「名古屋講演」を終えた私は、翌日、湯河原に向かいました。熱海まで新幹線「ひかり号」で行き、そこからは「快速アクティ」(懐かしい電車です。2年前にも東京から湯河原までグリーン車の2階に乗りました。「快速」にグリーン車なんて珍しいなと思ったのを覚えています)で一駅向こうの湯河原に到着です。二年前にもお会いした西村京太郎先生にお会いするのが目標です。今回は、どうしても先生に直接聞いてみたい三つの質問を持って出かけました。
「西村京太郎記念館」を隅から隅まで散策した後に、「西村京太郎ファンクラブ」の会報 Vol.25, Vol.26だけが揃っていなかったので、ここの2階の書籍売り場でバックナンバーをお願いして求めます(現在は第28号まで出ています)。これで第1号から全部が揃いました。さあ、いよいよ西村先生にお会いします!二年前と同様に暖かく迎えていただきました。まずは著書にサインをいただきます。最新の文庫本『北リアス線の天使』(徳間書店)に、先生のサインだけでなく、私の名前までサインしてもらいました。さていよいよ私のインタビュー開始です。
(質問1)「先生の今までに乗られた列車の中で一番印象深いお好きな列車はどれですか?」
西村先生:やはり「雷鳥」ですね。あれ好きなんだよ。今は全部「サンダーバード」になっているでしょ。あれはちょっとね。残念だね。
(註) 以前のファンクラブ会報に「『雷鳥九号』というタイトルが好きなんです。何号でもいいわけじゃない。なんとなく語呂がよくありませんか?」 「私は雷鳥という名前が好きだが、それを直訳したようなサンダーバードという名前は、どうしても好きになれなかった。もう少し細かくいうと、雷鳥の中でも、雷鳥九号という名前が好きだった。九という数字に、別に縁起をかついでいるわけではなくて、雷鳥九号という音が好きなのである。それが今は、なぜか雷鳥という名前が消えてしまって、サンダーバードだけになってしまった。残念で仕方がない。何とかならないものか」というインタビューが載っていましたね。








