松風庵かねすえ

◎週末はグルメ情報!!今週はわらび餅

 毎年ゴールデン連休時期になると、今は閉店した一畑百貨店「全国うまいもの博」を開催するのが恒例となっていました。中でも私が絶対に外せないのが、香川県「松風庵かねすえ」わらびでした。一畑百貨店の6階が催し場なんですが、毎回6階のエレベーターを降りたすぐのところの右側が「かねすえ」の定位置です。いつ行っても大行列ができているのですぐ分かります。「最後尾」の看板に並んで、行列嫌いの私でも30分待ってでも食べたい、そんな美味しい「わらび餅」です。2014年には「モンドセレクション銀賞」を受賞しています。和三盆と希少糖含有シロップを使った、讃岐自慢の一品です。本わらび粉のこしの強さとたっぷりのきな粉のハーモニーが絶妙ですね。別売の和三盆蜜をかけていただくと一層美味しさが引き立ちます。お店の詳しいレポートはコチラです。私はここの「わらび餅」が日本一だと思っています。

 「松風庵かねすえ」は、1965年(昭和40年)創業の、香川県高松市扇町に本店を構える和洋菓子屋さんです。地元香川の素材にこだわったお菓子を販売しています。程よい甘さときなこの香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でる「さぬきわらび餅」は、香川の代名詞とも言える「さぬきうどん」に負けないくらいのコシと粘りがあり、お餅のような食感とのどごしが楽しめる美味しい「わらび餅」です。わらび餅 こちらがその「わらび餅」(写真右)。とにかくやわらかさがすごくて、いままで食べたことがないくらいです。こんなにたくさん入ってます(1500円)。冷蔵庫で4日持つので一人暮らしの方でも安心です。写真じゃあ、ぷるぷる感が伝わらないですかね。このままずっと持ってると落ちてちぎれるくらいやわらかいんです。別売りの黒蜜をかけていただきます。

IMG_8173 「わらび餅」は、見た目こそ華やかさはありませんが、これほど嫌いな人が少ないお菓子も珍しいでしょう。お店によっては、個性的な違いが少しずつあったりもします。なかでも、香川県高松市にある「松風庵かねすえ」「さぬきわらび餅」は、シンプルで素朴な王道の“わらび餅”です。高松と聞くと、有名な「讃岐うどん」のイメージが強いのですが、四国東部で伝統的な製法で作られる高級砂糖「和三盆」も名物です。ほんのり控えめな甘さは、讃岐特産の「和三IMG_8174盆」と希少糖が入ったシロップを使用しています。まろやかで口溶けの良い本場の「和三盆」が、「わらび餅」を上品に引き立ててくれます。こしの強い“本わらび粉”で作った餅にたっぷりと“きな粉”がまぶしてあります。口に入れると、喉元までスルッと入ってきます。この食感が、なんともたまりませんね。少し黒蜜をかけると、しっとり感が増してさらに美味しくなります。大きさも、ひと口サイズで小さいので、「パク、スルッ、パク、スルッ」と、次から次へとテンポ良く口に入っていきます。お茶をすすりながら、「わらび餅」を食べると、みんなが笑顔になります。家族の団らん時に、「和三盆」がたっぷり入った「さぬきわらび餅」をぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか?さぬき和三盆糖のやさしい甘さと何とも言えないもっちり&つるんとした喉越し。これはクセになること間違いなしです!!

 連休中は2回ほど行列に並んで買いました。大阪帰りの「やくも号」松江駅に降りたのが18時50分。ダメ元で、19時閉店の一畑百貨店に直行してみると、誰も客がいません。お店の方と雑談しながら、楽々とゲット!案外この時間帯が狙い目だったかもしれませんね。一畑百貨店が閉店したので、もうこの楽しみも味わえなくなりました。

 今日はハウステンボスの帰りに、JR博多駅に立ち寄って阪急デパートで買い物をして、帰り道「いっぴん通り」を歩いていたら、なんと「かねすえ」の常設店があるではありませんか!これはビックリ!買って帰らなくてはいけません。店員さんと松江ではこのわらび餅を買うために30分~40分の行列ができるんだ、というお話をしたらずいぶん喜んでくださって、ここはいつでも開いていますからまた来てくださいね、と言葉を交わしてお別れしました。

▲JR博多駅の「かねすえ」

 さて今日から米子高島屋「ズムサタ全国うまいもの博」が始まりました。「かねすえ」が出店するというので、早速出かけてきました。4階特設会場です。予想通りすごい人が並んでいました。最後尾に並ぶこと25分、お目当ての「わらび餅」「黒蜜」(1,500円)を手に入れることができました。家で冷やしていただきます。いつ食べても美味しいや。日本一の「わらび餅」だと思っています。❤❤

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