大ベストセラー『知的生活の方法』(講談社現代新書)【私は高校生諸君にこの本をぜひ読むように薦めています。私が大学生の時にこの本が出て衝撃を受けました】からはや38年、稀代の碩学・渡部昇一先生と、礼学の旗手・一条真也氏が、「知・老い・死」を語り合う白熱の対談集『永遠の知的生活』(実業之日本社)が出版されました。渡部先生ファンとしては一刻も早く読みたかった本です。田和山の今井書店に入荷したと聞き、すぐ飛んで行きました。孔子、ソクラテス、パスカル、ゲーテ、エマソン、ヒルティ、石田梅岩、佐藤一斎、新渡戸稲造、渋沢栄一、と人類遺産ともいえる先人の叡智に触れる喜び、読書の効用を説き、老いてもなお、学ぶことの価値を語りあった価値ある対談集でした。巻末にはお二人による「永遠の知的生活のためのアドバイス」も収録されており、参考になります。
■第1章 書斎のある生活――「読書」との出会い ■第2章 記憶と忘却のはざまで――記憶こそ人生 ■第3章 豊かな老後の実現――老いて学ぶ ■第4章 知的生活の死生観――人は必ず死ぬ… ■第5章 日本人を語る――心学とカミ文明圏 ■終 章 ――永遠の知的生活
私もそうなのですが、渡部先生の一ファンとして一条先生も、ただただ興奮・喜びの中で、対談しておられます。その嬉しさが伝わってくる文章です。一条先生のブログに、渡部先生のご自宅を訪問されたときの、書斎・書庫の膨大な写真が載っていますのでぜひご覧になるといいと思います。とてつもない蔵書量と、すごい書庫に圧倒され驚かされます。個人の蔵書としては世界一だと思います。⇒渡部先生のご自宅の書庫はコチラです
「知の巨人」と呼ばれ、専門の英語学から、近現代史、政治に至るまで、著作を通じて広く世に問い続けておられる、渡部昇一先生の多様な知的成果はいったいどんな土壌から生まれるのか?を取り上げた番組がシアター・テレビジョンの『知的生活の準備』です。現在24回まで放送されました。1回がわずか10分の放送で、ワンテーマを取り上げられます。知的生活、知的余生を説いてきた渡部先生が、子供たちを育てる父母に向けて語る「知的生活の準備」へのヒントが提示されます。これは、渡部先生の自伝にもなっており、未来の子どもたちへのメッセージでもあります。こんな風に子育てしたらいいよ、という渡部先生ご自身の体験に基づくアドバイスがふんだんに見られます。私は、毎朝6時に録画しながら見ています。この番組を見てから登校するのが私の日課となっています。
毎月楽しみにしている、『英語教育』(大修館)誌に連載されている「アングロ・サクソン文明落穂集」も、なんと500回を越えました(現在504回)。この連載は、岩崎幹雄氏が出版社を立ち上げて、単行本化され続けています。『アングロ・サクソン文明落穂集 ハレーなかりせばニュートン万有引力もなし!?』(広瀬書院)第5巻が最新刊になります。また、致知出版から、毎週金曜日に配信される「昇一塾」のニュースレターも届くのが楽しみです。チャンネル桜で隔週に放映されている「大道無門」も欠かさずチェックしています。
以前、石崎陽一先生(都立日比谷高等学校)より、先生の恩師である渡部昇一先生(上智大学名誉教授)が、以前の勤務校、都立八王子東高等学校で講演をされたときの講演録「知的生活の方法―将来の日本を背負って立つ1年生諸君に向けてのメッセージ(平成18年11月8日)をご提供いただきました。渡部先生の高校生へ向けての貴重なアドバイスの数々です。「ダウンロードサイト」(その他)に登録してありますので、先生方、ぜひお読みくださいね。
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渡部昇一「知的生活の方法―将来の日本を背負って立つ1年生諸君に向けてのメッセージ」 東京都立日比谷高等学校講演


