縁雫アンブレラスカイ2024

▲松江駅前テルサ

▲色とりどりの傘が会場「松江テルサ」を彩る

 カラフルなビニール傘を多く飾った松江市のこの季節の風物詩「縁雫アンブレラスカイ」。梅雨の時期にも観光客に松江の街並みを楽しんでもらおうと、松江観光協会が6年前の2018年から毎年開催してきました。観光客が落ち込む梅雨の時期に観光客誘致を図るため、松江の雨は「ご縁」を運ぶというコンセプトのもとに、「縁雫アンブレラスカイ」を開催しています。2022年までの会場だった「カラコロ工房」が改修工事に入ったため、2023年には「松江テルサ」(松江市朝日町、午前8時半~午後10時)に「引っ越し」をしました。まもなく始まる梅雨の時期。こうしたどんよりとした空の日が続くと、なんだか気分まで落ち込んでしまいますね。そんな中、心を晴れやかにするイベントが今年も始まりました。雨上がりや梅雨の合間の虹をイメージしたものです。梅雨の時期でも楽しんでもらおうと、昨年よりさらに華やかにカラフルなアンブレラが壁一面を彩ります。この会場で2年目となる今回、イベントがバージョンアップ。2023年より約50本多い青・赤・緑・紫など194本の傘が、一面ガラス張りの壁面を彩っています。そこに描き出されたのは、6色の「虹」の橋です。サンキャッチャーと呼ばれるガラス玉を使ったアイテムを使って、雨上がりの空を表現しました。6本の傘を球体状に組み合わせたアンブレラボール」もあります(写真上)。

  さらに雨の日には、限定の特典もあります。会場には初めて「ご縁傘モニュメント」(高さ2m、直径1.5m)が登場しました。来場者が大切な人への感謝の言葉や願い事を、短冊に書いて大きな透明傘に飾ります。参加無料・自由参加です。期間終了後には、松江神社へ奉納されます。また、自分が書いた「goodなつながり」短冊を写真に撮影し、雨天時に市内4施設でスタッフに提示すると、施設の割引券などの特典 “おもてなし” が受けられます。

 梅雨空に虹色アンブレラ、雨の日にも気持ちが明るくなる「縁雫アンブレラスカイ2024」は、7月31日まで開催されています。♥♥♥

【追記】 それにしても毎年この小規模な恒例イベントの時期になると、長崎「ハウステンボス」内の「アンブレラストリート」を思い出します。スケール感が全然違いますものね。下の写真は昨年の10月に訪れた時に撮ったものです。夜には表情が一変します。

 

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