「天真爛漫」

◎週末はグルメ情報です!今週はラーメン

 島根大学の正門から西側へ200~300m、西に向かって進行方向左手の「昭和軒」の隣に「麺工房 天真爛漫」(てんしんらんまん)があります。

 お店は、以前ここにあったラーメン名店「花さか」の後に入られました(私は「花さか」の熱狂的ファンでした。食べれなくなってがっかりだったんですが、東津田にお弟子さんが「谷やん」という流れを汲むお店を出されて今はそちらへ通っています)。その前は「ひばり」でしたね。白の壁、黒のチェア、ちょっとおしゃれな感じのする店内です。お店のイチオシは「担担麺」で、みなさん頼まれるのも「担々麺」だそうですが、私は「担々麺」は、田和山の「一龍」が一番だと思っているので、今日はダメ元で、「醤油ラーメン」(650円)を頼んでみました。ついでに「半チャーハン」(390円)もお願いしました。なんと、これが当たりでした。「醤油ラーメン」は、最近食べた中では最高に美味しかった。スープが私好みなんです。これは思わぬ発見です。しっとり系のチャーハンも、あっさり味で美味しかった。癖になって最近チョット通っています。❤❤❤

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「Buzz Kill」

  私の大好きなクリエーター・ジョン・バノン(John Bannon)さんの最新作「Buzz Kill」(Bigblindmedia)を手に入れました。実にユニークなブンブン飛び回るハエをテーマにしたパケット・トリックです!これはジョン・バノンが20年以上もの間、温め続けていたピクチャーパケット・トリックです。ついに解禁されました。

 映像解説で、バノンさんも言っていましたが、着想は上のコロンビニさんのトリックでした。ただこの作品は、ちょっと長すぎて時間がかかり、間延びします。もっとスマートな作品に、と改良したのが、今回の「Buzz Kill」です。まず、4枚のハエのイラストが描かれたカードを示し、テーブルに裏向きにして置いておきます。次に4枚の何も描かれていない真っ白なカード(=ハエ取り紙)を示し、最初に置いたハエのカードの上に1枚ずつ重ねていきます。2組を手に持ち、2組をテーブルに残します。どの組もハエのカードと真っ白なハエ取り紙のカードのセットになっています。手元に持った4枚のカードにおまじないをかけると、なんと、全部が真っ白なカードになってしまいます。テーブルに残した4枚のカードを思い切り手で叩いてから、表を確認すると・・・なんと、4枚全てがハエの潰れたデザインのカードに変化しているのです。枚数が少ない分、スマートな手順構成になっていますね。カードも実に綺麗な作りです。絵が綺麗ですね。バノンさんがデモ映像の中で使っているカードは、裏模様やフェイスのデザインが、今回届いた物とは異なります。商品化にあたり、このトリック専用に新たに作り直したようですね。バックには、「BANNON’S BUZZ KILL」というロゴや、ハエの可愛らしい絵も描かれています。

 ジョン・バノンと言えば、緻密で洗練された手順構成には、「頭脳派」の定評のある方ですね。易しい技法の組み合わせのみで、アイデアを駆使して高度な作品を構築する手順は見事なものです。普段は法律事務所で、複雑な企業関連訴訟に関わり、腕を振るっておられる辣腕弁護士さんです。職業も緻密な作品構成に影響しているのでしょう。バノンさんが考える優れたパケット・トリックとは、いくつかの条件を満たしていなければなりません。(1)視覚的にも鮮やかであること、(2)どこでも演じられ、難しい技法や角度の制限がない、(3)だますような技法のない、(4)強烈な予期せぬクライマックスが用意されている、(5)クリーンに終わり、最後にカードを全部調べてもらえる、(6)演じるのが易しい、(7)構成・演技が一直線に進むこと、などが挙げられます。これらの条件を満たしたマジックをバノンさんは、以前から“Fractal Card Magic”と呼んでおられます。中でも(5)の最後に観客に手渡しできる、というのにこだわっておられるようです。今回の「Kill Bill」の映像解説でも、後半では、この作品のFractal Versionの解説を行っておられましたね。

 バノンさんの作品の特徴と、背景、代表的作品は、コチラのサイトが詳しく扱っていて参考になります。私はバノンさんの熱狂的ファンで、作品をコレクションしています。♠♣♥♦

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ゆとり

 一時、ゆとり」という言葉が大流行したことがありましたね。教育現場では「ゆとり教育」などと言って、中でも特に、英語教育の現場では、週の授業時間数を削減したり、中学校の必修語数を極端に減らすという愚かなことまで行われました。で、どうなったか?島根県は、文部科学省の施策を忠実に実行してきた県で(主たる責任者の「学校教育課長」がずっと文部省からの出向だったことも大きく影響しています)、ゆとり教育」を押し進めてきました。私はセンター試験成績の全国各県の推移を追いかけて一覧表にしているんですが(こうして一覧にしてみるといろいろなことが分かってきます。こういうことを教えて下さったのは、当時の岡山県立朝日高校の進路課長・鷹家秀史先生(現・岡山高校校長)でした。3年前には先生を北高に招いて講演会・授業をお願いしました⇒コチラです)、少なくとも英語の成績は、ゆとり教育」の推進と呼応するかのように、ズルズルと低下していきました。見事にグラフの下降曲線が、「ゆとり教育」の浸透と一致しています。かつては、英語では全国のベストテンに入る成績を保持していた島根県が、全国の最下位近辺にまで落ち込んでしまいました。一旦落ち込んだ成績はなかなか元には戻りません。

 「ゆとり」という考え方の根幹が、大きく間違っています。何かを一生懸命にやっていれば、他のことを顧みる余裕もないし、忙しくて心などのどかになれるはずがありません。だったら最初から、余裕を持ってやればよい、というのがゆとり教育の当時の考え方でした。ここが大きな間違いだと私は考えます。喩えてみましょう。一生懸命汗を流して働けば働くほど、経済的にはそれなりの余裕が出てきます。すると旅行にでも行こうかという「ゆとり」が生まれてきますね。全力を尽くして頑張っているプロセスの中から、心の「ゆとり」「喜び」が生まれてくるのです。はじめに「ゆとり」ありき、では絶対に「ゆとり」など生まれるはずがありません。私も体験をしてきました。

 私は、現役教員時代には、朝6時半から登校して教材を作り、目一杯教え、校務をこなし、部活動の指導をして、土・日も出勤する毎日でした。自宅に帰っても、夜は遅くまで辞典や参考書・問題集の執筆です。定年を迎え、一切の仕事をお断りして、憧れだった悠々自適の生活に入りました。確かに時間に縛られることなく、朝から晩までのんびりとした毎日を送ることができました。旅行も存分に味わうことができました。でも毎日が暇だらけで、のどかでゆとりのある生活かと言えば決してそうではありませんでした。単なる「暇」であって、ゆとり」では決してなかったように思います。2ヶ月して松江北高に復帰して、再び忙しい日々が始まりました。でも充実していたように思います。今年の4月からは、松江北高に加え、米子東高校内にできた浪人生のための「志学館」にも通っています。現役時代よりも忙しく働いて、とてもじゃないが「ゆとり」があるとは思えないでしょうね。しかし、私の心の中には充実した喜びやのどかさがあるのです。そしてちょっとした時間的な余裕ができれば、さらに楽しくゆとり感が倍増するのです(12月20日に全ての授業が終わりますので、冬は旅に出かけます)。全力を尽くしてこそのゆとりなのです

 私の尊敬する故・渡部昇一先生も同様のことを著書の中で述べておられました。ちょっと長いですが、実に参考になる生き方だと思われますので、引用します。

 私にも、この陶淵明のいうゆとりを感じたことがある。大学時代のことだ。
 私は家庭の事情もあって、どうしても学費を免除してもらう必要があった。
 学費免除をしてもらうためには、学年で必ず一番にならなければいけない。そ
うすると、これはほかの生徒との競争を考えるわけにはいかなくなるのである。
 私よりもっと成績のいい学生がいるかどうか私にはわからないからだ。誰と競
っていいのかわからないが、とにかく一番になるにはどうすればいいのか。これ
は全部百点を取るしか手がない。
 こう考えて、他人と競争するのではなく、全科目で満点を取るようにと心を切
りかえた。競争を考えると、同級生の成績にいちいち嫉妬しなければならない。
しかし、満点を取れば、そんなわずらわしいことをしなくても一番になれるとい
うわけだ。
 そのためにはどうするか。
 まず、授業はよく聞かねばならない。だから、必ず教室の一番前に座ることに
した。最前列に座って、先生と自分との間に物理的な邪魔が入らないようにした
のである。そして、しっかり授業を聞くようにした。
 当時は午後の授業はなく、朝は始まる時間がきちっと決まっていて、午後一時
には終わった。
 授業が終わって部屋へ帰ると、習ったノートをまず読み直して、わからないと
ころにだけパッパッと印をつけた。そして、次の授業の時に、そのわからなかっ
た部分について質問し、授業で習った部分については完全にマスターするように
心掛けたのである。授業について非常によく勤めたということであろう。
 そうすると、しだいに、授業はもちろん、試験までもが楽しくて仕方がなくな
ってきた。今考えると、これが陶淵明のいう「達成感のあるのどかさ」なのでは
ないかと思う。端から見れば、しゃにむに勉強しているように見えたかもしれな
いが、私自身の中では楽しくて仕方がなくなっていたのだ。
 だから、心の中にはいつもゆとりのようなものがあったし、のどかだった。
 そしてその結果、十数科目の平均点が九十点以上だった。二番だった学生の平
均が八十数点だったというから、総計では百数十点ぐらい違ったことになる。
 こうなると、次は本当に時間的な余裕も出てくるようになるのだ。授業で習っ
たことについてはほぼ完全にマスターしているという気持ちがあるから、空いた
時間を自由に使えるようになったのである。
 心に不安があれば、なかなかそうはいかないだろう。疑問点や不明点を残した
まま授業を終えていたのでは、心穏やかに遊べはしないものだ。
 その点、私は授業でやるべきことはすべてやっていたから、心のどかに余りの
時間を使えた。雑誌はもちろん、好きな本もずいぶん読んだと思う。この時に日
本の古典まで読んでしまったくらいだから、いかに私が自由に時間を使えたかが
わかろうというものだ。  ―渡部昇一『なぜか「幸運」がついてまわる人10の
ルール』(三笠書房、2003年)

 上の渡部先生の言葉に出てくる陶淵明(とうえんめい)の言葉とは、帰去来辞」(ききょらいのじ)に出てくる一節「勤(いそし)みて労を余すことなければ、心に常(とこしえ)なるいとまあり」です。「一所懸命やって全力を尽くすと、心には常にゆとりがある」という意味ですね。一見パラドックスのようですが、これが真実です。

 かつて、松江北高の全盛時代の伝説の校長故・鞁嶋弘明(かわしまひろあき)先生は(私を北高に呼んでくださったのもこの校長先生でした)、生徒たちに「定期試験の勉強は二週間前から始めるのだ」と、訓示しておられましたね。部活動が休止になるのは試験一週間前ですから、大抵の生徒たちは一週間前から試験勉強を始めます。これを二週間前から始めることで、心に余裕が生まれて好結果につながるのだと。試験前ギリギリになって勉強する人たちは、前日に徹夜徹夜の連続で、一見乗り切れているように見えても、試験が終われば全部忘れていますから、結局は力がつかないのです。私自身を振り返ってみても、高校時代、試験勉強なんかした記憶がありません。毎日少しずつ今日習ったところを復習していましたから、試験前になると、無性に好きな本が読みたくなったものです。さらに、鞁嶋先生は、普段の生活についても生徒たちに踏みこんで教えておられました。金曜日は翌日が休みということもあって、のんびりしてしまってダラダラと過ごすことが多いようですが、実はこういう金曜日とか、余裕のある土曜日・日曜日に、次週の予習を溜めるだけ溜めておくと、次の週の毎日に「ゆとり」が生まれる、そしてその浮いた時間を自分のやりたいことに充てるのだ、とおっしゃっておられました。予習の先取り」ですね。力のつかない生徒は、明日のことを今日行うその日暮らし、自転車操業になっていることが多いようですよ。「やらされる勉強」ではなく、「自分でやる勉強」は力がつくのです。こういった具体的な勉強の取り組み方を、校長先生自ら発信しておられた学校が、松江北高でした。強いわけだ。❤❤❤

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「ホテルオークラ神戸」

 この時期には「神戸ルミナリエ」で、神戸は賑わっていることでしょうね(今年で25回目)。「ルミナリエ」を見るために、私が神戸で定宿として利用しているのが、高級老舗ホテル「ホテルオークラ神戸」です。退職後、日本旅行」の教え子が、初めて「ルミナリエ」を見るために旅行した際に、私のために取ってくれたのがこのホテルでした。高層階から眺める神戸の夜景が滅茶苦茶きれいだったのと、ホテルの接客やら食事・サービスが最高に良かったので、以来ここを定宿にすることに決めています。周辺には、神戸港メリケンパークウミエモザイクなどがあり、観光・ショッピングにも最高のロケーションなんです。地上35階建てのそびえ立つホテルで、高層階の客室の窓から見える景色が素晴らしいのも人気の理由の一つです。神戸の夜景を堪能したい人にはまさにぴったりのホテルだと思いますよ。新神戸駅三宮駅から無料シャトルバスも出ています。

 

    エントランスを入ると、天井の高い開放的なロビーが、左手にフロント・デスクがあります。メインロビーには、ソファがたくさんあり広々としていて、平山郁夫画伯の絵がひときわ目を引きますね。このホテルで私が一番好きな雰囲気の場所がここです。高級ソファに深々と腰掛け、画伯の絵に癒やされながらのんびりと悠久のひとときを楽しんでいます。ちょっとした仕事もここではずいぶんはかどります。やはり雰囲気でしょうか。

▲これも平山郁夫画伯の「瀬戸内海曼荼羅」(平成元年)

 客室も広く余裕のあるお部屋で、ゆっくりとくつろぐことができ、仕事もはかどります。壁際には、幅広のライティング・デスクとテレビボード。デスクの隣には、電気ケトル、ティーカップ(ちゃんとフタがついていました)、インスタントコーヒーのセット、ティーバッグが。窓ぎわには椅子と小さなテーブルが。空気清浄機も。ベッドサイトのテーブルには、電話、アラーム付き時計、エアコン、ライト(室内灯・天井灯・足元灯)、カーテン開閉の操作パネル。サイドテーブルの引き出しの中にはセキュリティボックス(金庫)が入っています。バスルームはお風呂とウォシュレット・トイレ。水回りには若干の古さも感じられますが、清潔感があり、とてもきれいでした。洗面台には高級感漂うアメニティが設置されています。クローゼットも十分な広さがあり、傘・靴べら・洋服ブラシ・スリッパが用意されていました。

 私は毎回夕食に、このホテルのフレンチを頂くことにしています。このお店のサービスがとても気に入っているんです。一度、作っていた教材の忘れ物をして、部屋まで届けて頂いてこともあり、そのお心遣いに感動したことも理由の一つです。レストランも和・洋・中といろいろと入っているので、食事に困ることはありません。朝食ブッフェも、ホテルオークラ」伝統のフレンチトーストや、シェフが目の前で料理してくれる卵料理、10種類もある焼きたてのホームメイドブレッドがお気に入りです。何度もお邪魔しているうちに、ポーターさんとも親しくなりました。私のお気に入りホテルです。♥♥♥

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「神戸ポートタワー」

  私が神戸で泊まる「ホテルオークラ神戸」の目と鼻の先に「神戸ポートタワー」(料金700円)があり、登ってきました。青空に映える深紅の鼓形のフォルム。和楽器の鼓を長くしたような双曲線構造の美しい外観と独特のパイプ構造。そびえ立つ赤のアクセントが特徴的ですね。眼下にはハーバーランドメリケンパーク神戸ウォーターフロントの中心部です。海に向かう開放感も心地いいです。最上階の展望室からは、港と市街地六甲山系の大パノラマが望め、夜には1千万ドルの夜景が眼下に広がる神戸ポートタワーです。言わずとしれた神戸のランドマーク・タワーですね。展望3階に360度20分で床が一回転する喫茶店、展望5階の天井に光ファイバーで四季の星座も楽しめます。周辺の神戸港の散策とあわせて楽しむことができました。

▲私の泊まる「ホテルオークラ神戸」

 神戸港の景色が楽しめるように、埠頭の上に、1963年に建設された展望用のタワーです。その後、1980年代のメリケンパーク造成により東岸が、1990年代の中突堤堤中央ターミナル造成により西岸が埋め立てられ、現在は埠頭上には位置していません。 世界初のパイプ構造の建造物で、和楽器の鼓を長くしたような外観が特徴です。その独特の構造・形状から「鉄塔の美女」とも称され、高層建築物のモデルの一つとなっています。また、日本で初めてライトアップされた建造物でもあります。当時の神戸市長(第7代)であった原口忠次郎さんは、元内務省の技術官僚でもあったのですが、1959年にロッテルダムを訪れた際に、港を一望する「ユーロマスト」に感激し、このタワーの建設を思い立ったといいます。その4年後1963年に実現しました(総工費4億5千万円)。ちなみに、当初はタワー全体を銀色にする予定だったのですが、地上からの高さが60mを越す事から、当時の航空法によって黄赤をメインに白にアクセントにした塗装に変更させられています。以降、神戸港のシンボルとして広く知られ、修学旅行などの観光客が、港町神戸を学習する際に、その多くが立ち寄る拠点ともなっています。2009年12月~2010年3月の間、神戸市によって建設以来の大規模な改修工事が行われました。総事業費は約3億3,000万円。17年振りの鉄塔の塗装の塗り直しをはじめ、LEDの使用による新たなライトアップや展望室のリニューアル、バリアフリー化がなされました。照明の色は白1色から光の三原色(赤・青・緑)にすることにより40種類のイルミネーション演出が可能となりました。夜の「ポートタワー」も素敵です。何よりも神戸の街が一望できるのが一番の魅力でしょう。

 パイプの螺旋構造が独特で、よそにない鼓の形も印象的、海と神戸の街並みによくマッチしていました。その優美さから「鉄塔の美女」と呼ばれています。とても頑丈で、神戸大震災の時もビクともしなかった、と聞きました。真下から見上げると、タワーが倒れてきそうな迫力を感じます。建設当時周辺は、はしけだまりだったそうですが、造成されてウォーターフロントに発展しました。第15回日本建築学会賞(1963年)、建築業協会優良建築賞、照明学会照明普及賞、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築(2003年)など多くの受賞歴があり、2014年12月には国の登録有形文化財にも登録されています。

 そうそう、これと同じく京都には、京都駅の正面に立つ「京都タワー」がありますね(写真下)。⇒私の訪問レポートはコチラ  9階建てのビルの上にスックと立つ白い巨塔です。お寺の街だけに「ろうそくをイメージしている」とささやかれますが、本当は海のない京都の街を照らす灯台をイメージ」しています。地上100メートルからの眺めは抜群です。私が訪ねたときはこの「京都タワーホテル」に泊まり、大浴場で骨休めをしました。2年前に、地下1階~地上2階がおしゃれな「京都タワーサンド」にリニューアルしたそうで、おしゃれな雑貨や、お土産フロア、美食フロア、体験フロアへとイメージを一新したそうで、また行って見たく思っています。❤❤❤

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ホテルのコーヒーはなぜ美味しい/まずい?

 コーヒー大好きの私は、その昔、川島良彰『コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか』(ポプラ新書、2015年)という本を読んだことがあります。衝撃的な事実がいっぱい書かれていて、結構面白かったのを覚えています。確かにセブン・イレブン、ファミマ、ローソン、マクドナルドのコーヒーは、100円という安値にもかかわらず、確かに美味しいと思います。その内情・からくりが展開されている本でした。高級ホテルのコーヒーは高価にもかかわらず、それに見合う味が提供されていないのはなぜか?という点にまで、鋭く踏み込んで書かれていました。

  ホテルで食材に人一倍こだわるシェフがなぜ、コーヒーの味にはこだわらないのか?理由は、コーヒー業界の悪しき商習慣」があると言います。大手コーヒー会社がホテルやレストランに抽出器具を無償提供することや貸し出すことを条件に、コーヒーの長期納品契約を交わす商習慣があり、納入するコーヒー豆をすべて会社に一任しているのです。また、ドリップしたコーヒーは抽出後20分以内がおいしく飲めるのが限界です。それも抽出後保温ポットに入れた場合で、ホットプレートで保温すれば、加速度的に酸化してマズくなります。これが、ホテルのコーヒーがマズイ理由です。このままいけば、「同じコーヒーなら安い方がいい」という消費者が増えていくだろうと著者は指摘していました。

 100円のコンビニ・コーヒーの原価は12~13%で、12円。1200円の高級ホテルのコーヒーは2%程度で24円。どちらもほぼ同じ価格帯の豆を使っています。コンビニは消費量が多いため、豆自体も新しいものがどんどん入ってきます。ホテルのコーヒーの消費量はそこまで多くありません。コンビニの方が豆自体もフレッシュであり、その場で挽いて抽出している分、コンビニ・コーヒーのほうが美味しくなる、というからくりです。なるほどね。豆自体はそんなに変わらないんですね。なぜか、高級ホテルでコーヒーを飲むと「高級な豆使ってるんだろうな?」とか思っちゃいますよね。でも実際はそんなに美味しくないといいます。まあ高級ホテルで飲むというシチュエーションを楽しむ分には、ありですけどね。高級ホテルのコーヒーは、ほぼ「場所代」ですしね。

 さて、ここからは私の感想です。とはいえ、ホテルのコーヒーにも、結構美味しいものが多いのも事実です。特に朝食で供されるコーヒーで、美味しいなと感じるホテルも結構あるんです。「奈良ホテル」(⇒私のレポートはコチラ)や「ホテルオークラ」「リーガロイヤルホテル」のコーヒーは最高でしたし、「三井ガーデンホテル岡山」のコーヒーも実に味わい深いものです。古くは、東京・千鳥ヶ淵にあった「フェアモントホテル」のコーヒーも感動ものでしたね(さだまさしさんのコンサートで聞いて、行ったら外国人ばかりだった)。いい豆を使っているのでしょう。

▲三井ガーデンホテル岡山 実に美味しいコーヒー

 

 コーヒー大好きの私は、現在、東京・銀座の「カフェーパウリスタ」から(芥川龍之介、与謝野晶子、谷崎潤一郎、森 鴎外、菊池 寛、アインシュタイン、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻などが通い詰めたことで有名。⇒私の紹介記事はコチラ銀ブラ」の語源になった(嘘!)ともされる)毎月コーヒー豆を送ってもらっているのと、キューリグ・エフィーの「ネオトレビエ」のコーヒー・マシンでブルー・マウンテンを毎日飲んでいます。つい最近は、「UCCドリップポッド」を購入して、毎月月替わりで世界各地の美味しいコーヒーを送ってもらって楽しんでいる八幡です。❤❤❤

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エスカ

◎週末はグルメ情報です!!

 名古屋駅新幹線口である西口(太閤通口)からエスカレーターを降りていくと、地下街「エスカ」が広がっています。エスカレータで降りる様子が真正面の鏡に映し出されます。名古屋駅からこの地下街に向かうと、まるで異空間に吸い込まれていくような感じを抱いた私でした。「エスカ」地下街は、1964年(昭和39年)の東海道新幹線開業に伴い整備された、名古屋駅西口駅前広場の地下に設けられた地下街です。名古屋駅の新幹線改札口から最も近い商業施設であるため、土産物店が並ぶコーナーや、味噌カツ、エビフライ、味噌煮込みうどん、きしめん、名古屋コーチン、ひつまぶし、などの「名古屋めし」の有名店が軒を連ねています。矢場トン」(⇒私の大好きなお店です。食レポはコチラです)など大抵の「名古屋めし」がここで食べることができ、観光客には便利な地下街です。名古屋駅西口前を南北方向に走る、市道椿町線を越えた西側に位置する「ビックカメラ」や「河合塾」といった施設へ向かう際のルートとしても用いられています。

 2001年に名古屋の飲食店が東京に出店しました。雑誌記者が店を訪れた際に、「味噌カツ」や「ひつまぶし」などの料理をまとめてどう呼んだら良いかが疑問となりました。当初は「ナゴメシ」でどうだろうと言っていましたが、「名古屋めし」としたのが、2005年の「愛知万博」をきっかけに全国に広まったようです。私がこのエスカに降りてきたのは、「想吃担担面」(しゃんつーだんだんみぇん)という、大阪の先生から教えてもらった、名古屋一の担々麺を食べるためでした。目茶苦茶美味しかった!⇒私の食レポはコチラ❤❤❤

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名古屋駅の金の時計・銀の時計・ナナちゃん

  名古屋は私の好きな町です。その玄関口JR名古屋駅「桜通口」にある「金の時計」周辺は、広い空間になっていて、JR名古屋高島屋の出入口やタワーズ上層階エレベーターへつながるエスカレーターがあります。この空間全体が待ち合わせをする際に、定番中の定番の場所として利用されています。ちょうど東京駅の「銀の鈴」のような場所ですね。ただ、みんなが一斉に待ち合わせをしているために、金時計周辺はいつも連日大変混雑していています。いかんせん人が多くて、目当ての人を見つけるのが大変です。特に初対面の人と待ち合わせるのは至難の業かもしれません。

 一方、「銀の時計」JR名古屋駅「太閤通口」の構内にあり、新幹線北口改札と南口改札を出た目の前にあります。「金の時計」前の待ち合わせ空間ほど広くはありませんが、それでも「銀の時計」周辺は大勢の人が滞在できる広いスペースがあります。

 もう一つ待ち合わせスポットとして、また、観光スポットとして定番の巨大マネキン人形「ナナちゃん」も外せません。名古屋で一番オシャレな巨大人形です。この人形自体がとても大きく分かりやすいので迷う心配もありません。名鉄百貨店」前の歩道に設置され、初めて訪れた人は圧倒的な存在感とファッションセンスに度肝を抜かれることも多いでしょう。流行に敏感なナナちゃんは、季節やイベントのよって衣装も替わります。そのファッションが常に話題となる「ナナちゃん。しかし、なぜ、ナナちゃん」はここに存在し、これだけの名物になったのでしょうか?その生い立ちは?

 ナナちゃんのプロフィールは、1973年(昭和48年)4月28日生まれの44歳。身長約6メートル、体重約600キロ。公式サイトでは3サイズまで公表しています。本業は名鉄百貨店の「広報部員」で、日々の業務を担っており、彼女にしか着こなせない最新ファッションを常に提案しています。1972年に「名鉄百貨店」が若者を対象とした新館「名鉄百貨店セブン館(現・ヤング館)」をオープン。その1周年を記念した“百貨店らしいシンボル”として、当時の担当者が東京のマネキン展示会で見つけたのが、インパクトのある「巨大マネキン」でした。ちなみに当時のセブン館にちなんだ『ナナちゃん』という名前は、この時期に一般公募で決定したといいます。歩道に巨大マネキンを設置したことで「当時のお客様からはとにかく驚きの声が多かったと聞いています」。「待ち合わせ場所にこの巨大オブジェを見て、『駅前の仏像の前で待ってるね』や、『銅像の前で集合』」という声をよく耳にしたそうです。設置当初は様々なファッションに身を包むことはなかったそうで、「ナナちゃんの一番最初の衣裳はエプロンでした。当時の名鉄百貨店セブン館では、夏と冬のクリアランスセールを『せぶんまつり』と呼んでおり、店員は全員、このセールの名前が入ったエプロンを着用して接客していました。このPRのため、ナナちゃんに同じものを着せようという発案で、年2回着用していました」と振り返ります。

 数年前からは衣装替えの頻度も急増しました。「安さに驚いてアゴが外れてしまったり、日頃の感謝を込めてお辞儀をするなど、ナナちゃん自体に動きがあるときは大きな反響があります。また、アニメのキャラクターに扮したときも好評をいただきますね」とも。最近ではSNSの普及などにより、全国的にもその存在が広く知られるようになったナナちゃん名古屋を訪れたら必ず出会っておきたい「女性」といえるでしょうね。観光スポットだけでなく、地元にも愛されるナナちゃんは、今日も広場周辺を歩く人たちをなごませています。❤❤❤

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viewとscene

▲その日のうちにパソコン入力し、お店で校正に励みます→翌日配布

 私は生徒たちに模擬試験「やりっ放し」にせずに、自分の失敗から何かを学んで次につなげるようにと、口を酸っぱくして言い続けています。もちろん自分でも問題をすぐに解いて、翌日には「見直しプリント」を配布して復習を迫っています(プリントの現物は「ダウンロードサイト」に登録してありますのでそちらをご覧ください)。問題をじっくりと解くことで、いろいろなことが見えてきます。先生方の中には、「忙しい」と称して、問題を「やりっ放し」にしている人も見られますが、それでは成長は望めないでしょうね。本気で解いていると、いろいろなことに気づくことも多いんです。ひどい作りの問題も結構見られます。⇒例えばコチラをご覧ください  高校生のレベルを完全に超えた問題も出題されることがあります(最近practice medicineを取り上げました。コチラです)。果たしてこれは問題としてどうかな?と思われる問題もあります。今日はそんな例の一つを取り上げてみたいと思います。

 2018年の秋に行われた「第3回全統マーク模試」第2問 問1に、次のような「文法・語法」の選択問題が出題されました。松江北高で一番英語のできる生徒も、この1問だけ間違えて198点でした(200点満点もいましたが、この問題はまぐれで正解だったとの言)。私はこの問題、翌日生徒たちに配布する「見直しプリント」《超難》とマークしました。はたしてその問題と理由は?

   From the window, there was a beautiful (              ) of the lake.

    ①landscape           ②scene               ③scenery               ④view

    もちろん、④のviewが正解です。河合塾「解答・解説集」には、下記のような説明がなされていました。松江北高では、③sceneryを選んだ生徒がずいぶんいましたが、これは自然の風景全体を表す「不可算名詞」であること(→aは付かない)を知らなかったために起こった間違いです。十分気をつけたいですね。「sceneryに「景色」の意があるからといって、「横浜ランドマークタワーからの景色はすばらしかった」を(×)The scenery from Yokohama Landmark Tower was excellent. とするわけにはいかない。sceneryは自然の景色や広々とした景観をいうからである。タワーの展望台など、特定の場所から目に映る眺めや光景を言う場合はviewを用いる。したがってThe view from Yokohama Landmark Tower was excellentとする。」(スーパーアンカー英和)ぐらいの解説が欲しいところです。

<河合塾解答・解説集より>
名詞viewは「(窓や高い所から見える)眺め/見晴らし」という意味である。
[例]You have a wonderful view of the coutnry from the summit. 頂上
からは、その田舎のすばらしい眺めを見渡せる。
①landscapeは「(陸地の)風景」という意味であるので、不可。
[例]He took a picture of the beautiful rural landscape. 彼はその美し
い田舎の風景をカメラにおさめた。
②sceneは「(ある特定の)場面/光景」という意味であるので、不可。
[例]There was a horrific scene in the movie I saw last night. 私が
昨夜見た映画には、恐ろしい場面があった。
③sceneryは「(ある地方全体の特徴的な)景色」という意味で、不可算名詞であり、
不定冠詞が付かないので、不可。
[例]The region is famous for its beautiful scenery. その地域は美しい
景色で有名だ。

 viewが正解ということは分かるのですが、②のsceneがなぜ間違いなのかが、この解説からは、生徒はとうてい理解できないでしょう。「scene ある特定の場所から見える限られた範囲の景色で、特に美しい眺めなどに用いることが多い:country scenes 田園風景」(ライトハウス英和)と理解するならば、間違いとも断言できません。もうちょっと突っ込んで考えてみないといけませんね。Oxford Learner’s Thesaurus : A Dictionary of Synonyms (2008)によれば、viewは、“what you can see from a particular place or position, especially beautiful natural scenery : The view from the top of the tower was spectacular. The cottage had a delightful sea view. I’d like a room with a view, please.”ですから、まさにこの問題の英文にピッタリの語であることがわかります。一方、sceneは、“a view that you see, especially one with people and/or animals moving about and doing things : It was a delightful rural scene.”で、特に動きのある場面が普通であることがわかります。「viewは(特に)窓や高い所から見える眺めを指し、sceneはある特定場面の光景のことで、時に人やその動きも含まれる」(ジーニアス英和)ですね。したがって、この問題の英文では、viewを選ぶのがふさわしいということになるのです。松江北高の前々ALTJane Humphrey先生(オーストラリア出身)のご教示によれば

   I believe the problem is with “a scene of the lake”. Scene is usually used for active, dynamic situations, whereas the lake is static, unmoving. That is scenery. Here is a definition of scene from Merriam Webster : the place of an occurrence or action, LOCALE, scene of the crime
So if you changed it to “From the window, there was a beautiful scene of the royal wedding procession”, it would be correct.

 しかしながら、これで完全に100%②のsceneを誤りとすることができるのでしょうかね?松江北高の現ALTジーノ先生(Geno、ニューヨーク州 )によれば、明らかに④viewが正解だけれども、もしかすると、②sceneという人もいるかもしれない、とのことです。帰国した前ALTのエドワード先生(Edward Delmonico、アリゾナ州)にも伺ってみました。彼には一緒に勤めていた時から、鋭い語感でいろいろとためになることを教えてもらっていました。次のような回答をいただきました。

     To me a “scene” has to do with action or arrangement, i.e. a scene is either a place where an event happened or a view that didn’t happen naturally–it’s a result of someone’s actions.  On the other hand, the dictionary does say that a scene can be “any view or picture”.  In my opinion the correct answer is definitely “view”, although if I saw a student write “scene” in an essay or something I probably wouldn’t mark it wrong.

 もしこの通りであるとすれば、試験問題としてはどうかな、と疑問を抱かざるを得ませんね。きちんとネイティブ・チェックがかけてあれば、ひっかかる問題ではあります。ネイティブでも揺れるような問題は出題すべきではありません。♠♠♠

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「いい風呂の日」

▲八幡家のお風呂(パナソニック製)

 11月26日は、語呂合わせから【1126=イイフロ(いい風呂)いい風呂の日」でした。これは、日本浴用剤工業会が日本記念日協会により正式に登録、認定された記念日です。入浴剤のキャンペーンなどが盛んになる時期ですね。12月を目前に控え一段と寒さが厳しくなり、「お風呂」は体がポカポカ温まり、心がリラックスする空間ですね。私は自宅を建てるときに、書庫」(尊敬する渡部昇一先生の影響)「お風呂」の二つだけはこだわって、大金を使いました。特に「お風呂」は学校から夜遅くにくたくたで帰ってきて、体の疲れを取ってくれる唯一の空間ということで、滅茶こだわったんです。家はミサワホームに建ててもらいましたが、「お風呂」だけはミサワの出来合いのユニットバスに満足できなかったので、ずいぶんとショールームを回りました。何度も各所を回りながら、米子パナソニックのショールームに出かけた時に、「これだっ!!」一目で気に入ったバスルームを見つけました。私の大好きな淡いブルーの人造大理石浴槽は、ちょっと変わった形が気に入りました。体を浸かって両足をゆったりと伸ばすことのできる広さも気に入った点です。ジェットバス美泡湯機能、ミストサウナ冷暖房乾燥ヒーリングライト、音楽、シャワーと、至れり尽くせりです。すぐに契約をして、取り付けてもらいました。ミサワホームの所長さんが、「こんなにお風呂にお金を使う人は初めてです」と言われました。

 「美泡湯」(びほうゆ)は、スイッチを入れると、お湯をクリーミーな見た目にしてくれる機能です。バスタブの内面に一口の吸込・噴射口が付いていて、バスタブの側面(エプロンの内側)に設置された機械の中でお湯と空気を攪拌し、細かい空気を含ませたお湯をバスタブ内へと戻す仕組みになっています。噴射口から白濁したお湯が噴出し、時間にして約30秒程度で全体が白濁するに至ります。白濁の要因は、「酸素を含んだミクロの泡」です。商品の謳い文句としては、「お風呂あがりのポカポカが長続き」「お肌のしっとり感が長続き」とのことです。つまり入浴剤いらずなんですが、私はその日の気分に応じて、様々なお気に入りの入浴剤も併せて使っています。半身浴をしながら瞑想にふけることもよくあるんですが、ここで教材のアイデアを思いつくことも度々。その際には、2基設置してある「ヒーリングライト」のスイッチを入れます。すると、バスルームの明るい照度が落ちて、薄暗い柔らかな光を放つ照明に切り替わります。瞑想効果抜群です。今日も、米子東高校(現役生)で来月予定されている「センター試験の特別授業」の資料のアイデアを、お風呂に浸かりながら練りました。

▲瞑想にふける際の「ヒーリングライト」これが2基あります

 大好きな小田和正さん(72歳)も、そんな「お風呂効果」を話しておられましたね。私も全く同感です。

一番集中できるところ。風呂だな。夜入る風呂。そんなに熱くないやつが好きだな。詩を書いてて煮詰まった時なんか、最後の手段で歌詞カード持って入るんだよ。もうなんか、暗示にかかっているんだよ、風呂に入れば。なんかあるはずだっていう。そうするとなんにもなくても、無理矢理でも出来上がらせたりね。あ、これだっていうきっかけをつかめる場所なんだろうな。

 そんな気に入っている八幡家のバスルームなんですが、一つだけ悔いが残ることがありました。浴室には暖房を入れてあるんですが、脱衣場に暖房を入れることまで気が回らなかったんです。冷える冬場になると応えます。今は「赤外線ヒーター」を入れてしのいでいます。数年前に、ジェットバス・美泡湯のスイッチを入れても、ウンともスンとも反応がなくなり、困ってしまいました。パナソニックにすぐ来てもらって修理してもらったんですが、もうこのバスルームは製造していないので、今後部品が入手できませんから大切に使ってください、と宣告されました。以来、故障しないように丁寧に使っています。あ、ちなみに、この素敵なパナソニックのバスルームを、施工して設置してくれたのは、私が松江南高校補習科で担任したAさんでした。人の縁というのは不思議なものですね。時々彼女に会いに、松江のパナソニック・ショールームに出かけています。❤❤❤

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ジレット「スキンガード」

 ジレット社の調査では、ヒゲそりにおいて、16 歳 以上 の61% 、16歳か ら22歳 の若者世代においては、86%が切り傷やカミソリ負けなど何らかの肌トラブルを経験したことがあると回答しています。ヒゲそりに求める機能において『しっかり剃りたい』というニーズよりも、肌を傷つけたくない』『お肌に優しい』が上昇傾向にあるようですね。「切り傷を防ぎたい」「肌荒れ、カミソリ負けを防ぎたい」ために、カミソリを敬遠する若者世代が、それぞれ41%、59% と 高くなっています。私も心臓を手術して以来、血液をサラサラにする薬を服用しているものですから、血が出ると止まらなくなります。5月の連休時には血が止まらなくなり、米子に授業に行かなくてはならないわ、血が止まらないわ、で肝を冷やしました。

 1903年に発売を開始して以来、 100年以上にわたって蓄積されたテクノロジーとデザインの哲学を詰め込んだ革新的な製品を生み出し続けてきた「ジレット」社が、 新製品「スキンガード」を10月5日に発売しました。これは、ジレット史上初の 肌へのやさしさに焦点を当てた 製品で 、 刃を肌から押し離す 『新スキンガード』を搭載しています。数年の開発期間をかけて、世界で初めて刃の間に搭載された「スキンガードコーム」が、刃を肌から押し離すことで、ヒリヒリの原因になる刃の圧力を軽減。刃の接触を最小限にして肌を守る仕組みです。また、従来製品「 ジレット フュージョン・プロシールド」と同じく、 「ジェル・スムーサー」を、刃の後ろだけでなく前にも配置した「 W ジェルスムーサー、 肌の凸凹を乗り越えて、快適な剃り心地を実現する「サスペンション・システム(指のような形のバネの上に取り付けられた刃がそれぞれ手の圧力と肌の変化に対応しながら、起きたり倒れたりし、肌の凹凸に密着することで快適なシェービングを可能に) を搭載しており、なめらかな剃り心地を実現するとともに 、肌ストレス を 軽減するようになっています。

  昨今のT字カミソリ業界は、多枚刃が主流になっており、今では6枚刃の製品まで出ているくらいですよね。しかしこのジレットの「スキンガード」は、なんとたった2枚刃なんです!最初は「5枚刃・6枚刃が主流の今、2枚刃とかで大丈夫か??」と思ったんですが、使ってみるとビックリです。めちゃくちゃ優秀ですよコレ!今まで使っていたジレットの製品とほぼ同じそり味ですが、肌への優しさだけは頭一つ抜けており、敏感肌や肌が弱い人にとっては、とても使いやすいT字カミソリになっています。肌への優しさは間違いなくナンバーワンでしょう。製品名が“スキンガード”(肌を守る)というくらいですからね〔笑〕。実際に剃ってみると、食い込みが少ないためか非常にスムーズに刃が滑り、5枚刃以上に抵抗を感じません。実際には5枚刃と同じくらい深剃りができるんです。肌に優しいスキンガードであれば、鼻の下を逆剃りしてもカミソリ負けすることはなく、綺麗に深剃りをする事ができます。2枚刃のために、刃の間(スキマ)が非常に広いです。そのため、目詰まりを起こしにくく、使用後や使用中の手入れがとてもラクです。軽く流水を当てるだけで、髭のカスが混じったシェービングクリームをザッと流せましたので、刃の間がせまい5枚刃ではなかなか実現できない手入れのしやすさですね。

   以上をまとめると、とにかく肌に優しく、2枚刃なのに5枚刃並みの深剃りができる優れたT字カミソリです。残念な点は、価格がちょっと高いことくらいです。ジレットは、もともと替刃の高いカミソリ・ブランドですが、「スキンガード」に関しては、1個あたり600円以上はします。むちゃくちゃ高いですよね。2枚刃なのでコストがそんなにかからないと思うんですが、開発費や技術・製造にお金がかかっているんですかねぇ。今回は替刃2個付きで1,300円くらいのパッケージを購入しました。ただ、モノ自体は良いですし、敏感肌でどうしてもよくカミソリ負けしてしまうという人にとっては、最高のカミソリになることは間違いないでしょう。興味のある方は、ぜひ一度試してみてください。シェービングのスムーズさと肌へのダメージの少なさ、そして同時にしっかりと深剃りできているという体験は、きっと驚きますよ。八幡は気に入っています。❤❤❤

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practice medicine

 11月実施の「第3回ベネッセ・駿台マーク模試」英語(筆記)の第2問題において、次のような問題が出題されて、生徒を悩ませました。かなりの生徒が間違えています。practice「練習;練習する」としか知らない生徒たちには、ちょっと無理な問題でした。

問7 The doctor made such a serious medical mistake that he gave up the (    14    ) of medicine.

assignment           ②exercise             ③lesson               practice

 「解答・解説集」には次のような解説があります。

「その医者はとても重大な医療ミスを犯したので医療業務を止めた」
名詞の問題。医療ミスを犯した結果、その医者がどういう行為をとったのかを考
えればよい。practiceには「(医者・弁護士の)開業〔業務;営業〕」の意味が
あるので、④practiceが正解。practice of medicineはmedical practiceと同
義で「医者としての業務」の意味になる。①assignment「割り当てられた仕事;
課題」、②exercise「運動;練習」、③lesson「練習;レッスン;教訓」はいず
れもof medicineとつなげて適切な表現にはならない。

 明らかに、駿台の出題と思われます。単語集では、この意味を取り上げているものは少ないと思われます。私が尊敬する竹岡広信先生『LEAP』にも載っていません。確かに駿台『システム英単語』(改訂新版)には次のような用例(ミニマル・フレーズ)が出ています。

theory and practice [名]理論と実践
the practice of smoking [名]喫煙の習慣
practice medicine [動]医者を営む

 しかし、これが受験生に必要な意味かというと疑問が残ります。駿台が作る模試というのは第2問題に特徴があって、「こんなの知らないでしょ?」という問題が数多く見られるんです。高校生のレベルを超えている問題も散見されます。決していい問題ではありません。今回のpractice of medicineもそんな問題と思われます。

     practice medicine[law]  医者[弁護士]を開業する

 高校時代の私でも絶対に出来なかった問題です。でもこの問題を「出来なかった」と「やりっ放し」にするのではなく、自分の「語彙力」の中にインプットしておく姿勢は必要でしょう。そこで力がついていきます。最近の模試の「見直しプリント」「ダウンロードサイト」に登録しておきました。復習にご活用ください。♠♠♠

・「3年11月ベネッセ・駿台マーク模試」見直しプリント  島根県立松江北高等学校 八幡成人 ⇒コチラで見ることができます

・「3年生10月ベネッセ・駿台記述模試」見直しプリント 島根県立松江北高等学校 八幡成人 ⇒コチラで見ることができます

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「勝田ケ丘志学館」が

 週に2回、松江から米子東高校にある「勝田ケ丘志学館」に電車で通っています。⇒私の紹介記事はコチラです  4月からずっと英語の指導を続けてきました。11月実施の「第3回ベネッセ・駿台マーク模試」において、それまで最も英語の成績の良かった私の教えている松江北高補習科」を抜いて、平均点トップの成績をおさめました。実に嬉しい。今回、島根県・鳥取県の両県で最も英語の成績の良いのが、「勝田ケ丘志学館」です。この調子で、センター試験まで生徒と一緒に頑張ろうと思います。

▲代ゼミ 藤井健志先生

 2019年3月に、岡山県立笠岡高等学校でセンター試験の「特別授業」をさせていただいた時に、(⇒紹介記事はコチラ)国語の講師でご一緒させていただいたのが、代々木ゼミナール藤井健志(ふじいたけし)先生でした。帰りにJRの駅まで車で送っていただく車内の中で、先生のお話を(福島の生徒たちのために毎年ボランティアで教えに行っておられること、剣道のこと、高校時代の思い出など)いろいろと伺うことができました。再会を約してお別れしました。藤井先生が、昨年(2018年)の鳥取大学の後期の小論文入試問題「現代社会では、経済的格差や社会的孤立の広がりの中で、様々な形で社会的に排除された人々が生み出されている。そこで、地域社会において実際に生じている社会的排除の事例をひとつ取り上げるとともに、その問題の克服に向けて求められる社会的包摂のあり方について論じなさい。(800字以内)」に対する「模範解答・解説」を、『代ゼミ新小論文ノート2020』(2019年7月)に書いておられます(生徒が偶然見つけて、館長に連絡してきました)。その中で「勝田ケ丘志学館」を取り上げていただきました。

(中略) このような問題の克服のヒントになるのがこの春から鳥取県に開学した「校内予備校」だ。自分の財を原資にしてでもという情熱を持った元教員を中心に協力者や寄付金を募り、県立米子東高校敷地内の同窓会館を利用して、地域の高卒生ならば誰でも学べる、画期的な学びの場を創り出したという事例だ。隣県島根県の教員OBの方々も協力することになったらしい。一つの高校の同窓会やPTAが主体になりながらもその枠組みに縛られず、都道府県の境さえも越えて連帯するかたちは行政に押し付けられるのとは違う新しい公共の姿である。官・民といった区別を越えて地域の人間が共に主体となって考え、行動するところにこそ、特定の人間を排除することのない重層的で懐の深い社会的包摂が実現するのだと私は考える。

 早速、藤井先生に御礼のメールを送っておきました。このたび、この「勝田ケ丘志学館」ホームページが完成し、10月1日より公開されています。ぜひご覧ください。⇒コチラです  ❤❤❤

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中華そば「我馬」

◎週末はグルメ特集!!今週はラーメン

 広島駅に新しくできた「EKIE ダイニング」の中に、『中華そば 我馬 ekie広島店』があります。この「我馬」は、「ラーメン我馬」、「麺屋台我馬」、「ラーメンスタンドGABA」と色々とお店を出していて、広島では随分と有名みたいです。その「我馬」の新しいお店がココ「中華そば我馬」です。元々「我馬」の創業者は、博多の「一風堂」で修業して独立したようで、いわゆるとんこつラーメンのお店なんですが、ここでは敢えて「広島ラーメン」です。広島ラーメン」は豚骨しょうゆ味に中細麺の組合わせが原型です。私の大好きな「つばめ」「めじろ」などの小鳥系ラーメンが有名ですね。今日はこちらにお邪魔してきました。

 店舗はいわゆる「屋台」風となっており、なかなか面白いつくりですね。赤い暖簾に白木のテーブルが二列に、赤い椅子と遠目にも結構目立ちます。店内は向かい合わせで6人ずつ座るスタイルです。特に遮るものもないので、顔を見合わせながら、肩を寄せ合って食べることになりますが、それほど窮屈さはありません。各椅子の下に荷物入れがあるのは親切ですね。「中華そば」は680円(税抜き)。スープは広島ラーメン特有の醤油豚骨なのでベージュっぽい色。まずまずの味です。チャーシューは薄く柔らかくスライスされていて食べやすくなっています。シャキシャキしているもやしが良いアクセントになっていますね。メンマは太めで少し柔らかいんですが、歯ごたえはいいですね。青ネギが油を和らげてくれています。美味しい醤油豚骨ラーメンでした。「餃子」も良い味を出していました。ごちそうさまでした。❤❤❤

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「運がいい」哲学

 『産経新聞』によれば、今年1月30日赤坂の料亭で、安倍総理は、ポスト安倍と目される一人である岸田文雄さんと、向き合いました。安部総理は、総理在任期間がこの11月20日で通算2,887日となり、桂 太郎元総理大臣を抜いて憲政史上最長となりましたね。

岸田: 6年以上も強力に政権を運営してこられた。これは本当にすごいことで
すよ。
安倍: いや、私は運が良かっただけだよ。
岸田: 運だけでここまでやれないでしょう。
安倍: 岸田さん、運というのは自ら呼び込むものなんだ。覚悟を決めて勝負を
挑めば、おのずと運はついてくるんだよ

 尊敬する松下幸之助さん(八幡家の電化製品が全てパナソニック製品であるのは有名)は、創業時、松下電器の「入社試験」の面接で、「運がいい」と答えた人だけ採用していたといいます。それは、ご自身が数々の「運が強い」と思える経験を何度もしていたからでした。⇒コチラに詳しく書きました   私たちは、十分恵まれた境遇にいながら、ともすると、自分は運が悪いと、自分で自分の不幸を探し求めるようなことをするところがあるようです。同じ境遇にありながらも、よい面を見つめ、有り難いと感謝しながら生きることが大切ですね。そこら辺を松下さんは、こうおっしゃっています。

 運はつくるって言うか、育てていくものでしょうな。運というものを、じっとかみしめてみる。そしてよくその味を味わう。こういう味なら、何を加えればもっといい味にすることができるか、考えることでんな。そうすりゃ、いい運にもっと恵まれる。運というのは、人間にとってたいへんに必要な言葉ですよ。いわば自己形成の大きな原料でんな。
 運があるという信念ができたら、人間強うおますな。自分は運が強い、そう考えたら、一所懸命やればいい仕事ができる、と思えるようになる。そうすれば将来の展望も違ったことになってくる。自分ではどうしようもない運もあるが、与えられた運を育て上げていくことも大切でしょうね。

 誰がやっても上手く行かなかった、あの長崎ハウステンボス」を、アッという間に見事に立て直し、世界的なワンダー・パークに育て上げたHISの社長・澤田秀雄(さわだひでお)さんも、同じ事を言っておられました。偶然の一致でしょうか?決してそうではありませんね。

 では、リーダーを選ぶとき、私は人のどこを見るか?実は運の良さを見ている。
経営センスより運のほうが大事だと思っているぐらいだ。
 最初は私も気づかなかったのだが、長く事業をやっているうち、運は無視でき
ないファクターなのだとわかった。どんなに才能があっても、どんなに努力して
も、運が悪ければ会社が傾いてしまう。実例を山のように見てきた。
 協立証券の再建のときは、あえて自分の周りを運の悪い人で固めてみた。倒産
した会社の社長とか、勤めていた会社が潰れた人とか。当時の私は少し自信過剰
なところがあり、自分は運が強いから、みんなを引っ張っていけると思っていた。
実力はあっても運の悪い人にチャンスをあげたかったのである。
 ところが、会社は赤字になるし、トラブルも続いた。ライブドアから招いた役
員が自殺してしまったときは、大ショックを受けた。私のビジネス人生でも、あ
そこまで何もかもうまくいかない時期はなかった。3ヶ月もの長期休暇をとって、
海外旅行に出たぐらいだった。
 いくら自分の運に自信があっても、助けられるのは一人か二人だろう。5~6
人も運の悪い人がいては、そっちに引っ張られてしまう。
 運の悪い人・会社には近づかないに限る。「運は友を呼ぶ」じゃないが、運のい
い人はやっぱり運のいい人・会社と付き合っている。
 では、どうやって運のいい人を見分けるか?その人の経歴を見て、どんな人生
を歩んできたかを知れば、運のいい人か悪い人か7割がたは判断できる。行く会
社、行く会社、すべて潰れているような人は論外だ。
 面接で話していても、かなり見分けられる。プラス思考で笑顔が多い人のほう
が、運はいい。元気で人間性のいい人も、運がいい、マイナス思考で笑顔のない
人は、逆だ。
こうしたことは初対面でも見抜ける。
 才能や努力に注目する人は多くても、運の良さに注目する人は少ない。運なん
て要素を持ち出すと、非合理的だと言われるかもしれない。だが、意外にこれが
重要なのだ。私はそれを数々の経験から学んだ。
   ―『変な経営論 澤田秀雄インタビュー』(講談社現代新書、2017年)

 尊敬する故・渡部昇一先生は、運を呼び込むために意識したい10個の事柄を著書『なぜか「幸運」がついてまわる人10のルール』(三笠書房、2003年)で述べておられました。人生の手応えをどうやったらつかむことができるか、に対する「知の巨人」渡部先生なりの回答がこの10項目です。なるほど、参考になります。興味のある方はこの本をご覧ください。❤❤❤

①自分に“いちばん都合のよいこと”をイメージする
②頭だけで「わかったこと」にしない
③成功例、失敗例と〝議論”する
④やると決めたら〝断固として”やる
⑤借りは〝1日早く”返す
⑥〝納得できない妥協”はしない
⑦〝尊敬できる人”をとことん観察する
⑧知力と体力を〝同時に”磨き続ける
⑨使うべきところにしっかりお金を使う
⑩〝予行演習”を欠かさない

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京都駅

 JR「京都駅」ビルは、東側にホテルグランヴィア」、西側に老舗百貨店の「ジェイアール京都伊勢丹」が位置すします。その間の中央コンコースは、4000枚のガラスを使用した正面と大屋根で覆う広々とした吹き抜け(横幅147m、奥行29m、高さ50m)になっています。吹き抜けの最上部には地上45mの「空中径路」が通っている、非常に近代的な外観の建物で、私は大好きです。そうだ、京都行こう!」

 京都駅の正面には、レトロな京都タワー」がそびえ立っていますね。私は以前、京都タワー」はその色や形から、お寺や仏壇のお灯明(ろうそくの火)をイメージしていると思っていました。京都にはお寺がたくさんありますからね。でも実際には、家屋の瓦屋根を波に見立てて、海のない京都の街をを照らす灯台」をイメージしているそうです。東京オリンピックの開かれた年(1964年)にできたので、今年で55歳!人間に例えるとしたら、すっかり中年の風格でしょうか。何となくフォルムが女性的で、柔らかい雰囲気です。でも、建設当初は「京都らしくない」としてずいぶん酷評されていたそうですから面白いですね。 その当時としては、古都に不似合いな、奇抜で特異なデザインと受け止められたのでしょう。この「京都タワー」論争を機に京都市の景観行政が大きく見直されることとなりました。55年後の今の京都では、ランドマークとしてだけでなく、市民にとってもなくてはならない存在です。「遠方に出かけて京都に帰ってきた時、京都タワーを見ると何だかほっとする」誰もがそう言います。

 ガラス張りの京都駅ビル」は、見る位置によって映りこむ景色が変わってきます。晴れた日には青空のブルー、曇った日にはグレー、雨の日には鉛色…。その日の天気や時間によって、映る色も変わります。この位置からは、青い空と共に京都タワーが映りこんでいます。京都駅ビル」は今年22歳!

 京都駅の工事はとても長期間にわたり、いつも囲い板があちこちに張り巡らされていました。工事の音がうるさかったり、迂回しなければならなかったりで、結構ストレスの溜まる工事でした。あまりに長いので、永遠に終わらないのではと思えるくらいだったと感じる人も多くいたようです。やっと完成した時は、周囲(古都)の景観に合わないとか、建物が高すぎて街が分断されるとか、要塞のようだとか…いろいろ言われましたね。できる前もできた後も、景観論争はものすごかったですね。経済や歴史、文化、都市計画に及ぶ景観論争は、財界、仏教界から学者、一般市民まで巻き込んで激しく展開されていました。でもあれから22年が経ち、いつの間にか景観論争について耳にすることはもうほとんどありません。

 でも個人的には、京都駅は大好きです。初めて見た時、特にアトリウムの広さ、そして高さには目を見張りました 。駅のコンコースに、これだけの吹き抜け空間を作る斬新さ!大胆さ!見上げると、空が見えてすごく新鮮でした。設計した原 広司氏によるコンセプト「京都は歴史への門である」という設計主旨から、平安京の都市の特徴である条坊制(碁盤の目)を取り入れ、玄関口としての象徴である「門」を烏丸通りと室町通りに配しています。また、中央コンコースを谷に見立てた段丘を東西に延ばし、中央部はガラスと金属でカバーされたアトリウム。空を映し出した壮大な内部空間と空に溶け込む外観を作り出しています。東側と西側、双方にある階段やエスカレーターとフロアは、段丘のイメージなんですね!西側(伊勢丹側)の三階部分にはステージがあり、様々なイベントに使われています。そこから上に続く大階段が、ライブなどイベントの際、座席になるという発想も面白いですね。階段は171段もあるそうですよ。これだけの広い空間が、一般の利用者に開放されているのは、感動的です。空に突き抜けるように高くそして広い、スタイリッシュな空間。ここを訪れる人は皆、ひととき旅の疲れやストレスから解放され、のびのびとした爽快な気分に浸れるのではないでしょうか。さらに京都駅には、日本一の記録が二つもあります。⇒私の解説はコチラです

 私が敬愛する西村京太郎先生の、駅シリーズの長編推理小説に、『京都駅殺人事件』(2000年)という作品があるんですが、この中には、上で述べたような反対、賛成の意見(景観論争)が随所に出てきます。西村先生が、登場人物を通して、京都駅観を披露しておられるものと思って、丹念にマークをしながら、私は読みました。私の気づいた箇所を拾ってみます。

 

 

<京都駅長殿>
京都の新しい駅は、醜怪である。歴史の町京都には、まったくふさわしくない。
古都の景観を損ない、内外の笑い物だ。
私は、この醜いビルを破壊することを決意した。
まず、自分たちの手で破壊し、真に京都にふさわしい駅に造り変えことを約束せ
よ。
それが出来なければ、私が爆破する。これは、脅しではない。私は、時限爆弾を
用意している。
七月九日の午後二時に、電話する。
それまでに考えておけ。       真に京都駅を愛する者>   (pp.35-36)

「新京都駅については、賛成、反対と、意見はありますし、投書も来ます。京都
の町にマッチしていないとか、この京都駅が壁になって、京都の町が見えないと
いった苦情もあります。京都タワーのときと同じです。しかし、気に入らないか
らといって、爆破するという脅迫は初めてです。」……「設計が斬新だという人も
いますし、身障者に優しい駅だと、賞めてくださる人もいるんです。構内にホテ
ルもあって、便利だという声もあるんです」  (p.44)

「だから、自分たちで、破壊しろといってるんだ。一時、駅を閉鎖して毀してい
けば、誰も傷つかないじゃないか。あんたたちは、そうやって古い駅舎を毀し、
軍艦みたいな今の駅舎を造ったんだ。同じことをやれと、いっているんだよ」
「駅を改修したのは必要があったからで、今の駅舎を、君のように嫌いだという
人もいれば、素晴らしいと賞めてくれる人もいる。従って、本当の評価は、何年
も何十年もたってから下されるものだ。それまで待ってほしいね」 (p.49)

その点、新しい京都駅の駅舎は、車椅子がいつでも自由に使えるし、各ホームを
つなぐ跨線橋の上の各ホーム真上に、エレベーターの入り口がある。荷物兼用で
はないので、車椅子の人間が、勝手にそのエレベーターに乗って、ホームへ降り
られるのだ。車椅子の人も足腰の弱い老人も、エレベータでホームへ降りられる
し、別のホームへ移っていける。   (p.53)

窓際に腰を下ろして、駅舎を見ながら、コーヒーを飲む。「堂々としているとい
えばいえるし、犯人のいうように、醜悪だといえば、いえる建物だな」 (p.67)

 屋根のない空中庭園へ行く階段とエスカレーターである。
二人も、昇りのエスカレーターに乗ってみた。ゆっくりと昇って行くにつれて、
駅全体が視界の中に入ってくる。
 各階には、踊り場的な広場ができていて、そこで乗りかえて、エスカレーター
はさらに昇って行く。
 四階には、コンクリートむきだしの広い庭園ができていた。まだ作業が続いて
いて、ユニフォーム姿の五、六人の作業員が、植木をコンクリートの鉢に植えて
いた。
 コンコースの混雑から逃れて、この空中庭園で、ぼんやり休息をとっている何
人かの乗客の姿があった。……
 「ひょっとすると、この空中庭園で、犯人と追っかけになるかもしれませんね」
と、亀井が周囲を見渡した。
 ここから、さらに、昇りの階段があり、「空中径路」という文字が見えた。
Sky Wayという英語もあった。が、時間制限があって、入り口は閉ざされていた。
 そこを、警察手帳を見せて、二人は昇ってみた。
 たぶんここが、京都駅でいちばん高い場所なのだろう。ジュラルミンのパイプ
が頭上で交錯し、その下を細い通路が延びていた。
 「まるで檻の中だな」と十津川は感想をいった。   (p.76)

 「そうだ、だいたい、今の京都駅は醜悪だ。これは京都の駅なんかじゃない。
そんな駅に京都という標示板を飾るな、あれを撤去しろ。そうしたら、もう一度、
交渉に応じる。それができなければ、こちらとしては交渉を止め、駅を爆破する」
 「ネオンを消すだけでは、駄目か?」
 「そんな姑息なことで、我慢できると思っているのか。全部、撤去しろ。それ
から、ステーションという文字もだ。あの建物は駅なんかじゃない」 (p.105)

 <醜悪な京都駅を、建て直しましょう。
古都にふさわしい駅をという、人々の願いは、軍艦のような新しい京都駅によっ
て、みじんに、砕かれてしまいました。
四十五メートルの高さ制限も破られ、今やあの不粋な建物によって、京都は南北
に分断されてしまったのです。
私は、古都、京都を深く愛する一人であります。毎日、あの醜悪な建物を見てい
るのに耐えられなくなっています。私と、同じ思いの人々は、たくさんおられる
と思っています。
今からでも、遅くはありません。一刻も早く、あの建物を取り毀し、真に古都に
ふさわしい駅舎を建てましょう。
皆さん、声をあげてください。   真に京都駅を愛する者>   (p.192)

 京都という町がいかに住みづらいところであるかを描いた井上章一先生のベストセラー『京都ぎらい』(朝日新書)を、以前面白く読みましたが(⇒私の書評と西村京太郎先生の京都エピソードはコチラ)、最近では外国人観光客があふれすぎて、さまざまな問題を抱えていることが報道されています。「舞妓パパラッチ」「景観破壊」「民泊問題」などもその一つですが、最近、そんな京都の問題点を鋭くえぐった中井治郎『パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市』(星海社、2019年10月)が、印象に残りました。

 観光客のマナー悪化といった「観光公害」を背景にして、京都市の門川大作市長は、先日地域文化の継承などを重視しない宿泊施設の参入をお断りしたいと宣言する」と、従来の誘致施策の転換を発表しましたね。2016年から宿泊先不足(当時は3万室)から、新設ホテルの誘致を開始して、市内の総客室数を2020年には4万室に増やす目標を掲げていましたが、すでに4.6万室に達しており、市中心街ではオフィスや住宅用地が不足する事態となっています。観光客の増加に伴い、外国人による祇園での撮影マナーや、交通渋滞など市民生活への深刻な影響が出始めていました。京都も大変です。❤❤❤ 

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スタイリッシュ?

 先日は久しぶりに広島に出た際に、広島そごう」の新館7階にある「ラコステ」のお店に立ち寄りました。2年ぶりです。もう何十年も通って、店員さんとも仲良くなっています。いつも、私の大好きなブルー系のセーターやシャツを選んでもらっています。今回もお店に入った途端に、いいものを見つけました。あ、これも。それとこれもあれもいい。すぐに大人買いです。岡本さんにお願いして、まとめて送ってもらいました。ラコステ」の物は品質が良くて、年が経ってもいつまでも着れるので気に入っています。⇒その品質についてはコチラに書きました  もう一つ私のお気に入りのブランドが、「ブルックスブラザーズ」です。⇒私の解説はコチラ  今回も「福屋」に入っているお店をのぞきましたが、イマイチいいものがありませんでした。最近では、倉敷駅裏のアウトレットモールで、お安くいただいています。

▲長年お世話になっているラコステの岡本さん

 つい先日、「洋服の青山」に用があって行った時に、最近、大好きな小田和正さんが『朝日新聞』のインタビューで着ておられたブルーのストライプの素敵なシャツを、売り場に見つけました。あ、これ絶対に欲しい!!ちょうど首回りのサイズもピッタリのものがあったので、店員さんにお願いすると、チョット引いておられました。これ欲しいんですけど、……」 店員さんはちょっと躊躇された後に、実はこれは他のシャツと違って、スタイリッシュになっていまして」―???―「スタイリッシュなんです」―???」―「他の商品と比べて細くなっているんです」―!!!」 そうか、翻訳するとデブには着れないということなんですね。72歳の小田さんのシャツを見つけて狂喜乱舞していたんですが、泣く泣く断念しました。この話を同僚にしたところ、めっちゃ受けていました〔笑〕。❤❤❤

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「主人公」アニメ・バージョン

 チョット懐かしい思い出を。今からもう15年も前、津和野高校から松江北高に赴任して、その年に初めて担任をした3年生(4R)の生徒達を前に、卒業式の当日にこんな言葉を贈ったんです。

 卒業おめでとう! 英語で「卒業式」はcommencementと言います。これは「始まり」という意味です。この意味をしっかりと考えてみましょう。今は、スタートラインに立っただけ。これからの生活をどう送るかで将来の結果は大きく違ってくるはずです。僕は22歳、教員のスタートを切った辞令交付式で「無限の可能性」を持った若者たちの眠れる力を引き出したい、と決意を述べました。その気持ちは○○歳になった今も変わることはありません。英語の指導を通じて、英語の面白さや、やりがいを伝えたいと思って、今までやってきました。勉強だけでなく、人としてどう生きるか、にも強い関心があります。大学へ行って、しっかり勉強して、新たな人生を切り開いてください。祈っています。

 そして、教室の生徒たちに向かって、後ろに控えておられる多くの保護者のみなさんに向かって、私の大好きなさだまさしさんの「主人公」をかけたんです。当時は、彼の500曲以上ある曲の中から、ファンの間でベストテンを取ると、必ずダントツ首位に来ていた名曲です。私はその詩の内容が特に気に入っています。さださんの真骨頂は、美しいメロディーだけでなく、実はその詩の奥深さにあると、私は思っているんです(トークはさておくとして…〔笑〕)。一人一人が「主人公」であり、その人生を臆することなく果敢に切り開いていって欲しい、という願いを込めてのことでした。『帰郷』『続・帰郷』以来となるセルフカバー作品として、ロングセールスを記録中のさださんのアルバム『新自分風土記Ⅰ~望郷篇~』に収録された、この「主人公」のアニメーション・ムービー・ショートバージョンが、特別に公開されました。これは親交のある漫画家・なかはらかぜ氏制作のアニメーション・ムービーです。実に味わい深い。私が気に入っている歌詞は次の部分です。

あなたは教えてくれた  小さな物語でも  

自分の人生の中では  誰もがみな主人公 

時折思い出の中で  あなたは支えてください     

私の人生の中では  私が主人公だと

 今から考えると、すごい生徒たちでした。文系クラスで東京大学に3人も合格したのに加え、多くが難関大学に見事に合格していきました。今の北高からはおよそ想像すらできません。彼らも今は社会人となり、活躍してくれています。早いものですね。当時を懐かしく思い出してみました。年のせいか…?そして、この学び舎を巣立つ生徒達に贈るインタビューで、私はこんなことを語っていましたね。懐かしい。❤❤❤

①この一年で一番心に残ったこと―最高の環境の中で英語の指導ができたこと。

②この一年間で一番つらかったこと―体育祭のページェントでダンスがなかなか覚えられなかったこと。あれは地獄です…。

③クラス自慢―勤勉な生徒が多い!努力は決して人を裏切りませんから。

④卒業生へ贈る歌―「夢をあきらめないで」岡村孝子  「主人公」さだまさし

⑤最後に一言―力を尽くして狭き門より入れ  やった後悔やらぬ後悔

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『いまはダメでも、きっとうまくいく。』

 私は出版プロデューサーの川北義則(かわきたよしのり)さんの大ファンです。出される本は全部読みます。前は東京スポーツ新聞社に勤められ(文化部長・出版部長を歴任)、現在は出版プロデューサーとしてご活躍されるとともに、生活経済評論家、エッセイストとして新聞や雑誌などに執筆をなさっておられます。100冊を超える著書のなかで、20代の若者からシニア世代に広く向けて「人生を豊かに愉しく生きる」ことに主眼を置いたエッセイを数多く執筆しておられ、豊富な人生経験に裏打ちされた言葉には定評があります。文章・講演会を通じ、その言葉は人々の心をとらえ続けています。私もその一人ですが、私が川北さんに惹かれるのは、一つのテーマに添えられるエピソードの数々が説得力があり思わず膝を叩いてしまう点です。川北さんは、著書の中で『「人間的魅力」とは、磁石のようなものだ』と述べておられますが、直接目には見えないけれど、人を惹きつける力。それが川北さんにはあるんです。気配り、思いやり、優しさ、いたわり、謙虚さ、素直さ、力強さ、励まし、叱咤など、内側からにじみ出る言葉の一つ一つに、ジワーっと惹かれるんですね。以前に、私が考える川北さんのこうした魅力について述べたことがあります。⇒コチラです

 以前に出た、川北義則『いまはダメでも、きっとうまくいく。I Can’t Achieve It now, But Am Sure I Can Successfully Do It Finally』(PHP研究所)「愛蔵版」が昨年の12月上旬に出るということを聞いていたので、楽しみに待っていたんですが、11月末に、たまたま「ファミリーマート」の書籍コーナーに早々と4冊ほど入荷していました。発売日は12月4日とあります。出版界特有の発行日表記ですね。すぐに買って帰って興味深く再読しました。文庫本よりもゆったりと紙面を取って、非常に読みやすい作りになっています。まさに「愛蔵版」でした。

 最近、「センター試験」を直前に控えて、成績が全く伸びない生徒たちを見ていて、教室で「努力の方向」が間違っているという話をしました。いくら問題をやみくもに数を解いても、肝心のポイントを抜かした勉強をいくら続けていても成果にはつながらない、という趣旨の話です。次の川北さんの言葉を読むと、まさにそのものズバリだと膝を打ちました。

 誤った努力はまったくの無駄である。
 逆境から抜け出すために、さまざまな努力をするのはいいが、その努力が誤っ
ていないか、冷静に考えてみることも大切だ。
 無駄な努力とは、次のようなものをいう。
 孟子いわく「木に登って魚を求む」。
 こういう方向違いの努力は、気がつけばとめられる。
 だが、誤った努力の中には、努力そのものの理解の仕方を誤っている場合があ
って、これは修正するのがかなりやっかいだ。
 「私はこれだけ努力したんです。それだけは認めてください」
 こういういわれ方をすると、かなりの人はそれを受け入れる。
 「まあ、そうだな」と思ってしまうのである。
 世の中には「努力賞」というのもあるくらいだからこれも無理はない。
 だが、私はこれこそ誤った努力なのだと思う。
 何のために努力をするか。
 目標を達成するためだろう。だったら成果を上げえない努力は無駄な努力では
ないだろか。
 無駄な努力をして、それを「認めろ」というのは虫がよすぎる。
 一生懸命やっても成果が出ないこともある。
 私とて、その種の努力を認めるのにやぶさかではない。
 だが、それを努力した側がいってはならないと思うのだ。
 相手が認めてくれたら、喜んで受ければいいし、努力させる側はそういう視点
から見てあげることも大切だ。
 だが、努力をしている側が、成果も上げず「努力を認めてほしい」というの
は卑しい根性ではないか。  (pp.140-142)

 私の大好きなシンガーソングライター・小田和正さん(72歳!)の楽曲に「東京の空」という歌があります。その歌の中に、こんな言葉が出てきます。私の大好きな詞で、気に入っています。若い頃の小田さんを知る私は、これは小田さんの実体験だと思っています。今日も米子「志学館」で生徒たちに聴いてもらいました。コツコツと正しい努力を続けていれば、どこかで誰かが見ていてくれて、救いの手が差し伸べられてくる、ということを私も何度も経験してきました。これを、尊敬する故・渡部昇一先生「天から助けのロープが降りてくる」と呼んでおられました。⇒コチラです ❤❤❤

がんばっても がんばっても うまくいかない
でも気づかないところで 
誰かが きっと見てる    (「東京の空」)
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新聞を複数読む

 私は毎日、『朝日新聞』『読売新聞』『日本経済新聞』『産経新聞』『スポーツ報知』『日刊スポーツ』『大阪スポーツ』(週末には『Alpha』も)を読んでいます。教員に成り立ての若い頃に、「同じことを扱った記事でも、複数の新聞を読み比べると面白いことが見えてくるよ」と教えてもらい、以来ずっとそうやってきました。同様の記事でも、切り口・視点が鋭い取材、他社にはない情報、が垣間見える場合もあり、楽しく読んでいます。 ⇒私の読んでいる新聞・雑誌はコチラ

 例えば、去る10月31日の朝刊に、『読売新聞』「英語の外部試験は見送りになる模様」と書いていてビックリしたのに、『朝日新聞』「計画通り実施の予定」と対照的な書き方に強い関心を持ちました。ここら辺から、『朝日新聞』安倍首相ひいては官邸との敵対関係を邪推することもできますね。ご承知の通り、翌11月1日には文部科学大臣が「延期」を表明しました。こうして気になった、興味を引いた新聞記事をノートに貼って、「ネタ帳」にしているんです。

 私は故・板坂 元(いたさかげん)さん(元ハーバード大学講師)の本が大好きで、教員に成り立ての頃はのぼせて読んでいたものです。先生のご専門は江戸文学でしたが、興味は多岐に渡り、あらゆる分野に精通しておられる方でした。実に面白かった。そんな板坂先生は、何か物を考えていて、行き詰まった時には、新聞売り場に駆け出していき、目に触れた雑誌新聞を次々に買い集めては、広告、記事を問わず、隅から隅までむさぼり読んでおられたとのことです。株式・ファッション・漫画・スポーツ・自動車・思想・哲学・料理・旅行・セックスなど、どんな内容でも読んで、2日あまりそうした作業を続けた後は、いつも新しいアイデアが生まれたと言います。先生はこういった作業を、「ブレーン・ストーミング読書」と名付けておられました。

 『大空港』『ホテル』『自動車』『マネーチェンジャーズ』『殺人課刑事』『エネルギー』などの、企業の内幕を克明に描いた小説で、私が大好きだった大ベストセラー作家の故・アーサー・ヘイリーは、毎日丹念に新聞・雑誌を読んでいました。新聞雑誌を穴の開くほど読むことで、次の作品のアイデアを練るのだそうです。朝刊を開けば、本を書く題材が五つや六つは見つかるのだそうです。「次に取り上げる職業は何だろう?」と、新作を楽しみに読みふけった当時が、懐かしく思い出されます。 ❤❤❤

  • 『0-8滑走路』 Runway Zero-Eight (1958年)
  • 『最後の診断』 The Final Diagnosis (1959年)
  • 『権力者たち』 In High Places (1962年)
  • 『ホテル』  Hotel(1965年)
  • 『大空港』  Airport (1968年)
  • 『自動車』  Wheels (1971年)
  • 『マネーチェンジャーズ』 The Money Changers (1975年)
  • 『エネルギー』  Overload (1979年)
  • 『ストロング・メディスン』 Strong Medicine (1984年)
  • 『ニュースキャスター』 The Evening News (1990年)
  • 『殺人課刑事』 Detective(1997年)
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「じゃがポックル」

◎週末はグルメ情報です!今週は「じゃがポックル」

    北海道といえばジャガイモですね。そのジャガイモを使ったスナック菓子は、多くの人に愛されています。私が大好きなカルビー「ポテトチップス うす塩味」もその一つです。今日ご紹介するのは、発売からたちまち人気となり、今や北海道みやげの定番となったのが「じゃがポックル。その人気は今やワールドクラスで、お土産売場では、外国人観光客がまとめて購入していくほどの人気だそう。でも、実際にどんなお菓子なのかは知らないという人が多いのではないでしょうか。

ジャガイモの旨味と栄養分を残すため、あえて皮が残されている

 実は「じゃがポックル」は、ポテトチップスで有名な「カルビー」が、別ブランド「ポテトファーム」として作っているスナックです。ポテトファーム」とは、北海道から世界中へ愛されるものづくりを目指すブランド。原料となるジャガイモはすべて北海道産で、塩もオホーツクの焼き塩を使用。北海道にとてもこだわっているお菓子なのです。先日、松江駅前の「一畑百貨店」「北海道展」で、特別限定品として販売されていたので、買い占めて帰りました。

 個包装(1袋18g)されているので、お土産として重宝しますね。中に入っているポテトの大きさは大小まちまちで、中には細くて小さなものも。あえて大きさのバラつきを活かしているのは、ジャガイモをそのままお菓子にした「じゃがポックル」ならではの魅力です。北海道産のじゃがいもの中でも製法に適した大きさのものを厳選し、スティック状にカットされた生のジャガイモをそのまま揚げているため、ジャガイモ本来の味を楽しむことができます。小さな釜でフライして揚げムラを細かくチェックし、フライ後も少量ずつ丁寧に選別するなど、手作りに近い生産をしている、とされます。ジャガイモの旨味と栄養分を残すため、あえて皮が残されているじゃがいもは、生産農家と共同で研究し、生育環境を整えた畑で収穫されたもののみを使用。塩はオホーツクエリアのサロマ湖の汽水域から作られたもので、海水をくみ上げ、釜でじっくり煮込むことでマイルドな味わいになっています。サクサクとした軽い食感と、ほどよい塩加減が絶妙で食べ始めると止まらなくなるこの味には、そんな秘密があったんですね。温かみのある色合いに、かわいい「じゃがポックル」のイラストが目印です。

 「じゃがポックル」という名前は、アイヌ民族に伝わる「コロポックル」から採られています。コロポックル」とは、アイヌ語で“蕗(ふき)の下の人”を意味する伝説の妖精です。恥ずかしがり屋で人前に姿を見せることはないのですが、夜中にこっそり食べものを置いていくような優しさを持つ、幸せをもたらしてくれる神様として伝えられています。ちなみに、私が毎週通っている、米子東高校最寄りの境線JR駅は、「博労町駅」ですが、水木しげる先生にちなんで別名「コロポックル駅」です。

 これとほぼ同じお菓子が、カルビー「じゃがビー」です。「じゃがポックル」はじゃがいもをそのままフリーズドライしたかのようなサクサクとした食感がしますが、一方、「じゃがビー」はカリカリした食感をしていて、よりスナック菓子っぽく仕上がっている感じですかね。また、よりダイレクトな塩味を感じるのは「じゃがビー」の方で、味にメリハリ感があるので、普段のおやつやおつまみなどにうってつけかもしれません。一方、「じゃがポックル」の塩味はマイルドで、「じゃがビー」にはない味の深みがあり、上品さすら感じさせる仕上がりとなっていますね。両者の違いは、「「じゃがポックル」は北海道産の厳選した原料のみを使用しています。じゃがいもについては、「じゃがポックル」は北海道産のみ、「Jagabee」は北米産のじゃがいもを使用しております。塩については、「じゃがポックル」は、「オホーツクの焼き塩」に限定して使用しております。」(カルビー)ということのようです。❤❤❤

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渡部昇一先生のエピソード(7)~大嫌いな先生

 尊敬する偉大な故・渡部昇一先生の、あまり世間には知られていない思い出を、1回1回取り上げてきました。過去のブログと、先生の「全著作目録」については、最近も書きました。⇒コチラです  今回は先生の幼い頃の嫌な思い出です。

◎大嫌いな先生

 数多くの先生にかわいがられた渡部昇一先生も、人生でたった2人だけ大嫌いな先生がおられました。小学校と中学校のことです。

 渡部家の家族はみんな字が上手でした。特にお父さんはかなりの達筆でしたし、お姉さんは習字はいつも金賞で、学校以外に地区でも金賞をもらい家には賞状の入った額がいっぱいありました。ところが渡部先生だけが字が下手くそだったんです。その原因は、小学校で初めて習字の清書を出せと言われたときに、「清書」という言葉を聞き落としてしまったことにあります。当時は紙はまだ貴重品でした。習字も同じ紙に何度も何度も書いたものでした。それを渡部先生はそのまま提出してしまったのです。一目見れば清書でないことは明らかなのに、渡部君、これはもう一回書き直しなさい」という一言も言ってくれない意地の悪い先生でした。最悪の評価を受けます。子供ながらに、ひどい恥をかいた、という傷がトラウマのように先生には残ったのです。このことがあって以来、その女性の先生は嫌な先生(~小学校三年生)になりましたし、ずっと習字が下手になってしまったのです。小学校の先生のたった一言がなかったばかりにつまずいた経験でした。

 渡部先生は、後年、エジンバラから研究を終えて帰国した時に、なにがなんでも字をうまくなりたいと決意されます。自分が書道の先生のところに通うやり方だと、忙しい先生は挫折してしまいかねないので、先生に自宅に教えに来てもらうことにしました。月謝制ですから、たとえこちらの都合が悪くて休んで、月に一回も習わなくても月謝だけは払わなければいけません。この取り決めが良かった、と回想しておられます。30年以上もプロの先生について月に三回ほど習ったので、上手になられました。いつも先生からいただくお手紙の最後には達筆で「渡部昇一」と名前が書いてありました。私が退職した時には、あの達筆でねぎらいのことばが綴ってありました。私の「家宝」です。

 嫌いな先生のもう一人は、旧制鶴岡中学校の英語の先生です。英語の授業がつまらなかったので、授業中に先生が大好きだった『名作主水捕物帖』を、机の下で読んでいました(当時の先生は『右門捕物帖』『銭形平次捕物控』といった捕物帳を読みふけっておられました)。これが見つかって「何やってんだ!」とガンと殴られました。これは授業ですから仕方がないでしょう。ところが、昼休み時間中、弁当の時間に『少年講談』「三好清海入道」を読んでいたら、するとあの教師が目ざとく見つけて、「その本を持って来い」と怒られます。教室の前に正座させられて、ぶん殴られ、学校を辞めろ、とまで言われました。これはもう注意や怒りではなく憎しみ以外の何者でもありませんでした。生意気に見えたのでしょうか、この先生には目の敵にされて憎まれていたようです。持ち物の全校一斉検査では、先生が自分で持っていた本から友人に貸してあった本まで全部取り上げられました。それらは職員室の前に山のように積み上げられました。これは昭和18年の出来事ですから、新刊書などは出なくなった時代です。中には先生たちが読みたい本もいっぱいあったことでしょう。いつの間にか職員室の前からその本の山が消えたと言います。みんな先生たちが自分の家に持ち帰ってしまったのです。戦後その本のうちの一部が古本屋に出て、渡部先生は買い戻しておられます〔笑〕。この中学校の先生は「本を読むこと」を憎んでいました。教科書以外は本を読むこと自体を憎んでいました。きっと読書をしない、読書の価値も分からない先生だったのでしょう。本を読むことじたいが悪い、などと考える人がいるなんてことは、小学校卒業まで渡部先生は想像だにしていませんでした。小学校よりも中学校は自由になるはずだったのに、実際は逆だったのでした。この先生だけは合わなかったようで、おかげで学校は嫌いになるわ、英語は嫌いになるわで、一学期の中間試験では英語は赤座布団(落第点の課目には赤線が引かれ「赤座布団」として怖れられました)でした。期末試験ではなんとか挽回しましたが…。

 当時の鶴岡中学には、粗末な先生が多かったと渡部先生は回想しておられます。戦後に、校長先生が「この中学の進学率が悪いのは、必ずしも君たちが悪いわけではない」と生徒の前で明言して、教員の質の悪いことを認められたことを、先生ははっきり覚えておられます。思い起こしてみても、よくあれで務まったなという先生がかなりいたのは事実のようです。❤❤❤

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「簡単にめくれる付箋ケース」

 今年の8月下旬、東京駅「東急ハンズ」で文具売り場をブラブラしていたら、面白いものに出会いました。私は全国の「東急ハンズ」を巡っていますが、必ず何か新発見があります。今回は、横田文具」という会社の、ローラーを回すことで付箋を1枚ずつ簡単にめくることができる「簡単にめくれる付箋ケース」でした。数々の特許を持つ東大阪市の発明家横田さんのアイデアを、エイジ化成」が具現化したのが「横田文具」です。“ちょっと不便”をどう解消できるかをお手伝いできないだろうか、そうした思いの中で生まれたのが「横田文具」です。この商品は、机の上で困っていた「付箋」の居場所を作りました。使いたい時、思いついた時にローラーを回転させれば、1枚だけをさっと取り出し、使うことができます。持ち運びにも便利ですよ。

 私たちの毎日のデスクワークで絶対に欠かすことのできない存在であるにもかかわらず、何となく居場所が定まらない存在の文房具が「付箋」やポスト・イットですね。事務作業をするときはもちろん、本を読むときの大切な目印として、さらには新しいアイデアが浮かんだときの覚え書きのメモ用紙として、誰かにメッセージを残したい時に、そして仕事場のみんなとブレイン・ストーミングをする時にも、アイデアを整理する時にも、発想の小道具としても欠かすことの出来ない存在になっているのが「付箋」なんですが、何と無く居場所が定まりません。そして数が減ってくると書類と書類の隙間に挟まって、どこかに行ってしまって分からなくなってしまう。新しい束を出してきたら、今度は使いかけの付箋だらけになってしまう。いざ使おうと思ったらカドが欠けてしまって剥がしづらくなっていたり、束の途中で2つに割れて残念な状態になってしまうのも、この「付箋」でした。

 そんな私たちの「付箋」に、デスクの上できちんとした居場所を与えてあげることができる、付箋の専用ケースが、今日ご紹介する「簡単にめくれる付箋ケース」です。赤いローラー部分を指先でちょっと回転させてやれば、さっと付箋が中央から引き上がってくる、という特許取得済みの便利な機能を搭載しています。使いたい時、思いついた時に、付箋1枚だけを簡単に取り出すことができるんです。一般的に売られている付箋の大きさに対応できるよう、大・中・小と3つのバリエーションが用意されています。そしてここが味噌なんですが、複数サイズ、複数のカラー付箋の使い分けに対応するため、この商品を2つ、3つ隣同士に置いてやるとマグネットで繋がって、ピタリとデスクの上でまとまってくれるんです。これ、とっても便利ですよ。

 文具店では、取り出しやすいように工夫されたスタンド・アップ式の付箋も販売されてはいますが(例えば3M)、補充の付箋が高価で、それ専用のものを購入する必要がありました。この「簡単にめくれる付箋ケース」なら、一般的な付箋を1冊分内部に補充して使うことができ、コスパに優れています。たいへんコンパクトで軽量ですから、バッグやペンケースに収納して持ち歩くことも可能。もちろん移動中に付箋がバラバラになってしまうことはありません。

 本体のカラーはブラックホワイトの2色から選ぶことができます。その機能性はもちろん、デスクの上に置いて、そして手で触れて上品で手触りが良いよう、表面のシボ仕上げにも細心の配慮を行って作り上げた、高度なプラスチック成形製品がこの「横田文具」の大きな特徴です。プラスチック製品の設計から成形、加工、検査、組み立て、出荷までを自社で一貫して行うことができるプラスチック製品の製造メーカー、エイジ化成」と、大阪の文具発明家の横田さんが手を組んで作った製品です。

 ちょっと見、プリンターのインクカートリッジのような不思議な形をしていますが、この中に付箋をセットします。既製品の付箋、たとえばポストイットでも、合うサイズがありますので使うことができます。この赤い部分を指でくるくると回すと、一番上の付箋が一枚だけ浮き上がってきます。これを指でつまんで剥がすだけ。実に簡単に一枚だけ付箋を取ることができました。

 対応する付箋のサイズは、大が75mm×25mm、中が75mm×14mmもしくは15mm、小が75mm×12.5mmです。マグネットが内蔵されているため、連結してくっつけることもできます(写真上)。これが実に便利な特徴なんです。つい散らかってしまいがちな「付箋」も、このようにデスクの上で定位置を作ることで仕事の効率化もできそうです。なにより付箋本体が汚れない点も良いですね。仕事で付箋をよく使う人にはきっと役に立つアイデア商品ですよ。「横田文具」のその他の便利商品はコチラのホームページをご覧ください。❤❤❤

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participate

 高校現場で使われている単語集で、participateを引くと「参加する(in)」と出ているだけです。どの単語集も似たり寄ったりです。中には= take part in~と注記しているものも見られます。実は participate in~=「参加する」という図式は、注意が必要なんです。生徒たちは何でもかんでも、「参加する」participateを使おうとしますが、ネイティブ・スピーカーたちの使い方・語感を観察していると、チョットとらえ方が違っていることに気がつきます。ただ「参加する」のとは訳が違い、みんなの前に立って何かをするというニュアンスでとらえているようです。I participated in a seminar on financial planning. と言ったら、みんなの前で何かお話しをした、という感じですね。同様に、We participated in the Christmas chorus.と言えば、コーラスに参加して歌っているということです。聞きに行っただけなら、went to a seminar/ attended a seminarと言えばいいでしょう。attendは「出席する」ということで、その場にいるぐらいの意味しかありません。日本語で言えば、「参加する(participate)」と「出席する(attend)」の違いと言ってもよいかもしれませんね。take part (in~)もparticipateと同じで、当事者として参加していることを意味します。ここら辺の事情を、私たちの『ライトハウス英和辞典』『コンパスローズ英和辞典』では、attendと違い積極的に参加することを意味する」と正しく注記しています。

 このことは、「単語の成り立ち」を考えてみるとよく理解できます。part(部分)+ cip(=cap 取る)+ ate(~する 動詞語尾)ということで、「一部分を取る」という意味なんですね。「役割」を演ずるという要素はここから来ているんです。イベントのある部分を担っているということですね。ついでに語根のpart(部分)から、partial(一部分の) depart(出発する)particle(粒子) particular(小部分に関する→特定の) apart(部分に分かれて→離れて) apartment(部分に分けられたもの→マンション)department(部分に分けられたもの→部門) party(分けられた部分→一行)  partner(分かち合う人→パートナー) portion(一部分)も芋づる式に押さえておきたいところです(『コンパスローズ英単語』『英単語の語源図鑑』『コンパスローズ英和辞典』のコラム「語根で覚えよう」)。私は今まで、こうやって「語彙力」の増強を図ってきました。丸暗記とは定着度が全然違います。

    ここら辺をきちんと扱っている単語集となると、まず皆無です。その点、竹岡広信先生『LEAP』(数研出版)は例外的な単語集です。この単語集はいろいろな意味で画期的な特徴を持っています。他の単語集とは一線を画すると私が感じているのは、例えば、participate「(何かの役割を果たすために,積極的に)参加する」と書き、「何かの役割を果たす」場合以外はgo to~で表現する。⇒go to the meeting「会議に参加する」 また「(人、クラブ)に参加する」はjoinを使う。⇒Would you like to join us?「私たちに参加しませんか。」さらに語源に触れて、part-「部分」+cipate[=take]からparticipate (in~)= take part (in~)と出ています。先日、米子で授業中に、この単語が出てきたので、上のような話をしたついでに、『LEAP』をみんなで引いてみて、さすがだなと感心しました。⇒私の書評はコチラです❤❤❤

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「モクモクガーデン」

 米子・「しんまち天満屋」に木と触れ合って遊べる施設「とっとりの木とふれあう広場『モクモクガーデン』」が、2019年10月15日にオープンしました。

 鳥取県では、県産材を利用した空間を体験することで、県民の県産材利用の意欲を高めるとともに、企業等の新たな木質内装化への取組を推進するため、企業等が行う県産材を効果的かつ先駆的に使用した木質空間の整備と木質空間を活用した県産材製品の普及活動を支援する「鳥取県木質空間モデル施設整備推進事業」を実施しています。本年度に実施する事業計画を募集したところ、3件の応募があり、評価委員会で審査した結果、この「(株)米子しんまち天満屋」の事業計画が採択され、県産材を内装等に使用した「てんまやモクモクガーデン」の整備等が行われることになりました。

 鳥取県産材を使用した大型遊具、試して買える木製玩具壁面パズル木のプールなどで自由に遊ぶことができる施設なんです。無塗装なので、木の香り、ぬくもり、手触りなどで自然を直接感じることもできますね。木のぬくもりを感じながら発想力豊かに楽しく遊んで、購入することもできます。角のないスギとヒノキのボールがたくさんある「木のプール」も楽しそうです。子どもたちは、木の香り、手触り、重さの違いを感じながら、安心・安全に五感を使って遊んでいました。利用は無料。鳥取県日南町産を中心とした県産材を使った木育広場で、木製の玩具や遊具を楽しめる空間を提供し、親子連れなど新たな顧客の来店につなげる考えです。場所は、「天満屋」3階の端っこです。おもちゃ売り場付近にあります。隣はミキハウス売り場がありました。1歳~6歳頃までの子ども向けです。

モクモクガーデン米子天満屋6

 無料で、しかも県内産の木を使用した施設となっています。室内にあるから、雨、風、暑さ、寒さも感じないでずっと遊ぶことができます。また同じ3階にはベビー休憩室・授乳室もあるので小さい子どももOKです。今後、ワークショップやヨガ教室、子育てセミナーなどイベントを開催予定とのこと。「モクモクガーデン」の床・壁には日南町のスギ材を使用しています。木のあたたかさを感じながら遊べるユニークな施設です。子育て家庭にはとても嬉しい施設ですね。❤❤❤

【追記】 これにつけて私に思い出されるのは、博多駅1・2番ホームにある、子どもとおとなが一緒になって遊ぶ遊戯施設「おもちゃのチャチャチャちゃちゃくらぶ」です。木の素材を中心に作られたこの施設は、木の持つ「ぬくもり」や「やさしさ」に包まれています。博多駅を行きかう様々なデザインの列車を眺めながら、実際に手に触れ、遊べるおもちゃで、 ここでしか味わうことできない体験ができます。私の大好きな水戸岡鋭治(みとおかえいじ)先生のプロデュースです。私の詳しい紹介記事はコチラです

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Pretty Little Men

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西村京太郎会報

 西村京太郎ファンクラブ会報の最新号「TOTSUGAWA EXPRESS」Vol.35が届きました。年2回の発行で、西村先生の作品の舞台裏を知ることのできる貴重な資料です。今号では、最新刊の『阪急電鉄殺人事件』(祥伝社)、12月に出る予定の『舞鶴の海を愛した男』(徳間書店)、来年1月に発売予定の『西日本鉄道殺人事件』(新潮社)の舞台裏が特集されています。私は、 バックナンバーの第1号から全部揃えています。先生は、10月22日に発売となった最新刊『飯田線 愛と殺人と』(カッパブックス)で、作品数が624冊となりました。目標とされている635冊(東京スカイツリーの634冊を1冊上回る)までもうすぐですね。先生も現在89歳。何とか頑張って635冊を達成していただきたいと思っています。現在分かっている刊行予定の小説は以下の通り。着々とゴールに向かっておられますね。

11月  『十津川警部仙山線<秘境駅>の少女』(小学館)
12月  『舞鶴の海を愛した男』(徳間書店)
1月   『西日本鉄道殺人事件』(新潮社)
4月   『東京オリンピック幻想』(文藝春秋)

 今回の『飯田線・愛と殺人と』(光文社カッパブックス)は、おおよそ次のようなあらすじで展開していく作品です。飯田線とアイヌの歴史の関わりなど、いつものように詳細でいて緻密な検証を背景としたフィクションです。

 旅行代理店勤めの野田花世が殺された。彼女は、旅行企画を進めていた飯田線の秘境駅で恋人と逢瀬を重ねていた。彼女への殺人予告をしていた犯人に、十津川は罠を仕掛ける!復讐に燃える被害者の恋人の暴走を止め、異常な犯人を逮捕できるのか!?

  この作品には注目すべき点が二つあります。一つは、飯田線のドラマでありながら、島根県の古代神話である「出雲神話」が頻繁に登場するんです。木次線「奥出雲おろち号」も出てきます。「出雲神話の世界に遊びたい人は、三段式スイッチバックを体験したい人は、どちらも木次線の「奥出雲おろち号」に乗ってみてください」 島根県と関連の強い作品であるという点です。二つ目は、発売元の光文社では、長野県内の書店とコラボレーションした「読もう!行こう! 長野×光文社キャンペーン カッパ・ノベルス『飯田線・愛と殺人と』カバー写真コンテスト」を開催して、JR飯田線の車両や風景写真を募集しました。その審査の結果最優秀賞に選ばれた石川県の泉 竜太郎さんの「秘境を走る」が、西村先生の最新作『飯田線・愛と殺人と』のカバー写真に採用されています。受賞されたさんのコメントです。

 このコンテストの存在を書店のポップで知ったのは、締め切りまで2週間弱というタイミングでした。慌てて仕事の都合を確認すると、たった一日だけ休暇が取れる!まさに九死に一生を得た思いでした。撮影日前夜に金沢市を出て長野県天龍村を目指し、翌午前3時に現地入り。予め当たりをつけていたロケーションをいくつか回り、始発から撮影に臨みました。私自身、小学生の頃から西村先生のファンで、光文社文庫をずっと集めていました。長男には、先生の名前をいただき「京太郎」と名付けました。3年前、湯河原の西村京太郎記念館を訪問した際には先生にお目にかかり、サインをいただいたこともあります。思い入れは誰にも負けぬ自信があり、このコンテストを知ったときには「絶対、選ばれたい!」と強く思いました。書籍ならタテ写真が良いか、文字を入れるスペースは必要か、帯も付くのか、などと思いを巡らせて構図を決めました。こうしてカバー写真に選んでいただけたのは夢のようであり、大変光栄に思っております。(泉 竜太郎)

▲光文社ホームページより この写真が作品のカバーに採用された

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「アマンドロール」

◎週末はグルメ情報です!今週はロールケーキ

 「バッケン・モーツアルト」は、広島のケーキ屋さんです。市内に何軒もお店があります。私は、津和野高校に勤務している時代に、山口市のショッピング・センター「夢タウン」の中にある「モーツアルト」のお店で、ここのケーキをよく買って帰っていました。津和野駅から特急「スーパーおき」で1時間ですから、休みの日にちょっと思い立ってよく出かけていたんです。懐かしい思い出です。

 このお店の、アーモンドのロールケーキ「アマンドロール」がとっても美味しいんです。表面にコーティングしてある生クリームは、お砂糖だけが入っているクリームなのですが、ロールの中に入っているクリームは、なんだろう?洋酒の入った、香りのいいクリームでした。スライス・アーモンドもサクサクで、これまでに食べたロールケーキの中でも、最高においしいロールケーキでした。

 今回、広島に行ったついでに、広島駅に新しく誕生した「EKIE キッチン」をぶらぶら歩いていたら、偶然、「モーツアルト」の看板が目にとまりました。本当に久しぶりに「アマンドロール」を買って帰りました。以前のあの味でした。八幡家のお客さんにも、美味しいといって喜んでいただきましたよ。❤❤❤

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関門海峡クルージング

 私の宿泊する「プレミアホテル門司港」(⇒私のオススメホテルです。私の宿泊記はコチラ)からすぐそばの、「門司港レトロ内桟橋」から毎週土曜日に、関門海峡クルージング」船が運航されています。約40分間の遊覧観光です。前回訪れた時には、乗ることができなかったので、今回はあらかじめ予定に組み入れておきました。出発時間まで、波止場でやっている大道芸を見たりして時間を潰しながら、散策をして待ちました。クルージングは、門司港レトロ内桟橋⇒ブルーウィング門司(恋人の聖地)・和布刈神社・関門橋・壇ノ浦・赤間神宮・唐戸市場・下関国際港・巌流島などを、船上から展望して、再び関門連絡船乗場に戻ってきます。

 歴史の薫り漂う「関門海峡」を船でめぐり、船上から下関と北九州の両岸の景色を望むことができます。ブルーウィング門司(恋人の聖地)が跳ね上がるのに合わせて同時に出港する「関門海峡クルージング(門司港レトロ内の桟橋を出発)です。船内ではお薦めスポットが近づくにつれて、放送で観光地の案内をしてくれます。ぐるっと回って帰ってきました。海峡を優雅に往来する船を眺めながら、ゆったりと過ごすのがおすすめです。主に小型の貨物船が、ときおり大型船が通り過ぎ、海運の要になっているのだな、と感じられます。時間があれば対岸にも渡り、両岸から景色を楽しむとそれぞれのカラーを感じられて面白いでしょうね。ちょっと寒かったので、2階の船上席ではなく、船内で窓から絶景を見入りました。

 さらに今回の訪問では、門司港から下関「唐戸市場」「海峡館」を訪れるために、船で下関側に渡ることにしました。門司港下関との間、距離にして約1km程を、わずか5分程度で結んでくれる、短い船の旅を楽しめる「関門汽船」です。「壇ノ浦の戦い」で知られる関門海峡は、その名の通り潮の流れが激しく、時には大回りをするので、若干遅れて到着する事もあります。東側には「関門橋、西側には「巌流島」を眺める事ができます。本州と九州を結ぶ市民の足として重要な航路となっており、近年までは海上国道2号線と呼ばれたりもしていました。あっという間に到着しました、快晴の中潮風に吹かれての楽しいひとときでした。❤❤❤

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『ライトハウス英和辞典』パンフレット

 私たちの『ライトハウス英和辞典』(第6版、研究社)の、来年度用の販売促進パンフレットが出来上がりました。私が書きました「この1年でalmostが4回も出題された!!」が掲載されています(写真下)。新しい「共通テスト」では、文法・語法問題はなくなりますが、文法指導はしなくてもよい、ということにはなりません。文法のための文法を聞くことはなくなりますが、英語を正確に読み解くための文法は非常に大切になってきます。そのことを、この一年の「センター試験」「共通テスト試行テスト」で、はっきりと感じることができるんです。そのことを解説しました。

 以前に、このブログでも、「文法はやらなくていいか?」(⇒コチラです)と題してこの問題を取り上げたことがありますが、その完成版です。「ダウンロードサイト」に登録しておきましたので、全文をお読みになりたい先生方はご覧ください。ここら辺の語の使い方に関する細かい注記が、分かりやすい形で『ライトハウス英和辞典』にはびっしり詰まっています。❤❤❤

・「この1年でalmostが4回も出題された!!」『ライトハウス英和辞典』(第6版)パンフレット  2019年11月 ⇒コチラで読むことができます 外面  内面

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『共通テスト重要問題演習』できました!

 大臣の思わぬ失言を発端にして、外部の民間試験が延期となり、共通テスト」のウェイトが俄然クローズアップされていますね。これだけは言っておきたいのですが、受験生は決して楽にはなりません。結構ハードな試験ですから(平均点50点、全部あらゆるジャンルの長文に、語数1,000語以上増加、イギリス英語での出題可能性、リーディング:リスニング=100:100など)、入念な準備が必要になります。そんな中、11月1日に『2021共通テスト重要問題演習英語リーディング』『2021共通テスト重要問題演習英語リスニング』の二冊が、ラーンズより刊行されました。「共通テスト」の出題方針、試行調査で見られた出題様式を踏まえて、分野別に基礎の定着をはかり、共通テストで求められる思考力・判断力・表現力の土台を養成するための教材です。問題冊子、解答・解説、別冊ナビゲータ冊子の3冊から成り立っています。詳しい中身の紹介・ページ見本は、ラーンズのウェブサイトに出ていますのでぜひご覧になってください。⇒コチラです

 長年、たくさんの先生方にご支持をいただいた『重要問題演習』シリーズの特徴を継承しながら、新しい傾向にもきちんと対応しております。これまでご好評をいただいてきた「ナビゲーター」冊子も、引き続きお届けさせていただきます。まずはこの冊子で、共通テスト」の求める力、それに対する「勉強の仕方」、各大問への迫り方を勉強していただいた上で、問題演習にかかっていただきたいと思います。実際のページを幾つかご覧いただきましょう。新たに発表になった「イギリス英語」での出題の可能性に関しても、取り上げています。ご採用いただいた学校には、データCDもお届けすることになっています。

 今までの長い経験を活かして、少しでも使いやすいものにすべく知恵を絞りました。リーディングを担当してくださったラーンズ・英語編集部湯浅真由美(ゆあさまゆみ)さん・戸國 学(とくにまなぶ)さんとタッグを組んで、作業を進めてまいりました。編集の方々のご努力で素敵な教材に仕上がっています。ありがとうございました。

▲リーデイング編集担当の湯浅さんと

 見本の請求はラーンズのウェブサイトから、あるいは各県の営業担当者にお願いします。いつもなら年明け2月に発行される教材ですが、大きく変わる新しい共通テスト」対策を少しでも早くから始めていただけるように、というラーンズの思いから、異例のこの時期の出版になりました。ぜひご検討くださいね。❤❤❤

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城崎温泉駅

 「城崎温泉駅」に降り立つのは、これで二度目です。城崎は北近畿の温泉の名所として、また蟹料理の本場として、観光地の賑わいを見せています。志賀直哉『城の崎にて』に登場したことで、知名度がぐんと向上して、関西を代表する温泉地として成長していきました。2005年に、城崎町がお隣の豊岡市と合併することに伴い、「城崎駅」から「城崎温泉駅」へと改称されました。2000年には駅舎前に「駅舎温泉さとの湯」がオープンし、第1回「近畿の駅百選」にも選定されました。駅前には土産物店や旅館・ホテルの並ぶ温泉街が広がっています。駅舎の外観は、城崎温泉の街並みのイメージを「3階建て木造建築」と捉えて、軒下、壁面上部、腰壁の3本の木質調のラインと白色の壁とのコントラストで、街並みと調和した外観となりました。高く大きな屋根とそれを支える太い柱が印象的ですね。2016年11月に温泉街の街並みと調和するように、木調と白壁をイメージしてリニューアルされました。現在の駅舎が建設されてからの約90年間受け継がれてきた、アール・デコ調のデザインを継承しています。内装も「街並みとの調和」を重視し、駅舎の床面には「大谿川(おおたにがわ)」、「玄武岩」、「柳」をモチーフにしたデザインが施されています。その対岸には、デジタルサイネージを設置して、城崎温泉の最新情報・魅力を発信していました。華観光列車「TWILIGHT  EXPRESS 端風(みずかぜ)」のお客様専用出入り口も改札口に設置されています。 そのお隣に「待合室」があります。温泉の浴室内をモチーフにして、古式入湯法で使用する湯杓や、足湯をイメージしたデザインが施されていました。ちょっと一風変わった椅子ですね。豊岡市城崎温泉の再生の歴史を紹介する歴史パネルも壁面には設置されていました。城崎温泉の名物を販売する地域産品販売店「おみやげ街道 但馬・丹後いいものショップ」も待合室にはあります。私はここで「アトリエ・ヌー」の革小物(⇒コチラに私の紹介記事が)を見つけてファンになったのです。

 屋外の「ラウンジ」は、待合スペースとしての機能です。城崎温泉の自然との共生をコンセプトにした「こうのとり」をモチーフにしたデザインが取り入れられていました。さらには、「こうのとり」をベースにした地元作家の作品も展示されています。

 島式・相対式3面4線のホームを持つ地上駅。駅舎は4番乗り場側にあります。各ホームへは跨線橋で連絡していて、特急「こうのとり」「きのさき」の始終着駅で、特急「はまかぜ」の停車駅でもあります。駅前にある「足湯処」は無料で利用でき、電車の待ち時間をゆったりと過ごすことができました。駅前には「飲泉場」まで設置されています。落ち着いた素敵な雰囲気の駅です。❤❤❤

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庭に人工芝

 家の周りをすぐに雑草が生えてきます。業者の方にきれいにしてもらって安心していると、暑い季節には1ヶ月もしないうちに草ボウボウになってくるんです。⇒八幡家の「草取り」の話はコチラに書きました  この間、根こそぎきれいにしてもらったばかりなのに、もう八幡家の前は草ボウボウです。「何とかならないものかなあ~?何か良い方法はないかなあ?」と、漠然と考えていたんです。そんなある日のお昼時、私にしては珍しく「ガスト」でハンバーグを食べていたところ、通路を挟んで真ん前になんだか見たことのある人が食べているではありませんか!私の家を新築するときに、何から何までお世話になったミサワホーム広澤所長さんです。ホントに偶然の出会いでした。早速席を移動して、先の草の話を相談したんです。すると幾つかの提案をいただきました。一度家を見に来て、プランをお持ちします、とのことでした。早速に担当の方がプランと見積もりを持って訪ねて下さいました。仕事が早いんです。きれいな完成図まで見せてもらいました(下写真)。一目見て、もう即決です。

 早速、工事が始まりました。庭を全部掘り起こして、防草シートを敷き詰めてもらいます(写真上)。それから本格的な工事です。お天気とも相談なので、雨の日には、途中お休みを挟みながら先週完成しました。さすがプロの仕事ですね。見違えるようになりました。自宅の正面の所は全部人工芝を張ってもらいました。最近の人工芝は実によくできていますね。見た目も綺麗で、ふかふかで、いい気持ちで寝転ぶこともできます。台所の勝手口付近はコンクリートで固めてもらいました。水はけにも留意していただき傾斜をつけて、端っこは化粧砂利を敷いて丁寧に工事が進みました。家の裏の辺りは、化粧砂利を敷き詰めてもらいました。防犯対策にもいいそうです。そんなわけで、完成した八幡家の周りが下の写真です。ああ、これで雑草の心配から解放されそうです。ああ、嬉し!ご近所さんも数人見に来られ、「ウチも真似しよう」と感心しておられましたよ。家を建てるときにも感動したものですが、「ミサワホーム」は仕事が綺麗です。そして何よりもアフターケアが万全です。もしあの日、広澤さんに偶然会わなければ、こんなに綺麗にはなっていませんでした。❤❤❤

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テンヨー2020入手!

 2020テンヨーマジック新製品5点(⇒私の紹介記事はコチラです)のうちの2点「ミラクルフィッシング」「ミステリーブレイド」はすでに発売されていて、アマゾンではもの凄い値引きで売られていますね。残り「超能力BOX」「四次元クロス」「サプライズメモ帳」3点の全国一斉発売日が、11月6日に決まりました。 テーマパーク、全国量販店、専門店、雑貨店、等で買い求めることができます。この時期はどんな新製品が出るのかと、毎年ワクワクするんですね。そして大概その期待は裏切られることがありません。

 以前、津和野高校に勤めていた頃、博多に出かけた際に、まだ発売日までは相当あるのに、博多駅内の「東急ハンズ」には、発売前の全製品が並んでいたのを見てビックリしたことがあります。全部買い占めて帰りました。その時からです。どうも「東急ハンズ」では、発売日よりもかなり早く店頭に並ぶことを知りました。しめしめ。ディーラーさんのおられるテンヨー・ショップでも早めに手に入れることができます。今回も、広島に出て「東急ハンズ」に立ち寄った際に(私はここが大好きなんです)、2階のゲームコーナーをのぞいてみました。ありました、ありました!やはり全部並んでいます。早速全部買って、ホテルに戻って中身を取り出して遊んでみました。

 中でも私がたいそう気に入ったのは、不可能な貫通現象の「四次元クロス」です。使うのはちょうど昔のホテルの鍵のような細長いキーホルダー的なもの。懐かしいですね。これを逃げ場のない棒状のケースの中に入れるのですが、十字になるように中に入れてしまいます。あら、不思議!何の抵抗もなく、クロスしてケースを突き抜けて出てきます。それを抜いても、もちろん傷一つありません。この棒状の物だけではなく、鉛筆などを貫通させることも可能です。商品は、仕掛けの棒が2本、十字の筒1つ、鍵とチェーンが2組と詳しい解説書です。いかにもテンヨーらしさが発揮されている精密なギミックで、気に入りました。映像をご覧ください。チョット信じられませんね。これだからテンヨー・ファンはやめられません。世界中から注目されているマジックです。♠♣♥♦

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ローストビーフと天ぷらの食べ放題

◎週末はグルメ情報です!今週はローストビーフと天ぷら食べ放題

 「リーガロイヤルホテル広島」に泊まったら、1 階の「オールデイダイニング  ルオーレ」で、土・日・祝日の限定で、 ローストビーフ・ フォワグラソテー ・ 揚げたて天婦羅 食べ放題 &ディナービュッフェ 』 (2時間限定、4900円)が開催されていました。まさに「食欲の秋」にふさわしく、食欲をそそる 五感 に訴える 料理ですね。シェフとの会話や、スタンド・クッキングで目の前で調理するパフォーマンスを楽しめるメイン メニュー に は、不動の人気を誇る 肉汁と旨みをしっかりと閉じ込め た 「 ローストビーフ 」 と 、世界三大珍味のひとつで、表面がかりっと焼きあげられ、クリーミー な食感 を味わうことのできる 「 フォワグラソテー 」 、そし て 魚介類 や野菜 などを、 職人さんが最適なタイミング で目の前で 揚げてもらえる 「天ぷら」 が用意されていました 。また、ビュッフェ・ コーナー には、 日本の 「 手まり寿司 」 や 南アフリカ料理の「 ボボティー (挽肉のカレー風味焼き 」 、ジョージア料理の「オジャクリ (ジャーマンポテト パクチー添え) 」 など、世界各国の料理も多数 取り揃えてありました。まさに食の世界旅行 ですね。シックな美食空間で 贅を尽くした料理 の数々を 心ゆくまで 楽しむことができました。中でも特に美味しかったのは、アイルランドの「アイリッシュシチュー」でした(写真上)。あまりの美味しさに3杯もお代わりをしてしまった〔笑〕。デザートのコーナーには、10種類以上のショートケーキが並んでおり、チョコパフェまで自分で作ることができます。

 何回かお代わりに並んで、お腹いっぱいになりました。揚げたて熱々の「天ぷら」は最高ですね。海老、穴子、チーズ、きのこ、しらすを揚げていただきます。私はエビが大好きなので、再度エビをリクエストして揚げてもらいました。最初はお任せで揚げてもらうんですが、2回目からは自分の好きな食材をリクエストできるんです。実に美味しかった。ローストビーフ」も目の前で、シェフに塊からスライスしてもらうので、実に新鮮です。ソースをかけてもらい絶品のローストビーフです。フォアグラ」も珍味です。このように少しずついただくのが、いいのかもしれません。でもこれがバカにならない。調子こいて食べまくったところ、家に帰ったら2キロも体重が増えていました〔笑〕。今、元に戻すのに大変です〔笑〕。❤❤❤

★八幡家のローストビーフ」と言えば、贅沢をするときには、西川津の「ラパン」で塊をお願いして買って帰ります。薄く切ってしょうがをつけてソースを多めにもらって食べるんですが、これがまさに絶品です。お値段ははりますが、この上なく美味しい。日頃はパック販売もされており、これでお茶を濁しています。

 

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ジュンク堂

 私の大好きな書店に「ジュンク堂」があります。津和野高校勤務の時代は、いつも博多・天神「ジュンク堂」に出かけては和書・洋書を仕入れて帰ってきました。3年間の勤務で37回博多に出かけていますが(1時間半で行けたんです=特急「スーパおき」で1時間で新山口、新幹線で30分で博多です)、欲しいと思ってチェックしていった本で在庫がなく買えなかった本は1冊もありませんでした。それぐらいに在庫が豊富なんです。ジュンク堂書店」の戦略は、充実した品揃えとされ、どの分野の書籍も満遍なく置かれているのが特徴です。今では日本全国に展開する大規模チェーン店となりました。

 大型書店の基準といわれる500坪を超える1,000坪以上の売場面積の店舗が多く、オープンカフェの設置や読書用の椅子、机などを配置する店舗もあります。平台よりも、縦に並べた書架の多い図書館風のレイアウトも特徴で、同社の戦略は他の書店にも大きな影響を与えたと言われていますね。今は丸善CHIホールディングス傘下の丸善書店と合併し、丸善ジュンク堂書店となりました。ただ「丸善」「ジュンク堂」の店舗名は変更せずに残っています。

 「ジュンク堂」という名前は、起業した工藤恭孝代表取締役社長の父親である工藤 淳(くどうじゅん)さんの名前から採られました。当時、父親の経営していた会社キクヤ図書販売株式会社に入社した後に、書店部門を任され独立し、1976年に三宮センター街へ移転することになりました。色々な名前を父親に提案したが、どれも駄目だと言われ、苦肉の策で「淳工藤」と父親の名前をひっくり返したら、意外に気に入られ決定したと言われています。

 私は今日も、広島駅前「福屋」デパート10階にある「ジュンク堂」に来ていますが、すごい品ぞろいです。欲しかった本は全部買うことが出来ました「ジュンク堂」の大きな特徴として、立ち読みでなく座って読んでくださいと、イスや机が置いて(時にカフェまで)あります。ここ広島店では長机が置かれ、多くの人が座って読んでおられました。本を選ぶときに内容をしっかり確認して購入したいという客からの要望が多かったから、とのことです。特に専門書など、重く高価な本を求めている人にそのような声が多かったようですね「ジュンク堂」の影響なのか、最近椅子を置いてある書店が多いですね。ちょっとチェックしたいときや何冊かを比較して選ぶときにはずいぶんと助かっています。昔、津和野に勤務していた頃、高校生が立ち読みをして困るという電話が書店からかかってきて、謝罪に行ったことがあります。普通は「立ち読みお断り」という貼り紙がしてありますね。「ジュンク堂」は、これを逆手に取って、立ち読みではなく座って読んでください、という戦略を引きました。これが大当たりしたのです。❤❤❤

▲「広島ジュンク堂」で買って帰った本

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米子東高校PTA講演会

 先週の10月24日(木)、鳥取県立米子東高等学校の「多目的ホール」において、進路PTA」の講演会に出かけてきました。雨の降る中を、約180名の保護者のみなさんが、午後7時半よりお集まりになりました。講演のテーマは、共通テストでも英語は絶対に裏切らない!~保護者の心構え」でした。

 まずは自己紹介方々、八幡成人物語」という映像を観ていただきました。誕生から現在までの半生を振り返る写真映像です。笑い声と共に始まりました。松江北高勝田ケ丘志学館をご紹介した上で、まずはこんな話からスタートです。利き腕の手を握りしめてみて下さい。それから、親指小指の二本をのばして立てます。 この手の形が、「親子関係」を示しています。親指「親」を、小指「子ども」を表します。親指は子どもの方を一生懸命見ていますね。子どもがまだ幼いときは、「道路に飛び出さぬように、事故に会わないように、病気をしないように…」、学校へ行く年齢になれば、「勉強は大丈夫か…ついていけるだろうか?」、やがて、進学・就職等で親元を離れれば、遠く離れた子どもを思い、「無理して体を壊してはいないだろうか…」と気にかけてくれます。そして、結婚して所帯を構えても、「仲良くやっているだろうか…」と心を届けます。これが、子どもを思いやり、心配する親の姿です。一方の小指はどうでしょう?  「父さん、母さん、いつも心配してくれて有難う!」親指の方を向くかといえば、そうではありません。違う方向を見ています。あさっての方向を向いていますね。親の心配をよそに、親のすること、言うことに対して、「うるさい!」「わかっている」と、そっぽを向く子どもの姿のようです。でも、心を込めて親が精一杯子どものことを心配していくうちに、いつかこの両方の指が向き合う日がやって来ます。結構大変なんですが、何とか、親指小指を向き合わせてみてください。これが親子関係です。私はこの話を、伊東四朗さんが主演する刑事ドラマで知り、なるほどと感心したのを覚えています。

 新しく始まろうとしている「共通テスト」の大きな流れを確認した後に、リーディング・リスニングのテストの変更点の大きな特徴をお話ししました。大きく変わることは間違いないのですが、英語の試験には変わりありません。やるべきことをきっちりとやれば全く心配は要りません。ただ問題数が増え、全体が全て長文問題に変わり、1,000語以上も増えることから、今まで以上に「単語力」が重要になってくるかもしれませんね。いずれにしても、「勉強の仕方」を会得することが一番重要なことです。もちろん勉強に向かう「志」がなくては、成果は上がらないでしょう。秋田県立秋田高等学校に掲げられた(校歌でも歌われている)「己を修めて、世のため 尽くす」、これこそがまさに学ぶ目的だと私は考えています。そのために故・竹内 均先生(東京大学名誉教授)のおっしゃる「理想の職業」(①好きなことをやって、②メシが食えて、③人から時々感謝される)を目指してもらいたいと考えています。

 「保護者三悪」の話もしました。これは私が若い頃追っかけをしていた故・松井悦夫先生(河合塾本部長)から聞いた話で、保護者が絶対にやってはいけないこと、頭ごなし ②過度の期待 ③他者との比較 です。保護者の果たすべき役割は2つしかなくて、子どもの良き理解者 ②経済支援者 この2つです。これも松井先生の受け売りです。私は心筋梗塞で、松井先生はガンで、奇しくも同じ頃に入院生活を送り、互いに励まし合って元気になりましょうと、再会を約束したんですが、間もなくお亡くなりになってしまいました。実に残念でした。⇒松井先生への私の追悼文はコチラです   松江北高で15年間も勤務させていただく中で、「成績が伸びる生徒」には、ある特徴が共通して見られるというお話しもさせていただきました。結びはいつものように、「英語は絶対に裏切らない!」「ABC たり前のことをカになってゃんとやる」「散歩のついでに富士山に登った人はいない」の金言でした。

▲会の始まる前の会場 これがいっぱいになりました

  この講演会で保護者のみなさんに配布した資料の一部を「ダウンロードサイト」に登録しておきました。ご参考になさってください。当日はこれに加えて、高校1年生から高校3年生までの月別の「保護者シラバス」(⇒コチラで読むことができます)、「あむーる」の最近号(⇒「ダウンロードサイト」で全部読むことができます)、最新の模擬試験の「見直しプリント」&「繰り返し」の重要性を示したプリントをお配りしました。会が終わって自宅に戻ってからも、参加された保護者のみなさんから御礼のメールを頂き、無事役目を果たせたかな、とホッといたしました。その一通です。

先生のお話を聞いて、何か吹っ切れました。諦めの吹っ切れではなく、成功するまでやれば成功だと、腑に落ちたと言いますか。良いお話を、ありがとうございました。

 夜遅くに準備から後片付けまでお世話いただいた米子東高等学校PTA役員のみなさん、橋渡しをしていただいた米子東高校進路部長・吉村先生、ご参加いただいた保護者のみなさんに御礼申し上げます。❤❤❤

・「共通テストでも英語は絶対に裏切らない!~保護者の心構え」10月24日 鳥取県立米子東高等学校進路PTA講演 多目的ホール ⇒コチラで読むことができます

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ミスしたら負け~自己採点

 今年の「日本シリーズ」は巨人の完敗でした。あれだけたくさんジャイアンツにミスが出たらもう勝てません。内野手山本の2回に渡る大チョンボ、若林がサードゴロをヒットにしてしまったプレー、岡本の三塁前のバントをダッシュが遅れて内野安打にしてしまった怠慢、増田の暴走、一死満塁で岡本のフェンス直撃の二塁打で二人しか帰って来れず、おまけに岡本は挟まれてアウト、それぞれが失点・得点に直結するミスでした。野球はミスをしたら負けです。一方のソフトバンクといったら、守備の下手なデスパイネが、フェンス際の大飛球を捕りきれずに二塁打にしたぐらいのミスがあっただけです。内外野ともに鉄壁の守備陣でした。明らかに力の差があった両チームでした。

 「ミスしたら負け」というのは野球に限りません。私が身を置いている教育の世界でも、センター試験」「自己採点」でミスが目立ちます。そもそもマーク模試の「自己採点」段階からデタラメです。○×の確認だけの採点がきちんとできないのは一体どういうことか??某予備校のデータによれば、自己採点と実際の得点が一致しない生徒の割合は82%もあります。模試会社の公表によれば85%とも言われています。ですから少々自己採点が間違っていても、「みんなで渡れば怖くない」実態があるので、合格していきます。でもよ~く合否結果分析を見てみると、自己採点が10点以上間違っている生徒は、まず難関大学には不合格になっています。ひどいのになると数十点も違います。笑ってしまったのは、数年前に浪人して補習科にやってきた生徒の成績開示を見ると、自己採点と117点(!)も違っていました。しかも地方大学に合格してきていました〔笑〕。成績が悪いことよりも、自己採点がデタラメなことの方が問題ですが、もっと問題なのは、それをきちんと理解してミスをなくす努力をきちんとしている生徒が非常に少ない、という点です。なんとなく済ませてしまっています。担任も「きちんとしなさい!」とは言うけれど、それ以上の手立てを講じようとはしません。無関心なんです。私が松江北高に赴任した今から15年前は、模試の各回ごとに全クラス追跡をかけて、対策を講じていたものですが、今はそれもありません。当時は、冬休みに学校独自で行うセンター模試演習でさえも、その日のうちにマークリーダーで得点と自己採点の照合をしていたぐらいです。こういう基本(私は「ABC」(たり前のことをカになってゃんとやる)と呼んでいます)がきちんとできていたから、進学成績も好結果が出ていたことを忘れてはなりません。

 今日は、なぜ「自己採点ミス」が起こるのか?その原因を考えてみたいと思います。私の考える主な原因は次の通りです。いずれも2回点検することで防げる凡ミスばかりです。

(1)問題を解く際に、自分の解答をきちんと問題用紙に転写していない。問題番号をずらしてしまう。不鮮明でどれにマークしたのかが読めない。消しゴムできちんと消していない。その結果、自己採点当日に自分の答案が再現できなくなる。

(2)問題用紙の解答を「自己採点用紙」に転記する際に写し間違える。もう1回点検することで防げるミス。

(3)正解と自分の解答を照合する際にうっかり○×を間違える。もう1回点検することで防げるミス。

(4)得点を小計、合計する際に暗算でやって間違える。電卓を使って、2回計算することで正確に合計できる。自己採点当日、電卓を忘れ手計算でいい加減にやっている生徒も目につく。

(5)解答用紙にマークする際に、決められたようにマークしていないので(形、濃さ、消し忘れ)機械が読み取れない。

受験ノイローゼのイラスト(男性)

 これらはもう一度見直す(検算)ことで全部防ぐことができますね。いかに正確な「自己採点」が重要かは、受験指導を長年やった先生なら、よくよく分かっておられることでしょう。以前に、英語のセンター本試験の分布で、平均点付近で2点違うとどのくらいの順位が違ってくるのかを、同僚の数学科の正村先生に計算してもらったことがあります。それによれば9,504人です。長文問題1問6点違うと、28,621人です。どうです?馬鹿にならないことが一目瞭然でしょう?たった1問でこれだけ順位が異なってくるのです。模試の判定でも、自己採点がデタラメ状態では、デタラメな志望校判定結果しか返って来ません。ましてやこれが本番となると…?この恐ろしさを生徒にきちんと伝えて、毎回追跡をかけて、限りなく自己採点ミスを0点に近づけていく努力を怠ってはなりません。現場では「忙しい」と称して、こうした努力を行っていない学校が数多くあります。私には本末転倒の「言い訳」としか思えません。生徒の「自己採点」を信じて、二次出願を行う訳ですから、そこをきちんとしておかないと、ボロボロと取りこぼしが出てくるでしょう。長年進路部長を務め、毎年校内データ追跡をしながら痛感したことです。

 私は若い頃、島根県立松江南高等学校に13年間勤務させていただき、そこで教師として、一から育ててもらいました。当時は「北高に追いつけ、追い越せ!」を合い言葉にして、方法論こそ違え、全教員がそこを目指して精一杯努力をしていました。そしてそれを実現して、島根県のトップに立ったものです(今はもう見る影もありませんが…)。今では信じられないでしょうが、センター試験の初日、2日目に島根大学で試験終了後には、会場で担任が生徒一人一人から問題用紙を段ボール箱に回収して持ち帰っていたんです。これには三つの理由があって、①初日、家に帰って自ら自己採点をしたりして2日目に動揺する生徒を出さないため②学校での「自己採点」当日の問題用紙忘れを避けるため、そしてここが一番重要なんですが、③担任がその夜のうちにクラス全生徒の自己採点をして、翌日学校で生徒の自己採点との照合をして正確を期すため。当時は、ここまでやっていたんです。真夜中に、その結果を担任同士で電話連絡を取り合ったりしたものです。忘れられない想い出ですが、ある年には真夜中にクラス全員の自己採点をしていて、英語があまりにも点が低いので、ショックで鼻血を出した〔笑〕こともありましたっけ(実はこの年は英語がとびきり難しく全国平均点が96.4点で、私のクラスの生徒たちはかなり高得点を取っていたにもかかわらず、見かけの点の低さに愕然としたものです。英語のセンター試験平均が100点割れを起こしたのはこの時だけです)。すでに「自己採点」の始まる当日には、生徒の点を担任がちゃんと把握しているのですから、生徒がいい加減な「自己採点」をすればすぐ突き返すことができました。ここまで正確を期してやっていたのです。

 教員が「忙しい」と称して、肝心の所で手抜きをしているのがとても気になります。事情の分かっている私などは、「ここできちんとやっておけば後で楽ができるのに。結局、後で苦労することになるのになあ…」と感じています。「負けに不思議の負けなし」です。○×の「自己採点」くらいきちんとできなければうそです。今の松江北高で「自己採点」をパーフェクトにやっているのは、クラスに数人だけです。おそらく全国の学校でも同様の実態でしょう。みんながそういう実態だから少々間違えても合格できる…。♠♠♠

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「リーガロイヤルホテル」大好き!

▲若い頃竹林先生と

 私が若い頃からずいぶんと可愛がっていただいた『ライトハウス英和辞典』(研究社)の編集主幹であり、日本の音声学の第一人者、故・竹林 滋先生(たけばやししげる、東京外国語大学名誉教授)は、生前、リーガロイヤルホテル」が大好きな先生でした。プライベートでも、「岩崎研究会」の忘・新年会でもよくここを使われていました。そんなわけで、竹林先生を偲ぶ「お別れの会」も、幹事団が「先生が大好きだったこのホテルでやろう!」ということになり、「リーガロイヤルホテル東京」で開催され、私も最後のお別れに行ってきました。そんな先生の影響でしょうか、私もこのホテルが大好きになり、よく利用するようになりました。落ち着きのある高級ホテルです。ちなみに、RIHGAというのは、Royal International Hotel Group & Associatesの頭文字をとったものです。

 私は仕事柄、全国行く先々で、泊まるホテルを決めているんです。広島「リーガロイヤルホテル広島」博多「エクセル東急」「ホテルニューオータニ」神戸「ホテルオークラ」大阪「リーガロイヤルホテル大阪」岡山「三井ガーデンホテル」山口「ホテルかめ福」といったぐあいです。東京「アパホテル」が多いかな?個人旅行をする際には、旅行会社(日本旅行」)に勤める教え子が、現地で最もいい宿を世話してくれるので、安心して旅に出ることができます。

 さて今日も、「リーガロイヤルホテル広島」に泊まってきました。広島市の中心市街地、広島県庁」、「ひろしま美術館」と大通りをはさんだ向いにある、上皇さまもお泊まりになったハイクラス・ホテルです。地上35階・地下2階建ての高層タワーホテルには、488室ある客室のほか、結婚式場、宴会場、スパサロン、ブティック、生花店などが備わっています。「広島そごう」が隣にあるなど広島市中心部の商業施設も近く、広島城原爆ドームなどの観光地へも歩いて行くことができるので、広島の観光にも出張にも便利です。バスセンター、市電、など交通の便利も抜群です。何よりも清潔感があって、サービスも一流、食事も美味しいので、気に入っています。中でも、特に評判がよいのが、スタッフさんの気配りと朝食。実際に「リーガロイヤルホテル広島」に泊まってみると、お部屋への案内中なごやかにお話ししてくださったり、広島観光やグルメの相談にのってもらえたりと、さすがはハイクラスホテルという接客です。朝食もおいしく、優雅な気分で過ごすことができました。

 「リーガロイヤルホテル広島」のフロントロビーは1階にあります。いつ来ても見事な花飾りに、平山郁夫画伯の絵画が出迎えてくれます。ホテルの入口はいくつかあるんですが、どこから入っても長~いフロント・カウンターがすぐ目につきます。フロントの方へ向かっていくと、いつもすぐに配置されたスタッフさんが声をかけてくださって案内していただきます。チェックイン手続きが済むと、すぐに係の方が荷物を持ってお部屋まで案内してもらいます。今日は、私のカバンと宅急便の箱のために、2人の係の人がお部屋まで運んでくださいました。実に親切です。

 待ち合いのスペースも広々として気持ちが良い。ソファとローテーブルが数組、それぞれある程度の距離をおいて配置してあるので、チェックイン等の手続きの間、待ち時間もくつろぐことができます。「リーガロイヤルホテル広島」には、スタンダードフロア、スーペリアフロア、エグゼクティブフロアの3つの階層があります。客室の種類は、ダブル、ツイン、スイートの3種類。上に行くほど、豪華さが増し高級な客室となっています。

 全客室のベッドのマットレスには、バランスのいい体圧分散性と高い耐久性を持ち、全米ホテルシェアNo.1のSerta(サータ)社のポケットコイルマットレスが使われています。なぜか、私はここに泊まると熟睡できるから不思議です。いつもなら必ず朝4時前には目が覚めるのですが、今日は起きたら6時半、慌てて朝食会場に急ぎました。広さに特別感はないものの、落ち着いた内装と設備備品の使いやすい配置が好印象です。お部屋の窓からは、繁華街から海までを一望できます。宿泊者特典として、ホテル内レストラン割引券(15%)や、専用のクリアファイルに入れてドアの下から差し込まれる朝刊サービスがあります(私はいつも日経新聞を届けていただきます)。

 さて、私が「リーガロイヤルホテル広島」で最も楽しみにしているのが、朝食会場1階のレストラン「ル・オーレ」「スタンドクッキング」のコーナーです。そこでは、シェフが心をこめて、一つ一つ、卵からこだわったできたてふわふわのオムレツを作ってもらえるんです。いつもそこには長蛇の行列ができていますが、並んででも食べたい美味しいオムレツなんです。玉子の中には、ハム、チーズ、マッシュルーム、キャベツの4種類の具材から選んで入れてもらうことができます。これがふわふわ、とろとろのオムレツでとっても美味しいんです。いつも並びながら、シェフの見事なフラインパンさばきに見とれています。作る前にもう一つのフライパンにバターを塗って準備をしておき、調理するオムレツにかかります。玉子が温まったところで、具材を入れかすかに揺らして均等になるようにします。左手のフライパンを浮かせて、右手でこんこんと左手首をたたきながらひっくり返していく。それはもう見事な手さばきです。お皿に盛り付け、お客さんに渡すと同時に、フライパンにバターを塗って、先ほど用意しておいたフライパンで再び調理にかかります。❤❤❤❤

 

 

▲私はいつもハムを入れてもらいます

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学生気質

 今からもう25年以上前に、経済学者の中谷 巌(なかたにいわお)先生(著書の中で過去の自分の学説の誤りを正直に認めた珍しい経済学者として私の印象に残っています)が、アメリカから帰国直後に、「仕事の周辺」というコラムに、次のような一文を書いておられて(当時は大阪大学の教授だったかな)、私は興味深く読み、それを切り取ってファイルしていました。

 私がアメリカから帰ってきて、驚いたことのひとつは、「学生気質」の違いである。
 アメリカで教えている時には授業の準備は入念にする必要があった。奨学金競争に必死の学生たちは、良い成績をとろうときわめて意欲的に教室に出向いてくる。一通り講義を終えて「質問ありますか」と私が声をかけると、何とクラスの半分くらいの生徒が一斉に手をあげる始末だ。この質問にいかに手際よく威厳を持つて答えるかが教師のお手並みということになる。もっとも、讃義途中でも疑問があると、どしどし質問が飛び出してくる。こういう状況だから教師も丹念に準備をし、いかなる質問にも即座に対応できるようにするのが習慣になる。
 ところが日本の大学では「質問ありますか」と声をかけてもほとんど手をあげる者がいない。最初の頃、これには拍子抜けさせられたものだ。質問をしないから、学生が講義をどの程度理解しているのか、あるいは、自分の講義に関心を持っているのかどうかさえさっぱりわからない。これでは教師の方の準備もだんだんいい加減になってくる。
 日本の大学にはおよそ競争というものがない。あるいは、きわめて限足されたところでしか競争がない、というのが実態だ。奨学金の支給が専ら親の所得水準によって決定され、また、就職にあたっても、成績はほとんど不問に付されるとしたら、学生が勉強しなくても当然である。教師間の競争も含め、大学にも健全な競争原理が持ちこまれないと、日本の大学はますます斜陽産業になっていくだろう。

 中谷先生の鋭い観察は、今でもそのまま当てはまり、先生の予言は的中しました。2017年の文部科学省と内閣府の発表によれば、大学進学を控える18歳人口は、今後どんどん減少を続け、14年後には現在(120万人)よりも約20万人減となります。大学進学率が横ばい状態と仮定すると(現在52%)、約10万人の受験生が減ることになりますね。計算上は、入学定員1,000人規模の大学が100校消滅することになります。事実、全国各地で大学がどんどんなくなっていっています。定員割れの大学も多く見られます(4割)。教育内容がおよそ大学と呼べないような大学があることも事実です。大学生が勉強しなくなったことだけは確かなようです。松江北高に毎年やって来る教育実習生を見ていても、それは感じますし、近所の島根大学の学生の様子を目の当たりにしてもそうです(最近何かと話題になって取り上げられることの多い、秋田県の国際教養大学の学生が必死になって勉強している姿が印象的ですが、これにはちゃんとした理由があります。大学内部で競争原理が働いているのです)。地方の私立大学が生き残りをかけて、公立化の動きも見られるようになってきました。安田賢治『笑うに笑えない大学の惨状』(祥伝社新書、2013年、最近も、木村 誠『大学大倒産時代』(朝日新書、2017年8月)というショッキングな本も読みました。♠♠♠

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『アングロ・サクソン文明落穂集』

 渡部昇一『アングロ・サクソン文明落穂集⑨』(広瀬書院、2019年10月)が届けられました。かつて雑誌『英語教育』に連載されていた記事をまとめたものです。本シリーズは現在➊~➑が刊行されています。『アングロ・サクソン文明落穂集』シリーズは、故・渡部昇一先生が、特に大切にお考えになっておられた本で、発行元の瀬書院(滋賀県)は、この渡部先生の本を発行するために作られた出版社です。渡部昇一ブックス』が事業の草創です。渡部昇一先生の論文及び一般に向けた著作は多数、多岐多様にわたって発表・発刊されていますが、一方で、発行が途絶え、目に触れにくくなっているものも数多くあります。それらの再発掘も含め、人々を励まし、目を開かせてくれる豊かな発想に、多くの方々に接していただくことを願って『渡部昇一ブックス』の刊行を続けている出版社です。刊行のペースはゆっくりですが、今後も発行の予定です。各巻独立した内容で、どの巻のどこからでも、 自由に読むことができますから、ぜひ手に取って『知の巨人』の頭脳に触れてみてください。

 私は、学生時代に『知的生活の方法』(講談社現代新書)を読んで、頭をガツンと殴られたほどの衝撃を受けて、先生の追っかけになりました。松江の「ホテル一畑」で、初めてお目に掛かりご挨拶をさせていただいて以来、親しくさせていただいておりました。私が定年退職した際には、毛筆の直筆で長年の教師生活を慰労するお手紙を頂戴して感激しました。家宝としております。ちなみにこのシリーズの本の表紙のタイトルは先生の直筆です。私はそんな学恩ある渡部先生の、知られざるエピソードをせっせと書き連ねています。興味のある方はクリックしてお読みください。まだまだ続きます。

・渡部昇一先生のエピソード(1) (2) (3) (4) (5) (6)

 ちなみに、広瀬書院のホームページには、渡部先生の処女作からお亡くなりになるまでのすべての膨大な「著作目録」が公開されています。第1冊目から刊行順に並べてみるとこんな風になるという写真も公開されています。⇒渡部先生「全著作目録」コチラ   私の自宅の「書庫」にもそのほとんどが所蔵されています。❤❤❤

▲広瀬書院ホームページより渡部昇一先生の全著作

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「ラミーアイス」

◎週末はグルメ情報です!!今週はアイス 

 ロッテ「ラミー」は、みずみずしいラムレーズンを、しっとりしたガナッシュチョコに閉じ込めた、香り高いチョコレートです。毎年冬季限定で発売されるこの大人のチョコレートは、1965年の発売以来、愛され続け、今なおロングセラー・アイテムとして人気を集めています。お酒の飲めない私でも、大好きなチョコレートです。⇒私の紹介記事はコチラ   昨年は、この”大人の洋酒チョコ”がアイスになって登場し、北海道地区限定で発売されました。好評だったのでしょう、今年の9月から全国展開で発売されています。ラミー・チョコの味わいを再現するため、秘伝のラム酒レシピに基づき、ラムレーズンを作り、生チョコは、洋酒がほんのり香る大人の味わいに仕上げたアイスです。チョコアイスは、生チョコ、レーズンの味わいに負けないよう、しっかりとカカオ感の感じられる味わいを追求しています。また、アイスの発売に合わせて9月24日(火)よりチョコレート「ラミー」も全国で発売されています。私が買い物をよくする「イオン菅田店」では、アイスとチョコを同時展開して、一緒にキャンペーンをしていました。

 アイスのパッケージは、「ラミー」のオリジナルデザインを踏襲しており、限りなくワインレッドに近い(暗めの)レッドです。外袋(ビニール包装)を開封すると、Rummyのゴールドフォント入りのシール蓋がついています。内容は100ml、カップアイスとしてはやや小ぶりのサイズでしょうか。カップはプラスチック製で蓋と統一感のあるカラーでまとまっています。

 やわらかいチョコレートと、生チョコとラムレーズンを混ぜたチョコレート・アイスの2層構造になっており、上部は生チョコ風のやわらかチョコ、濃厚でねっとりとした食感です。洋酒がほんのり香って、ラミーチョコの味わいをしっかり再現していますね。アイス部はチョコレート・アイスにラムレーズンが混ざっています。このラムレーズンは「ラミー」チョコ秘伝のラム酒レシピに基づき、アイス用にアレンジしたものを使用(レーズン5%)しています。チョコレートと洋酒、味のバランスが絶妙で、エンドレスで食べられるほどのおいしさです!アルコール分は0.7%、ほんのり効いているくらいですが、お子様が食べる場合はいちおうご注意をお願いします。❤❤❤

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「結いとうろ」

 松江城武家屋敷周辺をライトアップして、光りと影が織りなす幻想的な風景を楽しむ「松江水燈路」のご紹介をしました。⇒コチラです  この松江の秋の風物詩となったイベントに、松江県庁も参加しています。「江戸期の城郭」「昭和のモダニズム建築群」が織りなす幻想的な夜景を楽しむことができます。街が「あかり」で一体となることにより、中心市街地の賑わいに繋がれば、という思いをこめて名付けた「結いとうろ」です。県庁職員の手によって設置された約200個のLED照明で、県庁舎をライトアップし、「あかり」が灯されます。また県庁の庭園と周辺街路に、約300個の手作り行灯が並べられ、夜の県庁庭園を幻想的に演出しています。❤❤❤

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「八洪会書展」

▲島根県立美術館

 島根県立美術館ギャラリーで行われていた「八洪会」の書展へ出かけてきました。松江北高で一緒に勤めている、書道の別所由枝(べっしょよしえ)先生にお招きいただきました。

 昭和26年から始まった松江地区の書道の月例会が、88回を数えた昭和37年、それを記念する展示会を持ち、「八洪会」と名付けられました。あたかも人生の米寿と同じく祝賀の意味で「八」を冠しました。「洪」は広大の意味です。

 小筆で書かれた、別所先生の素敵な「伊勢物語」の書が印象に残りました。流れるような筆遣いの書です。別所先生は今年「第36回読売書法展」「読売奨励賞」を初めて受賞なさいました。そのことが「読売新聞」(9月2日付)に大きく報じられました(写真右)。「書く時間は1人で、黙々と自分と向き合える。今までやっていないアプローチで作品を書きたい」と抱負を述べられました。心が洗われるようないいものを見せていただきました。目の保養になった書展でした。

 松江北高の生徒昇降口の正面には、別所先生の筆による「夢湧く」の書が掲げられています。生徒たちは登校時にこれを毎日見ながら、将来の夢を思い描いています。❤❤❤

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satisfactory

  英語の形容詞 satisfactoryという単語を、高校現場で使っている単語集などでは、「満足のいく、申し分のない、満足な、十分な」などという安易な訳語でお茶を濁しているものだから、ちょっと困ったことが起こります。

    教室で形容詞 satisfactoryが出てくると、生徒たちは「満足のいく」と訳し、相当レベルの高い満足度だと思っているようです。しかしながら、この語は成績などの評価順位に用いた場合には、否定的な意味が強く、意外に低い評価なのです。私は「普通ぐらい、まあまあ、まずまず」と訳しています。ネイティブスピーカーと議論すれば、このことはすぐ理解できます。評価の高い順に形容詞を並べてみると、次のようになるでしょう(デビッド・セイン先生による):exceptional(卓越している) → great(すばらしい) → very good(とても良い) → good(良い) →satisfactory(まあまあ)→poor(劣っている)→bad(悪い)   かろうじて及第点といった位置づけですね。ニュアンスとしては「条件・基準などをぎりぎり満たしている」「良くないとまでは言わないが、イマイチだと思う」ぐらいの感じの単語です。私はこのことを『ライトハウス英和辞典』(研究社)の編集作業の途中、回ってきたアルトハウス先生(津田塾大学)のゲラへの書き込みで知りました。先生は芥川龍之介の研究家で、日本語の細やかなニュアンスまで精通しておられます。もうずいぶん前のことです。highly satisfactoryと副詞の修飾をつけてやると「かなり満足した」という意味になります。

It’s just satisfactory. You could do better.(まあ、いいんだけど。もっと上手くできると思うよ)

 『ライトハウス英和辞典』(第6版、研究社)のgradeの項には、評価の一覧表が出ていますが(私がボリンジャー博士、アルジオ博士、イルソン博士に確認してもらったものです)、A(excellent),  B(good),  C(satisfactory),  D(just passed),  E(conditionally passed),  F(failed)であり、satisfactoryは「可」です。ですからレポートを提出して、先生から”This is satisfactory.”(まずまず)と言われて、喜んでいてはいけません。決して褒められているわけではないのです。日本語の「満足のいく」で考えたら失敗する単語なんです。単語集の訳語は改善の必要ありです。

 動詞satisfiedの使い方も、注意が必要です。Are you satisfied?(満足ですか?)と言う人がいます。満足しているかどうか聞く表現なんですが、このように単独で使われた場合には、間違いを犯した相手に向かって皮肉を込めて「これで気が済んだ?」「ご満足?」「もういいでしょ」と、問い詰めるようなニュアンスで用いられます(次例はデビッド・セイン先生)。

I lost my job, my family and my money. Are you satisfied now? Huh?(お前のせいで仕事も家庭も財産も失ったよ。これで満足かい?)

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『北海道新幹線殺人事件』

 大好きな西村京太郎先生の『北海道新幹線殺人事件』(角川書店)が出版されたのが、今から三年前、2016年の11月。このたび文庫化されて(9月)、角川文庫より発売されました。大ファンとしては、新書版で出たときにも読んでいますが、文庫本も再び購入し、なめるように読みました。こういう熱狂的なファンが多いので、西村先生の作品はいつもベストセラーになるわけだ。以前にも書いたことがありますが、著者本人の体験を元に描かれた、渾身の長編」とカバーに書かれているのはどういうことなんでしょうか?これは、西村先生の若い頃を知らないと理解できません。ベストセラー作家としての現在とはおよそほど遠い生活を送っておられたのです。小説の書き出しは次のような文章で始まります。まさに西村先生当時の心境そのものです。

 三浦康平は、42歳。ミステリー作家である。
 32歳で一応プロ作家となり、以後10年間、何冊か本を出したが、今までの
ところ、ベストセラーになったことはない。売れない作家の一人である。
 三浦自身はもちろん、この状況に満足しているわけではない。出来れば、売れ
る作家の仲間に入りたいのだが、今のところ、彼の願いが実現するきざしは見え
てこない。
 最初のうちは、自分には才能はあるのだが運がないのだと自分へのいいわけを
作っていたが、10年もすると、本当に自信がなくなってくる。(p.5)

 そんな貧乏作家・三浦のもとに、明日書房(めいじつしょぼう)という小さな出版社の社長からコンタクトがかかります。

 私のところは、まだベストセラーと呼べる本をだしていませんが、先生は作家
生活が、たしか、今年で10年でしたね?でも、まだベストセラーをだしていま
せんよね」(中略)
 「どうですか、三浦先生にうちで書き下ろしを書いて頂いて、それをベストセ
ラーにしようじゃありませんか?」と髙橋がいう。
 「ベストセラーにしようといったって、簡単に出せるものじゃないでしょう?
特に、私なんかは駄目ですよ。もう10年も書いているというのに、一冊もベス
トセラーになっていないんだから」と、三浦が、いった。
 「そんなことはありませんよ。先生には才能があります。ただ、運がないだけ
ですよ。先生の才能が、時代とマッチしていないから、それでベストセラーにな
らなかっただけのことですよ」
 「失礼だが、おたくだって、私と同じようなものじゃありませんか?たしか、
創業10年で、一冊もベストセラーを出していなんでしょう?」と、三浦は、遠
慮せずにいった。
 「たしかに、先生のおっしゃるとおりですが、うちとしては、今までのところ、
ただ単に運が悪かっただけだと思っています。そこで、来年こそ、ドカンと当て
るつもりでいます。それで、どんな作家の方と組んだらいいのかを、社内で会議
を開いて考えましてね。その結果、三浦先生、あなたが候補になりました。どう
でしょう、引き受けて頂けませんか?」
 「ちょっと待ってくださいよ。いきなり、一方的に決められても困りますね。
今もいったように、私はベストセラーがないどころか、いつだって初版止まりの
売れない作家ですから」三浦は自嘲的な口調でいった。(pp.6-8)

 ここら辺の記述は、当時の西村先生を取り巻く状況が、克明に描かれています。29歳で人事院を辞めた先生は、作家を目指して執筆活動に入ります。数年後、賞をもらいこれで作家デビューだと意気込んで書き続けますが、14年間あまり売れませんでした。52~53歳の頃まで、売れない小説を、ずーっと一年に一作か二作のペースで書いておられました。作品を発表すると一応褒められます。西村京太郎はいい作品を書くって。でも売れませんでした。これが定評になってしまうんです。第40回の乱歩賞に当選した西村先生は受賞第一作に『D機関情報』というスパイ小説を書きます。評判は良かったのですが、これが全く売れません。3,000部刷って売れ残ってしまいました。いくら書いても反響がないともう分からなくなってしまいます。何を書けば読者に受け入れてもらえるのか。作家として一番辛いことは初版の部数がどんどん減っていくことです。当時は新書版が出てきた頃で、初版として3万部刷ってもらったことがあります。ところが売れない。編集者は次の本が出るときには申し訳なさそうに、今度は初版を2万5千にしました、と言われます。3冊目は2万にしますと言われます。それも売れないから今度は1万5千。あの作家に書かせてもマイナスになるだけだからというわけです。正直言って、心細くなってしまい、そのうちにあなたの作品はもう出版するのをやめることにしました、と言われるのではないかと怯えていたと、先生は回想しておられます。あるときに編集者から「作家がいいと思ってるのと、売れる作品は違う」ときつく言われ、書けば出します。但し、書く前にどういうストーリーか言ってください。売れるかどうかは、私が判断します」と言われます。売れそうもないテーマなら本にしないぞということだったのでしょう。ひどい侮辱です。そこで先生は二つのアイデアを出します。当時東京駅ホームでカメラを持った小・中学生に人気だった「ブルートレイン」と、2・26の昭和7年の「浅草」の話です。先生ご自身は本当は浅草の話が書きたかったんですが、編集者は、「浅草は売れない。ブルートレインの方は、まあ少しは売れるかな」と言います。『寝台特急殺人事件』(光文社)は大ベストセラーになりました。ここから西村先生のベストセラー作家としての道が始まるのです。

 今でも先生は時代物を書きたいのですが、編集者たちは「いいですね。でも他の出版社でお願いします。うちでは今まで通り列車もので」と言われてしまうそうです。それにしてもこの『北海道新幹線殺人事件』、とてつもない構想の作品で、どこからこんなプロットを思いつくんだろう?、と感心したのを覚えています。再読しても新鮮なトリックでした。❤❤❤

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Max Caricature Frame~マックス名人

 アメリカのカリスマ・メンタリストであるマックス・メイビン (Max Maven)さん。そのおどろおどろしい風貌と雰囲気で不思議さを演出する。その演出の方法は、テレパシーやサイコキネシス、透視など超能力の多岐にわたります。メンタリストとしてのほか、マジシャンとしても活動しており、Phil Goldstein(フィル・ゴールドスタイン)という名で活動もしておられました。マックス・メイビンさんのパフォーマンスを見ていると、同じ作品を演じても、演出の方法がとても大事だということが分かります。これも、深層心理への働きかけになっているからでしょうか。マックスさんの言葉を聞いていると、今にも「すごいことが起こりそうだ!」と思ってしまいます。サングラスをかけているときは、Mr.マリックにも見えますね。

 若い頃、単行本の研究書Focusを読んで以来、マックスさんの作品は、昔からだいたい買い揃えています。マジックランド主催の箱根のコンベンションで取り上げられた珠玉の4作品の載ったレクチャー・ノートMax Maven「HAKONE 2014」(マジックランド)も読み応えがありました。日本でもファンの多いメンタリスト、マックス・メイヴィンさん。これまで、研究家としてはずっと本名のフィル・ゴールドスタイン(Phil Goldstein)の名を使ってきましたから、レクチャー・ノートはその名で発表されていたのですが、近年、本名自体をマックス・メイヴィンに改名されました。まだ私の若い頃に、日本では入手困難だった彼の冊子を、お手紙を書いてお願いしたところ、すぐにご厚意で送ってくださいました(しかも無料で!)。とっても親切な研究家です。怖い顔で判断しないでくださいね(笑)。Max Maven2

 日本にも縁があり、かつては「マックス名人」と呼ばれ、「マジックランド」のイベントでお見かけしました。一時、クロースアップ・マジックで世間を驚愕させた(最近とんと見ませんね)前田知洋(まえだともひろ)さんのお師匠さんです。不思議な作品は、全て茅場町の「マジックランド」から発売されていて、よく買ったものです。

 さてスペインのホアン・ルイス・ルビアレス(Juan Luis Rubiales)さんが、このマックスさんに捧げた、大変不思議なメンタル・カードマジックが登場しました。クロースアップからサロンまで演じることができます。私は飛びついて買いました。

 上のようなマックス・メイビンさんの絵を見せ、中に魔法陣のような数字が書いてあることを説明します。そして、黒塗りの透明板を10数枚取り出して、それぞれ4つ透明な穴がランダムに空いていることを示し、置く向きや裏表によって、数字の合計数がいろいろと変わることを説明します。そしてたくさんある透明板の中から好きな1枚選んでもらい、さらに表裏、縦横の向きまで観客の好きなように選んでもらって、魔方陣の上に置いてもらいます。今度はデックを取り出しますが、マークも数字もバラバラであることを示した後、マジシャンは観客に指示するだけで、デックにはほぼ触れません。この状態で観客に好きなように選んでもらった6枚のカードを取り出します。そしてそのカードの数字を合計します。先ほど置いてもらったプラスチック板から見えている数字の合計数をみると・・・なんと合計数は同じく一致しているのです!!そして、さらには、メイビンさんの絵をよ~く見ると・・・、なんとそこにも同じ数字が予め予言で書かれているではありませんか!マックスさんらしい演出で演じると、何とも不思議な世界となります。限定で発売されたもので、すぐになくなってしまいましたが、今、日本にこれを持っている人が、私以外に何人おられるんでしょうか?♣♥♦

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なめらかフリクション

 (株)パイロットコーポレーションは、摩擦熱で筆跡を消去できる爆発的人気の筆記具「フリクション」シリーズの新製品として、スムーズな書き出しとなめらかな書き味が特長のペン先「シナジーチップ」を搭載した超極細タイプの消せるボールペン『フリクションポイントノック04』(税抜価格:250円)を9月1日(日)より発売しました。私は8月31日に、東京・銀座「伊東屋」(G.Itoya)に寄ったところ、たまたまお店の前でキャンペーンの試し書き即売会をやっていて、そのあまりにも滑らかな書き味に魅せられて、全色購入してきました〔笑〕。さすが、文房具の八ちゃん

 『フリクションポイントノック04』は、後部の「消去用ラバー」でこすると筆跡を消去できる「フリクション」の特長と、強度のある、書き出しが安定するコーンチップとなめらかな書き味で、細書きに適したパイプチップの機能を併せ持つペン先「シナジーチップ」の特長を活かし、スムーズな書き出しとなめらかな書き味を実現した超極細の「消せるボールペン」です。シナジーチップ」は、細書きに適した極細のステンレスパイプの先端にくぼみをつけて、ボールを点で支える構造の「パイプチップ」と、一般的なボールペンに使われる、円錐形で、チップ強度が強く、安定して書きやすい「コーンチップ」のそれぞれの特長を活かした構造・形状のチップです。細書きに最適な細いパイプ形状のペン先ですが、ペン先の強度が高く、また、パイプの後ろ部分を太くすることでインキの通り道が広がり、インキのペン先への供給がスムーズになることによって、なめらかな筆記が可能になります。超極細の0.4mmのペン先ですから、手帳や資料など、細かい部分への筆記に適し、ペン後部の専用のスリム形状の消去用ラバーでこすることで筆跡の消去もできるんです。ボディのデザインは、「フリクション」シリーズの代表的な「フリクションボールノック」のデザインを元に、金属のクリップや口金を使用し、高級感のある仕上がりとなっています。ややスリムな10.5mmの軸径で、手帳やスーツのポケットへ収納しやすい形となっています。ボディカラー・インキ色は、ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ブルーブラック、オレンジ、ピンク、ライトブルーの計8色での展開です。実に滑らかな書き味で、気に入っています。伊東屋」の店頭で販売をしておられた担当者の方によれば、試し書きをされた方はほとんどが購入していかれると、自信作であることをアピールしておられました。❤❤❤

《主な特長》―

①  「フリクション」の摩擦熱で筆跡を消去する特長と、スムーズな書き出しとなめらかな書き味のペン先「シナジーチップ」の特長を併せ持ったボールペン。

②   パイプチップは、細書きのペン先でなめらかな筆記ができ、コーンチップは、スムーズな書き出しと強度の高いペン先が特長で、そのパイプチップ、コーンチップそれぞれの特長を活かしたのが「シナジーチップ」です。細書きに最適な細いパイプ形状のペン先でありながら、ペン先の強度が高く、また、パイプの後ろ部分を太くすることでインキの通り道が広がり、インキのペン先への供給がスムーズになることで、なめらかな筆記ができます。

③   ボディデザインは、金属のクリップ、口金を使用し、高級感ある仕上がりです。超極細の筆跡を消去しやすいようにペン後部の消去用ラバーはスリムな形にしました。従来の「フリクションボールノック」よりやや細身の10.5mmの軸径なので、スーツや手帳などに収納しやすい形状です。

④   ボディカラーとインキ色は、ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ブルーブラック、オレンジ、ピンク、ライトブルーの計8色展開です。

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花園万頭の「ぬれ甘なっと」

◎週末はグルメ情報!今週は「ぬれ甘なつと」

 天保5(1834)年創業の老舗和菓子製造販売会社で、日本一高い 日本一うまい」の看板で知られる「花園万頭」(はなぞのまんじゅう)ぬれ甘なつと」、「花園春日山」が売上げの中心で、首都圏の有名百貨店内に開設されている全国56カ所の売り場で一般顧客向けに販売していました。ピークとなる平成6年6月期には売上高約42億円をあげていました。しかし、バブル期に過剰な有利子負債を抱えたほか、東日本大震災後の販売不振などで、業況が急速に悪化。さらに近年は、消費低迷による売上不振が続き、28年6月期には売上高20億1105万円に減少し、1億9042万円の赤字となり、債務超過に転落しました。29年6月期も売上高は19億272万円と回復せず、経営悪化に歯止めが立たず、ついには2018年5月に経営破綻してしまいました。あーあ、これで大好きな「ぬれ甘なっと」が食べれなくなる、とがっかりしていたら、早速あのフルーツの老舗の銀座千疋屋」がスポンサーとなって、再興がなされました。これでまた食べれるぞと思い、羽田空港ターミナルのいつものお店に行って買ってきました。

 花園万頭の本店は新宿にあります。ですが、そのルーツは天保5年(1834年)創業、下金沢の和菓子屋さん。加賀百万石の城下町で「石川屋本舗」として創業しました。かなり歴史のあるお店なんですね。金沢と言ったら、今も可愛い和菓子のお店がたくさんあって有名ですよね。花園万頭が東京に進出してきたのは、明治末期のこと、近隣にある新宿の鎮守花園神社の名にちなんで、屋号も「花園饅頭」としました。今では百貨店や羽田空港にも入っているんです。私は「羽田空港第2ターミナル」のお土産屋さんで、いつも買って帰ります。お目当ては、看板商品の「ぬれ甘なつと」です。中に入っている説明書には、次のようにあります。

北海道産の粒選り大納言小豆の姿を崩すことなく、外皮をやわらかく煮上げ、見た目にもしっとりと美しい艶をだし、豆芯までほどよい上品な甘みをよく含ませた舌にとろけるような甘納豆でございます。新国劇極付「月形半平太」の名台詞「春雨じゃ濡れて行こう」の粋な情緒に心ひかれ「ぬれ甘なつと」と命名された品です。

 なんか甘納豆って砂糖がびっしりついていて、ただただ甘いという感じで想像している人が多いと思いますが、全然違うんです。小豆本来のおいしさを追求したシンプルでありながらも美味しさが凝縮されているような深い味わいで、甘さも程よくてめちゃめちゃ旨い。私は初めてこれを食べたときには、予想以上の美味しさに興奮したものです。「ぬれ」という名前だけあって、つやつやしっとりしています。しっとりしているのに、手で触ってもベタベタしない。普通の甘納豆より柔らかいけど、一粒一粒がしっかりしている感じですね。「上品な甘さ」という言葉は、この「甘なつと」のためにあると言っても過言ではないと思います。甘いのに、すっきりしていて、本当に品があり、一粒ずつ大事に味わいたい感じです。熱いお茶がよく合います。食感は、柔らかいけど芯が感じられ、時々砂糖のシャリっとした感じもあって、とにかく美味しいです。原料は、グラニュー糖 大納言小豆(北海道産) 水飴」のみ。きっと素材も厳選されているんでしょうね。シンプルだからこそ、素材の美味しさが感じられます。豆がふっくら、しっかり。このしっとりしているのに一粒ずつしっかりしている感じ、「一体どうやって作ったんだろう?」って謎です。職人さんが今も変わらぬ製法で、蜜漬けして作っています。豆芯までしっとりと甘みを含ませた、まさに舌にとろけるような絶品です。発売以来六十余年を数える「花園万頭」の代表銘菓、私の大好きなお菓子です。

 今週、その「花園万頭」が、松江駅前の「一畑百貨店」に「全国スイーツ展」か何かで出店していました。私は米子帰りに立ち寄ってみました。ありました。ありました。ぬれ甘なっと」です。そして今回は、あんパン」も来ていました。このあんパンは、中の上品な甘さの「こしあん」が絶品で、私は大好きなんです。私は「つぶあん」よりも「こしあん」の方が好きなんですね。東京から来ておられた店員の方と、熱く話し込んでいました。再び、月曜日の米子帰りにも立ち寄ってみました。会場の6階に上がってみると、フロアではすでに後片付けが始まっていました。今日は17時までの最後の営業だったようです。お店のあった所では、すでに段ボール詰めが行われていましたが、無理を言って「あんパン」を2個分けてもらいました。それぐらいに好きなんですね。また松江に来てくださいね、と担当者にお願いして一畑百貨店を後にしました。❤❤❤

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Rubik Predicted

 イギリスのAlakzam Magic社から出る作品は、大体当たりが多いようですね。今日ご紹介する「Rubik Predicted」は、今から10年位前に購入した作品で、ずいぶん気に入って演じてきましたが、今回再び買い直しました。八幡家の「蔵」のどこかにはあるんですが、見つからないもので、再度購入した訳です。ルービックキューブを使わないルービックキューブマジックです。マジシャンは20枚弱の「ルービックキューブ・トレーニング用カード」を取り出します。競技や練習で、ランダムなパターンを多量に必要とするときに、実際にキューブを混ぜるより早い、という目的で作られた、乱数表のようなカード、と説明します(そんなものは実在しないのですが)。表面に、ルービックキューブの「1面」のパターンが描かれていますが、このパターンはすべてカードごとに異なります。1枚ずつ観客にそのことを確認します。このカードを観客にシャッフルしてもらい、カットしてもらってその場所のカードを出します。自由に選ばれた「1面のパターン」が、あらかじめ出されていた「予言の封筒」の中の写真と、完全に一致するのです!予言はただ1枚の写真で、複数の写真が隠されているとか、封筒に仕掛けがあるとかは、一切ありません。封筒もろとも、思う存分に調べてもらうことができます。絶対にタネに気づくことはないでしょう。

 今、注目のメンタリスト、マーク・エルスドン(Mark Eldson)が考案した、「キューブレス・キューブトリック」です。マジックを演ずる場合は、どうしてもカードに偏りがちですが、観客側からすると飽きてしまい食傷気味になるものです。エルスドンも、注目を集めるために、何か風変わりなテーマを演じたいと考え、ルービックキューブを題材にしたマジックをと思ったものの、とはいえ立体のキューブを持ち歩くのはちょっと面倒だ、ということで考え出したトリックだそうです。本人は「財布に入るキューブトリック」と言っていますが、実際の商品では、氏が実演に使っているものより予言の写真が大きくなっていて、その分、見栄えは良くなっていますが、財布には入れづらくなっています(約10センチ角の写真が添付されています)。実態としては「カード・マジック」なのですが、イメージとしては「キューブ・トリック」ということで、「カード・マジック」とはだいぶ印象が異なります。観客を飽きさせないという点では、氏の作戦は大成功と言えるでしょうね。なおかつ、キューブのデザインだからこそ成立する独自の興味深いトリックを構築しており、その意味では本質的にキューブトリックだともいえます。実に頭の良いトリックで、感心しました。

 特殊な「ルービックキューブ・トレーニング用カード」(16枚)が添付されています。もちろん、このようなものが実際に存在するわけではなく、エルスドンが演出上「でっちあげた」ものですが、さすがメンタリストだからでしょうか、説明に妙にリアリティがあって、本当にそういうカードが実在するのかと思ってしまいました。素材としても実に綺麗な作りで、かつ扱いやすく作られていて、とてもいい仕事をしています。カードは、ラフ&スムースとか、ロング&ショートの類ではありません。マジシャンが見てもナチュラルです。ちょっとだけ仕掛けは存在しますが…。♠♣♥♦

“It’s a brilliant prediction trick, it’s visual and colourful, dead easy to do, spectator proof and nastily deceptive. I love it, so will you and your audiences. Ten out of ten to Mark Elsdon for devising this elegant gem.”(素晴らしい予言トリックだ。ビジュアルでカラフルで演じるのもとても易しい。観客にも絶対に分からず実に恐ろしいくらいにだまされる。とても気に入っている。あなたも観客も気に入ることだろう。このような素晴らしい作品を考案してくれたマーク・エルスドンに10点満点で10点を贈る)― Ian Rowland.

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