大学入学共通テストの出願受付が9月15日(火)に始まりました。10月2日(金)までに出願サイトでマイページを作成し、オンラインで志願者情報や顔写真、受験教科などを登録し、検定料を支払うことで出願が完了します。
「2026 年大学共通テスト」(約49万6千人出願)から、出願が初めて「ネット出願」へ完全移行しました。これまでは、「共通テスト」の出願は、学校単位で、生徒の出願書類をとりまとめて、ミスの有無を点検した後、大学入試センターにまとめて発送していました。2026年の「大学共通テスト」からオンライン出願が原則となり、現役の高校生も含めた全ての志願者がパソコンやスマートフォンなどから、申請することになりました。これまで紙の願書で慣れ親しんでいたものが、いきなりオンラインの一本化です。ウェブ出願の導入に伴い、従来は郵送で届いていた受験票も、自分でダウンロードして印刷し、試験場に持参することになりました。大学入試センターは「出願から受験までの仕組みが大きく変わるので、よく確認してほしい」と呼びかけていました。紙の出願以上に、受験生や保護者自身の「自己責任」が問われる仕組みです。学校で一通り手順の説明はあるのでしょうが、見落としやすい細かな点が多々ありました。今日はこの問題を振り返ってみます。

「ネット出願」に移行した大学入試センターの狙いは次の4つです。
①高校・大学入試センターの事務負担を減らすため・・・これまでは高校3年生などの現役生について、高校が願書を取りまとめて郵送し、センター側も郵送で確認・修正を行っていました。Web出願では受験生本人が個人で直接出願する方式になり、電子化でこの作業が大幅に減ります。
②コスト削減(印刷・郵送・人件費)・・・約50万人規模の試験で、受験案内・受験票などの大量印刷や郵送が不要になり、住所転記ミスのチェックも自動化できます。大学入試センターの収支は均衡ですが、18歳人口減少で今後厳しくなるため、経費削減は必然・急務のことでした。
③受験生の利便性を上げるため・・・受験生がオンラインで教科登録・修正・決済が可能になります。浪人生は特に手続きが簡便化されます。検定料も従来の金融機関への振り込みから、クレジットカード、コンビニ、Pay-easyなどのオンライン決済に変更されました。成績通知を希望する受験生は、マイページから成績を閲覧できるようになりました。しかも、成績通知手数料は従来の800円から300円に引き下げられました。
④成績提供時期の前倒しの検討・・・支払い・成績閲覧などもデジタル化するために、現場からの要望の強かった(毎年報告書で触れられていました)、将来的に成績提供を個別試験出願前に早めることも可能になります。
この「ネット出願」のメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
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利便性の向上: インターネット環境があれば、自宅や学校など、場所を選ばずに手続きができます。また、24時間いつでもアクセスできるため、お子さまの都合の良い時間に出願作業を進められます。
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手続きの迅速化: 郵送にかかる時間や手間が省け、出願から受理までのプロセスが迅速になります。これにより、締め切り間際でも比較的余裕を持って手続きを進めることが可能です。
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ミスの軽減: 入力フォームに従って情報を入力するため、記入漏れや誤字脱字といったヒューマンエラーを減らすことができます。また、入力内容の確認画面で最終チェックができるため、間違いに気づきやすくなります。出願期間中であれば、手元の端末から入力内容の変更が可能という点は紙の出願にはなかった柔軟性です。
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支払い確認が便利:検定料の振り込みがその場で確認できるという安心感があります。
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受験票の再発行が可能:受験票を何度でも再発行できるという利便性があります。以前は紙の受験票を紛失した場合、面倒な再発行手続きが必要でしたが、ネット出願ではその心配はありません。
デメリット
●デジタル環境への依存: インターネット環境やパソコン、スマートフォンなどのデジタルデバイスが必須となります。これらの環境が整っていない家庭では、準備が必要になります。
●操作習熟の必要性: Webサイトの操作に慣れていない生徒や親にとっては、最初は戸惑うかもしれません。特に、顔写真のアップロードや検定料の支払い方法など、デジタルならではの操作に慣れる必要があります。
●自己責任の増大: 郵送出願では学校の先生や予備校の担当者がチェックしてくれる場合もありましたが、Web出願では生徒自身が全ての責任を持って手続きを進めることになります。家庭のサポートがこれまで以上に重要になります。
大学入試センターにとっては事務効率化になりますが、受験生側に新しい自己管理の負担を移行した面もあります。特に
・スマートフォンやPCが苦手
・メール設定が分からない
・家庭にインターネット環境がない
・日本語の読み書きに困難がある
・保護者がデジタル手続きを支援できない
といった受験生には、必ずしも便利になったとは言えないでしょう。
「共通テスト」の電子出願についてどのように感じているかを聞いたところ、
・トラブルが起きそうで不安
・保護者対応が大変そう
・システム操作に不安がある
・指導方法を新しく考える必要があることが大変
・どの程度学校に託されているのかわからず不安。学校により準備に差が出るのでは?
・パソコン画面は見にくい。紙の願書に比べて、パソコンやスマホの小さな画面では文字が見づらく全体像を把握しにくいのです。
など、戸惑いの声も多く見られました。一方で、「作業が簡素化されそう」と感じている教員も約1割いました。「共通テスト」の電子出願では、生徒が学校への情報開示に同意することで、学校側も生徒の状況を把握することができます。反対に、生徒が同意しなければ学校は一切の状況を確認できないため、その点を心配する声が多く見られました。
大学入試センターが公表している資料によると、出願時に学校への情報開示に同意しなかった場合でも、出願登録期間中(9月16日午前10時~10月3日午後5時)と、出願内容の確認・訂正期間中(10月10日午前10時~10月17日午後5時)は変更が可能です。生徒に同意するよう伝えることで、学校側は「共通テスト」出願サイトに登録された生徒の情報を閲覧でき、出願に関する指導を行えるようになります。万が一、出願にミスがあった場合は、出願者自身が訂正をしなければいけないため、時間に余裕をもって確認することが必要です。共通テストの出願登録は9月16日午前10時~10月3日午後5時まででした。
ウェブ出願に保護者が関わることで起こる「うっかりミス」の懸念もありました。今までも浪人した場合は、受験生が個人で出願していましたが、様々なミスが発生してきました。多いのが性別の入力間違いです。「親任せ」にしてしまい、母親が息子の出願手続きを代行する際に発生することがよくあります。母親が習慣でつい『女性』を選択してそのまま申し込んでしまうわけです。性別のミスは深刻な事態につながる場合があります。過去には、性別を記載ミスした男子生徒が、女子校の受験会場に配置されてしまったケースが実際にありました。ただでさえ緊張する試験で、周りがすべて女子という環境になると、男子生徒が実力を発揮できるかどうか。親のうっかりミスが、受験に影響を及ぼす場合もあり得ます〔笑〕。
さらに注意が必要なのが、検定料の間違いです。「共通テスト」の検定料は、3教科以上が1万8,000円、2教科以下が1万2,0000円と、受験する教科数で異なります。 問題となるのは、主に私立大学を専願で受験する生徒の場合です。3教科以上の受験が必要な私立大学が多いのですが、親御さんが『うちの子は私立専願だから、少ない受験教科のほうだろう』と、『2教科以下・検定料1万2,000円』で申し込んでしまうケースが後を絶ちませんでした。2教科以下で申し込んだ場合、3教科以上を受験することはできません。例えば文系の場合、1日目の地歴・公民、国語の後に英語も受験する必要があるのに、受験できずに強制終了になってしまいます。救済措置もありません。国公立大学はもちろん、私立大学であっても、3教科以上・検定料1万8,000円で申し込むのが通常だと考えたほうがいいでしょう。
大学入試センターの発表によれば、毎年多くの浪人生が「写真の規定違反」「記入漏れ」「署名忘れ」で差し戻されるケースがあると言います。学校の先生がチェックしてくれない浪人生は自分で二重三重に確認することが必要です。
○写真:背景が無地か。サイズは規定通りか。
○志願票:受験科目の選択欄のチェック漏れはないか。
○本人署名:忘れや誤字はないか。
また出願トラブルで多いのは、「消印有効と勘違いした」ケースです。締め切り日の2~3日前に必ず投函しなければなりません。特別措置の申請は出願時のみです。
なぜ今回から、個人によるウェブ出願に変更になったのでしょうか? 一番の理由は経費削減です。「共通テスト」を運営する大学入試センターの収支はほぼ均衡していますが、18歳人口の減少で今後はより厳しくなることが予想されます。ウェブ出願によって試験実施費用を軽減するのは、必然的な流れでしょう。これによって受験案内や受験票など各種の書類の印刷と郵送が不要になります。住所転記の間違いなどもシステムでチェックできるので、これまで手作業で行っていた確認作業の人件費も大幅に削減できるでしょう。ただし、ウェブ出願による受験生への経済的な還元はほとんどありません。「成績通知手数料」がウェブ化によって800円から300円に下がった程度です。
現役生は、これまで学校が出願書類を取りまとめ、不備がないかのチェック機能も果たしてくれていました。ウェブ出願になればそれを個人で行う必要がありますから、負担が増える側面があります。一方、浪人生はこれまでも個人で手続きしていました。
これまでは担任教員がクラス単位でチェックできていました。ウェブ出願になっても、高校側で生徒の申し込み状況をチェックできる仕組みはありますが、前提として生徒自身が情報開示を了承する必要があります。高校側が生徒の状況をすべて把握して、逐一指導することは難しくなるのではないでしょうか。特に影響を受けそうなのが、「共通テスト」を受験する生徒が少ない高校です。「共通テスト」を受験する生徒が限られる学校では、教員の指導が手薄になる可能性があります。一方で、ほぼ全員が受験する進学校では、細かい進路指導体制を敷いている場合が多いので、大きな問題は生じないでしょう。
・出願内容の入力:必ず受験生本人が行う
・決済手続き:不慣れな生徒もいるので保護者がサポートする
・受験票の印刷準備:プリンターがない家庭はコンビニでの印刷方法を事前に確認しておく
・マイページの早期作成:7月1日から可能になっているため、早めに済ませる
約50万人が同じシステムを使用するわけですから、締め切り間際にはアクセスが集中し、システム障害が発生する可能性もあります。大学入試センターが作成した出願マニュアルや、共通テスト出願サイトの操作方法を説明した動画を見ながら、早めに手続きを行うようにしなければいけません。
これまでは地方の高校を中心に『共通テストはとりあえず全員受験』という指導が行われていましたが、個人出願になることで、明確な志望校がない生徒や、成績に不安のある生徒の受験離れが進む可能性があります。こうした事態が起きれば、「共通テスト」の平均点にも影響します。「成績下位層の受験者が減ることで、特に私立文系の入試で多く利用される英語と国語の平均点が上昇する可能性があります。問題の難易度が変わらなくても、受験者層の変化で見かけ上の難易度が変わる現象が起きるかもしれません。これにより、予備校各社が行う合格ラインの予想にも影響が出る可能性があります。これまで20年間、ほぼ安定していた受験者層に変化が生じれば、従来の予測モデルとずれが生じるかもしれません」
制度が変わる初年度は、予期せぬトラブルが発生する場合が予想されました。2012年に地歴・公民の選択方法が変更された際も、初年度は混乱が生じ、翌年に制度の微修正が行われました。
大学入学共通テスト(2026年度入試)に向けたウェブ出願で、顔写真が「否認」されてしまった受験生の体験がSNSで話題となっていましたね。必死に勉強を重ね、締切直前に写真をアップロードしたもののエラー表示。「このままでは受験資格が消えるのか」と一時は不安が広がりましたが、制度上は“救済の道”が残されていました。
大学入試センターが定めた、「共通テスト」出願手順はこうです。
1.共通テスト出願サイトでマイページを作成(2025年7月1日〜10月3日17時)
2.志願者情報入力・顔写真データ登録・受験科目登録(2025年9月16日〜10月3日17時)
3.検定料支払い(2025年9月16日〜10月3日23時59分)
ここで重要なのは、マイページ作成と出願内容登録の締切は10月3日17時ちょうど、一方で検定料支払いは23時59分まで可能という点です。今回話題となった受験生は、締切日である10月3日の17時直前に顔写真をアップロード。しかし、画面には「審査中」の赤文字が表示されたまま、締切日の夜中までその表示が変わりませんでした。そして翌日には「否認」の表示に変わっていました。受験は絶望的かと思われましたが、検定料を支払っていれば救済措置が存在しました。なぜ、顔写真の審査が「否認」となってしまったのでしょうか。「共通テスト」出願で受付できる写真の条件は、上半身のみ写っている・無帽・無背景の3点です。受付できない写真の例は大学入試センターの公式資料に細かく記載されているので、「否認」となった場合はその例を確認して期限までに再アップロードが必要でした。では、顔写真が「否認」となれば受験資格が無いのか?と同資料を読み進めると、出願期間内に検定料を支払っていれば出願自体は有効であることが分かりました。写真が否認された場合でも、次の訂正期間に再登録すれば問題なく受験資格は維持されます。
※10月3日までに出願自体を行っていない場合は、その時点で受験資格なし
・出願内容の確認・訂正期間:10月10日10時~10月17日17時
・この期間中に再登録すれば、受験票に正しい顔写真が反映される
つまり、「否認=即受験資格喪失」ではなく、10月17日までに再登録すれば危機を回避できるということです。
「大学入学共通テスト」の出願に失敗した受験生は、一時的に「受験資格なし」という大きな危機に直面します。「共通テスト」を利用する国公立大学や多くの私立大学方式には挑めなくなるからです。しかし未来が完全に閉ざされるわけではありません。まず、多くの私立大学には「共通テスト」を利用しない“大学独自試験型”があり、出願は1月から2月、場合によっては3月まで受け付けています。追加募集や欠員補充を行う大学もあり、首都圏だけでも百校以上が「まだ間に合う」選択肢を残しています。別の道として、浪人を選び翌年の「共通テスト」に再挑戦する受験生も少なくありません。あるいは大学進学自体を諦め、専門学校や就職という選択をする例もあります。いずれの進路も一長一短があり、志望校を失った失望感をどう乗り越えるかが試されます。情報を冷静に集め、残された進路を見極めることこそが、その後の人生を左右するのです。
今回の事例は、「受験勉強の努力も、事務的な準備を怠れば水泡に帰す」という危機感を感じさせた一件でした。
・写真は余裕を持って撮影・登録する
・公式の“受付できない例”を必ず確認する
・最終日に頼らず、早めに出願を完了させる
これは、大学受験に限ったことではありません。飛行機の出発時間、就職活動の面接開始時間、大事な取引先との商談開始時間など、人生の大事な局面で期限を守ることと、余裕を持って行動することは非常に重要です。失敗すれば、それが悪い意味での人生の分岐点となってしまう場合も少なくありません。そして大事な受験本番はこれからです。受験生の方々には受験当日の持ち物や会場までのルートや所要時間、開始時間などを確認して余裕を持って行動してほしいと思います。
私は現役の担任時代、教室で一斉に受験生たちに志願票を書かせていた頃にも、しっかり点検すると間違いがよく見つかったものです。こうした教員による確認作業がなくなり、個人の自己責任で出願をすることになったのですから、全国でさまざまなミスが発生するだろうと危惧していました。大学入試センターの公式評価では「大きな混乱なく終了」したと報告されていましたが、(あまり大きく報道されていませんが)かなりのミスが起こっています。このネット出願で実際に起きているミスの具体例を見ておきたいと思います。
①顔写真データの不備・・・写真の背景が無地でない。指定サイズ・解像度・撮影時期を満たしていない。本人の確認が困難な不鮮明な写真。要件を満たさない写真は自動で否認される仕組みになっており、受験票の発行不可につながる可能性があります。締め切りギリギリに顔写真をアップロードしたところ、システム側で承認作業が間に合わず、結果的に「否認」と表示されてしまった事例がありました。このままだと受験資格がなくなるのでは、と大きな不安に発展した事例です。
②マイページ作成の遅れ・未作成・・・共通テスト専用の出願サイトで「マイページ」を作成し、ユーザーID(メールアドレス)とパスワードを設定する必要があります。このパスワードの扱いや入力ミスにより、出願手続きに進めない・進みにくいトラブルが発生しています。作成期限を過ぎてしまい出願できない。特に出願開始直後・締め切り前はアクセスが集中し、認証メール遅延やログイン不可が起こりやすいのです。
③個人情報の入力ミス・・・氏名の漢字・ふりがなの誤入力。生年月日・性別の誤り。住所や電話番号の桁抜け・入力漏れ。保護者が代理で入力する際に誤入力するケースが多いようです。これも今までの紙ベースの手続きでよくあったミスですが、ネット出願になり、訂正期間内なら修正可能ですが、気づかないと受験票発行など影響します。共通テスト出願サイト側と大学Web出願サイト側で名前の表記が違うと、連携できずに本人確認・成績請求等の後続手続きが止まってしまう事例もあります。これはオンライン化に伴うサイト間データの一致が絶対条件になったことによる新たなミス例です。自分で入力した「受験地(都道府県)」の選択内容がそのまま会場決定に使われるので、誤って別の県を選んでしまい、思っていた地域と違う会場が割り当てられた例や、住所入力の途中で番地が抜けてしまい、案内が遅れた例も報告されています。
④メールアドレス関連のトラブル・・・登録メールアドレスを入力ミスしてしまい、受験サイトからの確認メールが届かない。認証メールが迷惑メールに振り分けられてしまい気づかない例が多数報告されています。メールが届かないと出願が無効扱いになるケースも心配されます。受信拒否設定やメールボックスの容量超過も心配の種です。
⑤検定料の支払い忘れ・・・出願登録だけして支払いを忘れているケースが意外に多い。支払期限を過ぎてしまい、出願が受理されません。この支払い完了をしていないと、登録していても出願無効→受験不可になります。
⑥科目選択のミス・・・「数Ⅰ」だけを選んでしまい、本来必要な「数Ⅰ・A」を選び忘れる。地歴・公民や理科で、1科目受験か2科目受験かの登録を誤る。英語で「リーディング」だけ選んで「リスニング」を忘れるなどのセット漏れ。従来から起こっていた基本的なミスで、科目ミスは当日の受験資格に直結するので、最も重大なトラブルです。
⑦保存忘れ・操作ミス・・・入力内容を保存し忘れて登録が完了していない。ネット環境が不安定で途中でエラーが出てしまい、再入力漏れが発生する。
⑧高校側のチェック機能の弱体化・・・これまでは担任の先生が書類を確認していましたが、ネット出願では生徒自身が情報開示を許可しないと高校が状況を把握することができないため、共通テスト受験者が少ない高校では、指導が手薄になる可能性が強かった。
⑨新課程科目と旧課程の選択ミス・・・2025年度は新課程への移行期だったため、既卒者が新課程科目と旧課程科目の選択を間違える。
従来の学校がまとめて提出する方式とは違い、自己責任で個々の受験生が自分自身で入力・登録・支払いを行う必要があるので、(1)入力チェックや注意書きを読み飛ばすとエラーにつながる。(2)操作手順やサイト仕様が初めての経験で混乱しやすい。(3)複数のステップ(写真・ログイン・出願・支払い・印刷)がある。といった点で、Web出願での出願ミスやトラブルの原因となりました。このような出願ミス・トラブルを避けるためには、オンラインの特性を最大限活かした慎重な操作が必要です。最も怖いのは、「入力ミスそのもの」よりも、「入力ミスに気づかないまま訂正期限を過ぎてしまうこと」です。心構えはこうです。♥♥♥
●早めの出願手続きを心がける(締め切りギリギリは危険)
●マイページ作成後のログイン情報を正確に管理する
●顔写真の規格・要件をしっかり確認して準備する
●入力内容を何度も見直す(特に氏名・住所・受験地)
●出願後に出願完了の確認メールや表示をチェックする
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