「あげそげばけ」広告大賞プリント部門賞に!

 松江ゆかりの文豪・小泉八雲の妻・セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」。舞台となった松江をPRするため、「小泉八雲・セツのドラマをイカしてバケる松江推進協議会」が作成した公式ロゴマークキャッチコピーが、全日本広告連盟が主催する第5回鈴木三郎助全広連地域広告大賞「プリント部門賞」に輝きました。

 プリント部門には34作品の応募がありました。ロゴマークは、挿絵画家ウェルドンが描いた「ニューヨークを旅立つ八雲」の後ろ姿をモチーフに、松江で出会い心の旅をともにする八雲・セツ夫妻の後ろ姿をデザイン。出雲弁「あげ、そげ、ばけ。」キャッチコピーにつけました。出雲弁「あれも、それも、ばけるよ」という思いが込められています。「松江をアゲて、不要なものをそいで、ばけていく」という意味を込めました。日本語の音の持つ響きを愛した八雲にちなみ「音の面白さを感じてくれれば」(松江市観光振興課)という狙いでした。

 「ばけばけ」という言葉は、一般的にはあまり使われない表現ですが、「ばける(化ける)」という動詞から派生した表現と考えられます。「ばける」は、日本語で「変身する」や「姿を変える」という意味です。このため、「ばけばけ」は「次々に変身する」や「頻繁に姿を変える」といった意味合いを持つ可能性があります。ドラマのタイトルの「ばけばけ」には、“化ける”という意味が込められており、NHKは「このドラマは『化ける』物語です。急速に近代化が進む明治の日本は、人々の暮らしや価値観がどんどん『化けて』いきます。その中で取り残された人々の思いは、時に怪談という物語に形を変え語り継がれてきました。それと同じように、うらめしかったトキの世界も、いつしか、かけがえのないすばらしいものに『化けて』いくのです」と説明しています。

 「ばけばけ」は、2025年9月末~2026年3月末にテレビ放送されました。同協議会は2024年12月、官民で設立され、放送開始前から松江の魅力発信に取り組んできました。ロゴマークは使用料を無償とし、イベントや多くの看板や広告、土産品などに活用され、使用申請は2026年3月31日現在で365件にのぼります。

 広告大賞では、島根県外の人に音として印象に残る言葉を用いることで、自然な興味と会話のきっかけを創出したことや、ロゴマークを無償で開放した結果、学校給食や金融商品、伝統行事、行政の施策など多様な分野でデザインが活用され、地域内外で統一感のある観光振興に寄与したことが高い評価を受けました。「方言とビジュアルを起点に地域の物語性を可視化し、ロゴマークを開かれた資産として開放することで広告を参加型の仕組みに転換し、地域内外に自走的な広がりを生んだ」とされました。

 受賞にあたり、「小泉八雲・セツのドラマをイカしてバケる松江推進協議会」の会長である上定昭仁松江市長のコメントです。♥♥♥

 このたび、栄えある第5回鈴木三郎助全広連地域広告大賞の部門賞(プリント部門)を受賞したことは、誠に光栄であり大変嬉しく存じます。
 受賞したロゴマーク及びキャッチコピー(以下:ロゴマーク等)は、松江市がNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の舞台となったのをきっかけに、「小泉八雲とセツが出会ったまち」であることを多くの方にお伝えすべく、本協議会が制作いたしました。
 これまで松江に馴染みがなかった方には、その認知度の向上を図り観光に訪れていただけるよう、市民のみなさんには、松江で暮らすことへの誇りと愛着が育まれるよう、親しみの持てるデザインとしました。
 また、このロゴマーク等をみなさんに幅広く使っていただきたいとの思いから、版権使用料を無償にしたことで、数多くの看板やイベント広告やお土産品などに活用されています。今回の受賞の喜びを、ロゴマーク等を利用してくださっているすべてのみなさんと分かち合い喜びたいと考えています。
 松江市では、「ばけばけ」による盛り上がりを一過性のものにせず、「小泉八雲とセツが出会ったまち」の魅力をさらに多くの方に知っていただけるよう、今回の受賞を励みとして、ロゴマーク等を生かした小泉八雲・セツの顕彰と観光振興に引き続き取り組んでまいります。
 みなさんのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
 
                     松江市長 上定 昭仁

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