大宰府のスタバ

 ラーンズ・営業推進課白川 彩(しらかわあや)さんと、一昨年、講演会後の食事会で話をしているときに、「先生、大宰府のスタバはすごいですよ…」という感想を伺っていましたので、気になっていました。今日は太宰府天満宮にお参りをする前に(私は3年生を担当するときは必ずお参りを欠かしません。お札を頂戴して御祈祷してもらい、教室に飾り、そのご利益もお墨付き!)「スターバックス大宰府天満宮参道店」に立ち寄りました。日本各地に14店舗存在するスターバックスコーヒー「コンセプトストア」の一つです。通常のストアとは異なるコンセプトが存在し、こだわった外観や内装がとてもオシャレです。『いつものお店とは違った側面からスターバックス エクスペリエンスを提供するお店』とされており、それぞれのお店が、特徴あるデザイン、テーマを持っています。

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 年間約700万人の参拝者が訪れる太宰府天満宮にあるこの大宰府店は、あの高名な建築家 隈   研吾(くまけんご)氏により「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトをもとに個性的で大胆なデザイン設計されたお店だそうです。今や大宰府の観光名所となっています。いくつもの角材を重ねて作られたアーティスティックな内装。隈さんは東京大学の教授としても有名な、日本の建築家です。初めの頃はポストモダンな建築を中心に発表しておられたのですが、現在は自然素材を活かしたものや格子を多く使ったデザインを手がけておられ、最近では海外にまで活躍の場を広げていらっしゃいます。店内まで続く木材の網。よく見ると少しずつ組み方が違うのが分かりますか?自然素材による伝統と現代の融合がコンセプトなのだとか。なんだか別世界に飛んでしまったかのような気持ちになりますよね。歴史ある太宰府の街並みと見事に調和しており、連日、多くの観光客が店の前で足をとめ、記念撮影を行っています。

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dsc04455 店舗の入口から店内にかけて、伝統的な木組み構造を用いた特徴あるデザインに圧倒されます。店頭から木材に覆われている作りに驚かされますが、店舗内に入るともっとスゴい。なんと店舗のいたるところに木材が組まれているではないですか。入口から店内へ、木組み構造の天井と壁が続きます。店舗の奥庭には、太宰府天満宮のシンボルでもある梅の木が植えられていますね。店内もコンクリートの壁、天井に木組みが張り巡らされ、圧巻の景色です。無機質なコンクリートに木が合わさるだけでこれほどの温もりを感じられるから不思議。圧迫感がなく広々とした印象を受けます。木のぬくもりが迎えてくれている雰囲気、そしてカフェの心地いい香りがリラックスさせてくれる作りとなっていますね。2000本ものスギの木材を使用しているのですが、一切釘を打っていないそうです。というのも太宰府天満宮の歴史ある雰囲気を壊さないためだとのこと。木材ひとつひとつが丁寧に組まれており、美しいインテリアを表現。伝統と歴史を融合した作りには感動を覚えてしまいます。そして机、椅子もすべてがオリジナルで、まさに日本にひとつしかない「スタバ」でした。木のぬくもりとコーヒーの香りに包まれた贅沢な時間を楽しむことができます。お店は、太宰府天満宮の表参道に面した、鳥居のすぐそばにあります。

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 これで全国に14あるコンセプトストアのうち、出雲大社」大宰府」の2つを訪問したことになります。残り12店か?ぼちぼちと訪問していきたいと思っています。新しい目標ができました。あわせて、全国の特急列車の制覇水族館の制覇、も実現したい目標なんです。さて、いつのことになりますやら(笑)。❤❤❤

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