学生時代に、渡部昇一先生の『知的生活の方法』(講談社現代新書)に魅せられて以来の大ファンです。私の生き方を大きく変えた一冊と言えます。今でも、生徒達にこの本を勧めているんです。渡部先生が、人生で一番大切なことを一つだけ挙げよ、と求められた時に、いつも口にされるのが、「できない理由を探すな!」です。どんなに困難なことでも、努力を絶やさない人には、不思議なことに、天の一角から「助けのロープ」が降りてくるのです。私もそんな体験を何度もしました。
鉄砲撃ちの名人に、電線の上と地面にいる鳥とどちらが簡単に撃ち落とせるか?と聞いてみる。一見、地面にいる鳥のほうが撃つのはたやすそうである。しかし彼は、電線の上にいる鳥も地面にいる鳥も、撃つには同じくらいの労力と技量が要るというのである。難しさとしては大差なく、むしろ電線の上にいる鳥を撃つほうがかえって楽かもしれないということである。ならば、目標は高く掲げたほうが良い、ということになる。
「できない理由を探さずに、目標を高く掲げて、努力せよ」と、毎日生徒には話しています。興味のある人は、先生のベストセラー本『自分の壁を破る人破れない人』(知的生き方文庫)を読むといいでしょう。最新刊は訳本『たった1つの言葉が人生を大きく変える』(日本文芸社)です。この本、今読んでいますが、とても惹きつけられています。
私の勤務する松江北高校の不変のテーマは、校歌三番に歌われる「世界の人たれ!」。この二年間のキャッチコピーは、勝部昌幸校長先生の「夢湧く」でした。生徒諸君には、この精神で学業・部活動・課外活動に、「二兎」を、「三兎」を追ってもらいたいものです。
今日も私のブログに来てくださってありがとうございました。明日はジョン・バノンについて書きます。


