二年前にも、私はここ湯河原の「西村京太郎記念館」を訪ねています。その時も詳しくレポートしました。⇒コチラです 二年ぶりに訪ねたこの地は何も変わっていませんでした。展示も全く当時のままです。ただあれから、先生の著書の展示コーナーがずいぶん増えていましたね。当日段階で最新の『飛鳥2 SOS』まで、現在575冊目です。私はファンクラブの会員になっているので、割引価格で入館できます。
2階に控えている館内案内ロボットの「エノン」(enon)のパネル前面のボタンを押して館内の散策開始です。エノンの進む方向へゆっくりと私は付いていくだけです。後は全部ロボットが解説してくれます。身長130cm、体重50kg、賢いロボット(富士通フロンテック製)ですね。「enon」は、西村京太郎記念館において、以下のような動作を胸のタッチパネルで行います。
1.館内のご案内◆
お客さんが来館すると、入口付近の待機位置から自律的に館内を移動し、身振り手振り、音声、そして胸にある液晶画面を用いながら、展示品の案内をします。説明が全部終わると、自分で充電器のところに帰っていきます。賢いですね。
2.西村京太郎先生のご挨拶◆
西村京太郎先生が「enon」の液晶画面に登場し、ご挨拶します。
3.「enon」の自己紹介◆
「enon」が身振り手振りを交えながら、自分自身の機能を紹介します。
4.西村京太郎先生のクイズ◆
西村京太郎に関わるクイズを液晶画面に出します。推理小説研究家の山前 譲先生に作成いただいた問題と、西村京太郎監修の問題をランダムに組み合わせて出題します。全問を正解された方には、成績優秀者として西村京太郎名による認定書を贈呈します。