仁多米

 高騰が続いているお米ですが、私は長年もっぱら「仁多米」(にたまい)を食べてきました。仁多米というのは、島根県仁多郡奥出雲町で収穫される稲の品種コシヒカリの産地ブランドで、環境条件が魚沼地域以上で、日本穀物検定協会「米食味ランキング」では、西日本で唯一「特A」を獲得した高評価の良質米で「東の魚沼コシヒカリ、西の仁多米」と言われています。山陰地方の日本海側気候で、標高300~500の棚田は日本の「棚田百選」(大原新田)にも選ばれ、稲の登熟期には日較差が大きいため米の澱粉蓄積量も大きく、蛋白質が増えないという高品質・良食味の生産条件が整っています。夏期の日較差は、魚沼地域より1℃大きく、病害虫の発生が少ないという好条件にも恵まれています。米は田植えから収穫までに、1反当り150トンの水を必要としますが、水源として雪解けの花崗岩からミネラル分豊富な岩清水が豊富に湧き出ています。土壌はしまね和牛の飼育が盛んなため、堆肥投入による有機質豊富な昔ながらの土づくりが行われています。「仁多米」一般財団法人 日本穀物検定協会が発表している「米の食味ランキング」で、1998年(平成10年)と2003年(平成15年)に最高ランクの「特A」を獲得しました。今年は梅雨開け以降の猛暑や水不足による品質の低下が心配されましたが、品質は例年並みだそうです。

 「仁多米」のおいしさの理由をまとめると、次の通りです。

おいしさの理由 その1  << 昔からの棚田 >>

仁多郡内の田んぼは、殆どが昔ながらの棚田で全国棚田百景に選ばれた棚田もあります。

おいしさの理由 その2  << 昼夜の温度差 >>

お米は昼間光合成でデンプンを作り、夜間に穂に蓄えられます。しかし夜の気温が高いとせっかく蓄えられたデンプンを消耗してしまいます。稲の登熟期(穂に実の入る時期)に昼の気温が高く夜の気温が低いことが、お米の旨味に大変重要な要素となります。仁多郡内の水田は標高300~500mにあり、この好条件に恵まれています。

おいしさの理由 その3  << ミネラル豊富な水 >>

お米500~600kgを作るために、田起しから収穫するまでには、150tもの水を必要とすると言われています。たくさんの水を必要とするお米だからこそ、水は命なのです。仁多郡は面積の約9割を占める豊富な森林に覆われ、雪解けの花崗岩から湧き出るミネラルたっぷりの岩清水が仁多米を育みます。

おいしさの理由 その4  << 籾のまま低温貯蔵 >>

圃場で刈り取った稲は籾のまま仁多郡カントリーエレベーターで一年中15度以下で低温貯蔵しています。

▲お米屋さんに新米入荷

 「令和の米騒動」を経て、最近ではスーパーの棚で「仁多米」を見ることは無く、私は仕方なく他地域産のコシヒカリを買っていましたが、今日ようやくお米屋さんで「仁多米」の新米を見つけて買いました。5キロで5,380円でした。ずいぶん高くなりましたね。でも毎日食べるもの、やっぱり美味しいお米がいいですね。「仁多米」は一度食べたら忘れられないほど美味しいとも言われます。今までのコシヒカリと比べて、味がずいぶん違います。「あー、全然違う!!」粘りと甘みがあり、冷めてももっちりとした食感が楽しめます。私の率直な感想です。♥♥♥

▲これが一番美味しい!!

◎炊き上がりは白く美しいツヤがある。

◎強い旨味と粘りがある。

◎豊かな甘みがある。

◎しっかりとした粒感を感じる。

◎もちもちの食感がある。

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