「丁賞感微名の法則」

 「人間関係の達人」に、「どうしたら、そんなふうになれるのですか?」と訊いたところ、「何も特別なことはしていませんよ」との答え。「けれど、“丁賞感微名”だけは心がけています」と言います。社会的な地位や収入などとは関係なしに、人を人として本質的に認めることのできる心根の持ち主、そこから自然に謙虚な態度というものが生まれてきます。その態度とは具体的にどのようなものでしょうか?これを、「丁賞感微名(ていしょうかんびめい)の法則」と呼んでいます。商業関係では賞感微名」と呼んだりもしています。

 人間関係をスムーズにする秘訣は、お互いを認め合うことです。相手を受け入れ、自分を理解してもらうことは、親子でも夫婦でも、恋人や友人でも、仕事においても、すべての人間関係に当てはまることでしょう。では、お互いを認め合うにはどうすればよいのでしょうか。それが、「人間関係の達人」が心がけているという、次の「丁賞感微名の法則」なのです。

 丁:どんな人にも寧に接する  低:どんな人にも姿勢で接する
 賞:人の良いところをみつけ、心から賛する
 感:どんなに小さなことでも、どんな人にもいつも謝を忘れない
 微:笑を絶やさない
 名:相手の名前をよく覚え、人と会話をしている間に、必ず相手の前を呼ぶ

 真に実力のある人ほど、「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」の諺通り、おのずと腰が低いものです。人を褒める時は「事実」と「誠意」に基づいていなければなりません。お世辞では逆効果になる場合もよくあります。英語でも、compliment(心のこもった敬意)とflattery(お追従)を使い分けています。常に「感謝」の気持ちを持つことは言うまでもないでしょう。

▲新 将命さん

 私の尊敬する経営コンサルタント新 将命(あたらしまさみ)さんは、(株)ジョンソン&ジョンソンの社長時代、出社するとまずトイレに行って、鏡に自分の顔を映し、「微笑みした顔」「普通の顔」の練習をしてから、自分の部屋に入ったそうですよ。

 名前についても、欧米人から学ぶところが多くあります。とにかく彼らは、会話の中に嫌みにならない程度に、相手の名前を差し挟むのが実にうまいんです。人間にとって、自分の耳に一番心地よく響く音は、自分の名前だと言われていますからね。うまく相手の名前を呼ぶことができれば、会話の成功は間違いなしです。

 「なんか、あの人いい人だなあ」「誰からも好かれる人だなあ」という人は、いつもこの5つを実践しています。人は誰でも自分が大切ですし、自分に関心を持たれると、誇らしい気持ちになるものです。ですから、「丁賞感微名」を自分に向けられると、その相手から認めてもらったと感じることができるのです。認められていると実感すれば、その相手のことも尊重します。つまり、「丁賞感微名」は、相手を認めつつ、自分のことも認めてもらう掟なのです。「丁賞感微名の法則」は、信頼関係を築きたい相手、大切に思っている相手にこそ真価を発揮するのです。♥♥♥

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