リチャード・クレーダーマン

 イージーリスニング界の巨匠リチャード・クレーダーマンが大好きで、全てのアルバムを持っています。

 1953年パリで誕生。幼少時からピアノに親しみ5歳で作曲を始め、学校の教科書よりも楽譜の方がよく読めたといいます。16歳でコンセルバトワールを首席で卒業。初めはスタジオ・ミュージシャンや、有名歌手のバック・オーケストラのピアニストを務めていました。彼の評判を聞きつけたプロデューサーから、ポール・ドゥ・センヌヴィルとオリヴィエ・トゥッサンが行うオーディションの誘いを受けます。音楽が過激に走っていく時代に、あえてシンプルで美しいメロディーの普遍性を訴える新しいキャラクターによるピアニストを探しているところで、芸名は「リチャード・クレイダーマン」、デビュー曲は『渚のアデリーヌ』と決まっていたといいます。そこで集まった約20人の中からピアノのテクニック、音楽性、そして容姿のいずれにおいても優れていたのがクレイダーマンで、センヌヴィルが設立した新しいレコード会社「デルファン」から1976年、「渚のアデリーヌ」でデビューを果たしました。地元フランスではそれほど注目されなかったのですが、その後西ドイツのテレビドラマの主題曲に使われたことにより、全西独シングル・ヒット・チャートの第1位に輝き、これを契機にスペイン周辺の国々でも大ヒットし、逆輸入の形でフランスでもヒットします。後の日本での活躍はご存じの通りです。

 若い頃は辞典の原稿執筆で夜遅くまで起きていることが多く、部屋にクレーダーマンのピアノをBGMに流しながら、机に向かってゲラ原稿とにらめっこしていたものです。教員になってからずっと出し続けている学級通信「あむーる」は、クレーダーマンのお気に入りのアルバムタイトルからもらった「愛」という意味のフランス語です。彼は日本が大好きで何度も日本公演を行っています。最近、オーストラリア盤のアルバムMEMORIES』が出たので、輸入盤で取り寄せてみました。CD2枚にDVDがついて1800円!はお買い得ですね。いつ聴いても彼のピアノは心がなごみ、あったかな気持ちになります。

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