竹内まりや45周年

 今井書店学園通り店の中をブラブラとして、本を持ってレジに行こうとしていたら、竹内まりやさんの顔が目に飛び込んできました(これが書店の「大きな魅力」で予期しない思わぬ発見があるのです)。『anan No. 2415』スペシャル・エディション「anan」の表紙に初登場していたのです。すぐに買って帰りました。表紙・中面14ページにわたるデビュー45周年記念特集「45th anniversary 竹内まりや あなたに寄り添う物語」 でした。まさに数多くの楽曲を紡いできた竹内まりやさんの、今考えていること、大切にしたいこと、珠玉のメッセージが記されていました。心に寄り添う、移ろいゆく語感やその価値にも目を向けて考える「言葉のチカラ。」特集でした。活動の原点に返り、そもそも言葉との距離感はどう取っているのか、竹内まりやと言葉の関係性を探る特集記事です。私は竹内さんと同い年です。彼女は島根県大社町の老舗旅館のお嬢さんで、余計に親しみも湧きます。大社高校で彼女を担任なさった先生(数学)には、私も大田高校の進路部長時代に本当にお世話になりました(⇒彼女の高校時代の思い出はコチラに)。本格的に音楽を始めたのは、慶応大学に進学してからです。

 竹内まりやさんは、10月23日に10年ぶりに(「10年は確かに長いですけれど、私のペースでいくと、あまり珍しくないかもしれません」)、通算12枚目のオリジナル・アルバム『Precious Days』をリリースします(18曲入り)。この雑誌はデビュー45周年を迎えた竹内さんが、長年の活動で作り上げてきた心ときめく音楽世界の魅力を凝縮した、特別な1冊となっていました。写真撮影は、竹内さんがこれまで何度かライブを開催し、ファンとの交流の大切な思い出にもなっている日本武道館がたたずむ九段下で、クラシカルな建物を生かして行われました。3つのテーマから竹内さんをクローズアップし、撮影もこれらに合わせる形となっています。

 1つ目は「日々の尊さから生まれる曲たち。」、2つ目は「竹内まりやと言葉の距離。」、3つ目は「デビュー45周年を迎えて。」がテーマとなり、表紙にも選ばれた青ジャケットのスタイルはまるで昼下がりのカフェのワンシーンのような仕上がりでした。また、エレガントな黒ワンピース姿やカジュアルなニットスタイルなどに、竹内さんの人柄がよく表れています。

 私はとにかく、平易な言葉で書きたい。誰が聴いても同じ感覚で受け止められる言葉で。難しい言葉や、リスナーに説明が必要な言葉で歌うのは、私の役割ではないと思っています。19歳の人が聴いても85歳の人が聴いても、同じように捉えてもらえるシンプルな言葉の中に、深みを探したいし、そういう日本語が、私には似合うのでは、と思います。

 素敵な言葉はどこかに行けば見つかる、というよりも、ふとやってくるもので、不意に出合うもの。映画を観ているときにハッとするフレーズを聞いたり、誰かとのおしゃべりで相手の言葉に深さを感じたり。素敵な言葉はありふれた日常の中にあって、本当にふとした瞬間に出合うんです。言葉に対する興味のアンテナを立てていることが、出合う秘訣かも。(竹内)

 「言葉のチカラ。」特集は、竹内さんから届けられた珠玉のメッセージが大きな見どころの一つでした。歌詞を書く上での心がけや、言葉との距離の取り方など、竹内さんの考える「言葉のチカラ」や、新アルバム、そして45周年を迎えてのこれまでのこと、ファンの皆さんへのメッセージ、これからのことをたっぷりと語っています。また、縁ある著名人からのコメントも届いていました。ビギナーも、ここからまりやさんの世界観に踏み込むことのできる仕掛けも満載です。

 竹内さんは、2014年以来11年ぶりの全国アリーナ・ツアー「大和証券グループ Presents「souvenir2025 mariya takeuchi live」supported by エアウィーヴ」を開催する予定になっています。2014年のツアーは東京、大阪、札幌、仙台、広島、福岡の全国6都市にて9公演が開催されましたが、今回は名古屋、横浜の2都市が加わり、全国8都市14公演、前回よりもパワーアップした形で行われます。本来であれば、2021年の4月より全国アリーナ・ツアー「souvenir2021 mariya takeuchi live」を全国6都市13公演で実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全公演が中止となってしまい、ファンの前にその姿を現すことはできませんでした。4年越しのリベンジとも言える今回のツアー発表です。当時中止発表に涙したファンにとっては、まさに待望/朗報とも言えるニュースでした。期待しましょう。2024年10月4日の『読売新聞』では、「小さな明かり誰かに灯す…紡ぎ続けた歌」が特集されました(写真下)。♥♥♥

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