ヒガーさんのショー

 四国・松山市の大街道にあるMagic Bar Backstage(マジックバー・バックステージ)に来ています。私は8年ぶりの訪問です(前回のレポートはコチラです)。雰囲気たっぷりな店内で、音と光、そしてスモークを駆使した独特な世界観のマジックショーが楽しめるお店です。ファンタジーチックなインテリアやおしゃれな内装が印象的で、一歩足を踏み入れればまるで知らない世界へ紛れ込んだかのようなワクワク感を感じさせてくれるでしょう。こちらの店舗では、マジックだけでなく、さまざまなドリンクやおいしいおつまみもたっぷりと楽しむことができます。

▲「Backstage」店内

 私の大好きなマジシャン・ヒガー(Higar)さんのショーを見にやってきました。手始めに千円札にボールペンを突き刺して真ん中に通します。間違いなくお札は破れています。このお札を指でなぞっていると、あら不思議、穴が徐々にふさがっていきます。両面ともまっさらなお札に復元されました。若干残っていたわずかなささくれまできれいに消えています。以前販売されていた「シバ」という作品と伺いました。ヒガーさんのの最新作「Reparatiooon」も見せてもらいました。私がサインしたカードを、手が空であることやカードの表裏を見せながら、4枚にビリビリと破きます。手を当ててモソモソやっていると、少しずつカードがつながっていきます。何と、それらがとんでもない形に、天地左右バラバラに復活してしまいます。私のサインも間違いなく残っています(写真上)。そして、復活したカードはおみやげにいただいて帰りました。驚きの「トーン&レストア現象」です!貴重なマジックのお話もいろいろと伺うことができ、充実した時間を過ごすことができました。

 早速、ステージでヒガーさんのショーが始まりました。取り出された黒い袋には2個のルービックキューブが入っています。1個を渡され、後ろ手にグチャグチャに混ぜてしまいます。ヒガーさんも同じことをします。2個を並べてみると、私の1面、2面、3面……6面全ての面が一致しています。適当に混ぜたはずなのに、何で一緒になるんだ!?さらに振ってやると、アッという間に全面の色が揃ってしまいます。アリャー、不思議!今度は私の好きなトランプです。一組のデックから好きなカードを選んで戻します。中を確認した空っぽのパスケースを手に持って、スマホを持たない私の一眼レフカメラで空のパスケースをフラッシュ撮影します。デックを広げると私の選んだカードが消えています。先ほど撮影した映像には、パスケースの中に私が選んだダイヤの6が写りこんでいます。念写現象です。これはヒガーさんの世界的特許・レインボーフィルムだな、と直感しました(東京の地下道で大規模なお披露目もありましたっけ)。次に取り出したミニチュアの洋式トイレ(🚾)の中に、トイレ掃除に使うプランジャーが入っています。1から20までの好きな数字を私が言うと(13)、一組のデックの上からプランジャーを強く押しつけます。するとプランジャーに引っ付いたカードを数えてみるとちょうど13枚です。私が自由に1枚選んだカードを戻して、プランジャーを上から押しつけると、選んだカードの所で分かれてしまうというもの。これは私も以前購入したJon Armstrong & Thomas Gerettの作品「Tiny Plunger」(Kozmo Magic, 2013)で、その後テンヨーから「魔法のプランジャー」として発売になったものです。続いて、火のついたタバコを手の中に入れて、消したりまた出現させたりのフラリッシュ、見事な手さばきです。しまいにはタバコを吸いながら体そのものが45度傾いてしまいます。危ない!最後に、新品の缶ビールの上に私が油性マジックでサインした100円玉を乗せます。この世界に1枚しかないコインを缶の中に飛び込ませると言います。私の手の上で本当に飛び込んでしまいました!缶の上でコインはあとかたもなく消えています。蓋も閉まったままです。蓋を開けて、ピッチャーの中にビールの中身を注ぎますが、口がコインの大きさよりも小さいので、ひっかかって出てきません。カタコトと音だけはしています。ナイフで缶を切り裂いてやると、ちゃんと出てきました。間違いなく私がサインした100円玉です。今度はピッチャーの中に注がれた大量のビールを消してみせると言われます。これだけの量のビールが消える?と思っていると、口に運ぶやいなやごくりと飲み干しました。ギャグです〔笑〕。拍手!今度は先ほど切り刻んだ缶を元に戻すと言って、手を缶にかざすと、徐々に徐々に缶が復元されていくではありませんか!見事に修復されました。口の部分もきれいに復元されています。さらに驚くことが。中身のビールまで戻ってしまいました。恐ろしや!さっぱり見当もつきません。驚きの連続でした。拍手!拍手!

 最後に記念撮影をして、再会を約してお店を後にしました。ホテルに帰ってからも、悶々と不思議な現象を反芻していました。ヒガーさん、ありがとうございました。♥♥♥

カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す