たま電車

 岡電は、創業以来、社名を一度も変更したり、他社と合併したりすることなく続いている元気印の会社です。その後、路線の新設と廃止が繰り返され、現在は岡山駅前―東山間の東山線」と、岡山駅前―清輝橋間の清輝橋線」の2路線が稼働しています。2路線で4.7キロという営業距離は、日本の全路面電車中で一番短いんです。JR岡山駅に降り立つと、岡山城・後楽園方面にまっすぐのびる桃太郎大通を、路面電車が往来しているのがご覧いただけるでしょう。岡山駅前電停からは東山線・清輝橋線の両方が伸びているため、「岡電」に乗り込むには岡山駅前電停が便利です。バラエティ豊かな車両の数々がお出迎えしてくれます。

 岡山市へ出かけると、巨匠・水戸岡鋭治(みとおかえいじ)先生のデザインされた岡電の電車に乗るのも大きな楽しみの一つです。今日は、創立100周年を記念して、2009年に登場した人気ラッピング車両「たま電車」をご紹介しましょう。岡電の子会社である和歌山電鐵の名物猫駅長「たま駅長」のイラストを車体にデザインした車両で、かわいいたま駅長のキャラ35匹や足跡が描かれています。それにしても、なぜ岡山の路面電車に、和歌山鉄道のキャラクターが描かれているのでしょうか?和歌山電鐵は、岡山電気軌道の100%出資会社であり、同じ両備グループであることから、「たま電車岡電版」を走らせることになったのです。なお和歌山・貴志川線の本家「たま電車」には岡電版の約3倍となる101匹の「たま駅長」が描かれているそうです。

 正面から良く見てみると、車体の上に三毛猫風の耳が両方にピンと立っている“ネコ耳”車両です。可愛らしいですね。耳の付いた車両は、路面電車では全国初で、電車ファンにとってもうれしい試みとなりました。

 車体だけでなく、車内の天井やドアにも愛くるしい「たま駅長」のイラストが描かれており、シートも和歌山電鉄「たま電車」と同じ三毛猫カラーで統一されています。跳びはねたり、伸びをしたりする姿や、足跡など、ネコは一つ一つが異なるポーズをしています。子どもさんだけでなく、ネコ好きまで、楽しめる電車です。降車ボタンを押してみてごらんなさい。面白いですよ。

 あ、それから岡山には2012年3月から、路線バスに「たまバス」が登場しています。前面上部には「猫耳」が付いたデザインとなっています。「たま電車」「たまバス」とでは、微妙に耳の色が異なっているといいます。

 他にも岡電には、同社を代表する超低床の近未来型車両『MOMO』1,2『kuro』、『チャギントン電車』など、水戸岡先生デザインのさまざまなラッピング電車があり、眺めているだけでもワクワクします。100円と140円の二区間で運賃も安いので、後楽園や岡山城への観光にももってこいです。何度も乗り降りする人や、色々な電車に乗りたい人には、大人400円、小人200円の「1日乗車券」の利用がお得で便利ですよ。♥♥♥

▲「チャギントン電車」と「たま電車」

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