「ステルスデック」

 あの天才益田克也(ATTO)さんが、プロデュースして仕掛ける今度の作品(9月17日発売、とうそん作)は、とてつもない商品でした。次世代のマークドデック、秘密兵器の誕生です。外からはまったく見えない、分からないマークドデックです。

 観客がよ~く混ぜたデックの中から1枚カードを覚えて裏返してもらい、さらに観客自身の手でデックを揃えてもらいます。その間マジシャンは後ろを向いていて観客の方を一切見ません。この観客の覚えたカードがどこから見てもどこにあるのか全くわからない状況で、マジシャンはデックに一切触ることなく見事当ててしまうんです!普段はレギュラーデックとして扱うこともできます。それが「ステルスデック」です。どんなに入念に調べられたとしても、マジシャンですら、その秘密を見抜く事は出来ないでしょう。カードはすべて揃っており、使用感はレギュラーデックと全く同じです。ということは、演技の直前、直後にお客さんにそのまま調べてもらう事が可能ということですね。その秘密は巧妙かつ、革新的なマーキングにあります。これまでのマークド・デックは、(1)マークが見づらい (2)リフル等をするとマーク部が変わるので分からなくなってします  (3)カードの裏面をじーっと見ないと分からない 等の制約がありましたが、この「ステルスデック」はそれらをまったく新しい方法で解決しています。その秘密を知ったとき、あなたは必ず驚くことでしょう。 商品説明書の最初にまずこう書いてあります。<まずは解説書を読まずに、デックを入念に調べてください。そして、レギュラーデックとの違いが全く無いことを確認した上で解説書を読んでください。この秘密は本当に感動的です。>と、ありますように、このデックは、演じて観客が驚く前に、まず演者自身が最初に驚くことのできる素晴らしい仕掛けのデックです。でも、このデックの真価は、観客には絶対にバレルことのないマーキングにあるのではなく、一瞬にして読み取れるマーキング・システムにあります。そのシステムの進化形が今回の「ステルスデック」です。前作の「ロジカルデック」も素晴らしいマークドデックでしたが、今回のものは更にその上を行っています。5,500円での販売です。間違いなく世界で評判になるはずです。

  

 今日は最新の「マークドデック」を紹介したついでに、もうちょっと欲張っておきます。私は「マークドデック」は数多く持っていますが、初めて手にしたのはトリックスから出IMG_2635ていたプラスチック・カードのものでした。初心者の頃はずいぶんお世話になったものです。その後今までで一番印象的だったのは、テッド・レスリーのものでしょうか。転写に手間はかかりましたが、1個作ってしまえば、何よりもすぐ読めるのが最大の利点でした。ここで、最近私が手に入れたマークドデックを、2つほどご紹介します(写真参照)。どちらも読み取るためにはチョットした練習が必要ですが、2つとも信じられないようなマーキングが隠されている、という共通点があります。

 (1)Ellusionistからこのほど出たMadison Dealers Playing Cards には、Daniel

▲これのどこにマーキングがあるの?
▲これのどこにマーキングがあるの?

Madison のマーキングシステムが組み込まれています。マークド・デックは通常なら2~3,000円するんですが、Daniel は彼のシステムを通常のデック価格で提供することを望んでいて、べらぼうに安いんです。Erdnase Green(アードネス・グリーン)の Dealers は、 S.W Erdnase の Expert at the Card Table という書籍の色と同じ色を使用しています。1902年に使われていたものと同じように、このデックのカードは端から端までボーダーの無い、カジノ賭博場でのデザインを利用しています。ふちがないので、ダブルリフトにはうってつけのカードです。すべりもよく、滑らかで、デザインも上品です。これお薦めです。

 (2)もう一つは NOC v2 Deck です。カードの裏は、シンプルそのもの。ソリッドカラーと細いボーダーで際立っています。この裏には、巧妙でありながら大胆な方

▲驚きのマーキング!
▲驚きのマーキング!

法で印が付けられていて、カードのマーク(数字ではなく)をひと目で知ることができるようになっています。このシンプルなデザインと鮮やかな色により、ポーカーゲームにも、マジックにも、フラリッシュにも、コレクションにも、この NOC Deck は最適な選択肢となります。 NOC v2 Deck は5色あり(赤・青・黄色・紫・緑)、どんなムードにも衣装にもスタイルにも合います。私は早速全色揃えましたよ。 

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