生徒たちには、小さなミスが、重大な事故や危機に結びつく可能性を推計した「ハインリッヒの法則」の話をよくしてやるんです。1つの重大な事故や事件が起きた場合、その背後には29の小さなトラブルや軽微な事故が発生しており、さらにその29の小さなトラブルの前には、およそ300の小さなミスや勘違い、ヒヤリとすること、ハッとしたことが隠れている、という有名なあれですね。⇒以前に私もこのブログで扱いました コチラです これは、1941年にアメリカの損害保険会社の調査部にいたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが、さまざまな事故や災害を調べてレポートしたものです。企業の不祥事や航空機・原子力発電所の重大事故などの背後にもこの法則が働いています。単なる凡ミス、ちょっとしたミスだからと軽く考えて、ミスを防ぐための改善を行わずに放置していれば、やがて取り返しのつかない事故につながりかねません。
「事故」だけでなく、これは「勉強」にも言えることです。小テストに名前を書き忘れる不注意な生徒が後を絶ちませんが、これなどはどこかで大事故につながります。指示を読まずに書類を書く人は、大切な出願の時に大ポカをします。単語の綴り・用法を間違って記憶している人は、ずーとそれが尾を引きます。自分のちょっとした間違いをそのまま放置しておくと、またとんでもないところでそれが顔を出すものなんです。気が付いたときにちゃんと手を打っておく人とそうでない人とでは、大きな違いになって表れてきます。私が模試の度に、うるさく言うのはそういう具体例を度々見てきたからです。先週末に、松江北高3年生は「7月進研記述模試」を実施しました。さすがに3年生の模試だけあって、ずいぶんレベルが上がったな、というのが率直な印象ですが、それでも間違いに気づいた段階できちんと対策をしておくことが必要です。今回も「見直しプリント」をダウンロードサイトに登録しておきました。ご覧ください。「鉄は熱いうちに打て!」です。
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2014年度3年生7月進研模試「見直しプリント」


