前刀禎明さん新著

 6時15分ごろの「めざましテレビ」「さきつぶ」を見てから、学校に出かけるのが日課です。 IMG_2636この5分間に前刀禎明(さきとうよしあき)さんの発する情報が、非常に勉強になるんです。この時間帯に釘付けになっている人が全国にはたくさんおられるんでしょうね。今日も北高の生徒が同じことを言っていました。普通の人が思いつかない「料理」の仕方を提供される秘密はどこにあるんでしょうか?(⇒前著に関してはコチラをご覧ください) 前刀さんの新著『人を感動させる仕事 僕がソニー、ディズニー、アップルで学んだこと』(大和書房)を読んで、その一端が見えたような気がしました。発売と同時に買いに走ってむさぼるように読んだんですが、早速重版がかかる売れ行きとか、その理由もわかる気がします。普通の人は利用できるデータを分析して、そこまでで止まってしまいます。前刀さんは、そこから“So what?”(それでどうした、それが何なんだ)と自問します。そこからが勝負だというのです。「これは自分にしか言えないことか?」「自分らしい視点が入っているか?」と自分に問いかけながらカメラの前に立つとおっしゃいます。「見る」「視る」「観る」「俯瞰してみる」を使い分けることが大切だと力説されます。

 こんな前刀さんの「自分を変え、仕事を変える」セルフイノベーション仕事術の詳細を、日立ソリューションズが四回にわたって提供してくれており、とても参考になります。⇒コチラで読むことができます

IMG_1516 松江での前刀さんの講演を聴かれた企画担当者が、膨大なスライドを用いて、あのような緻密なプレゼンを見たことがない、とため息交じりにおっしゃっておられましたが、それも納得です。

 プレゼンテーションなら、人に何を伝えたいのか、何を共感してもらいたいのか、自分の話を聞いてどんな行動をとってほしいのか、そこまで考えて話します。会場で使うスライドの見せ方や音楽を流すタイミングにも、とても気を遣います。前日になって0.1秒のズレが気になって修正したこともあります。

 私は今年1月に、前刀さんから色紙をプレゼントしていただきました。天にも昇るくらい嬉しかったのを覚えています。学校の机に飾って座右の銘にさせていただいています。「自分らしく」がんばりたいと思います。

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