DVD「さだまさしコンサート51」

 東京・山野楽器から予約していたDVD『さだまさしコンサートツアー“51”』(7,700円)が届き、早速に鑑賞しました(ただし特典は「五番街」の時よりもお粗末)。デビュー51年目を迎えて開催された昨年2024年の全国ツアーから、11月22日に行われた東京ガーデンシアターのコンサートの模様を余すことなく作品化したものです。ヒット曲は収録されていないものの、「驛舎」「東京」「1989年 渋滞」「51~2024ver.~」「ひき潮」などのマニアックな曲で、ファン垂涎のセットリストとなった今回のツアーです。例年のごとくトークも絶好調でふんだんに収録しています。

 一つ前のツアーは、「デビュー50周年」の特別なステージでした。各会場で四夜ずつ、演奏バックの編成をガラリと替え、メニューもすべて異なるステージでファンを驚かせてくれました。50年の間に作られた様々なさだまさしの楽曲の世界観を表現するにはそれでも足りないくらいではありましたが、ファンとしての満足度は相当高いステージだったことは間違いありません。私は『さだまさし50th Anniversary コンサートツアー2023~なつかしい未来~』(4枚組DVD)を購入して保存しています(写真下)。

 さて、その50周年のメモリアル公演に続く51年目をどうするのか?50年を区切りとして51年目をリ・スタートだとすると、51年目も何かファンに驚き満足してもらえるものを届けたいと思うのがアーティスト魂というものです。さださんも50年を超えて第一歩の51歩目が大切なんだ、と話しておられました。2024年のツアーは、そういった点からもファンが大注目していたツアーでした。そんなファンの期待を軽々と超える内容で評判となったのが、この『コンサートツアー“51”』でした。

 数字の51と言えば、イチロ-の背番号、大谷翔平の51号ホームラン&51盗塁などを思い浮かべる人も多いと思いますが、さださんのこのツアーのコンセプトはいたって明快です。アーティスト活動51年目ということでデコイチならぬ機関車SD(さだ)51」がけん引する“心の列車”に乗車してもらい、歌の世界旅行をファンと共にミステリーツアーを楽しもうというものです。コンサートの冒頭では、機関車の汽笛と客車の動き出すガタンゴトンという音の音響効果。ステージのセットの列車には「SD51 1973」「SD512024」の2枚のネームプレートと車体番号「マS48」「サシR6」の文字が刻まれています。1973年(昭和48年)から2024年(令和6年)の現在まで活動を続けているさだまさしの列車旅だとさりげなくアピールするセット文字ですね。鉄道の旅ではあるけれど、『銀河鉄道999』のように自由自在に時間や空間を移動しながら届ける“心の旅”なんだと観客が自然に理解できるのがいいですね。今回のセットリストは全16曲。途中のトークで彼は、「今回知っているヒット曲はありません。今日が初めての人は、全部さだの新曲だと思って聞いていただくか、新人のコンサートに来たつもりで…」と冗談っぽく話していましたが、まさにその通りで、あながち冗談ともいえない楽曲がズラリと並びました。でも逆に、なかなかステージ上では聞けない、ある意味渋めの楽曲が多く、この選曲を大喜びしたファンは多かったと思います。そして私のように昔から聞いている通の「ま虫」には堪らない楽曲ばかりでした。1曲目の「驛」「それぞれの旅」「指定券」、最後の方の「まほろば」「空蝉」「ひき潮」のたたみかけなどはゾクゾクしながら聞いていました。★★★は特に私が愛する曲です。♥♥♥

 

<収録内容>

1. 驛舎 ★★★
2. それぞれの旅
3. 指定券 ★★★
4. 決心~ヴェガへ~
5. 東京
6. 1989年 渋滞 -故 大屋順平に捧ぐ-
7. さだ工務店のテーマ2020
8. 北の国から~遙かなる大地より~
9. pineapple hill
10. ジャカランダの丘
11. 51~2024ver.~
12. Believe
13  いのちの理由
14. まほろば ★★★
15. 空蝉 ★★★
16. ひき潮

カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す