「意味類推」と「発言要約」~今日の土曜補習から

hand,point 今日の土曜補習では、近づきつつある「進研センター早期対応模試」を念頭に置きながら、上位と下位で大きな差がつく第3問題を取り上げました。まず今週は、Aの「意味類推」とBの「発言要約」です。

 実は、第3問題は英語の文章の組み立て方、という1点を違う角度から尋ねているだけの問題なのだ、ということを知らなければなりません。英語の文章は、①「テーマの提示」⇒②「具体例・理由」⇒③「結論」と進んでいきます。もしそうであるなら、Aの「意味類推」問題で、下線部の位置で、ヒントのある場所がある程度「予見」できるのではないか、という着眼点が重要です。もし下線が文章の冒頭部分にあれば、それと同じ内容を述べている最後の部分にヒントがあり、中央部に下線があれば、その結果を述べる直後、あるいは最後の部分に大きな手がかりがあることになりますね。下線が最後の部分にあるならば、その直前がそういう結論を出す根拠となっているはずです。まずはこういうことを頭に入れながら、最初から英文を読んでいきますが、「おそらく、このあたりにヒントが出てくるはずだぞ…」と、見当をつけながら読み進めるといいでしょう。ちょっとしたことですが、この読みをマスターしただけで、ずいぶんこの問題の正答率が上がります。ぜひ試してみましょう。

 さてBの「発言要約」です。もし上の英文の展開「テーマ⇒理由⇒結論」の基本が頭に入っていれば、冒頭部分最後の部分に、筆者の強い思いが込められることはすぐわかるでしょう。「冒頭部分と最後の部分は要注意!」がこの問題の鉄則です。ただし、最近では、最初の部分を省略して、具体例などから始めて意見を述べる文章も目立ちますから、注意しましょうね。もう一つ知っておきたいことは、筆者の主張を述べるときに、よく一緒に使われる語句に注目することです:①shoud/ must/ 強調のdoなどの助動詞の後、 ②important/ necessary/ essentialなどの主観的判断を表す形容詞の後、 ③I think/ I believe/ I’m sure/ I hope[wish]/ In my opinion/ As for me/ As far as I’m concerned/ I likeなど自分の見解を述べる表現の後、I wonder/ I’m not sure/ It’s doubtfulなど懸念を表す表現の後、④逆接の単語(but/ however/ yet/ still/ though)の後、⑤in fact/ actually/ indeedなどの副詞(語句)の後、⑥「たとえば」「なぜなら」「第一に」の直前の文、⑦seem/ appear/ lookの後  こういったマーカーに注目しながら、○でもしながら読むといいと思います。こういう単語が出てきたら、シャキーンとしてその箇所を精読する、という姿勢が大切です。

 次回は、第3問題Cを取り上げましょう。これが一番難しいんですが…。でも英語の文章の組み立て方、という点では同じなんですね。

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