Dear Abby

   私は、「Dear Abby(デア・アビー)」というコラムを毎日読んでいます。生きたアメリカ英語の勉強には、うってつけの教材なんです。⇒コチラで毎日読むことが出来ます   この「アビー」は、日本ではまったくと言っていいほど知られていませんが、世界的にはかなりよく知られたコラムニストです。米国発のお悩み相談コラムのことです。読者から送られた悩みを、アビーが答えるという新聞のコラムです。米全国紙の「USAトゥデイ」によれば、このコラムは、世界の新聞に同時配給されており、毎日、1億1100万人以上が読んでいるとのことです。この「デア・アビー」を担当してきたのは、ポーリン・フィリップスという名の女性であり、「アビー」というのは彼女が作り上げた架空の人物です。そんなポーリン・フィリップスは、2013年に94歳で死去し、デア・アビー」のコラムは現在、娘であるジェーン・フィリップスが引き継いでいます。人生相談的な難しいコラムを引き継いだ彼女は、母ポーリンから、こんなアドバイスを受けていたと言います。私たちはみな“人間”であり、あまりに一方的な判断をすべきではない」と。

 実は、私は大学生の頃に、毎日「アンランダーズ」(Ann Landers)という、やはりアメリカの悩み・人生相談コラムを愛読していました。本名は、Esther Pauline Friedman Ledererで、新聞の人生相談欄の担当者。適切で、しかも機知に富む答えぶりで長年人気を博していました。アメリカ英語の生きた口語を学ぶのには絶好の教材で、毎日朝刊を楽しみにしていたものです。その双子の姉妹が上のアビーです。姉妹で同じようなコラムを執筆しておられたんですね。私は毎日、そのコラムに出てくるアメリカ英語表現を切り抜いては、カードに貼り付けて、アルファベット順に整理していました。ここで勉強した表現がかなりたくさんあります(例えば、Wake up and smell the coffee, nervous Nellie, peaches and creamなど)。そんな私の若い頃の勉強態度を、恩師の故・安藤貞雄先生(広島大学名誉教授)が、愛媛県の講演会で話題にしてくださっています。

    英語の研究法ということでは、まず、私の島根大学時代の教え子のY君のことをお話ししたいと思います。彼は、まだ29歳の若さですが、既に英語語法関係の論文を十数編書いており、東京外語大の竹林教授に認められて色々と辞書の項目を執筆しています。Y君の勉強ぶりは本格的なもので、そのことは、外国の学会の会員になったり、海外の学術誌に載る第一次論文にもよく目を通していること、内外に多くの学問上の知己を持っていることなどで窺えると思います。彼はまた良い教師でもあります。Y君はよくAsahi Evening News のAnn Landersをcorpusとして利用していますが、あそこへ投書する人の英語が必ずしも良いとは限らないということを承知の上で、あれを一月分位集めるとかなりの資料になると思います。それを(パソコンでも利用して)あらゆる角度から分析していけば、平均的なアメリカ人の日常英語の生態が浮かび上がって来るかもしれません。

 私はひたすら「アン・ランダーズ」のコラムを何十年と読み続け、生きたアメリカ口語の勉強をしていたんです。彼女は、2002年6月22日にお亡くなりになって、彼女の意向で、以降は別の人間にコラムを引き継ぐことなく、消滅していきました。❤❤❤ 

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