「米花商店街」

 アニメ映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」が初日(4月12日)だけで興行収入9億6,000万円、観客動員63万人という驚異的なスタートを記録しました。原作漫画の連載開始から今年で30年。「名探偵コナン」の人気はすごいですね。愛読する月刊誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)の5月号が「名探偵コナン」特集です。

 「米花商店街」(べいかしょうてんがい)は、鳥取県北栄町にある、年間で10万人ほどの観光客が訪れている「青山剛昌ふるさと館」の10周年記念に伴ってオープンしました。「食べる」、「買う」、「遊ぶ」のスポットが揃った商業施設です。場所は「青山剛昌ふるさと館」コナン駅」(JR由良駅)のちょうど中間地点くらいにあります。今まで中間地点に観光施設がなかったので、よりコナン観光が楽しめるようになりましたね。帰りのタクシーの運転手さんに伺った話によれば、近く「青山剛昌ふるさと館」がその規模を3倍に拡大してこちらに引っ越してくるんだそうです。3階建てになるそうですが(現在は2階建て)、広大な駐車場がありますから、スペースはいくらでも空いていますものね。

▲学校帰りの新一と蘭ちゃんのブロンズ像

 正面には、学校帰りで楽しく話しているかのような、新一の銅像があります。今にも会話が聞こえてきそうな感じです。写真スポットなので、好きなポーズをとって撮影しましょう。

 それでは、「米花商店街」の施設(喫茶ポアロ、コナン百貨店&コナンジェラート、コナンズキッチン、工藤邸)について紹介していきます。

◎喫茶ポアロ

 コナンの原作にも登場する「喫茶ポアロ」をモチーフにした喫茶店では、カレーやパスタ、トーストなどが注文できます。「名探偵コナンナポリタン」や「喫茶店ポアロのハムサンド」などのオリジナルメニューも人気です。喫茶に入るとコナン君がお出迎え。4人掛けのテーブルが10席ほどあります。日が差し込んで開放的な空間です。食券を買って注文するスタイルです。サイン入り原画なども飾られており、ちょっとしたギャラリーになっています。

◎コナン百貨店&コナンジェラート

 「コナン百貨店」には、「青山剛昌ふるさと館」のお土産屋「コナン探偵社」には置いていないここでしか手に入らないグッズが揃えてあります。若い女性向けのグッズが多い印象でした。約200種類の豊富な品揃いです。(男性のキャラのものが多い)メモ帳やハンドタオル、コップ、Tシャツなど、コナンに癒されたい方にとっては欠かせないものばかりですよ。定番の鳥取のお土産も販売してあるので、コナングッズと一緒に購入してみても良いですね。

 コナングッズと鳥取地元の食材を使った四季折々のジェラードが楽しめるお店、隣の「CONAN GELATO」では、地元の方が作られたフルーツ、野菜、牛乳などを使用したジェラードが販売されています。カップorコーンから選択でき、テイクアウトもできます。

◎KONAN’S Kitchen

 名探偵コナンをイメージした「コナンバーガー」や「アポトキシンホットドッグ」などのほか、ランチBOXもあります。パッケージも魅力的なオリジナルメニューを豊富に取り揃えています。

▲可愛いコナンくんもいます

◎コナンの家(工藤邸)

 原作に登場する工藤邸の「門扉」です。インターホンからキャラクターのセリフを聞けます(工藤邸の中は「喫茶ポアロ」)。早速押してみましょう。

「あ、新一、お客さんだよ」、「ふぁ〜、なんだよ、うっせーなー」、「はぁーい、新一にいちゃんいま留守にしてるよ」の3種類の音声がランダムに流れます。ここでしか聞けない超レアボイスです。

 コナンに会える町として人気の北栄町ですが、観光に大事な「食べる」、「買う」というカテゴリーが増えたことによって、集客増加に繋がっていくと思います。コナンが地域を盛り上げる活力になっていき、このような商業施設が全国的に広まり、より良い町づくりの実現に向かってくれたらいいなと思います。「見る」、「食べる」、「買う」の要素を兼ね備え、コナンの魅力が詰まった北栄町に行ってみましょう!!!♥♥♥

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