輝き続けるチューリップ

  BSフジでは、6月28日にBSフジサタデープレミアム枠で「輝き続けるチューリップ」(土曜午後7:00~)を放送しました。2020年に「輝き続けるキヨシロー」を放送して以来、これまでに中島みゆき、BOØWY、尾崎豊、オフコース、加山雄三、髙橋真梨子、THE ALFEE、竹内まりやを取り上げてきた人気の「輝き続ける」シリーズです。今回の放送で第10弾となります。

 チューリップは、1970年に福岡で結成されたバンドで、まだフォークや歌謡曲が主流だった日本の音楽シーンに旋風を巻き起こし、日本語ロックの先駆者的存在として不動の地位を確立したバンドです。「日本のビートルズ」と言われた当時は、多くの若者たちを夢中にさせていました。そしてチューリップのメロディー、紡いだ歌詞と綺麗な歌声は、今もなお日本中に響き渡り続けています。番組では、そんなチューリップの輝き続ける魅力に迫りました。チューリップをリスペクトするアーティストや著名人が集結し、さまざまな思い出や楽曲にまつわるエピソードについてトーク。スペシャルトークセッションに登場するのは、アートディレクター・大野拓家つのだ☆ひろ吉田栄作の3人で、フジテレビアナウンサー・海老原優香が進行を務めました。また、若かりしチューリップのライブ映像も余すことなく公開していました。トークセッション後、出演者からコメントが到着。大野は、「吉田さんとつのださんが本当にすてきなことをいっぱい話していらっしゃいますし、ライブ映像もいっぱいです! ぜひご覧ください!」と見どころを紹介。一方、つのだ「僕の場合はチューリップと僕の生活の記録を少しずつ話しているので、聞いているファンの皆さまからすると失礼なことを言ってとんでもないと思っている方もいらっしゃると思いますが、これはあくまで私の私見でございますので…(笑) 。『つのだ☆ひろの野郎、ひねくれてやがる』と思ってくだされば結構でございます。番組をどうぞお楽しみください!」とユーモアを交えて語っています。そして、吉田「約2時間の番組の中でチューリップの50年の歴史を語り尽くせたかは分かりませんが、なるべくたくさんの名曲と共にチューリップの魅力が語られていると思います。ぜひご覧ください!」とメッセージを寄せていました。

 そんなチューリップの輝き続ける魅力に迫ったのがこの番組です。チューリップをリスペクトしてやまないアーティストや著名人が一堂に会し、様々な思い出や楽曲にまつわるエピソードを語り合いながらチューリップのライブ映像を視聴者とともに堪能していきました。私は若い頃から財津和夫(ざいつかずお)さんのファンで、チューリップの曲をずいぶん聴いてきましたが、今日の番組を見て改めてその魅力に気づかされました。番組内で財津さんは「チューリップとは?」と聞かれて、即「コーラス」と答えていました。確かにメンバーの全員がソロで歌えるし、曲や詞も書けることから、その美しいハーモニーには定評のあるところでした。美しいコーラスはよく練り上げられたものであることを感じさせます。これはオフコースにも共通した特徴でした。例えば次の曲を聞いてみてください。 

 さてちょっと前になりますが、2017年3月18日に、BS朝日の「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~」が取り上げたのは、チューリップ財津和夫(ざいつかずお)さんでした。1948年、5人兄弟の末っ子として福岡県に生まれ、米軍基地の近くで育ち、米軍関係者向けのラジオ放送を聞けたため、物心ついたころから洋楽に親しんでいたといいます。ミュージシャンとしての道を歩むきっかけとなったのは、高校生の時に見た映画「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」ビートルズの虜となった財津さんは、大学に入ると本格的にバンド活動を始めました。後にチューリップとなるこのバンドは、アマチュアバンド・コンテストで好成績をおさめ、次第に地元・福岡で人気を集めていきます。1972年に上京し、「魔法の黄色い靴」でメジャーデビューします。しかし、しばらくは、レコードが売れない日々が続きました。崖っぷちに追い込まれる中、1973年に発表した3枚目のシングル「心の旅」がヒットチャート1位を獲得し、80万枚を超えるヒットを記録して、チューリップは一躍、スターへの階段を駆け上がっていきます。しかしその一方で、この時、財津さんは人知れず挫折感を味わっていまし。その理由とは?

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