小さな動物園

詳細を表示 先日の「カエルと牛(⇒コチラです)に引き続き、動物マジックを。東京・茅場町マジックランド小野坂トンさんの新作「小さな動物園」です。トンさんは、こういったほんわかとしたマジックも得意なんです。

 簡単で超不思議なクロースアップマジック!小さな町の動物園の話をしてから、動物園の「案内カード」を見せます。そこにはパンダやライオン、ゾウ、ラクダといったおなじみの動物から、フクロウ、ウサギ、カメ、イヌもいます。全部で16種類の小さな小さな動物園です。この中から観客に好きな動物を1つ選んで、頭の中で覚えてもらいます。次に、3枚の窓のあるカードを1枚ずつ示して、選んだ動物がいるかいないかを尋ねたあと、全てのカードを揃えて封筒にしまいます。さて、相手の選んだ動物は何でしょう?頭の中でイメージしてもらいます。そこで、マジシャンはそれを見事に言い当てるのです!!

 この原理は、様々なマジックに応用されていますが、セルフ・ワーキングでできるのが大きな魅力ですね。この作品を手に取ってみて、私の大好きなダン・ハーラン(Dan Harlan)「ミシング・シンク」(Missing Think)を思い出しました。観客に好きなトランプのカードを1枚自由に覚えてもらいます。トランプのマークが描かれた、ところどころが透明になった8枚のプラスチックのシートを使って、観客が自由に選んだトランプのマークを当てるのです。観客が選んだカードが書かれていないシートを重ねていくと、相手の選んだそのカードのところだけが空白になっています。これによって何を覚えたかがすぐわかるので、超能力風に当てることができるんです。マジックを覚えたての頃は、ずいぶん使わせてもらいました。スグレモノの道具でしたが、今ではもう手に入らない貴重品なんでしょうね。ダン・ハーラン、当時はのぼせて買い集めた天才的なクリエーター&マジシャンです。演技例は次のような感じです。♠♣♥♦

 マジシャンは観客に、52枚のカードの中からどれでも好きな1枚を思い浮かべるようお願いします。「カードは決まりましたか?」「はいえ」「そのカードが予言されていたら不思議でしょう?」マジシャンは、黒いケースを取り出し、中を見せます。52種類全てのカードが印刷されたパネルがあります。「確かにありますけど…」「違うんです。misshing thinkここからが本番ですよ」マジシャンはケースの中身を取り出して観客に渡します。カードが全て印刷されているように見えたのは、実は8枚の透明のパネルが重なった物で、各々のパネルには色々なカードがランダムに印刷されています。パネルの他には折り畳まれた紙があります。「紙は予言です。パネルの中から思い浮かべたカードが印刷されているものを抜き取ってください」マジシャンは取り残されたパネルをケースにしまいます。「予言を読んでください」(予言:思い浮かべたカードは、3つのパネルに印刷されているでしょう)当たってはいますが、観客は釈然としません。マジシャンはその様子を見て言います。「わかっています。必ず3枚になると思っているんでしょう。実際その通りなんです……スペードの5が選ばれたときは!」思い浮かべたカードをズバリ言い当てられた観客は、ビックリ、開いた口がふさがりません。

 

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