ハグして送り出した!

 昨年は2月17日が勝田ケ丘志学館の最終授業でした。一人の男子生徒(大阪大学志望)が、受験に出発するまでにまだ日があるので、メールで添削してもらえないか、との要望がありました。引き受けて入試前日まで英語作文の添削を徹底して行いました。「それでは行ってきます」の報告があり、送り出しました。3月に入り、私が神戸にできたばかりの水族館「須磨シーワールド」にいる時に、本人から「合格しました!」の電話連絡が入り、とっても嬉しかったのを覚えています。志学館で6年間指導してきましたが、ギリギリまでメールによる添削をしたのは初めての体験でした。その熱心さが合格を勝ち取ったのでしょう。夏休みに後輩たちの激励に来てくれ、その体験を語ってくれ、「あむーる」にも寄稿してくれました。個別の添削指導は手間はかかりますが、本当に効果絶大です。こんなお礼の手紙をもらったことがあります。

八幡先生へ  1年間、添削指導をしてくださりありがとうございました。丁寧な解説プリントや、返却の際の何が分かっていて何が分かっていないのかを、自分で気づかせてくださるアドバイスはとてもありがたく、毎回たくさん考えて問題に取り組むことができました。1年間でレベルアップできたと感じています。

 その影響でしょうか、今年も2月17日に最後の授業が終わってから、メールで過去問の指導をして欲しい、という生徒が数多く現れました。メールで内容を返信してもよかったのですが、やはり実際に答案を解説してあげた方が、身につくだろうと思い、添削答案を持って米子の教室まで出かけていきました。教室で勉強している生徒達を一人ずつ呼び込み、答案の注意事項などを解説しました。このように最終授業から一週間米子へ出かけては添削指導に励みました。2月20日最後の添削で、10人くらいに解説を終えると、生徒達がハグしてほしいとやってきました。実は「共通テスト」の前日も、私が近くの勝田神社でお祈りをしていた際に、4人の男子生徒がやってきてハグして送り出しました。自己採点で「自己ベストが出ました!」と喜んでくれたことが口コミで教室に広がったんでしょう。教室内外で10数人の男子生徒・女子生徒をハグしてやりました。「これはセクハラじゃないよね?」と。あとは本番で頑張ってくれるでしょう。

▲私が合格祈願を捧げた神田神社

 これには私には想い出があるんです。あの当時は担任や教科担当が、本番当日試験会場で、最後の激励をして送り出していました(今は会場には入れません)。私も毎年試験会場に駆けつけていました。当日、島根大学の試験会場で、沢山の生徒たちが熱き抱擁をしてくれ、と次々とやってきたので、リクエストにお応えして、強くハグしたことを思い出します。教えていた100人以上の男・女生徒達をしっかりと抱きしめて送り出したことを覚えています。近くで見ておられた他校の先生方は笑っておられ、「あれはセクハラじゃないんですか?」と質問されたりもしました〔笑〕。北高の英語のセンター試験平均点の最高点を取った学年でした。まだ破られてはいません。♥♥♥

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