「皆美館」

◎週末はグルメ情報!!今週は高級旅館

▲白砂青松の日本庭園

 松江・宍道湖の入り口に立つ、多くの文人墨客が愛した高級老舗宿が「皆美館」です。ランチでも利用できる庭園茶寮「みな美」では、宍道湖を借景にした白砂青松の日本庭園を眺めながら、山陰の極上の食材を中心にした会席料理をいただくことができます。歴史を遡ると、明治21年5月、皆美家の当主「皆美清太郎」「皆美」の屋号で湖水や山並みの絶景を活かした旅籠を開くことにしました。開業当時の部屋数は宍道湖畔の住居であった二階の三部屋だけでした。当時、すべてを切り盛りしていたのは皆美清太郎の妻、ユキで、「皆美」の初期の基盤を築きました。その行き届いた客への心遣いとおもてなしの精神が「皆美」の家風を築き、今に引き継がれています。皇族方がご宿泊された他、芥川龍之介、河井寛次郎、高浜虚子、川端康成、岡本太郎、小泉八雲、里見弴、田山花袋、大町桂月、志賀直哉、武者小路実篤、佐藤春夫、内田百間、尾崎士郎、島崎藤村など多くの著名な文化人、政財界人、芸術家が訪れるようになりました。「客のこころになりて 亭主せよ」藩政改革を行い、名君でもあった松江藩七代目藩主・松平不昧公が残した教えです。創業の女将ユキの時代から引き継がれてきた、客への心遣いとおもてなしの精神を支える言葉であり、この言葉を社訓として今に引き継いでいます。

 県外からのお客様をおもてなしする際に、私がいつも利用するお店です。先日も尊敬する柴田 博先生(元益田高校校長)小野恭裕ラーンズ社長とご一緒に、美しい庭園を眺めながら美味しい会席料理をいただきました。中でも不昧公好みの汁かけご飯をヒントに初代の板前長が考案した「鯛めし」は、「皆美館」でのみ味わえる家伝料理です。鯛のそぼろ、卵の白身と黄身、おろし大根、海苔、わさびを自分なりに盛り付けて、皆美秘伝のカツオベースの特製ダシをかけてお茶漬けのようにいただけ、すーっと身体に入ってきます(「鯛めし」について詳しくはコチラをお読みください)。♥♥♥

▲これが家伝の「鯛めし」です

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