新しい電動アシスト自転車

 先日、自動車にぶつけられた電動アシスト自転車は、幸い無傷でどこも悪いところはなかったんですが、買ってからもう7年にもなるので、いつも親切でお世話になっている「オートサイクル小川」さんで、新しく買い換えることにしました。これで6台目になります(全部国内シェアNo.1のパナソニック製です)。職人の手で作る先進の技術の詰まったこだわりの一台です。

 電動アシスト自転車に乗り出してからもう何十年になるんでしょう?(私は運転免許を持ちません。どこへ行くにもタクシー利用です)今では私の日常生活になくてはならない必需品です。今回の電動自転車は、1回約5時間の充電で107キロも走るスグレモノです!以前のものに比べてどんどん性能が良くなっています。 かつては「急発進」「急加速」の恐れがあるとして、問題の機種が指摘され、国民生活センターが注意を呼びかけていましたが、私のパナソニック製の電動自転車は一切そんな危険はありませんでした。こぎ出し時に加わる負荷を検知してアシスト力を調整するので、安心して発進ができます。坂道や荷物がある時はパワフルに、平地や荷物がない時はやさしくアシストしてくれます。こぎ出しもラクラクで、急発進も防げて安心で、優等生です。アシストの力強さはそのままに大幅な軽量化が図られ(2軸モーターとしては業界最軽量)、今までのモデルよりも900gも軽量化されました。アナログ回路を減らし、デジタル方式を取り入れることで部品点数を削減し、1gにまでこだわり設計された画期的なモーターです。「電動アシスト自転車=重い」という常識を変えたいという開発者の強い思いが結実しました。前回は品切れのためにブラックを買いましたが、今回は私の好きな色・ファインブルーです。

▲小型大容量バッテリー

 私が初めて電動アシスト自転車を購入したのは、13年間勤めた島根県立松江南高等学校から、島根県立大田高等学校に転勤したときでした。入学式の日に、母が家の前の路上で倒れ、救急車で大田国立病院(当時)に運ばれました。急遽学校から駆けつけると、医者からは「余命1ヶ月です」と宣告されました。胃ガンでした。以来毎日、学校が終わると病室に見舞うんですが、この国立病院に行く途中がものすごい急な坂道で普通の自転車ではとても登れないんです。病院に着く頃には、息が切れてゼーゼー言うぐらいのきつい坂道でした。母が病院食が冷たくてまずいというので、朝学校に行く前に、病院に熱々のご飯・おかずとお味噌汁を届けるのが私の日課になりました。スタッフの方に見つかるとあまりいい顔をされないので、病院がまだ暗い朝の5時に、こっそりと病室に届けるようにしていました。1日に2回(早朝5時・放課後)この坂を上がるのがとてもきつかったのを覚えています。そこで知り合いのナショナルの電気屋さんに頼んで届けてもらったのが初めての電動アシスト自転車でした。これならあのとんでもない坂道でも楽々登れるんです(何せ津和野高校裏の太皷谷稲成神社のあの直角の坂道でもスイスイ上がれるんですから)。以来3ヶ月ほど、毎日病院との2往復の生活が続きます。週末には、料理屋さんで作ってもらった美味しい仕出し弁当を病室で一緒に食べるのが楽しみでした。痛み止めのモルヒネの副作用からか、窓から飛び降りようとしたり、意識が朦朧として自分の息子が分からなくなり「あなた、誰?」と言われた時には、もう堪りませんでしたね。7月19日に亡くなるまで3ヶ月がんばってくれました。以来、津和野・松江とどこへ行くにもこの電動アシスト自転車が私の足となっています。今回で6台目です。今まで使っていたブラックと二台体制で、バッテリーの減り具合を心配せずにどこにでも出かけられます。♥♥♥

▲カゴも大型で荷物の多い私には便利!

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