進路部長時代に、イソップ童話の「ウサギと亀」の話から引き出される教訓として、(1)他人を気にせずに、(2)自分自身の力を信じ、(3)目標を一点に集中し、(4)最後まであきらめずに100%の力を出し切る、これに尽きる、と書きました。その後、こんな話を聞いたんです。
「ウサギはどうしてのろまな亀に負けたのか言ってごらん?」普通は「ウサギにはいつでも勝てるという油断があったのです。人生は油断をしてはいけないという戒めです」という答えが返ってくる。これは零点の答案です。「亀にとって相手はウサギでもライオンでも何でもよかったはずだ。なぜなら亀はいっぺんも相手を見ていないんだよ。亀は旗の立っている頂上、つまり人生の目標だけを見つめて歩き続けた。一方のウサギはどうだ。絶えず亀のことばかり気にして、大切な人生の目標をたった一度も考えることをしなかったんだよ。賢い亀になって歩き続けなさい」



