エアホークプロ

 八幡家の玄関には家を建てた時からずーっと、ミッフィーの巨大なビニール人形が鎮座しています(完成時にミサワホームより2体いただきました。一体は松江北高図書館に寄贈しました)。私はミッフィーが大好きでいろいろなグッズも集めています(ハウステンボスに世界最大規模のミッフィーショップが誕生して行ってきました⇒紹介はコチラです)。月日が経つとこのお人形の中の空気が抜けて、ゆるゆるになってくるので、空気を入れてやらないといけません。以前は「空気ポンプ」を使って、シュポシュポと苦労して入れていました。この作業が結構大変なんです。1回のプッシュで僅かしか空気が入らないので、結構時間もかかります。入れ終わったぞと思って、空気ポンプの針を抜くと、そのまま人形の空気が漏れてしまって緩くなってしまい、また入れ直さなければいけませんでした。「何かいい知恵はないかなあ?」と思っていた時に、見つけたのがこの「エアホークプロ」(Air Hawk Pro)でした。ジャパネットのテレビCMだったと思います。

 「エアホークプロ」は巨大なエアコンプレッサーの機能を、携帯可能なコンパクトサイズに凝縮した革命的なエアコンプレッサーです。今までの面倒で時間のかかる空気入れ作業ではなく、トリガーを押すだけのワンタッチ操作で、様々なものに空気を入れたり止めたりできます。外部から吸入した空気を内部で圧縮し、パワフルに押し出すことで、空気入れの時間を大幅に削減してくれます。入っていく空気圧の数値が液晶画面に表示されるので、確認しながら空気圧の調整もでき、さらに、設定した数値まで達すると自動で停止する機能も付いていますから便利です。LEDライトも搭載しているので夜間の突然のトラブルにも対応しています。タイヤ用アタッチメントで、乗用車はもちろん自転車・オートバイにも対応します。バスケットボール・サッカーボール等ボール用アタッチメントも付属し、スポーツ場面でも日常的に空気入れができます。レジャー・キャンプなどアウトドアの様々なシーンに使える、ビニール製品用アタッチメントも付属しています。これがミッフィーちゃん人形の空気入れには最適なんです。「ブ~~ン」作業がずいぶん楽チンになりました。何よりも小型で強力なのがいいですね。

■持ち運びに便利な「収納バッグ」と「カーアダプター」も付属しています。
■本体サイズ(バッテリーパック含む):約幅8.3奥行14.8×高さ26.3cm
■重量(バッテリー含む):約782gと軽量
■充電期間:約3.5時間

エアホークプロの全部品

 上の写真が全ての内容物です。左上から順に充電器、バッテリー、12Vカーソケット用アダプタ、空気入れのバルブ、エアホークプロ本体、エアーマットレスやゴムボート用アタッチメントの解説シート、取扱説明書です。これら全てが収納バッグに入っており持ち運びにも便利です。

▲小型で強力なのが魅力!

 上の写真が「エアホークプロ」の本体です。形や大きさは電動ドリルによく似ています。ただ、重さはドリルより大分軽いかもしれません。本体の天面と下部には、空気を入れるアタッチメントバルブを収納できる専用スペースがあります。真ん中にある赤いトリガーを人差し指で握って空気を入れます。その上にある赤い部分は安全ロックのスライドスイッチです。右にスライドさせるとロックが解除され、トリガーを動かせるようになっています。本体の底面部分にバッテリーをカチッとはめ込み装着します。圧縮された空気が吹き出すので、ここに空気を入れたいものに合ったノズルを装着して使います。ちょうど親指でトリガーを押す形になります。液晶パネルには、左から電源ボタン、設定空気圧を上げるボタン、下げるボタンになります。ボタンの押し心地はパチッ、という感じで割と固いので、誤操作の心配はなさそうです。「エアホークプロ」の基本的な使い方は、電源を入れ、空気圧を設定し、安全ロックを解除して空気を入れるという3ステップです。このボタンで指定した空気圧に達すると自動的にストップします。浮き輪などに入れる場合は空気圧のボタンは使いませんが、車やバイク、自転車は指定圧通りに入れてやることがとても大切なので、これらのボタンをよく使うことになります。

 充電は3.5時間、ただし過充電には注意が必要です。「エアホークプロ」のバッテリーは同梱の専用充電器で充電します。電池の種類はリチウムイオン電池なので、減っている途中でも継ぎ足し充電できるのがいいですね。これがニカド電池ニッケル水素電池だと、全部使い切ってから充電しないと性能が落ちるので、管理に人一倍気を使います。バッテリー本体の端子に充電器のジャックを差し込み、あとはコンセントにさせば自動的に充電がスタート。充電中はACアダプタのランプが赤色に点灯し、約3時間半でフル充電でき、充電が終わるとランプが緑色に点灯します。説明書に「5時間以上の充電はしないでください」と書いてあるので、過充電の防止装置は付いていないのかもしれません。

 いつもは人形に使っていたんですが、今回初めて自転車のタイヤに空気を入れました。「エアホークプロ」のバルブアダプタの先端に、クリップ式の自転車用英式バルブを装着します。ネジ式になっているので時計周りにねじ込んで行けばOKです。バルブキャップ先端の黒いゴムを外し、リングを回して緩め、空気を抜いておきます。この時急にリングを緩めると、ブシューっと空気が勢いよく抜けるので注意してください。先端のバルブアダプタをタイヤのバルブにきっちり装着します。「エアホークプロ」の電源を入れ、単位をkPaにセットします。

エアホークプロの空気圧を設定する

 続いては空気圧の設定です。このタイヤの推奨空気圧は4.0barなので、400kPaに設定。あとはトリガーを引いて指定圧まで空気が入るのを待つだけです。夏の炎天下で、手動ポンプでシュコシュコ空気入れをすると大汗をかいてしまいますが、「エアホークプロ」なら何の負荷もなくラクラクです。400kPa直前の395kpaでストップ。そのまま放置すると空気圧の数字は下がっていきますが、これは空気が漏れているわけではなく、英式バルブ特有の密閉力の低さからくるものです。バルブの入り口はスプリング式の留め金で固定しているだけなので、内部にあるバルブと入口の間にある空気が漏れているだけで、タイヤの空気が抜けているわけではありません。実に楽チンです。米子・博労町駅に置いてある自転車の空気入れに使いましたが、持ち運びが楽で実に重宝しました。家にある長い空気入れを松江から米子まで運ぶのはちょっと大変ですものね。買っておいてよかったと実感しました。♥♥♥

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