私は長年、カジュアルの洋服は、「ラコステ」と「ブルックス・ブラザーズ」に決めています。広島市の「そごう」新館7階にある「ラコステ」のお店(この場所から近々移転予定)には、もう20年以上通ってい
ますね。ここには昔、親切な店員の藤岡さんがおられて、新しいものが入荷するとすぐに丁重な案内のお手紙を送ってくださっていたんです。私の大好きなブルー系のセーターやシャツが入荷すると、「絶対にお気に召す色が入ってまーす」と。品質についてはお墨付きの高級品ですから、別にわざわざ旅費を使わなくても、地元・松江の一畑百貨店の4階にあるラコステ売り場で買ってもよかったんですが、やはり広島まで足を運んで買いに行きますね。これが「営業(サービス)の力」というんでしょうね。現・ラコステの岡本さんによれば、一畑百貨店(来年1月閉店)のラコステは7月いっぱいで閉店だそうです。これで山陰地方にはラコステのお店は一軒もなくなってしまいました。残念!!
いつも商品をいっぱい大人買いして自宅まで宅配便で送ってもらうんですが、この店員さんは、荷物の中に長いお手紙を添えていつも送ってくださっていました。「先日お越しになったときのネクタイが素敵でした」とか、
「帽子がかわいかった」とか、ファッション業界の店員さんらしく観察眼鋭く、それでいて「お仕事頑張ってくださいね」と優しく励ましてもらう内容のお手紙でした。これで「よし、また買いに行こう!」と思うわけです。こうやって贔屓(ひいき)のお客さんがついていくんでしょうね。残念ながら、この店員さんは結婚され今は辞めてしまってもうおられないのですが、引き継いだ方(岡本さん)もお話が上手で、いいものを薦めてくださるので、長年仲よくさせてもらっています。今日ものぞいてみると、大好きな色の新商品のポロシャツ・ドレスシャツが入荷していました。すぐに大人買いです。
私が博多の岩田屋にある「ブルックスブラザース」のお店に長年通ったのも、商品を送ってもらう荷物の中に、さりげなく一筆手紙が添えられていたことが大きいと思いました(この人ももう今はおられません)。簡単なことじゃないかと思うかもしれませんが、実はこんなことができる人はそう多くはありません。最近はいろんなお店でいっぱい買っても荷物が送られてくるだけですから。お客さんの心をとらえて離さないのは、実はこういったさりげない心遣いが大きな要因なのかもしれませんね。業界の方、ぜひ実行してみてください。私の「英語対策本」を何十冊も無料で受け取りながら、礼状の一本、メールも返せない非常識な教員がいるのも、悲しいかな事実なんです。
岡本さんには、いつお邪魔しても歓待していただき、お話が上手で、いいものを薦めてくださるので、仲よくさせてもらっています。荷物の中にはこんなメッセージが添えられていました。「先日はたくさんお買い上げいただきありがとうございます。今から夏本番になりますので、体調には気をつけてくださいね。またのご来店、お待ちしております。 広島そごうラコステ 岡本」 お客さんの心をとらえて離さないのは、実はこういったさりげない心遣いが大きな要因なのかもしれませんね。
▲ラコステ岡本さん





