「空と雲、ときどき風」

 自宅中二階の「蔵」に久しぶりに入って(最近は全くこの部屋に入る余裕がなかった)、趣味の買い溜めたマジック道具を見ていたところ、昔買った面白いパケット・マジックを見つけてきました。年のせいか昔買ったことをすっかり忘れている場合も増えてきました。二度買いすることも度々です。これは、空と雲を使った予言のマジック「空と雲、ときどき風」(ノッチ工房)です。 最後の予想外のオチに感動したものです!?

 パケット・ケースから7枚のカードを取り出し、色々な都道府県名が書かれている青色のカードを見せます。パケット・ケースに入っている色違いの赤裏のカードも見せ、「これは、予言です。」と言って、テーブルに置いておきます。軽く混ぜ、演者は、「少し変わった方法で一枚を決めたいと思います。」と言って、そのパケットをお客様に渡し、一枚を決めてもらいます。(ここで○○県が選ばれたとします。)予言」を見ると、なぜか青い空のイラストが描かれており、一致しません。これは、失敗??マジシャンは平然と、「これは、○○県に行って、描いた空のイラストです。どうです、○○県の空に見えませんか?」という冗談を言います。当然のことながら観客は納得しませんね。でも、このカードを軽く振ると、なんと!?白い雲がひらがなで○、○、○に変化し、一致しています!さらに最後のオチ(㊙)が気に入りました…?!準備は、簡単です。パケット・ケースが付いています。ジョークなので、客受けも良いですし、難しいテクニックは、一切使っていません。演技後は、全てお客さんに渡すことができます。都道府県名のカードは、お客さんに混ぜてもらうこともできます。溶剤系のインクで印刷されているので、耐水性、耐侯性に優れています。ずいぶん前に買った商品ですが、きれいなままです。♠♣♥♦

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渡部昇一先生のエピソード(3)

◎喧嘩はしない?!

 子供の頃はよく喧嘩をします。渡部昇一先生も、幼少の頃は恐いもの知らずで、しょっちゅう喧嘩をやっておられました。ところが、小学校2年生か3年生の頃から、ピタッとやらなくなってしまいました。なぜか?眼鏡をかけ始めたことが理由です。先生は目が悪くて、眼鏡はその当時から非常に度の強いものでした。当時としてはとても高価なものだったので、へたに喧嘩でもして壊しでもしたら、両親に大変な負担をかけることになります。小学校4年生か5年生の時に、一度壊してしまったことがありました。その時はお米一斗と金10円取られたそうです。金10円はどのくらいかというと、役場に勤めていたお姉さんの月給が約25~26円でしたから、今のお金にすると7~8万円ぐらいでしょうか。相当高いものだと分かります。それに加えてお米が一斗です。戦時中で、お米がそう簡単には手には入らない時代ですから、一斗というと相当な負担です。それぐらいに眼鏡は高価なものでした。

 以来、親に迷惑をかけてはいけないと自分自身に言い聞かせて、危ないことにはなるべく近寄らないようにして、無茶な喧嘩はしないように、臆病なくらいに徹底しました。するとそれまでには気にも留めなかった自分の置かれている立場が、分かってきたと言います。先生には女の姉妹が2人とお兄さんがいましたが、お兄さんは死んでしまってもういません。自分が長男の立場にいるのです。自分が怪我をしたり死んだりすると、両親の面倒を見るものがいなくなる、ということにも気づきます。するとますます自分の行動に注意をして、臆病と言われようが何と言われようが、突拍子もないことなどできなくなるのでした。

 人生においては一人前になると同時に臆病になるという時期があります。子供の頃だと、勇気がある、勇敢だ、無茶なことをやる、というのは、自分の置かれている立場が分からないからこそできることです。渡部先生も物事が分かってくるにつれて、臆病になっていき、年と共にいろいろなことを反省して、自分の進むべき道や筋道を理性的に考えるようになっていったのです。猪突猛進や勇猛果敢だけが尊いことではないと気づき始めたんですね。いつまでも勇猛さを売りにしているのではなく、むしろ子どもの頃は臆病なくらいでいて、物心つく頃から、自分の修養によっって本物の勇気を持つような心構えでいることが重要だと、回想しておられました。❤❤❤

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これではね…

 今年の島根県の総体が終わりました。松江北高はまた今年も勝てませんでした。2016年に2年連続総合優勝して(⇒コチラ)からずいぶん遠ざかっていますね。男女完全優勝したのが懐かしい思い出になってしまいました。男女総合優勝4連覇を二回もした学校は松江北高だけです。

《男女総合》   ※大社は3年連続4度目の優勝
第1位 大 社 218点
第2位 松江北 176点
第3位 松江南 157点
第4位 出 雲 151点
第5位 明 誠 124点
第6位 松江東 121点
第7位 開 星 118点
第8位 松江商 112点

<男子総合>               <女子総合>
第1位 大 社 109点         第1位 大 社 109点
第2位 松江北  93点         第2位 松江商  88点
第3位 出 雲  90点         第3位 松江北  83点
第4位 松江工  85点         第4位 松江南  76点
第5位 松江南  81点         第4位 明 誠  76点 
第6位 出雲北陵 77点         第5位 平 田  69点

 さて総体も終わり、「さあ、これから勉強だ!」と、三年生は頭を切り替えて受験に向かう時期です。「一人では妥協してしまうことでも、みんなで一緒にやるなら頑張りぬける。これが「受験は団体戦」の意味だと思う」と、かつての生徒が名言を残してくれました。「集団(組織)の力」こそが北高パワーの源泉だということを、先輩の先生方から叩きこまれてきた八幡は、そのことを、生徒諸君・若い先生方にお伝えしておかねばと奮闘してきたのですが…。

 「学年集会」をやって生徒たちに切り替えに向けて檄を飛ばします。ところが、校門前の坂の掲示板には相も変わらず「目指せ!県総体総合優勝!!」の懸垂幕がかかったままです(写真上)。去年までなら、県総体が終わると同時に「全国大会出場」を果たした部活動のお祝いの垂れ幕に切り替わっていたものです。総体が終わって一週間以上経ってもまだこんなものを出したままです。誰も何も言わないのでしょうか?車でその前をたくさんの教員が通っていても気づかないのでしょうか?生徒に切り替えろという前に、肝心の教員が切り替わっていない。これでは、受験勉強の結果も推して知るべしです。「やりっ放し」、一事が万事、こうした小さなことを疎かにしているのが今の松江北高です(先日も時間割について苦言を述べました⇒コチラ)。♠♠♠

(補足)今朝学校に行ったら、「祝全国大会」の懸垂幕に張り替えられていました。昨日ようやく撤去したのでしょう。

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小曽根 真の「防人の詩」

 6月8日(土)のNHK「SONGS」はご覧になりましたか?日本を代表するシンガー・ソングライターさだまさしさんの特集でした。歌とともに、さださん自身の経験談を基にした軽妙なトークで、「今夜は生じゃないけどさだまさしin SONGS」と題して、SONGS責任者の大泉 洋さんとの掛け合いが実に面白かった。若くしてスターへの道を駆け上ったように見えるさださんの過酷な労働環境、28歳で背負った億単位の借金、今も抱える深刻な問題に至るまで、波瀾万丈の人生を語っておられましたね。その中で歌ったのが、「防人の詩」(⇒私の大好きなこの歌に対する思いはコチラです)、 映画『二百三高地』(1980年)の主題歌です。同映画の音楽監督の山本直純(やまもとなおずみ)さんがさださんと交流があった縁で、さださんに主題歌の依頼がありました。さださんは映画の主題を知り、「二百三高地の何を描くんですか。要するに”勝った、万歳”を猫くんですか?」と尋ねます。それに対して山本さんは「そうじゃない。戦争の勝った負けた以外の人間の小さな営みを、ちゃんと浮き彫りにしていきたい。そういう映画なんだ」と返答しました。オファーを受けたさださんは、それでもなかなか歌ができず、最後には自身の主演映画『翔へイカロスの翼』のロケ現場に、山本さんのマネージャーが控え室に押しかけ、その場で1番だけ制作、譜面に起こす時間もなかったためカセットテープに吹き込んで手渡しました。その間15分です。やはり天才ですね。

 それでもこの歌は、評論家たちからは「戦争を賛美している」「好戦的」「右翼」などと書かれてひどいバッシングを受け、ずいぶんといろいろな雑誌で叩かれたものです(前年にさださんは「関白宣言」の大ヒットで「女性蔑視論者」としてバッシングを受けました)。この歌のどこが「戦争を賛美」なんでしょうかね?さださん自身は「いまの緊迫した世界情勢の中で、日本という国を愛するたった一人の”人間”として『自分の中の万葉集』『自分の中の防人の歌』というつもりでつくりました」と述べています。「いさなとり 海や死にする 山や死にする 死ぬれこそ 海は潮干て 山は枯れすれ」(万葉集)という歌に触発されて作ったものです。それでも評論家の山本健吉さんは、「君、あれは挽歌だよ。日本の詩歌の基本は挽歌だ」と讃え励まして下さり、さださんの心の支えとなりました。また辻 邦生さんは、「いったいあの若さでこれほど深い宇宙的な悲しみを表すことができるものだろうか。それは本当に深い深い人間の感情の根源にぶつかることなくしては歌う事のできない詩であり、メロディであった」と最高の賛辞を贈ってくださいました。分かる人たちにはちゃんと伝わっていました。

 今回の番組では、世界的なジャズピアニストの小曽根 真(おぞねまこと)さんとのスペシャルコラボで「防人の詩」を披露しました。今の声で、今の音楽性で、かつて作った歌を歌い直したさださんの最新セルフカバーアルバム『新自分風土記Ⅰ~望郷篇~』の中で、小曽根さんのアレンジで共演しておられます。これが鳥肌が立つようなピアノなんです。さださんがセルフカバー・アルバムの選曲をするにあたって、2015年放送の特番「今夜も生でさだまさし」で、小曽根さんと初共演した時の「防人の詩」が印象深かったことから、参加を依頼し即時快諾頂く、という形で共演が実現したものです。世界の小曽根が、さださんの歌をどう料理するのかで注目されました。当時の共演の映像がコチラです。

 小曽根さんは、バークリー音楽大学を首席で卒業後、全世界にデビュー。チック・コリア、ゲイリー・バートンなど、トップ・ミュージシャンとツアーを催行する他、ソロ、ビッグバンドなど、ジャズの最前線で世界的に活躍するだけでなく、近年はクラシックでの躍進もめざましく、NYフィル、シカゴ響をはじめ欧米の主要オーケストラとも共演を重ねておられます。また、演奏のみならず舞台、映画音楽の作曲を手がけるなど、マルチな才能でボーダレスな活動を続け、注目を集めているピアニストです。平成30年度に「紫綬褒章」を受章しておられます。今回のさださんとのアルバム共演では、レコーデイング・スタジオで小一時間ほど一人でピアノと向かい合って指慣らしをした後、「じゃあ、一回やってみましょうか」と言い、その演奏が一発で本録音となりました。テイクワンで上手くいったさださんと小曽根さんは興奮して抱き合い、忘れられない一日になったそうですよ。❤❤❤

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「かしわうどん」

◎週末はグルメ情報!今週はうどん! 

 小倉駅に着いて門司港行きの電車に乗るために降りたのが、⑦・⑧番ホームでした(私の大好きな特急「ソニック」のホームです)。そのホームの中ほどに、かしわうどん」の立ち食い店(北九州弁当(株)が運営)があって、結構な人が食べていて美味しそうだったんです。九州には有名な駅うどんが2軒あり、1つが鳥栖駅「中央軒」、もう1つがこちらの小倉駅のうどん屋さんです。漫画の「クッキングパパ」でも紹介されているので、ご存知の方も多いかと思います。鳥栖駅「かしわうどん」は、歌手のさだまさしさんが大好きで有名ですね。このときは時間がなくて、食べることができなかったんですが、帰りに下関を回って小倉駅に着いたときは絶対に食べようと狙っていました小倉駅の中には、①・②番ホーム、③・④番ホームにも同様のお店があり、改札内の連絡通路にもありました。後で聞いたところでは、小倉駅の立ち食いうどんでは、この⑦・⑧番線ホームのお店が、一番人気なんだそうですよ。なんと「創業明治24年」とありますね。ということで、再び⑦・⑧番ホ-ムにてくてくと降りていきます。ホームに降りる前からとってもいい香りが漂っています。改装されたばかりできれいなお店です。

 自動販売機で食券を買います。かしわうどん」(390円)と、「いなり」(50円)です。列車のせわしい時間待ちの立ち食い店らしく、あっという間に出てきます(1分もかからなかった)。透き通ったうどんのつゆは、かつお昆布をベースに鶏もも肉でだしをとった秘伝の甘めの濃厚なつゆ。そのつゆに沈む白い麺は、コシとは縁遠い柔らかい歯触り。この麺が旨いつゆを含んでさらに柔らかになるのですが、それがまた美味しいんです。そして細かく刻んだかしわ肉を甘辛く炊き上げた自慢の『かしわ』がまた絶品でした。ネギもシャキシャキして美味しかった。「いなり」ずしもいい味出していました。電車へ持ち込みをご希望の場合は、プラス30円でプラスチック容器に入れテイクアウトもできます。甘辛く煮た鶏肉と柔らかい麺の組み合わせは絶品で、うどんつゆも最後まで飲みたくなる美味しさでした。この立ち食いうどん店、要チェックですよ。小倉に来たら必ず立ち寄ります。❤❤❤

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小倉駅新幹線口のトイレ

▲大分駅のトイレ

 JRは、お客さんへのアメニティ向上のため、中長期的な視点で新幹線の戦略的美化を推進しているようです。トイレづくりもその一環として改修を順次行っていて、九州の玄関口である新幹線小倉駅では「目指して行きたくなる楽しいトイレ」をコンセプトに、機能的で安心して使用できる空間を追及しています。私が今までに駅のトイレで一番感動したのはリニューアルされた大分駅のトイレでした(水戸岡鋭治デザイン)。キャラクターの「クロちゃん」が至る所に描かれた、実にきれいで明るい雰囲気のトイレでした。あんな綺麗なトイレを見たのはあそこだけです。⇒私の紹介記事はコチラ

 小倉駅の新幹線口のトイレ(lavatory)も実にきれいなトイレでした。男性トイレの小便器は一つ一つ仕切りがしてあって、手を洗う洗面台が実にオシャレです。素敵な観葉植物も置かれ安らぎを与えてくれます。木の香りが漂うトイレです。全身を写す鏡も便利ですね。私が進路部長をしていた頃、大学を訪問する時必ずチェックしていたのが、トイレ」図書館」でした。この二つを見れば、だいたい学校の様子が想像できました。会社でも勢いのある会社ほど、トイレには力を入れていますね。❤❤❤

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JRも英語化?

 以前このブログで、JRが現在取り組んでいる「車掌イングリッシュ」について報告しましたね。⇒コチラです  訪日外国人客が急増する中、英語での対応力を高めるのが狙いでしょうね。英語が必要だという意識は職場で高まっていたが、実際に話す機会は少なかった」「一歩ずつ英語の対応力を上げるため、車掌さんの肉声英語に踏み切ったそうです。車掌さんたちの中には、そもそも抵抗感を示す人もいたといいます。このために2015年度から社内での英語研修を開始し、職場では「英語委員会」なる組織もできているそうですよ。「カタコト英語だ」「棒読みだ」といった批判も聞かれるようですが、外国からの旅行客には、流ちょうな英語でなくても有り難いことでしょう。JR西日本でも、一部で試行しています。

 今日は「山陽新幹線」さくら号で、その肉声英語を体感してきました。例の女性のネイティブのアナウンスが流れた後、車掌さんの乗り換え案内が日本語で、そして「車掌イングリッシュ」の登場ですAttention please. The doors on the left side will open. Thank you.”というそっけないものでした。お世辞にも上手とは言えない英語です。その理由は、すべての単語を同じ大きさの音で等間隔に読んでいるためでしょう。増加する外国人観光客のために、ないよりはましかもしれませんが、もうちょっと何とかならないかな~、と感じたのも事実です。

 これとは逆に、先日、岡山県津山市から岡山市まで、JRの快速列車に乗ったときの男性の車掌さんは見事でした。実に流ちょうな英語で、アナウンスをしておられました。岡山駅で電車を降りたときに、ホームに女性の職員の方がおられたので、車内放送の車掌さんの英語は見事でした」と声をかけさせてもらいました。ホームでそんな話をしていると、当の車掌さんが降りて来られて、紹介してもらいました。実に見事な英語に感心した、と私が言うと、恐縮しておられました。「車掌さんが全員取り組んでおられるのですか?」とお聞きすると、「得意な人も苦手な人もおられる」と実態を述べられ、全員にまでは広まっていないとのことでした。でも中にはこういう立派な英語を話す人がおられることを知って、嬉しくもなりました。私が毎週利用している松江駅でも、特急列車の案内を女性職員が読み上げておられますが、下手くそです。棒読みなんです。もっと強く読むところ、飛ばすところを意識すると、ちょっとは英語らしくなるんですがね…。先日、鳥取まで乗った「スーパーまつかぜ」の英語アナウンスは、下手くそだけでなく間違いだらけでした。それにしても、JRも大変な時代に入りましたね。♠♠♠

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