訃報 大田 肇先生

▲右端が大田先生

▲右から二人目が大田先生

 3月6日、太田 肇(おおたはじめ)先生(享年71)の訃報に驚きました。島根県の英語教員に同期採用された仲です。若い頃、島根県立松江南高等学校で長くご一緒しました。当時の南高「北高に追いつけ、追い越せ!」と必死で頑張っていた時代で、私たち若手教員が一致団結して目標に向かっていました。英語科もチームワークが良く、各人がさまざまな研修や自己研鑽に精を出しました。毎年夏休みになると、みんなで遠方へ旅行をして親睦・チームワークを高めたものです(写真上)。その後、横田高校の進路部長を務められた際には、私も大田高校の進路部長を務めており情報交換をしたりもしました。最後は、島根県立𠮷賀高等学校の校長を務められご退職になりました。松江北高に務めていた私はご無理を言って、非常勤で北高の現役・補習科を教えに来ていただきました。熱心にご指導をいただいたものです。体調の関係で身を引きたいと言われるのを「もう一年、もう一年」とご無理を言って木次から来ていただいていました。二年前にもう限界ということで、身を引かれました。手術後、体調は落ち着いていると言われていただけに驚きの訃報でした。

 プロ野球が好きで、根っからの横浜ベイスターズのファンでした。巨人ファンの私とは気が合いました。巨人戦横浜が劇的な勝利を収めたときなどは、興奮してお電話をしてこられるのでした。かつて私が心臓の手術で松江日赤に入院している際には、お嬢さんが日赤の看護師さんをしておられてお世話になりました。昨年私が股関節の手術を受け1ヶ月あまり入院し、退院してリハビリを始めた頃、わざわざ自宅までお見舞いに来ていただきました。

▲ALTチェルシー先生の送別会にて(後列左から3人目が太田先生)

 大田先生、逝くのが早すぎます。先般、従五位瑞宝小綬章を授章されました。島根県の貴重な人材を無くしました。残念でなりません。合掌。♠♠♠

カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す