key holder

 旺文社のサイトで、「パスナビ」という有用な記事が読める、面白いサイトがあるんです。⇒コチラ  あの木村達哉先生の好評連載「大学合格・キムタツ相談所」も読むことができます。今回ご紹介するのは、この「パスナビ」に掲載されている「センター攻略への重要傾向&対策法」という主要14科目の分析記事で、英語は秀英予備校三浦淳一先生が担当しておられます。2013年のセンター試験の詳細な分析から、今後何を意識して、どのような勉強法が望まれるのか、という有益なアドバイスまで、とても参考になる記事ですので、ぜひご覧ください。⇒コチラで読めます

 さて、その「パスナビ」の中には、他にも面白い情報がいっぱいあります。たとえば、「大岩ヒデキ先生のちょっと役立つ英語楽習学」と題しての連載が始まっています(昨年出た大岩秀樹『みんなのセンター教科書 英語』(旺文社)はいい参考書ですよ)。さてその第1回は「和製英語」でした(⇒コチラ)。その中で、key holderが和製英語で通じないとして「ホルダー(holder)には「入れ物」という意味があるので、キーホルダーだと、カギの入れ物みたいな意味になるらしい。」と述べておられます。これはこれでよろしいのですが、学問的には少し問題があります。はたして、本当にkey holderは和製英語と言い切ってよいのでしょうか?以前、私たちの『ライトハウス英和辞典』(第2版、1990年)の初校段階でもキーホルダーは和製英語」として注記を載せていました。確かにkey chain/ key ringというのが普通です。しかしkey holderも問題ないとするネイティブスピーカーが存在するのも事実です(本校のALTも間違いではないとコメントしました)。R.イルソン博士はここら辺の事情を、”Key holder is a perfectly valid superordinate description for key rings, key cases, and anything else that hold keys. Key ring is the name of one of these artefacts.”と述べておられます。上の注記は削除しました。和製英語の判定は、非常に難しい部分があることが、これでお分かりと思います。「×key holderとはいわない」(ジーニアス)と安易に記述する辞典と、「財布状のキーホルダーはkey caseという。key holderは一般的ではない」(スーパーアンカー)と実態を正確に伝える学習辞典(さすが、山岸先生!)まで、扱いは分かれます。

 例えば、女性の「パンティーストッキング」(panty stocking)を和製英語とする文献が多くみられますが、これはOEDにも載っている表現です。以前に私は調査を行ったことがあります。結果は?一般には和製英語とされる「スーパー」(Super)「コインロッカー」(coin locker)などは、どうなんでしょうね?

カテゴリー: 英語語法 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中