心情を表す熟語

 英語の勉強をするときに、何か暗号の記憶か、電話番号でも暗記するかのような勉強態度の生徒がいます。これでは英語の力は伸びません。高校三年生にもなると、かなりの語彙力がついてきているはずなのですが…。一例を挙げます。次のような熟語を何の脈絡もなしに、別個に一つ一つ覚えていきますか?何か共通点はありませんか?

be afraid of…(~が恐い),  be fond of…(~を好む) ,   be proud of…(~を誇りに思う),  be ashamed of…(~を恥じている),  be sure of…(~を確信している),  be ignorant of…(~を知らない),  be certain of…(~を確信している),  be convinced of…(~を確信している),  be sick of…(~にうんざりしている),  be tired of…(~がいやになっている),  be doubtful of…(~を疑っている),  be weary of…(~に飽き飽きしている),  be suspicious of…(~を怪しんでいる)

 意味をよく観察してみると、「心情」を表す表現のようですね。オッ、どうやら「心情」を表す形容詞はofを取ることが多いのだな、と推測できれば、それまで無縁と思えた種々の熟語の記憶の負担が楽になってきます。すると次に「なぜ心情を表す時にはofを取るのだろうか?」という、素朴な疑問が湧いてきますね。日頃からこういう勉強の仕方をしている人は、どんどん力がついていくのです。私は授業の中で、 「考える」ということの大切さを、いつも生徒たちには力説しているんです。

カテゴリー: 英語指導に関して パーマリンク