ゲイシャブレンド

◎週末はグルメ情報!!今週はコーヒー

 幻のコーヒーと言われることもある「ゲイシャコーヒー」。いわゆるスペシャリティコーヒーとして知られているもので、コーヒー好きなら聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ゲイシャと言うと「芸者」を連想するかもしれませんが、実は日本文化とは全く関係ありませんゲイシャコーヒーは2000年半ば頃からコーヒー愛好家の中で名前が知られるようになった品種で、もとはゲイシャではなく、発祥地であるエチオピアの「ゲシャ」という地域の名前が由来です。ゲイシャコーヒーはアラビカ種に属するコーヒー豆ですが、生産量が非常に少ない品種です。それでいて豊かな個性を持っていることから、スペシャリティコーヒーとして注目を集めるようになりました。

 ゲイシャコーヒーの誕生はエチオピアです。そこからやがてコスタリカを経て、パナマへと広がっていきました。今ではパナマをはじめ、誕生国であるエチオピアや中南米で栽培されています。エチオピアで生まれコスタリカパナマへ広がったものの、かつては栽培が困難で収穫量も少ないため見捨てられかけていました。それでもパナマにある「エスメラルダ農園」や少数の農園は、ほかの栽培品種を悩ませるサビ病の対策の一環として、ゲイシャコーヒーの栽培を続けました。その中で農園のオーナーが、ある日「この品種は今までのコーヒーとは違う味と風味がある」と気付いたといいます。そして2004年にパナマで開かれた国際オークションに出品したところ、当時の最高価格を大きく塗り替えて優勝。「これまでにない驚異的な風味」として世界中のバイヤーを震撼させ、一瞬トップブランドへと登りつめました。現在でも良質なパナマ産ゲイシャなどは、一杯数千円~数万円で取り引きされるほど希少価値が高い品種で、スペシャリティコーヒーとして認められるようになったというのがゲイシャコーヒーの歴史です。

  ゲイシャコーヒー「1度飲むと忘れられない」と言われるほど、個性豊かで美味しいという評判です。柑橘系のような酸味とスイーツのような甘みが強く、複雑なフレーバーが楽しめます。まるでワインのようだと評する人もいるようです。ゲイシャコーヒーがここまで人気になった理由の一つには、品評会で高い評価を得たことにあります。ただしそれだけではありません。ゲイシャコーヒーの希少価値が話題になるにつれてコーヒー好きの間で「一度は飲んでみたい」と人気になり、そして一度飲めばその美味しさの虜になる人が続出。そうして今のような人気の高い品種となったのです。ゲイシャコーヒーは他のコーヒーと比較すると、非常に高い値段がついています。商品によって幅はありますが、一般的に販売されているものだと100gで3,000円程度から。普通のコーヒーと比較し非常に高価であることがわかります。理由としては「生産量が非常に少ない」「ゲイシャコーヒーの豆そのものが高値で取引されている」の2点が挙げられます。日常的に飲むには贅沢なコーヒーといえるかもしれません。ゲイシャコーヒーを提供しているカフェや店舗はそう多くはありませんが、最近少しずつ増えています。また、最近では店舗名に取り入れるなどゲイシャコーヒーを売りにしているカフェもあります。

 ゲイシャコーヒーは希少性もお値段も高く、なかなか飲む機会がないかもしれません。しかし「1度飲んだら忘れられない」とまで言われる幻の味なら、やはり味わってみたいものですよね。今までにない美味しさにきっと感動することができるはずです。

 私は全国にまだ数の少ない「ドトール珈琲店」の高級店で体験しました。ドトールが誇るハイクラスの豆(スペシャリティ豆)を用いたブレンドが楽しめる店舗ブランドです。

 グアテマラにあるサン・ディエゴ ブエナ・ビスタ農園で大切に育てられた香り豊かな「ゲイシャ」を使用して、ピーチや花のような香りと優しい甘味のあるコーヒーに仕上げています。スペシャルティコーヒー特有の優しい口当たりと心地よい余韻を楽しみました。

◎味わいの多様性:酸味と甘みのバランス

 ゲイシャブレンドの味わいは、酸味と甘みのバランスが絶妙です。一般的に、ゲイシャ豆はフルーティーな酸味が特徴で、ブレンドによってその酸味が引き立てられます。甘みも感じられ、飲みごたえのあるコーヒーに仕上がっています。このバランスが、ゲイシャブレンドの魅力の一つであり、飲む人を惹きつける要因となっているのです。レモにゃマンダリンオレンジ、白ぶどうのような、透明感のある明るく爽やかな酸味です。

◎香りの特徴:フルーツやチョコレートのニュアンス

 ゲイシャブレンドの香りは、フルーツやチョコレートのニュアンスが感じられます。特に、オレンジやベリー系の香りが強く、飲む前から楽しませてくれます。また、焙煎度によって香りの印象が変わるため、様々な焙煎度のゲイシャブレンドを試すことで、異なる香りを楽しむこともできます。ジャスミンやバラ、アールグレイの紅茶を思わせる、甘くエレガントなフローラルな香りです。

◎焙煎による味の変化と煎り方

 焙煎によって、ゲイシャブレンドの味わいは大きく変わります。浅煎りではフルーティーな酸味が際立ち、深煎りではコクと甘みが強調されます。自分の好みに合わせた焙煎度を選ぶことで、より満足度の高いコーヒー体験を得ることができます。また、煎り方によっても味わいが変わります。上品な甘さの余韻が心地よく長く続きます。

 なお、ゲイシャブレンドの持つ繊細な香りや爽やかな酸味を最大限に引き出すためには、温度は少し低めで淹れるのがコツです。熱湯(95℃以上)で淹れると苦みが強く出てしまい、ゲイシャの繊細な香りが飛びやすくなってしまいます。85℃~90℃前後の少し落ち着いたお湯でじっくり淹れるのがベストです。また、お砂糖やミルクをたっぷり入れてしまうと、一番の魅力であるフローラルな香りが隠れてしまいます。ブラックで飲むのが一番です。♥♥♥

カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す