小林誠司の活躍!

 今活躍中の巨人小林誠司(こばやしせいじ)捕手(34歳)を取り上げます。もう何年ぶりでしょうか?小林誠司捕手が神宮球場でヒーローインタビューに呼ばれました。気の毒なくらいに打てないことでその名を轟かせていた巨人小林誠司捕手が、開幕6戦目となった4月4日の中日戦で、336日ぶりにスタメンマスクをかぶりました。この日の先発は同学年の盟友、菅野智之投手(34歳)。2022年6月17日の中日戦以来、657日ぶりとなる先発バッテリーに、球場は大いに沸き上がりました。菅野もベテランのリードに心の余裕ができたのか、この日は7回を投げ、打者23人に対して被安打4、自責点0で勝利投手となりました。菅野「(小林)誠司がうまくリードしてくれた。感謝です」

 4月12日には、そのスガコバコンビで巨人が今季初の3連勝を飾りました。6回2死二塁、小林捕手が自ら左前に今季初安打となる先制適時打。0―0の6回2死二塁。3球目の内角カットボールを詰まりながらも振り抜き、打球が左翼手の前に落ち、二塁走者の佐々木が一気に生還しました。喜びを爆発させる三塁側ベンチへ、笑顔で両手を上げて応えました。小林捕手にとって21年9月12日の広島戦(マツダ)以来3年ぶりとなる決勝打となりました。2年ぶりの打点でした。両手がしびれましたが、それでも、小林選手の意地と執念が勝りました。 「いや、もう必死でした。何とか打てて良かったです」 誰もが待っていました。今季初安打の左前適時打は、22年9月7日のDeNA戦(東京D)以来、582日ぶりの打点。決勝打は21年9月12日の広島戦(マツダ)で勝ち越しソロを放って以来です。阿部監督「素晴らしいよ。何とかしようという姿を見られている、何とかしようという姿を見られるし。どんな立場でいようと、腐らず練習はたくさんする男なので」。左翼席からの大歓声と無数のフラッシュを浴びながら、神宮のヒーローインタビューに応じました。「勝てたことが本当に一番うれしいです」。崖っぷちからはい上がってきた男の復活。4年ぶりのV奪回を狙う阿部巨人の役者は揃いましたね。

 不動のレギュラーを張った時期もあった強肩捕手は、ここ数年間極度の打撃不振に苦しみ、プロ10年目の昨年は出場わずか21試合で、たったの1安打でした。今年のキャンプも2軍スタートでした。トレードの噂も絶えません。絶体絶命の崖っぷちからはい上がった感じです。昨季は21試合でプロ入り後最少タイの1安打。「年齢も年齢なのでチャンスは多くない。他の選手と同じようにしようと思っていないです」と背水の11年目を迎えました。先発の菅野投手は6回3安打無失点で2勝目。開幕から2戦13イニング無失点と復活を印象づけました。小林選手「僕はもうドキドキなんですけど、智之が引っ張ってくれて。すごい頼りになります」と謙遜したが、指揮官は「安心感がある。それはやっぱり大きい」とうなずいていました。

 意外に思うかもしれませんが、小林は巨人の中でもトップクラスの人気選手です。今後は小林菅野投手の専属捕手に返り咲くみたいですね。4月13日広島戦でサヨナラ勝ちした日に、主戦捕手の大城卓三捕手をスタメンから外した理由を、阿部監督「岸田、小林のキャッチーとしての振る舞いを勉強してほしい。見て、どう感じて、本人がやるかだけ」と答えて、大城捕手へのさらなる期待感を語りました。5月4日の阪神戦では、自身の代打として打席に向かう大城卓三へ「頼んだ」と腰をたたいて送り出しました。その大城は二軍降格となりました「卓三が帰ってくるまで、僕らで一生懸命頑張るだけなので。帰ってきてときにはあいつも、しっかり頑張ってくれると思います」いかにいい人かが分かりますね。打てなくてもいい。小林捕手には守ってもらうだけで十分元が取れると私は感じています。小林捕手菅野投手だけでなく、高橋礼投手の登板でも起用されています。何よりも点を取られない安定したリードが素晴らしいと思います。4月21日も対広島戦で高橋投手を見事にリードし、相手打線を0点に抑えました。打っては6回表犠牲フライを打って1点をもぎ取りましたが、ルールにより降雨コールドで0対0の引き分けとなりました。

 5月10日(金)のヤクルト戦。2021年9月12日以来、3年(971日)ぶりのソロホームランを放ってこれが決勝点となりました。プロ通算16号でした。ベンチはもう今年一番のお祭り騒ぎです。昨季はわずか21試合の出場で1安打でしたから、今季は「チャンスは多くない」と背水の陣で臨んでいます。試合後もウェートトレに励み、球場を後にするのは最後です。「試合に出させてもらった以上は、全力で一生懸命やるだけなんで。そういう姿を見てもらえたらうれしいですし、感謝の気持ちを持って、また頑張りたい」小林捕手。翌日11日もタイムリーツーベースで決勝点をあげ、菅野投手の4勝目をリードしました。打率は低いのですが、いい所で貴重な安打を打っている印象が強いです。これで小林が先発マスクをかぶった試合は8勝5敗2分け。実に頼もしい選手が巨人軍のホームベースを守ってくれています。♥♥♥

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