょっと思いつきません。

 2月の新日本プロレス札幌大会2連戦で初めてお披露目した、彼の新技「裏足4の地固め」に、目が釘づけになりました。棚橋選手とヨシハシ選手が、2日連続でギブアップ負けを喫した拷問技です。試合後のインタビューでこの技の名称について聞かれたジェイ・ホワイト選手は、ナハシップウト」の頭文字をとって「TTO」でどうだ、と言いました。翌日、ヨシハシ選手がギブアップした際には、「YTO」と公式発表されました。シハシップウト」の頭文字ですね。かける相手によってネーミングが変わるというのもグッド・アイデアですね。足をグイグイ絞り上げることで、関節に激痛が走ります。ただでさえ、右膝に古傷を抱えている棚橋選手にはたまったものではありません。この技はその昔、故・ラッシャー木村選手や吉江 豊選手が使っていた痛め技ですが、ジェイ・ホワイト選手の場合は、必殺技の説得力を持っています。入り方も実に切れ味鋭く巧妙で、いかにもフィニッシュ・ホールドらしい拷問技となっています。札幌での映像がありました。♠♠♠

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「ラクダの足あと」

◎週末はグルメ情報!今週はラスク!

▲松江駅構内の「おみやげ楽市」

 特急「やくも」号に乗っていたら、グリーン座席のポケットに用意してある山陰紹介の小冊子「グッとくる山陰」冬号に、 「らくだの足あと」というラスクの紹介記事が載っていました。私はラスクにはもう目がなくて、以前、松江にあった「ローズ」というお店のものが大好きでした。取り置きをしてくれないので、タクシーを飛ばして買いに行った所、全部売り切れてとんぼ返りということもありましたっけ。残念ながら数年前に閉店してしまい、もう今では、松江には美味しいラスクを売っているお店がないんです。今日ご紹介するこれは、地元で愛される鳥取で有名なケーキ屋さん「パンドラの箱」で売られている、人気のお土産だそうです。「松江駅のおみやげ楽市」に売れている(昔のキオスク)と書いてあったので、旅行帰りに立ち寄ってみました。プレーン」「アーモンド」「チョコレート」と3種類がありましたが、私は「プレーン」を買いました(各378円)。

パンドラらくだのあしあと2

 のんびりと砂丘を歩くラクダ、風紋に残されたその足あとを思い描きながら焼き上げたラスクだそうです。袋を開けた時から香るバターのいい匂い。匂いだけできっとおいしい!と確信できました。原材料がフランスパン・バター・砂糖のみなので、まずいわけがありません。おいしいラスクの決め手は、何と言ってもおいしいパンです。自社のパン工房で専用バゲットを焼き上げるため、ひと味違うサクサクの食感、歯触りも軽く、香ばしさが漂います。甘みも上品で、バターの風味ととてもマッチしていますね。これなかなかいいですよ。アーモンドチョコレートも試してみる価値がありそうと思って、後日買ってみましたが、やはり「プレーン」が一番美味しいみたいです。

 ちなみに、私が現在美味しいと思って食べているラスクは、①ハラダのラスク(私のレポートはコチラ②モリーママのラスク(私のレポートはコチラ東京ラスク(私のレポートはコチラ)の三つでしょうか。あ~、食べたいな。❤❤❤

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シヤチハタ「オスモ」

 シヤチハタ株式会社の(社名表記は「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」ですよ。意外にうっかりしますね)、どこでも簡単にオリジナルスタンプが作れるスタンプ自販機「OSMO(オスモ)」が、昨年末あたりから、松江・田和山「今井書店センター店」のレジ付近に置いてあるんです。ちょっと気になっていたんですが、なかなか時間もなくて、試すチャンスもなかったんです。正月明けにゆっくりとチャレンジしてみました。以下はその体験記です。

 「オスモ」は、直感的なタッチパネル操作で、写真やイラストをデコレーションしながら、楽しくオリジナルスタンプを作れる、新しいスタンプ作製システムです。2016年3月からサービスを開始していて、スマートフォンで撮影したお気に入りの写真やメッセージを、その場ですぐにスタンプにできると好評のようです。現在では商業施設や観光地などに設置されているようです。

 「オスモ」は、お客さんが、その場で“つくるプロセス”を楽しみながら、“ホビー&クラフトのオリジナルスタンプ”を作製できるスタンプ・システムです。スタンプ作製機「オスモ」の直感的なタッチパネル操作で、簡単・スピーディーにオリジナルスタンプを作製することができます。バリエーション豊かなデザイン素材のイラスト、フレームやフォントを搭載しており、オリジナル印面を楽しくデザインすることができます。スタンプホルダーは5サイズ・3色(ブルー・ピンク・ホワイト)、インキは4色あり(黒・赤・青・桃色)、好みでスタンプホルダーとインキの組み合わせを選ぶことができます。私は、以下のような感じで、オリジナルスタンプ作成を進めました。

①好みのスタンプホルダーのサイズ、色、インクの色の組みあわせを選択します。スタンプホルダーのサイズは5種類。ボディーカラーは、ブルー、ピンク、ホワイトの3種類。インクの色は、黒、赤、青、桃色の4種類。インクなつ印回数は、約3,000回で、使い切りなので、インクの補充はできません。現在利用できるオスモの印面サイズと料金は、以下の通りです。

・「オスモ1010」印面サイズ10×10㎜、標準小売価格500円
・「オスモ2020」印面サイズ20×20㎜、標準小売価格700円
・「オスモ2530」印面サイズ25×30㎜、標準小売価格800円
・「オスモ1550」印面サイズ15×50㎜、標準小売価格800円
・「オスモ5050」印面サイズ50×50㎜、標準小売価格1500円

②まずスタンプホルダーをレジで購入します。私は一番小さいサイズ(10×10mm)で試すことにしました。ボディカラーのブルーにばかり気にとられていて、インキの色を確認することを忘れていたので(パッケージに明記してある)、次回からは注意・確認が必要です。本当はブルーインキで作りたかったんですが、黒インキのスタンプホルダーを買ってしまっていました。反省!

「オスモ」でスタンプのデザインに進みます。「オスモ」のプレビュー画面を見ながら、デザインの編集ができます。文字・イラストの拡大・縮小・回転も指一本でラクラク操作できます。また、フリーハンドでの入力や、日付を入れることも可能です。操作を消したり、前後に戻したり進めたりもできます。何度も試行錯誤しながらやってみました。搭載されているデザインは次の通りです。

◎フレームデザイン(搭載フレーム35種類)
(A)シンプル・・・四角やハートなど線だけのシンプルなもの フレームなしも選択可能
(B)キュート・・・先ほどのシンプル枠に、キラキラや星などのマークが施されたもの
(C)カジュアル・・手書き風の、ポップな印象の枠

◎イラストデザイン(搭載イラスト36種類)
(A)シンプル・・・ハートやラメなど比較的シンプルな模様 12種
(B)キュート・・・ゆるカワのどうぶつのイラスト 12種
(C)カジュアル・・・かわいすぎないどの年代でもつかえるイラスト 12種

◎搭載フォント8種類
シンプルなものから、硬くなりすぎない手書き風の可愛らしいものまで幅広くあります

④購入したスタンプホルダー本体から、印面ユニットを取り外します。完成ボタンを押すと機械の前面からトレイがヌーッと出てきます。

⑤トレイへ水平になる様、印面ユニットをトレイにある突起(半円状)にカチャッとセットします。作成ボタンを押します。

「オスモ」で印面の作成が始まります。加工時間は最長でも1分程度です。

加工が終わると、トレイが再び出てきます。出来上がった印面ユニットを取って、元のスタンプホルダーにセットして完成です。

 こうやって完成した私のオリジナルスタンプが、コレです。登録しておけば写真も取り込むことも可能ですから、自分の写真入りの「わたしスタンプ」も作れます。実に面白い機械でした。今度は大きいサイズにも挑戦してみたいと思っています。それにしても便利な時代になったものですね。❤❤❤

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「あ~、そうだったのか!」体験(私の授業観)

 東大・京大を受ける生徒たちと読解演習をしていて、may well Vが出てきたんですね。ほとんどの受験生はすぐに、熟語知識から「~するのももっともだ」とやってしまいます。私も高校生の頃は、この意味しか知りませんでした。与えられた英文では、それでは意味が通りません。もう一つの意味、「多分~だろう、~かもしれない」と取らないと文意が成立しません。私は大学時代に、英米の新聞・小説を読む際に、山のようにこの意味の用例に出くわしました。ジャーナリズムでは特に多かったように思います。現代英語では、「~するのももっともだ」よりも、「多分~だろう」の用法の方が普通だろうと思います。「使用頻度」を謳う学習辞典ならば、こちらを優先すべきです(この点、私たちの『ライトハウス』『コンパスローズ』は再考の余地あり。ジーニアス』『ウィズダム』はさすが)。

 ここまでが第一段。ではなぜそのような二つの意味が生じるのでしょうか?単に「覚えておきなさい」では、定着するはずもありません。そもそもmay well Vにどうして「~するのももっともだ」という意味が生じるのか、あまり考える人はいません。助動詞may には2つの意味、①「~してもよい」(許可)、②「~かもしれない」(可能性)がありますね。これが副詞のwell(十分に)と結びつくとどうなるでしょうか。①「十分に~してもよい→~するのももっともだ」、②「十分に~かもしれない→多分~だろう」となることが容易に理解できますね。ここまでが第二段です。

 そもそも、mayにはどうして、①「~してもよい」、②「~かもしれない、という意味が生じているのでしょうか?私たちの最新刊『コンパスローズ英和辞典』には、大西・マクベイ両先生のイメージ図が挙がっています。そこには「開かれたドア」のイラストが描かれていますね。ドアが開いているんです。これで①(=許可)②(=閉ざされていない程度の可能性)の意味がなんとなく理解できるでしょう。ここまでが第三段です。

 このように、複雑に入り組んで「なぜだろう?」と、よく分からずに悶々としていたことが、ダダダッーと崩壊して、きれいにはっきりと見えるようになること、これを私は、以前から「あ~、そうだったのか」体験と呼んでいます。元々は作家の梨木香歩(なしきかほ)さんから、ヒントをもらいました(彼女の西の魔女が死んだ』のラストシーンはまさにこの典型です)。私はこの「あ~、そうだったのか」体験を大切にして、授業に臨んでいます。分かりやすい授業」が目標ではありません。この体験を通して、「あ~、英語の勉強って面白いな」「ワクワク、ドキドキ」を伝えて、「もっと勉強してみよう!」と励ます授業こそが、私の目標なんです。生徒一人でも、二人でもそういう気持ちを体験してもらえる授業こそが、私にとって「良い授業」です。今日は授業でそんな話をしながら、チンプンカンプンの東大模試の読解・要約問題(ウソをつくことと「自我」と「超自我」?)を解説していました。❤❤❤

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「一太郎2019」

 2月8日(金)に、ジャストシステムより日本語ワープロソフトの最新版「一太郎2019」が発売になりました。私の家にも同日届きました。私はマイクロソフトの「ワード」ではなくて、「一太郎」の長年のファンで、ずっとこのソフトを買い続けています。⇒例えばコチラ  このソフトのマニアといっていいくらいの熱狂的な愛用者で、これとグラフィックソフトの「花子」さえあれば、ほぼどんなに入り組んだ文書でも作ることができます。私の作る手の込んだレイアウトの「センター対策本」や英語教材、かつての学級通信「あむーる」は、全てこの2つのソフトで版下を作成していました。必要な「部品」等もずっと買い集めてきました。年季の入ったユーザーです。

 今回の「一太郎2019」のバージョンアップで、新機能となるのは、(1) 文書内の不整合を見つけ出す「略称チェック」、(2)変体仮名への対応、(3)注釈の活用度を高める「脚注参照」、(4)本文レイアウトを美しくする「行取り」、(5)冊子感覚の「見開き表示」、(6)公開文書の作成前の「ドキュメント検査」、(7)漢字絞り込み変換、(8)地名の入力支援、(9)文書が引き立つ高品質の「秀英体」全8書体、(10)『日本語シソーラス』(第2版)&『明鏡国語辞典』(第2版)などです。その他にも、細かい点いたるところがバージョン・アップされていることに気がつきます。私は何よりも罫線機能が「ワード」よりも圧倒的に簡便なこと、「モジグラフィー」など文字のレイアウト機能・飾り機能が豊富であることが気に入っています。

 私が長年重宝している「花子2019」も、(1)カバー・帯の同時作成機能、(2)最大500回のバックアップ機能、(3)新しいイラスト部品が560点追加など、多機能でありながらやさしい操作性のグラフィックソフトに、一層の磨きがかかりました。総務時代には、これを使って、校舎の見取り図やオープンキャンパスの案内図、避難訓練の経路図など、入り組んだ図形文書の作成に大活躍したものです。

 さあ、これでまた新しい教材・資料作成に取りかかります。あ、そうそう、今回予約者プレゼントとして、一太郎ロゴ入りオリジナル「コットンポケッタブルトートバッグ」が付いてきました(写真上)。コンパクトにたためるホック付きで持ち歩きも楽々ですから、今度の旅行に持って行こうと思っています。❤❤❤

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転倒!

▲正月にはこうして交通安全のゲンを担いだんですが…

 3連休の最後の日の雨上がりの午後にですね、スポーツ新聞を買いに、コンビニに行こうと電動自転車を走らせていました。「ファミリーマート」の前で、車が出てきそうなので、よけようとして右にハンドルを切ったところ、スリップして自転車が転倒!体ごとアスファルトの道路に投げ出されました。思い切り道路で体を打ちつけ、引きずり、手足は血だらけです。ズボンは膝頭の所からビリビリです。思い切り顔面を打ちつけたのですが、幸いニット帽をかぶっていたおかげで、顔は切れることはありませんでした。頭への衝撃がずいぶん和らいだみたいです。心配した通行人の方が「大丈夫ですか?」と気遣っていただきましたが、何とか自力でひきずってその場を立ち去りました。幸い骨には異常がなく、擦り傷と打撲程度ですみましたが、後から考えるとぞっとすることでした。車にでもひかれていたらと思うと、恐ろしくなります。一晩寝て、体のそこら中が打撲で痛みます。今日の授業には足を引きずりながら出かけています。まあでも、この程度のことで済んだことに感謝するとしましょう。この寒い時期には、ニット帽を必ず被ります。これは大好きな小田和正さんが、コンサートでいつも被っておられたのを真似るようになってからの習慣です。頭に傷を負わなかったのは、このニット帽のおかげでした。ふと思い出したことに、昨年のこの時期にも、雪の残るこの「魔のコンビニ」の前で転倒しました。全く同じ場所です。その時はなんとかうまく「受け身」を取って軽い打撲で済みました。歳を取ると、受け身がうまくとれなくなるんですね〔笑〕。

▲最上稲荷奥之院本堂

 私は、毎年お正月に、日本三大稲荷の岡山県の「最上稲荷奥之院」で、一年の無事をご祈念していただいています。母の代からもう50年以上も、お上人様にはお世話になっています。神様のご加護のおかげで、この程度のケガで済んだことは、とても運のいいことでした。もう長いことお参りを怠っていましたが、今年は二次試験が終わって落ち着いたら、お参りに行って来ようと思っています。しばらく身につけるのを怠っていた(旅行の時だけは必ず身につけています)、最上稲荷のお守りを身につけることにしました。みなさん、思わぬ事故には気をつけましょう。❤❤❤

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兵庫県高等学校教育研究会の講演


 2月25日(月)に、兵庫県高等学校教育研究会英語部会但馬支部の総会・研究大会において講演をさせていただきます。上は各校に配布されたポスターです。今、一生懸命資料作りに励んでおります。演題は「不易な英語指導と徹底した分析で英語力をつける~英語は絶対に裏切らない~」。場所は兵庫県立豊岡高等学校「和魂百年館」です。午後1時55分より15時35分まで、時間をいただきました。ご参加いただいた全員の先生方には、私の『2017年英語センター対策本』(改訂第13版、800円)と、最新版『2019年度英語センター対策本』(改訂第14版、200円)をプレゼントさせていただきます。すぐ役に立てていただけるとびきりの資料を用意して、お話しをさせていただこうと思っています。お近くの先生は、ぜひいらしてくださいね。私の41年間の経験を踏まえ(1)教師の心構え、(2)具体的な「勉強法」、(3)質問事項への回答、(4)オススメ参考書、について話をさせていただこうと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。❤❤❤

〒668-0042   豊岡市京町12-91   兵庫県立豊岡高等学校        TEL 0796-22-2111

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「假屋崎省吾展2019」

 大根島の日本庭園「由志園」に、假屋崎省吾さんの華道展「牡丹コラボレーション假屋崎省吾展」を観に行ってきました。この時期に毎年開催されている華道展で、私は毎年観に出かけているんです。意外と思われるかもしれませんが、私は以前、松江北高華道部の顧問をしていた時期もあるんです〔笑〕。次の映像は昨年度の「由志園」での假屋崎さんの作品です。

 繊細で大胆な作風と独特の色彩感覚に定評があり、国内外で幅広く活躍する華道家、假屋崎省吾さんが紡ぎだす牡丹の世界を堪能できます。「由志園」との8回目のコラボレーションとなる今年は、「花札」の図柄をテーマにした新しい試みで展示されています。作品の脇にデザインの基となった「花札」が展示されていますから、作品と両方を見比べてみると興味深いですね。華道歴36年目、先月還暦を迎えた假屋崎さん。今年は新たな取り組みとして「花札」の図柄をテーマにした作品など25点を制作しました。1月の花札「松に鶴」をモチーフにした作品は、牡丹と松で華やかな正月の雰囲気を演出、鶴の羽はヤシの葉を漂白して表現しています。樹齢500年のオリーブの幹と根元はなんと1トンもあります。「由志園」の庭園部の庭師さんたちの頑張りようといったらないですね。素晴らしい作品の幾つかをご覧ください。❤❤❤

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「味処 繁」

◎週末はグルメ情報です!今週は釜めし!

 松江市・東本町にオープンした新しいお店「味処 繁」(はん)です。地元の食材をふんだんに使用した旬を活かした日本料理・郷土料理・かに料理・郷土料理・かに料理・ふぐ、すっぽん料理のお店です。素材を厳選した旬の食材を味わうことができます。「季節に応じたおまかせ会席コース」「天然とらふくコース」など、予算に応じて各種コース料理を用意してもらうことも出来ます。地元の魚介類を使用した刺身・天ぷらの盛合わせなども出てきますよ。

 特にオススメは、お昼のランチ限定の「釜めし定食」です。かつて松江市朝日町の四つ角交差点の所に、料亭「銀扇」(ぎんせん)という、松江一番の釜めの名店がありました。当時私は、休日になると、母を連れてタクシーでここの「五目釜めし」をよく食べに来たものです。今では残念ながら閉店してしまい、もうあの懐かしい釜めを味わうことが叶いませんでした。その「銀扇」の料理長がオープンしたのが、このお店「繁」なんです。大将は、大阪に本店がある日本料理店「吉兆」で修行後、「銀扇」で15年チーフを務めておられました。当然、あの懐かしい釜めしを食べたいですね。早速、今日食べに行ってきました。釜めしは「さざえ」、「くじら」、「かに」、「鶏五目」、「えび」、「しじみ」など、9種類の中から選ぶことが出来ます。釜めしを炊きあげるのに25分かかるので、ほとんどの人が来店の時間を指定して、予約を入れておられました。その時間に炊きあがるように火が入れてあります。私は、あの当時の「鶏五目」をお願いして、目の前でぐつぐつと炊きあがるまで、じーっと待っていました。料理も「てんぷら」「刺身」から選ぶことができます。私は「てんぷら」でお願いしました。目の前の調理場からてんぷらを揚げるジュージューといい音がします。カリッ、フワッと揚げられていて、ネタもよく最高です。一緒に出てきた「だし巻き玉子」のそれは美味しいこと。さすがに料亭の味ですね(松江では、なかなか美味しいだし巻き玉子に出会えない)。お豆腐に漬け物、お味噌汁がついています。食事が終わると、ドリンク(コーヒー)とアイスクリームが出てきました。これだけ食べて、いったいいくらだと思います??たったの1,050円ですよ。実にリーズナブルなお値段ですね。もちろんランチ限定のメニューです。私が行った時には、カウンターも座敷も、全部予約で埋まっていましたから、やはり予約して行くのが一番です。特別に一席だけ空けていただき、食べることができました。私が食べている時にもひっきりなしに電話がかかっており、全部お断りしておられました。

 お酒(日本酒)に力を入れておられるらしく、地元島根・松江の地酒や日本各地の厳選日本銘酒が用意されていました(料理との相性抜群?私はお酒のことはさっぱり分かりませんが)。❤❤❤

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密着ドキュメント小田和正

 2月2日(土)にNHKのBSプレミアムで、深夜「密着ドキュメント小田和正~毎日が“アンコール”~」という番組が放映されました。昨年の春から秋にかけて「ENCORE!!(アンコール)」と題したアリーナツアーで全国を駆け抜けた小田和正さん(71歳)の特別番組です。1公演あたりおよそ約3時間、30曲。圧倒的なパフォーマンスと親近感溢れるMCで、全国の観客を魅了しました。私も7月に、松江市総合体育館で開かれたコンサートで堪能しています。⇒私の詳細なコンサート・レポートはコチラをご覧ください  番組では「毎日が“アンコール”」というメッセージとともに、ステージに上がり続けた小田さんと、バンドやスタッフに密着。その素顔、そして音楽に対する真摯な姿勢に迫りました。私は当日めちゃくちゃ楽しみにしながら、夜11時45分を待ちました。

 番組の撮影兼インタビュアーは、小田さんを40年以上追い続ける、カメラマンの盟友西浦 清さんです。身内のカメラマンが追うことで、まさに正真正銘の「密着」映像となっていました。小田さんは、西浦さんに心を開いて受け答えされていましたね。その昔(2012年6月)、TBSの番組「情熱大陸」で、女優の井上真央さんが、同様に密着取材をしたのを思い出しましたが(⇒私の紹介はコチラ)、密着度のレベルが全然違います。このドキュメンタリー番組を制作するにあたって、彼が一番心掛けたことは、素の小田さんを表現することでした。40年以上に渡って親しくしてもらってきた事を唯一の武器にして、半年間、小田さんの迷惑を顧みず、場所も選ばず何度も取材を重ねてきました。その目的が達成できたかどうかは、番組をご覧頂く皆さんに委ねることとなりますが、きっと皆さんに喜んで頂ける番組が出来たはず、そう信じて、2月2日を待ちたいと思います。」と語りました。盟友の彼が撮影を担当したからこそ、素顔の小田さんに迫ることができたのだと思います。

 随所に出てくる「100年インタビュー」でお馴染みの、NHKアナウンサー阿部 渉さん(早稲田大学時代は「オフコース愛好会」に所属)は、小田さんが全国ツアーにどんな準備をして臨んでいるのか、本番前、本番後はどんな様子なのか、小田さんの率直な思いを引き出しておられました。7ヶ月の密着で、ここまで小田さんの素顔に迫った番組はかつてなかったと思います。編集は、小田さんの第1回映画監督作品「いつか どこかで」で映像をつないだ井上秀明さんです。小田さんの思いや、現場の臨場感をより生々しく伝えるため、今回はあえて映画のような「ノーナレーション」で、2時間、まるで映画を見るような感じで楽しむことができました。ちゃんと録画しておきましたので、何度も見返せる「小田和正」永久保存版です。

 70歳を過ぎてもなお、挑戦を続ける小田さんの姿に、みなさんきっとパワーをもらわれたことと思います。今日(2月2日)から、小田さんのファンクラブの映像会報DVD『LIFE SIZE2018』の予約受付が始まりました。ちょうど今回の放送と同様の作りですから、期待度が高まります。ただ違う点は、月別小田さんの動きを密着して追っている点です。小田さんも、もう71歳、まだまだこれからもお元気で私たちファンを楽しませてくださることを期待しています。私もあんなジジイになりたいな~。❤❤❤

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採点基準~東京外大

 今、松江北高現役生・補習科生に「二次試験」のための英語指導を行っています。要約問題・英文和訳問題・英作文・自由英作文の指導をしているんです。この教材準備に役立つのが、ジェーシー教育研究所から毎年出ている「イグザム」という大学入試問題デジタルデータベースソフトです。昔は、全部手打ち、その後は「読んでココ」のような読み取りソフトを使って、入試問題を読み込んで教材を編集していたものです。今は、このソフトが過去に渡って全部揃えてあるので、クリック&コピペするだけで問題編集が可能になりました。ちょっと高価なソフトですが、英語科としてはぜひ揃えておきたいですね。

 正解答・問題解説に関しては、大学別の「赤本」(教学社)や、旺文社『全国大学入試問題正解』を参考にして考えることになります。今年度からは、各国立大学が正解を公表するようになりますね。国立大学協会は、1月23日の総会で、入試の解答例などの公表に関する方針を決めました。昨年、前年の入試の出題ミスや採点ミスが相次いで判明したことを受け、試験問題や正解・解答例を公表することを原則としたのです。正解や解答例についても、公正な入試を求める社会の要請に応えることや、受験生が学習の参考にできるように公表することを原則としました。一方で、「一義的な解答が示せない記述式の問題」などについては、原則として、出題の意図や複数あるいは標準的な解答例を公表することとなります。仮に出題・採点ミスがあっても受験者が不利益を被らないように、問題や正解などは「試験実施後速やかに公表することが望ましい」としています。国大協入試委員長の岡 正朗・山口大学長は「(全大学が)この方針を参考に対応すると思う」との考えを示した一方で、AO入試や面接試験などでは「困難な場合もある」と話しました。国大協会長の山極壽一京都大学総長も、数学の記述式問題など解答のプロセスを評価する問題については、「採点の考え方を示せば十分」との考えを示しました。

★東京外大の「採点基準」が役立つ!!

 しかし、どのような採点基準で、各大学の採点が行われているかは、密室の謎で、私たちには伝わってきません。私はこれまで多くのつてを頼って、部分的に情報を集めてきましたので、他の先生よりは内情を知っています。ここで耳よりな情報を。みなさんは、東京外国語大学が、英語の模範解答のみならず、極めて詳細な採点基準を公表しておられるのをご存じですか?●指定字数をオーバーした答案はどうなるのか?●指定字数の半分しか書いてない答案はどうなるのか?●綴りのミスをしたらどれぐらい引かれるのか?●何人で採点しているのか?●キーワードを落とした答案はどの程度減点されるのか?●誤答の例、●表現の許容基準、●配点基準等々、これだけ詳しく手の内を明かしてくれている大学を知りません。入試問題片手に、読み比べていくと、大学の考えていることがよ~く分かって、実に楽しい資料です。⇒東京外国語大学のホームページのコチラで読むことができます  世界史/日本史も公表されていますが、コチラは正解例だけで、英語のような採点基準は見られません。今日の授業でもこのことに触れました。今年から始まる正解の公表に伴って、各大学がどの程度、採点基準の情報も流してくれるか、楽しみにしたいと思います(おそらくは公表しないだろうと私は推察していますが…)。❤❤❤

【追記】 センター試験の最終平均点が大学入試センターから発表になりました。

         2/7最終     1/25中間(2)   1/23中間(1)     昨年
《筆記》    123.30 ← 123.31 ← 125.54   123.75 

《リスニング》   31.42 ←  31.43  ← 31.92    22.67

★私の予想通り、決して<易化>とはなりませんでした。リスニングは大幅に平均点の上昇
が見られました。筆記は中間発表-2点という結果は昨年も同じでした。「歴史は繰り返す」
です。
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ZARD復活!

 2007年5月に、皆に惜しまれつつもこの世を去った、平成を代表するアーティスト・ZARD坂井泉水(さかいいずみ)さんが、復活しましたね。開局60周年を迎えるテレビ朝日が、その記念すべき開局記念日である2月1日(金)に、同局が誇る音楽番組「ミュージックステーション」の3時間スペシャルが放送されました。このスペシャル番組の中で、奇跡のコラボが実現して、歌姫坂井泉水さんと倉木麻衣さんが、ハリウッドの最新技術で復活し、一夜限りのデュエットを披露したのです。坂井さんの生前最後のテレビ出演だった1993年2月5日放送の映像を、ハリウッドの最新技術を駆使して再現し、二人がともにステージで歌いました。

 坂井さんは、「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」など、大ヒット曲を数多く世に送り出し、その透き通るような歌声と詞、キャッチーなメロディで90年代の音楽界を席巻しました。そんなZARDの楽曲を聴いて育ち、坂井さんが書く女性目線の歌詞に多大な影響を受けてきた倉木さんは、デビュー後に同じレコード会社に所属し、ZARDのライブに足を運ぶのはもちろん、アーティストの先輩・後輩としても親交を深めていました。2002年には、坂井さんが倉木さんの横浜アリーナ・ライブを訪問し、終演後の楽屋で対面しました。そのときに坂井さんからいただいた「歌手として、やりたいことをどんどんやった方がいい!」というアドバイスは、いまでも倉木さんを勇気づけているといいます。坂井さんの3回忌にリリースされたZARDの45枚目のシングル「素直に言えなくて」には、フィーチャリング・ボーカルとして参加、「追悼ライブ」にも出演するなど、倉木さんは坂井さんを敬愛し続けてきたんです。

 倉木さんにとって、憧れの坂井さんと同じステージに立つことは、もはやかなわぬ夢となりましたが、坂井さんが天国に旅立ってから12年、最新のハリウッドの映像技術を駆使して、奇跡のコラボが実現しました。歌ったのは、ZARDを代表する国民的応援ソング「負けないででした。この日しか見られない感動のデュエットでした。「学生の頃から大好きな1曲でよくカラオケでも歌っていて、元気をいただいている大好きな1曲でもあります。共演のお話をいただいた時、『まさか!』と、本当に驚きましたし、共演できることを光栄に思いました。合成で一緒に歌っているような映像になるということで、どんな風になるのか、ドキドキ楽しみです!」と語っていました。▲このZARDの名曲「負けないで」は、2014年から高等学校英語の教科『MY WAY English Communication II』(三省堂発行)にも採用されています。初年度でも、全国約400の高等学校で採用されました。教科書の中ではLesson 7 「An Encouraging Song(元気がでる歌)」として取り上げられました。発行元の三省堂は、題材の採用理由について、約20年間も色あせることなく、今もって若者の間で、“人生の伴走歌”として歌い継がれてきています」と説明しました。一般にはこの教科書のように、人生の「応援歌」としての位置づけで捉えられることが多いのですが、実は、作った坂井さん本人の意図とは全く異なるものでした。この歌詞をじっくりと読んでみると、「男女の恋愛の世界観」を詠んだ歌であることが一目瞭然です。夢を追い続けている大好きな男性がいて、私が身を引けば、あなたは思う存分夢を追いかけることができる。だから私はあなたを嫌いになったりせずに、離れていても応援し続けます、ということです。明らかに女性の「失恋ソング」ですね。このように、坂井さんの書く詩に出てくる女性像はほぼ一貫しています。振る、振られるではなくて、男性の夢を尊重して、自分からソッと身を引くスタイルのものが圧倒的に多いのです。その元々は「失恋ソング」だったものが、なぜいつの間にか「人生の応援歌」として定着したのか??が大きな謎ですね。この曲の発売日は1月末でした。大ヒットして160万枚も売れたこの曲が、受験シーズンの真っただ中で、そーっと、受験生の背中を押すような意味合いの曲となっていったものと、私は推察しているんですが…。⇒詳細はコチラに書きました

 しかしこの手法に、ネット上では関心の声がある一方で、「すごい技術だと思うけど、ここまでするとちょっと怖いかも」「もともとテレビ出演を敬遠していた故人をこうやって利用するのはいかがなものか」「亡くなった人を再現するってのは、その人の尊厳をほんとに尊重しているのか疑問なところがある」「死者の再現が冒涜にならなければ良いが…」「こういうの怖いからやめて欲しいわ。」など、否定的なコメントも数多く寄せられました。私自身も、何かやはり違和感を覚えながら見ていました。一体、坂井さんと倉木さんのどちらがCGなのか分からない錯覚にまで陥ったものです。やはり不自然さは残るんですね。でも久し振りに見る坂井さんの姿と歌声はあの当時のままでしたね。

 私は生前から、坂井さんの詩の大ファンで、ずっと応援をしてきました。突然の死には驚き、悲しい思いをしましたが、残してくださった数々の楽曲に励まされて今までやってきました。全国各地で行われた「追悼展」には足を運んでいます。アシェットから現在刊行中の「ZARDコレクション」も、今では第51号まで進みました(好評につき全67号に延長)。今日はその50号、51号に付いてきたDVDのライブ映像を見ます。❤❤❤

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『コンパスローズ英和辞典』の中身

 昨年の11月19日に、私たちの最新刊『コンパスローズ英和辞典』(研究社)が発売になりましたが、もう手にとって見ていただけましたでしょうか?アマゾン辞典売り上げでは、発売からずっと連続1位を続けていましたから、好評のようですね。お買い求めいただきました方々に御礼申し上げます。学校の方には、ずいぶん早く届いておりましたが、これはまず採用検討のための営業用見本(帯がまだ仮の簡易版)で、営業部員の出張に合わせて急いで作らせたものでした。私の所に届いたのは11月10日頃だったと思います。営業見本との間で、微妙な時間差が生じたところでした。編集部のお話によれば、現在3刷まで出ているそうです。今日はその中身を、いくつかの例で見てみましょう。

 significantlyという副詞を、形容詞「重要な」の意味をそのまま当てはめて、「①《文全体を修飾して》意義深いことに. ②意味ありげに. ③かなり、相当」(『フェイバリット英和辞典』)などと記述している辞典は、実に時代遅れと言わねばなりません。その上位版である『アドヴァンスドフェイバリット英和辞典』(東京書籍)では、「①かなり、相当. ②《文全体を修飾して》重要なことに.  ③意味ありげに、意味深長なことに.」と、正確に頻度を伝えており、同じ系統・会社の辞典としては、ちぐはぐ感がぬぐえませんね。私たちの『コンパスローズ英和辞典』では、「①相当に、かなり(大きく):significantly better[worse]  相当によい[悪い] / Sales of the CD have risen significantly.  そのCDの売り上げは著しく増えた.②重要なことには;意味[意義]深いことには: Significantly (enough), he didn’t deny his guilt.  彼が自分の罪を否定しなかったのは見過ごせない点だ.③意味ありげに: She smiled at me significantly, but didn’t say anything. 彼女は私に意味ありげに微笑んだが何も言わなかった.」と、現実の語法に忠実な記述がなされています。このことはLandau(2001)によって、コーパス研究の成果として発表されました。英語の副詞は大変奥が深いんです。⇒コチラを参照

 set inという句動詞を取り上げて、コンパスローズ英和辞典』では「自 (悪天候・冬期などが)始まる;(病気などが)起こる;(流行などが)広まりだす」として、The rainy season has set in. 雨期が始まった.という用例を添えています。「(何かが)始まる、起こる」という意味だけを書く辞典や熟語集もありますが、その「何か」とはどのような名詞でもよいわけではありません。特定のニュアンス望ましくないものを持つ名詞が来る、ということをSinclair(1987)がいち早く指摘しています。

 orphanという単語に、「孤児、みなし子」という意味しか与えていない英和辞典がありますが、これは問題です。鈴木孝夫先生によっていち早く明らかにされたように、日本語で孤児」と言えば両親のいない子供ですが、orphanは「片親の子供」にも使うことができます。英米の学習辞典をそのまま写しているだけでは見逃されてしまうポイントです。コンパスローズ英和辞典』には、普通は両親をなくした子をいうが、片親のない子にも用いることがある」と【語法注記】が出ています。ライトハウス和英辞典』にも同様の注意が与えてあります。そのことは、Collins English Dictionary (2009)が“a child, one or (more commonly) both of whose parents are dead”と正確に記述しています。一部の英和辞典には、このことが観察されるようになってきましたが、和英辞典はまだまだのようです。

 幾つかの例を通して、『コンパスローズ英和辞典』の中身を見てきましたが、大西泰斗先生ポール・マクベイ先生による、語のイメージ」を辞典の中に盛り込んだ、注目すべき特徴を持った学習辞典です(その他の特徴はコチラをご覧ください)。「文の骨組み」と「語の核心」で実践力をつける学習英和辞典です。ぜひ手に取って、中身をじっくり見てくださいね。❤❤❤

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米子東高校に予備校が!

 鳥取県立米子東高等学校(米子市勝田町)の同窓会などが、この4月、同校内にある同窓会館に予備校を開設します。浪人生の県外転出や、自宅浪人増加を避けるのが狙いです。県西部の高校卒業生を対象に50人程度を受け入れ、志望大学への再チャレンジの機会を提供するのが狙いです。この予備校は、同校の同窓会を中心に、PTAなどが加わって組織するNPO法人が運営し、校名は「勝田ケ丘志学館」(かんだがおかしがくかん)で、米子東高山根孝正前校長が館長を務められます。このニュースが、最近、新聞報道されました。同窓会のHPには、この予備校の詳細が発表になっています。⇒コチラです

▲『日本海新聞』1月19日付

▲『山陰中央新報』1月25日付

 米子東高校には、1960年から「専攻科」という浪人生クラスがあったのですが、「官から民へ」の流れの中で、2012年度末に廃止されていました。浪人者数は、横ばい状態であるにもかかわらず、同校では、県外の予備校や自宅浪人を選択する生徒が年々増加していたといいます。これらの生徒たちを支援し、保護者の経済的な負担を軽減し、高い学びへの志を持って大学進学へ立ち向かうことができる環境を整備しよう、という目的で準備・計画されたものです。山根館長は、「日本海新聞」(1月19日)の取材に応えて、高校と同じリズムで通え、地域の仲間と支え合いながら目標に向かって進める環境が整う。質の高い授業も提供できる」と、話されました。

 実は、4月から私も、この学校にお手伝いに行くことになりました。米子東高校専攻科時代には、何度か授業もさせていただいたご縁もあり(⇒授業の詳しい様子はコチラです)、英語を担当させていただくことになりました。生徒さんたちの志望校合格実現に、少しでも貢献できるように頑張りたいと思っています。久々の電車通勤です。「質の高い授業」を目指し、新しい挑戦になります。退職前にひたすら思い描いて楽しみにしていた悠々自適の生活とは、なかなかなりませんが、「ご恩返し」と思って頑張ろうと思っています。❤❤❤ 

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「青島神社」

 宮崎県の「青島神社」のある青島は、宮崎県を代表する観光スポットで、日南海岸国定公園の中に位置し、5,000本を越える亜熱帯植物に覆われています。また、青島神社」は、プロ野球の読売ジャイアンツが、春と秋のキャンプ開始時には参拝で訪れることでも有名な神社ですね。今年も2月1日に、4年ぶり復帰の原監督以下、ジャイアンツ選手が参拝しています。原監督青島の海を味わいながら、神社に到着すると丁寧に手水をし、境内へ歩を進め、絵馬に今季のスローガン「和と動」をしたためました。私は以前に、英語弁論大会で生徒を引率して宮崎市に行ったときに、足を伸ばしてこの神社を参拝しています。下はその時の写真です。

▲安樂万智子さんと、英語弁論大会全国4位!

 ここ青島の見どころの1つが、周辺の波状岩「鬼の洗濯板」です。中新世後期(約700万年前位)に海中で出来た水成岩(固い砂岩と軟らかい泥岩が繰り返し積み重なった地層)が隆起し、長い間に波に洗われ、固い砂岩層だけが板のように積み重なって見えるようになりました。青島から南の巾着島までの約8kmの海岸線に見られます。そして、青島の中心部には「青島神社」が鎮座し、神話に登場する彦火火出見尊(山幸彦)と豊玉姫命夫婦を祀っていることから、縁結びや安産、航海安全にご利益があると言われています。また、海積(わだつみ)の祓いなど、恋愛成就に効くといううわさの神事を体験しに訪れるカップルや、若い女性の参拝者で境内は賑わいます。社殿は鮮やかな朱色で、青い空とのコントラストがマッチして映えています。ちなみに、青島神社」といえば、1960年代から1970年代にかけて、宮崎が新婚さんブームに沸いたころ、多くの新婚カップルが、新婚旅行で訪れた人気の観光スポットです。願いの絵馬がたくさんかかっており、中でも巨人軍の監督・コーチ・選手たちの熱い思いが伝わってきました。もう長い間優勝から遠ざかっています。球春到来原監督の決めぜりふです) 今年こそは!!❤❤❤

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メロンパン「むろぴ」

◎週末はグルメ情報!今週はメロンパン!

 島根大学の正門のあたりから見える位置に、メロンパン屋さん「むろぴ」がオープンしました。大学の前の「ファミリーマート」の通りをちょっと中に入った所にあります。今日伺ったところでは、昨年の11月16日にオープンしたんだそうですが、よくここを自転車で通っているにもかかわらず、全然気づきませんでした。少し奥まったところにお店があるせいでしょうか。

▲数々のテレビ番組で紹介!

 「むろぴ」は、東京・月島の行列の出来るメロンパン屋「久栄」(きゅうえい)の姉妹店です。「久栄」は、「ヒルナンデス!」など、テレビで何度も紹介されている人気店で、1日に2,000個以上メロンパンが売れることもあるそうです。さすが行列のできる店というだけあって、メロンパンは芳醇なバターの香りたっぷり。触感もサクふわの絶妙な美味しさでした!1つ180円という値段は、まったく高く感じません。またすぐに買いに行きたくなるメロンパンです。メロンパンの本当のおいしさが味わえる出来立てアツアツはまさに絶品です!焼き色が素敵。外はサクサク、中はふんわり!焼きたてのメロンパンは、特においしいので 冷める前に食べるのがおすすめです。時間がないためすぐに食べられない…という方も心配いりません。テイクアウトの袋にはちゃんと温め方が記載されているので、その通りに温めるとおいしく食べることができます。表面はバターの香りがするサックサクのクッキー生地で、翌日食べてもサクサクが持続するほどです。数々のテレビ番組にも取り上げられ、口コミサイトでも絶賛された、並んででも食べたいメロンパンが、東京に行かなくても、ここ松江で食べることができます。東京と全く同じものがここに並んでいるんです。メロンパンから作るラスクも2種類販売されていました。パイも3種類。

 メニューは次の通りです。

☆メロンパン 180円
外はカリカリ、サクサク。中はふんわり。

☆アップルパイ 250円
食べやすさバツグンのサクサク感。これ熱々で美味しかった!

☆チョコパイ 250円
板チョコ1枚入り! 自慢の逸品。

☆スイートポテトパイ 250円
やさしい甘さがくせになる。

☆ハイラスク・ロイヤル 350円
カリカリで、食べ応え充分!

☆ハイラスク 260円
サクサクと食べやすく、お茶うけに最高!

 このラスクは、メロンパンの外側の部分をラスクにしたものです。メロンパンの表面のビスケット部分が好きという声をよく聞きます。ふんわり香るバターの匂い、ざくざくとした心地よい歯触りの食感。かに、そこにはメロンパンの醍醐味が詰まっていると言っても過言ではありません。そこで「久栄」は考えました。「いつでも、気軽に味わえないか?」と。試作に試作を重ね、出来上がったのが、メロンパンの表面を香ばしく低温で焼き上げたのが「ハイラスクロイヤル」です。メロンパンのラスクというものを初めて食べました。がぶりとかじると、パンの粉がザクザク落ちてきてビックリしましたが、いい味です。

 さて、「むろぴ」というお店の名前、ちょっと変わっていますね。今日、ご主人に聞いてみました。ご主人のお名前が「むろた」というんだそうです。それに「ぴ」をつけて可愛らしくしたものだそうですよ。あ、そうそう、ご主人は松江北高のご卒業だそうです。大先輩ですね。37年間東京に出ておられたのを、この度このお店のオープンで帰って来られたのだそうです。みなさん、ぜひ行ってあげてください。美味しいですよ。❤❤❤

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煉瓦倉庫「ナガサワ」

▲三宮のナガサワ文具センター 圧倒的な品ぞろい!

 神戸で一番の文具の揃う、三宮にあるお店「ナガサワ文具センター」へは、前回神戸に行った時に訪問しました。圧倒的な品ぞろいにはビックリしましたね。明治15年の創業以来、1世紀にわたりステーショナリー専門店として親しまれています。そこで今回は、ハーバーランドにある 神戸煉瓦倉庫」内にある支店「神戸煉瓦倉庫ナガサワ」店を目指しました。ところが、このお店の場所がさっぱり分からない。ガイドブック・地図を頼りに、町の人に聞き聞き歩いたんですが、誰も知っている人がおらず、近辺を行ったり来たりグルグルと歩き回っておりました〔笑〕。かなり歩き回りましたね。ようやく工事現場の人に教えて貰い、たどり着いた次第です。1890年代後半に建てられた2棟の貨物倉庫に、7店のレストラン&ショップが入っています。倉庫の名残の残るノスタルジックな空間で、ハイセンスな時間を過ごすことが出来そうです。私が目指した「NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店」は、昨年の12月でオープンから6年目を迎える支店です。

 港の方まで向かうとレンガっぽい建物が見えてきます。横浜の赤レンガのような大きさはありませんが、港に寄り添う小さなレンガ倉庫という感じで、雰囲気がいい感じです。倉庫の間を入っていくと「NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店」があります。お店はこんな感じでした。お店の内側もレンガ張りでものすごく落ち着いたいい雰囲気です。お店の中には所狭しと文房具や雑貨が置いてありました。万年筆を始めとしてペンやインクがメイン商品のようではありますが、普通の町の文房具屋さんに比べると、置いている品々はちょっと変わったものが多いです。神戸煉瓦倉庫店」でしか手に入らない限定商品も多数ありました。文具ワールドが広がっています。

写真5

 実は、このお店を目指したのには訳がありまして、それが下のオリジナル・クリップです。ナガサワ」のオリジナル商品です。神戸開港150周年、ナガサワ文具センターの創業135周年を記念して商品化された、特製のクリップです(10個入り300円)。神戸港のシンボルである「神戸ポートタワー」がモチーフとなったゼムクリップです。親切な店員さんに教えてもらいました。2種類のパッケージがあります(中身は同じですよ)。日頃膨大な書類を扱う私は、クリップには目がないんですよ。どこの地でも文具店にお邪魔してまず最初に足を運ぶのが、クリップのコーナーです。私が日頃好んで使っているのは、サークル・クリップ(円形)ですが、残念ながら、今ではもう入手困難で、今まで大量に買い溜めていたものを使い潰しています。なくなったら終わりです。各所で探しているんですが、どこにも扱っているところはないみたいです。このナガサワのクリップは、長さ(13mm)があるので、頼り甲斐のあるクリップです。神戸のお土産にもなりますね。チョット珍しいでしょ?

 文房具や雑貨が好きな人には、堪らないお店でした。「NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店」は、文房具好きだけでなく、雑貨が好きな方なども、ぜひぜひ行って欲しいお店です。親切な店員さんとも話がはずみ、とてもいい時間を過ごすことができました。またゆっくりとぜひ行きたいなぁー。❤❤❤

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「堀川遊覧」全国10位に!

 観光業界の専門紙を発行している旅行新聞新社(本社・東京都)が実施した「第2回プロが選ぶ水上観光船30選」に、地元松江城(松江市殿町)周辺のお堀を巡る「堀川遊覧船」2年連続で10位に入りましたね。全国の旅行会社の投票で順位が決まり、前回に続いて中国・四国・九州エリアで、唯一の上位10位入りです。全国的な知名度の高さを改めて印象づける結果となりました。松江のさらなる魅力発信に向け、関係者一同が意欲を高めています。

 「水上観光船30選」の審査対象は、「定期運行で個人が乗船可能な全国の水上観光船」です。乗船の魅力や楽しさを伝え、観光業界を盛り上げようと企画されたもので、全国の旅行会社やその支店など計1万6095カ所に、クルーズ船を含む海、湾、湖、川で運航する観光船の中から一つずつを推薦してもらい、投票結果を集計したものです。

 松江市観光振興公社が運航する「堀川遊覧船」は、松江城の周囲のお堀約3.7キロのコースを、屋根付きの小型船に乗って約50分で巡ります。船頭による城下町の歴史変遷の紹介をはじめ、自慢の舟歌もあり、今年は船上で抹茶を楽しめる新しい試みもあり、乗船客を飽きさせない取り組みを続けていました。最近では、松江市内の小学校の総合学習の教材としても利用されているそうです。4月までは、名物となっている豆炭の「こたつ」を備えた船を運航しています。低い橋桁にさしかかると、屋根が自動でスルスルと低くなって、見事に橋を通過できると、観光客から歓声が起ります。

 同公社の乙部明宏専務理事は、「2年連続の10位は船頭たちのおもてなしの結果だ。乗船をきっかけに松江の良さをもっと知ってもらえるよう、さらに上位を目指す」「全国的に知られた遊覧船と肩を並べる結果。歌や独特の観光案内で客をもてなす船頭らや、地域の皆さんの支援のおかげです」と、喜びを語りました。

 1位は、2年連続で「最上川芭蕉ライン舟下り」(山形県)でした。今回の上位7社は、前回も上位10社に選ばれた会社です。松江に来られたらぜひ乗ってみてください。

第1位   最上峡芭蕉ライン観光(山形県 最上川芭蕉ライン舟下り)

第2位 シーライン東京(東京都 東京ベイ・クルージングレストラン)

第3位 東京ヴァンテアンクルーズ(東京都 東京湾クルーズ)

第4位 猊鼻渓舟下り(岩手県 猊鼻渓舟下り)

第5位 保津川か遊船企業組合(京都府 保津川下り)

第6位 晴海屋(東京都 東京湾屋形船)

第7位 十和田観光電鉄(青森県 十和田湖遊覧船)

第8位 丸文松島汽船(宮城県 松島湾遊覧)

第9位 道東観光開発(北海道 知床観光船おーろら)

第10位 松江市観光振興社(島根県 堀川遊覧船)

 以前に、私の津和野高校時代の教え子と、この遊覧船に乗った楽しい想い出はあるんですが、彼は若くして病魔に犯され亡くなってしまいました。可愛がっていた生徒だっただけに、とてもショックな出来事でした。この遊覧船を見ると、その彼のことを思い出してしまうので、あれ以来、私は乗っていません。⇒その悲しい思い出はコチラ

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「お色直し」に要注意!~追試の検証

★やはり予想的中!アクセントは100%!

 今年も「センター試験」の一週間後に、「追試験」が行われました。早速問題を入手して、《第1問》を検証してみます。今年の「本試験」では、過去出題語からの出題(つまり私の言う「お色直し)が大幅に増加していて、全28語中15語が過去の出題語からの出題でした(58%)。⇒詳細な分析はコチラです  半分以上が「お色直し」だったんですね。昨年の本試験では28語中8語(29%)が、追試験では28語中9語(32%)が、過去問からの「お色直し」でしたから、ずいぶん増えたことが分かります。今年の「追試験」では、さらにその割合が増して、なんと全28語中17語(61%)が過去の出題語からの再出題(お色直し)です。以下がその出題語です。

【2019年度センター追試験に出た過去出題語】

generate 2013本
hunger 2012追
medium 2013本
sweat 2007追
theme 1994本
label 2014本
passenger 1997追
modern 2012本
celebrate 1990追 1991追
examine 1997本
financial 2010追
entertain 1993本 2012本 2014追(3回も出ているゾ!)
guarantee 2010本
imagine 1992本
community 1993本 2007追 2008本(3回も出ているゾ!)
participate 2007追 2008本
ridiculous 2013追

 さらに加えて、engagement が【発音問題】に出題されましたが、これは2011年の追試でengageが出題されていますから(「接頭辞」や「接尾辞」はアクセントに関係なし!)、これも含めれば、実に64%が過去出題語からの再出題(お色直し」)ということになります。このことに着目して、私は昨年から、自腹で、発音・アクセント問題「センター過去出題語リスト」(1990~2018年)をカラー印刷して(プリントパック」という会社は、安価でなかなかいい仕事をしてくれるので最近気に入って使っています)、クラスの生徒に、研究会に配布して回っておりました。ラーンズの研究会では、大量の枚数がアッという間になくなってしまいました。私のささやかな苦労が実を結んだ形ですね。

 私の作っております第13版『2017年英語センター対策本』(自費出版、800円)には、4種類の「頻出語リスト」が用意されていて、さらに多くの語がここから出題されています。今年の「本試験」でも、【発音問題】では12語中7語が的中(58% うち7語が★印の重要語)、【アクセント問題】では16語中12語が的中(75% うち7語が★印の重要語)しました。実に68%の単語がここから出題されていたのです。今回の「追試験」でも、【発音問題】では12語中8語が的中(67% うち7語が★印の重要語)、【アクセント問題】では16語中全ての16語が的中(100% うち11語が★印の重要語)しています。【アクセント問題】はなんと100%的中です!全体でも86%の単語が、私の「頻出語リスト」から出題されたことになります。私は、過去のセンター試験や私立大学入試の膨大なデータを分析して、この「頻出語リスト」を編集していますが、やはり「歴史は嘘をつかない」ということが裏付けられます。ならば「賢者は歴史に学ぶ」という精神で勉強しなければいけませんね。

 これだけたくさんの語が、あらかじめ学習できる「過去出題語」「頻出語リスト」から出ているにもかかわらず、平気で点を落としている生徒が目立ちます。かなり上位の成績の生徒でも、満点が取れずにボロボロ落としているのが現状です。私がいつも言っているように、「発音・アクセント問題に出る単語は決まっている!」のですから、これは単に「準備不足」という他はありません。たり前のことをカになってゃんとやる」(ABC)しかないんですね。残念ながら、それができていない実態があります。

 もう一つ付け加えておくと、今年の「本試験」では、tough, mood, story, control, equal, calendar, characterといった「カタカナ語」が出題されました。一時期下火になっていたのですが、最近復活傾向が見られます。中でもcontrolequalcalendarは日本語とズレていますから、注意が必要ですね。今回の「追試験」でも、theme, label, modern, dramatic, entertain, community「カタカナ語」の出題です。label (「ラベル」ではない!)entertain(アクセント注意!)は、日本語とズレていますから要注意ですね。私の「センタ-本」に掲載されている「カタカナ語リスト」を音読しておくことが、この分野の格好の対策となるのです。

《ココからが本番対策です!》

 繰り返しますね。私の「センター過去出題語リスト」(1990~2018)と、4種類の「頻出語リスト」を徹底して繰り返しましょう!これにはいずれもALTの先生に読んでもらった音声データが用意されていますから(チェルシー先生エドワード先生のCD) 、まずはその模範について、慣れてきたら自分一人で、何度も何度も音読して完璧にしておくんです。これで第1問はバッチリ満点が取れます。❤❤❤

【追記】 「追試験」は、次年度のセンター試験のリハーサルとなっているというのが私の持論です。過去の歴史を見ても、大きな形式変更が行われるときには、前年度の追試でちゃんとその問題が出題されています。昨年、私が自信を持って「今年のセンター試験は大きな変更はない!」と断言していたのは、昨年の追試で何ら変更点がなかったことからでした(もう一つ評価委員会の報告書も貴重な資料です)。案の定、今年の本試験では大きな変更はなく、ほぼ昨年と同形式でした。今回の「追試験」を見る限り、本試験と何ら変わった点はありませんでしたので(本試験で消えた第4問の問4に後続するパラグラフの内容を問う問題があった程度)、来年の本試験では大きな変更はないものと予想されます。♣♣♣

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不自由英作文

 センターも終わり、松江北高では、今はそれぞれの二次試験に向けて、「特別講座」をやっています。今年はセンター試験が遅かったので、二次対策に割ける時間が例年に比べて少ないので、密度の濃い授業を展開しなければなりません。私はこれまでは、火曜日と金曜日はお休みだったんですが、この1ヶ月間 は毎日授業です。金曜日はとってもハードで、理系トップの授業、補習科の授業、東大・京大特講2時間の計4時間の授業があります。年寄りには実に応える生活です〔笑〕。

 今日は、英作文、中でも「自由英作文」を、東京大学の問題を使って取り上げました。その中で触れた英作文のコツとしての「KISSの法則」*のお話です。Keep It Short and Simple(短く簡潔に)の頭文字をとって「KISSの法則」と呼んでいます。まず「短く」は、長~い日本語の文章を英語に直す時に、そのまま英語に直して、つながりを間違えてしまう生徒が多く見られます。実は、必ずしも1文で書く必要はなく、2文、3文に分けて書くと割と楽に書くことができるんです(翻訳を求められているのではありません。意味を伝えればよいのです)。和文和訳」が求められます。京都大学大阪大学などの難しい英作文を書くときに効果を発揮します。もう一つの「簡潔に」は、決して難しい単語や表現を使う必要もないし、また使ってはならない(当然間違える確率は高くなるのですから)というものです。数年前に松江北高から東大の理科三類に合格したWくんは、決して難しい単語を使わずに、中学生のような簡単な語句を使って作文をしてきていました。これが秘訣なんです。「難しい」ことをいかに「簡単に」書けるか、これが本当の「英語の力」だと思います。

*この言葉は、航空機メーカーロッキード社の技術者のケリー・ジョンソンによって造られたもので、一般には “Keep it simple, stupid” (シンプルにしておけ!この間抜け)と解釈されますが、ジョンソンは “Keep it short and simple” (簡潔に単純にしておけ)の意味で用いていました。専門家の独り善がりに警鐘を鳴らす意味があります。この原則の実例として、ジョンソンが設計チームに一握りの工具を手渡して、平凡な整備員が戦闘中に故障しても、この工具だけを使って修理ができるようなジェット戦闘機を開発しろ、と課題を出したと言われています。

 「自由英作文」とは言うものの、実際にはテーマ語数構成などの縛りがかかるために、「不自由英作文」だと、私はいつも指導しています。問題の趣旨に合わないことをいくら正しく書いても0点です。このような縛りに注意して、できるだけ「短い文」を使って、「簡潔に」書くのがコツです。授業では、英語特有の論理構造を説明して、「主題文の提示(テーマ)⇒支持文(具体例・理由)⇒結論」の形で組み立てること、必ず段落ごとに改行をし、3文字分へこまして書き始めること、結論は主題文とは異なる表現で同じことを繰り返すこと、理由は2つ以上述べると説得力が増すこと、文と文との間に「つなぎ語」をはさめるようになると、文章が締まってくること、指定語数の8割以上は埋めること、を解説しました。そして、上級を目指したい人は、何かを言ったらそれに関連するフォローの文を付け加えると、文の厚みが増すので、説得力が一段と増すことを付け加えました。注意点は、①節の数を少なくしてシンプルな文を心がける、②「つなぎ語」を上手に使うと見栄えがよくなる、③知っている単語以外は使わない!の三つ。「ダウンロードサイト」に登録してある私の指導資料が参考になるでしょう。「英作文」は先生について、個別に添削してもらいながら毎日練習するのが、一番の方法です。松江北高では例年この時期、英語科全員が総出で、3年生の作文の添削指導にあたっていました。❤❤❤

・「自由英作文の解き方」 八幡成人 島根県立松江北高等学校 ⇒コチラです

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感謝!新聞配達

 八幡家では、日本語の新聞では『朝日新聞』『読売新聞』をとっています。日曜日の『読売新聞』には、手書きのチラシが入っていて、目を引きました。

 おはようございます!! 読売新聞です。平素は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。新聞販売を取り巻く環境は、若年層の活字離れや地域の高齢化の波に押され年々厳しくなっています。しかしながら私共島根県東部読売新聞販売店一同は、ご依頼があればどこまでもとの思いを胸に1軒でも多くのお客様へ新聞をお届けできますように尽力してまいりました。新聞の一番の付加価値は、毎朝ご自宅で新聞をお読みいただける個別配達だとの強い信念のもとに早朝の新聞配達業務に携わってまいりましたが、昨今の原油価格高騰の煽りを受け、配達経路によっては配るだけで赤字になってしまうコースも少なくないのが現状です。さらに冬期の積雪や、慢性的な配達スタッフの不足なども新聞販売店の業務全般を大きく圧迫している要因になっています。ご愛読者の皆様のご理解とご愛顧を原動力にこれからも新聞販売に邁進していく所存でございます。今回は朝刊配達について少しお伝えできればと思い立ち私共の販売店業務の一部分を皆様にご紹介いたします。今年も変わらぬお引き立て心よりお願い申し上げます。 島根県東部読売会 一同

 そして「ご存じですか?新聞配達!!」として、配達員のスケジュールが記されていました。朝の1時50分に出勤して、バイクや車両の点検・給油を行い、新聞の到着を待ちます。2時20分に新聞が到着すると、スタッフ全員で新聞の荷下ろしを行います。ここの1分1秒が勝負だといいます。2時30分からいよいよ配達開始です。雨天ではビニールをかけて、全スタッフが順次出発していきます。毎日全世帯のお宅に時間差なく配達が行われます。そうして5時から6時の間に配達完了となります。八幡の家には、決まって毎朝4時30分頃には配達してもらっています。このチラシの裏面には、配達員さんのメッセージが何編か掲載されており、胸を打ちました。口では言い表せない苦労に、思わず涙が出そうになるメッセージもありました。こうした配達員さんの陰のご努力・苦労のおかげで、私は毎朝新聞を読むことができています。感謝、感謝です。「新聞は朝来るのが当たり前」と思って、日頃は考えもしなかったことを、この一枚のチラシが教えてくれました。目に見えない所で奮闘しておられる新聞配達のスタッフのみなさんに、心からお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。

 その昔、大田高校に勤めていた時、保護者面談で、あるお母さんが「先生は毎朝早いですね」と言われるので、「なんでご存じなんですか?」と訊ねたところ、私の家に毎朝自分が新聞を配達しているとのこと、いつも電気が早くからついているので、わかるとのことでした。お父さんが早くに病気で亡くなられ、お母さん一人で娘さんを育てておられる家庭で、私のクラスでも成績一番の生徒のお母さんでした。ちょうどその頃、私も母親を亡くしたところだったので、親のありがたみを噛みしめたことでした。今でも忘れられない想い出です(この生徒は大学に合格し、一年間の海外留学をして、帰って来た時に懐かしく一緒に山口でご飯を食べました)。❤❤❤ 

★当たり前と思っていることが、実は本当にありがたい恩恵であることを噛みしめなければなりません。昨年末に、突然左膝の激痛で動けなくなったことがありました。歩くこともできません。大晦日の日まで、ずっとベッドに寝たままで動けずにいました。普通に歩けるということが、どれだけ有り難いことかを心底感じていました。幸い整形外科の先生の治療のおかげで、大晦日の朝に痛みがとれ、恒例のお正月を送ることができました。歩けることに感謝です。病気をして初めてそのありがたみに気がつくんですね。「有り難い」は「有ることが難しい」と書きます。反対は「あたりまえ」です。今自分の目の前にあること、仕事、家族、仲間、健康、財産等を「あたりまえ」だと思うと、感謝の心は湧きませんね。感謝の気持ちがないと、そこには生きるていねいさや創意工夫が失われていきます。私たちの目の前にあることは、決してあたりまえではありません。なくしてみるとそれがよくわかります。なくなるのはあっという間です。なくしてから大騒ぎしてもそれはあとの祭り。そうならないためにも、目の前の「平凡」に感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。

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炭鉱のカナリア

カナリアのイラスト

 最近も、坂本龍一さんが、アーティストとは「炭鉱のカナリア」である、これからも「言いたいことは言わせてもらう」と発言しておられました(朝日新聞』2019年1月9日付)。身の回りの環境に関して、何気ない日常の雨音に、森に海に氷山に、極めて深遠な地球の「音」を求めて耳を研ぎ澄ます表現者・坂本龍一さんに、強い感動を覚えます。今日の話題は、この「炭鉱のカナリア」です。

 「炭鉱のカナリア」とは、危険が迫っていることを知らせてくれる前兆のことです。その昔、炭鉱の坑道のどこかにガスだまりがあるかないかを調べる機械のない時代、炭鉱夫たちは生きたカナリアの籠を下げて坑道に入りました。有毒ガスが発生していれば、賑やかに騒ぐカナリアが先に死にます。人間はそこから引き返せば生命が助かる、というわけです。ここから、危険の前兆を示すものを「炭鉱のカナリア」と呼ぶようになりました。実際に、「地下鉄サリン事件」の強制捜査がオウム真理教に対して行われた時、捜査員はカナリアを携行したそうです。カナリアは、炭鉱夫に毒ガスの存在を知らせる警報の役目を果たしていたのです。およそ30年前まで、炭鉱夫たちはガラスの容器の中に入れたカナリアと共に地下へ潜って作業をしていました。地下の鉱床では、火事や爆発のような事故があった場合、一酸化炭素のような致死性ガスが発生することがあります。この無色無臭のガスは、人間にもカナリアにも致命的ですが、とくにカナリアのほうがその影響を受けやすく、人間よりも早くはっきりとその影響が現われるのです。だから、炭鉱夫に毒ガスの存在を知らせる警報の役目を果たすというわけですね。こんな籠だったようです。(画像はhttp://www.heleyhero.co.ukより借用しました)

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 空気中に一酸化炭素が存在すれば、カナリアの元気がなくなってきます。止まり木の上で目に見えて体がぐらつくようになり、ついにはバタンと落ちてしまう。カナリアの意識がなくなったら、容器の扉を閉めて、ボンベのバルブを開け、酸素を送り込んで、カナリアを蘇生させるという道具です。炭鉱夫たちはカナリアのおかげで危険なエリアから避難することができたのです。

 この「炭鉱のカナリア」を、ハッキリ明言して、音楽活動・歌作りをしてきたのが、大好きなさだまさしさんでした。常に「時代の反対側にカードをはらないと」と、意識して歌作りをする強いこだわりがありました。さださん曰く、「『炭鉱のカナリア』という言葉があって永(六輔)さんもよくおっしゃっていたけど、僕ら発信者は『炭鉱のカナリア』じゃないといけない。つまり、”ピーチクパーチク”さえずるのが僕らの仕事。毒ガスがあったら、先に歌をやめて死んじゃう。カナリアは死んじゃうけど、炭鉱でガスが溜まってたら鉱夫さんたちは助かる。おかしいことを『おかしい』と言うと、めった打ちされるから、そうじゃない方法で、僕は歌謡曲として歌ってきた」と。『もう愛の唄なんて詠えない』(ダイヤモンド社、2007年)において、さださんは「僕ら表現者は「炭鉱のカナリア」で居なければならない」と明言しておられます。関白宣言」などはその代表的な歌でしたね。1979年にリリースされ、約160万枚の売り上げを記録した曲です。「“亭主関白”が化石化している時代に、この歌をぶつけるたのは何なんですか?」という疑問をぶつけられた際に、さださんは、「あの頃から『核家族』とか『ニューファミリー』という言葉が出てきて、『親と同居せず』と言いはじめた。そうすると、夫婦2人きりになって片方が亡くなったら、最後は一人きりで死ぬんだよ? その覚悟がありますか? という問いかけが家族の歌だった」と語りました。さださんにとっては、今さら僕らの歳になって『孤独死』『無縁死』が話題になると、『何言ってるの。あの時言ったじゃない?』」と、思い描いていた通りの現実が迫ってきたわけです。時代の反対側にカードをはる」さださんの矜持です。「女性蔑視」などと、世間からは大バッシングを受けましたが、彼は信念を持って歌い続けました。そしてこれは「関白失脚」というアンサー・ソングへと 受け継がれていきます。

僕は歌う勇気がある限り、たとえみんなに届かなくても声を限りに「生きる楽しさ」と「生きる苦しさ」を歌おうと思う。それには自分自身が「生きる」ということと、きちんと一所懸命向かい合うことだ。何故なら自分が正面切って自分の生命と向き合っていなければその楽しさや苦しさを表現できるはずなどないからだ。(p.134)

    「世の中がおかしい」と思ったら「世の中が変だ!」と恐れずに口に出す勇気が、「炭鉱のカナリア」です。最近では、「戦争」をテーマにした「遙かなるクリスマス」という歌が、まさに衝撃的な「炭鉱のカナリア」ソングでした。イラク戦争に端を発して、未来の子供たちを今の大人たちはどう守れるのか、と歌いました。さすがにこの詩を読んだときには、頭をガツーンと殴られたような気がしたものです。人間のどろどろとした部分をえぐり出すような、強烈な詩でした(特に二番以降)。同名の本までさださんは書いて、この詩を解説をしておられます。ぜひ聞いてみてください。

 私自身も「炭鉱のカナリア」を自認していて、おかしなことには「おかしい」と発言していますが、なかなか耳を傾ける人がいませんね。最近の北高の英語の授業を見ていて、「これでは力がつかない!」(「ハズキルーペ」っぽく〔笑〕)と叫び続けています。❤❤❤

 

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江戸前「両国寿司」

◎週末はグルメ情報!!今週はお寿司

 米子西高校福田理先生に、足立美術館」の駐車場にある江戸前「両国寿司」に連れて行ってもらいました。福田先生はご自身も一流の料理人ですから(大晦日にいただいた、ご自身で打たれた手打ちそばのそれは美味しかったこと)、先生に今まで連れて行ってもらったお店で、ハズレは一軒もありません。今回もすごかったんです。

 日本の庭園で、なんと16年連続日本一となった「足立美術館」(⇒私の訪問記はコチラです)が運営する本格江戸前寿司店です。カウンター10席、テーブル20席のお店です。通常はお昼のランチの営業のみ(11時~15時)なんですが、この日は特別に、夜貸しきりで握ってもらいました。それはもう美味しいの何のって。私もいろいろな美味しいお寿司屋さんに連れて行ってもらうんですが、こんな美味しいお寿司を食べたことはありません。大将の腕ですね。境港・松江の漁港から毎朝仕入れる山陰の新鮮なネタで、旬の味覚と、熟練の技を堪能することができます。仕入れから飯炊き、仕込み、握り、洗い物……と、大将がすべて一人で切り盛りしておられるので、夜も営業することはできないということが、丁寧な仕事を見ていてよ~く分かります。赤だしのお味噌汁のそれは上品なお味に感銘を受けました。赤味噌の香りがホッとする味です。カウンターに座って、目の前で、大将の手さばき、包丁さばきを堪能することができました。観光地のお寿司屋さん気分で行ったら、ビックリしますよ。店内のしつらいといい、雰囲気といい、そして大将の腕といい、申し分のないお店です。昼の待ち時間が、時に長くなることもあるようですが、召しあがったお客様はほとんどもれなく、満足して帰られるんだそうですよ。目が利き、舌が肥えた、職人気質の大将のウンチクを伺いながら、お寿司を存分に楽しむことが出来ました。お寿司の前に出てくる料理の、それは手の込んだこと。半端ではありませんでした。器も魯山人日本庭園が星三つ、美術館が星二つのミシュラン評価を得ていますが、このお店も要チェックです。今度は、ランチ(にぎり2000円と特上にぎり2500円の2種類)を食べに行ってきます!❤❤❤

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devil’s advocate~ボリンジャー博士

 devil’s advocateという英語をご存じですか?「悪魔の主張人」とでも訳してみましょう。これは何でも反対する一言居士(いちげんこじ)」のことを指す英語です。ディベートなどで多数派に対して、あえて批判や反論をする人、またその役割を言ったものです。ディベートのテクニックのひとつです。同調を求める圧力などで批判・反論しにくい空気があると、議論はうまく機能しなくなり、健全な思考ができなくなることが往々にしてありますね。それを防ぐ方法として、自由に批判・反論できる人物を設定して、反対意見を言うことで、メンバーは違う角度・観点から考えるようになって、新しい発見ができるのです。これは重宝するので、会議となると、前もってこういう役回りを決めておいて、徹底的に反対意見を出させたりもします。議論を面白くするために、わざと反対の意見を提唱するわけです。

 これは、ラテン語のAdvocatus Diaboliの翻訳です。カトリックの用語で「列聖調査審問検事」を意味していて、「聖人」に列すべき候補者の徳行について審査をする人を指しています。カトリック教では、生前に徳と聖性を示した人を、信仰の模範となる「列聖(聖人)」に引き上げる制度がありました。通常は申請によってローマ教皇庁の調査が開始され、かつては数十年という長い期間を要する検査でした。故人を列聖に加えるかどうかを審議する際には、devil’s advocateが、候補者の生前の行動の愚かさや至らぬ点、聖人として実際に起こしたとされる奇跡の疑わしさなどをあえて指摘することで、批判や反論がしづらい状況を避けるのが目的でした。人間の悪徳を神に告げる天使としての、悪魔の側面にちなんだものです。この制度は長い間続いたのですが、1983年にヨハネ・パウロ2世によって廃止されました。ここから現在では、比喩として、「相手の言うことにケチをつける人」とか「あえて異を唱える者」の意味で使われています。

 私がこの表現を知ったのは、大学2回生の時だったと記憶します。尊敬するアメリカ言語学者のDwight Bolinger博士(ハーバード大学名誉教授)が、ご自分のことをdevil’s advocateと呼んでおられたのでした。博士はいかなる会派にも汲みせずに一匹狼として、いかなる理論に縛られる事なく、鋭い言語観察に基づく自由闊達な論考を発表しておられました。あえて異論を唱え、言語現象に鋭い観察を続け、価値ある言語事実を積み上げることにより、言語研究を進めようとする研究態度で、違う角度・観点から言語現象を再考する姿勢を貫かれました。アメリカ言語学会」の会長(1972年)まで務めておられます。私たちの『ライトハウス英和辞典』の編集顧問を務めていただき(あの忌まわしい「宝島事件」の直後です)、同辞典の正確な記述に貢献していただきました。私は博士との連絡係を務めたことが、今でも忘れられない思い出です。言語の観察」(attention to language)「具体的事実の尊重」(respect for concrete evidence)こそが、博士の真骨頂でした。

Dr. Bolinger can sometimes be argumentative and play devil’s advocate, but I guess it’s good to get a different viewpoint and consider a question from every angle.(ボリンジャー博士は時に理屈っぽく、わざと難癖をつけてくる。でも別な意見を聞けるし、問題をあらゆる角度から検討できる)

 私とボリンジャー博士との出会いについては、「ボリンジャー博士との出会い」と題して、松江北高学校だより「あかやま」に書かせていただきました。⇒コチラです  まだ教員に成り立ての頃に、「Dwight L. Bolinger―思想と業績」を勤務校の研究紀要に書きました。これは博士の研究の足跡をたどり、1981年時点での著作・論文全一覧を掲載したもので、博士にもずいぶん喜んでいただいたものです。「ダウンロードサイト」に登録しておきましたので、興味のある方はご覧ください。ボリンジャー先生のあの几帳面なタイプの文字が懐かしく思い出されます。

・「Dwight L. Bolinger―思想と業績」 八幡成人 島根県立平田高等学校『研修』第14号 1981年.⇒コチラです

 

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学校は勉強しに来るところではない!勉強の方法を教わりに来るところだ

 『読売新聞』1月24日付の朝刊に、「先生のコトバ⑥」として、さだまさしさんのインタビューが載りました「学校は勉強しに来るところではない」というタイトルです。若い頃からさださんを追いかけている私にとって、この話はコンサートでもよくされていて有名なトークネタです。私も何度もコンサートでこのお話しを聞かせてもらっています。「生涯勉強 のちのち実感」と見出しがついています。新聞記事よりも、もう少し詳しくたどってみましょう。

 さだまさしさんの書き下ろしエッセイ『心の時代』(サンマーク出版、1998年)pp.166-191には、高校時代二年十組の名物担任安本 衛(やすもとまもる)先生が登場します。國学院高校の時の担任、二年十組(総勢68名の大クラス!)の安本 衛先生は、人生の恩師というか、大人になってからも「七夕会」と称して集うクラスの皆の心の拠り所みたいな方でした。担任で、古典の教師でもある安本先生の登場場面が、まるで映画のワンシーンのように描写されています。こうして、30年近く昔のある授業を、しかも担任教師の言葉を、一言一句忘れずに覚えていることって本当にすごいことですね。さださんが、お母さんを送ったその日に、安本先生が脳梗塞で倒れました。1度は持ち直し、小康状態を保っていましたが、肺炎を併発し、2016年5月2日未明に、83歳でご逝去されました。公私ともにお世話になった恩師を失ったことは、さださんだけでなく、弟子達、「安本一家」には大打撃でしたが、皆一体となって、共に先生の教えとご縁を大切に仲良く生きてゆくことを誓っておられましたね。お亡くなりになってからも、昨年も当時の仲間が4回集まっているくらい結束の固いクラスでした。

 安本は担任であるばかりか、我々の国語科の教師でもあった。そして、最初の古典の授業がやってきた。授業の時間が始まっても、安本は教卓の上に教科 書を置いたまま、黒板の前を考え事をするかのように左右にうろうろするばか りだった。休み時間の延長でざわついていたクラス(なにしろ68人の大ク ラスだ。ざわつきも半端じゃない。)、入ってきた教師が何も言葉を発せずただうろうろするのを見て静かになる。それを待っていたかのように、安本は平然と語り出した。大きな声だった。
「これから諸君とともに古典文学について学んでいくわけだが」と、そこで言葉を切り、
「俺はなあ、古典文学のなんたるかを君たちに“教える”ほど古典を知らない」ほうっとクラスが笑いとないまぜになったため息をついた。さらに言う。 「古典のなんたるかを教えるほど、偉くはないんだよ。」 今にして思えば、素晴らしい「掴み」だった、まず自らが一瞬にして生徒の視線まで降りてきたのだ。
・・・(中略)・・・
「いいか、日本語である限り君たちに読めないはずなどないのだ。たとえば、諸君が先生に内緒でロッカーに隠して置いているであろう少年マガジンや少年サンデー、はたまた平凡パンチやプレボーイを読むが如くに、古典文学を読んでみたいと思わないか?」誰だってそう思っている。だた、諦めているだけなのだ。安本はそういうわれわれの絶望感を抱え上げるように問いかけ、問いかけることによってこころを掴んだ。そしてさらに続けてこう言い放った。
「俺はなあ、君達に古典のなんたるかを教えるほど偉くはないが、君達が将来、週刊誌を読むが如く古典を読むための『イロハ』だけはきちんと教えてやるから、黙って俺についてこい」

 理路整然と語る安本先生に、みんなガツンと心をつかまれ、先生の弟子となりました。厳しいけれど、どこか昔風の温かさがあり、生徒の心をつかむのがうまい先生でした。こうして、結束を固めた二年十組でのエピソードの数々は、さださんのコンサートの間合いのネタで沢山紹介されました。「来週までに全員雑巾を一人一枚ずつ持ってくるように」という先生の要請に、さださんは下宿なので作れないと言うと、「じゃあ、さだのために誰か余分に作ってこい」と。地方から出てきて下宿生活をしていた佐田さんのために、クラスの19人もの仲間が雑巾を助けてくれた話、ひんしゅくを買ったものの、文化祭で大儲けした話(他クラスが2,000~5,000円がいいところにもかかわらず30,000円を大きく超えていた!)、定期考査の平均点は学年最下位だったものの、実力テストではダントツの学年一番だったこと、平生は出席率が学年最下位なのに、雪やストライキで登校が困難な時だけは、歩いてでも全員(!)が揃うという不思議なクラスのこと、など心に染みる高校時代のエピソードがありましたね。さださんが、本やコンサートのトークでよく話題にされた、安本先生の名言がこれです。私も学校でよく口にする言葉です。

 お前たち勘違いしないように一言だけ言っておくけれど、学校というところは勉強をしに来るところじゃなくて、学校を出た後で自分の本当の勉強をするための方法を教わりに来るところだ。学校が終わったら勉強が終わるんじゃなくて、学校を出てからお前らの勉強が始まるんだ。一生かけて勉強しろ。

 2014年2月20日の『中日新聞』にも、恩師安本 衛先生のこの話が載っていました。本当にいい言葉です。

 多くの学生は、学校を“勉強する場所”だと思っているから、卒業したら『勉強も卒業した』と勘違いするが、それは間違いだ。よいか、学校とは“勉強する方法を教わる場所”だ。勉強は一生をかけてするもの。学校にいる間に“勉強する方法”をきちんと学び、己の人生を懸けて自分の勉強を果たせよ。

 さださんは恩師の言葉を忠実に守り、66歳になった今でも、せっせと歌作りに励んでおられます。学校は勉強しに来る所ではありません。「勉強の仕方」を教わりに来る所です。そして自分でいつまでも勉強が続けられるように、その礎を固めるところです。私は英語の授業で、できる限り「勉強の仕方」「心がまえ」を教えてきましたし、今もそうやって教えています。最近の若い先生たちは一生懸命、手取り足取り「勉強」を事細かく教えてしまいがちです。勉強の仕方」を教えてもらっておけば、その生徒たちは大学へ進んでも、社会人になっても、一生勉強を続けることができますね。ということで、今日も二次試験対策の授業で、英語を正確に読むための「勉強の仕方」を話してきます。私は学生時代にそういう教育を受けました。今でも分からないことは山のようにありますが、自分で調べる「方法」は、きっちりと教え込んでいただきました。感謝しています。私の以前の教え子たちも、みんな立派に成長しました。嬉しい限りですね。教師は教え子が財産の全てです。❤❤❤

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ダイナマイト・キッド亡くなる

 「爆弾小僧」の異名を取ったレジェンド・プロレスラーのダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)が、60歳の誕生日である昨年12月5日に亡くなりましたね。私はこのレスラー、大好きだったんですが。死因は不明で、近年は多くの病気にかかっていました。1958年12月5日、英国・ランカシャー州ゴルボーンの出身で、13歳の時からレスリングを始め、1975年にスカウトされてプロ入りしました。1978年にカナダのカルガリー地区に転戦し、軽量級のスターとして売り出されました。1986年4月の「レッスルマニアII」では、WWF世界タッグ王座を獲得したプロレス史に残る名レスラーでした。日本では1979年に国際プロレスに初来日し(当時の吉原代表は第二のビル・ロビンソンとして売り出すプランをあたためていました)、1981年4月23日の新日本プロレス・蔵前国技館大会(観衆8500人)では、初代タイガーマスク(61)のデビュー戦の相手を務めたことで、今までに見たことのない空中殺法を展開し、一躍日本のファンにもその名が知られ一大ブームを巻き起こしました。この時の相手がキッドでなければ、その後のタイガーの成功はなかったという点で、関係者の意見は一致しています。その試合では、キッドがキャンバスに90度の角度で叩きつけられるような高角度のジャーマン・スープレックス・ホールドで敗れたんですが、初代タイガーの魅力をいかんなく引き出して、自身も関係者から高い評価を受けました。スピード感あふれるファイトスタイルでファンを魅了し、初代タイガー藤波辰爾(64)のライバルとして活躍し、1984年には全日本プロレスに移籍。1991年12月に体力の限界を理由に引退を表明しましたが、1993年には、日本と英国で同時にカムバックを果たしました。しかし全盛期のような切れ味を発揮することはできずに、徐々にフェードアウトしていきました。日本では『G SPIRITS』Vol.28(タツミムック、2013年)「ダイナマイト・キッド 爆弾小僧よ、永遠なれ」の特集が、最後のインタビューとなりました。もう一度この雑誌を取り出して、ダイナマイト・キッド在りし日の思い出を懐かしみました。

  ボディスラムで叩きつけマット上に倒れている相手に向かって、コーナーポストから凄まじい距離を飛んで頭突きを入れる、代名詞の「ダイビングヘッドパット」や、タイガーマスクに頸椎損傷の重傷を負わせた「ツームストーン・パイルドライバー」などの必殺技で一世を風靡しました。今ではごく当たり前となっている、コーナーポスト上での攻防の先駆者でもありました。「俺はいつ死んでも構わない」という玉砕覚悟の、決死の闘い精神が観客にも伝わったのでしょう。対照的に、リングを下りた素顔は、控え室でも他の外国人選手とはつるまず、いつも一人でいる孤高のレスラーでした。

 引退後、筋肉質の肉体美を誇るために、ステロイド(筋肉増強剤)を使用していたことを告白し、2013年には脳卒中を起こして倒れ、他にも心臓などに疾患を抱えていました。肉体を酷使する激戦による後遺症と、薬の副作用に悩まされ、心身共にボロボロの状態でした。近年は他のレスラーとの接触も拒み、体調悪化のため車椅子生活で、施設で過ごしていました。初代タイガーマスク(佐山聡)は、「現状は知っていたので覚悟はしていましたが、私にとって偉大なライバルであるトニーが亡くなって悲しみに暮れています。今はただ、安らかに眠っていただきたいです」「初代虎としてのデビュー戦で対戦した昭和56年4月23日、劇的な出会いがありまして、私の鼻をへし折ってくれた最高のライバルでした。タイガーマスクがあるのはダイナマイト・キッドのおかげです。皆さんの脳裏に、ダイナマイト・キッドの名を焼きつけてください」と、哀悼のメッセージを寄せています。

 ついでに、タイガーマスクのデビュー戦のエピソードを追記しておきます。劇画タイガーマスクの原作者・梶原一騎氏と、新日本プロレスの過激な仕掛け人新閒 寿取締役営業本部長との間で、急ピッチで現実味を帯びたタイガーマスクの誕生にあたって、遠征先のイギリスで武者修行活躍していた佐山 聡タイガーマスクとして日本に呼び戻そうとする時、佐山は「こちらでは大変良くしてもらっていますので」と駄々をこね始めました。イギリス出国時にもハプニングが起りました。佐山は税金を払っておらず、手続きの不備で、ヒースロー空港で足止めがかかったのでした。ここで新間さんが、知己のある元首相の福田赳夫氏(第67代首相)に連絡を取り、外務省を動かして、日本大使館が処理をして無事出国させたのは有名な話です(今では考えられない大技ですね)。急に決まった決戦のコスチュームも緊急を要しました。試合当日のタイガーのマスクは、まるで猫みたいで、非常にお粗末なもので、ポスターカラーで虎柄を手描きしたものだという悪評でした(例えば井上讓二『昭和プロレス迷宮入り事件の真相』(宝島社、2016年)。蔵前国技館の花道にタイガーマスクが登場すると、客席から失笑が漏れたぐらいです。しかしこの「製作が間に合わず、虎の模様は手描きだった」という説は誤りであることが、ミスター高橋の最新刊『知らなきゃよかったプロレス界の残念な伝説』(宝島社、2018年)で明らかにされています。玩具メーカーの「ポピー」が製作したもので、もともとこうしたデザインで、模様も手描きではありませんでした。ファンたちから「猫マスク」と酷評されたために、次第にグレードアップして、ゴージャスな黄金の虎マスクに変更されていきました。この掛け値なしの名勝負であったキッドとの対戦は、「イギリスでは何度も対戦していた」ミスター高橋)という説と、「初対戦だった」小佐野景福、井上讓二)と、専門家の間でも意見が分かれています。いったいどっちが正しいんでしょうね?前揭の『G SPIRITS』によれば、1980年12月17日、イギリスでサミー・リーとして活躍していた佐山が、一度だけ里帰りしたキッドとタッグを組んだことがあるという記録が出ています。♠♠♠

【追記】 『週刊プロレス』12月26日号ダイナマイト・キッドの追悼号となりました。「ダイナマイト・キッドよ、永遠に 数々の伝説を残して―爆弾小僧、60歳の誕生日に逝く」と題する追悼グラフでした。本当に残念なレスラーの死でした。合掌。今日、新大阪駅で見つけたのが、『G SPRITS』の最新号。ダイナマイト・キッドの特集でした。キッドの甥っ子2人がプロレスデビューしているというニュース「次代に受け継がれた“爆弾小僧”のレガシー」伝えていました。帰りの新幹線の中で面白く読みました。❤❤❤

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行方八段四強!

 嬉しいニュースです。1月19日に名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で開幕した、「第12回朝日杯将棋オープン戦」(朝日新聞社主催、優勝賞金750万円)の本戦で、行方尚史八段(なめかたひさし、45歳)が、1回戦(対菅井竜也七段)、2回戦(対久保利明王将)を連勝して4強入りを決めました。本戦は、予選を勝ち抜いた8人と、シードの8人の計16人がトーナメントで争うものです。前回優勝して、連覇が注目される藤井聡太七段も勝ち上がっており(この大会での連覇は第7回~第9回を3連覇した羽生善治九段のみです)、2月16日に、準決勝で行方八段との対戦が決定しました。準決勝の相手は、誰が勝ち上がっても年下になる。若手の時代が来ているが、意地を見せたい」と、行方先生は語りました。一方の高校生棋士・藤井七段は、「今年も準決勝の舞台で戦えることをうれしく思います。行方八段とは初対戦ですが、居飛車党の本格派の先生という印象があります。思いっきり、ぶつかっていけたらなと思います」と抱負を述べました。

 行方八段は、この大会で第1回の優勝者です。今回は2回目の優勝を目指しておられます。実は、行方八段には、以前に松江北高将棋部にご指導に来ていただいたことがあり、応援をしているんです。松江北高将棋部は、高文連の将棋大会団体戦で8連覇している強豪で、私が顧問をしていたとき、7連覇したときのご褒美に、行方八段に指導対局に来て頂いたんです。贅沢なプレゼントに、生徒たちはもうそれは大喜びで、駒落ち対局で勉強をさせてもらいました。ぜひ勝ち上がって、優勝してもらいたいと、私も部員一同も念願しています。❤❤❤

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二次逆転?

 センター試験の英語・筆記は、「簡単だった」「易化」「昨年並みか易化」という予想がほとんどですが、私が問題を解いた印象では、「易化」は信じられません。第2問題であれだけ難しい問題がある場合、総合得点はそう高くはならないというのが長年の私の持論なんです。若い先生方は口を揃えて「簡単だった」と言われるんですが、私の予想はチョット違うんです。予備校のネット予想もほとんどが「昨年並み」「易化」となっています。果たしてそうでしょうかね?簡単そうにみえて、結構落とし穴が作ってあるいい出題でした。リスニングは去年が過去最低点だっただけに、大きく平均点は上がることは間違いありません。

 JR西日本の、京橋駅(大阪市)天満駅(大阪市)の「電光掲示板」に流れる応援メッセージが、温かい粋な計らいだとして大きく報道されました。センター試験を受験される皆様、自分を信じて、リラックスして試験に臨んで下さい。努力はきっと報われます。京橋駅係員一同、心より応援いたしております」 「受験生の皆様、今の頑張りは将来の糧となります。最後まで諦めず走り抜いてくださいね。天満駅係員一同、心より応援しております」 センター試験の2日間にも、当日限定の文言が流されたといいます。「電光掲示板」と言えば、列車の遅延情報とかが流れるくらいのものと思っていましたが、これはほっこりする粋な計らいですね。気持ちが温かくなります。他にも全国幾つかの駅で、同様のメッセージが流されたと聞きました。

 さて、センターも終わった1月21日(月)、朝日新聞』の朝刊に出ていた、東進ハイスクールの全面広告が目に飛び込んできました。

逆転できるのは、逆転できると信じている人だけだ。センター試験が終わりました。「完璧な出来だった!」と心から思える人は、そう多くないはずです。「なぜあんなミスをしてしまったのか」「今年に限ってあの分野から出題されるなんて」「そもそもセンター対策が不十分だった」と下を向いている君は、今この瞬間に前を向いてください。ゴールから逆算し、今からやるべきこと、できることを、考えてください。そして絶対逆転できると、最後まで信じぬいてください。二次・私大試験にむけて、ここからが本当の勝負です。受験生は、最後の一日まで伸びる。そのことを私たちは誰よりも知っています。

 まさにその通りです。実にタイムリーな広告でした。どちらも受験生に熱いエールを送る素晴らしいものですが、これにはちょっと注釈が必要だと、私は思っています。まず、JRの「努力はきっと報われます」に関しては、「努力すれば必ず結果が出る」と勘違いする生徒がずいぶんいます。2つの注意が必要です。それが「正しい努力」であること。間違った努力をいくら積み上げても、目標にはたどり着くことは不可能です。もう一つは「努力に即効性はない」ということ。結果が出るには長い月日が必要なんです。受験では3ヶ月から4ヶ月と思います。「努力逆転の法則」(エミール・クーエの法則)(⇒私の解説はコチラ)もあるくらいですから。

 東進の「逆転できるのは、逆転できると信じている人だけだ」に関しては、プロの見極めが必要だと思っています。誰でも彼でもがこんな甘いことを信じて、その気になってもしょうがありません。私は現役時代は、二次で逆転できるのは二次配点の1割までと踏んで、作戦を練っていました。みんなそれぞれが一生懸命準備をして二次試験に臨んでくるのですから、そんなに自分一人だけに虫のいいことが起るわけがありません。逆転できるか、無理か、そこはプロならではの厳しい見極めが必要です。私は、二次科目に強ければ、それぐらいはひっくり返せると信じて、二次出願校を生徒と相談していました。私が退職の時に、以前に松江南高校で担任した生徒たちが集まって「祝う会」をしてくれたんですが、そこに寄せられたメッセージの中に(私の宝物です!)、非常に印象的だったものがありますので、ご紹介しますね。彼は数学が目茶苦茶強かったので、いくらでもセンターの挽回をして逆転できると踏んだのでした。見事に第一志望校に合格しました。

   センター試験が終わって先生との進路相談に進路指導室に行ったとき、センターがボーダーにもかかっていなかったのに、「お前は二次の力があるから大丈夫だろ」と一言で終わりました。今では塾で生徒に接する立場にいながら、あの一言が言えるくらいに生徒を育てたことがなく、今もその言葉を追いかけているように思います。直接感謝を述べたいところですが、またの機会を楽しみに、お体を大事にしてくださいね。

 「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という、私の好きな言葉があります。富士山に登ろうとしている人も、ただの散歩をしている人も歩いています。その違いは、富士山に登ろうとして、それに向かって歩いているのか、それとも、なんの「目標」も無しに歩いているかの差です。何十年もの間、目標を持って頑張る人と、そうでない人とでは、同じように頑張っていても大きな差がついてしまうのです。○○大学を明確に心に抱きながら、毎日精一杯勉強をしている生徒がいます。一方ただ言われたままに勉強している人もたくさんいます。その違いは、富士山に登ろうとして、それに向かって歩いているのか、それとも、何の「目標」もなしに歩いているかの差です。目標を持って勉強する人と、そうでない人とでは、同じように頑張ってみても大きな差がつくのです。高い目標を掲げた場合には、行動を起こす前に色々と考え、それに見合うだけの準備をしますね。「登ろうとする人と、登ろうとしない人の心持ちと姿勢・態度には、ずいぶんの違いが出来ている」のです。「頑張ったかどうか」ではないのです。違うんですね。確かに、富士山に登る人も散歩する人も、「歩いている」という点では同じ。ですから、頑張ったかどうかの違いではなく、「目標に向けて」頑張ったかどうかの違いが重要なんです。そこを疎かにしておいて、頑張れば逆転できる!」などと、口先だけの安易な励ましを送ることは、私にはできません。散歩のついでに富士山に登ろう」とする人がいかに多いことか!♠♠♠

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足立美術館~「生の額絵」

 私の癒やしスポットが、安来市にある「足立美術館」です。アメリカの日本庭園専門誌『The Journal of Japanese Gardening(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』より、「足立美術館」の日本庭園が「16年連続日本一」に選ばれたことが、1月15日に発表になりました。私は心が疲れた時には、いつもこの美術館にやってきて、「枯山水庭」や、遠方に見える「亀鶴の滝」を眺めてはボーッとたたずんでいます。私が小さい頃に、故郷の広瀬町の目と鼻の先の「さぎの湯温泉」に、足立全康(あだちぜんこう)さんがオープンした小さな美術館が、「足立美術館」でした。足立さんは小作農家の長男に生まれ、車引き、炭の小売り、貝の卸し、露天商、米の仲買い、よろず屋、タドン屋、繊維の卸商、刀剣製造、自動車販売、不動産業…と、30以上の職種をたどりながら、「人間、命を賭けて物事に取り組めば必ず実現できる」の不動の信念に基づいて大富豪になったのでした。「ワシの人生は、絵と女と庭や」が、足立さんの口癖でした。

 今日も私はやって来て(孤高の画家橋本関雪の特別展を開催中)、庭を眺めておりました。いつ見ても本当に心和む庭園です。「16年連続日本一!」も納得の場所ですね。

 ここでもう一カ所、私が心惹かれるスポットに「生の掛軸」「生の額絵」があります。床の間の壁をくりぬいて、あたかも一幅の山水画が掛かっているかのように見える、また窓枠がそのまま額縁となって大小の木や石がバランスよく配置され、芝生の稜線が美しい「足立美術館」の名物です。足立さんが師と仰ぐ、米子商工会議所の名誉会頭だった故・坂口平兵衛さん(山陰合同銀行・米子信用金庫を創設)と、皆生温泉で一杯やっている時に、「いいですか、これはあくまでもヒント、ヒントだがね、足立さんとこの床の間の壁をぶち抜いたらどうやろうなあ」「はあ、そりゃまた、どういうわけで…?」「壁の向こうは、あんたが手塩にかけたご自慢の立派な庭や。それが玄関に立ったら、パッと床の間の中央に見える。人は一瞬、これはどうなっとるんだろうと、目をパチクリさせるに違いない。どう、ちょっと、面白いように思うんだがね。いちいち絵を取り換えなくても、朝な夕なに自然が勝手に景色を演出してくれる。子規の変化はなおさらのこと、風情があって面白いよ」「なるほど。それは面白いアイデアですねえ。床の間に掛かっているのは絵でもなければ、墨書でもない、生きた風景、つまり生の掛軸というわけですね」足立さんは、早速美術館に帰ると、この前代未聞の発想を職員らに提案しました。しかし全員がこのアイデアには猛反対しました。「床の間に穴を開けるなんて」「とても出来ない相談」冗談もいい加減にしろ、といった口ぶりです。「それじゃ、ワシがひとりでやる」アッと驚くみんなを尻目に、大きなカナヅチでドンドンと壁をぶち抜いてしまいました。大工はまるで腰を抜かさんばかりの顔をして「私はこれまで、趣向を凝らした家や部屋をいくつも見てきたが、床の間をくりぬいた御仁には初めてお目に掛かりました。いやあ、世の中にはとんでもないことを考える人がいるもんだねえ」 こうして「生の掛軸」は、横山大観コレクションと並んで美術館の名物となりました。ガラス越しに向こう側の白砂青松庭が望め、自然の木々や滝、石組みなどが、ちょうど床の間にかかる一幅の山水画のように眺めることができます。これがきっかけとなって「生の額絵」も生まれました。私のお気に入りの場所がこの「生の額絵」です。喫茶室「翆」を出て、順路を進んだところにあります。

 美術館正面玄関入り口にある定礎に、「財団法人 足立美術館」と、堂々とした風格のある書体で揮毫されたのは、この坂口さんでした。❤❤❤

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【速報】やはり「お色直し」が大幅増加!

 センター試験解き終わりました。生徒たちには「今年は大きな変更はない!」と断言しておりましたが、予想通り昨年と全く変わらない形式の問題でした(マイナーな変更点は1,2ありますが)。予言の根拠は、(1)昨年の追試(2)評価委員会の報告書、の2つでした。例年この2つをチェックしておけば、次年度の問題が予想できる、というのが私の持論です。

 発音・アクセント問題において、「お色直し」が予想されると予言していましたが、やはり過去問からの出題が大幅に増加しています。全28語中15語が過去の出題語からの出題でした(58%)。半分以上が「お色直し」だったのです。私の「過去出題語リスト」を音読していた生徒はよかったですね。昨年の本試験では28語中8語が、追試験では28語中9語が、過去問からの「お色直し」でしたから、ずいぶん増えたことが分かります。

cough 1992年本 2009年追 2011年本
laughter 2012本
tough 2007本 2014追
blood 1994追 1999本
choose 1997本
mood 1993本
proof 2010本
control 1991本
calendar 2007本
remember 1993本
character 1999追
delicious 2008本
opposite 2007本
tragedy 2013追
architecture 2009追 2013本

 私の『センター対策本』からは、発音問題では12語中7語が的中(58% うち7語が★印の重要語)、アクセント問題では16語中12語が的中(75% うち7語が★印の重要語)しました。私がいつも言っている「発音・アクセント問題に出る単語は決まっている!」という持論が裏付けられた形です。

▲4種類の「頻出語リスト」が掲載された「センター対策本」ここから出題される!

 tough, mood, story, control, equal, calendar, characterは、「カタカナ語」の出題です。中でもcontrolequalcalendarは日本語とズレていますから、注意が必要です。

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「カレドショコラ アーモンド&ヘーゼルナッツ」

◎週末はグルメ情報!今週はチョコレート!

 森永製菓より以前から出ている「カレ・ド・ショコラ」シリーズに、9月から新しく「アーモンド&ヘーゼルナッツ」(350円)が加わっています。「Carre=四角」に込められた美味しさへの情熱が感じられるシリーズです。この四角形は、チョコレートの香り、口どけ、味わいを存分に楽しむために試行錯誤の末に完成した形だそうです。チョコレート側面のわずかな傾斜は口当たりの良さを、程よい厚みとサイズは口いっぱいに広がる香りと味わいを楽しむことができます。2種類のナッツと、コク深いミルクチョコレートが饗宴した高級チョコレートです。コク深いミルクチョコレートに香ばしくローストしたアーモンドと芳醇なヘーゼルナッツを贅沢に閉じ込めました。チョコレート部分にはヘーゼナッツペーストを練り込み、濃厚なナッツの風味と隠し味に加えたキャラメルチップのアクセントが特長のコンビネーション・チョコレートです。高品質チョコレートブランドの「カレ・ド・ショコラ」ならではの、チョコレートもナッツもこだわり抜いた本格ナッツチョコレートを楽しむことができます。少しお値段も高めで、パッケージもリッチ感がありますね。

 薄めのチョコレートですが、1口サイズよりは、一回りくらい大きいのかな。ナッツの香ばしい香りが、しっかり感じられました。パリッと口の中でチョコを割ると、口溶けがいいチョコレートの中に、コリコリ、カリカリとした食感のナッツが実に美味しかったです。チョコの甘さと、ナッツの香ばしさがいいですね。少し上品さがある、ゆっくりティータイムを過ごせるようなチョコレートです。まず外箱を開けた時の第一印象は、「なんて高級なチョコレートを買ってきたんだろう!」でした。きれいに並んだチョコレートが、ピカピカと光り輝いています。紙包装を開ける前から、アーモンド&ヘーゼルナッツの2種類のナッツの香りが漂い、香りだけですでに美味しそうです!

 切った断面よりも裏面を見た方が、ナッツが散りばめられているのがわかりますね。なんという香ばしさでしょう。アーモンドの味わいをさらにコク深くしたようなヘーゼルナッツの独特な味わいが本当に香ばしいです。濃厚なミルクチョコレートと2種類のナッツが混じりあうことで、とっても濃厚な深い味わいに仕上がっています。ナッツだけかと思ったカリカリ食感の中に、隠し味としてキャラメルキャンディチップが入っていて、このキャラメルキャンディチップのバランスが絶妙で、素晴らしいアクセントになっています。老舗森永のこだわりが感じられる一品です。この商品と同時期に、「ストロベリー」も新発売されました。香り高いダークチョコレートにストロベリーを贅沢に閉じ込めています。口いっぱいに広がるいちごの自然な香りと、甘酸っぱい粒々食感が特長の、本格コンビネーション・チョコレートです。これも美味しかった。

 八幡家ではこの2種類を常に冷蔵庫に入れて、チョット疲れたときに、1枚ほうばることにしています。そうそう、センター試験の真っ最中ですが、受験生の必携品がチョコレートバナナだよ、と話しています。朝から晩まで長時間の受験で、頭と体が疲労してきます。短時間で回復するために一番いいのが、このチョコレートバナナなんです。受験生は、カバンに入れておきましょうね。❤❤❤

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「忘れないわ」

 荒井由実さんの作った「卒業写真」で有名な、コーラスグループハイ・ファイ・セットが、1991年4月に、最後のシングル作品として出したのが「忘れないわ」です。作詞・作曲は言わずと知れた 小田和正さん。ハイ・ファイ・セットの前身の「赤い鳥」にコンテストで敗れて、このまま終わることはできないとプロ・デビューをした小田さんが、その因縁の相手に楽曲を提供するのですから、世の中は不思議ですね。そのボーカルの山本潤子(やまもとじゅんこ)さんは、後に小田さんのレコーディングやコンサートにバックコーラスとして参加することになるのですから、またこれも不思議なご縁です。小田さんのメロディ・メーカーとしての才能にはただただ驚くほかないのですが、作詞家としての彼のことばの紡ぎ方も、すごい才能だと思っています。詩を読むと何か心奪われるような気になるのです。この詩には、私にも忘れられない思い出があります。

     「忘れないわ」     作詞・作曲 小田和正

ねぇ いまでもときどき あなたの夢を見るわ
でも そのとなりは 私の知らないひと
いつも からかわれてた すねた顔するたび
またあなたのことを 思い出すの

私まだあなたが好きよ 今だから言えるのね
涙の夜も 遠い思い出

忘れないわ ときめいて
追いかける私の 何もかも 変えていったあの夏の出来事

 そもそも、「ハイ・ファイ・セット」小田さんの縁は、1969年に行われた「ヤマハ・ライトミュージック・コンテスト」において、「ハイ・ファイ・セット」の前身である「赤い鳥」と、小田さんが所属していた「ジ・オフコース」が優勝を競った頃に始まります。その後も、「赤い鳥」「ジ・オフコース」のジョイント・コンサートや、名曲「歌を捧げて」(⇒私の解説はコチラ)をカバーするなど、その交流は続いていました。ちなみに「赤い鳥」が解散し、「ハイ・ファイ・セット」が結成される際には、オフコースの小田さん・鈴木康博さんが二人ともメンバーとして誘われましたが、結局参加しなかった、という逸話も残されていますね。小田さんが、そんな縁の深い「ハイ・ファイ・セット」に書いたのが、過去の思い出深い恋愛を振り返ったアップテンポの歌「忘れないわ」でした。メインボーカルが女性の山本潤子さんであることもあってか、女性視線の詞となっています。山本さんがコーラス参加した小田さんのライブでも、何度か歌われています。2004年、小田さんがホスト役を初めて務めた音楽番組「風のようにうたが流れていた」で、「稀代のボーカリスト」山本潤子さんと共演した際、この曲が小田さんのギターで演奏されています。その演奏は残念ながら放送されませんでしたが(30分番組には収まらずにカット)、翌年リリースされた同番組のDVD(写真)『風のようにうたが流れていた』には収録されました。私は、お正月にDVDを取り出してきて再び聴いてみましたが、まさに小田節。得意の追っかけコーラスも健在でした。なんで小田さんがハモると、曲そのものがこれだけ引き立つんでしょうね。いい歌です。❤❤❤

【追記】 昨年6月の大阪北部地震の影響で延期となった、全国アリーナツアー「ENCORE!!」の振り替え公演が、大阪城ホールで2日間行われました。「今回のツアーはいろいろなことがあって、過酷な条件の中、走ってきました。延期になって来られなくなってしまった人もいたと思いますが、きっとどこかで応援してくれていると思う。最後まで思いきり楽しみましょう」 そのステージ上では、5月から行う追加公演ツアー「ENCORE!!ENCORE!!」が発表されました。「行ける時に行っておかないと、もう行けない」という小田さんの強い希望で、古希ツアーは追加を合わせると23カ所58公演となり、トータル動員は50万人を上回ります(さらなる追加の可能性もありとか)。小田さん、71歳ですよ。パワフル全開の超人です。追加ツアーの前に、NHKのBSプレミアムで「密着ドキュメント 小田和正~毎日が“アンコール”(仮)」(2月2日午後11時45分~)の放送も発表されました。今回のツアーの楽屋内の様子や、ツアーの舞台裏なども流されるようですよ。♦♦♦

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お薦めセンター教材

 いよいよ「センター試験」も間近に迫り、最後の授業に向けて、今日は「注意事項」をまとめて話しました。毎年生徒たちがセンター試験を受験し終わると翌日に、後輩たちに残しておきたい注意事項を書いてもらうんです。それを私がまとめておくと、直前の注意をするにも説得力が増すんですね。「先輩たちがこう言っていたぞ!」という訳です。例えば、一昨年の卒業生たちは、こんな言葉を残してくれています。多数・複数の生徒たちが書いていたことは、太字(ゴシック体)にして目立つようにしてあります。「前日は早く寝ろ。試験会場で眠くなる」「鉛筆・消しゴム・時計は多めに持って行け」「英語の筆記が終わってリスニングまでの休憩時間は、スマホ・ウォークマン等で倍速読みの英語を聴いておくと本番が聴きやすい。リスニング耳を作れ!」「ギリギリ直前まであがけ!」「トイレ(特に女子)が混み合うので注意」「試験会場は意外と暑い」「終わった科目は振り返らず、次の科目へと頭をリセットせよ!」といった参考になる言葉が並んでいます。今日はその資料「賢者は歴史に学ぶ~センター試験先輩からのアドバイス」(写真上)を全員に配布して注意を喚起しました。「ダウンロードサイト」に登録しておきましたので、ご参考になさってください。

・「賢者は歴史に学ぶ~センター試験先輩からのアドバイス」 島根県立松江北高等学校 八幡成人  ⇒コチラです

 来年が、最後の「センター試験」となります。年末には駆け込みで、私のセンター試験教材を求められる先生方、受験生、保護者がたくさんいらっしゃいました。いよいよ最後の「センター試験」に向けて、新年度の教材を探しておられる方も多いと思いますので、改めてご紹介させていただきますね。

(1)『2019年度英語センター対策本』(20ページ、改訂第14版、自費出版、200円)《最新版》

 センタ-試験筆記・リスニングの大問ごとに、最新問題(2018年本試験)を使って、その解き方のポイント、勉強の仕方を簡潔に解説したコンパクト版です。カラー印刷をしており、分かりやすいと評判です。講習会のテキストにもうってつけです。ぜひ使ってみてください。全国の先生方の反響はコチラをご覧ください。今井書店での売れ行きも好調のようですよ。

(2)『2017年英語センター対策本』(145ページ、改訂第13版、自費出版、800円)

 センター試験筆記・リスニングの大問ごとに解き方を解説し、必修事項・データの詳しい親本です。必要な詳細な資料・ノウハウが掲載されています。八幡の40年間の教師生活の全てが詰め込まれた決定版です。9割を目指します。

(3)資料「発音・アクセント問題過去出題語(1990~2018年)」(自費カラー印刷、無料)

 第1問の「発音・アクセント問題」では、過去に出題された単語が再び出題されることが数多く見られます(「お色直し」)。1990年から2018年までの本試験追試験に出題された全単語を、一覧表にして裏表カラー印刷しました。これを実際に口に出して読むだけで、第1問の最高の対策となります。(1)(2)(4)のいずれかをお求めの方全員に、無料で差し上げております。

(4)CD-ROM「センター発音・アクセント「過去出題語」リスト・音声」(自費制作、1枚300円)《最新版オススメ》 収録されているのは次の5つです。

①特典「「発音・アクセント」センター過去出題語(1990~2018年)」(裏表カラー刷り1枚)の原盤エクセルファイル  ※音読用

②上記の全単語を北高前ALTエドワード先生に読んでもらったMP3ファイル

③4月からの「松江北高補習科センター対策講座」で使った、第1問~第6問の「大問の解き方」の演習プリント(問題+解説全部でB4版50枚)(★PDF)

④小冊子『発音・アクセント問題の攻略法』(22ページ、自費出版、2013年、品切れ)(★PDF) ※発音・アクセント問題の対策に最適

⑤『英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』(71ページ、自費出版、2011年、品切れ)(★PDF) ※単語の覚え方指導に最適

 ぜひこれらを用いてセンター対策をやってみてください。学年、クラス、講座で使ってみてください。効果のほどは保証いたします。お申し込みはコチラまで ⇒メール:yawata@hb.tp1.jp

 

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予告

 今朝は、早くから田和山に愛車の電動自転車で出かけ、喫茶店「ウィーンの森」で構想を練っていました。いつ行ってもこのお店、超満員です。詳細はまたお知らせしますが、来たる2月25日(月)に、兵庫県高英研主催の講演会豊岡高校に出かけます。各校から質問事項が寄せられていますので、その回答を盛り込みながら、パワーポイントの資料を作成していました:(1)リスニングの効果的な指導、(2)新しい入試に対応した授業展開、(3)英単語定着のための工夫、(4)1年間・3年間の英語指導スケジュール、(5)英語教育におけるICT機器の効果的な使い方、(6)自身の英語学習法、(7)多面的な評価方法、(8)スピーキング指導   美味しいコーヒー片手に、赤ペンを走らせていました。翌日も、松江駅「ドトール」で、引き続き赤ペンを入れていました。

 若い先生方が多く参加して下さるということで、私から『2019年度英語センター対策本』(第14版)『2017年英語センター対策本』(第13版)の2冊をセットにして、参加される先生全員にプレゼントさせていただきます。最後のセンター試験に向けて、しっかりと準備をしていただけるように、私からのチョット遅いお年玉です〔笑〕。とびきりの講演資料をご用意して、私の拙い経験をお伝えしてこようと張り切っています。2月25日(月)兵庫県立豊岡高等学校 和魂百年館です。

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 私の長年溜めてきた用例カードの整理のために、「見出し」カードを探していまして(古くなって色あせてきたので)、先日も「原文タイプ」に出かけましたが、ありません。今日はこの後「ぶんぶん堂」を覗きましたが、やはりありませんでした。翌日、米子「ロフト」まで行って探してみましたがありません。「東急ハンズ」あたりに行けばすぐに見つかると思うんですが、田舎は辛いですね。結局、ネットでようやく見つけて、注文しました。商品は410円なんですが、送料・手数料込みで1,433円かかりました。❤❤❤

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家政婦は見た!~英作文の極意

 シリアスからコミカルまでなんでもこなせる演技力に加え、味わいのある柔らかな声を生かしたナレーションで、唯一無二の存在感を放っておられた大女優市原悦子さん(82歳)が、心不全でお亡くなりになりました。合掌。

 何と言っても市原さんの出世作と言えば、1983年から25年間にわたり放送された「家政婦は見た!」シリーズでしょう。雇われ先で、家族らの会話に耳を澄ます好奇心旺盛な家政婦役を演じて、お茶の間に親しまれ高視聴率を記録しました。ドアの裏から現場を目撃する場面や、真実をぶちまけるラストシーンは大きなインパクトを残し、私も大好きなドラマでした。

 実はこのドラマ、英作文の勉強に大きなヒント・指針を与えてくれるんです。まずは手始めに、次のような鉄則を頭にたたき込んでおきましょう。英語は、「誰が(家政婦は)どうする(見た)何を(…)」基本語順です。このことを理解するのにとてもいいテレビ番組が、市原悦子さんの主演する「家政婦は見た!」というシリーズ・ドラマでした。私は授業でよくこのタイトルを使わせてもらったものです。そのタイトルの幾つかをご覧いただきましょう。「家政婦は見た!~命を張った好奇心 秋子が掘れた極道の危険な秘密」●「家政婦は見た!代議士跡目相続の秘密 色、金、欲、…女たちの骨肉の争い」●「家政婦は見た!名門ファッションデザイナー家族の乱れた秘密 ブランド相続をねらう女たちの華やかな争い」●「家政婦は見た!華やかなエリート家族の乱れた秘密 名門女子大がゆれる…」●「家政婦は見た!東京-ニューヨーク 超高層ビル買占め、名門出の若妻の危険な秘密」●「家政婦は見た!華麗な外交官一族の愛と欲 女たちの乱れた関係…秋子、大統領を討つ!?」etc.  まず「家政婦は」主語を置く、次に「見た」動詞を続ける。これが基本なんです。そしてその次に、「何を」という目的語が来るんです。さらに修飾語が続きます。このドラマのタイトルは、この「英語の基本語順」を見事なくらいに教えてくれますね。「家政婦は見た!」このことをしっかりと頭に入れて、英作文を書きましょう。❤❤❤

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あの野村さんもクビ宣告!

 私は、野村克也(のむらかつや)さんが大好きで、出版される本は全部読んでいます。野村さんのおっしゃることは、野球の話なんですが、教育現場・社会にもそのまま当てはまる原理・原則を教えて下さるので、勉強になるんです。80歳を過ぎても、あれだけたくさんの著書が出続けるのは、私のような人間がたくさんいることの証明でしょう。あれだけの大成功を収めた人でも、度重なる試練に直面しそれを乗り越えてきておられます。やはり私の大好きな推理作家西村京太郎先生も世に出るまでには、二十年以上の苦節時代を送っておられることを最近詳しく紹介しました。⇒コチラです 熱狂的なファンであるあの小田和正さんも、オフコースで認められるまでに10年かかっておられます。1回や2回の失敗であきらめてしまわずに、「成功するまでやり続ける」ことが大切だよと、教室で若い生徒たちに話しています。

 さて元の野村克也さんの話に戻ります。現役生活26年、その間歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王、MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回などタイトルを多数獲得。監督業16年(延べ4球団)、野球評論家として20年超。これだけの大スターでも、峰山高校を卒業して(今の京丹後市)、南海のテスト生としてキャッチャーで入団しました。19歳のプロ1年目は、9試合に出場して11打席ノーヒットで5三振と、ひどい成績でした。2年目の契約更改の時に、球団に呼ばれて「お前には素質がない」と、クビを宣告されます。夢を持って田舎から出てきて、何もせずに帰るのかと思ったら悔し涙がこぼれました。ショックです。気がついたらこう口走っていました。「帰りに親会社の南海電鉄の電車に飛び込んで、自殺します!」 球団の人もここまで言われては困ってしまいます。「仕方ない。もう一年だけ面倒みたる」と言われて、なんとかクビにならずに踏みとどまることができました。

 一度クビを宣告された男だから、後は開き直るしかありません。先輩や敵チームの選手も含めて、打撃から守備までコツを聞きまくりました。チームのみんなが遊びに出かける夜も、一人だけ寮に居残り素振りを続けて、毎晩一升瓶に砂を詰めて筋トレに励みます。ガムシャラに野球に打ち込む姿を、監督が目に留めてくれたことがキッカケで、才能が開花しました。以降、一心不乱に猛練習を繰り返すことで、あの大記録につながっていったのです。

 教訓です。英語の勉強だろうと何だろうと、途中で投げ出さずに、「成功するまでやり続ける」、コレに尽きます。❤❤❤

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セブンイレブンのフルーツパウンドケーキ

◎週末はグルメ情報!今週はパウンドケーキ! 

 他県に出かける時には、松江駅「セブンイレブン」で、必ず買って電車に乗り込むものがあります。セブンイレブン特製の「フルーツパウンドケーキ」です。パウンドケーキの中にドライフルーツが詰め込まれており、これが良いアクセントになっています。特にオレンジやチェリー、レーズンやアップルの味を感じることの出来る美味しい「パウンドケーキ」です。ラム酒の味と風味、レーズン、そしてオレンジ、チェリー、レモンと様々な味が一度に楽しめる「パウンドケーキ」ですが、特に強いのはラム酒の香りが漂います。私はお酒は全く飲まないんですが、ロッテのチョコレート「ラミー」「バッカス」ラム酒は大好きなんです。食感がしっとりとしていていいんです。伯備線にひどく揺られながら、ウーロン茶と一緒に、このケーキをほうばっています。

 ファミリーマート」にも同種の「フルーツケーキ」があるよと聞いて、試してみましたが、美味しさが全然違います。圧倒的にセブンイレブン」の方が美味しい!コンビニ商戦で、セブンイレブン」が圧勝(一人勝ち)なのも、こういったこと一つからも窺えるような気がしています。要は、お客さんが喜ぶ美味しいものを売っているんです。値段は関係ありません。❤❤❤

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未知語語義推測問題

 新年度第2回目の授業は、第5問第6問に復活した「未知語語義推測問題」の考え方の指導でした。下線部の引かれた単語・表現は、受験生の知らないものです。仮に知っていたらラッキーと思いましょう。でも慌てることはありません。必ず下線部の前・後にヒントとなる記述が盛り込まれています。そのヒントは次の4つです。①言い換え(同義語)、②具体例、③反対語、④因果関係 大半はですね。その対応箇所をヒントに正解に迫るのです。例えば、次の問題などは、下線部の前と後ろに、下線部の単語empathizeの意味を言い換えた部分が見られますね。❤❤❤

【新年度第1発目のギャグ】(実話)
アクセント問題に、arrogantという単語が出てきました。
八幡「このarrogantという単語の意味は知ってる?」
生徒「知っています。」
八幡「何?」
生徒「よこがらな」
八幡「???」
生徒「よこがらなです」(シ~~ン)
八幡「それは「おうへい」と読むの!」
生徒「・・・・・」(2・3名クスクス)
   ※以前の北高なら大爆笑となるところですが、病んでいます。

 

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最後の大物 ng

 新年度最初の授業は、第1問の発音・アクセント問題より、ngの発音」からスタートしました。もう何度も、授業で話題にしているのですが、未だに出来ない生徒がたくさんいます。文系のトップ・クラス(?)でも全滅です。さすがに浪人生の補習科では、2人だけ間違えました。長いセンター試験(1990~2018年)の歴史の中で、この発音が取り上げられたのは、1993年の追試の1回だけです。次のような問題でした。

A 次の問い(問1~5)のそれぞれの単語①~④のうちから、下線部の発音が、最初の単語の下線部と同じであるものを1つずつ選べ。

問5 wrong            ① danger          ②finger           ③singer          ④younger

 センター試験の発音問題には、母音2題と子音1題が出題されます。母音に関しては数多くの出題候補が考えられるのですが、子音は限定されてきます。①th   ②ch s(s)   ④黙字、といったところでしょうか。この子音「ngの発音」は、まだ本試験には出題されていない「最後の大物」で盲点なんです。もしこれが出題されると、間違いなく全国全滅することは目に見えています。青山学院大学の駅伝監督の原 晋さんが、今年の箱根駅伝の敗因を分析する中で「<しつこさ>の欠如」を挙げておられましたが、英語の指導も全く同じです。同じ事を何度も何度でも繰り返して、徹底的に反復することで、身についていきます。1回教えたからそれでいいだろう、では絶対に力は付きません。「やりっ放し」だから、いつまでたっても力がつきません。とにかく何度でもしつこく繰り返しましょう(現にまた今日も繰り返したところ、7人が間違えています!補習科でも、昨日と同じ1人が間違えています。右の耳から左の耳です!)。

 私は高校時代、英語が割と得意だったんですが、模試の「発音・アクセント問題」だけは、ほとんど全部間違えていました。それは「勉強の仕方」を知らなかったからです。問題用紙に向かい一生懸命ボソボソ発音しては間違えていました。発音・アクセント問題に出る単語は決まっている。ならばそれをちゃんと学習してしまえば終わり」です。たったこれだけのことが分かりませんでした。知らなかったらできないのです。上の発音問題も、まさにそんな問題の代表格ですね。いくらボソボソと発音してみたところで、正解は見えてきません。勉強の仕方」を知らないでは、いつまで経っても力は付かないのです。

 ここで要求されている知識とは、次の3つです(1)《大原則》 語末の-ngは鼻に抜ける「ン(グ)」、語中の-ng-ははっきり「グ」と発音する。(2)語末の-ngで終わる語に、何がついても(例:-er, -ing)発音は変わらない、(3)ただし、形容詞の比較級・最上級だけは例外で「グ」と発音する。これだけの知識さえあれば、ありとあらゆる「-ng-の問題」を解くことができるんです。上の問題では、正解はとなりますね。あとセンター試験も2回を残すのみとなりました。最後の大物」の出題が予感されるんですが…。❤❤❤

▲本試・追試に出題された全ての単語一覧(カラー版)

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一畑百貨店トリックアート展

 目の錯覚を利用した「トリックアート展」が、年末から松江駅のすぐ前の「一畑百貨店」の6階で開かれていました(~1月8日)。入場料は一般700円、小中高生500円。今回「一畑百貨店」での開催は初めての、見て、触れて、撮って楽しむ「トリックアート展」です。期待しながら覗いてきました。私は「だまし絵」が大好きで、全国の「トリックアート館」をはしごして回っているぐらいの熱狂的ファンなんです。例えば、私の大好きな大分・由布院には、2つのトリックアート美術館があります。⇒私の訪問記はコチラです  最近では、東京・お台場「東京トリックアート迷宮館」で、その質の高さにずいぶん感動してきました。

 「トリックアート」というのは、古代ヨーロッパの「トロンブルイユ」(遠近法・陰影法・前進色と後退色の組み合わせ)と呼ばれる立体技法を原点として、人間の目の錯覚を利用して、平面画面を立体的にしたり、見る角度によって絵の見え方や印象が変わったりする、摩訶不思議な体験型アートです。

 ここでは、定番のトリックアートに加え、お正月に相応しい和風トリックアートの2つのゾーンに分かれて構成されていました。見るだけでなく触ってもよい、一緒に写真を撮ってもいい体験参加型の催し物です。モネの絵画の中に迷い込んだり、サメに食べられそうになったり、忍者に捕まりそうになったり、クレーンに吊り下げられ引っ張られたりと、角度によっては、本当にそうなっているように見える数々の不思議なアートの前で、来場者はさかんに写真を撮っていました。展示を出た出口のところのショップでは、ここでしか手に入らないトリックアートの関連グッズを多数販売していました(私はそのほとんどを持っていますので購入はしませんでしたが)。

 感想を。私のように、全国のトリックアート展をはしごしているマニアにとっては、いくぶん物足りません。会場(6階)が狭いだけに、わずか31点程度の作品しか鑑賞出来ませんから。新年を迎えるにあたって、奇想天外で非日常のミステリアスな世界を体験する、という企画の趣旨はよく理解出来るのですが、規模が規模だけに残念な感じは拭えませんでした。お客さんはあれで満足されたのでしょうかね?❤❤❤

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木島翔子さん

 慶應大学・文学部・三回生の木島翔子(きじましょうこ)さんが、学校に訪ねてくれました。就活の真っ最中だそうです。もう早いもので、彼女が卒業してから四年になります。彼女は英語がすごくよくできて(センター試験は確か満点だった)、北高二年生の時に、「第6回島根県「高校生の主張」英語スピーチコンテスト兼第7回全国高等学校英語スピーチコンテスト中国ブロック県予選」(主催:島根県高等学校英語研究会)で優勝して(⇒コチラです)、中国大会広島に引率したことを覚えています。今日もその話で盛り上がり、ずいぶん練習したよね、と回想しました。最近の北高が全く勝てていないのは(正しい)練習をしないからです。

 大学でのサークル活動(かるた)、授業で衆議院議員の石破 茂さんにインタビューに行ったこと、就職活動の大変さ、家庭教師のアルバイト、高校時代の英語の授業のこと、など思い出話に花が咲きました。おみやげまでいただきました。ありがとう。就職が決まったら連絡してね。❤❤❤

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中高の橋渡し教材

 長年英語教師をやってきて、忘れられない、ちょっと信じがたい出来事が1つあります。島根県の西の端にある島根県立津和野高等学校に、3年間勤務しました(平成15年~平成17年)。英語の学力が極端に弱く、これでは希望する進路を保証してあげることもできない、と感じた私たち英語科では、最もたくさんの生徒を送ってもらっている地元の津和野中学校と共に手を取って、英語の力を伸ばすような協調体制を作りたいと思って校長に相談しました。「それはいい!」と賛同していただき、中学校の校長先生に声をかけていただき、両者の間では話が出来上がりました。当時の津和野中学校は、地域の「英語コンテスト」にも一切参加せず、「英語検定」を受検したい生徒がいても、放ったらかし状態でした。中学校の保護者から、私のところにも苦情が寄せられていました。授業内容も想像できようというものです。そこで英語科主任の私が、津和野中学校に出向きます。担当の先生はおられないとのことでした。再び出向きますが、また不在。これはおかしいなと思いました。数回出向きますが、明らかに「居留守」を使われています。

 あきらめた私たちは、中学校に期待できないのなら、自分たちで高校入学時に中学校の復習もきちんとできる教材を作ろうということになって、同僚のT先生と一緒になって作り上げたのが、48枚の「復習プリント」でした。その後、松江北高に帰って来てからも、これを毎年改訂して使っていました。後年、島根県教育委員会からの依頼を受け、地元の松江一中と中高連携共同研究で、北高のH先生が中心となって、その時のたたき台のプリントを大改訂してくれて、「Take the First Step  高校英語への橋渡し教材」を完成しました(写真下)。48枚の文法復習プリント、中学校で学ぶ重要英単語リスト、長文読解への手引から成っていました。その冊子のデータは、島根県下の高等学校に配信され、「一体われわれの著作権はどうなっているんだ?!」と、笑い話にしたものです。この教材のデータを「ダウンロードサイト」に登録しておきました。中学校の復習を考えておられる先生方には、きっとお役に立つことと思います。   ⇒コチラをご覧ください

・「中学英語の総復習~高校英語への橋渡し教材」⇒コチラです 

・「中学英単語の総復習」⇒コチラです

・「中学英語の総復習」解答編 ⇒コチラです  いずれも島根県立松江北高等学校

 あのときとはうって変わって今では、津和野中学校もずいぶん変わったようですが、当時はそんな信じられないような状態だったんです。津和野町が謳う「教育の町」をいささかも信じられなかったのは、そんな背景があったからでした。やはり「人」ですね❤❤❤

「良い会社とか悪い会社はない、あるのは良い社長と悪い社長である」(経営コンサルタント 一倉 定

 

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好事魔多し

     ついに連覇は途絶えました。「第95回東京箱根間往復大学駅伝」は、往路2位の東海大が、10時間52分9秒の大会新記録で、悲願の総合初優勝を果たしましたね。過去4連覇中の青山学院大は、往路で6位と出遅れ(3区までは計算通りだったんですが)、復路Vで意地を見せるも総合2位で5連覇を逃しました。大学3冠確実と言われていた“絶対王者”がまさかのV逸です。どこを見ても負ける要素はない。出雲全日本と盤石に制しただけでなく、練習消化率、5000、1万メートルの自己記録など、原 晋監督(はらすすむ、51歳)が就任してから15年目で「過去最強」と呼ばれた集団が、優勝を逸しました。練習方法は確立され、原監督自身が、早大大学院にも通い、過去のデータも整理して、現チームを就任15年目の「集大成」と位置づけて臨んだ「ゴーゴー大作戦」は不発に終わりました。総合タイムは、昨年を1分49秒も上回るも、連覇は「4」で終わりました。まさに「好事魔多し」です。私は東京・青山にある小田和正さんのショップによく行くので、そのお隣にキャンパスのある青山学院大学には、愛着を持ってよくお邪魔していました。元々が英語の強い大学であることも親近感を抱く要因の一つでした(歌手の槇原敬之さんが、青学出身のサザン桑田さんに憧れて、駿台で浪人をして英語の偏差値を急上昇させて合格したことはあまりにも有名ですね。近大の屋木さんの鉄板ネタです)。

▲東京・青山学院大学のキャンパス 東京のど真ん中にありながらこれだけの緑!

 さて、一体敗因は何だったんでしょうか?原監督が真っ先に挙げたのが、(1)「自分の采配ミス」でした。4区を甘く見たというのです。「東海大はいい走りをしたが、力負けというよりうちが失敗した負け。4区の難しさ、大切さに対してもっと思いを持つべきだったが、甘く見た。ここに初めて箱根を走る選手を置いた私の見る目が少しなかった」。4区で区間15位と大ブレーキになった、箱根駅伝デビュー選手の起用を悔いました。負けたのは自分の「采配ミス」として、責任を全部かぶるあたり、やはり一流の指導者の証しです。

 2つ目は、指導や対策に対する(2)「選手に対するしつこさの欠落」です。「往路は東海大、東洋大を意識したオーダーを組むべきだった。まずは、往路優勝を狙うんだというしつこい意識が足りなかった。何が起こるかわからない5区の山登り対策もしつこくやらないとダメ」50歳を過ぎて<優しく>なってしまった。<こだわり><しつこさ>がなくなった」 40分~50分の朝練習が30分になるなど、練習が緩む時もあり、注意できる上級生がいなかったりと、厳しさが欠けたこともあったと振り返ります。チーム全体を見る厳しさが必要だったということです。ある主力選手が敗因を、「緩みでしょう。1年の時から年々チームの雰囲気が緩んでいきました」と、ハッキリと口にしていたのが印象的でした。慢心とまでは言わないまでも、周囲から「常勝軍団」と持ち上げられ、<緩み>が積み重なっていったのでしょうね。監督自身も、3区終了時点で勝利を確信して油断したことを、自戒を込めて明かしています。「3区の森田が首位に立った直後、多くの知り合いから『今回も優勝だね』というメールやLINEが来て『多分、大丈夫』と返信してしまった」

 最後は、(3)「進化の低下」だと言います。「右肩上がりの時は新しい提案などが成果となっていたが、4連覇から5連覇へと向かう中でその進化が少し止まったかな。進化をやめたら退化になりまっせ、という話」「進化を止めた時点で退化となる。基本的なメソッドはあるべきだが、立ち止まった時点でチームは後退するんだとあらためて感じた。同じことでなく進化させていかないといけないと伝えていかなくては。常にチャレンジ精神がないと勝ち続けられません」と語りました。「チャレンジ力」が低下したと気づかされたと言います。過去のデータを重視しすぎるあまり、後ろ向きな消極的な姿勢になったことを反省している、と述べておられました。5連覇への圧倒的な自信が、“過信”につながった面は否めないでしょう。

 6位の往路を終えた夜、原監督は復路の選手に電話をかけて「平成の伝説を作ろう!」と語ったそうです。意地は見せました。復路を制して(5人全員が2位以上)、区間賞も4人出しました。原監督「箱根は一年の積み重ね。選手だけではなく、スタッフや寮母さんまで含めてトータルでつくり上げるもの。この負けを糧にして組織のレベルアップをしなければならない。それが次の進化」と、来季への出直し・再起を誓っていました。チームは間違いなく強い。このように責任は全部自分にあるとして謙虚に反省をし、自分の失敗を冷静に分析しておられる点を見ると、来年は間違いなく復活するだろうと私は見ています。

 「好事魔多し」。駅伝だけでなく、学校の勉強でも、同様の経験を私は数多くしています。全国模試で常に10番以内に入っていた優秀な生徒が、当日風邪をこじらせ東大の入試に落ちたこともあります。不注意なマークミスで、一年を棒に振った生徒も見てきました。数年前の北高3年生は、1・2年生の時から英語の成績抜群で、過去最高と言ってもいいくらいの模試の成績を取っていた学年です。「生徒の自主性に任せる」と称して(「働き方改革」の先鞭?)、12月28日で学校は閉鎖され、1月の4日まで生徒は学校に来ることはありませんでした。年が明けてセンター模試の復習をする翌日の北高名物「フォロー講座」に出向いた私は、教室のドアを開けて唖然とします。生徒がたった2人しかいません。2人でも私はきちんと最後のセンター講座をやりましたが、この時点でこの年の失敗を予感していました。私の今までの経験から、このセンター直前の姿勢や追い込みが勝負を分けることを知っていたからです。その次時の「フォロー講座」のドアを開けると、今度は生徒はたった1人しかいません。「自主性」と称して、生徒たちは学校へ出てくることなく、自宅で勉強に励んでいた(?)のでした。案の定、センター試験の英語は振るいませんでした。これと対照的に、2年前の卒業生たちは全く違いました。彼らは1・2年生の模試の成績は過去最低の学年と言われ続け、現に英語の成績もとんでもないものでした。私は彼らが2年生の時に、退職後2ヶ月を経て現場復帰したので、よ~く覚えています。恐ろしいまでにひどい単語力でした。これではいけないと危機感を抱いて、毎日100個ずつのノルマを課して、単語力の追い込みに努めました。12月28日を過ぎても、熱心な担任団は学校を開放して、生徒たちはほとんど出てきて勉強していたように思います。休んだのは元日だけでした。年末も、年を開けてからの「フォロー講座」も教室が満杯です。机・椅子が足りないので他教室から運んできて必死に授業を受けています。本番のセンター英語の学校平均点は、北高始まって以来の最高点を記録しました。間違いなく「団体戦」の勝利です。予想もしない見えない力が間違いなく働いているのです。過去最高の学年が本番で沈み、過去最低の学年が過去最高点を取る、これがセンター試験の恐ろしいところです。まさに「好事魔多し」ですね。問題は失敗した時に、どれだけ結果を分析し、反省をして次に生かすかです。生徒の力の無さのせいにして、「やりっ放し」にしていては同じ事の繰り返しでしょう。「前年と同じ事をすればよい?」、ここら辺が今の北高を見ていて、物足りなく歯がゆく感じるところです。「賢者は歴史に学ぶ」でなければいけません。♠♠♠

▲2年前のお正月の講座風景。緊張感が伝わってきますね。これが勝因でした。

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「こんがりお餅のあったかぜんざい」

◎週末はグルメ情報です!今週はぜんざい!

 小さい頃、八幡家のお正月はぜんざいでした。もう今では自分で作ることもありませんが、母の甘いぜんざいの味が懐かしく思い出されます。

 今、コンビニのセブンイレブンで、お正月のぜんざいを手軽に買うことができます。「こんがりお餅のあったかぜんざい」(297円)という商品です。ちょっと値段がお高いと思うかもしれませんが、これがどうしてどうして、いいお味なんですよ。まろやかな風味の小豆をたっぷり使ったぜんざいに、おこげのついた程よい焼き加減の丸餅が2個。このビロ~ンとのびる焼き餅の柔らかな食感が堪りません。甘めの小豆ぜんざいと、香ばしい焼き餅との相性が抜群です。レンジで1分半ほど温めてから食べます。お餅は食べ応えがあり、香ばしい匂いも楽しむことが出来ます。結構人気商品のようで、私の行くお店では、品切れしていることも多々あります。八幡家では、何個か買って冷蔵庫にいれてあります。値段はいくら高くても、このように美味しいものは、ちゃんと売れるんです。セブンイレブンがコンビニ商戦で一人勝ちなのは、この点に徹底的にこだわっていることが要因でしょう。確かに、美味しいものがたくさんありますからね。❤❤❤

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