マリホ水族館

 「マリホ水族館」に来ています。2017年6月24日に新しくオープンした、広島市で初めての都市型水族館です。延べ床面積610平方メートルで1階建て、総工費は8億円だそうです。コンパクトな作りですね。150種、5千匹が展示されています。広島には宮島水族館」がありますが、あれは廿日市市ですからね(⇒私のレポートはコチラ)。水族館プロデューサーの中村 元さんが全面的支援を行い、大人をターゲットとした水中の癒やし・潤い・清涼感を感じさせる非日常世界を演出しています。入り口では、目印の大きな青いクジラのオブジェがお出迎えしてくれます。ちなみに生きたクジラは「マリホ水族館」にはいませんよ(笑)。平日でしたが、結構な行列ができていました。小さな園児たちの団体さんも。人気なんですね。

 まず最初に、エントランスは「波の向こうへ」ゾーンです。サンゴ礁の間に踊る白い波間から、どこまでも続く海が広がる世界初の水塊水槽。生きているかのように踊る水中の白波と、色鮮やかな魚たちが、美しく癒やされる水中世界の非日常へといざないます。コンパクトな水族館ですが、歩いていて狭さを感じさせない作りになっています。

 続いて登場する「あふれる瀬戸内の命」ゾーンの水槽は、ここ広島・瀬戸内海に住む魚たちがメイン。イワシが群れを成してキラキラと泳ぐ姿や小さなたこつぼに入ったマダコ、マダイ、あこうなど瀬戸内で親しまれている魚たちがたくさんいます。すごい迫力のイワシの大群に目を奪われました。海のうねりによって生じる砂紋が美しい。

 優雅に泳ぐ「たゆたうクラゲのホール」ゾーンでは、クラゲと共に浮遊感に身を任せれば、海の優しさに包まれます。このゾーンには、三種類のクラゲがいました。いろいろな色の個体がいるカラージェリーフィッシュ。最もなじみのある透明感と浮遊感が美しいミズクラゲ。長い触手に毒のあるアカクラゲ。海で出会うと漁師を悩ませるクラゲも。展示されるとこんなに綺麗に見えるんですね。癒やしのゾーンでした。

 白い海底がどこまでも続くサンゴ礁のラグーン、輝くサンゴの海」ゾーンです。エメラルドグリーンとマリンブルーが織りなす美しい水中世界は、潤いとやすらぎの空間に包まれています。ここがマリホ水族館で一番大きいメインの水槽(縦役2.5メートル、横約9メートル)があるゾーンです。「ラグーン水槽」と呼ばれるメイン水槽の中では、サンゴ礁に群がる小魚群が印象的でした。そして、トラフザメやウシバナトビエイなどの大型魚の姿も見えました。サメはほぼ動かずじっとしていましたね。ちょっと物足りないかな。

「うねる渓流の森」ゾーン。渓流のうねる流れを広島の川の風景で再現した水槽です。龍のごとくうねる広島の渓流を切り取り、激しい流れの水中美を再現した世界初の水塊水槽。岩場に流れる激しい水の流れを断面から見ることができ、躍動感がありました。山の野鳥の声とともに聞こえてくる川の音は清涼感たっぷりです。季節ごとに変わる風景と広島の天然記念物であり幻の魚と呼ばれるゴギを見ることができます。突然、外の光が入ってくる明るいエリアとなります。今日のベストショットは下の1枚です。

 「ゆらめく緑の惑星」ゾーン。緑にあふれた熱帯雨林の川を再現。地上や水中の植物の環境で生きる熱帯淡水魚は、地球の調和を教えてくれます。広島とは関係のない魚を展示するゾーンです。ブラックネオンテトラやコリドラス・ジュリィなど熱帯魚。アフリカからは、ヘテロブランクスキャットフィッシュが来ていました。ナマズは切なさを漂わせていました。ウミヘビが印象的でした。

 施設を出たところには、広島人の魂「カープ鯉の池」が。さすが広島です。

 水族館の出口は、そのまま水族館ショップ「空海館」へと繋がっています。このショップはもともとお菓子やジュース、軽食、広島土産などを売っている高速道路のパーキングエリアのショップのような施設だったのですが、いまでは、水族館関連商品も取り扱っています。一番人気商品は、マリホ水族館オリジナルの「赤イルカぬいぐるみ」です。広島カープを意識した商品なんでしょうが、そもそも「マリホ水族館」にイルカはいません(笑)。私は広島カープの強さには辟易しています。

 「大人の水族館」という触れ込みで始まった「マリホ水族館」ですが、全体的に水の動きや流れに工夫を凝らして、魚たちの躍動的な姿を提示していました。ただ私が今までに訪れている多くの水族館と違って、規模が小さく、全体を15分~20分程度で回れてしまうほどの短さなので、正直、物足りなさは残りました。「あ、これだけ…?」といった感じです。まあ、入場料が大人900円であることを考えれば、それもやむなしかな(宮島水族館」は1400円)。❤❤❤

(追記)ここ観音「マリーナホップ」は2005年、広島には珍しい「アウトレットモール」との打ち出しで華々しくオープンしました。当初は話題性もあいまって一定の客数があったものの、市内中心部からそれほど離れておらず、一流ブランドのアウトレットが販売できないという中途半端さもあってか、数年後からは客足が遠のいていました。半分近いテナント区画が空いている様は、プチ廃墟の雰囲気を醸し出していました。そんな状況ゆえに、開店当初運営していた会社は2008年に破綻、その後新たな会社に運営権が移るもわずか4年で経営会社が変わります。引き継いだのはビルメンテナンス事業を柱とした不動産事業会社の第一ビルサービス。どこがやってもなかなか結果が出せずにいたマリーナホップですが、この会社に経営が変わった事を機に、徐々に集客が上向いてきています(ここら辺はあの「ハウステンボス」とよく似ています)。ちなみに正式名称は開店当初の「広島フェスティバル・アウトレット マリーナホップ」から「ココだけモール 広島マリーナホップ」になっています。以前のイメージを払拭し、マリーナホップを生まれ変わらせる施策の肝として登場したのが、この「マリホ水族館」というわけです。広島駅1番乗り場からバスで40分、260円です。

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