イメタン

 いつもお世話になっている山下りょうとく先生(河合塾)から、最新刊『イメタン』(語学春秋社)サイン入りで送っていただきました。出る前からずいぶん楽しみにしていた本です。脳科学に基づいたイメージ・連想法を採用しているところが斬新なところです。山下先生、ありがとうございました。IMG_2276

①単なる「ごろ合わせ」の本はたくさんありますが、その単語の「イメージ」に直結したごろ合わせになっているところが、この本が類書と違っている大きな特徴です。記憶のメカニズムに基づいて、意味に直結させて、視覚化・映像化できる便利なごろ合わせが売りなんですね。さらに、②私たちが日頃親しんでいる「カタカナ語」をフルに活用して、単語の記憶に役立てようという徹底した構成となっています。この効果は抜群のものがありますよ。すでに持っている知識をフル活用して、語彙力の増強に役立てようという試みは、山下先生のメールマガジンでも配信され、分かりやすく解説されています。③単語の根っこの部分「核」となるイメージから、芋づる式に「多義語」の核心に迫る注記が山のように見られます。記憶の負担がずいぶん軽減されることは間違いありません。試みに、trunkを引いてみてください。勉強になりますよ。be about to V(今にも~しそうだ)もaboutの核のイメージから丸暗記無しで理解できます(roundaboutの項)。④「語源」(接頭辞・接尾辞・語幹)を利用した覚え方の注記も、記憶の負担を大幅に軽減してくれるものです。これが結びついて発展的な学習に直結することは、私の経験でも明らかです⑤「役立つワンポイント豆知識」も満載です。truck(トラック)/track(跡)の区別に関して、「▲覚え方はtruckのu、つまり「う」から「運送(うんそう)⇒(貨物自動車としての)トラック」、trackのa、つまり「あ」から「跡(あと)⇒跡をたどる」と連想しよう」といった、受験生にはありがたいアドバイスが載っているのです。こうすると、綴り字の記憶にも役立ちますね。他にもcarve/ curvedamp/ dumpの区別など、参考になる記憶法が紹介されていますよ。

 本編には入りきらなかった「追加資料」や「チェックリスト」は、山下先生のホームページ上でダウンロードできるようになっています。⇒コチラ  さらにはこの本の解説をダウンロードできるよう、山下先生みずからが音声データで届けてくださるとか(8月予定)、直接先生の声を聞きながら単語の勉強ができるようになるそうです。これも楽しみにしましょう。

 要するに、本書は、単語の丸暗記学習から解放されて、記憶の中に残る「効率的な単語学習」のための画期的な一冊ということです。本書と、山下先生のホームページで展開中の種々のファイルを併用すれば、英語学習の大半はカバーできます。みなさんにぜひお薦めしたい一冊です。

  さてここで、島根県の皆さんに朗報です。この山下りょうとく先生が、来る8月11日(日)に松江に来られます「志桜塾」(長谷 剛代表)の夏期特別講座で「考え方が180度変わる英語」と題して授業をなさいます。詳しくは⇒コチラをごらんください。

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