「イノダコーヒ」のカップ

 京都を訪れると、コーヒー好きの八幡は必ず「イノダコーヒ」に立ち寄ります。ちなみに「イノダコーヒー」と書くのは誤りで、京都ではかつて他店も含め「コーヒ」と書いていた習慣が残っているためです。赤いコーヒーポット」の絵柄がお店の商標に使われていますね。また、画家でもあった創業者の猪田七郎が描いた、「豆を運ぶロバと男」の絵も同社の象徴です。このお店で、私はコーヒーアラビアの真珠」を飲みます。コーヒーカップも素敵ですね。私はいつも家では、イギリスの「ウェッジウッド」のカップでコーヒーをいただいているのですが、カップ一つで味が全然違ってくるから不思議ですね。各地の喫茶店を訪れる度に、使われているこだわりのカップを吟味している八幡です。このお店では、入ると最初に持って来られるお水も、実に美味しいんです。やはり素敵な小ぶりのグラスのせいですかね?私は全国の観光地で、素敵なカップを見つけると求めているんです。

 そんな訳で、今日も京都駅アスティロードにある「イノダコーヒ」で、「アラビアの真珠」「アップルパイ」をいただいた後で、店頭販売されていた「アラビアの真珠」を中挽きで挽いてもらい、特製のコーヒカップグラスも求めました(写真上)。京都から帰って、自宅でこのカップとグラスで、美味しいコーヒーとお水をいただいている八幡でした(京都は緊急事態宣言が出てしまい、大変なことになっています。私が訪ねたのは3月下旬でした)。

  松江駅前の一畑百貨店に立ち寄ったら、京都展」をやっていて、そこになんと「イノダコーヒ」が出店していました。アップルパイ」が欲しいと思ったんですが、15分前に全部売り切れたそうです。残念無念!!♥♥♥

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難化は必至!!

◎「賢者は歴史に学ぶ」

 「来年の「共通テスト英語」は難しくなりますか?簡単になりますか?」とよく聞かれます。私は「100%難化は必至」と答えています。今日は、この根拠についてお話しします。

(1)まずは私が大切にしている「賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルク)の精神で、過去の「共通一次試験」「センター試験」の歴史(初年度→次年度)を見てみたいと思います。


◎昭和54年共通一次平均点 124.70点 →昭和55年平均点 93.79点 

◎1990年センター試験平均点 141.3点 →1991年平均点 135.9点

◎2006年センターリスニング平均点 36.25点 →2007年 32.47点 


過去の歴史からは、明らかに二年目はいずれも平均点が大きく下がっていますね。まずはこのことから、来年は平均点が下がる可能性は高いと思われます。過去の歴史がそれを物語っています。

(2)そもそも大学入試センター「試行テスト」の準備段階から、「共通テスト」の平均点はおよそ50点になるように設定すると言っていました(センター試験は6割)。実際2回の「試行テスト」の平均点は50点付近に落ち着いていました。ところが本番を迎えて、実際のリーディングの平均点は、58.80点(第1日程)56.68点(第2日程)と高めに出ていました。リスニングでは、56.16点(第1日程)、55.01点(第2日程)です。来年は、50点に近づくように修正することが、十分予想されるところです。

(3)センター試験時代から、問題作成委員の任期は二年と言われています。来年度も今年の人たちが作ることになります。したがって、内容的には大きく今年と変わることはないと思われます(マイナーな変更はあるでしょうが)。(2)で述べたことからも、彼らが難しくすることは十分考えられるところでしょう。手探り状態の1年前から、2年目ともなると、しっかりと受験生の学力を把握しながら出題できるため、問題は難化するのだろうと思われます。

 私は以上のような理由から、来年の「共通テスト」「難化必至」と予想しているんです。ご意見があればお寄せ下さい。♥♥♥

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「宇奈とと」

◎週末はグルメ情報!!今週はうなぎ

 

     毎週末は、グルメの話題をお届けしています。令和3年3月3日、松江「宇奈とと」がオープンしました。うな丼1杯を550円という格安の値段で販売するテイクアウト専門店です。コロナ禍にあえて商機を見出そうという挑戦です。このうな丼が1杯550円で食べることができます。松江市東本町にオープンしたのがこちらのお店です。東京や大阪を中心に42店舗を展開する鰻丼専門のファストフード・チェーン「名代宇奈とと」の松江店で、山陰には初出店です。店で扱うのは主力で目玉商品の1杯550円のうな丼をはじめうな丼ダブルやうな重など。 そして松江店の営業スタイルは、テイクアウト専門で近隣のエリアにはデリバリーもします。 この格安ウナギ、外国産の養殖ものではありますが、そのお味は、 身がやわらかく、たれの味もしっかりしています。 「もって来てもらえるならそれがよい。」 「店内で食べるのを気にする人はいる、テイクアウトのほうがよい。」 「職場のみんなで買うことになり13個。」 といった声が聞かれました。「デリバリーテイクアウトを増やしていると聞いて期待している。1日60杯くらいを目指している。」 「まわりの店舗が灯りを消していく中、伊勢宮、東本町に灯りをつけていきたいと思った。」 とお店の経営者。いわゆる「巣ごもり需要」「おうちごはんの需要」をターゲットに、コロナ禍にマッチしたテイクアウトと、お手頃価格を武器にした新たな商機を掴む挑戦が始まりました。

  • たれ:醸造醤油を使用し、砂糖や米酢をバランスよく加えることで全体的に味をしめている

  • 米:全国の米処の中から鰻丼に最も合った国産米を厳選

  • 炭:備長炭の炭火で焼き上げる事で、さらにふっくらと香り豊かに

といったこだわりを持って、安い・早い・旨い』をモットーに鰻の常識を打ち破ることにチャレンジしているそうです。

 私は「うな丼ダブル」で買ってみました。 今なら一杯分の値段(1,000円)で2つサービスしますよ、とのことでしたが、とうてい食べきれないので、1つだけもらいました(後でよくよく考えたら、もらっておいて後で温めて食べれば良かった!)。私がひいきにしている「大はかや」には及びませんが(⇒私の紹介はコチラ)、まずまず美味しく食べることができました。何よりも、手頃なお値段で、手軽に買えるというのが一番の売りでしょうね。♥♥♥

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4 Flush

 ちょっと異色のワイルドカード現象をご紹介しましょう。「4 Flush」という Nick Trost(ニック・トロスト)さんの旧作品です。 L&Lという会社から出ていました。私は昔からニックさんの大ファンで、過去の作品から一つずつ収集を続けているんです。かなりのものが集まりました。6枚のカードのうち1枚(スペードの4)をテーブルの脇に置いておきます。残り5枚は、全て白いカードですが、1枚のスペードの4に擦り付ける度に、次々とスペードの4に鮮やかに変化していきます!まさにニック・トロストワールドです。技法やテクニックを排除して、ギミックや基本原理のみで勝負しているところが、ニックさんの魅力なんです。残念ながら2008年に脳腫瘍でお亡くなりになったので、新作は望めませんが、死後も旧作がいろいろな形で復活しています。私の目標は彼の全作品を集めることです。

 ニック・トロストバージョンのワイルドカードのルーティーンです。このワイルドカードの特徴は、ズバリ、ダブルフェイスカード(DF)を使わないところでしょう。そして、なんとノー・エキストラなんです。通常のDFを使用するワイルドカードと比べ、カジュアルに演じることが可能なのが売りです。また、構造が良い意味でシンプルなだけに、1枚1枚の変化は演じ方、見せ方次第でより美しく表現できることでしょう。真白なカードを見せたこの時点で、マジシャンの主な仕事はすでに終わっているので、好きな方法で変化させることが可能です。観客自身に手伝ってもらったり、観客の手の中で変化したように見せる演出も楽しめます。テクニックを要する箇所は比較的に少なく、難易度もそれほど高くありません。一度覚えたら末永くレパートリーとなることでしょう。付属のギミックカード(ギャフ)は、よくできた特別印刷の貴重な類となります(最大の秘密がここにあります)。演技をご覧ください。♠♣♥♦

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木村裕子さん、卒業!

 私の趣味の一つに、「全国の特急列車を制覇する!」というものがあります。暇さえあれば、素敵な特急列車・観光列車に乗って全国各地を旅し、その土地で一番のお宿・ホテルに泊まる、地元の方々が勧める美味しいお店を巡る。最高の楽しみです。その体験はこのブログでも綴ってきました。若い頃は、授業・部活動と校務・進学指導や辞書の仕事に追われ、個人で楽しい旅行をした想い出がほとんどありません。退職してからは極力出かけるようにしています。ゴールデン・ウィーク」(英語でgolden weekは通用するでしょうか?―宿題)は絶好の旅行機会で、毎年計画を立てて(旅の段取りをしてくれるのは教え子の奥さんなんですけどね)遠方へ旅してきました。でも今は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、長旅に出ることが出来ません。そこで、家にある鉄道雑誌鉄道本などを眺めたり、トラベル・ミステリーを読んだり、鉄道ドラマを観て、旅したプチ気分を味わっています。

 毎週水曜日に「大阪スポーツ」紙に連載されている、鉄旅タレント・木村裕子(きむらゆうこ)さんの「日本全国おもしろ鉄道」を楽しみに読んでいます。ちょっと人とは違った視点から、全国の面白い駅や意外な列車のエピソードを取り上げておられるのが気に入っています。この木村裕子さんの『女子鉄ひとりたび』(KKベストセラーズ)、『木村裕子の鉄道が100倍楽しくなる100鉄』(天夢人)も、アマゾンで取り寄せて面白く読みました。鉄道アイドル(今は鉄旅タレント」)として活躍してきた木村さんですが、この度、5月30日をもって、卒業することを発表されました。⇒彼女のオフィシャルホームページはコチラです   鉄道アイドルとはその名の通り、鉄道に因んだ歌を歌ったり、鉄道イベントに出演したりと、鉄道業界や鉄道ファンに寄り添った活動を展開するアイドルのことです。2005年に初めて「鉄道アイドル」を名乗ったのが木村さんと言われています。元祖「鉄道アイドル」ということですね。

 「私は名古屋出身なのですが、東京に進出したくて色んなオーディションを受けたんです。インパクトのある履歴書でないと書類が通らないと思い、趣味が鉄道であることをアピールしました。当時は「芸能界で鉄道に関する仕事ができる」と思っていなかったので、その後の展開に本人が一番驚きました(笑)。小さい子供の頃からよく近所の鉄橋の上で列車を眺めていました。足の下を通る列車を見てはしゃいでいたのを覚えています。当時、JRの車内販売員がアルバイトでできるなんて知らなくて、募集広告を見つけるとすぐに応募しました。実は、履歴書に鉄道好きをアピールしようと決めたのも、販売員をしていた時に出会ったお客様に「女の子で鉄道が好きって珍しいね」と言われたことがきっかけなんです。普通では入れないような場所へ取材に行けたり、駅弁を食べ比べたりと、仕事として鉄道の旅ができたので、とても楽しかったです。ただ、鉄道イベントなどにご来場いただいたお客様から、どれくらい鉄道のことを知ってるか試されるような質問も多く、しんどかった時期もありました…(笑)」と。

 4月17日に、木村さんの「鉄旅タレント」最後の著書『木村裕子鉄道愛のすべて』(天夢人)が発売されました。私はアマゾンで発売日当日に入手しましたが、これは彼女が旅行雑誌『旅と鉄道』に寄稿した8年分の原稿に、書き下ろしを加えたオールフルカラーの贅沢な一冊です。あふれんばかりの鉄道愛のすべてを記した、最後のメッセ―ジも掲載されていました。卒業後は心理関係のお仕事に就かれるとか。頑張ってもらいたいですね。応援しましょう。♥♥♥

 

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人のせい?

 何でもかんでも人のせいにする受験生がいます。テストの結果が悪ければ、「教え方が悪いからだ」と教師のせいにし、勉強時間が取れなければ「遊びに誘う友達のせいだ」と仲間のせいにする。 「部活のせいだ」「教科書がわかりにくい」「学校が忙しい」「忙しくて時間がない」と、やらなかった原因やできなかった理由を、他人や環境のせいにして、自分を慰めるのです。受験の結果が悪ければ、「自分で志望校を決めたわけじゃない」 「時代が悪かった」 「運が悪かった」 「得意なところが出なかった」 「体調が万全じゃなかった」 「うちの家系がダメなんだ」 というように、結果が出ないことを他人や環境のせいにします。それでは、どんどん惨めになっていくだけです。そんな生き方を続けていれば、最初はつきあいで話を聞いてくれている人も、そのうち、どんどん離れていくことでしょう。目を覚まさないといけません。

 こういった受験生の多くは、ゴールにたどり着くはるか前に折れてしまいます。自分の弱点をどうしたいのか、そのために何をすればよいのかなどを自分で決められず、他人の力をすぐに期待してしまうのです。 あるいは、たとえアドバイスを受けても、それが自分の望む以上の努力を要求したり、大変なものだったりすると、今の自分を変えずに済む楽チンなアドバイスがもらえるまで、都合の良い人に何人も何人も相談します。そうこうしているうちにどんどん時間だけが過ぎてしまい、結局、何もできずに終わってしまうことでしょう。 

▲尊敬する小宮一慶さん

 尊敬する経営コンサルタントの小宮一慶(こみやかずよし)さん(私は彼の大ファンで書かれるものは全て読むようにしています)がよく引かれる言葉に、「成功したときは窓の外を、失敗したときは鏡を見る」という言葉があります。成功を収めたときには窓の外を見て、成功をもたらした要因を見つけ出す、具体的な人物や出来事が見当たらないときには、幸運の有り難さに感謝する。結果が悪かったときには、鏡を見て、自分に責任があると考える、うまくいかないときは、自分のせいだと思うことです。鏡に自分を映して、何がいけなかったのかを素直に謙虚に反省しないといけません。上手くいったときは他人のおかげ、上手くいかないときは自己責任ととらえて反省する気持ちが大切だと、松下幸之助さんも言っておられました。「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、全部自分のせいだと思え」とは、尊敬する経営コンサルタントの一倉 定(いちくらさだむ)さんの言葉です。とかく他人や世間を非難しがちですが、常に自分を反省することが大切です。

 高原慶一郎さん(私はこの人の本からいろいろなことを学ばせていただきました⇒コチラです) が起こした(株)ユニチャームには「原因自分論」というのがあります。何か物事がうまく運ばない時に、とりあえず条件反射的に人のせいにしてしまう人がいます。「世の中の景気が悪い」「部下がちゃんと働かない」「需要が落ち込んでいる」「上司が認めてくれない」など、自分ではなく全て他に責任を転嫁してしまう人たちです。リーダーたる者は、人を批判したり非難する前に、まず自分の問題として受け止めて、それを解決するために自分としては何を考え、何を行ったらよいのかを考えることが大切です。

 「あなたのせいだ」と相手を責めたくなったときこそ、その指先を自分に向けよう。「原因自分」の考え方が失敗を生かし、人を成長させる。(高原)

 「こうなったのはおまえのせいだ」と、相手を非難して指さした時の指の形をよ~く見てみて下さい。相手の方に向かっているのは人差し指だけで、残りの中指・薬指・小指はほとんど自分の方を指しているではないですか!残りの親指は天を指して、神様の審判を仰いでいます。他責1に対して自責が3倍大切であることを意味しています。物事がうまく進まなくて人を責めたくなるときでも、その責任は、実は概ね自分にあるものなのです。まず他人ではなく、失敗やトラブルの原因を、すべて自分の非力に求めて、その自分を基点にして解決や対処をしていこうという姿勢が「原因自分論」の核なんです。しっかりと頭に入れておきましょう。♥♥♥

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「努力は夢中に勝てない」

 今日の『読売新聞』(4月11日付け)で、女優の石原さとみさんが「努力は夢中に勝てない」という言葉を紹介しておられました。まさにその通りです。先日から私は「努力は必ず報われる?」(⇒コチラです)、「努力の壺」(⇒コチラです)と、「努力」の具体的な中身について述べてきました。私は高校生たちに、夢中になれることを探す努力を忘れずにね」と語り、そのような夢探しを応援しています。若い頃、竹内 均先生(東京大学名誉教授)から「理想の職業」として、①好きなことをやり、②それでメシが食えて、③人から時々感謝される、という3条件を教えていただきました。そういう職業に就ければ、毎日が楽しくて楽しくてしょうがないですよね。私がまさにそんな実感です。

 今や「魚博士」で有名な、さかな君東京海洋大学客員准教授)にまつわるエピソードです。小学生時代のさかな君は、あまりにも魚が好きすぎてある時、お母さんに「僕、お魚さんが好きだからお魚さんの事しか考えたくないんだ!」と言ったそうです。それを聞いた母親は、翌日から毎日大きな魚を買ってきては、さかな君にプレゼントしていたそうです。ひたすら魚を観察し続けたさかな君ですが、中学・高校時代は魚の事しか考えていなかったので、あまりいい学校へは通えなかったそうで、ある時、学校の番長的存在の生徒に、絡まれてしまい逃げられない状況になったそうです。しかしさかな君、魚が好きすぎて、からまれている状況にも関わらず、番長に向かって魚の話を延々とし始めたらしいのです。するとその番長が一言「じゃあ今度一緒に釣りに行くか?」と言葉を返したそうです。さらにその光景を見た他の生徒が、「あいつ番長と魚釣りの約束してるぞ!すげぇな!」と噂は広がり、今までいじめられていたさかな君は、その日を境にいじめられなくなったそうなんです。今でこそ人気者のさかな君ですが、当時はそんなエピソードがあったんですね。

 私は高校入門期の生徒たちに、こんな不等式を示します。今後の3年間の勉強の指針を表すものです。

   夢中▶好き▶努力▶義務

 いやいやながら「義務感」でやっているうちは伸びることはありません。「努力」と捉えている様では、まだ「好き」な人には叶いません。「好き」と捉えている様では、「夢中」な人には叶いません。早く夢中になれることを見つけられた者勝ちですね。また、最初は夢中になれなくても、その事柄に意識的に長く接し、努力し、好きになり、夢中になっていく可能性は、十分にあると言えます。私が日頃取り組んでいる英語の勉強でも、このことが言えると思います。「受験のためにいやいや嫌いな英語を勉強している」人は、「××大学に入るために努力している/××職業に就くために一生懸命に努力している」人には叶いません。でもその人たちも「英語が好きで勉強している」人には叶いません。しかし、その人も「英語が楽しくて楽しくて時間の経つのも忘れてしまうくらい」の人には及ばないでしょう。そういう生徒をたくさん育てたい、というのが私の目標なんです。♥♥♥

 先生の英語の授業は私の楽しみでした。先生が授業中に話して下さるお話しがいつも心に響くので、メモを取りながら授業を受けていました。授業後に質問に行くと先生はいつも、「次回までに自分で考えてこい」と言われましたね。そのおかげで私は自分で疑問を見つけて、自分で調べて、自分で考えて答えを導き出すことの楽しさに気づくことができました。ありがとうございました。大学に入っても、先生のようにあらゆることに興味を持って、自分で疑問を見つけて、ABCを忘れず勉強し続けたいと思います。(卒業生Yより)

 初めてRの授業を受けたとき、わたしは本当に感銘を受けました。英語はあんなに深く読むべきものだと初めて知りました。わたしの薄っぺらい読みを指摘されても、当時は家に帰ってじっくり考えたところで、何が違うのかなかなかわからないものでした。英文を単語に置き換えて訳すだけで、今考えると内容なんてほとんど気にしていなかったような気がします。ですが八幡先生の授業を何度も受けるうちに、だんだんと先生のおっしゃることがわかるようになってきて、英語を“本当に”読むということはこういうことなのか、と少しずつ実感できるようになりました。わたしは八幡先生に教わることができ、自分の読みの間違いに気づけて本当によかったと思います。また、わたしは授業だけでなく、その間にされるお話しをとても楽しみにしていました。非常におもしろくためになるものばかりで、大変勉強になりました。わたしは八幡先生の「良いものは良い、悪いものは悪い!」という一本筋の通った姿勢を大変尊敬しております。高校生活の中で一番学ばせていただくことの多い先生でした。こんな未熟者のわたしに英語の真髄を教えてくださり、本当にありがとうございました。どれだけ書いても感謝の思いを表し尽くすことができません。本当に、本当にありがとうございました。(卒業生Mより)

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「人のいく裏に道あり花の山」

 「人のいく裏に 道あり 花の山」という相場の世界ではとても有名な格言があります。その後には、「いずれを行くも 散らぬ間に行け」という言葉が続きます。「茶聖」と呼ばれた千利休(せんのりきゅう)が詠んだ句という説もあります。「きれいな花を求めて山に行くのなら、誰も行かない裏道を行ったほうがよい。しかも、きれいな花が散らない間に行くのがよい」という意味です。これは投資の世界では有名な格言で、他人と同じ売買を行っている限り、利益は得にくい。むしろ、他人と逆の行動を素早く取ることが大事だという教訓です。みんながこれは買いだと思って一斉に買いに走ったら売ることを考え、逆に、流れが売りに向かい全体が悲観的な様相を見せているときには買い場を探る。投資で利益を得るには、人と同じような発想をしていてはダメだ、という経済世界の一つの教訓です。私もこの言葉を念頭に置きながら、英語指導の世界で努力を重ねてきました。常に人のやらないことを心がけてきたつもりです。かつて、島根県の出雲市を日本一の街に育てた岩国哲人(いわくにてつんど)元出雲市長を、松江南高校にお招きして講演をしていただいたときに、自分は若いときから心がけてきたこととして、①人より多く、②人より早く、そのいずれもできない時は、③人と違ったやり方で、いい仕事をしてみせると公言しておられました。これも同じ趣旨の言葉ですね。

 尊敬する丹羽宇一郎(にわういちろう)さんの最新刊『人間の器』(幻冬舎新書、2021年4月)でも、このことに触れ、注意喚起をしておられました。この本、実に内容のあるいい本です。みなさんにオススメしておきます。

 

 安心だからといって人と同じような道を選んだり、ことあるごとに人の真似を
したりするような生き方では、その人自身の人生を生きているとはいえないでし
ょう。

 そもそも皆が皆、人と同じことをいつもしていたら、人間に進歩はありませ
ん。科学の発明も、新しい文化も、社会を変えるようなビジネスも生まれませ
ん。人とは違うことをやるから、常に新しいことが生まれ、社会は発展してい
くわけです。

 人間として生まれたからには、ときには自分にしかできないことを見つけて、
実行してみる。それくらいの気概があってこそ、その人らしい人生になってい
くのではないでしょうか。

 イギリス在住のコラムニストで保育士のブレイデイみかこさんは、保育士の
重要な仕事は、子どもが皆と違うことをやり始めたら、それを止めないことだ
とおっしゃっています。こうした行動がクリエイティビティの発芽になるから
です。(pp.19-20)

 成功した経営者は、例外なく、人とは違うことをやっておられます。私が聞いた例を一つだけご紹介してみましょう。女性下着のメーカーにワコールという会社があります。塚本幸一社長さんの話です。昭和47・48年に、日本中がオイル・ショックに見舞われたとき、同系企業はみな便乗値上げに走りました(昨年のマスクのことを思い出してください)。繊維産業だけでなく、日本中の企業が、このときとばかりにこぞって大幅な値上げの大合唱となりました。ところが、そんなときワコールだけは、塚本社長の判断で便乗値上げをしませんでした。「今使っている原材料は、安いときに仕入れたもんや。それなら、これまでの値段で売ってもええやないか」もちろん単なる同情論や正義感だけからの行動ではありません。塚本社長にはそれなりの勝算がありました。日本中の企業が便乗値上げに走る中で、ただ一社だけ値上げをしないことによるメリットをちゃんと計算していたのです「わが社は便乗値上げを致しません。なぜなら、原材料は安いときに仕入れたものですから、値上げしなくても適正利潤は上がっているからです。これが、他社と違うわがワコールの企業姿勢です」―PR戦略でこう打ち出した結果、世間の人気、消費者の目は確実に「ワコール」という商品ブランドに吸い寄せられていきました。むしろマスコミは、便乗値上げを拒否した勇気ある企業―ということで、テレビ・新聞・雑誌がいっせいにニュースとして取り上げたのです。ニュース報道ですから、経費は一切かかりません。労せずしてワコールの大宣伝をしてくれたのです。企業の信用と知名度のアップ、塚本社長は、目先の小利を捨てて大利を得ました。オイルショック後も、ワコール製品の売り上げは落ちず、むしろ新しい客層の開拓に成功しました。そして現在の繁栄があります。塚本社長は、人の行かない裏道を行って成功したのですね。まさに「人のいく裏に 道あり 花の山」です。♥♥♥

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気をつけたいこと

 勝田ケ丘志学館の最初の英語の授業で、hobby=「趣味」、almost=「ほとんど」、sufficient =「十分な」ではないことを話しました。単語訳語を一対一対応で覚えてしまうと危険なことが多いんです。受験ではそれで通用するかもしれませんが、私の目標は大学に入れることではないので、上のような安易な指導はしたくありません。ほとんどの単語集(一番売れている『ユメタン』も)に満足できないのは、こんなところです。私が唯一高い評価をしている単語集は、竹岡広信先生『必携単語LEAP』(数研出版)です。そういうことに気がついてくると、米子東高校は、今まで『ユメタン』(アルク)を採用していましたが、今年から『LEAP』に採択替えになりました。松江北高(『音読英単語』(Z会)も新しい学年から検討中です。一語一語の単語に添えられた訳語を吟味してみると、両者には雲泥の差があることに気がつきます。学問的レベルが全く異なるのです。私は上記の単語などの抱える問題点を、このブログでその都度報告してきました。hobbyは決して「趣味」ではありません。よく高校生がhobbyは音楽鑑賞・読書などを挙げますが、とんでもない話です。⇒私の解説「「趣味」はhobbyではない!」コチラをご覧ください。almostは、今年の「共通テスト(リスニング)」に出題されましたね。センター試験・試行テストで短い期間に計4回も出題され、私が各所で注意喚起を行っていた単語です。⇒私の「「文法はやらなくてよい」か?!」をご覧ください。コチラです  同様にsufficientも「十分」とはズレています。私たちの『ライトハウス英和辞典』(研究社)が、次の用例を「彼の収入は家族を養うのには十分だった」とはせずに、「彼の収入は家族を養うにはどうにか足りた」としていることに注意してください。そのニュアンスに関しては、詳しくはコチラをご覧ください。

      His income was sufficient to support his family.

ここで、sufficientを「十分な」と訳してしまうと、まるであり余るくらいの収入があるかのように聞こえます。この英文はそういう意味ではないと、私たちの編集委員のM.アルトハウス(M.Althaus)先生(津田塾大学)から教えていただきました。

  Here, 「十分な」seems to have too positive a nuance. “His income was sufficient to ~” doesn’t really mean that it was plenty. “Sufficient” suggests that his income has enough for his family to get by on, even if they could not save much of anything, or live well.

 relative「親戚、親類」とするのも同様の誤りです。竹岡先生「(家族も含めて)親戚」としておられることの意味をよく考えなくてはいけません。⇒私の解説はコチラです

 上記に関連して、私の「趣味」を取り上げてみましょう。私はhobbyを、<ひとが長年にわたって時間をかけ、また費用もかけて楽しみながら励んだ結果習得したものごと>と定義しています(条件は、①期間 ②費用 ③技術)。ちなみに、そんな私のhobbyの一つが「マジック」です。正式には換算したことはありませんが、もう長年収集を続けており、6,000万円以上のマジック道具が自宅の「蔵」に眠っています!(家がもう一軒建ったじゃないか!)。今日(4月17日)も、3つのショップから、マジックの新商品が数多く届けられました(写真下)。今日支払った金額は全部で、51,057円でした。こういうものを、英語でhobbyと言うのです。ちなみに、私の他のhobbyは、全国の特急列車を制覇すること全国の水族館を制覇すること全国の鉄道博物館を制覇することプロレスを観戦することお気に入りの文房具を収集すること特定の作家の作品を全部読み漁ること特定の歌い手の応援をすること、などが挙げられます。でも、中でも一番の趣味は、「英語」なんですけどね。♥♥♥

▲最新マジック商品が届けられた!こうして集めているんです。これで51,057円也

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「天ぷらつな八」

◎週末はグルメ情報!!今週はてんぷら

 老舗「天ぷら新宿つな八」は、大正13年、新宿角筈の地に店を構えて以来、お客様のご愛顧に支えられ、新宿のほか首都圏、さらには札幌、富山、名古屋、京都、大阪と全国に26店舗(令和2年1月末現在)のレストラン店を展開しています。「天ぷらは、揚げの技と食財が命、「 おいしさに真心をそえて 」を社是に、伝統の技と厳選した食財にこだわり、さらに心のこもったおもてなしで、お客様にご満足いただける天ぷらを提供できるよう日々精進を重ねております。」とHPにはあります。さらには、90年以上受け継がれてきた天ぷらの伝統の技を守りながらも、食へのこだわりを持ち続け、常に新しいことに挑戦し続けています。

 ラストオーダーぎりぎりの夜の8時前に、東京駅「大丸デパート」の12階にある「てんぷらつな八」に入ってみました。沢山のお客さんが入っておられて賑わっています。頼んだのは天丼です。アッサリして、ほの甘いんです。ひと口目の印象から、中盤、終盤と、徐々に上手くまとまっていく感じです。タレの濃淡の淡さと、タレの状態の水分量だろうか、ご飯の方へ、そのタレがしみ込むにしたがい、全体が何とも良いバランスになっていく感じがします。この天丼は、ガッついて、早食いするべき天丼でなく、ゆっくりと焦らしながら食べるべき天丼のような気もしてきます。天丼は、海老2尾・魚介・野菜・穴子・かき揚げという内容で、魚介は白身魚のメゴチで、野菜は丸茄子だったと思います。また、かき揚げは、小海老メインのかき揚げでした。他に、お刺身、味噌汁、香の物が付いてきます。上品に、ほの甘く美味なる天丼です。上品な味で、美味しかった。やはり都会は違いますね。♥♥♥

▲実に美味な天丼

 

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